JP5826650B2 - 軸受の摩耗検出機構および該摩耗検出機構を備えた立軸ポンプ - Google Patents

軸受の摩耗検出機構および該摩耗検出機構を備えた立軸ポンプ Download PDF

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Description

本発明は、回転軸を支持する軸受の摩耗検出機構および該摩耗検出機構を備えた立軸ポンプに関するものである。
図1は、ポンプ機場に使用される一般的な立軸ポンプを示す模式図である。図1に示すように、立軸ポンプは、水槽上部のポンプ据付床500に設置され、吊下管501を介して羽根車502を収容するケーシング503が吊り下げられる。このような立軸ポンプは、水中軸受504が水中に浸漬された状態で運転され、使用時間の経過とともに水中軸受504が徐々に摩耗する。このため、立軸ポンプの点検作業を定期的に行って水中軸受504の摩耗状況を確認し、必要に応じて水中軸受504の補修または交換が行われる。
水中軸受504の摩耗は、ポンプの異常振動の原因となり、最終的にポンプ故障(運転不能)に至る原因となる。このため、水中軸受504の点検は重要点検項目の1つである。一般に、水中軸受の点検整備間隔は約10年とされる。したがって、10年に1回程度、ケーシング503を分解して水中軸受504を露出させ、すきまゲージなどを用いて水中軸受504の摩耗量を測定し、水中軸受504の交換を行うべきか否かを判断する。
立軸ポンプの水中軸受の点検は、天井クレーンを用いてポンプを引き上げて行う必要がある。しかしながら、この方法は点検のためにポンプ本体を引き上げ、分解する作業であるため、費用がかかり、点検にかかる時間も長くなる。例えば、天井クレーンを用いて立軸ポンプを引き上げるときにはクレーンオペレータが必要となり、引き上げのために相当の作業費用を要する。また、重量物であるポンプの引き上げは危険作業といえる。
また、立軸ポンプの点検整備の後は、立軸ポンプを組み立てる必要がある。この組立作業には、駆動源とポンプ回転軸との芯出し、立軸ポンプの試運転という工程が含まれ、かなりの日数を要する。さらに、ポンプ機場によっては、点検時でも、常に必要量の排水ができる状態にしておく必要があり、点検期間中でも仮設ポンプを設置するなどして、排水能力を確保する必要がある。
そこで、以下に示す特許文献1乃至5に開示されているように、ポンプを引き上げずに水中軸受の摩耗を検出する方法が提案されている。例えば、特許文献1には、水中軸受に隣接してダミー部材を設け、その中に埋設された導線に電流を流し、ダミー部材の摩耗に起因して導線が切れたことを検出することで水中軸受が摩耗したことを検知する方法が開示されている。
特許文献2,3には、空気流量、圧力、振動値などの間接的な物理量を測定することで軸受の摩耗量を推定する技術が開示されている。特許文献4,5には、回転軸と導体との接触により導体間が電気的に導通し、これにより導体に隣接する水中軸受の摩耗を検知する方法が開示されている。
特開2006−161790号公報 特開2004−218578号公報 特許3567140号公報 特開2008−75625号公報 特開2010−248939号公報
これらの特許文献に開示された先行技術はそれぞれの特徴を有しており、適用するポンプの運転環境、コスト、摩耗の検出態様などに応じて適宜選択される。突発的な豪雨など、異常気象が多発する近年では、ポンプ機場に設置されるポンプとして、先行待機型のポンプへの需要が高まっている。先行待機型ポンプは、ドライの状態で、すなわち羽根車や水中軸受に揚水すべき液体がない状態で運転させておくことができるので、雨水の急激な増大に対処することができる。
そこで、本発明は、ドライ状態でも運転することができる先行待機型の立軸ポンプに適用可能な軸受の摩耗検出機構を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような摩耗検出機構を備えた立軸ポンプを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、回転軸を支持する軸受の摩耗を検出する摩耗検出機構であって、前記回転軸を囲むように配置されたセンサパッドと、導電体から構成され、前記センサパッドを保持するパッド保持部材と、前記パッド保持部材を、前記回転軸の半径方向に移動可能に支持する摺接部材と、前記半径方向において前記パッド保持部材の外側に配置され、該パッド保持部材に対向する第1の電極および第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極とを電気的に隔離する絶縁部材と、前記センサパッドおよび前記パッド保持部材の前記半径方向への