JP5822567B2 - コントローラ及び転送スピード制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばPCI ExpressとUSBのように、規格の異なるバス間のデータ転送を可能とするコントローラ及び転送スピード制御方法に関し、特に、両規格とも複数の転送速度を有する場合に好適なコントローラ及びその転送スピードに関する。
USB(Universal Serial Bus)は、PC(Personal Computer)などの外部周辺機器のインターフェースとして広く普及しており、USBをインターフェースとする様々なUSBデバイスが考案されている。
USB2.0規格では、USB1.1規格において、12Mbps(Full Speed)であった最大転送速度を480Mbps(High Speed)まで上げることができる。
特許文献1には、USB2.0規格を採用したUSBデバイスは、転送速度を非常に速くすることができるが、最大転送速度480Mbpsに近づけるように、転送速度を高くすればするほど、消費電力も大きくなってしまうことが記載されている。例えば、USB2.0規格を採用したUSBデバイスを携帯端末装置などに接続して使用する場合などは、携帯端末装置の限られた電源供給能力を短時間で消費してしまうことになるという問題点が指摘されている。
また、特許文献2には、USBケーブルの接続時に接続モードを取得し、その取得した接続モードに応じた第1又は第2のコンフィギュレーションを選択し、その第1又は第2のコンフィギュレーションに基づいてデータ転送処理を実行することを目的とした電子機器及びそのインターフェース制御方法が開示されている。
ところで、バス規格PCI Expressを採用しているPC等の機器と、USBデバイスとを接続する場合、両者のデータを変換する変換器(以下、USBホストコントローラという。)が必要となる。通常PCには、予めこのUSBコントローラが搭載されているものが多く、ユーザは、PCに設けられているUSB端子にUSBデバイスの端子を差し込むのみで、USBデバイスからPCへデータを転送することができる。
図8は、従来のUSBホストコントローラを示す図である。図8に示すように、USB3ホストコントローラ101は、例えばPC内部でPCIマスター102と接続される。他方はUSBデバイス103と接続される。このUSB3ホストコントローラ101は、PCI Expressインターフェース111、転送データ変換部112、USB3インターフェース113及びUSB2インターフェース114を有している。
PCIマスター102側からPCI Express規格のデータがPCI Expressインターフェース111を介して転送データ変換部112に入力され、ここでUSB3又はUSB2形式のデータに変化される。そして、USB3インターフェース113を介してUSB3形式のデータが、USB2インターフェース114を介してUSB2形式のデータがUSBデバイス103に出力される。その逆も同様で、USBデバイス103からUSB形式のデータがUSB3インターフェース113又はUSB2インターフェース114を介して転送データ変換部112に入力され、PCI Express形式のデータに変換され、PCI Expressインターフェース111を介してPCIマスター102へ出力される。
PCI Expressには、現在Gen1(2.5GT/s(Transaction Per Second:Tps))、Gen2(5GT/s)の2つの転送スピードが定義されている。なお、6.4GTps=25.6GBpsである。
これに対し、USB3でサポートされている転送スピードは、上述したHigh Speed(480Mbps)、Full Speed(12Mbps)、Low Speed(1.2Mbps)の他、Super Speed(SS)(5Gbps)の4種類がある。ここで、Gen2(5GT/s)が必要な転送スピードはSSだけであり、それ以外の転送スピードではGen1(2.5GT/s)で十分である。
特開2005−327247号公報 特開2005−071273号公報
ここで、リンクスピードがGen1動作時、USB3.0から使用されるSS転送(5GT/s)を使用すると、バス帯域が足りなくなるため、SS転送時にはリンクスピードをGen2に設定する必要がある。このため、パソコン等のUSB機器を接続する装置において、SS転送が可能な機器(以下、SSデバイスともいう。)が接続される可能性がある機器においては、リンクスピードを始めからGen2に設定しておくのが通常である。
すなわち、従来のUSBホストコントローラはUSBデバイスの接続種類によってPCI Expressのリンクスピードを動的に変更しない。つまり、一度決定したPCI Expressのリンクスピードで動作し続けることとなる(通信のエラー時などでスピードが落ちる場合を除く)。
しかしながら、リンクスピードがGen2の場合、Gen1の時よりも消費電力が大きいという問題がある。ノートPC等、バッテリー動作する機器に対しては、特に低消費電力化が求められている。
