JP5830278B2 - 耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法 - Google Patents
耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5830278B2 JP5830278B2 JP2011136731A JP2011136731A JP5830278B2 JP 5830278 B2 JP5830278 B2 JP 5830278B2 JP 2011136731 A JP2011136731 A JP 2011136731A JP 2011136731 A JP2011136731 A JP 2011136731A JP 5830278 B2 JP5830278 B2 JP 5830278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flux
- weld metal
- particle size
- sulfuric acid
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Description
SiO2は、良好な溶接ビードを形成するための重要な成分であるが、過多になると溶接金属中の酸素量が増加して靭性が劣化する。SiO2が5%未満では、ビード趾端部のなじみが悪くなりビード形状が不良となってスラグ剥離性を悪くする。一方、21%を超えると、溶接金属の酸素量が増加して靭性が低下する。したがって、SiO2は5〜21%とする。
Al2O3は、良好なスラグ剥離性及びビード外観を得るための重要な成分である。また、Sbを安定して溶接金属中に含有させる効果もある。Al2O3が15%未満では、その効果が得られない。一方、44%を超えると、凸ビードとなりビードを平坦化させることができず、またスラグ剥離性も不良になる。したがって、Al2O3は15〜44%とする。
MgOは、スラグの耐火性及び塩基度を向上させる効果がある。また、Sbを安定して溶接金属中に含有させる最も重要な成分でもある。MgOが7%未満では、フラックスの塩基度が低くなり溶接金属中の酸素量が増加して靭性が低下し、さらにSbが安定して溶接金属中に含有されない。一方、32%を超えると、フラックスの軟化溶融点が高くなりビード表面の波目が粗く、スラグ剥離性及びビード外観が不良となる。したがって、MgOは7〜32%とする。なお、MgOにはMgCO3のMgO分を含む。
CaOは、スラグの融点及び流動性を調整するために重要な成分である。CaOが0.5%未満では、ビード趾端部のなじみが悪くビード外観が不良となる。一方、10%を超えると、スラグ流動性が不良となり、ビード高さが不均一でスラグ剥離性も不良になる。したがって、CaOは0.5〜10%とする。なお、CaOにはCaCO3のCaO分を含む。
CaF2は、靭性改善に効果があるが、融点が低くなるので過多になるとビードの平滑性が損なわれる。CaF2が5%未満では、靭性改善の効果がなく、35%を超えると、ビード外観が不良となる。したがって、CaF2は5〜35%とする。
TiO2は、ビード表面の平滑性を得るのに効果があり、かつ、靭性向上にも有効である。TiO2が5%未満では、ビード表面の平滑性及び靭性の向上の効果がなく、33%を超えると、ビード趾端部の立ち上がり角度が大きくなりビード形状及びスラグ剥離性が不良になる。したがって、TiO2は5〜33%とする。
Siは、脱酸元素であり、溶接金属の酸素量を低減する。Siが0.2%未満では、脱酸効果が得られず靭性が低下する。一方、5.0%を超えると、溶接金属の硬さが過剰となって靭性が低下する。したがって、Siは0.2〜5.0%とする。
Mnは、Siと同様に脱酸元素であり、溶接金属の酸素量を低減する。Mnが0.1%未満では、脱酸効果が得られず靭性が低下する。一方、5.0%を超えると、溶接金属の硬さが過剰となって靭性が低下する。したがって、Mnは0.1〜5.0%とする。
金属炭酸塩のCO2分は、溶接金属の靭性向上に重要な元素であり、溶接中に金属炭酸塩が分解してCOまたCO2ガスがアーク雰囲気中の窒素分圧を下げ、溶接金属の窒素量を低減する効果がある。CO2分が0.5%未満では、溶接金属中の窒素量が高くなり靭性が低下する。一方、9.0%を超えると、溶接ビード表面にポックマークやピット、アンダーカット等の溶接欠陥が発生する。したがって、金属炭酸塩のCO2分は0.5〜9.0%とする。なお、金属炭酸塩はCaCO3、BaCO3、MgCO3、MnCO3を用いることができる。
B2O3は、靭性向上に効果がある。しかし、B2O3が添加されていなくても、Si及びMnの添加や組合せるソリッドワイヤに含有される脱酸元素及び焼入れ性向上元素により良好な溶接金属靭性は得られるが、サブマージアーク溶接のように入熱の高い溶接を行う場合、冷却速度の低下により結晶粒組織が粗大化する傾向にあるため、結晶粒組織の粗大化防止の観点から、B2O3の含有量を0.05%以上添加することが望ましい。一方、3.0%を超えると、焼入れ性が過多となり、溶接金属の強度が高くなり靭性が低下する。したがって、B2O3は0.05〜3.0%とする。