移動を許容しつつ、前記センサパッドおよび前記パッド保持部材の回転を制限する回り止め部材と、前記パッド保持部材を通じた前記第1の電極と前記第2の電極との電気的導通を検出する検出回路とを備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記摺接部材は、前記パッド保持部材の上面に接する第1の摺接部材と、前記パッド保持部材の下面に接する第2の摺接部材とから構成され、前記第1の摺接部材は、センサキャップに保持されており、前記第2の摺接部材は、センサベースに保持されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記第1の電極、前記第2の電極、および前記絶縁部材は、複数のボルトにより前記センサキャップと前記センサベースとの間に挟まれていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記第1の電極および前記第2の電極は、リング形状を有していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記第1の電極および前記第2の電極は、前記軸受と同軸状に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記第1の電極および前記第2の電極の内径よりも大きな内径を有するリング状の第3の電極をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記パッド保持部材には、係合孔が形成されており、前記回り止め部材の先端は、前記係合孔に緩やかに挿入されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記回り止め部材は、前記絶縁部材に固定されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記センサパッドおよび前記パッド保持部材は、それぞれ円筒形状を有しており、前記センサパッドは、前記パッド保持部材の内周面に固定されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記摺接部材は、樹脂材料から構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記樹脂材料は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアセタール、またはポリエーテルエーテルケトンであることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記センサパッドは、絶縁材料から構成されていることを特徴とする。
本発明の他の態様は、羽根車と、前記羽根車に連結された回転軸と、前記回転軸を回転自在に支持する滑り接触面を有する軸受と、上記摩耗検出機構とを備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記軸受は水中軸受であることを特徴とする。
本発明によれば、センサパッドは、回転軸の回転に応じて回転軸の半径方向に移動する一方で、回転軸とともには回転しない構成となっているので、センサパッドの摩耗量および発熱量が極めて少なくなる。また、センサパッドには、回転軸との接触に対し、ドライ状態でも発熱がなく、健全性が保てる樹脂等の材料を用い、電極と接触するパッド保持部材には電気抵抗の少ない金属を用いることが可能となり、確実に電極間の導通を検知することが可能となる。したがって、先行待機型の立軸ポンプに最適な摩耗検出機構を提供することができる。
さらに本発明によれば、パッド保持部材もセンサパッドと同様に、回転軸とともには回転しない構成となっているので、パッド保持部材と電極とが激しく摺接することがなく、電極が発熱したり、焼き付いたりすることがない。したがって、先行待機型ポンプの運転に最適な摩耗検出機構を提供することができる。
さらに本発明によれば、回転軸と電極とは直接接触することはないため、回転軸の振れ回りによる荷重が直接電極にかからない。したがって、電極が変形しにくく、信頼性の高い摩耗検出機構を提供することができる。
