JP2016005492A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技盤には、左打ち遊技により遊技領域の左領域を流下する遊技球が入球可能な位置に第1特別図柄始動口及び第2特別図柄始動口が設けられる一方、右打ち遊技により遊技領域の右領域を流下する遊技球が入球可能な位置に普通図柄作動口及び該普通図柄作動口への入球に起因して実行される普通図柄の抽選結果に応じて開放作動する普通電動役物が設けられ、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して第1特別図柄の当否判定を行う第1特図当否判定手段と、
前記当否判定の結果が大当りの時に第1特別図柄の大当り図柄を決定する第1特図大当り図柄決定手段と、
前記第2特別図柄始動口又は前記普通電動役物内に設けられた普電役物入球口への入球に起因して第2特別図柄の当否判定を行う第2特図当否判定手段と、
前記当否判定の結果が大当りの時に第2特別図柄の大当り図柄を決定する第2特図大当り図柄決定手段と、
前記第1特別図柄に対応する第1特図演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第1特別図柄の当否判定の結果を報知するとともに、前記第2特別図柄に対応する第2特図演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第2特別図柄の当否判定の結果を報知するようになし、かつ両演出図柄を同時変動可能に設けられた演出図柄表示装置と、
前記第1又は第2特別図柄の当否判定が大当りのときに大当り遊技に移行するようになし、かつ前記第1特別図柄の大当りよりも第2特別図柄の大当りの方が価値の高い大当り遊技を行なう大当り遊技制御手段と、
前記第1又は第2特別図柄の当否判定が大当りのときに、少なくとも第1又は第2特別図柄の大当り図柄に基づいて大当り遊技後の遊技状態を示す状態情報を設定する状態情報設定手段と、
前記大当りのときに、少なくとも前記大当り図柄に基づいて前記状態情報とは異なる切換情報を設定する切換情報設定手段と、
前記状態情報に基づいて大当り遊技終了後の遊技状態を、前記普通電動役物の開放作動が延長されて入球に有利な開放延長状態とする遊技状態制御手段と、
前記状態情報及び前記切換情報に基づき、前記大当り遊技終了後の前記第1特別図柄又は第2特別図柄が変動表示される変動時間(変動パターン)を選択する選択テーブルの決定を行う選択テーブル決定手段と、
前記大当り図柄に基づいて所定条件が設定され、遊技が進行して前記所定条件が達成されると前記切換情報を更新せしめる切換情報更新手段と、
更新された前記切換情報に基づいて前記選択テーブルを切換える選択テーブル切換手段と、を備え、
遊技の進行状況に応じて前記切換情報を更新し、更新された切換情報に基づいて前記選択テーブルを切換え、前記状態情報に変化がなくても前記第1特別図柄又は第2特別図柄の変動パターンを変更せしめるように構成する。
前記状態情報及び切換情報は、遊技制御のプログラム処理で使用されるフラグとし、状態フラグ及び切換フラグとすることが望ましい。これらに応じて、状態情報設定手段は状態フラグ設定手段、切換情報設定手段は切換フラグ設定手段、切換情報更新手段は切換フラグ更新手段である。
請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記切換情報更新手段は、前記所定条件として前記第1及び第2特別図柄の当否判定に伴う変動回数が所定の回数に達することを条件とし、該条件の成立により前記切換情報を更新せしめにようになし、
前記切換情報更新手段には、前記変動回数をカウントするカウント手段を含み、前記大当り図柄に基づいて条件値を設定し、前記変動回数が前記条件値となると、前記切換情報を更新せしめる。
請求項1又は2のいずれかに記載の遊技機において、
第1特別図柄始動口側へ遊技球を案内する第1の姿勢と、第2特別図柄始動口側へ遊技球を案内する第2の姿勢とに変更可能で、前記第1の姿勢で第1特別図柄始動口側へ遊技球を案内した後に前記第2の姿勢に変更する一方、前記第2の姿勢で第2特別図柄始動口側へ遊技球を案内した後に前記第1の姿勢に変更するようになし、第1又は第2特別図柄始動口へと入球可能な方向に遊技球を交互に振分ける交互振分装置を備えた構成とする。
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記選択テーブル切換手段は、更新された前記切換情報及び前記状態情報に応じて前記選択テーブルを切換えるように構成する。
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記選択テーブル切換手段、前記第1特別図柄の変動パターン選択テーブルを、通常の遊技状態において通常選択されるテーブルよりも、平均変動時間が長いテーブルに切換える構成とする。
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記選択テーブル切換手段は、前記第2特別図柄の変動パターン選択テーブルを、通常の遊技状態において通常選択されるテーブルよりも、平均変動時間が短いテーブルに切換える構成とする。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
遊技領域20の中央部にはセンターケース200が装着されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
