JP5828530B1 - 容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い作業効率、コンタミネーションの抑制、効率よくふるい処理等を実現する容器を提供する。【解決手段】容器10は、外側容器40と、外側容器40に収容された内側容器30とを備える。容器10は、内側容器30に収容された物体に対し所定の処理を行なうものである。内側容器30は、物体のふるい処理を行なうためのふるい孔30Xが周部に形成された内側有底筒を有する。【選択図】図3A
Description
本発明は、容器に関する。
試験研究や土壌分析の分野では、自然の土壌からをサンプリングし、このサンプリングされた土壌から特定の粒径領域内の土壌を抽出するために、土壌ふるい器が用いられる。
このような土壌ふるい器として、土壌を収容する土壌ケースを、自転させるとともに、公転させて、ふるい処理を行う土壌ふるい器が知られている(特許文献1)。特許文献1に記載の土壌ふるい器によれば、ふるい処理の効率を向上させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の土壌ふるい器は、以下のような問題があった。
(問題1)
土壌ふるい器は、土壌収容部と土壌ふるい部と土壌回収部とを備えており、土壌収容部及び土壌回収部は、それぞれ、土壌ふるい部に対して装着されている。このため、土壌収容部へ土壌を収容する場合や土壌回収部から土壌を回収する場合、土壌ふるい部からの着脱操作が必要となる。このため、作業現場においては、特許文献1に記載の土壌ふるい器の作業効率の低さが問題となっていた。
土壌ふるい器は、土壌収容部と土壌ふるい部と土壌回収部とを備えており、土壌収容部及び土壌回収部は、それぞれ、土壌ふるい部に対して装着されている。このため、土壌収容部へ土壌を収容する場合や土壌回収部から土壌を回収する場合、土壌ふるい部からの着脱操作が必要となる。このため、作業現場においては、特許文献1に記載の土壌ふるい器の作業効率の低さが問題となっていた。
(問題2)
この土壌ふるい器は、土壌ふるい部と、土壌収容部及び土壌回収部との装着構造として、螺合や嵌合などがあるがいずれも、土壌が隙間に残存するおそれがある。そして、土壌が隙間に残存したまま、別の土壌を土壌ふるい器に入れた場合には、コンタミネーションが問題となる。
この土壌ふるい器は、土壌ふるい部と、土壌収容部及び土壌回収部との装着構造として、螺合や嵌合などがあるがいずれも、土壌が隙間に残存するおそれがある。そして、土壌が隙間に残存したまま、別の土壌を土壌ふるい器に入れた場合には、コンタミネーションが問題となる。
(問題3)
土壌のふるい処理に必要な時間がかかってしまう。このため、土壌のふるい処理の短縮化も問題となっていた。
土壌のふるい処理に必要な時間がかかってしまう。このため、土壌のふるい処理の短縮化も問題となっていた。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、土壌等の物体に対して所定の処理を行う容器を提供することを目的としている。
本発明は、外側容器と、前記外側容器に少なくとも一部が収容される内側容器とを備え、前記内側容器に収容された物体に対し所定の処理を行なう容器であって、前記外側容器は、外部からの駆動力を受ける受力部を有し、前記内側容器は、前記物体のふるい処理を行なうためのふるい孔が周部及び底部に形成された内側有底筒を有し、前記内側有底筒は、前記外側容器との間に空間を形成する状態で前記外側容器に収容され、前記空間の少なくとも一部となる前記内側有底筒の前記底部側は、前記ふるい処理を経た前記物体を収容する収容空間として兼用されることを特徴とする容器である。
前記内側有底筒の前記周部と前記外側容器との間、及び前記内側有底筒の前記底部と前記外側容器との間には、互いに連通する空間がそれぞれ形成されることが好ましい。また、前記外側容器及び前記内側有底筒の少なくともいずれか一方には、前記外側容器に前記内側有底筒が収容された際に他方と係合する容器係合部が形成されることが好ましい。さらに、前記内側容器に収容され、前記物体を粉砕する粉砕具を備え、前記粉砕具は、前記内側容器とは別体に構成されることが好ましい。