ポンプ機場に使用される一般的な立軸ポンプを示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る立軸ポンプの全体構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態における摩耗検出機構の模式図である。 立軸ポンプの回転軸、水中軸受、及び摩耗検出機構の各要素の寸法を示した図である。 図3に示す摩耗検出機構の部分拡大図である。 パッド保持部材と電極とが接触した状態を示す図である。 図3に示す摩耗検出機構を別の方向から見た模式図である。 摩耗検出機構と検出回路の接続を模式的に示した図である。 図8に示す電気回路が閉回路となった状態を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態における摩耗検出機構の模式図である。 本発明の第3の実施形態における摩耗検出機構の模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る立軸ポンプの全体構成を示す模式図である。
図2に示すように、立軸ポンプは、吸込ベルマウス1a及びポンプボウル1bを有するインペラケーシング1と、インペラケーシング1を水槽内に吊り下げる吊下管2と、吊下管2の上端に接続される吐出曲管3と、インペラケーシング1内に収容される羽根車4と、羽根車4が固定される回転軸(立軸)5とを備えている。吊下管2は、水槽上部のポンプ据付床6に形成された挿通孔7を通して下方に延び、吊下管2の上端に設けられた据付用ベース8を介してポンプ据付床6に固定される。回転軸5は、吐出曲管3、吊下管2、及びインペラケーシング1内を通って鉛直方向に延びている。ポンプケーシング9は、インペラケーシング1、吊下管2、及び吐出曲管3により構成される。ポンプケーシング9、回転軸5、および据付用ベース8は金属から形成されている。
吸込ベルマウス1aは下方を向いて開口し、吸込ベルマウス1aの上端はポンプボウル1bの下端に固定されている。羽根車4は回転軸5の下端に固定されており、羽根車4と回転軸5とは一体的に回転するようになっている。この羽根車4の上方(吐出側)には複数のガイドベーン10が配置されている。これらのガイドベーン10はポンプボウル1bの内周面に固定されている。回転軸5は外軸受11および水中軸受13,14により回転自在に支持されている。水中軸受13はポンプボウル1bに収容されており、羽根車4の上方に位置している。水中軸受14は吊下管2に収容されている。外軸受11は吐出曲管3に固定されている。水中軸受13の上方には摩耗検出機構20が設置されており、水中軸受14の上方には摩耗検出機構25が設置されている。水中軸受13を支持する支持部材17はボウルブッシュ12の内面に固定されており、さらに、ボウルブッシュ12はガイドベーン10を介してインペラケーシング1に支持されている。また、水中軸受14を支持する支持部材15は、吊下管2の内周面に固定されている。水中軸受13,14は、回転軸5に滑り接触する、いわゆる滑り軸受である。なお、符号16はハンドホールである。
回転軸5は吐出曲管3から上方に突出して、駆動源18に連結されている。駆動源18により回転軸5を介して羽根車4を回転させると、水槽内の水が吸込ベルマウス1aから吸い込まれ、ポンプボウル1b、吊下管2、吐出曲管3通って図示しない吐出配管に移送される。
この立軸ポンプは、水中軸受13,14の摩耗を検出する機構20,25を有している。水中軸受13用の摩耗検出機構20と水中軸受14用の摩耗検出機構25は同一の構成を有しているので、以下、水中軸受14用の摩耗検知機構25について説明する。
図3は本発明の第1の実施形態における摩耗検出機構の模式図である。
本実施形態では、図3のA−A線より下方に水中軸受14が配置されており、A−A線より上方に摩耗検出機構25が配置されている。しかしながら、水中軸受14と摩耗検出機構25との配置は図3の例に限定されない。すなわち、図3のA−A線より上方に水中軸受14が配置され、A−A線より下方に摩耗検出機構25が配置されてもよい。水中軸受14と摩耗検出機構25とは、同軸状に配置されており、複数のボルト28で軸受ホルダ30に固定されている。軸受ホルダ30は複数の支持部材15によりポンプケーシング9の内面に固定されている。
まず、水中軸受14の構成について説明する。水中軸受14は、回転軸5に固定された軸受スリーブ35の外周面を支持する軸受本体40と、軸受本体40を保持する軸受保持部材42と、回転軸5から軸受本体40及び軸受保持部材42が受ける衝撃を吸収する緩衝部材45と、緩衝部材45が固定される軸受ベース50とを備えている。軸受スリーブ35は、回転軸5の外周面にスリーブ支持部材51により固定されている。スリーブ支持部材51は軸受スリーブ35と同様に円筒形状を有している。軸受スリーブ35及びスリーブ支持部材51は回転軸5と共に回転し、回転軸5と共に振れ回る。回転軸5が回転することで、軸受スリーブ35は軸受本体40にすべり接触する。
軸受本体40は、円筒形状を有しており、軸受スリーブ35の外周面から所定の距離だけ離間した状態で軸受保持部材42の内周面に取り付けられている。図4に示すように、軸受本体40の内径d2は、軸受スリーブ35の外径d1より僅かに大きく形成されている。軸受スリーブ35の外周面と軸受本体40の内周面との隙間は、0.1ミリメートルオーダーである。