本発明に係るコントローラは、データを転送するための複数の転送スピードが規定されたバス規格Aを採用する第1のデバイスと、バス規格Bを採用する第2のデバイスとの間に接続される。そして、コントローラは、前記第1のデバイスに接続され、当該第1のデバイスとの間でデータの送受信を行う第1のインターフェースと、前記第2のデバイスに接続され、当該第2のデバイスとの間でデータの送受信を行う第2のインターフェースと、前記第1のインターフェースと前記第2のインターフェースとの間で、両規格のデータの変換を行う転送データ変換部と、転送スピードの切換えを指示するスピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して前記第2のデバイスへ送信する転送スピード切換部とを有する。ここで、転送スピード切換部は、前記第1のデバイスが接続されると、前記第1のデバイスからのデータ転送に関する転送情報を前記第1のインターフェースを介して受け取り、当該転送情報又は当該転送情報を解析した結果に基づき、前記第2のデバイス側で使用する転送スピードを判定し、前記第2のデバイスから入力される現在の転送スピードが判定した転送スピードと異なる場合は当該判定した転送スピードへの切換えを指示するスピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して前記第2のデバイスへ送信するものである。
本発明においては、転送スピード切換部が第1のデバイスから取得した転送情報又はこの解析結果に基づき、第2のデバイスで必要な転送スピードを割り出し、現在設定されている転送スピードと異なる場合には、転送スピードを割り出した転送スピードに切換える。このことにより、第2のデバイスにおいては、第1のデバイスとのデータ転送に必要な転送スピードに切り替えられるため、例えばどのような能力の第1のデバイスが接続されても転送が可能なように最高速度に設定する場合等と比べて消費電力を低減することができる。
本発明に係る転送スピード制御方法は、データを転送するための複数の転送スピードが規定されたバス規格Aを採用する第1のデバイスと、バス規格Bを採用する第2のデバイスとの間に接続されるコントローラが第2のデバイスにおける転送スピードを制御する方法にかかる。当該転送スピード制御方法は、
(a)第1のデバイスが第1のインタフェースを介して転送データ変換部との間でデータの送受信を行う工程
(b)第2のデバイスが第2のインターフェースを介して前記転送データ変換部との間でデータの送受信を行う工程
(c)転送データ変換部がバス規格Aのデータとバス規格Bのデータとを相互に変換する工程
(d)第2のデバイスのデータ転送スピードを切り換える転送スピード切換工程
とを有する。
(d)の転送スピード切換工程は、
(d−1)第1のデバイスが接続されると、当該第1のデバイスからのデータ転送に関する転送情報を前記第1のインターフェースを介して受信する工程
(d−2)転送情報又は当該転送情報を解析した結果に基づき、前記第2のデバイスの転送スピードを判定する工程
(d−3)第2のデバイスから入力される現在の転送スピードと前記判定した転送スピードが異なる場合は当該判定した転送スピードへの切換えを指示する前記スピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して第2のデバイスへ送信する工程
とを有するものである。
本発明においては、第1のデバイスから取得した転送情報やその解析結果に基づき第2のデバイスにおける転送スピードを切り換える、すなわち必要であれば転送スピードを切換えるため、デフォルトでは第2のデバイスにおける最低スピードに設定しておくことも可能となり、第2のデバイスにおける消費電力を低減することができる。
本発明によれば、第2のデバイスにおける消費電力を低減することができるコントローラ及び転送スピード制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかるUSBホストコントローラを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる転送スピード制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかるUSB3ホストコントローラ1を示す図である。 リンクスピードチェンジ(リカバリー)を実施するタイミングを示す模式図であって、使用帯域に応じて、リカバリーを実施するタイミングを説明する図である。 同じく、リンクスピードチェンジ(リカバリー)を実施するタイミングを示す模式図であって、使用時間に応じて、リカバリーを実施するタイミングを説明する図である。 バスの使用時間に応じてリンクスピードを切り換える処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態2にかかる転送スピード制御方法を示すフローチャートである。 従来のUSBホストコントローラを示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、異なるバス規格、例えばPCI Express規格とUSB規格の間でデータ転送を行うためのデータ変換装置(以下、ホストコントローラという、)に適用したものである。