前記外側容器は、外側有底筒と、前記外側有底筒の周部に設けられた外側フランジと、を有し、前記内側容器は、前記内側有底筒の外周部に設けられた内側フランジを有し、前記外側容器に前記内側容器が収容された際、前記内側フランジと前記外側フランジとが密着するように係合することが好ましい。
前記外側フランジは、前記外側有底筒の底部から遠ざかるに従って、内径が大きくなる外側テーパー面を有し、前記内側フランジは、前記内側有底筒の底部から遠ざかるに従って、外径が大きくなる内側テーパー面を有し、前記外側容器に前記内側容器が収容された際、前記内側テーパー面と前記外側テーパー面とが密着するように係合することが好ましい。
前記内側容器は、前記内側有底筒から突出する取っ手を有することが好ましい。
前記内側容器の開口を塞ぐための蓋を備え、前記蓋は、前記内側容器の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の外周に位置する蓋側外周縁部と、を有し、前記内側容器の開口が前記閉塞部によって塞がれた際、前記蓋側外周縁部と前記内側フランジとが密着するように係合することが好ましい。また、前記内側フランジは、前記内側有底筒の底部から遠ざかるに従って、内径が大きくなる蓋用内側テーパー面を有し、前記蓋側外周縁部は、前記内側有底筒の底部から遠ざかるに従って、外径が大きくなる蓋側テーパー部を有し、前記内側容器の開口が前記閉塞部によって塞がれた際、前記蓋側テーパー部と前記蓋用内側テーパー面とが密着するように係合することが好ましい。さらに、前記蓋は、前記内側容器の開口が前記閉塞部によって塞がれた際に形成される密閉空間が、外部から遮断された状態と外部に開放された状態との間で切替える切替機構を有することが好ましい。
前記外側容器に対して前記内側容器及び前記蓋を係止する係止具を備え、前記係止具は、前記外側フランジに係合する外側係合部と、前記蓋側外周縁部に係合する蓋側係合部と、前記外側係合部及び前記蓋側係合部を連結する連結部と、を有することが好ましい。また、前記外側容器に対して前記内側容器及び前記蓋を係止する係止具を備え、前記係止具は、前記内側フランジ、前記外側フランジ及び前記蓋側外周縁部に沿って配される第1係止片及び第2係止片と、前記第1係止片及び前記第2係止片を用いて、前記内側フランジ、前記外側フランジ及び前記蓋側外周縁部が挟持される挟持状態と、前記挟持状態から退避した挟持退避状態との間で切替え自在な挟持切替機構と、前記挟持状態から前記挟持退避状態への切り替えを規制するロック機構と、を有することが好ましい。さらに、前記係止具は、弾性材料からなることが好ましい。
前記外側フランジに設けられた外側凹部と、前記蓋側外周縁部に設けられた蓋側凹部と、を備え、前記外側凹部と前記蓋側凹部とによって、前記内側フランジを収容可能な空間が形成されることが好ましい。
前記内側容器は、前記内側有底筒から突出する取っ手を有することが好ましい。また、前記外側容器及び前記内側容器が金属製であることが好ましい。
前記外側容器は、外部の回転装置と係合する回転装置係合機構を有することが好ましい。
本発明によれば、前述の問題1〜3のうち少なくとも1つを解決することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1には、本実施形態の土壌ふるい器1の全体構成が示されている。この土壌ふるい器1は、粒径領域が異なるとなる様々な大きさの土壌粒子が混在している土壌を、特定の粒径領域に応じて分離する。例えば、粒径領域の大きい砂利や根と、粒径領域の小さい土壌を分離する際に用いられるものである。
図1、2に示すように、土壌ふるい器1は、粒径が異なる土壌粒子が混在している土壌から、特定の粒径の土壌を取り出すためのものであり、土壌を収容するための複数(ここでは2個)の容器10と、複数の容器10が着脱自在に搭載される回転装置20と、回転装置20の周囲を覆う筐体29を備える。
回転装置20は、公転機構と、自転機構とを備える。公転機構は、垂直方向に延びる公転軸Kを中心に容器10を回転させるためのものであり、容器10が固定されるケース固定部21と、ケース固定部21を保持する公転体22と、公転軸Kを中心にして公転体22を回転させるモータ(駆動装置)23とを備える。なお、公転軸Kは、上下方向に延びるものであれば、垂直方向に対し斜めの方向であってもよい。