軸受スリーブ35は、超硬金属から形成されており、軸受本体40は、摺動性の良い樹脂系材料から形成されている。軸受スリーブ35は軸受本体40にすべり接触し、軸受本体40は、軸受スリーブ35及び回転軸5を回転自在に支持するすべり軸受として機能する。特に本実施形態に係る立軸ポンプは、ドライ状態での起動、所定時間の運転、停止といった運転条件を想定しているため、軸受本体40の材料は、ドライ状態でも過度に発熱して溶融することなく、また通常の揚水時にはすべり軸受として機能する樹脂系材料が好ましい。
軸受保持部材42は、金属から形成されている。軸受保持部材42の外周面には、軸受保持部材42を取り囲むようにして緩衝部材45が設けられている。この緩衝部材45はゴムなどの耐衝撃性のある材料から形成されている。この緩衝部材45が設けられることにより、例えば回転軸5の振れ回りによる過度の衝撃が軸受本体40に加えられたときに、軸受本体40の破損を防止することができる。
次に、摩耗検出機構25について説明する。摩耗検出機構25は、回転軸5に固定されたセンサスリーブ60の外周面を囲むように配置されたセンサパッド62と、センサパッド62を保持するパッド保持部材64と、パッド保持部材64に対向して配置された一対の電極66,68とを備えている。センサスリーブ60は、回転軸5の外周面に固定されている。センサスリーブ60は回転軸5と共に回転し、回転軸5と共に振れ回る。回転軸5が回転することでセンサスリーブ60はセンサパッド62にすべり接触する。
センサパッド62は、円筒形状を有しており、センサスリーブ60の外周面から所定の距離だけ離間した状態でパッド保持部材64の内周面に固定されている。図4に示すように、センサパッド62の内径d4は、センサスリーブ28の外径d3より僅かに大きく形成されている。センサパッド29の内周面とセンサスリーブ60の外周面との隙間は0.1ミリメートルオーダーである。
図5は、図3に示す摩耗検出機構25の部分拡大図である。パッド保持部材64はセンサパッド62の外周面に取り付けられている。パッド保持部材64の外周面から所定距離だけ離間した位置には一対の電極66,68が配置されている。これら電極66,68はリング形状を有しており、パッド保持部材64を囲むように配置されている。図4に示すように、電極66,68の内径d6は互いに同一であり、この内径d6はパッド保持部材64の外径d5よりも大きく設定されている。電極66,68の内周面66a,68aとパッド保持部材64の外周面との隙間dtの大きさは、水中軸受14の許容摩耗量または交換推奨摩耗量に相当する。そのため、隙間dtの大きさは、検出しようとする摩耗量に応じて適宜変更される。例えば、比較的少ない摩耗量で検出しようとする場合は隙間dtを小さく、比較的多い摩耗量で検出しようとする場合は隙間dtを大きくする。この隙間dtの大きさは、検出しようとする摩耗量によって変更される値であるが、通常数ミリメートルである。
一対の電極66,68は回転軸5の軸方向に沿って配列されており、互いに離間している。電極66,68は第1の絶縁部材70、第2の絶縁部材72、及び第3の絶縁部材74により保持されている。電極66は第1の絶縁部材70と第2の絶縁部材72との間に挟まれており、電極68は第2の絶縁部材72と第3の絶縁部材74との間に挟まれている。電極66と電極68との間には第2の絶縁部材72が配置されている。したがって、電極66,68は電気的に互いに分離されている。絶縁部材74の下には、センサベース80が配置されており、絶縁部材70の上にはセンサキャップ82が配置されている。電極66,68及び絶縁部材70,72,74は、センサベース80とセンサキャップ82との間に配置されている。電極66,68、絶縁部材70,72,74、センサベース80、及びセンサキャップ82はリング形状を有しており、同心状に配置されている。
電極66,68及び絶縁部材70,72,74にはそれぞれを固定するための締結孔(図示せず)が形成されている。そしてボルト85が、センサキャップ82から締結孔を通り、センサベース80に挿入されることで、センサキャップ82とセンサベース80との間に電極66,68及び絶縁部材70,72,74が挟まれている。
