JP5821064B2 - 筋筋膜マッサージ器 - Google Patents

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Description

本発明は運動器疾患の治療に用いるマッサージ器具に関するものである。
運動器疾患に対する機械的刺激によるアプローチとして「素手で揉む」か「棒などの器具で押すという刺激又はローラーを使った皮膚の刺激などがある。
刺激をしたい部分に機械的な刺激(圧力)を加えても生体防御反応から痛みのために身体に力を入れるために
筋弛緩を促そうとしても不可能又は強く刺激すれば炎症を起こし術後の疼痛悪化の原因ともなった。
また軽い圧力で皮膚面を擦っても筋層が擦られてない為に皮下には影響が少なく筋弛緩は困難であった。
望まれるのは痛みのために筋緊張を起こさせない圧力で治療対象である筋繊維に対して副交感神経が優位になる。
脱力した状態での刺激方法が必要とされる。
疼痛による筋性防御を起こさせないようにするため二点による異なる触刺激によって疼痛閾値の上昇を促すことにした。
また二点は片方を面の刺激として知覚抑制を強化させるためとし他方を筋線維を擦る目的としたため、押圧部の下面及び後接触部と接触部の対抗する面が2つの部材である。
圧力を二点に分け疼痛閾値上昇を行うがそれ以外に擦る場合の摩擦係数を高める構造とし皮膚接触面にはゴム膜による滑り止めを装着した。
本願発明は請求項1に記載の通り身体をマッサージするマッサージ器であって押圧部2を有し該押圧部2の一方の面の長手方向一端に後接続部4を、また他端には前接触部7をそれぞれ突接し前記押圧部2の下面及び後接触部4と前接触部7の対抗する2つの部材で形成された凹部9を備えると共に少なくとも該凹部9を形成する面をゴムカバー10で覆い更に前記後接触部4の下面側には凹部9側に向けてマッサージ器の幅50から100%の長さであることを特徴とする掛け部6を設けたことを特徴とするマッサージ器。
刺激ポイントを二箇所に分け触覚の分散による疼痛閾値の低下を行う。
本体と皮膚の間にゴム膜を装着する事によって「皮膚面で滑らず二点による触覚の分散」によって筋層そのものを疼痛を低下させて擦る事が可能となっている。
器具本体は下面が山なりに湾曲した形であるがこれは施術時表層における筋緊張の低下と共により深部への刺激を加えた場合に皮膚面が湾曲に沿って密着し知覚を更に低下させることを目的としている。
これによって皮膚直下表層の筋だけではなく深層の筋までが疼痛低減の治療対象となる。
皮膚面を擦らないで表層から深層までの筋繊維を痛みによる緊張無しに弛緩させ治療可能である事。
これにより交感神経の緊張を低下させ関節可動域を増大させる。
筋弛緩により動脈血の筋中への流入が容易となりプロモーター単位おけるミトコンドリア分裂因子タンパク合成→ミトコンドリア増産→ATP産生加速→タンパク質生合成加速→
ミトコンドリア分裂因子タンパク合成加速が可能となる。筋緊張により栄養不良となり蛋白合成不良で萎縮傾向にある筋繊維の治療に有効であると言える。
容易な方法にて筋、筋膜の弛緩が得られるために治療技術による術者の差異が少なく一定以上のレベルの治療を保つのに有効である。
本発明のマッサージ器を示す斜視図 マッサージ器の中方向中心断面を示す図 図2の先端部拡大図 本発明のマッサージ器を用いて患者の腕をマッサージしている状況を示す斜視図
本発明のマッサージ器は押庄部、後接触部、及び前接触部は樹脂、金属及びゴム膜は立体成型とし皮膚面との摩擦係数を高くし疼痛抑制を行いながら浅層筋から深層筋まで疼痛のないマッサージを可能にするためにゴムケースで被っているものである。
皮膚接触面は抵抗となる角度をつけより効果の増進を狙うもので以下図面に基づいて
実施例を説明する
図1は本発明のマッサージ器を示す斜視図である。
皮膚接触部が浅層筋では2面で疼痛閾値の上昇をおこない広い面と狭い面を持ち深層筋では湾曲した面がまんべんなく皮膚面に接触することにより更に強力な疼痛閾値上昇を即す構造となっている。
マッサージ器1はマッサージをする治療者の掌が当たる押庄部2とこの押圧部2の一方の面の長手方向の一端に後接触部4とこの他端には前接触部7をそれぞれ突設されている。
この押庄部2はマッサージをする治療者の掌で上から押さえるために平面でも良いが、
太鼓橋のように上面に突き出す曲線状になっていると都合が良い。そして押庄部2の下面の一端には下方に突き出すように後接触部4が設けられている。この後接触部4は身体の
筋、筋膜を掴むようにしてマッサージをする為に重要な部分となる。