ケース固定部21は、有底の円筒形状となっており、容器10の下側を収容することで容器10を保持する構造となっている。容器10は、ケース固定部21に対して着脱自在な状態で搭載される。ケース固定部21の内周面には、L字型の係止溝21Mが形成される。係止溝21Mは、容器10の周方向において所定のピッチ(例えば、90°ごと)に設けられる。係止溝21Mは、容器10に設けられた係止突起40G(図3A参照)との係合可能なものであり、ケース固定部21の軸方向(例えば、自転軸J方向)に延びる軸溝21MAと、軸溝21MAの下端からケース固定部21の周方向に延びる周溝21MBとを有する係止突起40Gが周溝21MBと係合した状態では、容器10は軸方向において係止される。また、軸溝21MAの下端を基準にして周溝21MBが延びる方向は、自転軸J回りの回転方向と逆の方向であることが好ましい。このような係止溝21Mに係止突起40Gが係合することにより、容器10は、軸方向及び周方向において係止される、すなわち、ふるい処理中に容器10がケース固定部21から外れることを防ぐことができる。
公転体22は、ケース固定部21の自転軸体21Aを回転自在に保持する軸受け22Aと、軸受け22Aの外輪を保持する軸受け固定部22Bと、複数の軸受け固定部22Bを同時に保持する公転プレート22Cと、公転プレート22Cの中心に配置される公転軸体22Dとを備える。
軸受け固定部22Bは有底の円筒形状となっている。従って、軸受け固定部22Bは、ケース固定部21との間に隙間が形成されるようにして、ケース固定部21を覆う。軸受け22Aは、軸受け固定部22Bの底面の中央部に固定される。公転プレート22Cは、軸受け固定部22Bを収容するための開口22CAが形成されており、この開口22CAに軸受け固定部22Bの外周面が接合されている。
自転機構は、ケース固定部21に固定された容器10を自転軸J回りに自転させるためのものであり、ケース固定部21の底面中心から下側に突出する自転軸体21Aと、ケース固定部21と同軸状態で連結される遊星傘歯車25と、遊星傘歯車25の公転半径内側に配置される太陽傘歯車26と、を備える。太陽傘歯車26は、公転軸Kと同軸状態で筐体29に固定配置されており、全ての遊星傘歯車25と同時に噛み合っている。なお、自転軸Jは、公転軸Kと平行でもよいし、公転軸Kと異なる方向でもよい。さらに、
モータ23によって公転体22を回転させると、ケース固定部21及び容器10は、公転軸Kを中心にして一緒に公転する。そして、ケース固定部21に連結されている遊星傘歯車25が、固定側の太陽傘歯車26の周りを公転しようとする場合、両者は噛み合っているので、遊星傘歯車25に自転動力が作用する。遊星傘歯車25の自転によって、ケース固定部21及び容器10が自転軸Jを中心にして自転する。
図3A〜3Bに示すように、容器10は、土壌のふるい処理を行う内側容器30と、内側容器30を収容する外側容器40と、内側容器30の蓋50と、内側容器30、外側容器40及び蓋50を係止する係止具60と、を備える。
内側容器30、外側容器40及び蓋50の形成材料は、ステンレスなどの金属でもよいし、プラスチックでもよい。ただし、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性等、用途によっては、内側容器30、外側容器40及び蓋50の形成材料として金属を用いることが好ましい。また、試験研究や土壌分析等の法令の要請から、土壌に対する樹脂の混入が厳しく制約される場合(例えば、土壌におけるダイオキシン分析)にも、内側容器30、外側容器40及び蓋50の形成材料として金属を用いることが好ましい。
図4A〜4Cに示すように、内側容器30は、ふるい処理の対象となる物体としての土壌及び土壌の粉砕を行う粉砕具70(詳細は後述する)を収容するものであり、円筒状の内側円筒部30Tと、内側円筒部30Tの一方側(図では下側)に設けられた内側底部30Bと、内側円筒部30Tの他方側(図では上側)に設けられた内側フランジ30Fと、内側円筒部30Tの開口30TX近傍に設けられた取っ手30Hと、を有する。