フラックス粒度構成の粒径850μm超の粒子は、安定してSbを溶接金属中に含有させる極めて重要な粒子である。粒径850μm超の粒子が20%未満では、Sbが安定して溶接金属中に含有されず、またビード形状が凸状でガス抜けが悪くなりピット及びポックマークなどの溶接欠陥も発生する。一方、粒径850μm超の粒子が55%を超えると、ビードの幅が広がりすぎて溶込みが浅くなりスラグ巻き込み欠陥や突合せ溶接の場合は溶込み不良及び融合不良が発生する。したがって、粒径850μm超は20〜55%とする。
フラックス粒度構成の粒径150〜850μmの粒子も安定してSbを溶接金属中に含有させる極めて重要な粒子である。粒径150〜850μmの粒子が40%未満では、Sbが安定して溶接金属中に含有されず、またビード形状が凸状でガス抜けが悪くなりピット及びポックマークなどの溶接欠陥も発生する。一方、粒径150〜850μmの粒子が75%を超えると、ビードの幅が広がりすぎて溶込みが浅くなりスラグ巻き込み欠陥や突合せ溶接の場合は溶込み不良及び融合不良が発生する。したがって、粒径850μm以上の粒子は40〜75%とする。
フラックス粒度構成の粒径150μm未満の粒子は、ビード形状及びスラグ剥離性を不良にする粒子である。粒径150μm未満の粒子が6%を超えると、スラグがこびり付き易くスラグ剥離性が不良で、ビード幅が狭くなって形状が不良になり、さらにガス抜けも不良でピット及びポックマークなどの溶接欠陥を発生する。したがって、粒径150μm未満の粒子は6%以下とする。
フラックスの見掛密度は、安定したビードを形成するための重要な因子であり、また安定してSbを溶接金属中に含有させる上でも重要なものである。フラックスの見掛密度が0.70g/cm3未満では、溶接時のアーク吹上げが激しくアークが不安定となりビード形状が不良で、アーク吹上げによってSbが沸騰、ガス化してSbが安定して溶接金属中に含有されない。さらにビードの幅が広がりすぎて溶込みが浅くなりスラグ巻き込み欠陥や突合せ溶接の場合は溶込み不良及び融合不良も発生する。一方、フラックスの見掛密度が1.30g/cm3を超えると、フラックスの自重が重くなるためアーク雰囲気が押し潰され、ビード幅が狭く凸形状となりアンダーカットも生じる。したがって、フラックスの見掛密度は0.70〜1.30g/cm3とする。
Cは、固溶強化により溶接金属の強度を確保する重要な元素であると共に、アーク中の酸素と反応しアーク雰囲気及び溶接金属の酸素量を低減する効果がある。Cが0.005%未満では、溶接金属の脱酸及び強度確保の効果が不十分であり、靭性も低下する。一方、0.2%を超えると、溶接金属のCが高くなるためマルテンサイト主体の組織となり、強度が高く靭性が低下する。したがって、Cは0.005〜0.2%とする。
Siは、脱酸元素であり溶接金属の酸素量を低減する。Siが0.01%未満では、脱酸効果が得られず靭性が低下する。一方、1.5%を超えると、溶接金属の硬さが過剰となって靭性が低下する。したがって、Siは0.01〜1.5%とする。
Mnは、焼入れ性を向上させて強度を高めるのに有効な成分である。Mnが0.4%未満では、焼入れ性が不足して強度が低くなり靭性が低下する。一方、2.5%を超えると、焼入れ性が過多となり、溶接金属の強度が高くなり靭性が低下する。したがって、Mnは0.4〜2.5%とする。
Cuは、耐硫酸露点腐食性及び耐塩酸露点腐食性を向上する重要な成分である。Cuが0.03%未満では、耐食性向上効果が十分得られない。一方、1.0%を超えて添加しても耐食性はほぼ飽和すると共に、溶接金属の過剰な強度上昇を招き、靭性低下や粒界脆化割れを発生させる。したがって、Cuは0.03〜1.0%とする。
Niは、溶接金属の靭性を向上する。Niが0.05%未満では、その効果が得られず靭性が低下する。一方、1.0%を超えると、Niはオーステナイト安定化元素であるので、オーステナイト粒径を粗大化させて溶接金属の靭性を低下させる。したがって、Niは0.05〜1.0%とする。
Moは、溶接金属の焼入れ性増大元素として重要な成分である。Moが0.01%未満では、溶接金属の強度が低くなり靭性向上にも効果がなく、1.0%を超えると、溶接金属の焼入れ性が過大となり、硬さが過剰となって靭性が低下する。したがって、Moは0.01〜1.0%とする。
Sbは、Cuと共存して耐硫酸露点腐食性及び耐塩酸露点腐食性を向上する最も重要な成分である。Sbが0.01%未満では、十分な効果が得られない。一方、0.25%を超えると、粒界脆化割れを発生させる。したがって、Sbは0.01〜0.25%とする。
P及びSは共に低融点の化合物を生成して靭性を低下させるため、できるだけ低いことが好ましい。したがって、P及びSは共に0.03%以下とする。
