JP5825118B2 - 公開範囲判定方法、公開範囲判定装置及びプログラム - Google Patents

公開範囲判定方法、公開範囲判定装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データの公開範囲を判定する公開範囲判定方法、公開範囲判定装置及びプログラムに関する。
データをネットワーク経由で公開する場合、データにアクセス可能なユーザを制限することにより、データの公開範囲が設定される。そのため、データを公開するユーザは、サーバ装置にアップロードするデータの公開範囲を指定する。
特開2009−26129号公報 特開2002−176419号公報
しかしながら、データの公開範囲を指定したユーザには、指定した公開範囲を間違えていないか、指定した公開範囲にデータを公開したくないメンバが含まれていないか等の不安がある。
本願は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、指定したデータの公開範囲に誤りがないか否かを判定することができる公開範囲判定方法、公開範囲判定装置及びプログラムを提供することである。
本願による開示の一観点は、複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、制御部及び記憶部を有するコンピュータにより公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定方法において、データの公開範囲及び該データのメタデータを前記制御部により受け付け、データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を前記制御部により抽出し、前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、受け付けたメタデータを有意情報に前記制御部により変換し、有意情報及び該有意情報に基づいて推定された推定公開範囲に属するユーザの属性情報に関するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、変換した有意情報をキーワードに前記制御部により変換し、抽出した属性情報に変換したキーワードが含まれるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する。
本願による開示の一観点によれば、指定したデータの公開範囲に誤りがないか否かを判定することができる。
データ公開システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 データ公開システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 データ公開システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 グループテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ユーザテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 グループメンバ関連テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 公開データグループ関連テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 メタデータテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 変換ルールテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 推定ルールテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 判定結果テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 公開データ登録画面のレイアウトの一例を示す説明図である。 判定結果画面のレイアウトの一例を示す説明図である。 サーバ装置が実行する公開範囲判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 データ公開システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 データ公開システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 データ公開システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。 スケジュールテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 行動履歴テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 変換ルールテーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 公開データ登録画面のレイアウトの一例を示す説明図である。 サーバ装置が実行する公開範囲判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 サーバ装置が実行する公開範囲判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態に係るデータ公開システムをその図面に基づいて説明する。データ公開システムは、例えば会員制のシステムである。ユーザは、例えばユーザID及びパスワードを利用した認証により、データが登録されたサーバ装置にログインし、データの閲覧又はダウンロードを行う。ただし、全てのユーザが登録されたデータにアクセスできるわけではない。データをサーバ装置にアップロードしたユーザが指定したグループに属するユーザのみが、当該データにアクセスし、当該データを共有することができる。すなわち、データ公開システムは、データをアップロードしたユーザが指定したグループをデータの公開範囲に設定する。
データ公開システムが対象とするデータは、例えば静止画像データ、動画像データ、音声データ、ドキュメントデータ(テキストファイル、MS Office(登録商標)ドキュメント等)、プレゼンテーションデータ等を含む。以下では、データ公開システムが対象とするデータとして、コンテンツデータの一例である静止画像データを採り上げる。なお、データ公開システムが対象とするデータには、プログラムソースコード、オブジェクトコード、実験データ、調査データ、設計データ、会計データ、医療データ、生産管理データ等が含まれてもよい。
なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されない。
実施の形態1
図1は、データ公開システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。データ公開システムは、カメラ1、端末装置2及びサーバ装置(公開範囲判定装置、コンピュータ)3を含む。カメラ1及び端末装置2は、有線又は無線により接続されている。端末装置2及びサーバ装置3は、ネットワークNを介して接続されており、互いに情報の送受信を行うことができる。なお、ネットワークNは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、電話通信回線網、衛星通信回線網等を含む。
カメラ1は、制御部11、記憶部12、タイマ13、操作部14、GPS(Global Positioning System)受信部15、撮像部16、表示部17及び通信部18を含む。カメラ1のハードウェア各部は、バス1bを介して相互に接続されている。
制御部11は、カメラ1の各構成部を制御するCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro ProcessorUnit)等のプロセッサである。制御部11は、記憶部12に予め格納されているプログラム1Pに従って各種の処理を実行する。
記憶部12は、例えば読み書き可能な不揮発性の半導体メモリである。記憶部12は、カメラ1が撮像した静止画像(以下、画像と呼ぶ)の画像ファイル1F及びそのメタデータ1Dを記憶する。また、記憶部12には、制御部11が実行するプログラム1P及びカメラ1に関する各種の情報が記憶されている。プログラム1Pは、GPSに関する測位プログラムを含む。カメラ1に関する各種の情報は、カメラ1の所有者であるユーザの識別情報を含む。ここでのユーザの識別情報は、例えばデータ公開システムのサーバ装置3にログインするためのユーザID及びパスワードである。
タイマ13は、計時した日時を制御部11に送信する。
操作部14は、ユーザがカメラ1を操作するためのボタン(例えば、シャッターボタン)群である。操作部14は、各ボタンがユーザにより操作された場合、操作されたボタンに対応する操作信号を制御部11に送信する。
GPS受信部15は、GPS衛星が送信した電波を受信するアンテナ(図示せず)を有し、当該アンテナを介してGPS衛星からの電波を受信する。GPS受信部15は、受信した電波を電気信号に変換し、変換した電気信号を制御部11に送信する。制御部11は、GPS受信部15から受信した電気信号に基づいて、記憶部12に記憶してある測位プログラムを実行することにより、緯度経度及び高度をカメラ1の位置情報として取得する。ここでの緯度経度及び高度のフォーマットは、例えばNMEA( National Marine Electronics Association)0183規格に従ったものである。
撮像部16は、レンズ、シャッター、フラッシュ及びCCD撮像素子を含む。撮像部16は、レンズから入力された光信号をCCD撮像素子によって光電変換することにより、アナログの画像信号を取得する。撮像部16は、制御部11による制御の下、取得したアナログの画像信号をデジタル信号に変換し、信号処理及び画像処理を施した後、制御部11に出力する。制御部11は、撮像部16からの画像信号をデジタルの画像ファイル1Fとして記憶部12に記憶する。その際、制御部11は、タイマ13から受信した日時、GPS受信部15に基づく緯度経度、高度及びユーザの識別情報を、画像ファイル1Fのメタデータ1Dとして画像ファイル1Fに対応付けて記憶部12に記憶する。
表示部17は、例えば複数の液晶素子が2次元のマトリクス状に配列された液晶パネルである。表示部17は、カメラ1の動作状況、ユーザへの通知情報、撮像部16が撮像した画像等を表示する。なお、表示部17をタッチパネル方式の液晶パネルにすることにより、操作部14のボタン群が有する機能のうち一部又は全部をタッチパネルに対するタッチ操作機能で代用してもよい。
通信部18は、有線又は無線通信のモデム、LANカード、USB(UniversalSerial Bus)端子等である。カメラ1は、通信部18により、端末装置2と情報の送受信をすることができる。その際、通信部18は、ネットワークNを介して端末装置2と接続されてもよいし、ネットワークNを介さずに端末装置2と接続されてもよい。また、通信部18は、ネットワークNを介して、サーバ装置3と接続することも可能である。
通信部18は、無線LANアクセスポイントを介して、ネットワークNに接続することもできる。GPS受信部15がGPS衛星からの電波を受信することが困難な環境(例えば、室内、高層ビルが立ち並ぶ都市環境等)にある場合、制御部11は画像ファイル1Fに対応付ける位置情報を、無線LANアクセスポイントの識別情報で代替してもよい。無線LANアクセスポイントの識別情報は、例えばESSID、MAC(Media Access Control)アドレス等である。
通信部18は、携帯電話機の通信機能も有する。そのため、カメラ1は、携帯電話機の基地局及び電話通信回線網を介して、サーバ装置3と情報の送受信をすることができる。 サーバ装置3は、携帯電話機の基地局の位置情報に基づいて、カメラ1の位置を特定することができる。そこで、サーバ装置3は、特定したカメラ1の位置を画像ファイル1Fのメタデータ1Dに付加してもよい。
カメラ1は、記憶部12に記憶された画像ファイル1F及びメタデータ1Dを端末装置2に送信する。
なお、カメラ1は、生成した画像ファイル1F及びメタデータ1Dを、通信部18のUSB端子を介して、フラッシュメモリ等の半導体メモリ1cに記憶することもできる。
端末装置2は、PC(パーソナルコンピュータ)、ノート型PC、携帯電話機、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)端末機、PDA(PersonalDigital Assistant)、タブレットPC、ゲーム装置等を含む。以下では、端末装置2の例として、PCを挙げて説明する。
端末装置2は、制御部21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、ハードディスク24、ディスクドライブ25、通信部26、表示部27及び操作部28を含む。端末装置2のハードウェア各部は、バス2bを介して相互に接続されている。
制御部21は、CPU、MPU等のプロセッサであり、端末装置2の各構成部を制御する。制御部21は、ハードディスク24に記憶されたプログラム2PをRAM23に読み出し、読み出したプログラム2Pを実行する。
ROM22は、例えば不揮発性の半導体メモリ又は半導体メモリ以外の読み出し専用記憶媒体である。ROM22は、端末装置2の起動時に制御部21が実行するBIOS(Basic Input/Output System)、ファームウェア等を記憶している。
RAM23は、例えばSRAM(Static RAM)又はDRAM(Dynamic RAM)であり、制御部21が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記録する。なお、RAM23は主記憶装置の一例であり、RAM23の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク24は、制御部21が実行するプログラム2Pを記憶している。また、ハードディスク24は、カメラ1から送信された画像ファイル1F及びメタデータ1Dを記憶する。