内側円筒部30T及び内側底部30Bには、土壌が通過可能なふるい孔30Xが形成される。内側容器30に収容された土壌は、ふるい孔30Xによって、ふるい処理が行われる。ふるい孔30Xの形状は、円形の他、楕円形や多角形でも良いが、土壌の付着のしにくさから、円形が好ましい。ふるい孔30Xの大きさは、例えば、直径2mm以下である。また、ふるい孔30X同士の間隔は、例えば、4〜5mmである。
内側フランジ30Fは、内側円筒部30Tの外周面から突出し、径方向外側に向かって延びる。内側フランジ30Fは、内側円筒部30Tの開口30TXの近傍に形成されることが好ましい。
取っ手30Hは、内側円筒部30Tの内周面から突出するように設けられる。取っ手30Hの少なくとも一部は、内側容器30の開口30TXに位置することが好ましい。なお、取っ手30Hは、内側円筒部30Tからではなく、内側底部30Bから突出するように設けられてもよい。
図4A〜4Bに示すように、外側容器40は、内側容器30を収容するものであり、円筒状の外側円筒部40Tと、外側円筒部40Tの一方側(図では下側)に設けられた外側底部40Bと、外側円筒部40Tの他方側(図では上側)に設けられた外側フランジ40Fと、外側円筒部40Tの外周部に設けられた係止突起40Gと、を有する。
外側フランジ40Fは、外側円筒部40Tの外周面から突出し、径方向外側へ向かって延びる。外側フランジ40Fは、外側円筒部40Tの開口40TXの近傍に形成されることが好ましい。内側容器30を外側容器40に収容した状態(図3A、3B)において、内側底部30Bと外側底部40Bとが離れ、かつ、内側フランジ30Fと外側フランジ40Fとが係止する。こうして、外側容器40と内側容器30との間に、ふるい処理を経た土壌が収容される空間Kが形成される。ここで、内側容器30を外側容器40に収容した際、内側フランジ30Fと外側フランジ40Fとが密着して係止することが好ましい。これにより、容器10に収容された土壌が、内側容器30及び外側容器40の隙間から外部へ出ることを防止できる。
図4Aに戻って、内側フランジ30Fは、内側テーパー面31FPを有し、外側フランジ40Fは、外側テーパー面41FPを有していることが好ましい。ここで、内側テーパー面31FPは、内側底部30Bから離れるにしたがって、外径が大きくなることが好ましい。また、外側テーパー面41FPは、外側底部40Bから離れるにしたがって、内径が大きくなることが好ましい。内側テーパー面31FPのテーパー角θ31、及び外側テーパー面41FPのテーパー角θ41の角度は、等しいことが好ましく、その大きさは、例えば、20〜40°であることが好ましく、30°であることがより好ましい。
蓋50は、容器10に収容した土壌を外部に出ないようにするためのものであり、内側容器30の開口30TXを塞ぐ円板状の閉塞部50Cと、閉塞部50Cに突出する取っ手50Hと、閉塞部50Cの外周から閉塞部50Cの径方向外側へ延びるように設けられる蓋側外周縁部50Fと、を有する。
内側容器30の開口30TXが閉塞部50Cによって塞がれた状態では、内側フランジ30Fと蓋側外周縁部50Fとが係止する(図3A)。さらに、この状態において、内側フランジ30Fと蓋側外周縁部50Fとが密着して係止することが好ましい。これにより、容器10に収容された土壌が、内側容器30及び蓋50の隙間から外部へ出ることを防止できる。
図4Aに戻って、蓋側外周縁部50Fは、蓋側テーパー部52FPを有していることが好ましい。ここで、蓋側テーパー部52FPは、内側底部30Bから離れるにしたがって、外径が大きくなることが好ましい。蓋側テーパー部52FPのテーパー角θ52の角度は、内側テーパー面32FPのテーパー角θ32に等しいことが好ましく、その大きさは、例えば、20〜40°であることが好ましく、30°であることがより好ましい。
図5に示すように、係止具60は、弾性体から形成された環状体であって、外側フランジ40Fと係合する外側係合部60Aと、蓋側外周縁部50Fと係合する蓋側係合部60Bと、外側係合部60A及び蓋側係合部60Bを連結する連結部60Cと、を有する。