本願発明者等は、SS転送(USB3のSuper Speed転送)をサポートしているUSBホストコントローラを搭載した例えばPC等において、リンクスピード(以下、第2のデバイス又はPC側の転送スピードをリンクスピードともいう。)を効率よく切り換えることで、より省電力化を図ることができることを知見した。
USB3でサポートされている転送スピードは、上述したように、SS(5Gbps)、HS(480Mbps)、FS(12Mbps)、LS(1.2Mbps)の4種類ある。一方、PCI Expressにおいては、Gen1(2.5GT/s)、Gen2(5GT/s)、Gen3(8GT/s)の3つがある。ここで、USB3の転送スピードのうち、SSのみがGen2(5GT/s)が必要となり、それ以外の転送スピードでは、Gen1で十分転送が可能である。以下、本明細書においてはUSBデバイスのうち、転送スピードSS(5Gbps)でデータ転送が可能なデバイスを、SSデバイスともいう。
現状においては、SSデバイスが接続される可能性がある製品(PC等)においては、予めGen2の転送スピードで転送するようPCI Expressバス側の設定を行うのが通常である。これに対し、通常をGen1の転送スピードに設定し、Gen2やGen3の転送スピードが必要になったときに転送スピードを切り換えるようにすれば、消費電力を低減することができる。現状であれば、SSデバイスが接続されたときに転送スピードをGen2に変更すればよい。
ここで、本願発明者等は、更に、USBデバイスでは、転送データの種類又は転送方法に応じて異なるデータ転送方式を示す転送タイプが4つあることに着目し、このデータ転送タイプをも考慮してGen1とGen2を切り替えることで、更なる省電力化を図ることができるUSBホストコントローラ及びその転送スピード制御方法を見出した。
本発明の実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるUSBホストコントローラを示す図である。USB3ホストコントローラ1は、USBバスを採用する第1のデバイスと、PCI Expressバスを採用する第2のデバイスとの間に接続される。本実施の形態においては、第1のデバイスはUSBデバイスである。また、USB3ホストコントローラ1を搭載したPCを第2のデバイスとすることができる。USB3ホストコントローラ1がPCにおいて接続されるのはPCIマスター2である。他方には、USBメモリ、ディジタルカメラ、オーディオ機器等のUSBデバイス3が接続され、そのデータがUSB3ホストコントローラ1を介してPC側に取り込まれ、又はPC側からのデータがUSB3ホストコントローラ1を介してUSBデバイスに取り込まれる。
このUSB3ホストコントローラ1は、PCI Expressインターフェース11、転送データ変換部12、USB3インターフェース13、及びUSB2インターフェース14に加えて転送速度切換部15を有している。PCI Expressインターフェース11は、PCIマスター2と接続され、PCIマスター2との間でデータの送受信を行う。USB3インターフェース13、USB2インターフェース14は、それぞれUSB3.0、3.1等をサポートするUSBデバイス3、USB2.0、2.1、2.2等をサポートするUSBデバイス3と接続され、USBデバイス3との間でデータの送受信を行う。なお、USB3ホストコントローラ1においては、USB3とUSB2のコネクタ部分が別となっており、USB3デバイスが接続されるとUSB3インターフェースに接続信号が通知され、USB2デバイスが接続されるとUSB2インターフェースに接続信号が通知される。
転送データ変換部12は、PCI Expressインターフェース11とUSB3インターフェース13及びUSB2インターフェース14との間に配置され、両規格のデータの変換を行う。具体的には、PCIマスター2側からPCI Express規格のデータPCI_1が、PCI Expressインターフェース11を介して転送データ変換部12に入力され、ここでUSB3又はUSB2形式のデータに変換される。そして、USB3インターフェース13を介してUSB3形式のデータUSB_2が、USB2インターフェース14を介してUSB2形式のデータUSB_2がUSBデバイス03に出力される。その逆も同様で、USBデバイス3からUSB形式のデータUSB_1がUSB3インターフェース13又はUSB2インターフェース14を介して転送データ変換部12に入力され、PCI Express形式のデータPCI_2に変換され、PCI Expressインターフェース11を介してPCIマスター2へ出力される。
そして、転送速度切換部15は、PCIマスター2(PC)側で使用する転送スピードの切換えを実施する。先ず、USBデバイス3が接続されるとUSB3インターフェース13を介して入力される、USBデバイス3からのデータ転送に関する転送情報D1、D4を受け取る。そして、この転送情報又は転送情報を解析した結果に基づき、PCIマスター2(PC)側で使用する転送スピードを判定する。転送速度切換部15には、PCIマスター2から現在の転送スピードを示すリンクスピード情報D2が入力されている。転送速度切換部15は、この転送スピード情報D2が示す転送スピードと判定した転送スピードとが異なる場合、例えば現在の転送スピード設定がGen1であり、判定した転送スピードがGen2であった場合は、判定した転送スピードGen2への切換えを指示するスピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11を介してPCIマスター2へ送信する。