そしてマッサージを更に効果的なものとする為に押圧部2から下方に突出した後接触部4の先端下面は後接触部5となり人体の筋、筋膜を押さえつける役割を持っており、後接触部5にはマッサージ器の幅50から100%の長さであることを特徴とする掛け部6が続いて形成されている。曲線と直線の組み合わされた面とする場合は、曲線と直線の繋ぎ部は患者の皮膚を傷めないために丸みをもたせると良い。
マッサージ器1の押圧部2の下面及び後接触部4と前接触部7の対抗する2つの面で形成された凹部9は空間となっており人体の筋部を挟み込みマッサージ器1の前後方向に動かしながら押圧することで後接触部4は身体の筋部を掴むようにしてマッサージすることが可能となる。
凹部9は長さ50mm幅50mm深さ30mmとしたが、この寸法は使用状況に応じたものとすればよい。特にこの凹部9の面は人体に直接触れるものであり皮膚に傷を付けることのないように角部は曲面状にすると良い。
なおこの実施例では凹部の長さAは50mm凹部の幅Bは50mm凹部の深さCは
30mmとしたが患者の体型、治療部位等に応じて適宜大きさの異なる各部の寸法とした
マッサージ器1を選べばよい。
更にマッサージの際にマッサージ器1は皮膚にピタリと吸い付く状態が重要であり、このために少なくとも凹部9はゴムカバー10で覆う構成となっている。この実施例では凹圧部2の上面の一部を残してその他の面をゴムカバー10で被っている。
図2はマッサージ器1の幅方向の中心断面を示す図である。押圧部2は中高でやや上面に突き出る形状となっている。この凹圧部2の凹圧部下面3及び後接触部4と前接触部7の
対抗する2つの部材で凹部9が形成される。この後接触部4と前接触部7の下面はそれぞれ後接触面5と前接触面8となっており、この2面が患者のマッサージをする部分の皮膚に直接接触し、凹圧部2により強力に凹圧したとしても患者に与える局所的な痛みは少なくなる。更に凹圧部2に強い圧力を掛けると患部の筋肉は盛り上がり凹部9に食い込む状態となるが凹部9を覆うゴムカバー10の御陰でマッサージ器の凹部9の面と人体の皮膚の間に滑りは生じず圧力による痛みを出さず筋、筋膜を擦れる状況となり効果のあるマッサージが可能となる。
後接触部4の凹部9に向かう面は押圧部2の押圧下面3に対しほぼ垂直に下方に伸びているが、やや凹部9側に傾いて伸びても良い。この後接触部4の凹部9に向かう面が垂直またはやや凹部9側に傾いて伸びていることと、併せて凹部9側に出ているマッサージ器の幅50から100%の長さであることを特徴とする掛け部6によって人体マッサージ部の筋肉を掴みマッサージ器を前後方向に動かすことによって筋、筋膜に効果のあるマッサージが可能となる。
図3は図2のD部拡大図である。この図は後接触部4の凹圧方向である下方先端部を示し後接触面5の凹部9側に向けてマッサージ器の幅50から100%の長さであることを特徴とする掛け部6が形成されている。この実施例では後接触部4の凹部9側の面は垂直に伸びている。そして後接触部4の先端部には後接触面5が形成されており、ここから凹部9に向けてマッサージ器の幅50から100%の長さであることを特徴とする掛け部6が形成されている。
図4は本発明マッサージ器1を使用して治療者11が患者12の腕をマッサージする状態を示している。患者12の腕上部にマッサージ器1を当て治療者11が押圧部2を腕に押し付けるようにしてマッサージする。腕に当てたマッサージ器1を画面の左右方向である前後に動かすことで罹患筋を適度にマッサージする。罹患筋の筋、筋膜を弛緩することで
血流の改善、ミトコンドリアの増加によるタンパク再合成、鎮痛効果が得られる。
医療分野における疼痛の軽減、針などの侵害刺激低減、マッサージ効果によるミトコンドリア増加によるタンパク再合成、関節可動域の正常化、交感神経の緊張緩和による自律神経症状の改善、スポーツ前後の筋組織回復の効率化などである。
1 マッサージ器
2 押圧部
3 押圧部下面
4 後接触部
5 後接触面
6 掛け部
7 前接触部
8 前接触面
9 凹部
10 ゴムカバー
11 治療者
12 患者
A 凹部の長さ
B 凹部の幅
C 凹部の深さ

Claims (1)

  1. 身体をマッサージするマッサージ器であって押圧部2を有し該押圧部2の一方の面の長手方向一端に後接続部4を、また他端には前接触部7をそれぞれ突接し前記押圧部2の下面及び後接触部4と前接触部7の対抗する2つの部材で形成された凹部9を備えると共に少なくとも該凹部9を形成する面をゴムカバー10で覆い更に前記後接触部4の下面側には凹部9側に向けてマッサージ器の幅50から100%の長さであることを特徴とする掛け部6を設けたことを特徴とするマッサージ器。
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