遊技球をセンターケース200の左側の流下路へ流下させるには発射ハンドル14を操作して遊技球を弱めに発射する「左打ち」を行う。当該「左打ち」により、左側の流下路を流下する遊技球やセンターケース200の左側面に設置されたワープ入口から入ってワープ樋を通る遊技球が入球可能な位置であるセンターケース200の中央直下に設けられたエイトチャッカ(交互振分装置)30への入球を狙える。
図3に基づいてエイトチャッカ30の作動を説明する。エイトチャッカ30は上部に遊技球が入る入球口を備え、内部中央には振分部材301が、更に振分部材301の左右の斜め下方に第1特図及び第2特図の両始動口23,24aが設けられている。
尚、振分部材301により第1又は2の特図始動口23,24aへと案内するが、案内された遊技球が必ずしも第1又は2の特図始動口23,24aへと入球するとは限らないように、エイトチャッカ30から排出される通路を設けても良い。
また、パチンコ機1の裏側には、主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、電源基板45が設けられている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板68を経てホールコンピュータ500に送られる。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して遊技機裏面側に設けられた球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。また、CRユニット端子板535を介してCRユニットCRと電気的に接続され、精算表示装置173を介して球貸及び精算SW171,172による貸出要求、精算要求の操作信号を受付け、CRユニットCRとデータを送受し、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させ、CRユニット60に挿入されているプリペイドカードの残高表示を制御する。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、第1特図始動口23への入球があると、これに起因して第1特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第1特図の当否判定を行い、第1特図表示装置28Aにおいて第1特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第1特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
一方、第2特図始動口24a,24bへの入球があると、これに起因して第2特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第2特図の当否判定を行い、第2特図表示装置28Bにおいて第2特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第2特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bにおいて第1特図と第2特図の同時変動が、演出図柄表示装置21において第1特図、第2特図に対応する擬似演出図柄の同時変動が可能とされている。
尚、第1特図、第2特図に対応する擬似演出図柄をほぼ同じように扱って表示することや、いずれか一方を主として表示することや、いずれか一方のみを表示することなど、遊技状態等の諸条件によって変化させても良い。
また大当り遊技終了後は、前記大当り図柄に応じて、前記当否判定の当選確率を高確率とする確変機能や、普図の当選確率を高確率とするとともに普通図柄の変動時間を短縮し、かつ普電役物26の開放時間を延長する開放延長機能が付与された特典遊技状態に移行可能とされている。
尚、第1特図の大当りと第2特図の大当りとでは、第2特図の方が、大当り遊技の大入賞口25の開放態様が有利であるとか、大当り遊技後に付与される特典遊技が有利であるなどの遊技価値の高い大当り遊技を行なう。
図6は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
図7に示す「始動入賞確認処理」は前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、第1特図始動口23への入球があれば(S200:yes)、第1特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は第1特図、第2特図毎に4個で、第1特図と第2特図とを併せて8個までの保留記憶が可能である。
尚、第2特図の大当りで設定される「第6図柄群」及び「第7図柄群」の方が、第1特図の大当りで設定される図柄郡よりも大当り遊技ラウンド数、大当り遊技終了後の確変機能や開放延長機能の観点から有利であり、第2特図の大当り方が第1特図の大当りよりも価値が高く設定されている。
続くS306の処理では、前記図柄モード及び大当り図柄に基づき、大当り図柄に対応して演出図柄表示装置15に表示される擬似図柄の設定処理を行う。
S307の処理では、図柄モード、当否判定の対象とした保留記憶のリーチ決定用乱数及び特図の変動パターン決定用乱数に基づいて、第1又は第2特図表示装置28A,28Bに表示する大当り図柄の変動時間(変動パターン)を変動パターン選択テーブルから選択する。
図9(b)に示すように、切換バッファは「0、1」の2種類である。例えば、大当り図柄の図柄群が「第2図柄群」乃至「第4図柄群」であれば切換バッファは「1」が設定され、これら以外図柄群であれば切換バッファは「0」が設定される。「第2図柄群」乃至「第4図柄群」において、切換バッファ(フラグ)を更新するための切換期間は第1及び第2特図の当否判定に伴う図柄変動回数が100回転に達するまでの期間に設定される。