ここで、転送情報とは、本実施の形態においては、現在接続されているUSBデバイス3がいずれの転送スピードに対応したデバイスであるかを示す情報D1及び転送タイプを示す情報D4が含まれる。現在接続されているUSBデバイス3がいずれの転送スピードに対応したデバイスであるかを示す情報とは、具体的には、例えば、接続されたUSBデバイス3がSSデバイスであるか否かを示すSSデバイス接続状態信号D1である。また、USBデバイス3における転送タイプには、コントロールデータを転送する第1転送タイプとしてのControl転送、データ転送の必要がある場合にデータを転送する第2転送タイプとしてのInterrupt転送、大量のデータを転送する第3転送タイプとしてのBulk転送、リアルタイムにデータを転送する第4転送タイプとしてのIsochronous転送の4つがある。転送タイプ情報D4は、転送するデータがこれらどの転送タイプかを示す情報である。
本実施の形態においては、USBデバイス3としてSSデバイスが接続され、かつ転送タイプがBulk転送でデータ転送が行われる場合に、PC側がGen1に設定されていれば、Gen2に切り替えることで電力消費量を削減する。ここで、通常状態ではPC側の転送スピードをGen1としておき、SSデバイスが接続されたときにのみGen2に切り替えることでも省電力化を図ることができる。
これに対し、本願発明者等は、SSデバイスが接続されたとしてもデータ転送を行っていない時間や大量のデータ転送を行わない場合にはGen1のままで対応できることから、SSデバイスが接続されたときであってかつBulk転送が行われるときにのみ転送スピードをGen2に切り替えるようリンクスピードを制御することで、更に省電力化することができることを見出した。
ここで、Gen1からGen2への転送スピードの切換えには、PCI Expressでサポートされているリンクスピードチェンジ(Link Speed Change)を実施する。
図2は、本実施の形態にかかる転送スピード制御方法を示すフローチャートである。図2に示すように、SSデバイスが接続されると、USBデバイス3からUSB3インターフェース13にSSデバイスが接続されたことを示すSSデバイス接続状態信号D1が出力される。このSSデバイス接続状態信号D1が転送速度切換部15にも入力されることで、転送速度切換部15は、SSデバイスが接続されたことを検知する(ステップS11)。
次にSSデバイスからデータ転送される場合は、転送タイプ情報D4がUSB3インターフェース13を介して転送速度切換部15に入力される。このとき、Interrupt転送であったり、Control転送である場合(ステップS12:No)には、Gen2の設定は行わない。転送タイプがBulk転送のとき(ステップS12:Yes)、かつリンクスピード情報D2によりPC側の転送スピードがGen1に設定されているとき(ステップS13:Yes)に限り、転送速度切換部15はスピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力する(ステップS14)。これにより、リンクチェンジが行われ、PC側の転送スピードがGen2に切り替わる。
通常PC側のリンクスピードはGen2に設定されているのに対し、本実施の形態においては、このデフォルトの転送スピードをGen1、すなわち最低の転送スピードに設定しておくことができる。これは、Gen2の転送スピードが確実に必要なときを検出し、この検出結果に基づきリンクスピードをGen1からGen2に切り替えるためであり、高速の転送スピードGen2が確実に必要になるタイミングを検出して転送スピードを切り換えるため、デフォルト状態では、最低転送スピードGen1に設定することが可能となる。このことにより、SSデバイスが接続、非接続で転送スピードを切り換える場合に比して更なる省電力化を図ることができる。
なお、本実施の形態においては、Bulk転送のときのみGen2に切り替えることとして説明しているが、Bulk転送であるか否かの情報に加えて、又は転送タイプを示す情報に換えてUSBデバイス3の種類を示す情報や、USBデバイス3が許容する最大転送スピードを示す情報等に基づいて、PC側のリンクスピードを切り換えるようにしてもよい。
USBデバイス3の種類とは、USBデバイス3がUSBメモリであるのか、ディジタルカメラであるのか、ディジタルビデオカメラであるのか、又はプリンターであるのか等であり、USBデバイス3の種類に応じて、リンクスピードとしてGen3やGen2が必要であるか否かを判定することができる。例えば、USBデバイス3としてディジタルビデオカメラが接続された場合には、大容量のデータ転送が必要であると判断し、Gen2やGen3に切り替えることができる。また、USBデバイス3がサポートする最大転送スピードがGen2やGen3を必要とする場合には、リンクスピードを切り換えることができる。
