JP3191108U - クッション - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながらも、防御反射を起こすことなく、深筋膜に持続的な柔らかい協調的刺激を与え、深筋膜の正常化または収縮拡張を促進して、身体の状態の根本的改善を導くクッションを提供する。【解決手段】臥位の身体と臥床との間に配設して使用するクッションであって、根幹部Bと本体部Aと先端部Cとが順に連なり、根幹部Bから先端部に向かうほど細い略錐体状であると共に、根幹部Bと本体部Aと先端部Cとが略一定の弾性を有し、その弾性強度が、身体に接する少なくとも本体部の上面11によって、身体の荷重に抗して身体の深筋膜を静的に押圧し深筋膜の正常化または収縮拡張を促進可能な強度である構成とする。【選択図】図1

Description

本考案は、臥位の身体と臥床との間に配設して使用し、身体の状態を改善可能なクッションに関する。
身体に刺激を与えて状態を改善する療法に、マッサージや、鍼、灸などがある。これらは、侵襲的刺激であるので、筋肉が防御反射を起こして収縮してしまい、深くは凹まず、刺激効果が狭い部分にとどまる。
また、防御反射のため、脳に刺激を与えて脳を必要十分に活性化させることは起こし難く、身体の根本的な改善は容易でない。
身体に刺激を与えて状態を改善する従来の手段として、特許文献1〜6が挙げられる。
しかし、従来技術では、装置が大がかりであったり、防御反射を生じたりして、有効な身体の状態の根本的改善には難があった。
特開2013−215632「腰椎牽引装置」 特開2013−144120「関節に用いられる減圧、圧縮システムおよび装置」 特表2011−521741「湾曲した身体部分に用いる減圧・圧縮システムおよび装置」 特表2006−525070「マッサージ装置」 実開平5−82343「寝 具」 実用新案登録第3117718号「磁気治療用クッションシート」
そこで、本考案は、簡易な構成でありながらも、防御反射を起こすことなく、深筋膜の正常化または収縮拡張を促進して、身体の状態の根本的改善を導くクッションを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次の構成を備える。
すなわち、本考案のクッションは、臥位の身体と臥床との間に配設して使用するクッションであって、根幹部と本体部と先端部とが順に連なり、根幹部から先端部に向かうほど細い略錐体状であると共に、根幹部と本体部と先端部とが略一定の弾性を有し、その弾性強度が、身体に接する少なくとも本体部の上面によって、身体の荷重に抗して身体の深筋膜を静的に押圧し深筋膜の正常化または収縮拡張を促進可能な強度であることを特徴とする。
ここで、根幹部と本体部と先端部とを一体形成して、構成を簡素化すると共に、根幹部に取手を設けて使用の利便に寄与させてもよい。
本体部の大きさとしては、長さ3〜20cm、幅2〜20cm、高さ1〜10cmが好適である。なお、最適値は、長さ約20cm、幅約10cmである。
好適な実施例として、側面視において、先端部の先端と根幹部の2つの端部との3点を頂点とする略三角形状とし、その先端部の頂角を20〜30度、底辺を15〜25cm、高さを5〜15cmに構成してもよい。なお、先端部の頂角の最適値は、約25度である。
芯部にチップウレタンと、その周囲にウレタンフォームとを内部に充填して、弾性の調整や耐久性に寄与させてもよい。
中空の構造として、根幹部に内部へ空気を充填するためのバルブを設けて、搬送の利便や弾性の調整に寄与させてもよい。
本体部の上面に垂直な支柱を内部に設けて、強度の補強や弾性の調整に寄与させてもよい。
本体部の上面に垂直な仕切り部材を内部に設けて、強度の補強や弾性の調整に寄与させてもよい。
本考案のクッションによると、適度な強度で身体を静的に押圧するので、防御反射を起こすことなく、深筋膜に持続的な柔らかい協調的刺激を与え、刺激された部分が広く深く凹み、深筋膜の正常化や収縮拡張を促進し、自律神経の活性化につながって、身体の状態の根本的改善を奏する。