係止具60は、弾性体であるため、自身の変形によって、内側フランジ30F、外側フランジ40F及び蓋側外周縁部50Fを係止したフランジ係止状態(図3A、4A)と、フランジ係止状態から退避したフランジ係止退避状態との間で切替自在である。各フランジ30F、40F、50Fに対して、係止具60を装着すると、係止具60は、径方向から、及び上下方向から各フランジ30F、40F、50Fを挟持する。このようにして、係止具60は、容器10の内部空間を密閉状態にすることができる。
なお、図6に示すように、外側フランジ40F及び蓋側外周縁部50Fによって、内側フランジ30Fを収容する内側フランジ収容空間30FX(図6(B))が形成されることが好ましい。内側フランジ収容空間30FXを形成するために、外側フランジ40Fには、内側フランジ30Fの下部分を収容する凹部40FAが設けられ、蓋側外周縁部50Fには、内側フランジ30Fの残りの部分(上部分)を収容する凹部50FAが設けられることが好ましい。これにより、係止具60は、外側容器40と蓋50との挟持によって、容器10の内部空間を密閉状態にすることができる。
ここで、内側容器30や蓋50が金属で形成される場合等、内側容器30の開口30TXが閉塞部50Cによって塞がれた際に形成される空間(すなわち、内側容器30や外側容器40の内部空間)が密閉状態となる場合(図3A、4A)がある。この場合には、当該空間と外部空間との圧力差に起因して、内側容器30から蓋50を取り外すことが困難な場合がある。そこで、蓋50は、当該空間が外部から遮断された遮断状態(図7(B))と、当該空間が外部から解放された開放状態(図7(C))との間で切替可能な切替機構80を有することが好ましい。
図7(A)に示すように、切替機構80としては、例えば、棒81と、棒81を収容する棒収容部82と、棒収容部82に収容された棒81を付勢するバネ83とを備える。棒収容部82には、蓋50の閉塞部50Cに設けられた通気孔50CXと外部空間とを連通するための連通孔82Xが設けられる。さらに、棒収容部82は、棒81が挿入可能な挿入穴82Yを有する。挿入穴82Yは、連通孔82Xと交差する。棒81には、貫通孔81Xが形成される。貫通孔81Xは、棒81の長手方向に対して直交に延びる。棒81を挿入穴82Yに挿入すると、棒81は、通気孔50CXを遮断する閉位置(図7(B)と、貫通穴81Xによって通気孔50CXと外部空間とが連通する開位置(図7(C))と、の間で移動自在となる。バネ83は、棒81を閉位置(図7(B)に向けて付勢する。
さらに、内側容器30は、図4A〜4Cに示すように、内側円筒部30Tの外周面から突出するように設けられたリブ30Lを有することが好ましい。ふるい処理においては、容器10全体が回転軸J周りに回転する(図3A、3B)。この回転によって発生する遠心力によって、内側容器30、特に内側円筒部30Tが変形するおそれがある。リブ30Lを有する内側容器30は、外側容器40に収容した際、リブ30Lが外側容器40の内周面に係合する。このようなリブ30Lによって、遠心力による内側容器30の変形を抑えることができる。また、リブ30Lには、内側容器30及び外側容器40の間に土壌が通過可能な空間を形成するためのリブ凹部30LXが形成されることが好ましい。これによって、内側容器30によってふるい処理が行われた土壌が、リブ30Lに堆積したままとなることを防ぐ。
粉砕具70は、円柱状に形成されることが好ましい。土壌と共に粉砕具70を内側容器30に収納した状態で容器10を土壌ふるい器1にセットして、土壌ふるい器1を運転すると、容器10の公転・自転運動に伴い、粉砕具70が土壌の中で動く結果、土壌の粉砕が効率よく進む。粉砕具70の数は、1つでもよいが、2つ以上であることが好ましい。また、粉砕具70による粉砕効率としては、球体のものよりも円柱体(例えば、直径18mm×長さ50mm)の方が好ましい。
次に、土壌ふるい器1の使用方法について説明する。