USB2インターフェース14は、USBデバイス3との接続処理時に、現在接続されているUSBデバイス3がSSデバイスであるか否か等、いずれの転送スピードに対応したデバイスであるかを示す情報、USBデバイス3の種類を示す情報、及びUSBデバイス3が許容する最大転送スピードを示す情報等を取得することができる。
ここで、Isochronous転送であって転送するデータ量が多い場合はGen2に変更する必要がある場合がある。次に、USBデバイス3からの転送情報をより詳細に解析し、本実施の形態1よりもさらに詳細に、いずれのリンクスピードが必要であるかを判断して切り換える方法についてて説明する。
本発明の実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2にかかるUSB3ホストコントローラ1を示す図である。本実施の形態にかかるUSB3ホストコントローラ1は、実施の形態1にかかるUSB3ホストコントローラ1の構成に、更に、帯域計算部16を有する。帯域計算部16は、現在データ転送中であるか否かを示す転送実行状態信号D5を含む転送情報を、USB3インターフェース13を介してUSBデバイス3から取得し、この転送情報に基づき転送スピードが妥当であるか否かを判定した結果を示す帯域状態信号D7を転送速度切換部15に入力する。
これを受けて転送速度切換部15は、転送情報又は当該転送情報を解析した結果、PCIマスター2から入力される現在の転送スピード、及び帯域状態信号D7に基づき、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11を介してPCIマスター2へ送信する。
帯域計算部16は、転送情報として、具体的には、Isochronous転送やBulk転送といった転送タイプ、転送するデータのサイズやデータ転送をする期間に関する転送スケジュール情報D6、転送実行状態信号D5等をUSBデバイス3からUSB3インターフェース13を介して取得する。本実施の形態において、転送スケジュール情報D6は、転送予定サイズ及びIsochronous転送を実施するエンドポイント数を示す。帯域計算部16は、転送スケジュール情報D6及び転送実行状態信号D5に基づき、現在実施している転送がGen1で十分であるか否かの判定をし、当該判定結果を帯域状態信号D7として転送速度切換部15に出力する。また、リンクスピード情報D2がPCI Expressインターフェース11を介してPCIマスター2から入力されている。このリンクスピード情報D2は、帯域計算部16が後述する帯域計算を行う際に使用する。
ここで、SSデバイス接続状態信号D1、転送タイプ情報D4及び転送スケジュール情報D6は、USBデバイス3がUSB3ホストコントローラ1に接続され、接続処理される際に取得される情報である。また、USBデバイス3からデータ転送が開始されるタイミングでUSBデバイス3から転送開始信号D5−1が出力される。同様に、PC側からUSBデバイス3にデータ転送が開始されるタイミングでPC側から転送開始信号D5−2が出力される。また、リンクスピード情報D2及び帯域状態信号D7は常に通知される信号であり、スピード切換信号D3は、上述したように、Gen1からGen2へ、Gen2からGen3へ等、PC側のリンクスピードを変更する必要が生じたタイミングで出力される。
ここで、帯域計算部16は、上述したように、転送情報及び転送実行状態信号D5に基づき、現在必要なデータ転送スピードが転送スピードGen1で十分であるか否か等を判断し、判断結果として帯域状態信号を生成するものとして説明した。ところで、本実施の形態においては、通常時のPC側の転送スピードを最低スピードのGen1に設定しておき、Gen1より早い転送スピードが必要になったタイミングを検出して、PC側の転送スピードをGen2やGen3に切り替えることで省電力化を図る。
この転送スピードを切り換えるタイミングを検出する方法として、帯域計算部16により、帯域計算をし、転送データが一定の帯域に達したタイミングを検出するようにしてもよい。帯域計算部16は、このタイミングを検出したら、リンクスピードをGen2又はGen3に変更を指示する帯域状態信号D7を生成し、転送速度切換部15に出力する。又は、実際に転送にかかった転送時間のみから帯域の使用度合いを判定するものとすることも可能である。帯域計算部16は、一定の転送時間に達した場合に、同様にリンクスピードをGen2又はGen3に変更を指示する帯域状態信号D7を生成し、転送速度切換部15に出力することができる。
次に、このような転送データの使用帯域や転送時間に応じて転送スピードを切り換えるタイミングを検出する方法について説明する。図4及び図5は、リンクスピードチェンジ(リカバリー)を実施するタイミングを示す模式図であって、それぞれ使用帯域及び使用時間に応じて、リカバリーを実施するタイミングを説明する図である。
