JP5822813B2 - ワーク送出装置 - Google Patents

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Description

この発明はワーク送出装置に関し、より具体的には複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークを回転により外周面に形成された螺旋部に沿って1枚ずつ分離しながら送り出す回転軸を備えたワーク送出装置に関する。
従来より、製品の組立時に、整列状態にセットされた複数枚の板状ワークを1枚ずつ分離して送り出す(次工程へ供給する)ワーク送出装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1記載の技術は、整列された板状ワークを整列送りさせるためのシュートを、水平面に対して傾斜するように支持し、シュートの端面に配置したストッパに当接した板状ワークをワークの流れと直交する方向に1枚ずつ取り出して送り出すものである。
特開昭59−112880号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術は、整列された複数枚の板状ワークを1枚ずつ送り出すのに複雑な機構を必要とするため、装置が大型化すると共に、コストが増加する不都合がある。また、作業中の作業者の作業能率が急に低下するような場合に板状ワークの送り出し速度を調整するためにはその都度電源やモータの回転速度を操作する必要があり、操作が煩雑になる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、簡易な構成でありながら、整列されて重ねられた複数枚の板状ワークを1枚ずつ送り出すことができると共に、板状ワークの送り出しタイミングを作業者の作業ペースに合わせて簡単に設定できるようにすることで、作業者ごとに作業能率の変動が大きい場合にも作業者個々に適応できるユニバーサルデザイン思想のワーク送出装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークを回転により外周面に形成された螺旋部に沿って1枚ずつ分離しながら軸方向に送り出して先端部から落下させる回転軸と、前記回転軸を回転させる回転手段とを備えたワーク送出装置において、前記回転軸を、一端が前記回転手段に接続される第1のロッドと、一端が前記第1のロッドの他端に回転可能に嵌合され、前記一端と前記先端部に相当する他端の間の軸部の外周面に前記螺旋部が形成されると共に、前記他端に前記軸部の軸方向と交差する方向に延びて先端が屈曲させられたワーク掛止部を有する第2のロッドとから構成し、さらに前記第2のロッドは、前記板状ワークが前記ワーク掛止部の先端に掛止されるとき、前記第1のロッドに対して回転を停止するように構成した。
請求項2に係るワーク送出装置にあっては、前記軸部の外周面に形成される螺旋部のピッチは、前記第2のロッドの中間部から前記他端に向かうにつれて増加させられるように構成した。
請求項3に係るワーク送出装置にあっては、前記軸部の外周面に形成される螺旋部は、前記軸部の外周面に螺旋状に巻回された針金からなるように構成した。
請求項4に係るワーク送出装置にあっては、前記ワーク掛止部は、前記針金と一体的に形成されるように構成した。
請求項5に係るワーク送出装置にあっては、前記ワーク掛止部は、ワーク掛止先端部が球状に形成されるように構成した。
請求項1に係るワーク送出装置にあっては、複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークを回転により外周面に形成された螺旋部に沿って1枚ずつ分離しながら軸方向に送り出して先端部から落下させる回転軸を、一端が回転軸を回転させる回転手段に接続される第1のロッドと、一端が第1のロッドの他端に回転可能に嵌合され、一端と先端部に相当する他端の間の軸部の外周面に螺旋部が形成されると共に、他端に軸部の軸方向と交差する方向に延びて先端が屈曲させられたワーク掛止部を有する第2のロッドとから構成し、さらに第2のロッドは、板状ワークがワーク掛止部の先端に掛止されるとき、第1のロッドに対して回転を停止するように構成したので、コストアップを招くことがない簡易な構成でありながら、懸吊された複数枚の板状ワークを1枚ずつ送り出すことができると共に、送り出された板状ワークが回転軸の先端部から落下してワーク掛止部に掛止されるので、板状ワークを1枚ずつ容易に取り出すことができる。
また、板状ワークがワーク掛止部の先端に掛止されると、作業者が掛止された板状ワークをワーク掛止部から取り外さない限り第2のロッドは回転を停止したままの状態となるため、板状ワークの送り出しおよび取り出しのタイミングを作業者の作業ペースに合わせて簡単に設定できるようになり、作業者ごとに作業能率の変動が大きい場合にも作業者個々に適応できるユニバーサルデザイン思想のワーク送出装置を提供することができる。さらに、ワーク送出装置を配設する工程に従事する作業者の受容性を高めることができる。
請求項2に係るワーク送出装置にあっては、軸部の外周面に形成される螺旋部のピッチは、第2のロッドの中間部から他端に向かうにつれて増加させられるように構成したので、上記した効果に加え、複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークが確実に分離されて送り出されるため、板状ワークの送り出しおよび取り出し作業を確実かつ容易に行うことができる。
請求項3に係るワーク送出装置にあっては、軸部の外周面に形成される螺旋部は、軸部の外周面に螺旋状に巻回された針金からなるように構成したので、上記した効果に加え、一層簡易な構成でありながら、懸吊された複数枚の板状ワークを1枚ずつ送り出すことができる。
請求項4に係るワーク送出装置にあっては、ワーク掛止部は、針金と一体的に形成されるように構成したので、上記した効果に加え、より一層簡易な構成でありながら、懸吊された複数枚の板状ワークを1枚ずつ送り出すことができる。
請求項5に係るワーク送出装置にあっては、ワーク掛止部は、ワーク掛止先端部が球状に形成されるように構成したので、上記した効果に加え、送り出された板状ワークがワーク掛止先端部から落ちてしまうのを防止することができると共に、作業者が板状ワークを取り出す際にワーク掛止先端部が球状であれば板状ワークがワーク掛止先端部に引っかかり難くなり、スムーズに作業を行うことができる。
この発明の第1実施例に係るワーク送出装置を模式的に示す模式図である。 図1に示すワーク送出装置の斜視図である。 図1に示すワーク送出装置で使用される板状ワークを説明するための説明図である。 第1実施例に係る第1のロッドと第2のロッドとの取付構造を説明するための説明図である。 第2実施例に係る第1のロッドと第2のロッドとの取付構造を説明するための説明図である。 第3実施例に係る螺旋部を説明するための説明図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係るワーク送出装置を実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係るワーク送出装置を模式的に示す模式図であり、図2はワーク送出装置の斜視図である。また、図3はワーク送出装置で使用される板状ワークを説明するための説明図であり、図4は第1のロッドと第2のロッドとの取付構造を説明するための説明図である。
図1および図2において符号10はワーク送出装置を示す。ワーク送出装置10は、複数枚重ねた状態で懸吊された板状ワークaを1枚ずつ分離して送り出す装置であり、板状ワークaを複数枚重ねた状態で懸吊可能であると共に、懸吊された複数枚の板状ワークaを回転により外周面に形成された螺旋部12に沿って1枚ずつ分離しながら軸方向に送り出す回転軸14と、回転軸14を回転させるためのモータ16とを備える。
板状ワークaは、図3(a)に示すように、例えば自動車などに用いられる電装系部品を車体に取り付けるための板状の金具である。板状ワークaは、図3(b)に示すように、板状かつクランク状に形成され、一方の端部付近に棒状の部材などに懸吊可能な穴部a1を有する。従って、板状ワークaをワーク送出装置10にセット(懸吊)する際には、この穴部a1に回転軸14を挿通する。図3(c)は板状ワークaが複数枚重ねて整列された状態を示したものであり、このような状態(複数枚重ねられた状態)のまま板状ワークaは回転軸14にセットされる。
図1の説明に戻ると、回転軸14は、第1のロッド18と第2のロッド20とから構成される。第1のロッド18は、一端18aがモータ16に接続され、他端18bが第2のロッド20の一端20aに嵌合される。
第2のロッド20には、一端20aから他端20bの間の軸部20cの外周面に螺旋部12が形成される。また、第2のロッド20の他端20b、即ち、先端部には、軸部20cの軸方向と交差する方向に延びて先端がL字状に屈曲させられたワーク掛止部22が設けられる。
第2のロッド20は中空の筒状部材であり、図4(a)や(b)に示すように(図4(a)は第1のロッド18と第2のロッド20の断面図、図4(b)は斜視図である)、第1のロッド18に嵌合される。第2のロッド20は第1のロッド18にほぼ隙間なく嵌め込まれるため、嵌合された後は、第2のロッド20に第1のロッド18の回転方向とは逆の回転方向に所定以上の力が作用しない限り、第1のロッド18との摩擦抵抗(第1のロッド18の外周面と第2のロッド20の内周面との摩擦抵抗)により第1のロッド18と一体的に回転する。
図1の説明に戻ると、第2のロッド20の軸部20cの外周面に形成された螺旋部12は、軸部20cの外周面に軸方向に沿って螺旋状に巻回された針金状部材であり、この針金状部材が螺旋部12の螺旋凸部を構成する。
螺旋部12のピッチ、即ち、螺旋部12の隣り合う螺旋凸部間のピッチは、第2のロッド20の中間部20d(軸部20cの中間位置、即ち、第2のロッド20の一端20aから他端20bまでの距離の略中間位置に相当する位置)から他端20bに向かうほど増加する(広くなる)ように構成される。これは、第2のロッド20の一端20aから中間部20dに向けて重ねてセットされた複数枚の板状ワークaが、第2のロッド20の回転により螺旋部12に沿って送り出されるに従って1枚ずつ分離し、しかも第2のロッド20の他端20bに向かうにつれて隣り合う板状ワークaの距離が次第に大きくなるようにするためである。
尚、第2のロッド20の一端20aから中間部20dまでの螺旋部12のピッチについては、その間隔が広がるように設定しても良いし、狭まるように設定しても良く、もちろん等間隔となるように設定しても良い。
第2のロッド20の他端20bには、軸部20cの軸方向と交差する方向に延びて先端がL字状に屈曲させられたワーク掛止部22が設けられる。ワーク掛止部22は、軸部20cの軸方向と交差する方向(図1では軸方向と垂直方向)に延びる長手軸22aと長手軸22aから屈曲して軸方向にL字状に延びる短手軸22bとからなる。
また、ワーク掛止部22の短手軸22bのワーク掛止先端部22cは球状に形成される。従って、送り出されてきた板状ワークaは球状のワーク掛止先端部22cに当接し、ワーク掛止先端部22cから落ちてしまうのを防止することができる。さらに、作業者が板状ワークaを取り出す際にもワーク掛止先端部22cが球状であれば板状ワークaがワーク掛止先端部22cに引っかかり難くなり、スムーズに作業を行うことができるようになる。
ワーク掛止部22は、第2のロッド20の他端20bに固定されるため、第2のロッド20の回転と共に回転する。また、第2のロッド20の回転によって送り出されてきた板状ワークaは、第2のロッド20の他端20b、つまり先端部に達するとワーク掛止部22の長手軸22aに沿って落下し、短手軸22bに掛止される。
ワーク掛止部22は、螺旋部12を構成する針金状部材の一部であり、この針金状部材と一体的に形成される。即ち、第2のロッド20の一端20aから他端20bまでの軸部20cにおいては螺旋部12を構成する針金状部材が、第2のロッド20の他端20bから先は軸方向と交差する方向に延びるワーク掛止部22を構成する。換言すると、針金状部材の一部がワーク掛止部22の長手軸22aと短手軸22bを構成する。
上記の通り、第1のロッド18と第2のロッド20とはほぼ隙間なく嵌合されているため(図4参照)、第1のロッド18の外周面と第2のロッド20の内周面との摩擦抵抗により第1のロッド18と第2のロッド20は一体的に回転する。しかしながら、第2のロッド20の回転によって送り出された板状ワークaが第2のロッド20の他端20bからワーク掛止部22の長手軸22aに沿って落下し、ワーク掛止部22の短手軸22bに掛止されると、板状ワークaの重量がワーク掛止部22を介して第2のロッド20に作用し、第1のロッド18と第2のロッド20との間、即ち、第1のロッド18の外周面と第2のロッド20の内周面との間に滑りを生じさせる。このため、第1のロッド18は第2のロッド20に対して空転し、よって第1のロッド18が回転していても第2のロッド20は回転を停止する。
即ち、ここでいう「板状ワークaの重量によってワーク掛止部22を介して第2のロッド20に作用する力」とは、上記した「第2のロッド20に作用する第1のロッド18の回転方向とは逆の回転方向への所定以上の力」に相当する。このように、第2のロッド20は、板状ワークaの重量が作用すると第1のロッド18との摩擦抵抗に抗して第1のロッド18に対して滑りが生じるように構成されるため、第2のロッド20は、板状ワークaがワーク掛止部22の先端(短手軸)22bに掛止されるとき、第1のロッド18との間に滑りが生じて第1のロッド18に対して回転を停止するようにその径や材質などが選択される。
第1のロッド18が第2のロッド20に対して空転すると、第2のロッド20は回転しなくなるため、板状ワークaの送り出しは行われなくなると共に、ワーク掛止部22も回転を停止する。このため、ワーク掛止部22の短手軸22bに掛止された板状ワークaは所定の位置(通例は第2のロッド20の重力方向下側)に維持される。従って、作業者は板状ワークaを取り出し易くなる。
作業者がワーク掛止部22の短手軸22bに掛止された板状ワークaを取り外すと、第1のロッド18と第2のロッド20との間に再び摩擦力が働いて、第2のロッド20は第1のロッド18と共に再び回転を開始し、板状ワークaの送り出し作業が再開される。
このように、作業者がワーク掛止部22の短手軸22bに掛止された板状ワークaを取り外すまでは板状ワークaの送り出し作業は停止されるため、作業者は自分のペースで作業を進めることができる。
モータ16は、第1のロッド18を回転させるものであるが、この実施例では、交流を接続するだけで運転が可能な一定速モータであって一方向に連続運転を行うインダクションモータを使用している。
図5は第2実施例に係る第1のロッド18と第2のロッド20との取付構造を説明するための説明図であり、図5(a)は第1のロッド18と第2のロッド20の断面図、図5(b)は斜視図である。
第1実施例では、図4に示すように、第2のロッド20を第1のロッド18の外側から嵌め込むように構成したが、第2実施例では、図5に示すように、第1のロッド18の他端18b側を中空にし、第2のロッド20を第1のロッド18の中空部に挿入するようにした。
第2実施例も第1実施例の場合と同様に、第2のロッド20は第1のロッド18にほぼ隙間なく嵌め込まれるため、第2のロッド20が第1のロッド18に嵌合されると、第2のロッド20に所定の力が作用しない限り、第2のロッド20は第1のロッド18との摩擦抵抗(第1のロッド18の内周面と第2のロッド20の外周面との摩擦抵抗)によって第1のロッド18と一体的に回転する。また、ワーク掛止部22の短手軸22bに板状ワークaが掛止されると、板状ワークaの重量によって上記の所定の力が作用して第1のロッド18と第2のロッド20との間に滑りが生じて第1のロッド18は第2のロッド20に対して空転する。よって、第1のロッド20は停止する。
尚、残余の構成については第1実施例の場合と同様であるので説明は省略する。
図6は、第3実施例に係る螺旋部を説明するための説明図である。
第1実施例では、第2のロッド20の軸部の外周面に螺旋状に巻回された針金状部材が螺旋部12を構成したが(図1参照)、第3実施例では、図6に示すように、第2のロッド20の軸部20cの外周面を直接加工して螺旋凸部と螺旋溝を形成した。もちろん螺旋部12の隣り合う螺旋凸部間のピッチは、第2のロッド20の中間部20dから他端20bに向かうほど増加する(広くなる)ように構成される点は第1実施例の場合と同様である。また、第2のロッド20の他端20bにはワーク掛止部22が設けられる点も第1実施例の場合と同様である。
尚、残余の構成については第1実施例または第2実施例の場合と同様であるので説明は省略する。
上記の如く、この発明の第1実施例から第3実施例にあっては、複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークaを回転により外周面に形成された螺旋部12に沿って1枚ずつ分離しながら軸方向に送り出して先端部20bから落下させる回転軸14と、前記回転軸14を回転させる回転手段(モータ)16とを備えたワーク送出装置10において、前記回転軸14を、一端18aが前記回転手段16に接続される第1のロッド18と、一端20aが前記第1のロッド18の他端18bに回転可能に嵌合され、前記一端20aと前記先端部に相当する他端20bの間の軸部20cの外周面に前記螺旋部12が形成されると共に、前記他端20bに前記軸部20cの軸方向と交差する方向に延びて先端が屈曲させられたワーク掛止部22を有する第2のロッド20とから構成し、さらに前記第2のロッド20は、前記板状ワークaが前記ワーク掛止部22の先端(短手軸)22bに掛止されるとき、前記第1のロッド18に対して回転を停止するように構成した。
これにより、コストアップを招くことがない簡易な構成でありながら、懸吊された複数枚の板状ワークaを1枚ずつ送り出すことができると共に、送り出された板状ワークaが回転軸14の先端部(他端)20bから落下してワーク掛止部22、より具体的にはワーク掛止部22の短手軸22bに掛止されるので、板状ワークaを1枚ずつ容易に取り出すことができる。
また、板状ワークaがワーク掛止部22の先端(短手軸)22bに掛止されると、作業者が掛止され板状ワークaをワーク掛止部22から取り外さない限り第2のロッド20は回転を停止したままの状態となるため、板状ワークaの送り出しおよび取り出しのタイミングを作業者の作業ペースに合わせて簡単に設定できるようになり、作業者ごとに作業能率の変動が大きい場合にも作業者個々に適応できるユニバーサルデザイン思想のワーク送出装置を提供することができる。さらに、ワーク送出装置10を配設する工程に従事する作業者の受容性を高めることができる。
また、前記軸部20cの外周面に形成される螺旋部12のピッチは、前記第2のロッド20の中間部20dから前記他端20bに向かうにつれて増加させられるように構成したので、複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークaが確実に分離されて送り出されるため、板状ワークaの送り出しおよび取り出し作業を確実かつ容易に行うことができる。
また、第1、第2実施例にあっては、前記軸部20cの外周面に形成される螺旋部12は、前記軸部20cの外周面に螺旋状に巻回された針金からなるように構成したので、一層簡易な構成でありながら、懸吊された複数枚の板状ワークaを1枚ずつ送り出すことができる。
また、第1実施例から第3実施例にあっては、ワーク掛止部22は、ワーク掛止先端部22cが球状に形成されるように構成したので、送り出された板状ワークaがワーク掛止先端部22cから落ちてしまうのを防止することができると共に、作業者が板状ワークaを取り出す際に、ワーク掛止先端部22cが球状であれば板状ワークaがワーク掛止先端部22cに引っかかり難くなり、スムーズに作業を行うことができる。
また、第1、第2実施例にあっては、前記ワーク掛止部22は、前記針金と一体的に形成されるように構成したので、より一層簡易な構成でありながら、懸吊された複数枚の板状ワークaを1枚ずつ送り出すことができる。
尚、板状ワークaは、自動車などに用いられる電装系部品を車体に取り付けるための板状金具であったが、これは例示であって、第2のロッド20に懸吊することができる穴部や引っ掛け部を有するワークであれば、どのようなワークであっても良い。
また、第1、第2実施例では、螺旋部12を構成する針金状部材の一部をワーク掛止部22として構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、螺旋部12を構成する針金部材とは別体のワーク掛止部22を用意し、これを第2のロッド20の他端20bに改めて取り付けても良い。
ワーク掛止部22の先端(短手軸22b)はL字形状のものを説明したが、例えばU字形状やJ字形状のいわゆるフック型のものであっても良く、ワーク掛止部22の長手軸22aに沿って落下してきた板状ワークaを掛止できるのであれば、ワーク掛止部22の先端、即ち、短手軸22bの形状は問わない。
また、ワーク掛止先端部22cが球状のものを説明したが、送り出された板状ワークaがワーク掛止先端部22cから落ちてしまうのを防止することができるのであれば、ワーク掛止先端部22cの形状は必ずしも球状のものに限定されるものではなく、例えば楕円状や円錐状のものであっても良い。
また、モータ16は、一方向に連続運転を行うインダクションモータを例に説明したが、これに限定されるものではなく、正転・逆転の切り換えが可能なレバーシブルモータでも良く、また、途中停止・停止位置保持可能な電磁ブレーキ付きモータであっても良い。即ち、一方向への連続運転が可能なものであれば、その他の機能の有無は問わない。
また、第1のロッド18を回転させるものとしてモータ16を示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば第1のロッド18を手動で回転させるようにしても良い。
また、第1実施例では、第2のロッド20を第1のロッド18に嵌め込むため、第2のロッド20は中空の筒状体で構成したが、第2のロッド20の一端20aから他端20bに向けて所定長さだけ、即ち、第2のロッド20の軸部20cのうちの一部分のみを中空としても良い。
10 ワーク送出装置、12 螺旋部、14 回転軸、16 モータ、18 第1のロッド、18a 第1のロッドの一端、18b 第1のロッドの他端、20 第2のロッド、20a 第2のロッドの一端、20b 第2のロッドの他端、20c 第2のロッドの軸部、20d 第2のロッドの中間部、22 ワーク掛止部、22a ワーク掛止部の長手軸、22b ワーク掛止部の短手軸、22c ワーク掛止先端部

Claims (5)

  1. 複数枚重ねられつつ懸吊された板状ワークを回転により外周面に形成された螺旋部に沿って1枚ずつ分離しながら軸方向に送り出して先端部から落下させる回転軸と、前記回転軸を回転させる回転手段とを備えたワーク送出装置において、前記回転軸を、一端が前記回転手段に接続される第1のロッドと、一端が前記第1のロッドの他端に回転可能に嵌合され、前記一端と前記先端部に相当する他端の間の軸部の外周面に前記螺旋部が形成されると共に、前記他端に前記軸部の軸方向と交差する方向に延びて先端が屈曲させられたワーク掛止部を有する第2のロッドとから構成し、さらに前記第2のロッドは、前記板状ワークが前記ワーク掛止部の先端に掛止されるとき、前記第1のロッドに対して回転を停止するように構成されることを特徴とするワーク送出装置。
  2. 前記軸部の外周面に形成される螺旋部のピッチは、前記第2のロッドの中間部から前記他端に向かうにつれて増加させられることを特徴とする請求項1記載のワーク送出装置。
  3. 前記軸部の外周面に形成される螺旋部は、前記軸部の外周面に螺旋状に巻回された針金からなることを特徴とする請求項1または2記載のワーク送出装置。
  4. 前記ワーク掛止部は、前記針金と一体的に形成されることを特徴とする請求項3記載のワーク送出装置。
  5. 前記ワーク掛止部は、ワーク掛止先端部が球状に形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のワーク送出装置。
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