JP5824222B2 - 固形製剤の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤の製造方法であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量が該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して4.5質量%以下となるように制御することを特徴とする前記の方法。
(2)さらに、アゼルニジピンを主薬として含む層に混入するオルメサルタンメドキソミルの量が該層中のアゼルニジピンに対して36.2質量%以下となるように制御する(1)記載の方法。
(3)固形製剤が錠剤の形態である(1)又は(2)記載の方法。
(4)錠剤が多層錠であって、オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが別々の層に配合される(3)記載の方法。
(5)アゼルニジピンを主薬として含む層とオルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層の間に中間層を形成する(4)記載の方法。
(6)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程を1以上含む(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7)アゼルニジピンを主薬として含む層を形成した後に、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する(4)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(8)オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成した後に、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する(4)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(9)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の後に行われる(7)記載の方法。
(10)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の前に行われる(7)記載の方法。
(11)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の前及びオルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の後に行われる(7)記載の方法。
(12)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の前に行われる(8)記載の方法。
(13)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の後に行われる(8)記載の方法。
(14)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の後及びオルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の前に行われる(8)記載の方法。
(15)洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、固形製剤の打錠工程の1サイクルが終了する毎に行われる(7)又は(8)記載の方法。
(16)オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤の安定化方法であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量が該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して4.5質量%以下となるように制御することを特徴とする前記の方法。
(17)オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤の溶出性改善方法であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量が該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して2.0質量%以下となるように制御することを特徴とする前記の方法。
(18)固形製剤が高血圧症治療及び/又は予防のためのものである(1)〜(17)のいずれかに記載の方法。
(19)オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量が該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して4.5質量%以下であることを特徴とする前記の製剤。
錠剤1錠の表面積は、30〜1000mm2が適当であり、100〜700mm2が好ましく、200〜500mm2がより好ましい。
錠剤1錠の体積は、30〜1000mm3が適当であり、100〜600mm3が好ましく、200〜400mm3がより好ましい。
錠剤の密度は、0.5〜2.5mg/mm3が適当であり、1.0〜1.7mg/mm3が好ましく、1.3〜1.4mg/mm3がより好ましい。
錠剤の硬度は、2〜30kgが適当であり、4〜20kgが好ましく、5〜15kgがより好ましい。
錠剤の摩損度は、0.0〜3.0%が適当であり、0.0〜2.0%が好ましく、0.0〜1.0%がより好ましい。