図3A、4Aに示すように、空の外側容器40に対し、空の内側容器30を装着する。これにより、外側フランジ40Fと内側フランジ30Fとが面接触し、密着状態となる。次に、サンプリングされた土壌及び粉砕具70を内側容器30の中に入れる。その後、棒81が開位置(図7(C))のまま、内側容器30へ蓋50を装着する。さらにその後、切替機構80の操作によって、棒81を開位置(図7(C))から閉位置(図7(B))へ切替える。そして、係止具60を内側フランジ30F等へ装着しフランジ係止状態とする(図3A)。このようにして、内側フランジ30Fと外側フランジ40Fと蓋側フランジ50Fとの間で、それぞれ面接触するため、これらは密着状態となる。このため、内側容器30及び外側容器40の内部空間が外部から遮断される。
次に、図1に示すように、回転装置20におけるケース固定部21に対して、土壌が収容された容器10を嵌め込む。ケース固定部21に嵌め込まれた土壌ケースは、ケース固定部21の公転に伴って公転するとともに、ケース固定部21の自転に伴って自転する。また、ケース固定部21の自転軸Jは、公転半径の内側方向に傾斜しているので、容器10も傾斜した状態となる。
その後、モータ23の駆動により、容器10は自転及び公転運動を行う。主として自転運動によって内側容器30内の土壌が撹拌される。更に、公転運動に伴って、土壌の粉砕効率が向上する。加えて、内側容器30には土壌とともに粉砕具70が入っているため、粉砕効率がさらに向上する。また、ふるい孔30Xが、内側底部30Bのみならず内側円筒部30Tに設けられているため、内側底部30B及び内側円筒部30Tの双方においてふるい処理を同時に行うことができる。結果、全体として、ふるい処理の効率が向上し、ふるい処理に要する時間を短縮化することができる。
ふるい処理を経た土壌は、ふるい孔30Xを通過して、外側容器40に蓄積する。ふるい処理の後、容器10を土壌ふるい器1から取り外す。次に、フランジ係止状態となっている係止具60を伸ばして、内側フランジ30F等から係止具60を外す(フランジ係止退避状態)。その後、切替機構80の棒71を閉位置(図7(B))から開位置(図7(C))へ切替えた後、蓋50を内側容器30から外す。
次に、取っ手30H及び外側容器40を持って、内側容器30を外側容器40から外す。このように、外側容器40から内側容器30を取り出す際、取っ手30Hを引っ張ることで、内側容器30の取り出し作業が容易となる。特に、外側容器40及び内側容器30として金属製のものを採用した場合に、この効果は顕著となる。また、取っ手30Hは、内側底部30Bから突出していてもよい。なお、取っ手30Hが内側円筒部30Tと内側底部30Bのいずれに設けられる場合であっても、その両端がともに内側容器30に接合していても良いし、片方の端が内側容器30に接合し、もう片方が内側容器30から離れていても良い。
その後、外側容器40にある土壌を、次工程(分析工程など)のために保管する。なお、内側容器30に残った土壌は、ふるい処理を経た土壌とは別に保管することが好ましい。さらにその後、内側容器30、外側容器40、蓋50、係止具60及び粉砕具70等を個別に洗浄する。洗浄された内側容器30等は、次の土壌のふるい処理に用いられる。
上記実施形態では、内側円筒部30T及び内側底部30Bの双方にふるい孔30Xを形成したが、本発明はこれに限られず、内側円筒部30T及び内側底部30Bのうちいずれか一方のみにふるい孔30Xを形成してもよい。
また、ふるい処理が行われた土壌をそのまま袋86へ収容したい場合には、内側円筒部30Tを収容可能な大きさの袋86を用いても良い。そして、袋86(例えば、開口部)をリブ30Lに係合しておけばよい(図8)。これにより、内側容器30に袋86に装着された状態で、ふるい処理を行うことができるため、ふるい処理が行われた土壌の取り出し作業が容易になるとともに、外側容器40の土壌の付着が抑えられ、外側容器40の洗浄作業も容易となる。
上記実施形態では、内側円筒部30Tの周方向に延びた環状のリブ30Lを形成したが、本発明はこれに限られず、複数のリブ30Lを、互いに離れるようにして、内側円筒部30Tの周方向に並べてもよい(図9)。またさらに、リブ30Lを、内側円筒部30Tの周方向に延びるとしたが、本発明はこれに限られず、リブ30Lとして、周方向Cに対して斜めに交わる方向に延びたものを用いても良いし(図10)、周方向Cに直交する方向に延びたものを用いても良い(図11)。