サブ統合制御装置42への送信とほぼ同時に主制御装置40は、第1及び第2特図表示装置28A,28Bを直接制御して特図の変動を開始する。
サブ統合制御装置42への送信とほぼ同時に主制御装置40は、第1及び第2特図表示装置28A,28Bを直接制御して特図の変動を開始する。
その後、確定表示せしめた第1又は第2特図表示装置28A,28Bの確定図柄が大当り図柄か否かを確認する(S402)。大当り図柄であれば(S402:yes)、大当りフラグに「1」をセットする(S403)。その際、第1又は第2特図が変動パターンに基づく変動中であれば、当該変動表示をハズレ図柄で確定させる処理を行う(S404)。尚、ここではハズレ図柄で確定させる処理を行うようにしたが、変動を中断して大当り遊技終了後に再開するようにしても良い。
また、S400において、偶然にも第1及び第2特図の第1又は第2特図の変動パターンに基づく図柄の変動時間が経過していた場合には、価値の高い大当り遊技を生起する第2特図に対応した処理を実行し、S404では第1特図の変動表示をハズレ図柄で確定させる処理を行うようにすることが望ましい。
確定図柄が大当り図柄でなければ(S402:no)、後述する選択テーブル再設定処理(S404)へ移行する。
続くS503〜S507の処理では、大当り判定時の遊技状態を示す状態フラグ、開放延長フラグ、開放延長カウンタ、確変フラグ、確変カウンタをクリアする。
前記S500の処理において、大当りフラグが「1」でなければ(S500:no)リターンする。
そして、前記「当り遊技開始処理」(図11、S502)で設定した状態バッファ(図13(c))を参照し(S603)、状態バッファに基づき、状態フラグの設定処理(S604、状態フラグ設定手段)、開放延長フラグの設定処理(S605、遊技状態制御手段)、開放延長カウンタの設定処理(S606)、確変フラグの設定処理(S607)、及び確変カウンタの設定処理(S608)を行い、状態バッファをクリアする(S609)。
この処理では、図14(a)に示すように、例えば、選択バッファが「0000」であれば、第1特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルA」が設定され、第2特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルa」が設定される。
選択バッファが「0001」であれば、第1特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルB」が設定され、第2特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルb」が設定される。
選択バッファが「0100」であれば、第1特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルC」が設定され、第2特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルc」が設定される。
図12のS616の処理ではサブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43へ大当り遊技終了のコマンドを送信し、続くS617の処理において大当りフラグをクリアし、その後、リターンする。
尚、本パチンコ機1では第1又は第2特図の当否判定の結果を表示する毎に実行される前記図10のS404に該当する処理であるが、実行されるタイミングは当否判定時(少なくとも図8のS304、S311よりも下流側)であっても問題なく、その他問題とならないタイミングであれば差し支えない。
「再設定処理」では、先ずS700の処理において確変実行回数をカウントする確変カウンタのカウント値が「0」でないか確認する。確変カウンタが「0」でなければ(S700:yes)、確変カウンタを減算する(S701)。減算後の確変カウンタが「0」であるか確認し(S702)、カウンタが「0」であれば(S702:yes)、確変機能が終了となり、確変フラグをクリアして(S703)、再設定フラグに「1」をセットする(S704)。
更新された切換フラグが「0」でなければ(S715:yes)、切換カウンタのカウント値に更新後の切換フラグに応じた切換カウンタ設定値を設定する(S716)。尚、本実施形態では切換フラグが1又は0であるため、前記S715、S716の処理は省略し、S714の処理後にS717を実行するようにしてもよい。
その後、S717の処理において、再設定フラグに「1」をセットする。
尚、ここでは、切換フラグの演算処理時に「1」を減算する方法を採用しているが、常時「1」を減算するだけに止まらず、切換フラグの採り得る値次第では様々な条件を付加しても問題ない。例えば、切換フラグが2以上となることもある場合には、状態フラグによって減算される数値を変化させ、切換フラグが「0」となるタイミングを早めるように「2」を減算することや、切換フラグが1又は0のみの場合であっても、切換フラグが「0」となるタイミングを遅くするように「0」を減算することを行うことが可能である。
続くS720の処理では、変更された選択バッファにより再び第1特図及び第2特図の変動パターン選択テーブルの選択を行う。そして選択された変動パターン選択テーブルの切換え処理を行い(S721)、前記再設定フラグをクリアする(S722)。
図16(a)に示すように、大当りの当否判定処理において図柄モードが「第1図柄群」に設定されると、大当り遊技終了後([1]時点、図は丸付き数字で示す)、状態フラグ及び切換フラグはともに「00」に設定される。これらに応じて前記選択バッファが「0000」であり、第1特図の変動パターンを選択する変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルA」が、第2特図の変動パターンを選択する変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルa」が設定される。