本考案によるクッションの実施例の斜視図 (a)(b)別実施例の形状を示す説明図 (a)(b)支持体を示す説明図 プライマリーな療法を示す説明図 循環系の療法を示す説明図 フレキシブルな療法を示す説明図 排出系の療法を示す説明図 頭蓋骨系の療法を示す説明図 仰臥位における体内水分量の変化を示すグラフ 仰臥位における部位別水分量の変化を示すグラフ 仰臥位における部位別筋肉量の変化を示すグラフ 仰臥位における細胞外水分比ECW/TBWの変化を示すグラフ 腹臥位における体内水分量の変化を示すグラフ 腹臥位における部位別水分量の変化を示すグラフ 腹臥位における部位別筋肉量の変化を示すグラフ 腹臥位における細胞外水分比ECW/TBWの変化を示すグラフ 増産ブロックによる脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図 増産ブロックによるCSF循環促進及び代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図 吸収ブロックによる1回目及び2回目の脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図 吸収ブロックによる1回目及び2回目のCSF循環促進及び代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図 元気ブロックによる脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図 元気ブロックによるCSF循環促進及び代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図 極性による脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図 プライマリーブロックII後の脳賦活した部位とfMRI測定結果を示す説明図 プライマリーブロックIIでCSF循環促進や代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図
以下に、本考案の実施形態を説明する。なお、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で、適宜設計変更可能であり、前記特許文献や従来公知の技術を援用可能である。
図1は、本考案によるクッションの実施例の斜視図である。
クッションは、根幹部(B)と本体部(A)と先端部(C)とが順に連なり、根幹部(B)から先端部(C)に向かうほど細くなる略錐体状である。図示の例では、根幹部(B)と本体部(A)と先端部(C)とが一体形成されているが、別体で構成して、接続して形成してもよい。
先端部(C)は、臥位の身体と臥床との間に差し込み易くする部位であり、根幹部(B)は、把持して取り扱う部位であり、本体部(A)は、身体の荷重に抗して身体の筋膜を静的に押圧する部位である。なお、先端部(C)及び根幹部(B)も、本体部(A)の補助的に、身体の荷重に抗して身体を押圧する機能も備える。
図示の例では、側面視において、先端部(A)の先端と根幹部(C)の2つの端部との3点を頂点とする略三角形状である。すなわち、根幹部(B)の側面(22)と、本体部(A)の側面(12)と、先端部(C)の側面(32)とが合わさって形成する側面が、略三角形状である。その先端部の頂角は20〜30度、底辺は15〜25cm、高さは5〜15cmが好適であり、最も好ましくは先端部の頂角の最適値は約25度である。
根幹部(B)の上面(21)と、本体部(A)の上面(11)と、先端部(C)の上面(31)とが合わさって形成する上面は、略長方形状である。その幅は15〜25cmが好適である。
根幹部(B)の底面(23)と、本体部(A)の底面(13)と、先端部(C)の底面(33)とが合わさって形成する底面も、略長方形状である。
なお、先端部(C)の端面(34)は弧面を成し、根幹部(B)の端面(24)には取手(25)が付設されている。
図2(a)(b)は、別実施例の形状を示す説明図である。
根幹部(B)の端面(24)は、長方形や楕円でもよく、先端部(C)の端面(34)も、楕円長方形や楕円でもよい。
本体部(A)の大きさとしては、長さ3〜20cm、幅2〜20cm、高さ1〜10cmのものが好適に使用可能であり、 最も好ましくは長さ約20cm、幅約10cmであり、根幹部(B)及び先端部(C)は、本体部(A)の補助であるので、本体部(A)に連なる形状のものが適宜適用できる。
上面(11)(21)(31)、特に本体部(A)の上面(11)の形状は、身体に均等に接触するも略平面が好適であり、若干の凹凸や起伏があってもよい。
表皮の素材としては、布革や、ビニール、ウレタンやシリコン等のゴムなど、力を受けて身体の形状に合わせて変形するものが使用でき、柔軟性と耐久性の点で布革が最も好ましい。