上記実施形態では、内側容器30を外側容器40に収容した際、外側容器40の内周面に係合するリブ30Lを係合部として内側容器30に設けたが、本発明の係合部は、リブ30Lに限られない。例えば、内側円筒部30Tではなく、内側底部30Bから延びた内側係合部30Mを係合部として設けても良い(図12)。さらに、内側係合部30Mに加えて、内側係合部30Mと係合可能な外側係合部40Mを、係合部として、外側容器40の外側底部40Bに設けても良い。
また、上記実施形態では、係合部を内側容器30に設けたが、本発明はこれに限られず、係合部としての外側係合部40Lを外側容器40に設けても良いし(図13〜14)、内側容器30の内側円筒部30Tの下側を収容可能な収容凹部40Nを、係合部として、外側容器40の外側底部40Bに設けてもよい(図15)。
さらにまた、上記実施形態では、内側容器30を外側容器40に収容した際、内側円筒部30Tが外側円筒部40Tの内周面から離れていたが、本発明はこれに限られない。すなわち、内側容器30を外側容器40に収容した際、内側容器30の側面の一部が外側円筒部40Tの内周面に接しても良い(図16)。図16に示す内側容器30の内側円筒部30Tの側面は、内側容器30を外側容器40に収容した際、外側円筒部40Tの内周面に接する接触部30TPと、外側円筒部40Tの内周面から離れた離隔部30TQとを有する。そして、ふるい孔30Xは、離隔部30TQに設けられる。さらに、外側容器40の中で内側容器30が回転しないようにするために、外側容器40に回転防止機構40Qを設けても良い。回転防止機構40Qは、外側円筒部40Tの内周面から突出するように設けられることが好ましい。なお、内側容器30の側面において、離隔部30TQは、複数設けても良い(図17)。
更に本実施形態では、回転装置20の公転軸Kが鉛直方向に配置される場合を示したが、本発明はこれに限定されない。公転軸Kが傾斜した状態で、公転体22、遊星傘歯車25及び太陽傘歯車26による遊星機構の全体を傾斜配置することも好ましい。自転軸Jと公転軸Kを平行とすることが好ましい。更に、この全体の傾斜角度を変更できるように、角度調整機構を設けることも望ましい。
また本実施形態では、回転装置20に対して、容器10が2個搭載される場合に限って示したが、勿論、3個以上でもよく、好ましくは4個以上搭載できるようにする。
上記実施形態では、容器10として土壌を収容するものとして説明したたが、本発明はこれに限られず、土壌以外の粉体や、液体及び固体、並びにこれらの混合物にも適用可能である。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 容器
30 内側容器
30B 内側底部
30F 内側フランジ
30L リブ
30T 内側円筒部
40 外側容器
40B 外側底部
40F 外側フランジ
40T 外側円筒部
50 蓋
60 係止具
70 粉砕具
80 切替機構
30 内側容器
30B 内側底部
30F 内側フランジ
30L リブ
30T 内側円筒部
40 外側容器
40B 外側底部
40F 外側フランジ
40T 外側円筒部
50 蓋
60 係止具
70 粉砕具
80 切替機構
Claims (16)
- 外側容器と、前記外側容器に少なくとも一部が収容される内側容器とを備え、前記内側容器に収容された物体に対し所定の処理を行なう容器であって、
前記外側容器は、外部からの駆動力を受ける受力部を有し、
前記内側容器は、前記物体のふるい処理を行なうためのふるい孔が周部及び底部に形成された内側有底筒を有し、
前記内側有底筒は、前記外側容器との間に空間を形成する状態で前記外側容器に収容され、
前記空間の少なくとも一部となる前記内側有底筒の前記底部側は、前記ふるい処理を経た前記物体を収容する収容空間として兼用されることを特徴とする容器。 - 前記内側有底筒の前記周部と前記外側容器との間、及び前記内側有底筒の前記底部と前記外側容器との間には、互いに連通する空間がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1記載の容器。
