JP5824270B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5824270B2 JP5824270B2 JP2011163993A JP2011163993A JP5824270B2 JP 5824270 B2 JP5824270 B2 JP 5824270B2 JP 2011163993 A JP2011163993 A JP 2011163993A JP 2011163993 A JP2011163993 A JP 2011163993A JP 5824270 B2 JP5824270 B2 JP 5824270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flag
- switching
- game
- special
- symbol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
この種のパチンコ機は、前記特別図柄の当否抽選の当りには大当りと小当りとがあり、各当りに応じて大当り特別遊技又は小当りの特別遊技が実行される。また大当りの特別遊技終了後には、抽選で、当否抽選の当り確率が高くなる確変遊技状態や、図柄変動時間が短縮される時短遊技状態に移行する。そして遊技状態に応じて普通図柄および特別図柄の当否抽選時の図柄変動や演出などの変動パターンや、普通電動役物の開放動作の開放パターンを変えて遊技者の期待感を高めるようにしている(例えば特許文献1参照)。
前記遊技状態に係るフラグは、「通常遊技状態」、「時短遊技状態」、「確変遊技状態」、「時短および確変遊技状態」に対応する4通りで、大当りの生起時や、前記確変回数や時短回数の規制により確変や時短の遊技状態が終了した時に変更される。
このように選択テーブルが変らなければ、普通図柄の変動パターン、普通電動役物の開放パターンが変らないため、遊技者は遊技状態が変っていないと判断し、この状態に慣れて期待感や緊張感が低下するといった問題が生じる。
また遊技状態に応じて普通図柄の変動パターン、普通電動役物の開放パターンが変更されるには、前記フラグに基づいて選択テーブルを設定しなければならず、選択テーブルの種類が少ないため、変動、開放のパターンも少なくなって遊技者にとって容易に遊技状態が判断できるので遊技の面白みに欠けるといった不具合があった。
特別図柄始動口への入球に起因して特別図柄の当否抽選を行い、特別図柄表示装置に特別図柄を変動表示せしめ、抽選の結果として特別図柄を確定表示し、抽選の結果が大当りであれば大入賞口の開放を伴う特別遊技と、を実行する弾球遊技機において、
前記特別図柄の当否抽選が大当りのときに、確定された大当り図柄および抽選時の遊技状態に基づいて特別遊技後の遊技状態を示す状態情報および該状態情報とは異なる切換情報を設定する情報設定手段と、
前記状態情報に基づいて前記大当りの特別遊技終了後の遊技状態を決定する遊技状態制御手段と、
前記状態情報および前記切換情報に基づき、前記大当りの特別遊技終了後における前記特別図柄表示装置に変動表示される特別図柄の変動パターンを選択すると共に、前記普通図柄表示装置に変動表示される普通図柄の変動パターンおよび前記電動役物の開放パターンのいずれかを選択する選択テーブルを決定する選択テーブル決定手段と、
前記切換情報に基づいて所定条件が設定され、遊技が進行して前記所定条件が達成されると前記切換情報を更新せしめる切換情報更新手段と、
更新された前記切換情報および前記状態情報に基づいて前記選択テーブルを切換える選択テーブル切換手段と、を備え、
遊技の進行状況に応じて前記切換情報を更新し、更新された切換情報に基づいて前記選択テーブルを切換え、前記状態情報に変化がなくても前記特別図柄の変動パターンを変更すると共に、前記普通図柄の変動パターンおよび前記電動役物の開放パターンのいずれかを変更せしめるように構成する。
よって状態情報と切換情報の組合せから選択される選択テーブルはその種類を増やすことができる。
このように実質的に遊技状態が変化しないときでも選択テーブルを頻繁に変更し、特別図柄の図柄変動、普通図柄の図柄変動や普通電動役物の開放動作を多彩に変化させることで遊技者の期待感や緊張感を高め、遊技の興趣を向上することができる。
前記状態情報および切換情報は、遊技制御のプログラム処理で使用されるフラグのことで、状態フラグおよび切換フラグである。これらに応じて、情報設定手段はフラグ設定手段、切換情報設定手段は切換フラグ設定手段、切換情報更新手段は切換フラグ更新手段である。
選択テーブルは、特別図柄の変動パターンと普通図柄の変動パターンとを共通のテーブルから選択、特別図柄の変動パターンと電動役物の開放パターンとを共通のテーブルから選択する構成でもよいし、特別図柄の変動パターン用の選択テーブルと、普通図柄の変動パターン用の選択テーブルと、普通電動役物の開放パターン用の選択テーブルを個別に設けてもよい。
前枠52の板ガラス61の奥には前記内枠に保持された遊技盤10(図2)が設けてある。
前枠52の下半部には上皿55と下皿63とが一体に形成してある。下皿63の右側には発射ハンドル64が設けてあり、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤10に向けて発射される。
下皿63は上皿55から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。下皿63の左側には演出ボタン67が設けてある。
尚、図1の39は、前枠52および前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠39に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠52を開放する。
該始動口22は普通電動役物23(以下、単に普電役物という)の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物23は、遊技球が作動ゲート20を通過したことに起因して実行される普通図柄(以下、単に普図という)の抽選で当りとなると所定時間開放する。
尚、遊技盤10の遊技領域13には、多数の遊技釘や風車29が植設されている。
またセンターケース14には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当する。