内部の充填材としては、ウレタンや、ポリエステル綿、綿、海綿、スポンジ、羽毛、蕎麦殻、ビーズ、パイプ、ストロー、木材チップ、ジェル、空気など、力を受けて身体の形状に合わせて変形すると共に形状の崩れないものが使用でき、最も好ましくは、芯部にチップウレタンと、その周囲にウレタンフォームとの二重構造である。
これらの素材は、弾性に影響する。本考案のクッションは、身体に接する上面(11)(21)(31)、少なくとも本体部(A)の上面(11)によって、身体の荷重に抗して身体の筋膜、特に深筋膜を静的に押圧し、深筋膜の正常化や収縮拡張を促進可能な強度である。根幹部(B)と本体部(A)と先端部(C)とが略一定の弾性で、均等に変形することが好ましい。また、弾性強度の調整の容易さや耐久性を有することも望まれる。なお、根幹部(B)と先端部(C)は、本体部(A)より柔軟でもよい。
根幹部(B)と本体部(A)と先端部(C)の全てまたは一部を中空の構造として、空気まジェル等の流体を一斉または個別に充填する構成としてもよい。例えば、図3に示すように、根幹部(B)の端面(24)に内部へ空気を充填するためのバルブ(26)を設けて、搬送の利便や弾性の調整に寄与させてもよい。
このような中空の構造体の場合の素材としては、ビニール、ウレタンやシリコン等のゴムなどが好ましい。
図3(a)(b)は、特に中空の構造体の場合に付設する支持体の例を示す説明図である。
図3(a)では、支柱(41)が、本体部(A)の上面(11)に垂直に設置され、図3(b)では、仕切り部材(42)が、本体部(A)の上面(11)に垂直に設置されている。これによって、強度の補強や弾性の調整に寄与させてもよい。
なお、このような支持体は、中実の構造体の場合にも付設してよい。
本考案のクッションは、臥位の身体と臥床との間に配設して使用する。基本的には、身体の左右に一つずつ配置し、2個セットで用いる。配置する位置等は、目的とする療法や作用による。その例を、図4〜8の説明図に示す。
図4は、プライマリーな療法を示し、身体のバランスをとることによって、脳の活性化や全身の体液循環の改善の作用がある。図5は、循環系の療法を示し、体表面の動きをスムーズにし体壁内臓反射を利用することによって、体液循環や諸症状の改善の作用がある。図6は、フレキシブルな療法を示し、固まった頭蓋骨に柔軟性を与えることによって、脳血流の改善の作用がある。図7は、排出系の療法を示し、脳脊髄液を末梢に排出することによって、脳血流の改善や先天的に弱く硬化している組織を活性化する作用がある。図8は、頭蓋骨系の療法を示し、固まった頭蓋骨に柔軟性を与え脳脊髄液を増やすことによって、先天的な頭蓋骨の歪曲や硬化を治すための作用がある。
従来の一般的な侵襲的刺激療法(指圧等)を加えると、筋肉は防御反射が起こり収縮してしまい深くは凹まず、刺激効果が狭い部分にとどまる。
しかし、本考案によるクッションを用いると、深筋膜に持続的な柔らかい協調的な刺激を加えることができ、刺激された部分は深く凹み、しかも広い部分に力が加わり、先天的または後天的に変形した深筋膜の正常化や、深筋膜の収縮拡張が促進される。この協調的刺激は防御反射が起こらず全身に波及するので、変形していた深筋膜は抵抗することなく本来のかたちに戻り、また、深筋膜の改善は、細胞膜内外での膜の電位を活性化させ、全身にわたり静止電位を活動電位に変え、更に、血液、リンパ液、脳脊髄液の循環が改善し、神経や脳機能が改善する。
身体は水の入った風船に類し、その内部は、内臓や組織等を包む小さな袋がヘチマ繊維状につながっているが、深筋膜は、生まれてきたときにはすでに歪曲が生じているため、その内部の内臓や組織等も歪曲し、硬化した状態である。それに対し、本考案によるクッションを用いると、深筋膜への柔らかな圧力によって体液の移動が起こり全ての部分での水圧上昇により、全ての細胞に圧力が微量ではあるが加わってわずかな変形が起こる。このわずかな変形が細胞膜の静止電位を活動電位に変え、神経も活動電位が発生し活性化し、自律神経中枢の活性化や全身の細胞膜の活性化が起こり、回復力上昇等につながる。また、頭蓋骨や脳膜が変形されると、第一次呼吸はスムースになり細胞膜に持続的で微弱な圧力刺激が繰り返され、細胞膜内外でのナトリウム・カリウムポンプが働き細胞膜を通しての水の移動も起こる。
本考案によるクッションの作用は、次の2つに大別される。