この場合、遊技状態は通常遊技状態のため、遊技者は「左打ち遊技」を行うこととなり、エイトチャッカ30により第1特図の保留記憶及び第2特図の保留記憶がほぼ均等に記憶され、第1特図の変動パターンの平均変動時間と第2特図の変動パターンの平均変動時間とがほぼ同じであるため(図14(b)参照)、第1特図と第2特図の変動回数にはほぼ差異は生じない。
この場合、遊技状態が通常遊技状態のため、遊技者は「左打ち遊技」を行なうこととなり、エイトチャッカ30により第1特図の保留記憶及び第2特図の保留記憶がほぼ均等に記憶されるが、第1特図の平均変動時間よりも第2特図の平均変動時間の方が短くなる(図14(b)参照)。従って、第1特図よりも第2特図の変動回数の方が多くなり、価値の高い第2特図の大当りの獲得に有利である。また、価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利でもある。
この場合、遊技状態が開放延長遊技状態のため、遊技者は「右打ち遊技」を行うこととなり、入球が容易な第2特図始動口24bに対応する第2特図の平均変動時間が他の変動パターン選択テーブルと比べて極端に短くなる(図14(b)参照)。従って他の変動パターン選択テーブルに設定されているときよりも価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利である。
この場合、遊技状態が通常遊技状態となるので遊技者は「左打ち遊技」に切換えることとなるが、第1特図の平均変動時間よりも第2特図の平均変動時間の方が短いので、第1特図よりも第2特図の変動回数の方が多く、価値の高い第2特図の大当りの獲得に有利である。また、価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利でもある。
この場合、遊技状態が開放延長遊技状態のため、遊技者は「右打ち遊技」を行うこととなり、入球が容易な第2特図始動口24bに対応する第2特図の平均変動時間が他の変動パターン選択テーブルと比べて極端に短くなる。従って他の変動パターン選択テーブルに設定されているときよりも価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利である。
この場合、遊技状態が通常遊技状態となるので遊技者は「左打ち遊技」に切換えることとなるが、第1特図の平均変動時間よりも第2特図の平均変動時間の方が短いので、第1特図よりも第2特図の変動回数の方が多く、価値の高い第2特図の大当りの獲得に有利である。また、価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利でもある。
この場合、遊技状態が開放延長遊技状態のため、遊技者は「右打ち遊技」を行うこととなり、入球が容易な第2特図始動口24bを狙うので、価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利である。
この場合、遊技状態が開放延長遊技状態のため、遊技者は「右打ち遊技」を行うこととなり、入球が容易な第2特図始動口24bを狙うので、価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利な状態が次回の大当りまで続く。
本発明の他の実施形態として、第4図柄群であるときに付与される開放延長遊技状態よりも有効期間を短くした構成を図19及び20に基づいて説明する。尚、本実施形態のパチンコ機の基本構成は、先の実施形態のそれとほぼ同一で相違点を中心に説明する。
また図19(b)に示すように、「第2図柄群」及び「第3図柄群」において、切換フラグを更新するための切換期間は第1及び第2特図の当否判定に伴う図柄変動回数が100回転に達するまでの期間に設定されるが、「第4図柄群」では切換期間が50回転に設定される。
選択バッファが「0001」であれば、第1特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルB」が設定され、第2特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルb」が設定される。
選択バッファが「0100」であれば、第1特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルC」が設定され、第2特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルc」が設定される。
更に選択バッファが「0101」であれば、第1特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルD」が設定され、第2特図の変動パターン選択テーブルとして「変動パターン選択テーブルd」が設定される。
この場合、遊技状態が開放延長遊技状態のため、遊技者は「右打ち遊技」を行うこととなり、入球が容易な第2特図始動口24bに対応する第2特図の平均変動時間が他の変動パターン選択テーブルと比べて著しく短くなる。従って他の変動パターン選択テーブルに設定されているときよりも価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利である。
この場合も価値の高い第2特図の大当りを短時間で獲得するのに有利である。
2 遊技盤
20 遊技領域
21 演出図柄表示装置
22 普図作動ゲート(普通図柄作動口)
23 第1特図始動口
24a 第2特図始動口