以下の表1に示す成分とそれらの量を用いて、混合顆粒1を作製した。アゼルニジピンとD−マンニトールを各々1:1(質量比)秤量し、対流式ミキサー(ヘンシェルミキサー)を用いて3分間混合後、混合物をインパクトミル(アトマイザー)にて粉砕した。また、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸を対流式ミキサー(ヘンシェルミキサー)を用いて混合した後、この混合物にポリソルベート80を注加し、ポリソルベート80吸着末を得た。得られたアゼルニジピン粉砕物、ポリソルベート80吸着末、D−マンニトール、カルメロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、炭酸水素ナトリウム、軽質無水ケイ酸を高速撹拌造粒機(バーチカルグラニュレーター)にて混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの水溶液(固形分濃度6.5%)を加え高速撹拌造粒機(バーチカルグラニュレーター)にて7.5分間造粒を行った。得られた練合物をスクリーニングミル(コーミル)を用いて製顆し、入風温度90℃の流動層乾燥機(グラット)にて乾燥させた後、スクリーニングミル(コーミル)にて顆粒を整粒し、顆粒1を得た。顆粒1、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウムを表1に示す割合にて秤量し、タンブルミキサー(トートコンテナ)を用いて混合することにより混合顆粒1を得た。
以下の表4に示す処方にて、混合顆粒1、混合顆粒3を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒4を得た。
以下の表5に示す処方にて、混合顆粒1、混合顆粒3を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒5を得た。
以下の表6に示す処方にて、混合顆粒1、混合顆粒3を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒6を得た。
以下の表7に示す成分とそれらの量を用いて、混合顆粒7を作製した。アゼルニジピンとD−マンニトールを各々1:1(質量比)秤量し、対流式ミキサー(ヘンシェルミキサー)を用いて3分間混合後、混合物をインパクトミル(アトマイザー)にて粉砕した。また、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸を対流式ミキサー(ヘンシェルミキサー)を用いて混合した後、この混合物にポリソルベート80を注加し、ポリソルベート80吸着末を得た。得られたアゼルニジピン粉砕物、ポリソルベート80吸着末、D−マンニトール、カルメロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、炭酸水素ナトリウム、軽質無水ケイ酸を高速撹拌造粒機(バーチカルグラニュレーター)にて混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの水溶液(固形分濃度6.5%)を加え高速撹拌造粒機(バーチカルグラニュレーター)にて7.5分間造粒を行った。得られた練合物をスクリーニングミル(コーミル)を用いて製顆し、入風温度90℃の流動層乾燥機(グラット)にて乾燥させた後、スクリーニングミル(コーミル)にて顆粒を整粒し、顆粒7を得た。顆粒7、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウムを表7に示す割合にて秤量し、タンブルミキサー(トートコンテナ)を用いて混合することにより混合顆粒7を得た。
以下の表9に示す処方にて、混合顆粒7、混合顆粒8を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒9を得た。
以下の表10に示す処方にて、混合顆粒7、混合顆粒8を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒10を得た。
以下の表11に示す処方にて、混合顆粒7、混合顆粒8を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒11を得た。
同様に、オルメサルタン メドキソミル、アゼルニジピンをそれぞれ20mg、16mg含有する製剤においては、アゼルニジピン顆粒がオルメサルタン メドキソミル顆粒に品質上許容できる混入量は、分解物増加量及び溶出低下量の観点で考察する必要がある。分解物増加量の観点においては、オルメサルタン メドキソミルを主薬として含む層に混入しても品質上許容できるアゼルニジピンの量(該層中のオルメサルタン メドキソミルに対する割合)は、図5に示す近似直線から、4.51%質量%以下であり、好ましくは3.59質量%以下、さらに好ましくは2.04質量%以下、さらに好ましくは1.26質量%以下、さらに好ましくは0.48質量%以下であり、最も好適には0質量%である。また、溶出低下量の観点においては、オルメサルタン メドキソミルを主薬として含む層に混入しても許容できるアゼルニジピンの量(該層中のオルメサルタン メドキソミルに対する割合)は、図6に示す近似直線から、3.0質量%以下であり、好ましくは1.52質量%以下、好ましくは0.76質量%以下、さらに好ましくは0.38質量%以下であり、最も好適には0質量%である。
以下の表12に示す処方にて、混合顆粒1、混合顆粒3を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒12を得た。
次に、混合顆粒12を1層目に170mg、混合顆粒2を2層目に100mg、混合顆粒3を3層目に120mgとなるよう充填調整し、多層錠剤圧縮機にて直径9.5mmの丸型杵を用いて、14kNの圧縮圧で成形打錠した。得られた打錠品にポリビニルアルコール(部分けん化)、酸化チタン、タルク、ポリエチレングリコール、精製水からなるコーティング溶液(固形分濃度:20%)をコーティング機(ハイコーター)でコーティングし、錠剤9を得た。得られた錠剤9を40℃75%相対湿度下に6ヵ月間保存し、類縁物質、溶出性を測定した。結果をそれぞれ、表G、図7及び表H、図8に示す。比較対象として、錠剤1及び錠剤4を併記する。