センサキャップ82の下面には、パッド保持部材64の上面に対向する環状の溝90が形成されており、同様にセンサベース80の上面には、パッド保持部材64の下面に対向する環状の溝92が形成されている。この溝90,92内にはリング状の摺接部材94,96がそれぞれ設けられている。センサキャップ82とパッド保持部材64との隙間は摺接部材94によってシールされており、センサベース80とパッド保持部材64との隙間は摺接部材96によってシールされている。パッド保持部材64は回転軸5の半径方向に移動可能に摺接部材94,96によって支持されている。摺接部材94,96は摺動性の良い樹脂材料、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、POM(ポリアセタール)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などから形成されている。センサベース80とパッド保持部材64とは摺接部材96により電気的に絶縁され、センサキャップ82とパッド保持部材64とは摺接部材94により電気的に絶縁されている。
絶縁部材70,72,74のいずれか1つにはパッド保持部材64の回転を制限する回り止め部材100が固定されている。この回り止め部材100は、パッド保持部材64の外周面に形成された係合孔65の内部まで延びている。図5に示す本実施形態では絶縁部材70に回り止め部材100が固定されている。センサパッド62およびパッド保持部材64は、回転軸5およびセンサスリーブ60とともには回転せず、回転軸5の振れに従って半径方向に移動する。
回り止め部材100の先端部100aと係合孔65の底部との間には、所定の隙間dgが形成されている。この隙間dgは、電極66,68の内周面66a,68aとパッド保持部材64の外周面との隙間dtと同じか、またはそれよりも大きい。これは隙間dgが隙間dtよりも小さいと、パッド保持部材64の外周面と電極66,68の内周面66a,68aとが接触できなくなるためである。
軸受スリーブ35は超硬金属から形成され、軸受本体40は樹脂系材料から形成されているため、回転軸5が回転することにより軸受本体40が徐々に摩耗する。すなわち、図4において、軸受本体40の内径d2が徐々に大きくなり、軸受スリーブ35と軸受本体40との隙間が大きくなる。軸受本体40の摩耗が進行すると、回転軸5は、軸受スリーブ35の外周面が軸受本体40の内周面に接するように回転する、いわゆる振れ回り回転をする。回転軸5の振れ回りにより、センサスリーブ60の外周面とセンサパッド62の内周面とが摺接し、センサパッド62及びパッド保持部材64は、回転軸5とほぼ同じ挙動をする。上述したように、センサパッド62およびパッド保持部材64は摺接部材94,96によりスライド自在に支持されているため、センサパッド62及びパッド保持部材64は滑らかに回転軸5の半径方向に移動する。
回転軸5の振れ回りが大きくなると、図6に示すようにパッド保持部材64の外周面が電極66,68の内周面66a,68aに接触し、電極66と電極68とがパッド保持部材64を通じて電気的に接続される。これにより、水中軸受14の摩耗量が所定の値に達したことを検知することができる。このような構成によれば、回転軸5と電極66,68の内周面66a,68aとは直接接触せず、回転軸5の振れ回りによる荷重が直接電極66,68にかかることはない。そのため、電極66,68が変形することが防止され、信頼性の高い摩耗検出機構を提供することができる。センサパッド62は樹脂系の絶縁材料、または導電度の小さい樹脂から形成されており、パッド保持部材64は金属などの導電体から形成されている。なお、電極に常時通電し、常時監視を行う場合は、電食を防止するため、センサパッド62は絶縁材料で構成することが好ましい。
図7は、図3に示す摩耗検出機構を別の方向から見た模式図である。図7の左側に示すように、上側の電極66にはねじ穴が形成されている。第1の電極ボルト110はセンサキャップ82から下方に延び、その先端が電極66のねじ穴に螺合されている。したがって、第1の電極ボルト110は電極66と電気的に接続されている。第1の電極ボルト110の先端以外の部分には、絶縁材料(図示せず)がコーティングされている。
図7の右側に示すように、上側の電極66には、センサキャップ82から延びる第2の電極ボルト115が貫通する貫通孔66bがさらに形成されている。この貫通孔66bの口径は第2の電極ボルト115の直径よりもやや大きく形成され、貫通孔66bは上述したねじ穴とは別の場所に位置している。下側の電極68には、ねじ穴が形成されており、第2の電極ボルト115は、電極66の貫通孔66bを通って延び、その先端が電極68のねじ穴に螺合されている。したがって、第2の電極ボルト115は電極68と電気的に接続されている。第2の電極ボルト115の先端以外の部分には、絶縁材料(図示せず)がコーティングされており、第2の電極ボルト115は上側の電極66とは電気的に絶縁されている。