主制御装置80は、大入賞口25の開閉駆動する大入賞口ソレノイドを制御して大入賞口を開放作動せしめる。また普電役物23を開閉作動する普電役物ソレノイドを制御して特図の始動口22を開放せしめる。
パチンコ機50は、作動ゲート20への入球により普図の当否抽選を行い、普図表示装置18の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置18に普図の当り図柄を確定表示して前記普電役物23の開放を伴う特典遊技を実行する。
始動口21,22への入球があると特図の当否抽選を行い、特図表示装置16および演出図柄表示装置15の図柄変動を開始する。特図の抽選結果が大当りであれば、各表示装置15,16に大当り図柄を確定表示して大入賞口25の開放を伴う大当り遊技(特別遊技)を実行する。尚、演出図柄表示装置15には特図表示装置16に表示される特図に対応する擬似図柄や演出を表示する。
遊技状態の設定は、当否抽選時に図柄モードに基づいてモードバッファが設定され、該モードバッファに基づいて大当り遊技終了時に状態情報たる状態フラグを設定し、該状態フラグにより遊技状態を設定する。
更に遊技の進行に応じて頻繁に前記切換フラグを更新し、更新された切換フラグにより選択テーブルを再設定して普図の変動パターン、普電役物の開放パターンを切換えるように構成してある。
尚、普図および特図の当否抽選、特典遊技と大当り遊技の設定、大当り遊技終了後の遊技状態の設定、普図と普電役物および特図用の各選択テーブルおよび各変動パターン、開放パターンの設定は、主制御装置80のプログラム処理で実行される。主制御装置80は、状態フラグ、切換フラグを設定するフラグ設定手段、大当り遊技終了後の遊技状態を設定する遊技状態制御手段、選択テーブルを決定する選択テーブル決定手段、更に切換フラグ更新手段および選択テーブル切換手段を備える。
図6のS213の処理では、普図保留表示装置18の表示制御を行うとともに、演出図柄制御装置82やサブ統合制御装置83へ普図保留数のコマンドを送信する。
尚、「普図作動入賞確認処理」では乱数抽出後、当り判定用乱数に基づいて先読み判定を行い、該先読み判定に基づく先読み演出を実施可能の構成にしてもよい。この場合、主制御装置80から先読み判定による先読みコマンドをサブ統合制御装置83へ送信し、先読みコマンドに基づいてサブ統合制御装置83が先読み演出を行なうか否かの判断を行う。
続くS346の処理では、普電役物23の開放時間や開放回数などを示す開放パターンを、普電役物用の選択テーブルから選択する。
S346又はS348の処理の後、S349の各種送信処理では、前記当り普図や外れ普図の変動パターン、普電役物23の開放パターンなどの情報を、サブ統合制御装置83へ送信する。また、これらの情報はサブ統合制御装置83から演出図柄制御装置82や演出図柄表示装置15へ伝達される。
サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、普図表示装置18を直接制御して普図の変動を開始する(図示省略)。
その後、普図表示装置18の確定図柄が当り普図か確認し(S512)、当り普図であれば(S512:yes)、普図の当りフラグに「1」をセットする(S513)。
続くS904の処理では、前記「普図当否判定処理1」のS346の処理で選択された開放パターンに基づいて普電役物23の開放時間が経過した確認し、開放時間が経過していれば(S904:yes)、普電役物23を閉鎖せしめ(S905)、そして開放フラグを「0」にクリアする(S906)。
理では、特図保留表示装置17の表示制御、および演出図柄制御装置82やサブ統合制御装置83へ特図保留数のコマンドを送信する。
尚、「特図始動入賞確認処理」では乱数抽出後、当り判定用乱数に基づいて先読み判定を行い、該先読み判定に基づく先読み演出を実施可能としてもよい。この場合、主制御装置80から先読み判定による先読みコマンドをサブ統合制御装置83へ送信し、先読みコマンドに基づいてサブ統合制御装置83が先読み演出を行なうか否かの判断を行う。
そして図柄モードにより大当り遊技の内容および大当り遊技終了後の遊技状態が選択される。例えば、図13、図14に示すように、「15R特定時短有図柄1」では、大当り遊技に大入賞口25が15ラウンド開放し、大当り遊技終了後の遊技状態として、特図の当否抽選が1万回実行されるまで、確変機能および時短機能が作動する確変かつ時短遊技状態とする。また図柄モード「6」のときは「2R通常時短有図柄1」が選択され、大当り遊技に大入賞口25が2ラウンド開放され、大当り遊技終了後の遊技状態として、当否抽選時の遊技状態が時短状態のときは当否抽選が100回実行されるまで、時短機能が作動する時短遊技状態とされる。
続くS306の処理では、前記図柄モードおよび大当り図柄に基づき、大当り図柄に対応して演出図柄表示装置15に表示される擬似図柄の設定処理を行う。
S307の処理では、図柄モード、当否判定の対象とした保留記憶のリーチ決定用乱数および特図の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図表示装置16に表示する特図の変動時間などの変動パターンを、特図の選択テーブルから選択する。
図15に示すよう、先ず前記設定された図柄モードが「0,1,2」であるか確認し(S400)、「0,1,2」であれば(S400:yes)モードバッファを「5」に設定する(S401)。S400でno判定であれば、図柄モードが「5」であるか確認し(S402)、「5」であれば(S402:yes)モードバッファを「1」に設定する(S403)。
S405でno判定であれば、図柄モードが「4」であるか確認し(S407)、「4」であれば(S407:yes)モードバッファを「3」に設定する(S408)。
S407でno判定であれば、モードバッファを「1」に設定する(S409)。
S410でno判定であれば、図柄モードが「4」であるか確認し(S412)、「4」であれば(S412:yes)モードバッファを「2」に設定する(S413)。
S412でno判定であれば、モードバッファを「0」に設定する(S414)。
サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、特図表示装置16を直接制御して特図の変動を開始する(図示省略)。
サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、特図表示装置16を直接制御して変動を開始する(図示省略)。
サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、特図表示装置16を直接制御して変動を開始する(図示省略)。
その後、特図表示装置16の確定図柄が大当り図柄か確認する(S502)。大当り図柄であれば(S502:yes)、大当りフラグに「1」をセットする(S503)。
確定図柄が大当り図柄でなく(S502:no)、小当り図柄であれば(S504:yes)、小当りフラグに「1」をセットする(S505)。
更に小当り図柄でなければ(S504:no)、後述する選択テーブル再設定処理(S506)へ移行する。
そしてS602の状態バッファ設定処理では、当否抽選時の遊技状態を記憶する状態バッファを設定する。図21(a)(b)(c)に示すように状態バッファは「0(00)〜3(11)」(括弧内は2進数)で表し、2進数で表す上桁を確変フラグに、下桁を時短フラグに対応せしめてある。
続くS603〜S607の処理では、当否抽選時の遊技状態を示す状態フラグ、時短フラグ、時短カウンタ、確変フラグ、確変カウンタをクリアする。
大当りフラグが「1」でなく(S600:no)、小当りフラグが「1」であれば(S610:yes)、小当り遊技の遊技内容を設定し、小当り遊技を開始する(S611)。
そして、「当否判定処理」(図11)で設定したモードバッファ(図16)を参照し(S654)、モードバッファに基づき、状態フラグの設定処理(S655)、時短フラグの設定処理(S656)、時短カウンタの設定処理(S657)、確変フラグの設定処理(S658)、および確変カウンタの設定処理(S659)を行い、モードバッファをクリアする(S660)。
選択バッファが「0100」のときは「選択テーブルE」を(S710:yes、S711)、前記前記選択バッファが「0101」のときは「選択テーブルF」を(S712:yes、S713)、選択バッファが「0110」のときは「選択テーブルG」を(S714:yes、S715)、選択バッファが「0111」のときは「選択テーブルH」を設定する(S716:yes、S717)。
選択バッファが「1000」のときは「選択テーブルI」を(S720:yes、S721)、前記選択バッファが「1001」のときは「選択テーブルJ」を(S722:yes、S723)、選択バッファが「1010」のときは「選択テーブルK」を(S724:yes、S725)、選択バッファが「1011」のときは「選択テーブルL」を設定する(S726:yes、S727)。
選択バッファが「1100」のときは「選択テーブルM」を(S730:yes、S731)、前記選択バッファが「1101」のときは「選択テーブルN」を(S732:yes、S733)、選択バッファが「1110」のときは「選択テーブルO」を(S734:yes、S735)、選択バッファが「1111」のときは(S734:no)、「選択テーブルP」を設定する(S736)。
各「選択テーブルA〜P」にはそれぞれ、普図の変動パターンを選択するテーブル、普電役物の開放パターンを選択するテーブル、特図の変動パターンを選択するテーブルが設けられている。また、これらの各テーブルには複数種類の変動パターン、開放パターンが設定してあり、特図、普図の各保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて一つのパターンが設定される。
普電役物の開放パターンは、前記「普図当否判定処理1」のS346の処理において、前記「設定処理」(図22)で選択された選択テーブルの普図用のテーブルから設定される。
特図の変動パターンは、図11に示した前記「当否判定処1」のS307の処理において、前記「設定処理」(図22)で選択された選択テーブルの特図用のテーブルから設定される。
また状態および切換の両フラグの種類に応じて選択テーブルの種類を増やすことができ、選択テーブルの種類が多い分、遊技の多段階において選択テーブルの変更ができる。
図20のS667の処理ではサブ統合制御装置83および演出図柄制御装置82へ大当り遊技又は小当り遊技終了のコマンドを送信し、大当りフラグおよび小当りフラグをクリアする(S668)。
尚、本実施例では特図の当否抽選の結果を表示する毎に実行される図18のS506に該当する処理であるが、実行されるタイミングは当否判定時(少なくとも図8のS304、S321、S330よりも下流側)であっても問題なく、その他問題とならないタイミングであれば差し支えない。
「再設定処理1」では、先ず確変実行回数をカウントする確変カウンタのカウント値が「0」でないか確認する(S800)。確変カウンタが「0」でなければ(S800:yes)、確変カウンタを減算する(S801)。減算後の確変カウンタが「0」であるか確認し(S802)、カウンタが「0」であれば(S802:yes)、確変機能が終了となり、確変フラグをクリアして(S803)、再設定フラグに「1」をセットする(S804)。
この処理では、例えば、切換フラグが「3」であれば「2」に、「2」であれば「1」に、「1」であれば「0」に更新される。
更新された切換フラグが「0」でなければ(S815:yes)、切換カウンタのカウント値に更新後の切換フラグに応じた切換カウンタ設定値(図21(d))を設定し(S816)、再設定フラグに「1」をセットする(S817)。
尚、ここでは、切換フラグの演算処理時に「1」を減算する方法を採用しているが、常時「1」を減算するだけに止まらず、様々な条件を付加しても問題ない。例えば、状態フラグによって減算される数値を変化させ、切換フラグが「0」となるタイミングを早めるように「2」を減算すること(例えば、S814で切換フラグが「3→1」となり、S816で切換フラグ「1」に応じた切換カウンタ設定値を設定する)や、切換フラグが「0」となるタイミングを遅くするように「0」を減算すること(例えば、S814で切換フラグ「3→3」となり、S816で切換フラグ「3」に応じた切換カウンタ設定値を設定する)を行うことが可能である。また、状態フラグのみに依存せず、状態フラグと演算前の切換フラグとによって変化させても良い。
その際、確変機能のみが作動する遊技状態(状態フラグ2)での演算と、確変機能および時短機能が作動しない遊技状態(状態フラグ0)での演算とを同一とすることで、「直前の大入賞口の開放が小当りによるものか、大当り(2R特定時短有図柄2)によるものか」を選択テーブルの変化によって判断することを困難にすることができ、所謂「潜伏遊技状態」を作り出すことができる。