図4に示すように、USBデバイス3は、uFrameごとにデータを入出力し、uFrameごとにスケジュール管理されている。帯域計算部16は、例えば、各uFrameのタイミングt1の時点の使用帯域を計算する。図4(a)に示すように、uFrame1、uFrame2のタイミングt1では、使用帯域が所定の値Vthより小さい場合、PC側のリンクスピードはGen1を維持する。その後、uFrame3のタイミングt1において、使用帯域が所定の値Vthを超えた場合、帯域計算部16は、リンクピードチェンジの実施を指示する帯域状態信号D7を転送速度切換部15に出力し、転送速度切換部15は、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力する。これにより、リンクスピードはGen1からGen2に変更される。
一方、使用帯域が所定の値Vthより大きくリンクスピードGen2でデータ転送している場合、図4(b)に示すように、uFram13のタイミングt1において、使用帯域が所定の値Vthより小さくなった場合、同様に、帯域計算部16は、リンクピードチェンジの実施を指示する帯域状態信号D7を転送速度切換部15に出力し、転送速度切換部15は、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力する。これにより、リンクスピードはGen2からGen1に変更される。
なお、タイミングt1は、uFrameの先頭であっても、終了時であっても、図4のように、途中であってもよい。また、本例においては、タイミングt1時の使用帯域をチェックするものとして説明しているが、uFrame内にt1の他にt2等を設けて、連続するタイミングt1、t2において使用帯域が所定の値Vthを超えた場合にリンクチェンジを実施するようにしてもよい。これにより、一時的に転送データ量が増減した場合を除くことができる。
ここで、使用帯域量の具体的な算出例について説明しておく。なお、本具体例については使用帯域量を使用帯域時間として算出した場合について説明する。転送スケジュール情報D6にはMax Packet Size、及びデータを転送する期間が含まれる。よって、下記式により1uFrameで転送するデータ量を用いて使用帯域時間を算出することができる。
使用帯域時間={(バーストサイズ×1パケットサイズ)/転送レート(Gen1又はGen2)}×エンドポイント数
ここで、バーストサイズとは、連続して転送することができる回数を示す。Interrupt転送(バーストサイズ=3、パケットサイズ=1024Byte(固定))で、エンドポイント数が2個、Gen1の場合
使用帯域時間={(3×1024×8)/(2.5×1000×1000×1000)}×2=1.96608×10^−5us
(※×8はbitに変換したため)
ここで、使用帯域を算出するためには、転送量を把握する必要がある。これに対し、より簡単な方法として、上述したように、データ転送にかかった時間からリンクスピードチェンジのタイミングを検出する方法がる。図5(a)に示すように、uFraim21、22では、転送時間がuFraim期間の期間T1より短時間であるので、リンクスピードはGen1とする。一方、uFraim23において、転送時間が期間T1を超えたため、帯域計算部16は、リンクピードチェンジの実施を指示する帯域状態信号D7を転送速度切換部15に出力し、転送速度切換部15は、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力する。これにより、リンクスピードはGen1からGen2に変更される。
同様に、Gen2でデータ転送中、uFraim33で、転送時間が期間T1を下回ったため、帯域計算部16は、リンクピードチェンジの実施を指示する帯域状態信号D7を転送速度切換部15に出力し、転送速度切換部15は、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力する。これにより、リンクスピードはGen2からGen1に変更される。
なお、本例においては、転送時間が期間T1以内か否かを判断基準とすることとしているが、この期間T1以上が例えば2回以上続いた場合をそのタイミングとしてもよい。これにより、一時的に転送データ量が変化した場合を除くことができる。
ここで、バスの使用時間によるリンクススピードGen1、Gen2の切換えの具体例について説明する。図6は、バスの使用時間に応じてリンクスピードを切り換える処理を説明するための図である。ここでは、転送実行状態信号D5を信号をレベル信号であるとする。すなわち、転送している間はHiレベル、転送していない間はLowレベル等とすることができる。
ここでは、帯域計算部16は、1uFrameの時間情報を有するものとするこの場合、転送を実行している間は、ずっと転送実行状態信号D5はHiレベルとなっているため、転送実行状態信号D5の信号により、帯域計算部16は、どの程度の時間転送を実施しているのを認識することができる。転送実行状態信号D5がLowレベルとなれば転送を実施していない状態であると認識することができる。よって、図6に示すように、例えば、リンクスピードGen1で転送中に、転送実行状態信号D5の信号がHiレベルとなる期間がuFrameに対してある一定値以上となったことを検出すると、リンクスピード切換え処理によりリンクスピードをGen1からGen2に上げることができる。