Claims (2)
- 質量%で、
SiO2:5〜21%、
Al2O3:15〜44%、
MgO:7〜32%、
CaO:0.5〜10%、
CaF2:5〜35%、
TiO2:5〜33%、
Si:0.2〜5.0%、
Mn:0.1〜5.0%、
金属炭酸塩のCO2分:0.5〜9.0%
を含有し、残部がFeO、アルカリ金属酸化物及び不可避不純物の合計で3.15%以下からなり、
フラックスの粒度構成が質量%で、
粒径850μm超の粒子が20〜55%、
粒径150〜850μmの粒子が40〜75%、
粒径150μm未満の粒子が6%以下で、
見掛密度が0.70〜1.30g/cm3であるボンドフラックスと、
質量%で、
C:0.005〜0.2%、
Si:0.01〜1.5%、
Mn:0.4〜2.5%、
Cu:0.03〜1.0%、
Ni:0.05〜1.0%、
Mo:0.01〜1.0%、
Sb:0.01〜0.25%
を含有し、P:0.03%以下、S:0.03%以下で、残部がFe及び不可避不純物からなるソリッドワイヤとを組合せて溶接することを特徴とする耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法。 - さらに、ボンドフラックスは、B2O3:0.05〜3.0%含有することを特徴とする請求項1に記載の耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136731A JP5830278B2 (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011136731A JP5830278B2 (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013000784A JP2013000784A (ja) | 2013-01-07 |
JP5830278B2 true JP5830278B2 (ja) | 2015-12-09 |
Family
ID=47669913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011136731A Active JP5830278B2 (ja) | 2011-06-20 | 2011-06-20 | 耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5830278B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103537823B (zh) * | 2013-11-11 | 2015-06-03 | 武汉大学 | 一种自蔓延铝焊剂及焊条 |
JP6437420B2 (ja) * | 2015-11-25 | 2018-12-12 | 日鐵住金溶接工業株式会社 | 高張力鋼のサブマージアーク溶接用焼成型フラックス |
CN108145343B (zh) * | 2016-12-05 | 2020-08-25 | 株式会社神户制钢所 | 埋弧焊用焊剂 |
CN106825993B (zh) * | 2017-03-03 | 2019-06-07 | 四川大西洋焊接材料股份有限公司 | 用于抗拉强度900~1000MPa高强钢埋弧焊焊剂及其制备方法 |
CN109877487A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-06-14 | 首钢集团有限公司 | 一种具有耐酸液腐蚀的高冲击韧性实心焊丝及其制备方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123597A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-01 | Nippon Steel Corp | サブマ−ジア−ク溶接用ボンドフラツクス |
JP3617597B2 (ja) * | 1998-06-11 | 2005-02-09 | 株式会社神戸製鋼所 | サブマージアーク溶接用ボンドフラックス |
JP3754405B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2006-03-15 | 新日本製鐵株式会社 | 耐硫酸性および耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接用フラックスおよびサブマージアーク溶接方法 |
JP3892782B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2007-03-14 | 新日本製鐵株式会社 | 耐塩酸性および耐硫酸性に優れた低合金鋼のガスシールドアーク溶接用ワイヤおよびそれを用いたガスシールドアーク溶接方法 |