なお、ハードディスク24は、端末装置2の内部に取り付けられるものであっても、端末装置1の外部に置かれるものであってもよい。ハードディスク24は、補助記憶装置の一例であり、大容量の情報の記録が可能なフラッシュメモリ又はCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc、登録商標)等の光ディスク1aで代替されてもよい。
ディスクドライブ25は、外部の記録媒体であるCD、DVD、BD等の光ディスク1aから情報を読み出し、光ディスク1aに情報を記録する。制御部21は、操作部28からディスクドライブ25に対する光ディスク1aの排出命令を受け付けた場合、ディスクドライブ25の図示しないトレイを排出する。
通信部26は、有線又は無線通信のモデム、LANカード、USB端子等である。端末装置2は、通信部26を介してカメラ1と接続されている。なお、端末装置2は、カメラ1が生成した画像ファイル1F及びメタデータ1Dを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1cから、通信部26のUSB端子を介して、画像ファイル1F及びメタデータ1Dを取得することもできる。
通信部26は、ネットワークNを介してサーバ装置3と接続されている。
表示部27は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode RayTube)ディスプレイ等の画面を有し、制御部21からの指示に従って、プログラム2Pに係る各種情報を表示する。
操作部28は、ユーザが各種の入力を行うキーボード、マウス、電源スイッチ、ディスクドライブ25から光ディスク1aを排出するための操作ボタン等の入力デバイスを含む。操作部28は、ユーザによる操作に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は、バス2bを介して制御部21に送信される。
サーバ装置3は、PC、ワークステーション、汎用コンピュータ等を含む。以下では、サーバ装置3の例として、ワークステーションを挙げて説明する。
サーバ装置3は、データベースエンジンを搭載したデータベースサーバ、DNS(Domain Name Server)、WEB(World Wide Web)サーバ、アプリケーションサーバ及びメールサーバの各種機能を有す。サーバ装置3のスペックに応じて、これらの各機能を複数のマシンに分散したシステムが構築されてもよいことは勿論である。
サーバ装置3は、制御部31、ROM32、RAM33、ハードディスク34、ディスクドライブ35、通信部36、表示部37及び操作部38を含む。サーバ装置3のハードウェア各部は、バス3bを介して相互に接続されている。
制御部31は、CPU等のプロセッサであり、サーバ装置3の各構成部を制御する。制御部31は、ハードディスク34に記録されたプログラム3PをRAM33に読み出し、読み出したプログラム3Pを実行する。
ROM32は、例えば不揮発性の半導体メモリ又は半導体メモリ以外の読み出し専用記憶媒体である。ROM32は、サーバ装置3の起動時に制御部31が実行するBIOS、ファームウェア等を記録している。
RAM33は、例えばSRAM又はDRAMであり、制御部31が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記憶する。また、RAM33は、例えばビューを実行した結果を一時的に記憶してもよい。なお、RAM33は主記憶装置の一例であり、RAM33の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク34は、端末装置2から送信された画像ファイル1F及びメタデータ1Dを記憶する。ハードディスク34は、制御部31が実行するプログラム3P及び各種テーブルを記憶している。
各種テーブルは、グループテーブル1T、ユーザテーブル2T、グループメンバ関連テーブル3T、公開データグループ関連テーブル4T及びメタデータテーブル5Tを含む。グループテーブル1Tは、データの公開範囲であるグループを管理するテーブルである。ユーザテーブル2Tは、本実施の形態に係るデータ公開システムを利用するユーザの属性を管理するテーブルである。
グループメンバ関連テーブル3Tは、データの公開範囲であるグループと当該グループに属するメンバとを対応付けて管理するテーブルである。ここでのメンバは、データ公開システムを利用するユーザでもある。公開データグループ関連テーブル4Tは、公開されるデータと公開範囲であるグループとを関連付けて管理するテーブルである。メタデータテーブル5Tは、公開されるデータのメタデータ1Dを管理するテーブルである。
各種テーブルは、変換ルールテーブル6T、推定ルールテーブル7T及び判定結果テーブル8Tを含む。変換ルールテーブル6Tは、公開されるデータのメタデータ1Dを有意情報に変換するテーブルである。有意情報とは、ユーザにとって意味を成す情報である。例えば、メタデータの一例である緯度経度の座標そのものはユーザにとって意味がなくても、その緯度経度に対応する地名、組織名、施設名等がユーザにとって意味を成す場合、その組織名等は有意情報となる。例えば、メタデータの一例であるデータ作成日時そのものはユーザにとって意味がなくても、その作成日時に対応する時間がユーザの勤務時間、通勤時間、自由時間等である場合、勤務時間等の文字列は有意情報となる。勤務時間等の文字列は、その作成日時におけるユーザの行動区分又は行動内容に対応する。
推定ルールテーブル7Tは、有意情報を、当該有意情報又は有意情報の論理演算による組み合わせから予め推定された公開範囲に指定した公開グループのユーザが含まれるか否かを判定する判定基準に変換するテーブルである。例えば、有意情報が組織名である場合、判定基準はその組織の名称、略称、商標、俗称等を含む。例えば、有意情報がユーザが属する組織の勤務時間である場合、判定基準はユーザが属する組織の名称、略称、商標、俗称等を含む。
判定結果テーブル8Tは、サーバ装置3が公開範囲に属するメンバとして適格か否かを判定した結果を書き込むテーブルである。
なお、ハードディスク34は、サーバ装置3の内部に取り付けられるものであっても、サーバ装置3の外部に置かれるものであってもよい。ハードディスク34は、補助記憶装置の一例であり、大容量の情報の記録が可能なフラッシュメモリ又はCD、DVD、BD等の光ディスク1aで代替されてもよい。
ディスクドライブ35は、外部の記録媒体であるCD、DVD、BD等の光ディスク1aから情報を読み出し、光ディスク1aに情報を記録する。制御部31は、操作部38からディスクドライブ35に対する光ディスク1aの排出命令を受け付けた場合、ディスクドライブ35の図示しないトレイを排出する。
通信部36は、有線又は無線通信のモデム、LANカード、USB端子等であり、ネットワークNと接続されている。通信部36は、ネットワークNを介して端末装置2と接続されている。また、通信部36は、ネットワークNを介してカメラ1と接続されてもよい。
表示部37は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイ等の画面を有し、制御部31からの指示に従って、プログラム3Pに係る各種情報を表示する。
操作部38は、ユーザが各種の入力を行うキーボード、マウス、電源スイッチ、ディスクドライブ35から光ディスク1aを排出するための操作ボタン等の入力デバイスを含む。操作部38は、ユーザによる操作に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は、バス3bを介して制御部31に送信される。
次に、データ公開システムの機能概要の一例について説明する。
図2及び図3は、データ公開システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。図2は、カメラ1及び端末装置2が夫々有する機能の一例を示している。図3は、サーバ装置3が有する機能の一例を示している。
図2のカメラ1に係る各機能部は、制御部11が記憶部12に記憶されたプログラム1Pに基づいて動作することにより機能する。図2の端末装置2に係る各機能部は、制御部21がハードディスク24に記憶されたプログラム2Pに基づいて動作することにより機能する。図3のサーバ装置3に係る各機能部は、制御部31がハードディスク34に記憶されたプログラム3Pに基づいて動作することにより機能する。
カメラ1は、撮像部16、メタデータ生成部101、記憶部12及びデータ−メタデータ送信部102を含む。撮像部16は、外界から取り込んだ光に基づいて画像を撮像し、デジタルの画像ファイル1Fを生成する。メタデータ生成部101は、タイマ13から受け付けた日時、GPS受信部15が受信した電波に基づく位置並びに記憶部12に記憶されているユーザIDを、撮像に関するメタデータ1Dとして生成する。記憶部12は、撮像部16が生成した画像ファイル1Fを記憶する。記憶部12は、メタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dを記憶する。データ−メタデータ送信部102は、記憶部12に記憶された画像ファイル1F及びメタデータ1Dを端末装置2に送信する。
端末装置2は、データ−メタデータ受信部201及びデータ−メタデータ記憶部202を含む。データ−メタデータ受信部201は、カメラ1のデータ−メタデータ送信部102が送信した画像ファイル1F及びメタデータ1Dを受信する。データ−メタデータ記憶部202は、データ−メタデータ受信部201がカメラ1から受信した画像ファイル1F及びメタデータ1Dをハードディスク24に記憶する。
端末装置2は、メタデータ編集部203を含む。メタデータ編集部203は、カメラ1のメタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dを編集する編集画面(図示せず)を表示部27に表示する。当該編集画面は、メタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dを変更可能な部品と、メタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dに追加される他のメタデータ1Dを入力する部品とを有する。
メタデータ編集部203は、操作部28からの入力データに基づいて、メタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dの一部又は全部を編集する。また、メタデータ編集部203は、操作部28からの入力データに基づいて、メタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dとは異なる他のメタデータ1Dを生成する。メタデータ編集部203は、生成した他のメタデータ1Dをメタデータ生成部101が生成したメタデータ1D又は編集後のメタデータ1Dに追加する。ここで、メタデータ編集部203が追加する他のメタデータ1Dは、例えばユーザが操作部28から入力した画像ファイル1Fの画像についてのタイトル、コメント等を含む。
データ−メタデータ記憶部202は、メタデータ編集部203によりメタデータ1Dが編集又は追加された場合、更新後のメタデータ1Dをハードディスク24に記憶する。
なお、ユーザが操作部28を介してメタデータ1Dを編集せず、かつ新たな他のメタデータ1Dをメタデータ生成部101が生成したメタデータ1Dに追加しない場合、メタデータ編集部203はなくてもよい。
端末装置2は、グループID受付部204、グループID送信部205及びデータ−メタデータ送信部206を含む。グループID受付部204は、ユーザが公開するデータの公開範囲に対応するグループの識別情報を操作部28から受け付ける。グループID送信部205は、グループID受付部204が受け付けたグループの識別情報をサーバ装置3に送信する。データ−メタデータ送信部206は、データ−メタデータ記憶部202がハードディスク24に記憶したメタデータ1D及び画像ファイル1Fをサーバ装置3に送信する。
なお、データ−メタデータ送信部206は、画像ファイル1F及びメタデータ1Dを連続してサーバ装置3に送信してもよいし、別々に異なるタイミングでサーバ装置3に送信してもよい。また、グループID送信部205及びデータ−メタデータ送信部206は、協働することによりグループの識別情報並びに画像ファイル1F及びメタデータ1Dを連続してサーバ装置3にしてもよいし、別々に異なるタイミングでサーバ装置3に送信してもよい。
端末装置2は公開メンバ受信部207、公開メンバ表示部208及び公開メンバ送信部209を含む。グループID送信部206がグループの識別情報をサーバ装置3に送信し、データ−メタデータ送信部206が少なくともメタデータ1Dをサーバ装置3に送信した場合、公開メンバ受信部207は、次の処理を実行する。公開メンバ受信部207は、サーバ装置3から、データの公開範囲として適格、不適格の区別を含む公開メンバのリスト画面を受信する。公開メンバ表示部208は、公開メンバ受信部207が受信した公開メンバのリスト画面を表示部27に表示する。ユーザは、公開メンバのリスト画面に基づいて、公開メンバを変更する場合、公開メンバ編集画面(図示せず)から公開メンバを編集する。公開メンバ送信部209は、ユーザが公開メンバを編集した場合、編集後の公開範囲に属するメンバ情報をサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、ユーザ属性管理部301、受付部302及びグループ管理部303を含む。ユーザ属性管理部301は、ユーザテーブル2Tに対する新規レコードの登録及び削除処理並びに更新処理を実行する。例えば、ユーザ属性管理部301は、表示部37に表示したユーザ管理画面(図示せず)に対して操作部38からシステム管理者が入力したユーザに関するデータに基づいて、ユーザテーブル2Tに対してクエリを実行する。
なお、ユーザ属性管理部301は、ユーザテーブル2Tに対してクエリを実行するためのデータを端末装置2から取得してもよい。
受付部302は、端末装置2からデータの公開範囲に対応するグループのメンバ情報を予め受け付ける。受付部302は、ユーザが公開メンバを変更した場合にも、端末装置2から公開範囲に対応するグループのメンバ情報を受け付ける。受付部302は、受け付けた公開範囲に対応するグループのメンバ情報をグループ管理部303に出力する。
受付部302は、端末装置2からグループの識別情報、画像ファイル1F及びメタデータ1Dを受け付ける。受付部302は受け付けたグループの識別情報をグループメンバ抽出部304に出力する。受付部302は、受け付けたメタデータ1Dをメタデータテーブル5Tに登録する。
グループ管理部303は、受付部302が受け付けたグループのメンバ情報に基づいて、グループテーブル1Tに新たなグループのレコードを登録する。グループ管理部303は、受付部302が受け付けたグループのメンバ情報に基づいて、グループメンバ関連テーブル3Tに、新たなグループと、そのグループに属するメンバとを登録する。ここでのメンバは、ユーザテーブル2Tに登録されているユーザでもある。また、グループ管理部303は、ユーザが公開メンバを変更する場合、受付部302が受け付けたグループのメンバ情報に基づいて、グループメンバ関連テーブル3Tを更新する。
サーバ装置3は、グループメンバ抽出部304、公開範囲推定部305及び判定部306を含む。グループメンバ抽出部304は、受付部302からグループの識別情報を取得する。グループメンバ抽出部304は、取得したグループの識別情報に基づいて、グループメンバ関連テーブル3T及びユーザテーブル2Tを参照し、データを公開するユーザが指定した公開範囲に属するメンバの属性情報を抽出する。グループメンバ抽出部304は、抽出したメンバの属性情報を判定部306に出力する。なお、メンバの属性情報は、メンバの識別情報を含む。
公開範囲推定部305は、有意情報変換部305a及びキーワード変換部305bを有する。有意情報変換部305aは、メタデータテーブル5Tに記憶されたメタデータ1Dを読み出し、読み出したメタデータ1Dを、変換ルールテーブル6Tを参照することにより、有意情報に変換する。キーワード変換部305bは、有意情報変換部305aが変換した有意情報を、推定ルールテーブル7Tを参照することにより、有意情報から予め推定された公開範囲に対応する判定基準に変換する。キーワード変換部305bは、変換した判定基準を判定部306に出力する。
なお、公開範囲推定部305は、メタデータ1Dをメタデータテーブル5Tから取得するのではなく、受付部302からメタデータ1Dを受け付けることにより、メタデータ1Dを取得してもよい。
また、公開範囲推定部305は、有意情報変換部305a及びキーワード変換部305bの2つの機能部を有するが、変換ルールテーブル6T及び推定ルールテーブル7Tを結合して参照することにより、メタデータ1Dを予め推定された公開範囲に対応する判定基準に直接変換してもよい。かかる場合、公開範囲推定部305は、1つの機能部に集約される。
判定部306は、グループメンバ抽出部304からデータを公開するユーザが指定した公開範囲に属するメンバの属性情報を受け付ける。また、判定部306は、キーワード変換部305bから推定された公開範囲に関連するキーワードを受け付ける。判定部306は、グループメンバ抽出部304から受け付けたメンバ各人について、メンバの属性情報からキーワードを検索する。判定部306は、当該検索により、メンバが公開範囲に対して適格か否かを判定する。判定部306は、グループメンバ抽出部304から受け付けたメンバ各人について、判定結果を含むリストを作成する。
サーバ装置3は、送信部307及びデータ公開処理部308を含む。送信部307は、判定部306から判定結果を含む公開メンバのリストを受け付ける。送信部307は、当該リストが含まれた画面を生成し、生成した画面を端末装置2に送信する。
データ公開処理部308は、判定部306による判定結果に基づいて、グループメンバ抽出部304が抽出したメンバ全員が公開範囲に対して適格である場合、端末装置2から公開範囲の確認情報を受け付ける。データ公開処理部308は、受け付けた公開範囲の確認情報に基づいて、上記メンバ全員をデータの公開範囲に設定する。他方、データ公開処理部308は、判定部306による判定結果に基づいて、グループメンバ抽出部304が抽出したメンバの中に公開範囲に対して不適格なメンバがいる場合、端末装置2から公開範囲の変更データを受け付ける。データ公開処理部308は、受け付けた公開範囲の変更データに基づいて、データの公開範囲に属するメンバを確定し、確定したメンバをデータの公開範囲に設定する。また、データ公開処理部308は、公開データグループ関連テーブル4Tに公開されるデータと設定した公開範囲とを関連付けて登録する。データ公開処理部308は、公開範囲に含まれるメンバのメールアドレスに、データにアクセス可能なURL(Uniform Resource Locator)が記述されたメールを送信する。
次に、サーバ装置3のハードディスク34に記憶されている各種テーブルの詳細について説明する。
図4は、グループテーブル1Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。グループテーブル1Tは、グループID、グループ名称及びユーザIDの各列を含む。グループIDは、データを公開する対象のグループを識別する記号である。グループ名称は、グループIDに対応するグループの名称である。ユーザIDは、データを公開する対象のグループを登録したユーザを識別する記号である。
図5は、ユーザテーブル2Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。ユーザテーブル2Tは、データ公開システムを利用するユーザの属性を管理するテーブルである。
ユーザテーブル2Tは、ユーザID、パスワード、氏名、生年月日及び性別の各列を含む。ユーザIDは、データ公開システムを利用するユーザを識別する記号である。ユーザテーブル2TのユーザIDは、グループテーブル1TのユーザIDと同じである。パスワードは、データ公開システムを利用するユーザを識別する記号である。ユーザID及びパスワードは、サーバ装置3がユーザの認証処理を実行する場合に利用される個人情報である。生年月日は、ユーザの生年月日であり、そのフォーマット形式は例えばyyyy/mm/dd形式である。性別は、ユーザの性別である。
ユーザテーブル2Tは、端末IP(Internet Protocol)アドレス、メールアドレス、所属及び職場の各列を含む。端末IPアドレスは、ネットワークN上においてユーザが使用する端末装置2の識別情報である。メールアドレスは、ユーザが取得したメールアドレスである。所属は、ユーザの所属組織及び役職である。職場は、ユーザの組織が所在する建物の名称であり、階の情報を含んでもよい。なお、所属は、ユーザがいる部屋の識別情報及び所属部署を含んでもよい。
ユーザテーブル2Tは、趣味、家族及び友人の各列を含む。趣味は、ユーザの趣味である。家族は、カンマで区切られた、ユーザの家族構成員に対応するユーザIDの配列である。友人は、カンマで区切られた、ユーザの各友人に対応するユーザIDの配列である。
図6は、グループメンバ関連テーブル3Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。グループメンバ関連テーブル3Tは、データの公開範囲であるグループに属するメンバの構成を定義するテーブルである。
グループメンバ関連テーブル3Tは、グループID及びユーザIDの各列を含む。グループIDは、グループテーブル1TのグループIDと同じである。ユーザIDは、ユーザテーブル2TのユーザIDと同じである。
図7は、公開データグループ関連テーブル4Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。公開データグループ関連テーブル4Tは、公開対象のデータと公開範囲であるグループとを対応付けて管理するテーブルである。
公開データグループ関連テーブル4Tは、データID及びグループIDの各列を含む。データIDは、公開対象のデータを識別する記号である。グループIDは、グループテーブル1TのグループIDと同じである。
図8は、メタデータテーブル5Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。メタデータテーブル5Tは、公開対象であるデータのメタデータ1Dを管理するテーブルである。
メタデータテーブル5Tは、データID、位置、作成日時、ユーザID及びファイル名の各列を含む。データIDは、公開データグループ関連テーブル4TのデータIDと同じである。位置は、データが作成された位置を示す緯度経度の座標及び高度である。作成日時は、データが作成された日時であり、そのフォーマット形式は例えばyyyy/mm/dd hh:mm形式である。ユーザIDは、ユーザテーブル2TのユーザIDと同じである。ファイル名は、公開対象であるデータのファイル名である。
メタデータテーブル5Tは、タイトル及びコメントの各列を含む。タイトルは、データの題名又は表題である。コメントは、データに対するデータ作成者の解説、意見、感想等である。メタデータテーブル5Tのタイトル及びコメントは、カメラ1が生成したメタデータ1Dに対して、ユーザが端末装置2の操作部28から追加したメタデータ1Dである。従って、ユーザがカメラ1により生成されたメタデータ1Dに対してメタデータ1Dの追加をしなかった場合、メタデータテーブル5Tのタイトル及びコメントは空欄のままとなる。
図9は、変換ルールテーブル6Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。変換ルールテーブル6Tは、メタデータ1Dを有意情報に変換する変換ルール及び当該有意情報を関連付けて管理するテーブルである。
変換テーブル6Tは、変換ルールID、ユーザID及びメタデータ名称の各列を含む。変換ルールIDは、変換ルールを識別する記号である。ユーザIDは、ユーザテーブル2TのユーザIDと同じである。メタデータ名称は、メタデータテーブル5Tにおけるいずれかの列名である。図9の例では、変換ルールID=0001のレコードの場合、変換ルールに当てはめるメタデータ1Dが位置であることを示している。また、図9の例では、変換ルールID=0003のレコードの場合、変換ルールに当てはめるメタデータ1Dが作成日時であることを示している。
変換ルールテーブル6Tは、変換ルール及び有意情報の各列を含む。変換ルールは、メタデータを有意情報に変換する規則である。有意情報は、メタデータ1Dを変換ルールに従って変換した後の意味のある情報である。
図9の例では、変換ルールID=0001のレコードの場合、位置に対応する変換ルールは緯度経度で示されたある位置範囲である。例えば、メタデータ1Dの位置を示す緯度経度が変換ルールの位置範囲に含まれる場合、当該メタデータ1Dの位置はA社という特定組織の名称に変換される。
図9の例では、変換ルールID=0003のレコードの場合、作成日時に対応する変換ルールは平日のある時間範囲である。例えば、メタデータ1Dの作成日時を示す時間が変換ルールの時間範囲に含まれる場合、当該メタデータ1Dの作成日時はA社勤務時間という特定組織の勤務時間に変換される。
メタデータ1Dの作成日時を勤務時間に変換する場合、勤務時間はユーザ毎に異なるため、変換ルールテーブル6Tには、ユーザIDの列が設けられている。メタデータ1Dの位置を組織、施設、地名等の有意情報に変換する場合、変換後の有意情報はどのユーザにとっても同じであるとして、例えば図9におけるメタデータ名称が位置であるレコードの場合、ユーザIDは空欄になっている。
なお、メタデータ1Dの位置をユーザ毎に異なる有意情報に変換してもよい。かかる場合、メタデータ名称が位置である変換ルールテーブル6Tのレコードにおいて、ユーザID列に値が入力されることとなる。すなわち、メタデータをユーザ毎に異なる有意情報に変換するか否かということは、変換ルールに依存する。ユーザ毎に異なる変換ルールを規定する場合、変換ルールテーブル6TのユーザIDは利用され、どのユーザにも同じ変換ルールを規定する場合、変換ルールテーブル6TのユーザIDは利用されない。
変換ルールテーブル6Tは、端末装置2の表示部27又はサーバ装置3の表示部37に表示される変換ルール管理画面(図示せず)を介して、管理される。上述において、メタデータ1Dの位置情報のうち、高度は利用されていない。しかし、例えば変換ルールテーブル6Tの変換ルールに緯度経度で示されたある位置範囲及び高度範囲を登録した場合、緯度経度及び高度に基づいた有意情報が変換ルールテーブル6Tに登録されてもよい。
図10は、推定ルールテーブル7Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。推定ルールテーブル7Tは、有意情報に基づいて推定された公開範囲と、指定した公開範囲のメンバが推定された公開範囲のメンバとして適格か否かを判定する判定基準とを対応付けて管理するテーブルである。
推定ルールテーブル7Tは、推定ルールID、条件、推定公開範囲及び公開判定基準の各列を含む。推定ルールIDは、有意情報に基づいて公開範囲を推定する推定ルールを識別する記号である。条件は、変換ルールテーブル6Tの有意情報と同じか、有意情報の論理演算による組み合わせである。推定公開範囲は、条件に基づいて予め推定された公開範囲である。公開判定基準は、公開グループのメンバが推定公開範囲のメンバとして適格か否かを判定する判定基準を与える文字列であり、例えば推定公開範囲に含まれるメンバの属性に照らして判定されるための文字列である。
推定ルールテーブル7Tにおける推定ルールは、条件、推定公開範囲及び公開判定基準からなる組み合わせである。
公開判定基準は、データを公開するユーザにより指定された公開範囲のグループに属するユーザの属性に含まれるか否か、サーバ装置3により判定される文字列である。
例えば、公開判定基準が{emaile=~a-company}であるとすると、ユーザテーブル2Tのメールアドレスにa-companyという文字列が含まれる場合、サーバ装置3は、当該メールアドレスを所有するユーザはデータの公開範囲に対応するグループのメンバとして適格であると判定する。他方、a-companyという文字列がユーザテーブル2Tのメールアドレスに含まれない場合、サーバ装置3は、当該メールアドレスを所有するユーザはデータの公開範囲に対応するグループのメンバとして不適格であると判定する。
公開判定基準は、データ公開システムの構築に際し、変換ルール、有意情報及び推定ルールと同様に予め作成される。
推定ルールテーブル7Tは、端末装置2の表示部27又はサーバ装置3の表示部37に表示される推定ルール管理画面(図示せず)を介して、管理される。
図11は、判定結果テーブル8Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。判定結果テーブル8Tは、ユーザID及び不適格フラグの各列を含む。ユーザIDは、ユーザテーブル2TのユーザIDと同じである。不適格フラグは、公開範囲に属するメンバとして適格か否かがサーバ装置3により判定された場合に書き込まれる識別記号である。不適格フラグのデフォルト値は、例えば空欄である。不適格フラグには、公開範囲に属するメンバとして適格である場合、例えば0が格納される。不適格フラグには、公開範囲に属するメンバとして不適格である場合、例えば1が格納される。不適格フラグには、公開範囲に属するメンバとして適格か否かサーバ装置3により判定されなかった場合、空欄のままである。
なお、判定結果テーブル8Tは作業用テーブルであり、サーバ装置3はその使用前後にレコードを削除する初期化を実行する。
次に、データ公開システムの動作の一例について説明する。
ユーザは、端末装置2において例えばブラウザを起動する。そして、ユーザは、ユーザID及びパスワードによる認証処理を経て、端末装置2からサーバ装置3にログインする。具体的には、ユーザは、データ公開システムのホームページにアクセスする。サーバ装置3は、ユーザとのセッション情報として、ユーザID及びパスワードをRAM33及び端末装置2のハードディスク24に保持する。そのため、端末装置2が逐一ユーザID又はパスワードをサーバ装置3に送信しなくても、サーバ装置3は端末装置2に対応するユーザのユーザID及びパスワードを保有している。
データを公開するユーザは、公開対象となるメンバから構成されたグループを予めサーバ装置3に登録する。具体的には、ユーザは端末装置2の表示部27に表示される公開範囲登録画面(図示せず)から、新規登録するグループの名称と当該グループに属するメンバを入力する。ここでのグループのメンバは、データ公開システムを利用するユーザでもある。上記公開範囲登録画面から入力されるメンバの情報は、ユーザテーブル2TのユーザIDを含む。グループ名称とメンバのユーザIDとの入力が完了した場合、グループ名称とメンバのユーザIDとは、端末装置2からサーバ装置3に送信される。
サーバ装置3は、端末装置2からグループ名称及びメンバのユーザIDを受け付ける。サーバ装置3は、グループIDを新たに発番し、発番したグループID、受け付けたグループ名称及びグループを登録するユーザのユーザIDをグループテーブル1Tに登録する。グループを登録するユーザのユーザIDは、グループ名称及びメンバのユーザIDを送信した端末装置2に対応するユーザのユーザIDである。サーバ装置3は、新たに発番したグループIDと受け付けたメンバのユーザIDとを関連付けてグループメンバ関連テーブル3Tに登録する。
ユーザは、カメラ1で画像を撮像する。かかる場合、カメラ1は、撮像部16が撮像した画像を画像ファイル1Fとして記憶部12に記憶する。また、カメラ1は、GPS受信部15が受信した電波に基づく位置、タイマ13が計時する日時及びユーザIDを画像ファイル1Fのメタデータ1Dとして生成し、画像ファイル1Fと対応付けて記憶部12に記憶する。なお、GPS受信部15がGPS衛星からの電波を受信することが困難な環境にある場合、カメラ1は例えば無線LANアクセスポイントの識別情報を位置に関するメタデータ1Dとする。
カメラ1は、通信部18を介して端末装置2に画像ファイル1F及びメタデータ1Dを送信する。
端末装置2は、通信部26を介してカメラ1から画像ファイル1F及びメタデータ1Dを受信し、受信した画像ファイル1F及びメタデータ1Dをハードディスク24に記憶する。メタデータ1Dに対して、ユーザがタイトル又はコメントを追加した場合、端末装置2はタイトル又はコメントが追加されたメタデータ1Dをハードディスク24に記憶する。
端末装置2からサーバ装置3に画像ファイル1Fを公開するためのURLリクエストが送信された場合、サーバ装置3は公開データ登録画面を生成し、生成した公開データ登録画面をレスポンスとして端末装置2に送信する。端末装置2は、受信した公開データ登録画面をブラウザの画面に表示する。
図12は、公開データ登録画面1fのレイアウトの一例を示す説明図である。公開データ登録画面1fは、ブラウザに表示される画面であり、グループアイコン画面10f及びフォルダアイコン画面100fの各子画面を含む。
グループアイコン画面10fは、公開データ登録画面1fの上段に表示される。グループアイコン画面10fには、グループアイコン10iが表示される。グループアイコン10iは、データを公開するユーザが予め登録したデータを公開するグループを示すアイコンである。グループアイコン10iには、グループ名称が表示される。なお、サーバ装置3は、グループテーブル1Tを参照し、公開データ登録画面1fのグループアイコン10iを生成する。その際、サーバ装置3は、グループIDを非表示の属性としてグループアイコン10iに関連付ける。
図12の例では、家族、職場及び趣味(登山)の各グループアイコン10iがグループアイコン画面10fに表示されている。
フォルダアイコン画面100fは、公開データ登録画面1fの中段から下段にかけて表示される。フォルダアイコン画面100fには、フォルダアイコン100iが表示される。フォルダイコン100iは、端末装置2のハードディスク24に記憶された画像ファイル1Fが格納されたフォルダを示すアイコンである。フォルダアイコン100iの下には、フォルダの名称が表示される。フォルダアイコン画面100fは、ブラウザにプラグインされたプログラムがハードディスク24の画像ファイル1F及びメタデータ1Dにアクセスすることにより、ブラウザの画面に表示される。
図12の例では、○月×日家族写真及び○月□日社内会議の各フォルダアイコン100iがフォルダアイコン画面100fに表示されている。
ユーザは、公開したい画像ファイル1Fのフォルダアイコン100iを公開対象のグループに対応するグループアイコン100iにドラッグ&ドロップする。かかる場合、端末装置2は、グループアイコン100iに関連付けられたグループID、画像ファイル1F及びメタデータ1Dをサーバ装置3に送信する。なお、画像ファイル1Fは、グループID及びメタデータ1Dの送信とは別のタイミングで送信されてもよい。サーバ装置3は、少なくともグループID及びメタデータ1Dを受け付ける。
サーバ装置3は、データIDを発番し、発番したデータID及び受け付けたメタデータ1Dをメタデータテーブル5Tに登録する。その際、サーバ装置3は、受け付けたメタデータ1Dに含まれる位置情報が無線LANアクセスポイントの識別情報である場合、無線LANアクセスポイントの識別情報を無線LANアクセスポイントの位置情報に変換する。そのために、サーバ装置3のハードディスク34は、無線LANアクセスポイントの識別情報と当該無線LANアクセスポイントの位置情報とが関連付けて記録されたテーブル(図示せず)を記憶している。
サーバ装置3は、画像ファイル1Fを受け付けた場合、公開データグループ関連テーブル4Tに発番したデータID及び受け付けたグループIDを登録する。
サーバ装置3は、受け付けたグループIDに基づいて、グループメンバ関連テーブル3Tからユーザが指定した公開範囲に属するメンバのユーザIDを抽出する。
サーバ装置3は、変換ルールテーブル6Tを参照し、受け付けたメタデータ1D又はメタデータテーブル5Tに登録したメタデータ1Dを有意情報に変換する。サーバ装置3は、推定ルールテーブル7Tを参照し、変換した有意情報を含む条件から公開判定基準を取得する。サーバ装置3は、取得した公開判定基準に基づいて、ユーザテーブル2Tから抽出したユーザIDに対応するユーザの属性を評価し、該ユーザに画像ファイル1Fを公開可能か否か判定する。
サーバ装置3は、ユーザが指定した公開範囲に属するメンバ一人一人の判定結果を参照することができる判定結果画面を生成し、生成した判定結果画面を端末装置2に送信する。判定結果画面については、後述する。
ここで、データ公開システムが実行する処理について、具体的なデータを例示して説明する。以下では、公開判定基準はメールアドレスを判定するための属性としている。
なお、公開判定基準は一般に{属性名=~文字列}という形式をしており、”属性名”に指定された属性がユーザの属性と比較される。ここで、”=~”は比較演算子であり、属性名に対応する属性データの中に指定文字列が含まれることを意味する。
例えば、ユーザが趣味に関する会合において撮像した画像をデータ公開システムにおいて他のユーザと共有する場合、公開判定基準は趣味に関する文字列であってよい。具体例としては、{趣味=~登山}のような形式で公開判定基準が与えられる。
また、本実施形態ではサーバ装置3の中でユーザ属性が管理されているが、別途ディレクトリサーバで管理されるユーザ属性に対して問い合わせを行なってもよい。この場合は、広く利用されているディレクトリアクセスのためのプロトコル、例えばLDAP(Light-weight Directory Access Protocol)等が用いられる。
仮にデータを公開するユーザは、図5のユーザテーブル2Tに登録されたユーザID=0001のAAさんであったとする。サーバ装置3は、予めAAさんからのグループ登録により、図4のグループテーブル1TにグループID=0001のA社を登録しているものとする。また、サーバ装置3は、予めAAさんからのグループ登録により、図6のグループメンバ関連テーブル3TにグループID=0001に対応するメンバを登録しているものとする。例えば、図6の例では、グループID=0001に対応するユーザIDは、0001、0002、0004及び0005の4つである。
AAさんは、公開データ登録画面1fから○月□日にA社内で撮像した画像に関する画像ファイル1F及びメタデータ1Dを職場のグループアイコン10iにドラッグ&ドロップする。職場のグループアイコン10iには、グループID=0001が非表示の属性として関連付けられている。このイベントをトリガーにして、端末装置2は、少なくともグループID及びメタデータ1Dをサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、受け付けたグループID=0001に基づいて、公開範囲に属するメンバのユーザID(0001、0002、0004及び0005)を抽出する。サーバ装置3は、メタデータ1Dの位置が変換ルールテーブル6Tの変換ルールに合致するレコードを検索する。ここでは、メタデータ1Dの位置は、例えば図9において変換ルールID=0001の変換ルールに合致するものとする。そこで、サーバ装置3は、メタデータ1Dの位置を変換ルールID=0001に対応する有意情報のA社に変換する。そして、サーバ装置3は、図10の推定ルールテーブル7Tを参照し、有意情報がA社である推定ルールID=0001のレコードから公開判定基準の{email=~acompany}を取得する。ちなみに、推定ルールテーブル7Tにおいて、推定ルールID=0001に対応する推定公開範囲は、A社内である。
サーバ装置3は、ユーザテーブル2Tを参照し、ユーザID=0001、0002、0004及び0005に対応するメールアドレスの中に、取得したa−companyが含まれるか否か判定する。
上記の判定を行うために、サーバ装置3は、例えばメールアドレスをドット(.)で分割し、分割したメールアドレスの文字列を公開判定基準に含まれる文字列と比較する。サーバ装置3は、分割したメールアドレスの文字列の中に公開判定基準に含まれる文字列と一致する文字列があるかないかを判定する。あるいは、サーバ装置3は、ユーザテーブル2Tのメールアドレスに対して公開判定基準に含まれる文字列が含まれるか否かをあいまい検索により判定する。
その結果、図5におけるユーザID=0001、0004及び0005に対応するメールアドレスにa−companyが含まれ、ユーザID=0002に対応するメールアドレスにa−companyが含まれないことが判明する。すなわち、サーバ装置3は、AAさん、DDさん及びEEさんのメールアドレスは公開判定基準を満たし、BBさんのメールアドレスは公開判定基準を満たさないと判定する。
そこで、サーバ装置3は、判定結果テーブル8TのユーザID=0001、0004及び0005に対応する不適格フラグに0を書き込み、ユーザID=0002に対応する不適格フラグに1を書き込む。サーバ装置3は、判定結果テーブル8Tの不適格フラグを参照し、公開グループに属するメンバとして抽出したユーザ一人一人について、判定した結果を示す判定結果画面を生成する。サーバ装置3は、生成した判定結果画面を端末装置2に送信する。
なお、サーバ装置3は、判定結果テーブル8Tの不適格フラグに対応する情報をRAM33に記憶し、上述の処理を実行してもよい。かかる場合、サーバ装置3は、判定結果テーブル8Tを使用しなくてもよい。
図13は、判定結果画面2fのレイアウトの一例を示す説明図である。判定結果画面2fは、はい−いいえ画面20f及びリスト画面200fの各子画面を含む。はい−いいえ画面20fは、判定結果画面2fの上段左側に表示される。リスト画面200fは、判定結果画面2fの中段乃至下段に表示される。
はい−いいえ画面20fは、公開判定基準及びユーザの属性の整合性を判定した結果、不適格メンバが公開範囲に含まれる場合に表示される。はい−いいえ画面20fの上部には、例えば「公開不適格メンバが含まれています。公開しますか?」というメッセージが表示される。
はい−いいえ画面20fは、はいボタン20c及びいいえボタン21cを含む。はいボタン20cが選択された場合、その選択結果が端末装置2からサーバ装置3に送信され、サーバ装置3はデータの公開処理を実行する。いいえボタン21cが選択された場合、その選択結果が端末装置2からサーバ装置3に送信され、サーバ装置3は公開範囲のメンバを編集するための公開メンバ編集画面(図示せず)を生成し、当該公開メンバ編集画面を端末装置2に送信する。データを公開するユーザは公開メンバ編集画面から公開グループのメンバを編集する。端末装置2は、その編集結果をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、端末装置2から公開グループのメンバに関する編集結果を受け付け、受け付けた編集結果に基づいて、グループメンバ関連テーブル3Tを更新した後、データの公開処理を実行する。
公開判定基準及びユーザテーブル2Tのメールアドレスの整合性を判定した結果、不適格メンバが見いだされなかった場合、はい−いいえ画面20fは表示されない。かかる場合、例えば「公開不適格メンバは発見されませんでした」というメッセージが判定結果画面2fの上部に表示される。
リスト画面200fは、指定した公開範囲に属するユーザが公開範囲のメンバとして適格か否かを示す画面である。リスト画面200fには、データの公開範囲として抽出されたメンバが列挙されている。なお、データを公開するユーザ(例えばAAさん)は、公開グループのメンバに属するが、図13のリスト画面200fの例では、示していない。リスト画面200fは、データを公開するユーザを列挙してもよいし、列挙しなくてもよい。
リスト画面200fは、公開範囲ラベル200c、氏名ラベル201c、属性ラベル202c及び不適格フラグラベル203cを含む。公開範囲ラベル200cは、データの公開対象であるグループの名称を含む文字列を表示する部品である。データの公開対象であるグループの名称は、例えばグループテーブル1Tのグループ名称である。氏名ラベル201cは、ユーザテーブル2Tの氏名を表示する部品である。属性ラベル202cは、ユーザテーブル2Tに登録されたユーザの属性を表示する部品である。図13の例では、属性ラベル202cにユーザテーブル2Tのメールアドレスが表示されている。不適格フラグラベル203cは、判定結果テーブル8Tの不適格フラグに対応する情報を表示する部品である。図13の例では、不適格フラグが1であるBBさんの場合、不適格フラグラベル203cにアラートを示す×が表示されている。また、図13の例では、不適格フラグが0であるDDさん及びEEさんの場合、不適格フラグラベル203cにOKが表示されている。
図13の判定結果画面2fにおいて、仮にAAさんがいいえボタン21cを選択したとする。端末装置2は、AAさんの選択結果をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、グループID=0001に対応するメンバをグループメンバ関連テーブル3Tから抽出する。サーバ装置3は、抽出したメンバを編集するための公開メンバ編集画面(図示せず)を生成し、生成した公開メンバ編集画面を端末装置2に送信する。ここで、AAさんはグループID=0001のA社に属するメンバからBBさんを削除する編集を行ったとする。端末装置2は、AAさんによる編集結果をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、グループメンバ関連テーブル3Tに対して、A社のメンバとしてBBさん(ユーザID=0002)を削除する処理を実行する。
サーバ装置3は、更新処理後のグループメンバ関連テーブル3TからグループID=0001に対応するユーザIDを抽出する。サーバ装置3は、抽出したユーザIDに対応するメールアドレスをユーザテーブル2Tから取得する。例えば、サーバ装置3は、AAさん、DDさん及びEEさんのメールアドレスを取得する。サーバ装置3は、AAさんがアップロードした画像ファイル1FにアクセスするためのURLが記述されたメールを、取得したメールアドレスに送信する。ここでのURLは、例えばランダムな文字列を含み、一般ユーザが取得できないURLである。
なお、サーバ装置3は、画像ファイル1FをアップロードしたAAさんに対して、上記メールを送信してもよいし、送信しなくてもよい。
DDさん及びEEさんが所有する端末装置2は、夫々サーバ装置3から上記メールを受信する。例えば、DDさんが端末装置2から上記メールに記述されたURLにアクセスした場合、サーバ装置3はAAさんがアップロードした画像ファイル1Fの画像が埋め込まれた画面をDDさんの端末装置2に送信する。
なお、上述では、データの公開範囲を制限するために、サーバ装置3は特定ユーザのみにデータにアクセス可能なURLを提供した。他方、データの公開範囲を制限するために、ユーザID及びパスワードによる認証処理が利用されてもよいことは勿論である。例えば上述の場合、サーバ装置3は、AAさん、DDさん又はEEさんのユーザID及びパスワードによる認証を経た端末装置2にのみ、AAさんがアップロードした画像ファイル1Fへのアクセスを許可する。
図14は、サーバ装置3が実行する公開範囲判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。制御部31は、端末装置2からグループID及びメタデータ1Dを受け付ける(ステップS101)。制御部31は、変換ルールテーブル6Tに基づいて、受け付けたメタデータ1Dを有意情報に変換する(ステップS102)。制御部31は、推定ルールテーブル7Tから、変換した有意情報に対応する公開判定基準を取得する(ステップS103)。制御部31は、グループメンバ関連テーブル3Tから、受け付けたグループIDに対応するメンバの属性を抽出する(ステップS104)。制御部31は、抽出したメンバの属性から以下の処理に関して未処理のメンバを選択する(ステップS105)。
制御部31は、選択したメンバの属性から、取得した公開判定基準に指定された属性及び文字列を検索することにより、選択したユーザの属性が公開条件に合致するか否かを判定する(ステップS106)。制御部31は、選択したユーザの属性が公開条件に合致しないと判定した場合(ステップS106:NO)、判定結果テーブル8Tの不適格フラグに1を書き込む(ステップS107)。制御部31は、選択したユーザの属性が公開判定条件に合致すると判定した場合(ステップS106:YES)、判定結果テーブル8Tの不適格フラグに0を書き込む(ステップS108)。
制御部31は、属性を抽出したメンバ全員について、ステップS105からステップS108の処理を実行したか否かを判定する(ステップS109)。制御部31は、属性を抽出したメンバ全員について、ステップS105からステップS108の処理を実行していないと判定した場合(ステップS109:NO)、ステップS105に処理を戻す。制御部31は、属性を抽出したメンバ全員について、ステップS105からステップS108の処理を実行したと判定した場合(ステップS109:YES)、判定結果画面2fを生成する(ステップS110)。制御部31は、生成した判定結果画面2fを端末装置2に送信し(ステップS111)、処理を終了する。
画像ファイル1Fに対応するメタデータ1Dから公開判定基準を取得するために、サーバ装置3はメタデータ1Dを有意情報に変換するステップと、有意情報を推定公開範囲に対応する公開判定基準に変換するステップとの2段階の処理を実行する。そのために、サーバ装置3のハードディスク34には変換ルールテーブル6T及び推定ルールテーブル7Tが記憶されている。これらの変換ルールテーブル6T及び推定ルールテーブル7Tは、有意情報列に基づいて、1つのテーブルに結合されてもよい。
ただし、変換ルール及び推定ルールは人間が作成するものであるため、テーブルを変換ルールテーブル6T及び推定ルールテーブル7Tに分けた場合、変換ルール及び推定ルールはわかりやすくなり、単純化に資する。組織の移転、組織の複雑化、データの種類の増大等の変化に柔軟に対応して変換ルール及び推定ルールを保守管理するためには、変換ルールテーブル6T及び推定ルールテーブル7Tの2つのテーブルを保守管理する方が、利便性が高い。
図14のフローチャートにおいて、サーバ装置3が1つの画像ファイル1Fについて公開範囲判定処理を実行する例を示した。ユーザが複数の画像ファイル1Fをまとめて公開する場合、サーバ装置3は図14の公開範囲判定処理を画像ファイル1Fの数だけ繰り返す。
図14の公開範囲判定処理が実行される場合、グループID及びメタデータ1Dが端末装置2からサーバ装置3に送信された。一方、端末装置2からサーバ装置3への画像ファイル1Fの送信は、グループID及びメタデータ1Dの送信前、送信後又は同時に行われてよい。
公開範囲判定処理は、端末装置2においてユーザが行う例えばドラック&ドロップイベントをトリガーにして開始される。そのとき、サーバ装置3はグループID及びメタデータ1Dを有していれば、公開範囲判定処理を実行することができる。従って、端末装置2からサーバ装置3への画像ファイル1Fの送信は、グループID及びメタデータ1Dの送信前、送信後又は送信と同時のいずれであってもよい。
図12の公開データ登録画面1fにおいて、ユーザはフォルダアイコン100iをグループアイコン10iにドラッグ&ドロップすることにより、公開範囲を指定する。その際、1つの画像ファイル1Fに対して複数の公開範囲が指定されてもよい。例えば、図12において、フォルダアイコン100iが複数の異なるグループアイコン10iに夫々ドラッグ&ドロップされた場合、サーバ装置3は公開データグループ関連テーブル4Tにおいて、データIDとグループIDとを1対多の関係で登録する。
サーバ装置3によれば、データを公開するユーザが指定した公開範囲に誤りがないかを判定することができる。
公開されるデータには、多かれ少なかれメタデータ1Dが付加されている。予め変換ルールテーブル6T及び推定ルールテーブル7Tを作成しておくことにより、サーバ装置3はメタデータ1Dを推定公開範囲に対応する公開判定基準を取得する。また、サーバ装置3は、受け付けたグループIDから指定された公開範囲に属するユーザの属性を抽出する。ユーザの属性に公開判定基準に指定された属性と文字列とが含まれるかチェックする。これより、サーバ装置3はデータを公開するユーザに対して、指定した公開範囲を間違えていないか又は指定した公開範囲にデータを公開したくないメンバが含まれていないかを通知することができる。
実施の形態2
実施の形態2は、ユーザの行動履歴に基づいて、ユーザ毎に変換ルール及び有意情報を生成する形態に関する。サーバ装置3は、データを公開するユーザ(所定ユーザ)に対応する有意情報と、指定された公開範囲に属するメンバに対応する有意情報とを比較し、指定された公開範囲に誤りがないか否かを判定する。
図15は、データ公開システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係るデータ公開システムのハードウェア構成は、実施の形態1に係るデータ公開システムのハードウェア構成と同じである。ただし、カメラ1が撮像した画像に関する画像ファイル1F及びメタデータ1Dは、端末装置2ではなく、カメラ1がネットワークNを介してサーバ装置3に送信する。
なお、カメラ1からサーバ装置3への情報の送信速度又は通信路容量(帯域幅)が小さい場合、容量がより小さいメタデータ1Dのみがカメラ1からサーバ装置3に送信され、
る。また、カメラ1からサーバ装置3への情報の送信速度又は通信路容量(帯域幅)が小さい場合、容量がより大きい画像ファイル1Fは、実施の形態1と同様に、端末装置2がサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3のハードディスク34には、実施の形態1に係る各種テーブルに加えて、スケジュールテーブル9T及び行動履歴テーブル10Tが記憶されている。図15は、実施の形態1に係る各種テーブルについて、一部を省略して示している。
スケジュールテーブル9Tは、ユーザ毎のスケジュールを管理するテーブルである。行動履歴テーブル10Tは、ユーザ各人が実行した行動の履歴を記憶するテーブルである。
次に、データ公開システムの機能概要の一例について説明する。
図16及び図17は、データ公開システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。図16は、カメラ1及び端末装置2が夫々有する機能の一例を示している。図17は、サーバ装置3が有する機能の一例を示している。
図16のカメラ1に係る各機能部は、制御部11が記憶部12に記憶されたプログラム10Pに基づいて動作することにより機能する。図16の端末装置2に係る各機能部は、制御部21がハードディスク24に記憶されたプログラム20Pに基づいて動作することにより機能する。図17のサーバ装置3に係る各機能部は、制御部31がハードディスク34に記憶されたプログラム30Pに基づいて動作することにより機能する。
カメラ1の機能は、実施の形態1におけるカメラ1の機能とほとんど同じである。ただし、カメラ1のデータ−メタデータ送信部102は、画像ファイル1F及びメタデータ1Dをサーバ装置3に送信する。カメラ1のデータ−メタデータ送信部102は、少なくともメタデータ1Dを端末装置2に送信する。なお、メタデータ1Dには、カメラ1の所有者であるユーザのユーザIDが含まれる。
端末装置2は、スケジュール情報送信部210及び行動履歴送信部211を含む。スケジュール情報送信部210は、例えばブラウザに表示されるスケジュール登録画面(図示せず)から入力されたユーザのスケジュールをサーバ装置3に送信する。行動履歴送信部211は、サーバ装置3から送信された行動履歴画面(図示せず)を例えばブラウザの画面に表示する。ユーザは、スケジュール通りの行動した場合、行動履歴画面からスケジュールの確認操作をする。あるいは、ユーザは、スケジュールと異なる行動をした場合、実際に行った行動を行動履歴画面に入力する。行動履歴送信部211は、行動履歴画面に対するユーザの操作結果をサーバ装置3に送信する。
端末装置2のグループID受付部204は、操作部28からグループIDを受け付ける。グループID送信部205は、グループID受付部204が受け付けたグループID及びカメラ1から受け付けたメタデータ1Dをサーバ装置3に送信する。公開メンバ受信部207、公開メンバ表示部208及び公開メンバ送信部209の各機能は、実施の形態1における各機能と同じである。
実施の形態1と異なるサーバ装置3の機能を説明する。サーバ装置3は、スケジュール行動履歴管理部309を含む。サーバ装置3の受付部302は、端末装置2からユーザのスケジュールを受け付け、受け付けたスケジュールをスケジュール行動履歴管理部309に出力する。スケジュール行動履歴管理部309は、ユーザのスケジュールを受け付け、受け付けたスケジュールをスケジュールテーブル9Tに登録する。
受付部302は、端末装置2からスケジュールの確認又はスケジュールと異なるユーザの行動履歴を受け付け、受け付けた情報をスケジュール行動履歴管理部309に出力する。スケジュール行動履歴管理部309は、受け付けた情報に応じて、行動履歴テーブル10Tにユーザの行動履歴を登録する。
受付部302は、カメラ1から画像ファイル1F及びメタデータ1Dを受け付ける。
受付部302は、受け付けたメタデータ1Dをメタデータテーブル5Tに登録する。
サーバ装置3は、変換ルール生成部310を含む。変換ルール生成部310は、行動履歴テーブル10Tを参照し、ユーザ毎に変換ルール及び有意情報を生成し、生成した変換ルール及び有意情報を変換ルールテーブル60Tに登録する。
グループメンバ抽出部304は、受付部302からグループIDを取得する。グループメンバ抽出304は、取得したグループIDに基づいて、グループメンバ関連テーブル3Tを参照し、データを公開するユーザが指定した公開範囲に属するメンバのユーザIDを抽出する。グループメンバ抽出部304は、抽出したメンバのユーザIDを有意情報変換部305a及び判定部306に出力する。
有意情報変換部305aは、メタデータテーブル5Tに記憶されたメタデータ1Dを読み出し、読み出したメタデータ1Dを、変換ルールテーブル60Tを参照することにより、有意情報に変換する。その際、有意情報変換部305aはグループメンバ抽出部304が抽出したユーザIDの各メンバについて、メンバ毎にメタデータ1Dを有意情報に変換する。有意情報変換部305aはメンバ毎にメタデータ1Dを変換した有意情報を判定部306に出力する。
なお、有意情報変換部305aは、メタデータ1Dをメタデータテーブル5Tから取得するのではなく、受付部302からメタデータ1Dを受け付けることにより、メタデータ1Dを取得してもよい。
判定部306は、グループメンバ抽出部304からデータを公開するユーザが指定した公開範囲に属するメンバのユーザIDを受け付ける。また、判定部306は、有意情報変換部305aからユーザが指定した公開範囲に属する各メンバに対応する有意情報を受け付ける。
判定部306は、データを公開するユーザに対応する有意情報と、指定された公開範囲に属するメンバ各人に対応する有意情報とを比較する。
データを公開するユーザの行動履歴に基づく有意情報は、当該ユーザが指定した公開範囲と整合的である。他方、各ユーザの行動履歴に応じて、グループメンバ抽出部304が抽出した各メンバの行動履歴に基づく有意情報は、指定された公開範囲と整合的な場合と不整合な場合とがあり得る。そこで、判定部306は、上記比較により、指定された公開範囲と、公開先の対象予定であるメンバとの整合性又は不整合性を判定する。ここで、整合的なメンバは指定された公開範囲に対して適格であり、不整合なメンバは指定された公開範囲に対して不適格である。判定部306は、グループメンバ抽出部304から受け付けたメンバ各人について、判定結果を含むリストを作成する。
サーバ装置3のハードディスク34に記憶されているスケジュールテーブル9T及び行動履歴テーブル10Tの詳細について説明する。
図18は、スケジュールテーブル9Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。スケジュールテーブル9Tは、年月日、ユーザID及び氏名の各列を含む。年月日は、登録対象であるスケジュールの年月日である。ユーザIDは、登録するスケジュールに対応するユーザの識別記号であり、ユーザテーブル2TのユーザIDと同じである。氏名は、登録するスケジュールに対応するユーザの氏名であり、ユーザテーブル2Tの氏名と同じである。
スケジュールテーブル9Tは、種類、内容、起算日時及び期限日時の各列を含む。種類は、スケジュールの大まかな分類であり、例えば趣味、会議、出張、レジャー、研修等を含む。内容は、スケジュールのより具体的な分類であり、例えば登山、企画会議、○○社訪問、旅行、食事会、△△セミナー、ドライブ等を含む。起算日時及び期限日時は、夫々スケジュールの開始日時及び終了日時である。起算日時及び期限日時は、スケジュールが深夜0時を挟んで複数日に及ぶ場合、時刻の他に日付を含んでもよい。
スケジュールテーブル9Tは、場所及び登録年月日の各列を含む。場所はスケジュールに対応する時刻にユーザが所在する予定の場所である。場所は、例えば地名、住所、施設名等を含む。施設名は、例えばその施設の建築構造物内部の部屋を特定する情報を含んでもよい。登録年月日は、スケジュールが登録された年月日である。
図19は、行動履歴テーブル10Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。行動履歴テーブル10Tは、スケジュールテーブル9Tの内容を踏まえて、ユーザ各人が実行した行動履歴を記憶するテーブルである。ユーザはスケジュール通りに行動しない場合があるので、行動履歴テーブル10Tのレコードはスケジュールテーブル9Tのレコードと整合的又は同一であることもあるが、不整合的又は異なることもある。
行動履歴テーブル10Tは、ユーザID、年月日時1及び年月日時2の各列を含む。ユーザIDは、ユーザの識別情報であり、ユーザテーブル2TのユーザIDと同じである。年月日時1及び年月日時2は、夫々行動履歴の開始及び終了に対応する年月日時である。
行動履歴テーブル10Tは、場所、種類及び内容を含む。場所、種類及び内容は、夫々スケジュールテーブル9Tの場所、種類及び内容に準じる。場所は、行動履歴に対応する時刻にユーザが所在した場所である。種類は、行動履歴の大まかな分類である。内容は、行動履歴のより具体的な分類である。
次に、データ公開システムの動作の一例について説明する。
以下では仮に、図5のユーザテーブル2TにおけるユーザID=0001、0004及び0005に夫々対応するAAさん、DDさん及びEEさんは、時々山行を共にする登山仲間であるとする。AAさん、DDさん及びEEさんは、20××年○○年△△日に一緒に高尾山に登る計画を立てたものとする。AAさんは高尾山へ行き、AAさんは高尾山で撮像した画像をデータ公開システムにより登山仲間に公開するものとする。
AAさんは、端末装置2の表示部27に表示される公開範囲登録画面(図示せず)から、例えば○○月△△日高尾山登山というグループ名称並びにグループメンバのユーザID=0001、0004及び0005を入力する。端末装置2は、グループ名称及びメンバのユーザIDをサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、端末装置2からグループ名称及びメンバのユーザIDを受け付ける。サーバ装置3は受け付けたグループ名称及びメンバのユーザIDをグループテーブル1T及びグループメンバ関連テーブル3Tに登録する。
AAさんは、端末装置2の表示部27に表示されるスケジュール登録画面(図示せず)から、スケジュールを入力する。そのスケジュールの内容は、例えば年月日=20××年○○月△△日、種類=趣味、内容=登山、起算日時=8:10、期限日時=18:45及び場所=高尾山である。端末装置2は、AAさんのスケジュールをサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、端末装置2からAAさんのスケジュールを受け付ける。サーバ装置3は、受け付けたAAさんのスケジュールテーブル9Tに登録する。図18の最上段のレコードは、AAさんのスケジュール例を示す。なお、サーバ装置3は、ユーザIDに基づいてユーザテーブル2Tを参照し、スケジュールテーブル9Tの氏名にAAさんの氏名を書き込む。サーバ装置3は、スケジュールテーブル9Tの登録年月日にレコードを登録した時のシステム年月日を書き込む。
AAさんの登山仲間であるDDさん及びEEさんも、AAさんと同様に夫々自身の端末装置2にスケジュールを入力する。各端末装置2は、夫々DDさん及びEEさんのスケジュールをサーバ装置3に送信し、サーバ装置3は受け付けた情報をスケジュールテーブル9Tに登録する。図18の2行目及び3行目のレコードは、夫々DDさん及びEEさんのスケジュール例を示す。
データ公開システムは、例えばスケジュールテーブル9Tの期限日時以降における1日の終わりにスケジュールテーブル9Tの内容を確認する。例えば、AAさん、DDさん及びEEさんの各端末装置2は、表示部27に「○○月△△日の8:10から18:45まで高尾山にいましたか?」というスケジュール確認画面(図示せず)を表示する。スケジュール確認画面は、はいボタン及びいいえボタンを含み、はいボタンが選択された場合、その結果が端末装置2からサーバ装置3に送信される。他方、いいえボタンが選択された場合、端末装置2はいつからいつまでどこにいたかという情報を入力する行動履歴入力画面(図示せず)を表示する。端末装置2は、行動履歴入力画面に行動履歴情報が入力され、所定の操作を受け付けた場合、入力されたユーザの行動履歴をサーバ装置3に送信する。
ここで仮に、○○月△△日当日、AAさん及びDDさんは、スケジュール通り高尾山登山を決行したものとする。しかし、EEさんは急遽スケジュールを変更し、○○月△△日に例えば他の登山仲間と筑波山に登ったものとする。
AAさんは、高尾山にてカメラ1で画像を撮像する。その画像ファイル1F及びメタデータ1Dは、カメラ1からサーバ装置3に送信される。また、メタデータ1Dは、カメラ1から端末装置2に送信される。なお、カメラ1からサーバ装置3及び端末装置2に送信されるメタデータ1Dには、メタデータテーブル5Tのタイトル及びコメントは含まれない。
サーバ装置3は、カメラ1から画像ファイル1F及びメタデータ1Dを受け付ける。サーバ装置3は、受け付けたメタデータ1Dをメタデータテーブル5Tに登録する。サーバ装置3は、後にAAさんにより登録されたグループのメンバが、公開範囲に対して適格か否かを判定する場合、当該メタデータ1Dを利用する。
高尾山からの帰宅後、AAさん及びDDさんは上記スケジュール確認画面のはいボタンを選択する。AAさん及びDDさんの端末装置2は、夫々はいボタンに係る選択結果をサーバ装置3に送信する。他方、EEさんは上記スケジュール確認画面のいいえボタンを選択する。EEさんは、上記行動履歴入力画面に例えば20XX年○○月△△日9:30から20XX年○○月△△日16:15まで筑波山にいたという行動履歴を入力する。また、EEさんは、上記行動履歴入力画面に実際の行動に関する種類及び内容を入力する。EEさんの端末装置2は、入力されたEEさんの行動履歴をサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、AAさん及びDDさんの端末装置2から上記スケジュール確認画面においてはいボタンが選択された選択結果を受け付ける。サーバ装置3は、スケジュールテーブル9TにおけるAAさん及びDDさんのスケジュールを参照し、行動履歴テーブル10TにAAさん及びDDさんの確定した行動履歴を登録する。例えば、図19の行動履歴テーブル10Tにおける1行目及び2行目のレコードは、夫々AAさん及びDDさんの行動履歴を示す。
サーバ装置3は、EEさんの端末装置2からEEさんの行動履歴を受け付ける。サーバ装置3は、受け付けたEEさんの行動履歴を行動履歴テーブル10Tに登録する。例えば、図19の行動履歴テーブル10Tにおける3行目のレコードは、EEさんの行動履歴を示す。
サーバ装置3は、行動履歴テーブル10Tにユーザの行動履歴を登録した場合、登録した行動履歴に基づいて、変換ルール及び有意情報を生成する。サーバ装置3は、変換ルールIDを発番し、発番した変換ルールID並びに生成した変換ルール及び有意情報を変換ルールテーブル60Tに登録する。
図20は、変換ルールテーブル60Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。図20は、実施の形態2に係る変換ルールテーブル60Tを示す。実施の形態1に係る図9の変換ルールテーブル6Tにおける変換ルール及び有意情報は、人間が作成する。しかし、図20の変換ルールテーブル60Tにおける変換ルール及び有意情報は、サーバ装置3が生成する。
図20の変換ルールテーブル60Tにおける1行目、2行目及び3行目のレコードは、夫々AAさん(ユーザID=0001)、DDさん(ユーザID=0004)及びEEさん(ユーザID=0005)の行動履歴に基づいて登録されたレコード例を示す。図20の変換ルールテーブル60TにおけるユーザIDは、図19の行動履歴テーブル10TにおけるユーザIDと同じである。図20の変換ルールテーブル60Tにおけるメタデータ名称は、変換ルールにより有意情報に変換される対象であるメタデータ1Dの名称又は種類であり、ここでは時間である。図20の変換ルールテーブル60Tにおける変換ルールは、図19の行動履歴テーブル10Tにおける年月日時1及び年月日時2により構成される期間である。図20の変換ルールテーブル60Tにおける有意情報は、図19の行動履歴テーブル10Tにおける年月日時1又は年月日時2から抽出した年月日と、図19の行動履歴テーブル10Tにおける場所とを結合したものである。
図20における変換ルールID=2007に対応する変換ルール及び有意情報は、変換ルールID=2005及び2006に対応する変換ルール及び有意情報と異なる。それは、EEさんがAAさん及びDDさんと異なる行動を取ったためである。
なお、変換ルールテーブル60Tの使用態様は、実施の形態1と実施の形態2とで異なる。そこで、この違いを明瞭にするため、変換ルールテーブル60Tの使用態様の違いを示すフラグを記憶する列が変換ルールテーブル60Tに追加されてもよい。
図20の例においては、変換ルールテーブル60Tの有意情報は、行動履歴テーブル10Tにおける場所を含む。変換ルールテーブル60Tの有意情報は、時間情報を含んでもよいし、含まなくてもよい。変換ルールテーブル60Tの有意情報が時間情報を含む場合、その時間情報はより細かい時分までの時間でもよいし、例えば月だけの時間でもよい。
図21は、公開データ登録画面1fのレイアウトの一例を示す説明図である。AAさんは、例えばブラウザを立ち上げ、データ公開システムにアクセスする。ブラウザには、図21の公開データ登録画面1fが表示される。
図21のグループアイコン画面10fの右端には、AAさんが登録した○○月△△日高尾山登山のグループアイコン10iが表示されている。グループアイコン10iには、非表示の属性としてグループIDが関連付けられている。フォルダアイコン画面100fの上部右端には、○○月△△日高尾山の名称を有するフォルダアイコン100iが表示されている。フォルダアイコン100iには、例えばメタデータ1Dが格納されている。
AAさんは、○○月△△日高尾山の名称を有するフォルダアイコン100iを○○月△△日高尾山登山のグループアイコン10iにドラッグ&ドロップする。端末装置2は、このドラッグ&ドロップイベントをトリガーにして、メタデータ1D及びフォルダアイコン100iに関連付けられているグループIDをサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、メタデータ1D及びグループIDを受け付ける。AAさんが高尾山で撮像した画像に関する画像ファイル1F及びメタデータ1Dは既にカメラ1によりサーバ装置3に送信されている。サーバ装置3は、端末装置2から受け付けたメタデータ1Dに基づいて、既にカメラ1から受け付けた画像ファイル1F及びメタデータ1Dと、端末装置2から受け付けたグループIDとを関連付ける。なお、上記1Dメタデータには、AAさんのユーザIDが含まれている。
サーバ装置3は、受け付けたグループIDに基づいて、公開範囲に属するメンバのユーザ(例えば、0001、0004及び0005)を抽出する。サーバ装置3は、変換ルールテーブル60Tを参照し、抽出したメンバ毎に、受け付けたメタデータ1Dの作成日時を有意情報に変換する。例えば画像ファイル1Fに対応付けられたメタデータ1Dの作成日時が20××年○○月△△日 12:00である場合、サーバ装置3が変換するAAさん及びDDさんの有意情報は20××/○○/△△高尾山である(図20参照)。他方、サーバ装置3が変換するEEさんの有意情報は20××/○○/△△筑波山である(図20参照)。上述の場合、AAさんの有意情報とDDさんの有意情報とは一致し、AAさんの有意情報とEEさんの有意情報とは一致しない。
サーバ装置3は、データを公開するAAさんの有意情報を、指定した公開範囲に属するDDさんの有意情報及びEEさんの有意情報と比較する。サーバ装置3は、比較結果に基づいて、判定結果テーブル8TのユーザID=0001及び0004に対応する不適格フラグに0を書き込み、ユーザID=0005に対応する不適格フラグに1を書き込む。
なお上述おいて、不適格フラグに0又は1を書き込む判定基準は、データを公開するユーザの有意情報と、指定した公開範囲に属するメンバの有意情報とが一致するか否かである。しかし、行動履歴によって変換ルール及び有意情報は変わり得るので、データを公開するユーザの有意情報と、指定した公開範囲に属するメンバの有意情報とが類似する場合には、そのメンバは指定した公開範囲に整合的とし、不適格フラグに0が書き込まれてもよい。
例えば、データを公開するユーザの行動履歴の場所が比較対象であるメンバの行動履歴の場所を含む包含関係にある場合、データを公開するユーザと比較対象であるメンバとでは、サーバ装置3が生成する有意情報は異なり、完全一致はしない。しかし、かかる場合、データを公開するユーザと比較対象であるメンバとの有意情報は類似すると判定されてもよい。
同様に、データを公開するユーザの行動履歴の時間が比較対象であるメンバの行動履歴の時間を含む包含関係にある場合、データを公開するユーザと比較対象であるメンバとの有意情報は類似すると判定されてもよい。
サーバ装置3は、判定結果テーブル8Tの不適格フラグを参照し、公開範囲に属するメンバとして抽出したユーザ一人一人について、判定した結果を示す判定結果画面2fを生成する。サーバ装置3は、生成した判定結果画面2fを端末装置2に送信する。以降にサーバ装置3が実行するデータ公開処理は、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
図22及び図23は、サーバ装置3が実行する公開範囲判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
制御部31は、端末装置2からユーザ毎のスケジュールを受け付ける(ステップS201)。制御部31は、受け付けたユーザ毎のスケジュールをスケジュールテーブル9Tに登録する(ステップS202)。制御部31は、スケジュールテーブル9Tに基づいて、スケジュールの確認結果又はスケジュールと異なる行動履歴を受け付ける(ステップS203)。制御部31は、受け付けたスケジュールの確認結果又はスケジュールと異なる行動履歴に応じて、行動履歴テーブル10Tにユーザ毎の行動履歴を登録する(ステップS204)。制御部31は、行動履歴テーブル10Tに登録したユーザ毎の行動履歴に基づいて、ユーザ各々に対応する変換ルール及び有意情報を生成する(ステップS205)。制御部31は、生成したユーザ毎の変換ルール及び有意情報を変換ルールテーブル60Tに登録する(ステップS206)。
制御部31は、カメラ2から画像ファイル1F及びメタデータ1Dを受け付ける(ステップS207)。制御部31は、端末装置2からグループID及びメタデータ1Dを受け付ける(ステップS208)。制御部31は、カメラ2から受け付けた情報と端末装置2から受け付けた情報とを関連付ける(ステップS209)。制御部31は、グループメンバ関連テーブル3Tから、受け付けたグループIDに対応するメンバのユーザIDを抽出する(ステップS210)。
制御部31は、変換ルールテーブル60Tに基づいて、受け付けたメタデータ1Dの作成日時を、抽出したユーザID毎に有意情報に変換する(ステップS211)。制御部31は、抽出したユーザIDからデータを公開するユーザのユーザIDを除いたユーザIDのメンバについて、以下の処理に関して未処理のメンバを選択する(ステップS212)。制御部31は、選択したメンバに対応する有意情報がデータを公開するユーザに対応する有意情報と同一か否か判定する(ステップS213)。制御部31は、選択したメンバに対応する有意情報がデータを公開するユーザに対応する有意情報と同一でないと判定した場合(ステップS213:NO)、判定結果テーブル8Tの不適格フラグに1を書き込む(ステップS214)。制御部31は、選択したメンバに対応する有意情報がデータを公開するユーザに対応する有意情報と同一であると判定した場合(ステップS213:YES)、判定結果テーブル8Tの不適格フラグに0を書き込む(ステップS215)。
制御部31は、抽出したユーザIDからデータを公開するユーザのユーザIDを除いたユーザIDのメンバ全員について、ステップS212からステップS215の処理を実行したか否か判定する(ステップS216)。制御部31は、上記メンバ全員について、ステップS212からステップS215の処理を実行していないと判定した場合(ステップS216:NO)、ステップS212に処理を戻す。制御部31は、上記メンバ全員について、ステップS212からステップS215の処理を実行したと判定した場合(ステップS216:YES)、判定結果画面2fを生成する(ステップS217)。制御部31は、生成した判定結果画面2fを端末装置2に送信し(ステップS218)、処理を終了する。
本実施の形態では、サーバ装置3は生成した変換ルール及び有意情報を変換ルールテーブル60Tに登録し、公開範囲判定処理を実行した。しかし、サーバ装置3は生成した変換ルール及び有意情報をRAM33に記憶し、公開範囲判定処理を実行してもよい。
本実施の形態において、サーバ装置3は、予め作成されたスケジュールに基づいて、ユーザの行動履歴を確定し又は受け付ける。しかし、GPS測定機能、無線LANアクセスポイントと接続する機能又は携帯電話基地局と接続する機能等を有する可搬型通信機器をユーザが所持する場合、サーバ装置3は当該可搬型通信機器から送信される位置及び時間をユーザの行動履歴としてもよい。すなわち、サーバ装置3は、ユーザが所持する可搬型通信機器からの位置及び時間情報をユーザの行動履歴として、行動履歴テーブル10Tに蓄積する。サーバ装置3は、行動履歴テーブル10Tに蓄積した行動履歴に基づいて、ユーザ毎に変換ルール及び有意情報を生成する。その際、サーバ装置3は、蓄積した行動履歴をユーザ毎にマージしてもよいし、マージしなくてもよい。
なお、上述では、データに対応付けられるメタデータ1Dは、データの作成時に生成される作成場所の位置、作成日時、作成者等であった。しかし、データに対応付けられるメタデータ1Dは、データの再生時に生成される再生場所の位置、再生日時、再生者、再生機器の識別情報等であってもよい。例えば、ある会議室で開催された企画会議において、プレゼンテーションデータをPCで再生し、その画像をプロジェクタで投影したとする。後に、当該企画会議に参加したメンバにのみ、企画会議で再生したプレゼンテーションデータをデータ公開システムにより公開する場合、本実施の形態に係る公開範囲判定処理が実行されてもよい。
データを再生するPCは、再生中又は再生後にデータの再生位置、再生日時、再生者、再生機器の識別情報等をデータのメタデータ1Dとしてデータに対応付けて記憶する。部屋レベルの位置特定方法には、GPS、無線LAN、携帯電話基地局等の公知技術が利用されてよい。他方、データの再生に立ち会ったメンバの行動履歴を、スケジュール管理又は上記可搬型通信機器等を利用して、サーバ装置3に蓄積する。サーバ装置3は、メンバの行動履歴に基づいて、再生したデータのメタデータ1Dを有意情報に変換する変換ルール及び当該有意情報を生成し、記憶する。サーバ装置3には、別途例えば企画会議に参加したメンバから構成される公開範囲を登録しておく。これらの準備の下、サーバ装置3は、グループID及びメタデータ1Dを受け付け、本実施の形態に係る公開範囲判定処理を実行する。これにより、未再生のデータのみならず、再生後のデータについても公開範囲に誤りがある場合、即座にデータ公開システムから警告が発せられる。そして、意図しないデータの公開を未然に防止することができる。
サーバ装置3によれば、ユーザの行動履歴に基づいて、メタデータ1Dを変換する変換ルール及び有意情報を生成することができる。これにより、変換ルールテーブル60Tに予め変換ルールと有意情報とを登録しておく必要はなく、データ公開システムの構築負担は軽減される。
端末装置2を動作させるためのプログラム2P、20Pは、ディスクドライブ25を介して光ディスク1aから読み込まれてもよい。あるいは、プログラム2P、20Pは、通信部26を介して外部の情報処理装置又は記録装置から読み込まれてもよい。さらに、プログラム2P、20Pを記録したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1cが、端末装置2内に実装されていてもよい。
同様に、サーバ装置3を動作させるためのプログラム3P、30Pは、ディスクドライブ35を介して光ディスク1aから読み込まれてもよい。あるいは、プログラム3P、30Pは、通信部36を介して外部の情報処理装置又は記録装置から読み込まれてもよい。さらに、プログラム3P、30Pを記録したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1cが、サーバ装置3内に実装されていてもよい。
実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、制御部及び記憶部を有するコンピュータにより公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定方法において、
データの公開範囲及び該データのメタデータを前記制御部により受け付け、
データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を前記制御部により抽出し、
前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該変換規則に対応するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、受け付けたメタデータをキーワードに前記制御部により変換し、
抽出した属性情報に変換したキーワードが含まれるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する
公開範囲判定方法。
(付記2)
前記メタデータをキーワードに変換するに際し、
前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、受け付けたメタデータを有意情報に前記制御部により変換し、
有意情報及び該有意情報に対応するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、変換した有意情報をキーワードに前記制御部により変換する
付記1に記載の公開範囲判定方法。
(付記3)
前記ユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定するに際し、抽出した属性情報が記憶された前記記憶部の内容から、変換したキーワードが検索されるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する
付記1又は付記2に記載の公開範囲判定方法。
(付記4)
前記有意情報に基づいて推定された推定公開範囲に対応するキーワードを該有意情報と関連付けて予め前記記憶部に前記制御部により記憶しておく
付記2に記載の公開範囲判定方法。
(付記5)
前記キーワードは前記推定公開範囲に対応するグループの名称、略称又は商標を含む
付記4に記載の公開範囲判定方法。
(付記6)
複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、制御部及び記憶部を有するコンピュータにより公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定方法において、
データの公開範囲、該データのメタデータ及び所定ユーザの識別情報を前記制御部により受け付け、
データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの識別情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの識別情報を前記制御部により抽出し、
前記記憶部に記憶された各ユーザの行動履歴に基づいて、前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報を関連付けてユーザ毎に前記制御部により生成し、
生成した前記変換規則及び有意情報に基づいて、受け付けたメタデータをユーザ毎に有意情報に前記制御部により変換し、
ユーザ毎に変換した有意情報が、受け付けた識別情報に対応する所定ユーザの行動履歴に基づいて変換した有意情報と整合するか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する
公開範囲判定方法。
(付記7)
前記データのメタデータは該データが作成又は再生された位置又は日時を含む
付記1から付記6までのいずれか一つに記載の公開範囲判定方法。
(付記8)
前記有意情報は前記位置に関連する地名、組織若しくは施設又は前記日時に関連するユーザの行動区分若しくは所在場所を含む
付記7に記載の公開範囲判定方法。
(付記9)
前記判定する処理が判定した結果を表示部及び第二制御部を有する第二コンピュータに前記制御部により送信し、
送信した結果を前記第二制御部により受信させ、
受信した結果を前記表示部に前記第二制御部により表示させる
付記1から付記8までのいずれか一つに記載の公開範囲判定方法。
(付記10)
複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定装置において、
情報を記憶する記憶部と、
データの公開範囲及び該データのメタデータを受け付ける受付部と、
データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、前記受付部が受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を抽出する抽出部と、
前記メタデータを変換する変換規則及び該変換規則に対応するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、前記受付部が受け付けたメタデータをキーワードに変換する変換部と、
前記抽出部が抽出した属性情報に前記変換部が変換したキーワードが含まれるか否かにより、前記受付部が受け付けた公開範囲に属するユーザが、前記受付部が受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定する判定部と
を備える公開範囲判定装置。
(付記11)
前記変換部は、
前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、前記受付部が受け付けたメタデータを有意情報に変換する有意情報変換部と、
有意情報及び該有意情報に対応するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、前記有意情報変換部が変換した有意情報をキーワードに変換するキーワード変換部と
を有する
付記10に記載の公開範囲判定装置。
(付記12)
複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定装置において、
情報を記憶する記憶部と、
データの公開範囲、該データのメタデータ及び所定ユーザの識別情報を受け付ける受付部と、
データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの識別情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、前記受付部が受け付けた公開範囲に属するユーザの識別情報を抽出する抽出部と、
前記記憶部に記憶された各ユーザの行動履歴に基づいて、前記受付部が受け付けたメタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報を関連付けてユーザ毎に生成する生成部と、
該生成部が生成した変換規則及び有意情報に基づいて、前記受付部が受け付けたメタデータをユーザ毎に有意情報に変換する変換部と、
該変換部がユーザ毎に変換した有意情報が、前記受付部により受け付けられた識別情報に対応する所定ユーザの行動履歴に基づく有意情報と整合するか否かにより、前記受付部が受け付けた公開範囲に属するユーザが、前記受付部が受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定する判定部と
を備える公開範囲判定装置。
(付記13)
複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、公開する範囲に誤りがないか否かを判定する処理を、記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
データの公開範囲及び該データのメタデータを受け付け、
データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を抽出し、
前記メタデータを変換する変換規則及び該変換規則に対応するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、受け付けたメタデータをキーワードに変換し、
抽出した属性情報に変換したキーワードが含まれるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
1 カメラ
2 端末装置(第二コンピュータ)
21 制御部(第二制御部)
27 表示部
3 サーバ装置(公開範囲判定装置、コンピュータ)
31 制御部(受付部、抽出部、変換部、判定部、有意情報変換部、キーワード変換部、生成部)
34 ハードディスク(記憶部)
36 通信部(受付部、送信部)
3P、30P プログラム
2T ユーザテーブル
3T グループメンバ関連テーブル
6T、60T 変換ルールテーブル
7T 推定ルールテーブル
9T 行動履歴テーブル
1F 画像ファイル
1D メタデータ

Claims (6)

  1. 複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、制御部及び記憶部を有するコンピュータにより公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定方法において、
    データの公開範囲及び該データのメタデータを前記制御部により受け付け、
    データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を前記制御部により抽出し、
    前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、受け付けたメタデータを有意情報に前記制御部により変換し、
    有意情報及び該有意情報に基づいて推定された推定公開範囲に属するユーザの属性情報に関するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、変換した有意情報をキーワードに前記制御部により変換し、
    抽出した属性情報に変換したキーワードが含まれるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する
    公開範囲判定方法。
  2. 前記ユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定するに際し、抽出した属性情報が記憶された前記記憶部の内容から、変換したキーワードが検索されるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する
    請求項1に記載の公開範囲判定方法。
  3. 複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、制御部及び記憶部を有するコンピュータにより公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定方法において、
    データの公開範囲、該データのメタデータ及び所定ユーザの識別情報を前記制御部により受け付け、
    データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの識別情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの識別情報を前記制御部により抽出し、
    前記記憶部に記憶された各ユーザの行動履歴に基づいて、データのメタデータを有意情報に変換する変換規則及び該変換規則に従った有意情報を、前記制御部によりユーザ毎に予め関連付けておき
    予め関連付けられた前記変換規則及び有意情報に基づいて、受け付けたメタデータをユーザ毎に有意情報に前記制御部により変換し、
    前記識別情報を抽出したユーザ毎に変換した有意情報が、前記所定ユーザの行動履歴に基づいて変換した有意情報と整合するか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを前記制御部により判定する
    公開範囲判定方法。
  4. 複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定装置において、
    情報を記憶する記憶部と、
    データの公開範囲及び該データのメタデータを受け付ける受付部と、
    データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、前記受付部が受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を抽出する抽出部と、
    前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、前記受付部が受け付けたメタデータを有意情報に変換し、有意情報及び該有意情報に基づいて推定された推定公開範囲に属するユーザの属性情報に関するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、変換した有意情報をキーワードに変換する変換部と、
    前記抽出部が抽出した属性情報に前記変換部が変換したキーワードが含まれるか否かにより、前記受付部が受け付けた公開範囲に属するユーザが、前記受付部が受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定する判定部と
    を備える公開範囲判定装置。
  5. 複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、公開する範囲に誤りがないか否かを判定する公開範囲判定装置において、
    情報を記憶する記憶部と、
    データの公開範囲、該データのメタデータ及び所定ユーザの識別情報を受け付ける受付部と、
    データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの識別情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、前記受付部が受け付けた公開範囲に属するユーザの識別情報を抽出する抽出部と、
    前記記憶部に記憶された各ユーザの行動履歴に基づいて、データのメタデータを有意情報に変換する変換規則及び該変換規則に従った有意情報をユーザ毎に予め関連付ける生成部と、
    該生成部が予め関連付けた変換規則及び有意情報に基づいて、前記受付部が受け付けたメタデータをユーザ毎に有意情報に変換する変換部と、
    前記抽出部が識別情報を抽出したユーザ毎に該変換部が変換した有意情報が、前記受付部が識別情報を受け付けた所定ユーザの行動履歴に基づく有意情報と整合するか否かにより、前記受付部が受け付けた公開範囲に属するユーザが、前記受付部が受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定する判定部と
    を備える公開範囲判定装置。
  6. 複数のユーザにより共有されるデータの公開に際し、公開する範囲に誤りがないか否かを判定する処理を、記憶部を有するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    データの公開範囲及び該データのメタデータを受け付け、
    データの公開範囲及び該公開範囲に属するユーザの属性情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容から、受け付けたデータの公開範囲に属するユーザの属性情報を抽出し、
    前記メタデータを有意情報に変換する変換規則及び該有意情報が関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、受け付けたメタデータを有意情報に変換し、
    有意情報及び該有意情報に基づいて推定された推定公開範囲に属するユーザの属性情報に関するキーワードが関連付けて記憶された前記記憶部の内容に基づいて、変換した有意情報をキーワードに変換し、
    抽出した属性情報に変換したキーワードが含まれるか否かにより、受け付けた公開範囲に属するユーザが受け付けた公開範囲に対して適格か否かを判定する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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