次に、本実施の形態にかかる転送スピード制御方法について説明する。図7は、本実施の形態にかかる転送スピード制御方法を示すフローチャートである。図7に示すように、転送速度切換部15は、SSデバイスが接続された状態か否かをSSデバイス接続状態信号D1により判定する(ステップS11)。次に、転送速度切換部15は、リンクスピード情報D2により、現在のリンクスピードが最低の転送スピード、本例であればGen1であるか否かを判定する(ステップS12)。なお、転送スピードが例えばV1、V2、V3等、3以上有する場合には、通常時には、転送スピードV2としておくようにしてもよい。
次に、リンクスピードがGen1であれば、Gen2に変更する(ステップS13)。次に、転送タイプ情報D4により、転送タイプがBulk転送か、又はIsochronous転送であるか判定する。Bulk転送か、Isochronous転送であれば(ステップS14:Yes)、帯域計算部16は、さらに転送実行状態信号D5により転送中であるか否かを判定する。また、帯域計算部16は、転送スケジュール情報D6等を受け取り、Gen1での転送で十分であるか否かを判断する。
帯域計算部16は、例えば、上述したようにuFrameにおける使用帯域が所定の値Vth以上であるか否かを判定したり、uFrameにおける転送時間が所定の時間T1以上であるか否かを判定することで、リンクスピードをGen2に切り替える必要があるか判断する。ここリンクスピードをGen2に変更する必要があると判断した場合(ステップS16:No)、現在のリンクスピードがGen1であれば(ステップS19:Yes)、リンクスピードチェンジを実施する(ステップS20)。すなわち、帯域計算部16は、リンクピードチェンジの実施を指示する帯域状態信号D7を転送速度切換部15に出力し、転送速度切換部15は、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力してリンクスピードをGen1からGen2に変更する。
一方、現在のデータ転送はリンクスピードGen1で十分であると判断した場合(ステップS16:Yes)、現在のリンクスピードがGen2であれば(ステップS17:Yes)、リンクスピードチェンジを実施する(ステップS18)。すなわち、帯域計算部16は、リンクピードチェンジの実施を指示する帯域状態信号D7を転送速度切換部15に出力し、転送速度切換部15は、スピード切換信号D3をPCI Expressインターフェース11に出力してリンクスピードをGen2からGen1に変更する。
本実施の形態においては、USBデバイス3からの転送情報を解析し、転送帯域や転送時間等に応じて現在データ転送に必要なリンクスピードを判定し、変更が必要であると判断したタイミングでリンクスピードチェンジを実施する。このことにより、PC側におけるリンクスピードが実際に必要なタイミングで適切に切換えられるため、実施の形態1と比べると更に効率よく消費電力を低減することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 USB3ホストコントローラ
2 PCIマスター
3 USBデバイス
11 PCI Expressインターフェース
12 転送データ変換部
13 USB3インターフェース
14 USB2インターフェース
15 転送速度切換部
16 帯域計算部
101 USB3ホストコントローラ
102 PCIマスター
103 USBデバイス
111 PCI Expressインターフェース
112 転送データ変換部
113 USB3インターフェース
114 USB2インターフェース
D1 SSデバイス接続状態信号
D2 リンクスピード情報
D3 スピード切換信号
D4 転送タイプ情報
D5 転送実行状態信号
D5−1 転送開始信号
D5−2 転送開始信号
D6 転送スケジュール情報
D7 帯域状態信号

Claims (12)

  1. データを転送するための複数の転送スピードが規定されたバス規格Aを採用する第1のデバイスと、バス規格Bを採用する第2のデバイスとの間に接続されるコントローラであって、
    前記第1のデバイスに接続され、当該第1のデバイスとの間でデータの送受信を行う第1のインターフェースと、
    前記第2のデバイスに接続され、当該第2のデバイスとの間でデータの送受信を行う第2のインターフェースと、
    前記第1のインターフェースと前記第2のインターフェースとの間で、両規格のデータの変換を行う転送データ変換部と、
    前記第1のデバイスが接続されると、前記第1のデバイスからのデータ転送に関する転送情報を前記第1のインターフェースを介して受け取り、当該転送情報又は当該転送情報を解析した結果に基づき、前記第2のデバイス側で使用する転送スピードを判定し、前記第2のデバイスから入力される現在の転送スピードが判定した転送スピードと異なる場合は当該判定した転送スピードへの切換えを指示するスピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して前記第2のデバイスへ送信する転送スピード切換部と