以下の表13に示す処方にて、混合顆粒7、混合顆粒8を秤量し、V型混合機にて10分間混合することにより混合顆粒13を得た。
そこで、40℃75%相対湿度下6ヶ月保存後のオルメサルタン メドキソミル分解物量から保存開始時のオルメサルタン メドキソミル分解物量を減じた値を分解物増加量とし、表Kに示す。また、分解物増加量とオルメサルタン メドキソミル(OM)顆粒がアゼルニジピン(AZ)顆粒に混入する量との関係を図11に示す。同様に、保存開始時のオルメサルタン メドキソミル溶出率から40℃75%相対湿度下6ヶ月保存後のオルメサルタン メドキソミル溶出率を減じた値を溶出低下量とし、表Lに示す。また、溶出低下量とオルメサルタン メドキソミル(OM)顆粒がアゼルニジピン(AZ)顆粒に混入する量との関係を図12に示す。
実施例で作製した錠剤1、2、3、4、9の40℃75%相対湿度下での安定性試験検体におけるオルメサルタン メドキソミルの溶出率は、以下に示す溶出試験法により求めた。
溶出試験装置を使用し、試験液として崩壊試験第2液(pH6.8)900 mLを用い、第十五改正日本薬局方溶出試験法第2法(パドル法)により、毎分75 rpmで行った。溶出試験開始30分間後の溶出液30 mLを採取し、孔径0.45 μmのフィルターでろ過した。初めのろ液20 mLを除いて次のろ液を試料溶液とした。別に、オルメサルタンメドキソミル標準物質約30mgを精密に量り、アセトニトリルを加えて溶かし、正確に50 mLとした。更に、この液2 mLを正確に量り、試料溶解液(アセトニトリル / 水混液(9 : 1))を加えて100 mL、標準溶液とした。また、試料溶液中のオルメサルタン メドキソミルの定量に用いた高速液体クロマトグラフィーを次の試験条件とした。
検出器 :紫外吸光光度計 測定波長:256 nm
カラム :内径4.6 mm、長さ15 cmのステンレス管に5 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする。
カラム温度 :40°C付近の一定温度
移動相 A :0.01 mol / Lリン酸塩緩衝液(pH 4.2)/アセトニトリル混液(4:1)
B :アセトニトリル/0.01 mol / Lリン酸塩緩衝液(pH 4.2)混液(4:1)
グラジエント条件:
(毎分約1.0mL)
測定時間 :25分間
標準溶液及び試料溶液10 μLにつき、高速液体クロマトグラフィーにより試験を行い、試料溶液のオルメサルタンメドキソミルのピーク面積及びオルメサルタンメドキソミル分解物のピーク面積の和、標準溶液のオルメサルタンメドキソミルピーク面積を求め、そのピーク面積の比から溶出率を求めた。
実施例で作製した錠剤1、2、3、4、9の40℃75%相対湿度下での安定性試験検体におけるオルメサルタン メドキソミル分解物は、以下に示す試験法にて測定し、オルメサルタンメドキソミルに対する相対保持時間0.2付近の分解物量を算出した。その結果を表に示す。
試験法
標準物質 :オルメサルタンメドキソミル
検出器 :紫外吸光光度計 波長220nm
カラム :内径4.6 mm、長さ10 cmのステンレス管に3 μmの液体クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする。
カラム温度:40℃付近の一定温度
移動相 :A液 0.015mol/Lリン酸二水素カリウム溶液/メタノール/アセトニトリル混液(8:1:1)
B液 アセトニトリル
移動相の送液:直線勾配によるグラジエント分析
(毎分約1.0 mL)
測定時間 :注入開始から55分間
実施例で作製した錠剤5、6、7、8、10の40℃75%相対湿度下での安定性試験検体におけるオルメサルタン メドキソミルの溶出率は、以下に示す溶出試験法により求めた。
溶出試験装置を使用し、試験液として崩壊試験第2液(pH6.8)900 mLを用い、第十五改正日本薬局方溶出試験法第2法(パドル法)により、毎分75 rpmで行った。溶出試験開始30分間後の溶出液30 mLを採取し、孔径0.45 μmのフィルターでろ過した。初めのろ液20 mLを除いて次のろ液を試料溶液とした。別に、オルメサルタンメドキソミル標準物質約30mgを精密に量り、アセトニトリルを加えて溶かし、正確に50 mLとした。更に、この液2 mLを正確に量り、試料溶解液(アセトニトリル / 水混液(9 : 1))を加えて50 mLとし、標準溶液とした。また、試料溶液中のオルメサルタン メドキソミルの定量に用いた高速液体クロマトグラフィーを次の試験条件とした。
検出器 :紫外吸光光度計 測定波長:256 nm
カラム :内径4.6 mm、長さ15 cmのステンレス管に5 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする。
カラム温度 :40°C付近の一定温度
移動相 A :0.01 mol / Lリン酸塩緩衝液(pH 4.2)/アセトニトリル混液(4:1)
B :アセトニトリル/0.01 mol / Lリン酸塩緩衝液(pH 4.2)混液(4:1)
グラジエント条件:
(毎分約1.0mL)
測定時間 :25分間
標準溶液及び試料溶液につき、10 μLを高速液体クロマトグラフィーにより試験を行い、試料溶液のオルメサルタンメドキソミルのピーク面積及びオルメサルタンメドキソミル分解物のピーク面積の和、標準溶液のオルメサルタンメドキソミルピーク面積を求めピーク面積の比から溶出率を求めた。
実施例で作製した錠剤5、6、7、8、10の40℃75%相対湿度下での安定性試験検体におけるオルメサルタン メドキソミル分解物は、以下に示す試験法にて測定し、オルメサルタンメドキソミルに対する相対保持時間0.2付近の分解物量を算出した。その結果を表に示す。
試験法
標準物質 :オルメサルタンメドキソミル
検出器 :紫外吸光光度計 波長220nm
カラム :内径4.6 mm、長さ10 cmのステンレス管に3 μmの液体クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする。
カラム温度:40℃付近の一定温度
移動相 :A液 0.015mol/Lリン酸二水素カリウム溶液/メタノール/アセトニトリル混液(8:1:1)
B液 アセトニトリル
移動相の送液:直線勾配によるグラジエント分析
(毎分約1.0 mL)
測定時間 :注入開始から55分間
Claims (18)
- オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤の製造方法であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量を該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して4.5質量%以下とすることを特徴とし、かつ洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程を1以上含む前記の方法。
- さらに、アゼルニジピンを主薬として含む層に混入するオルメサルタンメドキソミルの量が該層中のアゼルニジピンに対して36.2質量%以下とする請求項1記載の方法。
- 固形製剤が錠剤の形態である請求項1又は2記載の方法。
- 錠剤が多層錠であって、オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが別々の層に配合される請求項3記載の方法。
- アゼルニジピンを主薬として含む層とオルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層の間に中間層を形成する請求項4記載の方法。
- アゼルニジピンを主薬として含む層を形成した後に、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する請求項4又は5に記載の方法。
- オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成した後に、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する請求項4又は5に記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の後に行われる請求項6記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の前に行われる請求項6記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の前及びオルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の後に行われる請求項6記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の前に行われる請求項7記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の後に行われる請求項7記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、アゼルニジピンを主薬として含む層を形成する工程の後及びオルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層を形成する工程の前に行われる請求項7記載の方法。
- 洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程が、固形製剤の打錠成型工程の1サイクルが終了する毎に行われる請求項6又は7記載の方法。
- オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量を該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して2.0質量%以下とする請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
- オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤の安定化方法であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量を該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して4.5質量%以下とすることを特徴とし、かつ洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程を1以上含む前記の方法。
- オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピンが互いに接触しないように分離配合されている固形製剤の溶出性改善方法であって、オルメサルタンメドキソミルを主薬として含む層に混入するアゼルニジピンの量を該層中のオルメサルタンメドキソミルに対して2.0質量%以下とすることを特徴とし、かつ洗浄粉体を用いて打錠機の盤面を洗浄する工程を1以上含む前記の方法。
- 固形製剤が高血圧症治療及び/又は予防のためのものである請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
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