続くS820の処理では、図22の「設定処理」に移行して、変更された選択バッファにより再び選択テーブルの選択を行う。そして選択された選択テーブルの切換え処理を行い(S821)、再設定フラグをクリアする(S822)。
また普図の当選により作動する普電役物の開放パターンは前記「普図当否判定処理1」のS346の処理(図7)で前記新たな選択テーブルの普電役物用のテーブルに基づく開放パターンに切換えられる。
更に特図の変動パターンは、前記「当否判定処1」のS307の処理(図11)で前記新たな選択テーブルの特図用のテーブルに基づいて変動パターンに切換えられる。
a時点で示すように状態フラグが「10(2)」、切換フラグが「00(0)」の状態で普図や特図の当否抽選および図柄変動が開始すると、これらの変動パターンは前記状態および切換の両フラグに基づいて設定された「選択テーブルI」(図23参照)から選択される。この時点の普電役物の開放パターンも「選択テーブルI」から選択される。
特図の抽選結果が大当りとなり、役物連続作動装置が作動して大当り遊技が開始されると(b時点)、前記両フラグは共にクリアされる。役物連続作動装置が作動中は、前記図柄モードの遊技内容に従って大入賞口が開閉作動する。
次に役物連続作動装置が停止して大当り遊技が終了すると(c時点)、前記抽選時のモードバッファや図柄モードや特図により状態フラグおよび切換フラグが設定される。例えば図柄モードが「3」で、モードバッファが「3」、特図が「図柄12」の場合、状態フラグが「11(3)」(確変:10000回、時短:100回)、切換フラグが「11(3)」に設定され、この状態で普図や特図の変動が開始するとそれらの変動パターンは「選択テーブルP」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルP」から選択される。
切換フラグが「10(2)」に変更されると切換カウンタのカウント値が「10」にセットされ、更に遊技が進行して特図の変動回数が10回(c時点から50回)に達すると(d時点)、切換フラグが「01(1)」に更新される。この状態(状態フラグ「11(3)」、切換フラグ「01(1)」)で普図や特図の変動が開始するとそれらの変動パターンは「選択テーブルN」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルN」から選択される。
切換フラグが「01(1)」に変更されると切換カウンタのカウント値が「40」にセットされ、更に遊技が進行して特図の変動回数が40回(c時点から90回)に達すると(d−e時点間)、切換フラグが「00(0)」に更新される。この状態(状態フラグ「11(3)」、切換フラグ「00(0)」)で普図や特図の変動が開始するとその変動パターンは「選択テーブルM」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルM」から選択される。
更に特図の変動が10000回に達すると(f時点)、確変機能が停止し、状態フラグが「00(0)」に変更される。状態フラグおよび切換フラグが共に「00(0)」で普図や特図の変動が開始(g時点)するとそれらの変動パターンは「選択テーブルA」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルA」から選択される。
これに対して遊技状態が変化して状態フラグが変更されるのは、最短でも図柄が100回変動しなければならない(図14の「2R特定時短有図柄1」、「2R特定時短有図柄2」、「15R通常時短有図柄1」、「2R通常時短有図柄1」参照)。従って、各状態フラグに対応する4種類の選択テーブルを全て選択することができる。例えば状態フラグが「11(3)」であれば、遊技の進行により「選択テーブルP〜M」が選択されることとなる。
状態フラグが「10(2)」、切換フラグが「00(0)」の状態で、普図や特図の変動が開始すると(a時点)、それらの変動パターンは「選択テーブルI」から選択される。抽選結果が小当りとなると、特別電動役物が作動する小当り遊技を実行する(b-c時点間)。
状態フラグは小当り遊技の開始、終了では変更されないが、切換フラグは小当り遊技が終了すると更新され、例えば、状態フラグが「10(2)」で、特図が「小当り図柄」の場合、切換フラグが「11(3)」に設定され、この状態で普図や特図の変動が開始するとそれらの変動パターンは「選択テーブルL」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルL」から選択される。
一方、切換フラグが「10(2)」に変更されると切換カウンタのカウント値が「10」にセットされ、更に遊技が進行して特図の変動回数が前回の切換フラグの更新時から10回(c時点からの変動回数が50回)に達すると(d−e時点間)、切換フラグが「01(1)」に変更される。この状態(状態フラグ「00(0)」、切換フラグ「01(1)」)で普図や特図の変動が開始するとそれらの変動パターンは「選択テーブルB」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルB」から選択される。
切換フラグが「01(1)」に変更されると切換カウンタのカウント値が「40」にセットされ、更に遊技が進行して特図の変動回数が40回(c時点から90回)に達すると(e時点)、切換フラグが「00(0)」に変更される。状態フラグおよび切換フラグが共に「00(0)」で普図や特図の変動が開始する(f時点)とそれらの変動パターンは「選択テーブルA」から選択される。普電役物の開放パターンも「選択テーブルA」から選択される。
一方、「選択テーブルK」と「選択テーブルC」との変動パターンを同様なパターンとしておけば、遊技状態が変っても、遊技状態が変ってないように見せかけることもできる。
また、図26の小当り発生時と同様の条件(確変遊技状態における時短非作動時)のときに2R特定時短有図柄2で大当りした場合と比較すると、図17に記載されているように同じ選択テーブルを選択するように構成されているため、大当り終了後に「選択テーブルL」が選択されて「選択テーブルK」に切換えられるところまでは同じとなる。そして、大当り後に確変カウンタが10000回に再設定されているためd−e間で「選択テーブルK」から「選択テーブルC」へと切換えられずに「選択テーブルK」を維持することとなる。