    現在データ転送中であるか否かを示す転送実行状態信号を含む前記転送情報を前記第1のインターフェースを介して前記第1のデバイスから取得し、この転送情報に基づきいずれの転送スピードが妥当であるか否かを判定した結果を示す帯域状態信号を前記転送スピード切換部へ出力する帯域計算部と、を有し、
    前記転送スピード切換部は、前記第2のデバイスから入力される現在の転送スピード及び前記帯域状態信号に基づき、前記スピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して前記第2のデバイスへ送信し、
    前記帯域計算部は、前記第1のデバイスから前記第1のインターフェースを介して、転送予定データサイズを含む転送データのスケジュール情報、転送データの種類又は転送方法に応じて異なるデータ転送方式を示す転送タイプ、及び前記転送実行状態信号を含む前記転送情報を取得し、取得情報に基づき前記帯域状態信号を生成する、
    コントローラ。
  2. 前記転送情報は、現在接続されている前記第1のデバイスが前記複数の転送スピードのうちいずれの転送スピードに対応したデバイスであるかを示す情報、並びに転送データの種類及び/又は転送方法に応じて異なるデータ転送方式を有する場合は、データ転送タイプを示す情報を含む請求項1記載のコントローラ。
  3. 前記転送情報は、前記第1のデバイスの種類を示す情報及び/又は当該第1のデバイスの最大転送スピードを示す情報を含む請求項1又は2記載のコントローラ。
  4. 前記転送スピード切換部は、前記第1のデバイスとの接続処理時に、前記現在接続されている第1のデバイスがいずれの転送スピードに対応したデバイスであるかを示す情報、前記第1のデバイスの種類を示す情報、及び前記第1のデバイスの最大転送スピードを示す情報を取得する、請求項2記載のコントローラ。
  5. 前記バス規格Aは、データを転送するスピードとして転送スピードA1及びこれより転送スピードが速い転送スピードA2が規定され、
    前記帯域計算部は、前記転送情報及び前記転送実行状態信号に基づき、現在必要なデータ転送スピードは、前記転送スピードA1であるか否かを判断した前記帯域状態信号を生成して前記転送スピード切換部に入力する請求項記載のコントローラ。
  6. 前記第1のインターフェースは、前記第1のデバイスからデータ転送の開始を知らせる転送開始信号を受け取り、当該転送開始信号に基づき前記転送実行状態信号を生成して前記帯域計算部及び前記転送スピード切換部に入力する請求項5記載のコントローラ。
  7. 前記バス規格Aは、データを転送するスピードとして転送スピードA1及びこれより転送スピードが速い転送スピードA2が規定され、
    前記バス規格Bは、データを転送するスピードとして転送スピードB1及びこれより転送スピードが速く、前記転送スピードA2に対応した転送スピードB2が規定され、
    前記転送情報は、転送データの種類又は転送方法に応じて異なるデータ転送方式を示す転送タイプを含み、
    前記転送タイプには、コントロールデータを転送する第1転送タイプ、データ転送の必要がある場合にデータを転送する第2転送タイプ、大量のデータを転送する第3転送タイプ、リアルタイムにデータを転送する第4転送タイプが規定され、
    前記第2のデバイスは、予め前記転送スピードB1に設定されるものであって、
    前記転送スピード切換部は、現在接続されている前記第1のデバイスが転送スピードA2でデータ転送可能なデバイスであって、前記第3転送タイプでデータ転送する場合、前記転送スピードB2への切換えを指示する前記スピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して前記第2のデバイスへ送信する、請求項1乃至のいずれか1項記載のコントローラ。
  8. 前記転送スピード切換部は、現在接続されている前記第1のデバイスが転送スピードA2でデータ転送可能なデバイスであって、前記第4転送タイプでデータ転送する場合、転送スピードB2への切換えを指示する前記スピード切換信号を前記第2のインターフェースを介して前記第2のデバイスへ送信する、請求項記載のコントローラ。
  9. 前記バス規格AはUSB規格であり、前記バス規格Bは、PCI Expless規格である、請求項記載のコントローラ。
  10. 前記バス規格Aの前記転送スピードA1は、LowSpeed(1.2Mbps)、FullSpeed(12Mbps)、又はHighSpeed(480Mbps)であって、前記転送スピードA2は、SuperSpeed(5Gbps)である、請求項記載のコントローラ。
  11. 前記バス規格Bの前記転送スピードB1は、Generation1(2.5GTps)であって、前記転送スピードB2は、Generation2(5GTps)である、請求項又は10記載のコントローラ。
  12. 前記第1乃至第4転送タイプは、それぞれControl転送、Interrupt転送、Bulk転送、及びIsochronous転送である、請求項乃至11のいずれか1項記載のコントローラ。
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