電極ボルト110,115の上部には、コネクタC1,C2がそれぞれ接続されており、これらコネクタC1,C2には導線D1,D2がそれぞれ接続されている。導線D1,D2は、後述する検出回路に接続されている。このように、電極66,68は、導体である電極ボルト110,115を介して検出回路に電気的に接続されている。
図8は摩耗検出機構と検出回路の接続を模式的に示した図である。図8に示すように、電極66,68は導線D1,D2を介して検出回路120に接続されている。導線D1,D2のいずれか一方には電源Vが接続されている。電極66,68は絶縁部材70,72,74によって絶縁されているので、電極66,68は互いに電気的に接続されていない。水中軸受14が摩耗し回転軸5の振れ回りが大きくなると、パッド保持部材64が電極66,68に接触し、図9に示す破線の電気回路が閉回路となって電極66と電極68とが導通する。その電気的導通状態を検出回路120が検知する。これにより、水中軸受14の摩耗量が所定の値に達したことを検出することができる。なお、電源は直流であってもよいし、交流であってもよい。また、検出回路120は電気的導通を検知できるものであれば特に限定されない。例えば、電流計で電流を検知してもよいし、電圧計で電圧降下を検知してもよい。
このような構成の本実施形態の動作について説明する。以下の説明では、回転軸5、軸受スリーブ35、及びセンサスリーブ60を総称して、単に回転軸5という。
立軸ポンプが作動されると、回転軸5が回転し、回転軸5と軸受本体40とが摺接する。軸受本体40が摩耗すると、その摩耗量に応じて回転軸5が振れ回る。回転軸5はセンサパッド62と摺接し、センサパッド62及びパッド保持部材64は回転軸5の振れ回りに同調して半径方向に移動する。パッド保持部材64には回り止め部材100が挿入されているため、センサパッド62及びパッド保持部材64は回転せず、回転軸5の半径方向にのみ移動する。
軸受本体40の摩耗がさらに進行し、回転軸5の振れ回りが大きくなると、センサパッド62及びパッド保持部材64の回転軸5の中心からの移動量が大きくなり、やがてパッド保持部材64が電極66,68に接触する。パッド保持部材64は導電体で形成されているため、電極66,68とパッド保持部材64とが接触することで電極66と電極68とが電気的に接続され、この電気的導通を検出回路120が検出する。したがって、検出回路120は、水中軸受14の摩耗量が所定の値に達したことを検出することができる。
半径方向に移動可能なセンサパッド62及びパッド保持部材64は、位置が固定されている軸受本体40よりも、移動の自由度が高い。したがって、センサパッド62は回転軸5の荷重をほとんど受けないため、立軸ポンプをドライ状態で運転し、回転軸5とセンサパッド62とが摺接してもセンサパッド62の摩耗量及び発熱量は少ない。さらにパッド保持部材64も回転軸5とともに回転しないため、パッド保持部材64と電極66,68との接触時に、パッド保持部材64は電極66,68に高速で摺接することはない。したがってポンプをドライ状態で運転しても、パッド保持部材64と電極66,68との摺接に起因してパッド保持部材64および電極66,68が発熱したり、焼き付いたりすることがない。さらに、回転軸5と電極66,68とが直接接触することはないため、電極66,68には、回転軸5の振れ回りによる荷重が直接かからない。したがって、電極66,68が変形することを防止することができる。このように、本発明によれば、先行待機型ポンプに最適な摩耗検出機構を提供することができる。
上述したようにセンサパッド62は、軸受本体40と異なり、回転軸5とともに半径方向に動くことができるので、回転軸5からの負荷を受けない構成としている。このため、センサパッド62の摩耗は軸受本体40の摩耗に比べてはるかに少ない。これは、軸受圧力Pとすべり速度Vの積で表されるすべり軸受の作動限界値、すなわちPV値のうち、Pの値が小さいという点から説明することができる。したがって、センサパッド62の材料として、軸受本体40の材料よりも安価で入手性がよい汎用のエンジニアリングプラスチックを用いることができる。
図10は本発明の第2の実施形態における摩耗検出機構の模式図である。なお、特に説明しない本実施形態の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。また、本実施形態においても水中軸受13,14の摩耗検知機構20,25は同一の構成を有しているので、以下、水中軸受14の摩耗検知機構25について説明する。