24b 第2特図始動口(普電役物入球口)
26 普通電動役物
30 エイトチャッカ(交互振分装置)
40 主制御装置(第1特図当否判定手段、第1特図大当り図柄決定手段、第2特図当否判定手段、第2特図大当り図柄決定手段、状態情報設定手段、切換情報設定手段、遊技状態制御手段、選択テーブル決定手段、切換情報更新手段、選択テーブル切換手段、カウント手段)
Claims (6)
- 遊技盤には、左打ち遊技により遊技領域の左領域を流下する遊技球が入球可能な位置に第1特別図柄始動口及び第2特別図柄始動口が設けられる一方、右打ち遊技により遊技領域の右領域を流下する遊技球が入球可能な位置に普通図柄作動口及び該普通図柄作動口への入球に起因して実行される普通図柄の抽選結果に応じて開放作動する普通電動役物が設けられ、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して第1特別図柄の当否判定を行う第1特図当否判定手段と、
前記当否判定の結果が大当りの時に第1特別図柄の大当り図柄を決定する第1特図大当り図柄決定手段と、
前記第2特別図柄始動口又は前記普通電動役物内に設けられた普電役物入球口への入球に起因して第2特別図柄の当否判定を行う第2特図当否判定手段と、
前記当否判定の結果が大当りの時に第2特別図柄の大当り図柄を決定する第2特図大当り図柄決定手段と、
前記第1特別図柄に対応する第1特図演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第1特別図柄の当否判定の結果を報知するとともに、前記第2特別図柄に対応する第2特図演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第2特別図柄の当否判定の結果を報知するようになし、かつ両演出図柄を同時変動可能に設けられた演出図柄表示装置と、
前記第1又は第2特別図柄の当否判定が大当りのときに大当り遊技に移行するようになし、かつ前記第1特別図柄の大当りよりも第2特別図柄の大当りの方が価値の高い大当り遊技を行なう大当り遊技制御手段と、
前記第1又は第2特別図柄の当否判定が大当りのときに、少なくとも第1又は第2特別図柄の大当り図柄に基づいて大当り遊技後の遊技状態を示す状態情報を設定する状態情報設定手段と、
前記大当りのときに、少なくとも前記大当り図柄に基づいて前記状態情報とは異なる切換情報を設定する切換情報設定手段と、
前記状態情報に基づいて大当り遊技終了後の遊技状態を、前記普通電動役物の開放作動が延長されて入球に有利な開放延長状態とする遊技状態制御手段と、
前記状態情報及び前記切換情報に基づき、前記大当り遊技終了後の前記第1特別図柄又は第2特別図柄が変動表示される変動時間(変動パターン)を選択する選択テーブルの決定を行う選択テーブル決定手段と、
前記大当り図柄に基づいて所定条件が設定され、遊技が進行して前記所定条件が達成されると前記切換情報を更新せしめる切換情報更新手段と、
更新された前記切換情報に基づいて前記選択テーブルを切換える選択テーブル切換手段と、を備え、
遊技の進行状況に応じて前記切換情報を更新し、更新された切換情報に基づいて前記選択テーブルを切換え、前記状態情報に変化がなくても前記第1特別図柄又は第2特別図柄の変動パターンを変更せしめるように構成したことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記切換情報更新手段は、前記所定条件として前記第1及び第2特別図柄の当否判定に伴う変動回数が所定の回数に達することを条件とし、該条件の成立により前記切換情報を更新せしめるにようになし、
前記切換情報更新手段には、前記変動回数をカウントするカウント手段を含み、前記大当り図柄に基づいて条件値を設定し、前記変動回数が前記条件値となると、前記切換情報を更新せしめることを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2のいずれかに記載の遊技機において、
第1特別図柄始動口側へ遊技球を案内する第1の姿勢と、第2特別図柄始動口側へ遊技球を案内する第2の姿勢とに変更可能で、前記第1の姿勢で第1特別図柄始動口側へ遊技球を案内した後に前記第2の姿勢に変更する一方、前記第2の姿勢で第2特別図柄始動口側へ遊技球を案内した後に前記第1の姿勢に変更するようになし、第1又は第2特別図柄始動口へと入球可能な方向に遊技球を交互に振分ける交互振分装置を備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記選択テーブル切換手段は、更新された前記切換情報及び前記状態情報に応じて前記選択テーブルを切換えるようになしたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記選択テーブル切換手段、前記第1特別図柄の変動パターン選択テーブルを、通常の遊技状態において通常選択されるテーブルよりも、平均変動時間が長いテーブルに切換えることを特徴とする遊技機。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記選択テーブル切換手段は、前記第2特別図柄の変動パターン選択テーブルを、通常の遊技状態において通常選択されるテーブルよりも、平均変動時間が短いテーブルに切換えることを特徴とする遊技機。
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2014
- 2014-06-20 JP JP2014126884A patent/JP2016005492A/ja active Pending
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