プライマリーブロック:
本考案によるクッションを人体の特定の2箇所、通常は人体の左右に対称に2箇所に配置することにより、生まれつき生じている深筋膜の歪曲や捻れを是正する。同時に、身体内の細胞膜を含めた器官、組織の歪曲が是正される。これに伴い、血液、リンパ液、脳脊髄液の循環が正常化して、神経に加わる圧力が適切に減少して、脳や神経は本来もつ正常な機能を取り戻す。
循環ブロック:
呼吸により膨らんだり縮んだりする深筋膜の動きと、本考案によるクッションによる協調的刺激を利用して、血液、リンパ液、脳脊髄液の循環を改善する。これに伴い、脳脊髄液の神経系から循環器系への吸収が高まり、頭蓋内からの脳脊髄液の排出を促し、脳に加わる圧力が適切に減少して、脳が活性化する。
以下に、本考案のクッションによる作用の試験結果を示す。なお、ここでは、本考案のクッションをソフトブロックまたはブロックと呼んでいる。
高精度体成分分析装置(InBody S10、Biospace)を用いて、1.体内の水分量:(1)体水分量、(2)細胞内液、(3)細胞外液、(4)筋肉・骨量、2.部位別水分量:(1)左右の上腕、(2)体幹、(3)左右の脚、3.部位別筋肉量:(1)左右の上腕、(2)体幹、(3)左右の脚、4.全身及び部位別の細胞外水分比ECW/TBWを非侵襲的に測定した。なお、細胞外水分比ECW/TBWは、測定時の全体液水分量の中で細胞外液が占める割合を表す値であり、脳脊髄液が細胞外液に属することから、細胞周囲に浮腫などの水分のうっ滞などが起こっているか否かの指標となる。
療法としては、1.仰臥位において行うソフトブロックである(1)プライマリーブロックII、(2)フェイシアトラクションブロックと、2.腹臥位にて行うソフトブロックである(1)プライマリーブロックII、(2)吸収ブロックB、(3)排出ブロックB、(4)プライマリーブロックII、(5)フェイシアトラクションブロック、(6)プライマリーブロックIIを、それぞれ一連に行った。
1.仰臥位におけるプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックの影響は、図9〜12のグラフに示す通りであり、図9は、体内水分量、図10は、部位別水分量、図11は、部位別筋肉量、図12は、細胞外水分比ECW/TBWを示す。
2.腹臥位での一連の(1)プライマリーブロックII、(2)吸収ブロックB、(3)排出ブロックB、(4)プライマリーブロックII、(5)フェイシアトラクションブロック、(6)プライマリーブロックIIの影響は、図13〜16のグラフに示す通りであり、図13は、体内水分量、図14は、部位別水分量、図15は、部位別筋肉量、図16は、部位別細胞外水分比ECW/TBWを示す。
これらの結果より、下記が考察される。
1.体内水分量については
(1)仰臥位
体水分量、細胞内液、細胞外液ともに、プライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックで減少を示し、体液の排泄促進が考えられた。筋肉・骨量は、プライマリーブロックIIより他の部位よりも顕著に減少したが、次のフェイシアトラクションブロックでは逆に増加し、異なった動態を示し、排泄吸収・取込み促進が考えられた。脂肪量は、プライマリーブロックIIにより約5.5%も増加し、吸収された体液のほとんどが脂肪組織に移動したものと考えられた。
(2)腹臥位
体水分量は、プライマリーII、吸収ブロック、排出ブロックの一連により減少したが、その後は変化しなかったため、一連のソフトブロックで体液の排泄促進があるが、過剰な促進はしないので安全性が高いと考えられた。水分量のうち、細胞外液は、排出ブロック、フェイシアトラクションブロックで減少し、細胞外液の排泄促進が考えられた。その後のプライマリーブロックIIでは1分後0.6%減少し、3分後は0.6%増加し、排泄・取込み促進がみられ、循環促進が考えられた。細胞内液は、吸収・排出・プライマリーブロックIIの一連で減少し、いずれも細胞内の水分の排泄促進が考えられ、フェイシアトラクションブロックでは細胞内液は体液取込み増加が強いと考えられた。
筋肉・骨量は、プライマリー・吸収・排出ブロック・プライマリーブロックIIの一連のブロックで減少し、筋肉や骨からの水分排泄が促進されたと考えられた。フェイシアトラクションブロックにより増加し、次のプライマリーブロックIIでは変化しなかったため、フェイシアトラクションブロックは筋肉・骨への体液取込みを促進すると考えられた。