ここでも前記したように「選択テーブルK」と「選択テーブルC」との変動パターンを同様なパターンとしておけば、遊技状態が変っても、遊技状態が変ってないように見せかけることもできるが、「選択テーブルK」と「選択テーブルC」との違いを明確にしておけば、d時点で「直前の大入賞口の開放が小当りによるものか、大当りによるものか」を判断することができ、遊技状態を明確にすることもできる。
また、「選択テーブルK」と「選択テーブルC」とを同様なパターンとし、「選択テーブルJ」と「選択テーブルB」との違いを明確にしておけば、「直前の大入賞口の開放が小当りによるものか、大当りによるものか」を判断することができる時期をd−e間とすることもできる。
このように、切換可能な選択テーブルを類似パターンとするか、非類似パターンとするかで前記判断時期を変化させることができる。
また本パチンコ機50は切換フラグの設定時にフラグの種類に応じて切換カウンタのカウント値を決める。そして、特図の当否抽選による図柄の変動回数が前記カウント値となると切換フラグを更新するようにした。これによれば、大当りや遊技状態が変化したときに更新される状態フラグに比べ、切換フラグは比較的短い間隔で更新することが可能となり、遊技中の複数の段階で選択テーブルを変更して普図および特図の各変動パターン、普電役物の開放パターンを頻繁に変えることができる。
このように実質的に遊技状態が変化しないときでも選択テーブルを頻繁に変更し、普図および特図の図柄変動、普電役物の開放作動などの遊技の演出を多彩に変化させ、遊技者の期待感や緊張感を高め、遊技の興趣を向上することができる。
更に、遊技状態が変化してから所定期間の間又は特図の図柄変動回数によって期間が制限されている時短遊技状態(確変が作動せず、時短が作動している遊技状態)の終了から所定期間の間は、大当りへの期待感や確変機能の作動への期待感を高める演出の出現率を高めた選択テーブルを設定するなど、単一の遊技状態を維持しながらも演出の態様を選択テーブルによって変化させることができ、著しく興趣を向上させることができる。
更にまた、遊技の進行に伴う切換フラグの更新に応じて選択テーブルを変え、普通電役の開放パターンを短時間から長時間へと段階的に変化させるようにすることで、状態フラグに変化のない時短遊技中のベース(賞球数を発射球で除算した値)をだんだんと高めることもできる。当然逆の構成も可能であり、状態フラグが「11」のときには開放パターンを長時間から短時間へ段階的に変化させることで、早期に大当たりとなりやすい遊技状態として遊技者にメリットを与えることも可能となる。長時間の開放パターンが選択されているときと、短時間の開放パターンが選択されているときとで、ベースは変化することになるが、時短遊技におけるベースの平均値としては「1」を下回るように構成することが望ましい。
この構成によれば、例えば図柄モードが「2R特定時短有図柄1」又は「2R特定時短有図柄2」(図14参照)の遊技状態において、確変かつ時短遊技状態の特図の変動回数が100回となると、時短が停止して状態フラグは「3(11)」から「2(10)」に変更されるが、切換フラグは「1(01)」から変更されない。従って選択テーブルは選択テーブル「N」から選択テーブル「J」に切換えられる(図23参照)。よって、切換フラグを変えずに状態フラグのみ変更することができ、異なる遊技状態の選択テーブルを選択して変動パターンを大きく変化させることができる。
更には、異なる遊技状態に対応する複数の選択テーブルにおいて、互いに変動パターンを同様なパターンとしておけば、例えば図例では選択テーブル「N」と選択テーブル「J」の変動パターンをほぼ同様のパターンとしておけば、遊技状態が変っても、遊技状態が変ってないように見せかけることもできる。
前記切換判定値は、「切換フラグ3(11)」のときに「40回」、「切換フラグ2(10)」で「50回」、「切換フラグ1(01)」のときに「90回」とすることが望ましい。
尚、特図の図柄変動回数をカウントする前記切換カウンタのカウント値は、切換フラグが更新されても継続してカウントするように構成する。よって、図柄の変動回数が90回以上となれば、切換フラグは「3(11)〜0(00)」に至る全てのフラグが設定されることなり、各状態フラグに対応する4種類の選択テーブルを全て選択できる。
他の切換判定値として、「切換フラグ3(11)」のときに「40回」、「切換フラグ2(10)」で「90回」、「切換フラグ1(01)」のときに「150回」としてもよい。
更に本パチンコ機50では特図の当否判定の当選(大当たり、小当たり)によって切換フラグを設定する構成としているが、特別図柄の転落抽選の当選(遊技状態の高確率から通常への転落、時短から通常への転落)によって切換フラグを設定する構成とし、変動パターンを変更するようにしてもよい。この場合、切換フラグのセットを特図の変動確定時に行うことが望ましい。
尚、本実施形態に係るパチンコ機の基本構成は第1の実施形態のそれとほぼ同じである。また本実施形態における図柄モード、モードバッファ、確変フラグ、時短フラグ、状態フラグ(バッファ)、切換フラグ(バッファ)、選択バッファ、切換カウンタ値、選択テーブルなど設定も第1の実施形態と同じである。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
「普図確定処理2」は普図の当否判定処理(図7参照)の後に実行され、本処理では先ず、普図の変動時間が経過しているか確認する(S520)。普図の変動時間が経過していれば(S520:yes)、確定コマンドをサブ統合制御装置83へ送信するとともに選択された普図を普図表示装置18に確定表示せしめる(S521)。
その後、普図表示装置18の確定図柄が当り普図か確認し(S522)、当り普図であれば(S522:yes)、普図の当りフラグに「1」をセットして(S523)、リターンする。
S522の処理で当り図柄でなければ(S522:no)、図28に示す「再設定処理2」に移行して、選択テーブルの再設定処理を行う(S524)。
説明は前後するが、普図の変動回数をカウントする前記切換カウンタの切換カウンタ設定値は、特別図柄の「当り遊技終了処理」(図20参照)において切換フラグが設定された後に切換カウンタ設定処理(S666)で設定される。切換カウンタ設定値は、第1の実施形態と同様に図21(d)に示す各切換フラグに対応する数値が設定される。
この処理では、例えば、切換フラグが「3」であれば「2」に、「2」であれば「1」に、「1」であれば「0」に更新される。