図10に示すように、パッド保持部材64を囲むように少なくとも3個のリング状の電極150,152,154が設けられている。電極150,152,154は導線D1,D2,D3を介して検出回路120に接続されている。導線D1またはD2には電源Vが接続されている。電極150と電極152との間には絶縁部材160が配置され、電極150と電極152とは電気的に隔離されている。同様に、電極150と電極154との間には絶縁部材164が配置され、電極150と電極154とは電気的に隔離されている。電極152は絶縁部材160と絶縁部材162に挟まれており、電極154は絶縁部材164と絶縁部材166に挟まれている。電極150,152は同じ内径d6aを有しており、電極154は電極150,152の内径d6aよりも大きな内径d6bを有している。電極154の内周面とパッド保持部材64の外周面との隙間db2は、電極150,152の内周面とパッド保持部材64の外周面との隙間db1よりも大きく設定されている。これらの距離db1,db2は、図5と同様、検出しようとする摩耗量によって適宜変更される。本実施形態においては、電極154とパッド保持部材64の外周面との隙間db2は、電極150,152とパッド保持部材64の外周面との隙間db1よりも大きく設定されているため、2段階で摩耗の進行が検出される。
すなわち、軸受本体40の摩耗が進行すると、回転軸5の振れ回りによりパッド保持部材64の外周面と電極150,152の内周面150a,152aとが接触し、1度目の電気的導通が検出回路120により検出される。軸受本体40の摩耗がさらに進行すると、回転軸5の振れ回りが大きくなり、パッド保持部材64が電極150,152の内周面150a,152aを押し、電極150,152の内周面150a,152aが塑性変形する。最終的には、パッド保持部材64と電極154とが接触し、2度目の電気的導通が検出回路120により検出される。電極150,152の内周面150a,152aが塑性変形しやすいように、図10に示すように電極150,152の内周面150a,152aは、半径方向内側に突き出たテーパー形状(先細り形状)を有している。また、電極150,152は黄銅などの比較的軟質の金属から形成されることが好ましい。電極150,152の内周面150a,152aが塑性変形しやすいようにするためである。
このように摩耗の進行具合が複数段階で検出されるので、水中軸受14の交換時期の目安を付けることができる。例えば、電極150,152とが電気的に導通した段階で、水中軸受14の交換の準備を開始し、電極154と電極150,152とが電気的に導通したら、実際に水中軸受14の交換を開始するといった計画を立てることができる。
図11は本発明の第3の実施形態における摩耗検出機構の模式図である。なお、特に説明しない本実施形態の構成は、上述した第1,2の実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。また、本実施形態においても水中軸受13,14の摩耗検知機構20,25は同一の構成を有しているので、以下、水中軸受14の摩耗検知機構25について説明する。
図11に示すように、電極に代えて、変位センサ200がパッド保持部材64から所定の距離だけ離間して設けられている。変位センサ200はセンサホルダ201に形成された通孔内に収容されている。変位センサ200はセンサモニタ210に接続されている。変位センサ200の浸水を防ぐために、変位センサ200が収容される通孔はキャップ211で塞がれている。センサホルダ201はセンサベース80とセンサキャップ82とに挟まれている。センサホルダ201は、円筒形状を有し、パッド保持部材64を囲むように配置されている。変位センサ200は、パッド保持部材64の外周面と変位センサ200との距離を非接触で計測するように構成されている。したがって、変位センサ200の出力値から水中軸受14の摩耗量を定量的に計測することができ、水中軸受14の交換時期を把握することができる。すなわち、軸受本体40の摩耗量が多くなると、回転軸5の振れ回りが大きくなり、パッド保持部材64と変位センサ200との距離が短くなる。この距離を計測することで、水中軸受14の摩耗量を定量的に把握することができる。
変位センサ200は摩耗の進行具合を何度でも計測することができる。したがって、現在の摩耗量がどのくらいであるかを検出したい場合に有効である。パッド保持部材64とセンサベース80とセンサキャップ82との間は摺接部材94,96でシールされており、パッド保持部材64とセンサホルダ201との間に形成される空間215には、外部から異物が侵入しにくい構造となっている。そのため、外部から異物が侵入することによる誤検出を防止することができる。さらに、パッド保持部材64は、回り止め部材100により回転しない構造となっているため、砂混じりの水が空間215に流入したとしても変位センサ200の検出面が削れることもない。このように、回転する回転軸またはセンサスリーブの変位を直接測定する構造に比べて、変位センサはより良好な測定環境で摩耗量を測定することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