脂肪量は、プライマリー・吸収・排出・プライマリーブロックIIの一連で増加し、これは仰臥位でも同様に観察されたが、その程度はプライマリーブロックのみの手技よりも約1.5%多かったため、他の部位で排泄促進した体液が脂肪組織に移動した結果と考えられた。
2.部位別水分量
(1)仰臥位
上肢においては、プライマリーブロックIIにより左腕は約2.1%も減少したが、右腕は約0.5%減少にとどまり、上肢へのプライマリーブロックIIの排泄促進に左右差を認め、次のフェイシアトラクションブロックでは左腕は1分後で増加、3分後では減少し、右腕では逆の動向を示したため、フェイシアトラクションブロックは体液取込み・排泄促進が左右交互に起こり、左右で体液循環促進したと考えられた。
下肢においては、左右脚はプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックにより減少し、上肢と違い、下肢では両ブロックは体液の排泄促進が左右差なく起ったと考えられた。
体幹においては、プライマリーブロックIIにより減少し、次のフェイシアトラクションブロックでは増加したため、プライマリーブロックIIは体液排泄、フェイシアトラクションブロックで体液取込みが促進されていると考えられた。
(2)腹臥位
上肢においては、右腕は吸収・排出ブロックにより減少し、さらにフェイシアトラクションブロックにより減少し、その後のプライマリーブロックIIにより減少した体液の取り込みが起こり、左腕ではむしろプライマリー・吸収ブロック1分後までで増加したが、排出ブロック3分後からプライマリーブロックII1分後までで減少し、また、フェイシアトラクションブロックにより増加して安静時に回復したため、プライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックは状況に応じて排泄促進だけでなく、取り込みも促進し、左右の体液循環を促進したと考えられた。
下肢においては、右脚はプライマリー・吸収・排出・プライマリーブロックIIの一連のブロックにより漸減したが、フェイシアトラクションブロックにより減少しなくなり安定したため、フェイシアトラクションブロックの取り込み促進により減少を相殺したと考えられた。左脚も同様な動向を示したが、減少の程度は約1.8%と大きく、仰臥位と腹臥位との間での差はないと考えられた。
体幹においては、排出ブロックまでは変化がなかったが、排出ブロック後のプライマリーブロックIIにより減少し、フェイシアトラクション・プライマリブロックIIにより増加し、安静時に回復したため、仰臥位と腹臥位での差はないと考えられた。
3.部位別筋肉量
(1)仰臥位
上肢筋においては、プライマリーブロックIIでは左腕は約2%減少したが、右腕は約0.5%減少にとどまり、上肢筋の体液排泄吸収促進には左右差を認め、次のフェイシアトラクションブロックにより左腕は1分後で増加し、3分後は再び減少した。右腕では全く逆の動向を示したため、部位別水分量と同じ結果であり、上肢筋の体液の取り込み・排泄吸収で体液循環の促進が考えられた。
下肢においては、左右ともにプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックにより減少し、左右差は認めなかったため、部位別水分量変化と同じであり、下肢筋の体液の排泄吸収促進が考えられた。
体幹においては、最初のプライマリーブロックIIにより減少し、次のフェイシアトラクションブロックでは変化しなかったため、部位別水分量変化と同じであり、体幹筋の体液の排泄促進が考えられた。
(2)腹臥位
上肢においては、右腕は吸収ブロック、排出ブロックにより減少し、通常体液取込み促進を起こすことが多いフェエイシアトラクションブロックが腹臥位では減少したため、この場合にはプライマリーブロックIIは排泄促進ではなく、取り込み促進を起こすと考えられた。左腕では吸収ブロック、フェイシアトラクションブロックは取り込み促進を認め、プライマリーブロックIIは排泄促進を示し、安静時の状態に戻すと考えられた。
下肢においては、左右ともプライマリー・吸収・排出・プライマリーIIブロックの一連では通常体液排泄促進を起こすことが示され、このような場合、フェイシアトラクションブロックは逆に取り込み促進を行うことが認められるため、その取り込み促進した分はその後のプライマリーブロックIIが再度排泄促進を行い、体液循環を高めていることが考えられた。
体幹においては、仰臥位と異なり各ソフトブロックにより水分の取り込み・排泄が顕著に認められ、プライマリーブロックIIにより増加し、その後の吸収ブロックで減少し、排出ブロック後のプライマリーブロックIIでは減少し、フェイシアトラクションブロックにより再び増加し、安静時の状態に回復したため、水分の循環が促進されたと考えられた。
4.細胞外水分比ECW/TBW
(1)仰臥位
細胞外液の絶対値はプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックともに減少し、全体における細胞外液の相対値ではフェイシアトラクションブロックで減少し、プライマリーブロックの細胞外液の排泄促進は、プライマリーブロックIIよりも大きかった。
部位別では、上肢においては、右腕には変化を認めず、左腕はフェイシアトラクションブロックで減少したことから、仰臥位では特にフェイシアトラクションブロックが左腕での細胞外液排泄を促進したものと考えられた。
下肢においては、右脚でプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロック両ブロックは特に細胞外液を排泄促進し、左脚は各ブロック1分後で増加したが、3分後には元に戻り、最終的には最初の安静時と同じであったため、特に細胞外液の循環促進を示していると考えられた。
体幹においては、細胞外液の大きな変化は認められなかった。
(2)腹臥位
体全体では仰臥位と異なり、プライマリーブロックIIにより細胞外液は逆に増加し、相対的に細胞内の体液が細胞外に移動したことが示された。
上肢においては、仰臥位では右腕の変化はなかったが、腹臥位では左右ともプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックにより減少し、変化の程度はやはり左腕の方が大きかったため、上肢では細胞外に体液が移動、増加したと考えられた。
下肢においては、左右ともプライマリー・吸収ブロックにより増加し、右脚は排出ブロック後のプライマリー・フェイシアトラクションブロックにより減少し、安静時よりは増加している状態であったため、最初のプライマリーブロックII、吸収ブロックは体液を細胞へ移動させ、次のプライマリーブロックII、フェイシアトラクションブロックで体液を排泄促進し、一連のソフトブロックにより細胞外液の循環が促進させていると考えられた。
体幹においては、変化を認めなかったが、腹臥位では変化を認め、プライマリーブロックIIにより増加し、以後安定し、最終的には安静時に比べて増加していたため、体幹への体液の移動が促進されたと考えられた。
fMRIを用いて脳への影響を非侵襲的に測定した。
1.各ソフトブロックの賦活化部位とCSF吸収促進部位
A.増産ブロック(脳室内の脈絡叢の血液の循環を改善し、脳脊髄液を増産させると共に脳の活性化を図るブロック)の脳組織代謝への影響
図17は、増産ブロックによる脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
左側の大脳基底核の尾状核のみの賦活化が認められ、他のソフトブロックに比べて狭い部位しか賦活せず、自発運動のコントロールや脳の学習と記憶システムの改善が考えられた。
図18は、増産ブロックによるCSF循環促進及び代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
左右両側の小脳、大脳皮質内側にある大脳辺縁系(帯状回、海馬、海馬傍回)、大脳皮質の体性感覚、聴覚、視覚系など広い範囲での脳脊髄液CSFの循環が促進され、脳の直接的賦活作用よりもCSFの循環を促進により代謝を促進させる作用の方が強いと考えられた。これにより、(1)小脳では、身体の平行と眼球運動の調節、体幹と四肢の運動制御、計画された運動、怒りや攻撃に関する本能的感情の改善、(2)大脳辺縁系では、学習と記憶形成(記憶・風景の符号化)、感情の形成と処理、前向性健忘、アルツハイマー病の改善、(3)大脳皮質では、様々な感覚の識別、失認(視覚・聴覚)、失語(聴覚性・伝導)、意味記憶、相貌(顔)認知、単語・数字の認知、他者の心的状態の推理などの改善が考えられた。
B.吸収ブロック(脳脊髄液をクモ膜顆粒や神経末端でリンパ液として血管の中へと吸収させることを促進し、結果として脳脊髄液の増産を図り、脳脊髄液の増産と流動性上昇による神経系の活性化を図るブロック)の影響
図19は、吸収ブロックによる1回目及び2回目の脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
1回目では左右の頭頂葉の視覚及び体性感覚の連合野に賦活を認め、2回目は小脳前葉(古小脳)、大脳辺縁系(扁桃体、帯状回後部)、大脳皮質(上位運動中枢、一次体性感覚野、視覚系連合野、ウェルニッケ野)などの広い範囲の部位で賦活を認め、吸収ブロックでは繰り返した方が脳賦活作用の大きかった。これにより、(1)大脳皮質では、視覚失認、失行、伝導失語の回復、(1)小脳では、筋緊張による姿勢保持の回復、(2)大脳辺縁系では、感情形成と処理、学習と記憶の回復、アルツハイマー病、虐待、育児放棄、自閉症の回復、(3)大脳皮質では、視覚的・聴覚的失認、色情報、顔と身体・単語の認知、意味記憶、相貌認知、他者の心的状態の推理、体性感覚、計画された運動の遂行の回復が考えられた。
図20は、吸収ブロックによる1回目及び2回目のCSF循環促進及び代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
1回目では左右における小脳前葉と、賦活作用では認めなかった後葉、左大脳内側面(楔前部)の一部にCSF循環促進が認められ、2回目でのCSF吸収促進部位は左右ともに大脳髄質である大脳辺縁系、島皮質、大脳基底核(被殻、淡蒼球)やさらに前頭葉(前前頭皮質)、上位運動中枢)などの広い範囲のCSFの吸収促進、代謝促進を認め、皮質部よりも深部のCSF循環を促進した結果が認められ、また、視床が賦活化され、繰り返した方が効果の範囲が大きかった。これにより、(1)小脳では、体幹と四肢の運動制御や運動計画、協調運動の欠如による運動失調の改善、(1)大脳基底核では、パーキンソン病などの不随意運動の改善、(2)大脳辺縁系では、食べ物への渇望、注意欠陥・多動性障害、強迫性障害の改善、(3)視床では、感覚・運動機能、難治性の中枢性疼痛の改善、(4)大脳皮質では、計画された運動や自発運動のコントロール、聴覚失認、失行、失語や性格・記銘力・学習力低下や無気力、感情易変動性、運動の欲求、自閉症の改善が考えられた。
C.元気ブロック(脳脊髄液の積極的増産と吸収のコンビネーションにより、より多くの脳脊髄液の増産を図ると同時に体全体を元気に導くブロック)の影響
図21は、元気ブロックによる脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
増産ブロックや1回の吸収ブロックの賦活部位よりも広い部位、しかも左右同様に賦活し、その賦活作用は元気ブロックの方が大きく、一次運動野と一次体性感覚野、上位の運動中枢、感覚連合野を直接賦活し、また、聴覚系(一次聴覚野、ウェルニッケ野)の賦活が認められ、元気ブロックよりも2回の吸収ブロックの方がさらにその賦活部位の範囲は強い傾向が認められたが、その賦活部位が異なる部位であった。これにより、(1)大脳皮質では、計画された運動や自発運動のコントロール、聴覚性失認、失行、感覚性失語、体性感覚障害の回復が考えられた。
図22は、元気ブロックによるCSF循環促進及び代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
左右の小脳後葉(扁桃)、大脳辺縁系(海馬傍回、帯状回)、尾状核のCSF循環が促進され、1回目の吸収ブロックよりも広い部位にCSF循環促進範囲を認め、増産ブロックでのCSF循環促進部位とは異なる部位を促進し、2回目の吸収ブロックと類似した部位のCSF改善を認めたが、元気ブロックのCSF循環促進部位よりも2回目の吸収ブロックの方が広い範囲のCSF循環を促進していた。これにより、(1)小脳では、計画された運動、怒りや攻撃に関する本能的感情の改善、(2)大脳辺縁系、大脳基底核では、自発運動のコントロール、学習と記憶システム、記憶、認知の改善、(3)大脳皮質では、聴覚失認、失行、失語、性格・記銘力・学習力低下や無気力、感情易変動性、人格、意思、注意などの精神機能の改善が考えられた。
D.極性(各指のごく僅かな電位差を利用し神経の活性化を図る手技)の脳への影響
図23は、極性による脳血流促進及び賦活部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
極性は主に左右の後頭葉の視覚連合野を賦活したが、CSF循環促進は認められなかった。これにより、(1)大脳皮質では、視覚失認や皮質盲の回復が考えられた。
2.プライマリーブロック(全身の形体のバランスを取り、脳脊髄液の流動性を改善するブロック)の脳賦活とCSF吸収促進部位
図24は、プライマリーブロックII後の脳賦活した部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
各ブロックの中で前頭葉前方部を除く広い範囲の脳組織を賦活化した。大脳皮質(前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉)は左右ともに賦活化したが、小脳(前葉、後葉)や島皮質、大脳基底核(前障、扁桃体)では右側が、大脳辺縁系では左側のみを賦活化した。これにより、(1)小脳では、協調運動(体幹と四肢)による欠如による運動失調、運動の計画と感覚情報の評価、怒りや攻撃に関する本能的感情の回復、(2)大脳辺縁系では、記憶形成、アルツハイマー病、食べ物への渇望の回復、(3)大脳基底核では、 自発運動のコントロール、学習と記憶システムの回復、(4)大脳皮質では、聴覚、体性感覚の回復、色・形状・顔の認識、視覚・視空間・聴覚失認、失行、感覚性・運動性失語、失読・失書の回復、意味記憶、相貌認知(顔を見分けること)や他者の心的状態の推理など社会的・情動的機能、性格・記銘力・学習力低下や無気力、感情易変動性、人格、意思、注意などの精神機能、眼球の共同運動、計画された運動遂行の回復が考えられた。
図25は、プライマリーブロックIIでCSF循環促進や代謝促進部位とfMRI測定結果を示す説明図である。
左右の大脳皮質(前頭葉、頭頂葉、側頭葉)と右の小脳後葉と後頭葉のCSF循環が促進された。他のソフトブロックと異なり、特に右の方が促進されていた。これにより、(1)小脳では、運動の計画と感覚情報の放火、怒りや攻撃に関する本能的感情の改善、(2)大脳皮質では、視覚・視空間失認、失行、伝導失語、性格・記銘力・学習力低下や無気力、感情易変動性、人格、意思、注意などの精神機能、眼球の共同運動、計画された運動遂行の回復が考えられた。
以上のように、本考案によると、適度な強度で身体を静的に押圧するので、防御反射を起こすことなく、深筋膜に持続的な柔らかい協調的刺激を与え、刺激された部分が広く深く凹み、、深筋膜の正常化や収縮拡張を促進し、自律神経等の活性化につながって、身体の諸状態の根本的改善に寄与するので、産業上有用である。
A 本体部
B 根幹部
C 先端部
11、21、31 上面
12、22、32 側面
13、23、33 底面
24 根幹部の端面
25 取手
26 バルブ
34 先端部の端面
41 支柱
42 仕切り部材

Claims (8)

  1. 臥位の身体と臥床との間に配設して使用するクッションであって、
    根幹部と本体部と先端部とが順に連なり、根幹部から先端部に向かうほど細い略錐体状であると共に、根幹部と本体部と先端部とが略一定の弾性を有し、
    その弾性強度が、身体に接する少なくとも本体部の上面によって、身体の荷重に抗して身体の深筋膜を静的に押圧し深筋膜の正常化または収縮拡張を促進可能な強度である
    ことを特徴とするクッション。
  2. 根幹部と本体部と先端部とが一体形成されていると共に、根幹部には取手が備わった
    請求項1に記載のクッション。
  3. 本体部が、長さ3〜20cm、幅2〜20cm、高さ1〜10cmである
    請求項1または2に記載のクッション。
  4. 側面視において、先端部の先端と根幹部の2つの端部との3点を頂点とする略三角形状であり、その先端部の頂角が20〜30度、底辺が15〜25cm、高さが5〜15cmである
    請求項1ないし3のいずれかに記載のクッション。
  5. 芯部にチップウレタンと、その周囲にウレタンフォームとを内部に充填された
    請求項1ないし4のいずれかに記載のクッション。
  6. 中空であると共に、根幹部には内部に空気を充填するためのバルブが備わった
    請求項1ないし4のいずれかに記載のクッション。
  7. 本体部の上面に垂直な支柱を内部に備えた
    請求項1ないし6のいずれかに記載のクッション。
  8. 本体部の上面に垂直な仕切り部材を内部に備えた
    請求項1ないし6のいずれかに記載のクッション。
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