- 前記外側容器及び前記内側有底筒の少なくともいずれか一方には、前記外側容器に前記内側有底筒が収容された際に他方と係合する容器係合部が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の容器。
- 前記内側容器に収容され、前記物体を粉砕する粉砕具を備え、
前記粉砕具は、前記内側容器とは別体に構成されることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項記載の容器。 - 前記外側容器は、
外側有底筒と、
前記外側有底筒の周部に設けられた外側フランジと、を有し、
前記内側容器は、
前記内側有底筒の外周部に設けられた内側フランジを有し、
前記外側容器に前記内側容器が収容された際、前記内側フランジと前記外側フランジとが密着するように係合することを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項記載の容器。 - 前記外側フランジは、前記外側有底筒の底部から遠ざかるに従って、内径が大きくなる外側テーパー面を有し、
前記内側フランジは、前記内側有底筒の底部から遠ざかるに従って、外径が大きくなる内側テーパー面を有し、
前記外側容器に前記内側容器が収容された際、前記内側テーパー面と前記外側テーパー面とが密着するように係合することを特徴とする請求項5記載の容器。 - 前記内側容器の開口を塞ぐための蓋を備え、
前記蓋は、
前記内側容器の開口を塞ぐ閉塞部と、
前記閉塞部の外周に位置する蓋側外周縁部と、を有し、
前記内側容器の開口が前記閉塞部によって塞がれた際、前記蓋側外周縁部と前記内側フランジとが密着するように係合することを特徴とする請求項5または6記載の容器。 - 前記内側フランジは、前記内側有底筒の底部から遠ざかるに従って、内径が大きくなる蓋用内側テーパー面を有し、
前記蓋側外周縁部は、前記内側有底筒の底部から遠ざかるに従って、外径が大きくなる蓋側テーパー部を有し、
前記内側容器の開口が前記閉塞部によって塞がれた際、前記蓋側テーパー部と前記蓋用内側テーパー面とが密着するように係合することを特徴とする請求項7記載の容器。 - 前記蓋は、前記内側容器の開口が前記閉塞部によって塞がれた際に形成される密閉空間が、外部から遮断された状態と外部に開放された状態との間で切替える切替機構を有することを特徴とする請求項7または8記載の容器。
- 前記外側容器に対して前記内側容器及び前記蓋を係止する係止具を備え、
前記係止具は、
前記外側フランジに係合する外側係合部と、
前記蓋側外周縁部に係合する蓋側係合部と、
前記外側係合部及び前記蓋側係合部を連結する連結部と、を有することを特徴とする請求項7ないし9のうちいずれか1項記載の容器。 - 前記外側容器に対して前記内側容器及び前記蓋を係止する係止具を備え、
前記係止具は、
前記内側フランジ、前記外側フランジ及び前記蓋側外周縁部に沿って配される第1係止片及び第2係止片と、
前記第1係止片及び前記第2係止片を用いて、前記内側フランジ、前記外側フランジ及び前記蓋側外周縁部が挟持される挟持状態と、前記挟持状態から退避した挟持退避状態との間で切替え自在な挟持切替機構と、
前記挟持状態から前記挟持退避状態への切り替えを規制するロック機構と、を有することを特徴とする請求項7ないし10のうちいずれか1項記載の容器。 - 前記係止具は、弾性材料からなることを特徴とする請求項10または11記載の容器。
- 前記外側フランジに設けられた外側凹部と、
前記蓋側外周縁部に設けられた蓋側凹部と、を備え、
前記外側凹部と前記蓋側凹部とによって、前記内側フランジを収容可能な空間が形成されることを特徴とする請求項7ないし12のうちいずれか1項記載の容器。 - 前記内側容器は、
前記内側有底筒から突出する取っ手を有することを特徴とする請求項1ないし13のうちいずれか1項記載の容器。 - 前記外側容器及び前記内側容器が金属製であることを特徴とする請求項1ないし14のうちいずれか1項記載の容器。
- 前記外側容器は、外部の回転装置と係合する回転装置係合機構を有することを特徴とする請求項1ないし15のうちいずれか1項記載の容器。
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