更新された切換フラグが「0」でなければ(S834:yes)、切換カウンタのカウント値として更新後の切換フラグに応じた切換カウンタ設定値(図21(d))を設定する(S835)。
続くS837の処理では、前記第1の実施形態と同様に、図22の「設定処理」に移行して、変更された選択バッファにより再び選択テーブルの選択を行う。
このように再選択された選択テーブルに基づき、普図の変動パターンは、前記「普図当否判定処理1」のS345又はS348の処理(図7)において、前記「設定処理」(図22)で選択された選択テーブルの普図用のテーブルから設定される。また普電役物の開放パターンは、「普図当否判定処理1」のS346の処理(図7)において、前記「設定処理」(図22)で選択された選択テーブルの普図用のテーブルから設定される。
また本実施形態は、切換フラグの設定時にフラグの種類に応じて普図の変動回数をカウントする切換カウンタのカウント値(切換カウンタ設定)を決める。そして、普図の変動回数が前記カウント値となると切換フラグを更新するようにした。これによれば、大当りや遊技状態が変化したときに更新される状態フラグに比べ、切換フラグは短い間隔で更新することが可能となり、遊技中の複数の段階で選択テーブルを変更して普図の変動パターン、普電役物の開放パターンを頻繁に変えることができる。
このように実質的に遊技状態が変化しないときでも選択テーブルを頻繁に変更し、普図の図柄変動、普電役物の開放作動などの遊技の演出を多彩に変化させ、遊技者の期待感や緊張感を高め、遊技の興趣を向上することができる。
更に、普図の変動パターン、普電役物の開放パターンを普図の変動回数に応じて変更するように構成したので、一般に遊技の進行上、普図の変動回数は特図の変動回数よりも多い。従って、普図の変動パターンおよび普電役物の開放パターンと、特図の変動パターンとを種類の異なる選択テーブル(異なる遊技状態に対応する選択テーブル)から選択したパターンとすることができる。例えば、特図の変動パターンが確変遊技状態に対応するパターンから変らなくても、普図の変動パターンおよび普電役物の開放パターンを通常のパターンに変更することができるので、遊技者を混乱させるような面白みのある遊技が可能となる。
尚、特図の変動パターンの変更は、状態フラグのみに応じて特図用の選択テーブルを変えてパターン変更してもよいし、切換フラグとして普図の切換フラグとは別に特図の変動回数に応じて変更される特図専用の切換フラグを設け、状態フラグと特図専用の切換フラグに応じて特図用の選択テーブルを変えて変動パターンを変更してもよい。
また前記第1の実施形態と同様に、普通電役の開放パターンを短時間から長時間へと段階的に変化させることで、状態フラグに変化のない時短遊技中のベースをだんだんと高めることもできる。当然逆の構成も可能であり、状態フラグが「11」のときには開放パターンを長時間から短時間へ段階的に変化させることで、早期に大当たりとなりやすい遊技状態として遊技者にメリットを与えることも可能となる。長時間の開放パターンが選択されているときと、短時間の開放パターンが選択されているときとで、ベースは変化することになるが、時短遊技におけるベースの平均値としては「1」を下回るように構成することが望ましい。
前記切換判定値は、「切換フラグ3(11)」のときに「40回」、「切換フラグ2(10)」で「50回」、「切換フラグ1(01)」のときに「90回」とすることが望ましい。
尚、普図の図柄変動回数をカウントする前記切換カウンタのカウント値は、切換フラグが更新されても継続してカウントするように構成する。
尚、本実施形態に係るパチンコ機の基本構成は第1の実施形態のそれとほぼ同じである。また本実施形態における図柄モード、モードバッファ、確変フラグ、時短フラグ、状態フラグ(バッファ)、切換フラグ(バッファ)、選択バッファ、切換カウンタ値、選択テーブルなど設定も第1の実施形態と同じである。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
「普図当否判定処理2」は普図の作動入賞確認処理(図6参照)の後に実行され、本処理では先ず、S350の処理で普図の作動条件が成立しているか確認する。この処理では、特典遊技中でないこと、普図変動中でないこと、および普図の保留記憶があることを確認する。作動条件が成立していることを確認すると(S350:yes)、図28に示す「再設定処理2」に移行する(S351)。
そして、「再設定処理2」において、切換カウンタが0であれば(S832:yes)、切換フラグ演算処理を行い(S833)、選択バッファ設定処理(S836)に続いて選択テーブル設定処理(S837)を行い、選択テーブルを変更せしめる。
続くS356の処理では、前記普図の変動パターン決定用乱数に基づいて、普図表示装置18に表示する図柄の変動時間などの変動パターンを、普図用の選択テーブルから選択する。
続くS357の処理では、普電役物の開放時間や開放回数などを示す開放パターンを、普電役物用の選択テーブルから選択する。
S357又はS359の処理の後、S360の各種送信処理では、前記当り普図や外れ普図の変動パターン、普電役物の開放パターンなどの情報を、サブ統合制御装置83へ送信する。また、これらの情報はサブ統合制御装置83から演出図柄制御装置82や演出図柄表示装置15へ伝達される。
サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、普図表示装置18を直接制御して普図の変動を開始する(図示省略)。
尚、本実施形態に係るパチンコ機の基本構成は第1の実施形態のそれとほぼ同じである。また本実施形態における図柄モード、モードバッファ、確変フラグ、時短フラグ、状態フラグ(バッファ)、切換フラグ(バッファ)、選択バッファ、切換カウンタ値、選択テーブルなど設定も第1の実施形態と同じである。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
「普図当否判定処理3」は普図の作動入賞確認処理(図6参照)の後に実行され、本処理では先ず、S370の処理で普図の作動条件が成立しているか確認する。この処理では、特典遊技中でないこと、普図変動中でないこと、および普図の保留記憶があることを確認する。作動条件が成立していることを確認すると(S370:yes)、普図保留記憶のシフト処理(S371)、当り判定用乱数比較処理(S372)を行い、前記当否判定の対象とした保留記憶の当り判定用乱数と予め設定された普図用の当否判定テーブルとを比較して、当り判定用乱数の数値が前記当否判定テーブル内の判定値と一致するか確認する。