JP4566899B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2010-10-20 | 日鐵住金溶接工業株式会社 | 高強度ステンレス鋼溶接用フラックス入りワイヤ |
JP5339870B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-11-13 | 日鐵住金溶接工業株式会社 | 下向きすみ肉サブマージアーク溶接用ボンドフラックス |
JP5628082B2 (ja) * | 2011-04-12 | 2014-11-19 | 日鐵住金溶接工業株式会社 | 多電極片面サブマージアーク溶接用ボンドフラックス |
-
2011
- 2011-06-20 JP JP2011136731A patent/JP5830278B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013000784A (ja) | 2013-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5339871B2 (ja) | 低温用鋼のサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤおよび溶接方法。 | |
JP6399983B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP4558780B2 (ja) | 低温用鋼のサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP2010110817A (ja) | 低水素系被覆アーク溶接棒 | |
JP5830278B2 (ja) | 耐硫酸性及び耐塩酸性に優れた低合金鋼のサブマージアーク溶接方法 | |
JP6219259B2 (ja) | 高張力鋼のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP6437471B2 (ja) | 低水素系被覆アーク溶接棒 | |
KR101583197B1 (ko) | 서브머지드 아크 용접용 본드 플럭스 | |
JP6953869B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ、及び溶接継手の製造方法 | |
JP5410039B2 (ja) | ステンレス鋼エレクトロガスアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP2019048324A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ、及び溶接継手の製造方法 | |
JP2017024032A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP2008126279A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP2007260696A (ja) | 高張力鋼のサブマージアーク溶接金属 | |
JP2014198344A (ja) | 高強度鋼のサブマージアーク溶接方法 | |
JP2019025525A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ、及び溶接継手の製造方法 | |
JP5902970B2 (ja) | 高張力鋼のガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ | |
JP2010064087A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP5340014B2 (ja) | 低温用鋼のサブマージアーク溶接方法 | |
JP6185871B2 (ja) | サブマージアーク溶接用ソリッドワイヤ | |
JP6037781B2 (ja) | 多電極片面サブマージアーク溶接用ボンドフラックス | |
JP2019048323A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ、及び溶接継手の製造方法 | |
JP3552375B2 (ja) | 溶接金属の靱性に優れる厚鋼板の大入熱潜弧溶接方法 | |
JP4896483B2 (ja) | 耐Cu脆化割れ性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼被覆アーク溶接棒 | |
JP2015182094A (ja) | ガスシールドアーク溶接方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5830278 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |