JP5823923B2 - パワーアシスト装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、パワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムに関する。
ワイヤによってワークを吊り、作業者の操作に応じてそのワークを所望の位置へ移動させることができる様々なパワーアシスト装置が知られている。一方、その操作方法は、一般に、操作部において昇降、水平移動などの釦操作を行うもので、その操作性が良好と言えるものではなかった。
これに対して、ワイヤに掛かる平均的な荷重を力センサにより検出し、それを基準荷重とし、力センサからの現在の荷重と、その基準荷重との差からワークに対する操作力を求め、モータをアシスト方向へ駆動するパワーアシスト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−310396号公報
しかしながら、特許文献1に示すパワーアシスト装置においては、単一の力センサを用いて荷重を検出しているため、例えば、基準荷重が変動した場合に、操作力を精度良く算出することが困難となり、最適にパワーアシストができなくなる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、最適なパワーアシストを行うことができるパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るパワーアシスト装置は、ワークを保持する保持手段と、前記保持手段を少なくても2点で吊り下げるワイヤと、前記2点に加わる張力の差を検出する検出手段と、前記ワイヤの巻取り手段と、前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、前記検出手段が検出した前記2点に加わる張力の差に基づいて、前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備える。
上記パワーアシスト装置において、前記保持手段に設けられ、前記ワイヤを折り返す折り返し手段をさらに備え、前記ワイヤは、前記検出手段を挟み込むように前記折り返し手段によって折り返され、一端が前記巻取り手段に接続され、他端が固定手段に接続されており、前記制御手段は、前記折り返されて並べられたワイヤの張力差に基づいて、前記駆動手段を制御することが好ましい。
上記パワーアシスト装置において、前記ワイヤとして、一端が前記保持手段に接続され、他端が前記巻取り手段に接続された第1のワイヤ及び第2のワイヤを備え、前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとは前記検出手段を挟み込むように配置されており、前記制御手段は、前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力差に基づいて、前記駆動手段を制御することが好ましい。
上記パワーアシスト装置において、前記駆動手段に接続されるカウンターウエイトをさらに備えることが好ましい。
上記パワーアシスト装置において、前記制御手段は、慣性・粘性系のインピーダンスモデルを用い、慣性、粘性、及び算出した操作力に基づいて、前記駆動手段を制御することが好ましい。
本発明の一形態に係るパワーアシスト装置の制御方法は、ワークを保持する保持手段と、前記保持手段を少なくても2点で吊り下げるワイヤと、前記2点に加わる張力の差を検出する検出手段と、前記ワイヤの巻取り手段と、前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えるパワーアシスト装置の制御方法であって、前記検出手段が前記2点に加わる張力の差を検出する工程と、前記検出手段が検出した前記2点に加わる張力の差に基づいて、前記制御手段は前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御する工程と、を備える。
本発明の一形態に係るパワーアシスト装置のプログラムは、ワークを保持する保持手段と、前記保持手段を少なくても2点で吊り下げるワイヤと、前記2点に加わる張力の差を検出する検出手段と、前記ワイヤの巻取り手段と、前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えるパワーアシスト装置のプログラムであって、前記検出手段で前記2点に加わる張力の差を検出させる処理と、前記検出手段が検出した前記2点に加わる張力の差に基づいて、前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御させる処理と、をコンピュータに実行させる。
以上、説明したように、本発明によると、最適なパワーアシストを行うことができるパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るパワーアシスト装置を概略的に示す透視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るパワーアシスト装置における、駆動部近傍を概略的に示す拡大図である。 本発明の第1の実施の形態に係るパワーアシスト装置の構成ブロック図である。 (a)は本発明の実施の形態に係るパワーアシスト装置における、保持部のフックにワークを吊り下げた際に生じるワイヤの張力関係を示す図である。(b)は本発明の実施の形態に係るパワーアシスト装置における、保持部のフックにワークを吊り下げ、ワイヤを引き下げた際に生じるワイヤの張力関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るパワーアシスト装置を概略的に示す透視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るパワーアシスト装置における、駆動部近傍を概略的に示す拡大図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。なお、以下の説明において、前後方向及び上下方向は説明を明確にするためのものであって、使用形態によって適宜変更される。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態に係るパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムを説明する。図1乃至図3に示すように、本実施の形態のパワーアシスト装置1は、フレーム(固定手段)2、保持部3、ワイヤ4、駆動部5、張力差検出部6、回転検出部7及び制御部8等を備えている。なお、図1及び図2はパワーアシスト装置1を概略的に示しているため、図1は図2に対して駆動部5の構成を簡略化して示している。
フレーム2は、駆動部5等を支持している。保持部3は、保持手段の一具体例であり、例えば本体部3a及びフック3bを備えており、当該フック3bにワーク(図示を省略)を引っ掛けて吊り下げる構成とされている。但し、保持部3は、ワークを保持できれば任意の構成が適用可能である。
ワイヤ4は、例えば金属製のワイヤロープやチェーンであり、一端がフレーム2に接続され、他端が駆動部5の巻取り車9に接続されている。本実施の形態のワイヤ4は、一端がフレーム2に接続されて略鉛直下方に延在し、保持部3の本体部3aに設けられた第1の滑車10によって折り返されて略鉛直上方に延在している。さらにワイヤ4は、フレーム2に設けられた第2の滑車11を介して略水平方向に向きを変えられ、他端が巻取り車9に接続されている。
第1の滑車10はワイヤ4の折り返し手段の一具体例であり、第2の滑車11はワイヤ4の延在方向を変える手段の一具体例である。但し、ワイヤ4の延在方向を変えることが可能な構成であれば、任意の構成が適用可能である。ちなみに、第1の滑車10の回転軸10aを通る鉛直線上に、保持部3の本体部3aとフック3bとの接続部が配置されていることが好ましい。
駆動部5は、駆動源12、第1の歯車13、第2の歯車14及び巻取り車9を備えている。駆動源12は、例えば駆動モータである。駆動源12は、フレーム2に支持されている。この駆動源12は、駆動回路15を介して制御部8からの制御信号に基づいて動作する。
第1の歯車13及び第2の歯車14は、駆動源12の駆動力を増幅して巻取り車9に伝達する減速機構を構成する。第1の歯車13は、駆動源12の出力軸に接続されている。第2の歯車14は、例えばフレーム2に回転軸14aを介して回転可能に支持されている。但し、歯車の数や歯数は特に限定されず、駆動源12の駆動力を巻取り車9に良好に伝達できれば良い。
巻取り車9は、巻取り手段の一具体例であり、略円筒形状の部材である。本実施の形態の巻取り車9は、第2の歯車14の回転軸14aに接続されている。そのため、巻取り車9は第2の歯車14と共に回転する。但し、巻取り車9は、駆動源12の駆動力が良好に伝達される構成とされていれば良い。
張力差検出部6は、折り返されたワイヤ4の間に配置されており、フレーム2に支持されている。張力差検出部6は、折り返されたワイヤ4の張力差を検出する。張力差検出部6としては、一般的な張力差動形トルクセンサを用いることができる。
本実施の形態の張力差検出部6は、本体部6a及び歪みゲージ6bを備えている。本体部6aは、フレーム2に支持されており、上下方向には撓むことなく、前後方向に伸縮可能な部材で構成されている。この本体部6aは、折り返されたワイヤ4の間に配置されており、当該本体部6aの上面及び下面が前後方向と略平行に配置されている。そして、本体部6aの前方側の側面に当該本体部6aの前方に配置されたワイヤ4aが滑車6cを介して接触し、後方側の側面に当該本体部6aの後方に配置されたワイヤ4bが滑車6dを介して接触している。
歪みゲージ6bとしては、具体的な図示は省略するが、一般的な歪みゲージを採用することができ、本体部6aの前後方向への歪みを検出する。具体的に云うと、歪みゲージ6bは本体部6aの前面及び後面に設けられており、当該歪みゲージ6bの抵抗線の長手方向が奥行方向に配置されている。歪みゲージ6bはブリッジ回路を構成していることが望ましい。歪みゲージ6bは本体部6aの前後方向の歪み(移動量)に基づいて検出信号を制御部8に出力する。
ちなみに、ワイヤ4aが引き上げ、又は引き下げられた際に、良好にワイヤ4a及び4bの本体部6aの側面への接触状態を維持することができるように、ワイヤ4aと4bとの間隔を絞り込む第3の滑車16及び第4の滑車17が配置されていることが好ましい。
つまり、第3の滑車16は、フレーム2に回転可能に支持されており、本体部6aの下方においてワイヤ4aと接触する第3の滑車16の後方側の端部が当該本体部6aの前方側の側面より後方に配置されることで、ワイヤ4aを本体部6aの前方側の側面に滑車6cを介して押し付けている。このとき、ワイヤ4aにおけるフレーム2への接続位置は、本体部6aの前方側の側面より後方に配置されている。
一方、第4の滑車17は、フレーム2に回転可能に支持されており、本体部6aの下方においてワイヤ4bが接触する第4の滑車17の前方側の端部が当該本体部6aの後方側の側面より前方に配置されることで、ワイヤ4bを本体部6aの後方側の側面に滑車6dを介して押し付けている。このとき、ワイヤ4bの向きを変える第2の滑車11の前方側の端部は、本体部6aの後方側の側面より前方に配置されている。
このような構成により、ワイヤ4a及び4bを本体部6aにおける対向する側面に良好に接触させることができる。
回転検出部7は、例えばポテンショメータやエンコーダ等のセンサで構成することができ、駆動源12の回転角度、回転角速度、回転角加速度などの回転情報を検出する。回転検出部7は、例えば駆動源12に設けられている。回転検出部7は、検出信号を制御部8に出力する。
制御部8は、張力差検出部6及び回転検出部7の検出信号に基づいて、ワークに対する作業者の操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように駆動源12を制御する。
制御部8は、例えば、制御処理、演算処理等を行うCPU8a、CPU8aによって実行される制御プログラム、演算プログラム等が記憶されたROM8b、及び処理データ等を一時的に記憶するRAM8cを有するマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。また、これらのCPU8a、ROM8b及びRAM8cは、データバス8d等によって相互に接続されている。
このような構成のパワーアシスト装置1は、以下のように動作する。保持部3のフック3bにワークが吊り下げられ、作業者がワイヤ4aを引き上げ、又は引き下げていない状態では、図4(a)に示すように、ワイヤ4aの張力T1とワイヤ4bの張力T2とは等しくなる。ちなみに、図4(a)及び(b)では、T1がワイヤ4aの張力、T2がワイヤ4bの張力、Wがワークの荷重、hが作業者の操作力を示している。
このとき、張力差検出部6の本体部6aは、ワイヤ4aによって前方から後方に向かって押し込まれ、ワイヤ4bによって後方から前方に向かって押し込まれて圧縮する。張力差検出部6の歪みゲージ6bは、当該本体部6aの歪みを検出し、検出信号を制御部8に出力する。このとき、歪みゲージ6bから入力される検出信号が示す本体部6aの前後方向の歪み(移動量)は略ゼロとなるので、制御部8はワイヤ4a及び4bの張力差はないと判断し、平衡状態を維持する、即ちワークの高さ位置を維持するように駆動源12を制御する。
一方、ワークを下降させるために、作業者がワイヤ4aを引き下げると、図4(b)に示すように、ワイヤ4aの張力T1とワイヤ4bの張力T2とに差が生じる。つまり、ワイヤ4aが引き下げられると、張力差検出部6の本体部6aはワイヤ4bに反力を取りつつ、ワイヤ4aに押し込まれて圧縮する。張力差検出部6の歪みゲージ6bは、当該本体部6aの前後方向の歪み(移動量)を検出し、検出信号を制御部8に出力する。このとき、歪みゲージ6bの検出信号が示す本体部6aの歪みは、ワイヤ4a及びワイヤ4bの張力差がない平衡状態のときに比べて後方に大きくなる。
他方、ワークを上昇させるために、作業者がワイヤ4aを引き上げると、ワイヤ4aの張力T1とワイヤ4bの張力T2とに差が生じる。つまり、ワイヤ4aが引き上げられると、ワイヤ4が緩んで張力差検出部6の本体部6aの圧縮状態が緩和される。張力差検出部6の歪みゲージ6bは、当該本体部6aの前後方向の歪み(移動量)を検出し、検出信号を制御部8に出力する。このとき、歪みゲージ6bの検出信号が示す本体部6aの歪みは、ワイヤ4a及びワイヤ4bの張力差がない平衡状態のときに比べて前方に大きくなる。
張力差検出部6の性質上、本体部6aの歪みと、ワイヤ4aと4bとの張力差と、の関係は略比例するので、予め設定された本体部6aの歪みと、ワイヤ4aと4bとの張力差と、の関係を用い、制御部8は、歪みゲージ6bから入力される検出信号が示す本体部6aの前後方向の歪みに基づいて、ワイヤ4aと4bとの張力差を算出する。
そして、制御部8は、予め設定されたワイヤ4aと4bとの張力差と、作業者の操作力と、の関係、つまりワイヤ4aと4bとの張力差と、作業者の操作力と、は略等しいので、算出したワイヤ4aと4bとの張力差を、作業者がワイヤ4aに導入した操作力として換算し、換算した操作力から駆動源12に発現させる駆動力を算出する。
さらに制御部8は、算出した駆動力を発現させるための駆動源12の制御信号を生成し、当該制御信号を駆動回路15に出力する。駆動回路15は、入力された制御信号に基づいて駆動源12を制御する。つまり、回転検出部7は駆動源12の回転情報を検出して、検出信号を制御部8にフィードバックし、制御部8は所望の駆動力を駆動源12が発現するように、制御信号を生成して駆動回路15に出力する。
その結果、駆動源12が駆動して、巻取り車9がワイヤ4を巻き取る、又は送り出し、ワークを上昇又は下降させるために作業者がワイヤ4aに導入した操作力に加えて、駆動源12の駆動力がパワーアシストすることになる。上記では作業者がワイヤ4aに操作力を加えた例を説明したが、ワイヤ4bに操作力を加えた場合でも同様の流れでパワーアシストすることができる。
ここで、制御部8は、下記のインピーダンスモデル(1)式に基づいて、駆動源12の目標回転角度を更新することで、操作力に応じてワークを昇降させることができる。これにより、例えば重いワークに対しても作業者は容易に昇降操作することができる。
Figure 0005823923
なお、上記(1)式において、Mは目標インピーダンスモデルの慣性であり、Dは目標インピーダンスモデルの粘性であり、fは操作力であり、xはワーク目標位置である。求めたワーク目標位置と巻取り車9の半径や駆動部5の減速比などから、駆動源12の目標回転角度を算出し、制御部8は駆動回路15を介して駆動源12を当該目標回転角度へ追従するように駆動する。なお、上記(1)式において、仮想摩擦を更に付加しても良く、任意のモデルを用いることができる。また、ワーク上昇時と下降時とで、各パラメータを適宜変化させても良い。これにより、その操作性をより向上させることができる。
一方、制御部8は、例えば歪みゲージ6bから入力される検出信号が示す本体部6aの歪みが所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値より小さいときは平衡状態を維持するように駆動源12を制御しても良い。
このような構成のパワーアシスト装置1は、張力差検出部6を挟んで配置されるワイヤ4aと4bとの張力差に基づいて、駆動源12の駆動力を算出する。このとき、張力差検出部6の性質上、本体部6aの歪みと、ワイヤ4aと4bとの張力差と、は略比例し、さらに当該張力差は作業者の操作力と略等しいので、作業者の操作力を精度良く算出することができ、最適なパワーアシストを実現することができる。
しかも、1つの駆動源12でパワーアシストを実現することができるので、安価にパワーアシスト装置1を構成することができる。
さらに、切り替え装置を用いることなく、様々な荷重のワークに対応することができる。
パワーアシスト装置1は、図1に示すように、カウンターウエイト18を備えていることが好ましい。本実施の形態のカウンターウエイト18は、一端に錘19が接続されたワイヤ20の他端が巻取り車9に接続されており、当該ワイヤ20は、ワイヤ4の巻取り車9への巻取り方向と逆方向に、巻取り車9に巻き取られる。
その結果、ワークを上昇させるために駆動源12が駆動して、巻取り車9がワイヤ4を巻き取ると、ワイヤ20は送り出されて錘19が下降する。一方、ワークを下降させるために駆動源12が駆動して、巻取り車9がワイヤ4を送り出すと、ワイヤ20は巻き取られて錘19が上昇する。
これにより、ワークを昇降させる際の駆動源12の駆動力の一部を錘19に負担させることができ、駆動源12を小型化することができる。なお、本実施の形態では、巻取り車9にワイヤ4を接続しているが、上述のように錘19をカウンターウエイトとして機能させることができれば、減速機構のいずれの歯車に接続しても良い。ちなみに、錘19を、減速比と巻取り車の直径比とを考慮した上で、保持部3と釣り合う重さにすると、保持部3のフック3bにワークを吊り下げていない状態で駆動源12の出力をゼロに近づけることができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態に係るパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムを説明する。なお、本実施の形態のパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムは、第1の実施の形態のパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムと略同様であるため、重複する説明は省略し、同一の要素には同一の符号を用いて説明する。
図3、図5及び図6に示すように、本実施の形態のパワーアシスト装置100は、フレーム2、保持部3、第1のワイヤ101、第2のワイヤ102、駆動部5、張力差検出部6、回転検出部7及び制御部8等を備えている。なお、図5及び図6はパワーアシスト装置100を概略的に示しているため、図5は図6に対して駆動部5の構成を簡略化して示している。
本実施の形態のパワーアシスト装置100は、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102とでワークを吊り下げ支持する。第1のワイヤ101の一端は保持部3の本体部3aに接続され、他端は巻取り車9に接続されている。本実施の形態の第1のワイヤ101は、一端が保持部3の本体部3aとフック3bとの接続部に対して前方側に接続され、略鉛直上方に延在している。そして、第1のワイヤ101は、フレーム2に回転可能に設けられた第1の滑車103を介して、略水平方向に向きを変えられ、他端が巻取り車9に接続されている。
第2のワイヤ102の一端は保持部3の本体部3aに接続され、他端は巻取り車9に接続されている。本実施の形態の第2のワイヤ102は、一端が保持部3の本体部3aとフック3bとの接続部に対して後方側に接続され、略鉛直上方に延在している。そして、第2のワイヤ102は、フレーム2に回転可能に設けられた第2の滑車104を介して、略水平に向きを変えられ、他端が巻取り車9に接続されている。
このとき、第1のワイヤ101の一端と第2のワイヤ102の一端とは、保持部3の本体部3aとフック3bとの接続部を挟んで前後方向に略等しい間隔で配置されている。つまり、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102とは、保持部3のフック3bにワークが吊り下げられた状態で、略等しい張力が作用するように配置されている。また、第1のワイヤ101における巻取り車9の巻取り方向と、第2のワイヤ102における巻取り車9の巻取り方向と、は等しい。
なお、第1のワイヤ101又は第2のワイヤ102における保持部3と巻取り車9との間の滑車の数は特に限定されない。
これらの第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との間には、図5に示すように、張力差検出部6が配置されており、張力差検出部6の本体部6aの前方側の側面に第1のワイヤ101が滑車6cを介して接触し、張力差検出部6の本体部6aの後方側の側面に第2のワイヤ102が滑車6dを介して接触している。
このようなパワーアシスト装置100は、第1の実施の形態のパワーアシスト装置1と略同様に動作する。
つまり、保持部3のフック3bにワークが吊り下げられ、作業者が第1のワイヤ101を引き上げ、又は引き下げていない状態では、第1のワイヤ101及び第2のワイヤ102の張力は等しくなる。
このとき、張力差検出部6の本体部6aは、第1のワイヤ101によって前方から後方に向かって押し込まれ、第2のワイヤ102によって後方から前方に向かって押し込まれて圧縮する。張力差検出部6の歪みゲージ6bは、当該本体部6aの歪みを検出し、検出信号を制御部8に出力する。このとき、歪みゲージ6bから入力される検出信号が示す本体部6aの前後方向の歪み(移動量)は略ゼロとなるので、制御部8は第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差はないと判断し、平衡状態を維持するように駆動源12を制御する。
一方、ワークを下降させるために、作業者が第1のワイヤ101を引き下げると、第1のワイヤ101の張力と第2のワイヤ102の張力とに差が生じる。つまり、第1のワイヤ101が引き下げられると、張力差検出部6の本体部6aは第2のワイヤ102に反力を取りつつ、第1のワイヤ101に押し込まれて圧縮する。張力差検出部6の歪みゲージ6bは、当該本体部6aの歪みを検出し、検出信号を制御部8に出力する。このとき、歪みゲージ6bの検出信号が示す本体部6aの歪みは、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差がない平衡状態のときに比べて後方に大きくなる。
他方、ワークを上昇させるために、作業者が第1のワイヤ101を引き上げると、第1のワイヤ101の張力と第2のワイヤ102の張力とに差が生じる。つまり、第1のワイヤ101が引き上げられると、当該第1のワイヤ101が緩んで張力差検出部6の本体部6aの圧縮状態が緩和される。張力差検出部6の歪みゲージ6bは、当該本体部6aの歪みを検出し、検出信号を制御部8に出力する。このとき、歪みゲージ6bの検出信号が示す本体部6aの歪みは、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差がない平衡状態のときに比べて前方に大きくなる。
張力差検出部6の性質上、本体部6aの歪みと、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差と、の関係は略比例するので、予め設定された本体部6aの歪みと、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差と、の関係を用い、制御部8は、歪みゲージ6bから入力される検出信号が示す本体部6aの前後方向の歪みに基づいて、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差を算出する。
そして、制御部8は、予め設定された第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差と、作業者の操作力と、の関係、つまり第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差と、作業者の操作力と、は略等しいので、算出した第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差を、作業者が第1のワイヤ101に導入した操作力として換算し、換算した操作力から駆動源12に発現させる駆動力を算出する。
さらに制御部8は、算出した駆動力を発現させるための駆動源12の制御信号を生成し、当該制御信号を駆動回路15に出力する。駆動回路15は、入力された制御信号に基づいて駆動源12を制御する。つまり、回転検出部7は駆動源12の回転情報を検出して、検出信号を制御部8にフィードバックし、制御部8は所望の駆動力を駆動源12が発現するように、制御信号を生成して駆動回路15に出力する。
その結果、駆動源12が駆動して、巻取り車9が第1のワイヤ101及び第2のワイヤ102を巻き取る、又は送り出し、ワークを上昇又は下降させるために作業者が第1のワイヤ101に導入した操作力に加えて、駆動源12の駆動力がパワーアシストすることになる。上記では作業者が第1のワイヤ101に操作力を加えた例を説明したが、第2のワイヤ102に操作力を加えた場合でも同様の流れでパワーアシストすることができる。
一方、制御部8は、例えば歪みゲージ6bから入力される検出信号が示す本体部6aの歪みが所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値より小さいときは平衡状態を維持するように駆動源12を制御しても良い。
このような構成のパワーアシスト装置100は、張力差検出部6を挟んで配置される第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差に基づいて、駆動源12の駆動力を算出する。このとき、張力差検出部6の性質上、本体部6aの歪みと、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差と、は略比例し、さらに当該張力差は作業者の操作力と略等しいので、作業者の操作力を精度良く算出することができ、最適なパワーアシストを実現することができる。
しかも、本実施の形態のパワーアシスト装置100は、第1のワイヤ101及び第2のワイヤ102共に動摩擦状態で張力差検出部6の本体部6aに接触するので、第1のワイヤ101と第2のワイヤ102とを等しい条件下で相互の張力差を検出することができる。そのため、より精度良く第1のワイヤ101と第2のワイヤ102との張力差を算出することができ、ひいてはより適切なパワーアシストが可能となる。
また、1つの駆動源12でパワーアシストを実現することができるので、安価にパワーアシスト装置100を構成することができる。
さらに、切り替え装置を用いることなく、様々な荷重のワークに対応することができる。
以上、本発明に係るパワーアシスト装置、その制御方法及びプログラムの実施の形態を説明したが、上記に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
上記実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。例えば制御部8が実行する処理を、CPU8aにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 パワーアシスト装置
2 フレーム
3 保持部、3a 本体部、3b フック
4(4a、4b) ワイヤ
5 駆動部
6 張力差検出部、6a 本体部、6b 歪みゲージ、6c、6d 滑車
7 回転検出部
8 制御部、8a CPU、8b ROM、8c RAM、8d データバス
9 巻取り車
10 第1の滑車、10a 回転軸
11 第2の滑車
12 駆動源
13 第1の歯車
14 第2の歯車、14a 回転軸
15 駆動回路
16 第3の滑車
17 第4の滑車
18 カウンターウエイト
19 錘
20 ワイヤ
100 パワーアシスト装置
101 第1のワイヤ
102 第2のワイヤ
103 第1の滑車
104 第2の滑車

Claims (8)

  1. ワークを保持する保持手段と、
    前記保持手段を吊り下げるワイヤと、
    前記ワイヤの巻取り手段と、
    前記保持手段に設けられ、一端が固定手段に接続され、且つ他端が前記巻取り手段に接続された前記ワイヤを折り返す折り返し手段と、
    折り返されて並べられたワイヤの間に配置され、前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差を検出する検出手段と、
    前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、
    前記検出手段が検出した前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差に基づいて、前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えるパワーアシスト装置。
  2. ワークを保持する保持手段と、
    前記保持手段を少なくても2点で吊り下げるワイヤと、
    前記2点に加わる張力の差を検出する検出手段と、
    前記ワイヤの巻取り手段と、
    前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、
    前記検出手段が検出した前記2点に加わる張力の差に基づいて、前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え
    前記ワイヤとして、一端が前記保持手段に接続され、他端が前記巻取り手段に接続された第1のワイヤ及び第2のワイヤを備え、
    前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとは前記検出手段を挟み込むように配置されており、
    前記制御手段は、前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差に基づいて、前記駆動手段を制御するパワーアシスト装置。
  3. 前記駆動手段に接続されるカウンターウエイトをさらに備える請求項1又は2に記載のパワーアシスト装置。
  4. 前記制御手段は、慣性・粘性系のインピーダンスモデルを用い、慣性、粘性、及び算出した操作力に基づいて、前記駆動手段を制御する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパワーアシスト装置。
  5. ワークを保持する保持手段と、
    前記保持手段を吊り下げるワイヤと、
    前記保持手段に設けられ、一端が固定手段に接続され、且つ他端が巻取り手段に接続された前記ワイヤを折り返す折り返し手段と、
    折り返されて並べられたワイヤの間に配置され、前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差を検出する検出手段と、
    前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えるパワーアシスト装置の制御方法であって、
    前記検出手段が前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差を検出する工程と、
    前記検出手段が検出した前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差に基づいて、前記制御手段は前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御する工程と、
    を備えるパワーアシスト装置の制御方法。
  6. ワークを保持する保持手段と、
    前記保持手段を少なくても2点で吊り下げるワイヤであって、一端が前記保持手段に接続され、且つ他端が巻取り手段に接続された第1のワイヤ及び第2のワイヤと、
    前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとで挟み込まれ、前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差を検出する検出手段と、
    前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えるパワーアシスト装置の制御方法であって、
    前記検出手段が前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差を検出する工程と、
    前記検出手段が検出した前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差に基づいて、前記制御手段は前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御する工程と、
    を備えるパワーアシスト装置の制御方法。
  7. ワークを保持する保持手段と、
    前記保持手段を吊り下げるワイヤと、
    前記保持手段に設けられ、一端が固定手段に接続され、且つ他端が巻取り手段に接続された前記ワイヤを折り返す折り返し手段と、
    折り返されて並べられたワイヤの間に配置され、前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差を検出する検出手段と、
    前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えるパワーアシスト装置のプログラムであって、
    前記検出手段で前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差を検出させる処理と、
    前記検出手段が検出した前記折り返されて並べられたワイヤの張力の差に基づいて、前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御させる処理と、
    をコンピュータに実行させるパワーアシスト装置のプログラム。
  8. ワークを保持する保持手段と、
    前記保持手段を少なくても2点で吊り下げるワイヤであって、一端が前記保持手段に接続され、且つ他端が巻取り手段に接続された第1のワイヤ及び第2のワイヤと、
    前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとで挟み込まれ、前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差を検出する検出手段と、
    前記巻取り手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えるパワーアシスト装置のプログラムであって、
    前記検出手段で前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差を検出させる処理と、
    前記検出手段が検出した前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの張力の差に基づいて、前記ワークに対する操作力を算出し、算出した操作力をアシストするように前記駆動手段を制御させる処理と、
    をコンピュータに実行させるパワーアシスト装置のプログラム。
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