S375又はS377の処理の後、S378の各種送信処理では、前記当り普図や外れ普図の変動パターン、普電役物の開放パターンなどの情報を、サブ統合制御装置83へ送信する。また、これらの情報はサブ統合制御装置83から演出図柄制御装置82や演出図柄表示装置15へ伝達される。
サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、普図表示装置18を直接制御して普図の変動を開始する(図示省略)。
続くS915の処理では、前記S912の処理で設定された開放パターンに基づいて普電役物の開放時間が経過した確認し、開放時間が経過していれば(S915:yes)、普電役物を閉鎖せしめ(S916)、そして開放フラグを「0」にクリアする(S917)。
そして、「再設定処理2」において、切換カウンタが0であれば(S832:yes)、切換フラグ演算処理を行い(S833)、選択バッファ設定処理(S836)に続いて選択テーブル設定処理(S837)を行い、選択テーブルを変更せしめる。
尚、本実施形態に係るパチンコ機の基本構成は第4の実施形態のそれとほぼ同じである。以下、第4の実施形態との相違点を中心に説明する。
「普電開閉処理3」は、前記「普図当否判定処理3」(図30)および「普図確定処理1」(図8)の後に実行され、本処理では先ず、S920の処理では、前記「普図確定処理1」のS512の処理で普図の当りフラグに「1」がセットされた確認する。普図の当りフラグが「1」であり(S920:yes)、開放フラグが「0」であれば(S921:yes)、普電役物の開放時間や開放回数などを示す開放パターンを、普電役物用の選択テーブルから選択する(S922)。そして該開放パターンに基づいて普電役物を開放作動せしめ(S923)、開放フラグに「1」をセットする(S924)。
そして、「再設定処理2」において、切換カウンタが0であれば(S832:yes)、切換フラグ演算処理を行い(S833)、選択バッファ設定処理(S836)に続いて選択テーブル設定処理(S837)を行い、選択テーブルを変更せしめる。
開放時間が経過していれば(S929:yes)、普電役物を閉鎖せしめ(S930)、前記開放フラグをクリアし(S931)、前記入賞カウンタをクリアせしめる。
15 演出図柄表示装置
16 特別図柄表示装置
18 普通図柄表示装置
20 普通図柄作動口
21,22 特別図柄始動口
23 普通電動役物
50 パチンコ機(弾球遊技機)
80 主制御装置(情報設定手段、遊技状態制御手段、選択テーブル決定手段、切換情報更新手段、選択テーブル切換手段)
82 演出図柄制御装置(サブ制御装置)
83 サブ統合制御装置(サブ制御装置)
Claims (1)
- 普通図柄作動口への入球に起因して普通図柄の当否抽選を行い、普通図柄表示装置に普通図柄を変動表示せしめ、抽選の結果として普通図柄を確定表示し、抽選の結果が当りであれば電動役物が開放されて特別図柄始動口への入球を可能とする特典遊技と、
特別図柄始動口への入球に起因して特別図柄の当否抽選を行い、特別図柄表示装置に特別図柄を変動表示せしめ、抽選の結果として特別図柄を確定表示し、抽選の結果が大当りであれば大入賞口の開放を伴う特別遊技と、を実行する弾球遊技機において、
前記特別図柄の当否抽選が大当りのときに、確定された大当り図柄および抽選時の遊技状態に基づいて特別遊技後の遊技状態を示す状態情報および該状態情報とは異なる切換情報を設定する情報設定手段と、
前記状態情報に基づいて前記大当りの特別遊技終了後の遊技状態を決定する遊技状態制御手段と、
前記状態情報および前記切換情報に基づき、前記大当りの特別遊技終了後における前記特別図柄表示装置に変動表示される特別図柄の変動パターンを選択すると共に、前記普通図柄表示装置に変動表示される普通図柄の変動パターンおよび前記電動役物の開放パターンのいずれかを選択する選択テーブルを決定する選択テーブル決定手段と、
前記切換情報に基づいて所定条件が設定され、遊技が進行して前記所定条件が達成されると前記切換情報を更新せしめる切換情報更新手段と、
更新された前記切換情報および前記状態情報に基づいて前記選択テーブルを切換える選択テーブル切換手段と、を備え、
遊技の進行状況に応じて前記切換情報を更新し、更新された切換情報に基づいて前記選択テーブルを切換え、前記状態情報に変化がなくても前記特別図柄の変動パターンを変更すると共に、前記普通図柄の変動パターンおよび前記電動役物の開放パターンのいずれかを変更せしめるように構成したことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011163993A JP5824270B2 (ja) | 2010-08-20 | 2011-07-27 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010184639 | 2010-08-20 | ||
JP2010184639 | 2010-08-20 | ||
JP2011163993A JP5824270B2 (ja) | 2010-08-20 | 2011-07-27 | 弾球遊技機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012061304A JP2012061304A (ja) | 2012-03-29 |
JP2012061304A5 JP2012061304A5 (ja) | 2014-09-18 |
JP5824270B2 true JP5824270B2 (ja) | 2015-11-25 |
Family
ID=46057641
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011163993A Active JP5824270B2 (ja) | 2010-08-20 | 2011-07-27 | 弾球遊技機 |