1 インペラケーシング
4 羽根車
5 回転軸
13,14 水中軸受
15,17 支持部材
20,25 摩耗検出機構
30 軸受ホルダ
35 軸受スリーブ
40 軸受本体
42 軸受保持部材
45 緩衝部材
60 センサスリーブ
62 センサパッド
64 パッド保持部材
66,68,150,152,154 電極
70,72,74 絶縁部材
80 センサベース
82 センサキャップ
94,96 摺接部材
100 回り止め部材
65 係合孔
110,115 電極ボルト
120 検出回路
200 変位センサ

Claims (14)

  1. 回転軸を支持する軸受の摩耗を検出する摩耗検出機構であって、
    前記回転軸を囲むように配置されたセンサパッドと、
    導電体から構成され、前記センサパッドを保持するパッド保持部材と、
    前記パッド保持部材を、前記回転軸の半径方向に移動可能に支持する摺接部材と、
    前記半径方向において前記パッド保持部材の外側に配置され、該パッド保持部材に対向する第1の電極および第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極とを電気的に隔離する絶縁部材と、
    前記センサパッドおよび前記パッド保持部材の前記半径方向への移動を許容しつつ、前記センサパッドおよび前記パッド保持部材の回転を制限する回り止め部材と、
    前記パッド保持部材を通じた前記第1の電極と前記第2の電極との電気的導通を検出する検出回路とを備えたことを特徴とする摩耗検出機構。
  2. 前記摺接部材は、前記パッド保持部材の上面に接する第1の摺接部材と、前記パッド保持部材の下面に接する第2の摺接部材とから構成され、
    前記第1の摺接部材は、センサキャップに保持されており、
    前記第2の摺接部材は、センサベースに保持されていることを特徴とする請求項1に記載の摩耗検出機構。
  3. 前記第1の電極、前記第2の電極、および前記絶縁部材は、複数のボルトにより前記センサキャップと前記センサベースとの間に挟まれていることを特徴とする請求項2に記載の摩耗検出機構。
  4. 前記第1の電極および前記第2の電極は、リング形状を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の摩耗検出機構。
  5. 前記第1の電極および前記第2の電極は、前記軸受と同軸状に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の摩耗検出機構。
  6. 前記第1の電極および前記第2の電極の内径よりも大きな内径を有するリング状の第3の電極をさらに備えたことを特徴とする請求項4または5に記載の摩耗検出機構。
  7. 前記パッド保持部材には、係合孔が形成されており、
    前記回り止め部材の先端は、前記係合孔に緩やかに挿入されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の摩耗検出機構。
  8. 前記回り止め部材は、前記絶縁部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の摩耗検出機構。
  9. 前記センサパッドおよび前記パッド保持部材は、それぞれ円筒形状を有しており、前記センサパッドは、前記パッド保持部材の内周面に固定されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の摩耗検出機構。
  10. 前記摺接部材は、樹脂材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の摩耗検出機構。
  11. 前記樹脂材料は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアセタール、またはポリエーテルエーテルケトンであることを特徴とする請求項10に記載の摩耗検出機構。
  12. 前記センサパッドは、絶縁材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の摩耗検出機構。
  13. 羽根車と、
    前記羽根車に連結された回転軸と、
    前記回転軸を回転自在に支持する滑り接触面を有する軸受と、
    請求項1乃至12のいずれか一項に記載の摩耗検出機構とを備えたことを特徴とする立軸ポンプ。
  14. 前記軸受は水中軸受であることを特徴とする請求項13に記載の立軸ポンプ。
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