JP2011163992A Active JP5514999B2 (ja) | 2010-08-20 | 2011-07-27 | 弾球遊技機 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011163992A Active JP5514999B2 (ja) | 2010-08-20 | 2011-07-27 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5824270B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5824270B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2015-11-25 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP5376081B1 (ja) * | 2013-03-28 | 2013-12-25 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
JP5783213B2 (ja) * | 2013-09-19 | 2015-09-24 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
JP2016005492A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP6919748B2 (ja) * | 2017-04-13 | 2021-08-18 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4621831B2 (ja) * | 2000-08-10 | 2011-01-26 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP2006217982A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP4928232B2 (ja) * | 2006-11-16 | 2012-05-09 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5317153B2 (ja) * | 2007-04-20 | 2013-10-16 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP4817192B2 (ja) * | 2007-07-10 | 2011-11-16 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP5824270B2 (ja) * | 2010-08-20 | 2015-11-25 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
-
2011
- 2011-07-27 JP JP2011163993A patent/JP5824270B2/ja active Active
- 2011-07-27 JP JP2011163992A patent/JP5514999B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5514999B2 (ja) | 2014-06-04 |
JP2012061303A (ja) | 2012-03-29 |
JP2012061304A (ja) | 2012-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5665203B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5468799B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6184139B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5824270B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5597816B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017064068A (ja) | 遊技機 | |
JP5552596B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2019042042A (ja) | 遊技機 | |
JP2019181070A (ja) | 遊技機 | |
JP5386672B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4052626B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019187525A (ja) | 遊技機 | |
JP5838389B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6644741B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5544262B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019042043A (ja) | 遊技機 | |
JP4741858B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5891256B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019187524A (ja) | 遊技機 | |
JP2019042041A (ja) | 遊技機 | |
JP5255414B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2018000669A (ja) | 遊技機 | |
JP6344699B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016005492A (ja) | 遊技機 | |
JP5605817B2 (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140724 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140724 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5824270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |