JP5820273B2 - 金属ストリップの溶接システム - Google Patents

金属ストリップの溶接システム Download PDF

Info

Publication number
JP5820273B2
JP5820273B2 JP2011535137A JP2011535137A JP5820273B2 JP 5820273 B2 JP5820273 B2 JP 5820273B2 JP 2011535137 A JP2011535137 A JP 2011535137A JP 2011535137 A JP2011535137 A JP 2011535137A JP 5820273 B2 JP5820273 B2 JP 5820273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
welding
head
tail
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011535137A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012508113A (ja
Inventor
ヴィグノロ・ルチアノ
ペッタリン・シロ
Original Assignee
ダニエリ アンド シー.オフィチネ メッカニチェ ソシエタ ペル アチオニ
ダニエリ アンド シー.オフィチネ メッカニチェ ソシエタ ペル アチオニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=41212222&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5820273(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ダニエリ アンド シー.オフィチネ メッカニチェ ソシエタ ペル アチオニ, ダニエリ アンド シー.オフィチネ メッカニチェ ソシエタ ペル アチオニ filed Critical ダニエリ アンド シー.オフィチネ メッカニチェ ソシエタ ペル アチオニ
Publication of JP2012508113A publication Critical patent/JP2012508113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5820273B2 publication Critical patent/JP5820273B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/20Bonding
    • B23K26/21Bonding by welding
    • B23K26/24Seam welding
    • B23K26/26Seam welding of rectilinear seams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/083Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction
    • B23K26/0838Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction by using an endless conveyor belt
    • B23K26/0846Devices involving movement of the workpiece in at least one axial direction by using an endless conveyor belt for moving elongated workpieces longitudinally, e.g. wire or strip material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/0869Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction
    • B23K26/0876Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction in at least two axial directions
    • B23K26/0884Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction in at least two axial directions in at least in three axial directions, e.g. manipulators, robots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/38Removing material by boring or cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/16Bands or sheets of indefinite length

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Description

本発明は、金属ストリップの溶接システム及びその溶接方法に関するものであり、特には、金属ストリップの生産システム用であるか又は前記ストリップの異なる処理ラインに関するものである。
裸の及び/又は被覆したストリップの低温生産のための処理ラインに関し、不良品のストリップが生産されるのを避けるため、ストリップをその処理区域で止める際に、ストリップは継ぎ目がないように通過することが必要である。
処理ラインに沿って連続する二つのストリップを接合する方法は、以下「溶接方法」と名付けられるが、その順序は、(メカニカルクリンチ機械の使用は、少しの用途、主に塗装ライン用途に制限されるため)以下のとおりである。
・第一ストリップの尾部の通過
・第一ストリップの尾部の接合端を用意するための切断
・万力を用いた尾部の締め付け
・第二ストリップの頭部の供給
・第二ストリップの頭部の接合端を用意するための切断
・万力を用いた頭部の締め付け
・溶接される二つの縁又は端を近づけること
・前記端の溶接
・溶接経過を認識するための打ち抜き
・万力の開放
・溶接した接合部の側面切込み機への移送
・溶接した接合部の側面切込み
・溶接ストリップの牽引、及び新しい溶接サイクルの開始
溶接される端部を用意するための切断工程は、機械的せん断によって行われる。機械的せん断の切断及び引裂き過程のため、その切断部分は、ばり及び垂直面からのずれ、並びに起こり得る切断端部の曲がり等の幾何学的異常を有する。
それらの外観は、溶接した接合部に悪影響を与え、加工及び圧延ラインでの通過及び処理中のグリップを台無しにする。
破損の場合には、加工区域に存在する材料の除去に加えて、システムの機能性保存及びシステム作業者の安全性への関わりに関係した問題が起こり得るため、接合部は、処理ラインを安全に通過できるようにする必要がある。
更に、溶接した接合部の破損は、走行状態を元に戻すのに時間を必要とするため、生産活動を停止し、それ故に、生産システムの管理者にかなりの経済的損害を発生させる。
また、溶接/接合過程は、異なる厚み及び幅のストリップをつなぐことができるように適応性が必要である。接合部の製造時間は、そのプロセスが停止するのを防止するために入力区域(ストリップを接続する)とそのプロセスとの間に緩衝システムを配置させるという理由から、非常に重要である。それら緩衝システムの大きさ及び対応する投資コストは、プロセス速度と、入力区域で発生するむだ時間とに関係している。
そのため、接合部の再加工の回避は、貧弱な溶接システムを示す他、これが生産の速度を落とし且つより高い製造コストを暗示するため、非常に重要である。
異なる幅の溶接ストリップに関し、特に狭いストリップ部分から幅の広いストリップ部分に移行する場合には、処理ラインに沿って通過する間の引っ掛かりを防ぐため、二つのストリップの溶接部分の間に、サイドノッチャー又はエッジトリミング機として知られる適当な切断機を用いて、段階的な接合部を作る。
ストリップの溶接、即ち、前のコイルの尾部の次のコイルの頭部への溶接は、以下に示すような様々なプロセスによって行われる。
・溶接ホイールによる抵抗溶接
・MIG/TIG溶接トーチによる溶接
・レーザー溶接
後者のプロセスは、溶接されるスチールストリップの化学に関係した負の効果によって強い影響を受けない信頼性のあるプロセスであるため、この20年に亘って開発され、他の接合プロセスに取って代わってきた。
溶接機には、入力ストリップ用の心合せ誘導システム、入力頭部の締め付け用万力、出力尾部の締め付け用万力、出力ストリップ用の心合せ誘導システム、ストリップの頭部及び尾部を切断するための機械的切断システム、溶接システムが含まれる。
溶接システムは、上述の各種プロセスを用いて実施できる。以下、レーザー溶接システムについて考察する。
レーザー溶接プロセスの第一の適用では、レーザー溶接機を抵抗溶接機の中に取り付ける。レーザーヘッドは、ストリップの進行方向xに対して横方向のy軸に沿って移動し、場合により、パスラインに対して直角な縦のz軸に沿って移動した。
このようなタイプの溶接機は、特許JP11285876に記載されている。このような解決手段の臨界は、その性質によってばり又は垂直面からのずれ等の幾何学的欠陥のない縁を供給できない機械的切断プロセスに関連している。
溶接される端部を切断して用意するのにもレーザーを使用する技術が最近開発された。その技術的発展は、適当なレンズを用いた切断及び溶接プロセスの両方が可能な複合機械の作製に至った。適切に制御されたレーザー切断によって、幾何学的欠陥の無い完全に正常な縁が得られる。
特許JP20077313511に記載されるように、レーザーを用いた縁の切断とその溶接の両方を組み合わせることが可能な機械が、スチールストリップ加工ライン用の溶接機械の実現のためにデザインされている。切断ヘッドと溶接ヘッドの両方は、ストリップの進行方向xに対して横方向のy軸と、パスラインに対して直角な縦のz軸とに沿って移動する。
それらの機械の使用は、溶接端部用のメカニカルエッジトリミングシステムを使用し続ける必要性をほのめかす不利益があり、時間と投資コストの負担は明らかである。
従って、上述の不利の克服を可能にする金属スプリット用溶接システムを作ることが必要であると思われる。
JP11285876 JP20077313511
本発明の第一の目的は、三つの軸x、y及びz上での移動が可能で、端部を用意するための切断作業及び溶接作業だけでなく、溶接した接合部の側部切込み又は端部トリミング作業さえも実行可能なレーザー溶接切断システムを備えてなり、特定の機械的システムの必要性がなく、投資する時間及び費用をかなり節約する金属ストリップ用溶接システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、大きさ及び物理化学的特徴の観点から、広範な製品を対象とすることが可能な適応性の高いシステムを提供することにある。
本発明の更なる目的は、迅速で、同時に正確でもあり、それ故に、ストリップ溶接のより高い質を確保しつつ、生産コストを低減する対応溶接方法を提供することにある。
従って、本発明は、長手方向軸Xを規定する金属ストリップの供給面に沿った金属ストリップの溶接システムを提供することにより、上述の目的を達成することを提案するものであり、ここで、該溶接システムは、請求項1に従うものであり、第一切断位置において、第一ストリップの尾部部分及び第二ストリップの頭部部分の切断作業と、第一ストリップ及び第二ストリップそれぞれの尾部及び頭部を溶接するための溶接作業との両方を行い、その結果、溶接ストリップが得られるように構成された、レーザーヘッドを備える作業機械と;第一ストリップの尾部を前記供給面に沿って第一切断位置に置くように構成された第一位置決め手段と;第二ストリップの頭部を前記第一切断位置に置くように構成された第二位置決め手段とを備えてなり;前記作業機械は、溶接ストリップが第二切断位置に達する際に溶接ストリップの接続部位での側部切込み作業を行うため、前記長手方向軸Xに沿って前記レーザーヘッドを前記第一切断位置から第二切断位置に平行移動させるのに適したロボットである。
上記レーザーヘッドは、前記長手方向軸Xと、該長手方向軸に対し直角で且つ前記供給面上にある第一軸Yと、該長手方向軸と該供給面に対して直角の第二軸Zとに沿って平行移動するのに適した、前記ロボットの一つの腕部に取り付けられるのが有利である。上記第一位置決め手段は、第一ストリップの尾部についての、二つ一組の第一モーター駆動式ロール、第一心合せ誘導部及び第一締め付け手段を備える。同様に、上記第二位置決め手段は、第二ストリップの頭部についての、二つ一組の第二モーター駆動式ロール、第二心合せ誘導部及び第二締め付け手段を備える。
有利には、供給面に対して、第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部それぞれについての水平な対称面の位置を見つけるための検出手段と、第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部それぞれについての垂直な対称面の位置を見つけるための検出手段とが含まれる。
更なる利点としては、第一及び/又は第二締め付け手段を移動させるための移動手段を提供することであり、ここで、該移動手段は、前記検出手段によって制御され、第一及び第二ストリップの上記垂直な対称面を整合させるために前記第一軸Yに沿った前記締め付け手段の平行移動を可能にし及び/又は第一及び第二ストリップの上記水平な対称面を前記供給面と共に整合させるために第二軸Zに沿った前記締め付け手段の平行移動を可能にするように構成される。前記移動手段は、第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部が所定の溶接パラメータとの関連で適当な間隔を置いて配置されるために、第一及び/又は第二締め付け手段を長手方向軸Xに沿って平行移動することができる。
本発明の第二の態様は、長手方向軸Xを規定する金属ストリップの供給面に沿った金属ストリップの溶接方法に関するものであり、ここで、該溶接方法は、上述の溶接システムによって実施できるものであり、請求項12に従って、
第一位置決め手段を用いて、第一ストリップの尾部を前記供給面に沿って第一切断位置に置く工程と;
第二位置決め手段を用いて、第二ストリップの頭部を前記第一切断位置に置く工程と;
作業機械のレーザーヘッドを用い、前記第一切断位置にて、第一ストリップの尾部部分及び第二ストリップの頭部部分を切断する工程と;
溶接ストリップを得るため、前記レーザーヘッドを用い、前記第一切断位置にて第一ストリップの尾部を第二ストリップの頭部に溶接する工程と;
前記溶接ストリップの接続部位が前記第一切断位置から前記供給面に沿って第二切断位置まで移動するように溶接ストリップを供給する工程と;
レーザーヘッドを前記長手方向軸に沿って前記第一切断位置から前記第二切断位置に平行移動させる工程と;
前記第二切断位置にあるレーザーヘッドを用いて、接続部位の端部にて溶接ストリップの側面に切込みを付ける工程と
を備える。
有利には、溶接工程の前に、以下の工程を提供してもよい。
・前記検出手段を用い、供給面に対して、第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部それぞれについての水平な対称面の位置を見つける工程と、第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部それぞれについての垂直な対称面を見つける工程
・第一及び第二ストリップの上記垂直な対称面を整合させるように前記締め付け手段を第一軸Yに沿って平行移動させるため、及び/又は、第一及び第二ストリップの上記水平な対称面を前記供給面と共に整合させるように前記締め付け手段を第二軸Zに沿って平行移動させるため、検出手段によって制御される前記移動手段を用いて、第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部それぞれについての第一及び/又は第二締め付け手段を移動させる工程
・第一ストリップの尾部及び第二ストリップの頭部が所定の溶接パラメータとの関連で適当な間隔を置いて配置されるため、前記移動手段を用いて、第一及び/又は第二締め付け手段を長手方向軸Xに沿って平行移動させる工程
本発明のシステムは、三つの軸x、y及びz上での移動が広い移動範囲で可能で且つレーザーの可能性を最大限発揮できる線形ロボットに取り付けられたレーザー装置を使用することにより、そのラインから機械的な側部切込み機又は端部トリミング機を有利に除去することができ、それ故に、投資コストの観点から、かなりの利益も得られる。
本発明のシステム及び方法として、更に有利には、
複合されたレーザー切断溶接ヘッドの使用;
上記切断溶接ヘッドが取り付けられ、三つの軸x、y及びz上での移動範囲が広い線形ロボットの使用;
ストリップの頭部及び尾部の心合せ、誘導及び締め付けに必要な機械装置
が含まれる。
x及びy軸に沿った切断溶接レーザーヘッドの移動は、数メートル程度である。数値制御装置付きのレーザーヘッドは、線形の切断及び溶接だけでなく、多項式、円形、楕円形若しくは三角形の経路又は前記経路の組み合わせ若しくは関数から得られる曲線によって複雑な外形を有利に作ることが可能である。
本発明のシステムは、各構成要素が一連のストリップを確実に接合するのに役立つ統合システムを有利に形成する。
更なる利点としては、自動化手段を提供することであり、ここで、該自動化手段は、溶接システムの装置一つずつを同調して制御することが可能である。また、それら自動化手段は、考えられる接合部寸法の自動検査に加えて、切断及び溶接プロセスのパラメータの一部を監視することによって溶接した接合部の品質を制御することを提供する。
本発明の目的である溶接システム及び方法は、以下の観点から、現在のニーズを満たす。
・信頼性
・接合部の品質
・投資及び管理の観点からの費用有効性
・柔軟性
・実行速度
本発明の解決手段は、酸洗いライン、連続練りロール機、高温亜鉛めっきライン、電気亜鉛めっきライン、連続焼鈍ライン、錫めっきライン、予備塗装ライン、及び、好ましくは厚みが0.15〜7mmで且つ幅が500〜2300mmの範囲の、ステンレス鋼及びシリカスチールストリップを処理するためのライン等の全てのプロセスラインに適用できる。
従属請求項は、本発明の好適な実施態様を記載する。
添付の図面の助けと共に、非制限的な例を手段として示される溶接システムの好適であるが排他的でない実施態様の詳細な説明を考慮することにより、本発明の更なる特徴及び利点がより明らかになる。
技術の現状に従うレーザー溶接システムの典型的な配置の斜視図である。 図1aにおける配置の平面図である。 図1aにおけるシステムを用いた溶接接合部端部上での半円形の機械的切断順序を示す。 図1aにおけるシステムを用いた溶接接合部端部上での半円形の機械的切断順序を示す。 図1aにおけるシステムを用いた溶接接合部端部上での半円形の機械的切断順序を示す。 本発明に従う溶接システムの配置の側面図を示す。 図5aにおける配置の平面図を示す。 本発明に従うレーザー切断溶接順序を示す。 本発明に従うレーザー切断溶接順序を示す。 本発明に従うレーザー切断溶接順序を示す。 本発明に従うレーザー切断溶接順序を示す。 本発明に従うレーザー切断溶接順序を示す。 本発明に従うレーザー切断溶接順序を示す。 本発明に従うシステムを用いた溶接接合部端部上での半円形の切断順序を示す。 本発明に従うシステムを用いた溶接接合部端部上での半円形の切断順序を示す。 本発明の切断溶接経路の図を示す。
図1a及び1bは、金属ストリップの処理ライン又はその生産システムにおいて使用される金属ストリップの溶接システムを示し、現状の技術に属している。
かかる溶接システムは、
C形構造体3であって、ストリップの供給方向に対して横方向に配置され、そのCの内側に二つのストリップの端部、即ち第一ストリップ11の尾部及び第二ストリップ10の頭部を切断するためのせん断機が付いているC形構造体と;
レーザー光源1であって、レーザー溶接ヘッド2又は溶接ヘッドが設けられ、構造体3と一体化しており、ストリップの幅のy方向に沿って移動できるレーザー光源と;
第二ストリップ10の頭部及び第一ストリップ11の尾部の心合せ誘導部4,4’と;
第二及び第一ストリップの頭部及び尾部をそれぞれ溶接システムに供給するための二つ一組の保持ロール5,5’と;
前記二つ一組の保持ロール5,5’の近くに配置されたループ又はバンド発生装置6,6’と;
第一ストリップ11の尾部の端部を把持するための万力9と;
第二ストリップ10の頭部の端部を把持するための万力8と;
第一及び第二ストリップの溶接により得られる、所謂、溶接ストリップの出力方向に配置された、機械的な側部切込み機又は端部トリミング装置7と
を備える。
第一ストリップ11の尾部は、例えば巻き取り機にコイルのように巻かれているが、前記溶接ストリップの出力ロール5’と名付けられた一対の第一保持ロール5’の助けを借りて、出力万力9の下に供給される。その間、バンド又はループ発生装置6’は上方に移動し、第一ストリップ11の尾部は出力心合せ誘導部4’に導かれ、出力万力9はストリップ11の尾部を塞ぐように締め付けられている。
溶接順序は、例えば更なる巻き取り機上にコイルのように巻かれている、第二ストリップ10の頭部を供給することによって進行する。ストリップ10の頭部は、前記溶接ストリップの入力ロール5と名付けられた一対の第二保持ロール5の助けを借りて、入力万力8の下に供給される。その間、バンド又はループ発生装置6は上方に移動し、該ストリップの頭部は入力心合せ誘導部4の助けによって導かれ、入力万力8はストリップ10の頭部を塞ぐように締め付けられている。
C形構造体3に含まれるせん断機は下方に移動し、二つのストリップの頭部及び尾部から突き出ているクロップ端部を切り取る。可動出力万力9、又はその逆で可動入力万力8は、溶接される二つの縁部又は端部と共に所定の最適位置まで移動する。
この二つの縁部を一緒に移動させる作業の最後は、縁部の準備シーケンスの終わりである。この時から、溶接工程が開始する。
C形構造体3と一体化した溶接ヘッド2は、ストリップに対して横方向に移動し;レーザービームが光源1によって放出され、溶接ヘッド2は二つのストリップの縁部を溶接し、いわゆる溶接ストリップを形成する。
溶接ヘッドの速度及びレーザービームの強度は、溶接されるスチールの幾何学的及び物理化学的パラメータとの関連で規定され且つ制御される。
溶接した接合部を平らにするため、ヘッド2に続く平坦化車輪アセンブリを溶接ヘッド2と組み合わせて備えていてもよい。
溶接の完了後、入力及び出力バンド又はループは、ループ発生装置6’、6を下げることによって回収され;そのストリップが引っ張られ、溶接した接合部12は側部切込み機又は端部トリミング装置7に近い位置に達するように協調して移動する。
図2〜4は、溶接ストリップ上での2つの半円形の同時切断を得るのに必要な作業を順番に示す。該半円形は、溶接接合部12で作られる。
図2は、第一ストリップ11と第二ストリップ10間の、該第一ストリップより狭い、溶接した接合部12を示し、該接合部は、二つ一組の切込み要素を備える側部切込み機に置かれており、該切込み要素は、それぞれ上方ブレード7’及び下方ブレード7’’が設けられている。図3は、図4に示されるように異なる幅の二つの溶接ストリップ部分を接合するため、第二ストリップ10上での半円形の切断を得るように、溶接ストリップの供給軸xに接近した後の切断位置における切込み要素を示す。
図5a及び5bは、金属ストリップの処理ライン又はその生産システムにおいて使用される本発明に従う金属ストリップの新規な溶接システムを示す。
かかる溶接システムは、C形構造体3及びメカニカル側部切込み機7を除き、同一の参照番号で示された図1aの溶接システムと同一の構成要素を備える。
本発明の溶接システムは、三つの軸x、y及びz上での移動範囲が広い線形ロボット15が有利に設けられている。切断溶接レーザーヘッド16、即ち、溶接される端部又は縁部を用意するためのストリップの頭部及び尾部の切断と前記縁部のレーザーによる溶接の両方に適しており、また、いわゆる溶接ストリップの側部切込み又は端部トリミングに適した複合溶接ヘッドが、前記線形ロボットに取り付けられている。レーザーヘッド16は、供給レーザー光源を備えていてもよいし、図5a及び5bに示されるように線形ロボット15の本体と一体化した分離レーザー光源1によって供給されてもよい。
第一ストリップ11の尾部は、例えば巻き取り機にコイルのように巻かれていたり、X軸に沿って供給されたりするが、前記溶接ストリップの出力ロール5’と名付けられた二つ一組の第一モーター駆動式保持ロール5’の助けを借りて、出力万力9の下に供給される。その間、バンド又はループ発生装置6’は上方に移動し、第一ストリップ11の尾部は出力心合せ誘導部4’に導かれ、出力万力9はストリップ11の尾部を塞ぐように締め付けられている(図6)。
この時点で、レーザーヘッド16は、適切に供給されているが、図7に示されるように、第一ストリップ11の尾部クロップ端部の切断を開始する。同時に、第二ストリップ10の頭部の供給サイクルが以下に示されるように進行し、ここで、前記第二ストリップ10は、例えば更なる巻き取り機上にコイルのように巻かれていたり、X軸に沿って供給されたりする。ストリップ10の頭部は、前記溶接ストリップの入力ロール5と名付けられた二つ一組の第二モーター駆動式保持ロール5の助けを借りて、入力万力8の下に供給される。その間、バンド又はループ発生装置6は上方に移動し、ストリップ10の頭部は入力心合せ誘導部4の助けによって導かれ、入力万力8はストリップ10の頭部を塞ぐように締め付けられている(図7)。
ストリップ10及び11の溶接前に、ストリップ10、11それぞれの水平な対称面の位置、即ち、前記ストリップの厚みの中心線の面の位置を有利に検出し、ストリップの供給面に対して起こり得るずれを決定する。また、ストリップ10、11それぞれの垂直な対称面の位置を有利に検出してもよい。
このため、ストリップ10、11それぞれの水平な対称面の位置を検出するための検出手段と、ストリップの供給面及びストリップ10、11それぞれの垂直な対称面の位置からのずれを検出するための検出手段とが提供される。
前記検出手段は、制御信号を出力万力9及び/又は入力万力8の移動手段に送る。該移動手段は、ストリップの垂直な対称面を整合させるためにy軸に沿った平行移動と、ストリップの水平な対称面を相互に前記供給面と整合させるためにz軸に沿った平行移動の両方が可能である。
検出手段は、例えば、ストリップの頭部及び尾部の正確な位置を検出するために光電池を備える。
万力の移動手段は、例えば、位置変換器が設けられた、位置制御油圧シリンダー又は電気機械ジャッキを備える。
ストリップ10の頭部が入力万力8の締め付けによって塞がれると、線形ロボット15の腕部は、図8に示されるようにレーザーヘッド16を第二ストリップ10の頭部クロップ端部を切断するための所定位置に持って行くため、x軸に沿ってわずかに移動する。
この尾部及び頭部のクロップ端部又は部分を切断する工程の完了時に、可動入力万力8及び/又は可動出力万力9は、所定の溶接パラメータとの関連でストリップ10の頭部とストリップ11の尾部の2つの縁部に適当な間隔を置いて離すため、前記移動手段を用いて、x軸に沿って平行移動することができる(図9)。
線形ロボット15の腕部17は、図10に示されるようにレーザーヘッド16を2つの縁部を溶接するための所定位置に持っていくため、x軸に沿ってわずかに移動する。この時点で、線形ロボット15の腕部17は、x軸に対して横方向のy軸に沿って移動するため、レーザーヘッド16は、光源1によって放出されるレーザービームを用いて2つの縁部を溶接でき、いわゆる溶接ストリップを形成する。二つ一組の平坦化ロール(図示せず)が含まれていてもよく、該平坦化ロールは、レーザーヘッド16と一体化して移動し、新たに形成された溶接接合部12を薄板状にするのに適している。
溶接ヘッドの速度及びレーザービームの強度は、溶接されるスチールの幾何学的及び物理化学的パラメータとの関連で規定され且つ制御される。
溶接の完了時に(図11)、入力及び出力バンドは、ループ発生装置6’、6を下げることによって回収され、その溶接ストリップが引っ張られ、溶接した接合部12は、図12に示されるように、溶接位置13から側部切込み位置14に協調して移動する。
切断/溶接レーザーヘッド16は、線形ロボット15の腕部17を用いて、位置14に有利に位置付けられており、そして、固定経路に従って移動し、溶接した接合部12の第一端部に近い所定のレーザービームを用いた材料の切断によって第一の半円形を形成する。第一半円形の切断が完了したら、レーザーヘッド16は、所定の経路に従って、溶接した接合部12の第二端部に近い前記所定のレーザービームを用いた材料の切断によって第二の半円形を形成できるように、y軸に沿って平行移動する。
図13において、破線は、溶接接合部12の端部での半円形切断を得るためにレーザーヘッドが続く経路の例を示す。
溶接が作業者側からモーター側へのレーザーヘッド16の移動によって起こると仮定すれば、半円形の切断は、モーター側から開始することになる。
これに関し、図14は、溶接される端部を用意するための切断作業、前記端部の溶接作業、及び異なる幅又は等しい幅のストリップの溶接した部分の間に半円形又は接合部を得るための切断作業を行うため、線形ロボット15の腕部17によって動かされるレーザーヘッド16が続くx軸及びy軸に沿った経路を示す。
図14は、運転時間を有利に最適化し、本発明に従う方法の重要な側面である切断溶接経路を示す。
特に、本発明の溶接方法の作業サイクル中、切断/溶接レーザーヘッド16は、以下の範囲に及ぶ。
・第一ストリップ11の尾部クロップ端部を切断するための、y軸に沿ったセグメントAB
・第二ストリップ10の頭部クロップ端部の切断位置に達するための、x軸に沿ったセグメントBC
・第二ストリップ10の頭部クロップ端部を切断するための、y軸に沿ったセグメントCD
・可能性のある、ストリップ11及び10の縁部の溶接位置に達するための、x軸に沿ったセグメントDE(セグメントCDが溶接位置にも対応する場合には不要な移動である)
・ストリップ11及び10の縁部を溶接するための、y軸に沿ったセグメントEF
・溶接接合部12の第一端部にて第一側部切込み又は半円形を作るための切断位置に達するための、x軸に沿ったセグメントFG(その間、該接合部は、位置13(EF)から位置14(GL)に供給されている)
・前記第一側部切込み又は半円形の切断を行うための、曲線経路GH
・溶接接合部12の第二端部にて第二側部切込み又は半円形を作るための切断位置に達するための、y軸に沿ったセグメントHI
・前記第二側部切込み又は半円形の切断を行うための、曲線経路IL
・次の第一ストリップ11の尾部クロップ端部の切断位置に達するための、x軸に沿ったセグメントLM
・新しい尾部クロップ端部の前記切断位置に達するための、y軸に沿った可能性のあるセグメントMA
切断溶接ヘッドの移動を制御するための制御手段が有利に提供され、該制御手段は、上述の作業サイクルの時間を最適化する。それら制御手段は、例えば、3つの軸x、y及びz上でのロボット15の腕部17の移動を制御する電気モーターに直接接続されたエンコーダーを備えてもよい。
また、レーザー切断ヘッドは、端部又は縁部を連続して若しくは不連続にトリミングするため又は端部から考えられる不良を削除するために使用されてもよい。また、それは、全処理ラインを通過する接合部12の経過を追うのに役立つ溶接接合部12を示す穴を作るために使用されてもよい。
等しい幅又は異なる幅のストリップのために作られた、接合半円形は、曲線であって、2〜13度の曲線の組み合わせとして作ることができる。半円形は、150〜7000mmの半径の外周部分であってもよい。
1 レーザー光源
2 レーザー溶接ヘッド
3 C形構造体
4 心合せ誘導部
4’ 心合せ誘導部
5 保持ロール
5’ 保持ロール
6 発生装置
6’ 発生装置
7 機械的な側部切込み機又は端部トリミング装置
7’ 上方ブレード
7’’ 下方ブレード
8 万力
9 万力
10 第二ストリップ
11 第一ストリップ
12 接合部
13 溶接位置
14 側部切込み位置
15 ロボット
16 レーザーヘッド
17 腕部

Claims (14)

  1. 長手方向軸(X)を規定する金属ストリップの供給面に沿った金属ストリップの溶接システムであって、
    切断作業、溶接作業及び側部切込みを行うためのレーザーヘッド(16)を備える作業機械(15)であって、第一切断位置(13)において、第一ストリップ(11)の尾部部分及び第二ストリップ(10)の頭部部分を切断するための切断作業と、第一ストリップ(11)の尾部と第二ストリップ(10)の頭部とを溶接するための溶接作業との両方を行い、その結果、溶接ストリップが得られるように構成された、レーザーヘッド(16)を備える作業機械(15)と、
    第一ストリップ(11)の尾部を前記供給面に沿って第一切断位置に置くように構成された第一位置決め手段(5’,4’,9)と、
    第二ストリップ(10)の頭部を前記第一切断位置に置くように構成された第二位置決め手段(5,4,8)と
    を備えてなり、
    前記作業機械が、前記レーザーヘッド(16)を前記第一切断位置から前記長手方向軸(X)に沿って第二切断位置(14)に平行移動させるように構成されたロボット(15)であり、ここで、前記レーザーヘッド(16)は、前記ロボット(15)の腕部(17)に取り付けられており、長手方向軸(X)と、長手方向軸(X)に対し直角で且つ前記供給面上にある第一軸(Y)と、長手方向軸(X)と該供給面に対して直角の第二軸(Z)に沿って平行移動することが可能であり、それによって、前記レーザーヘッド(16)が、溶接ストリップが第二切断位置に達する際に溶接ストリップの接続部位(12)での側部切込みを行うことができることを特徴とする溶接システム。
  2. 供給面に対して、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部のそれぞれについての水平な対称面の位置を検出するための検出手段と、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部のそれぞれについての垂直な対称面の位置を検出するための検出手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の溶接システム。
  3. 前記第一位置決め手段(5’,4’,9)が、第一ストリップ(11)の尾部の、二つ一組の第一モーター駆動式ロール(5’)、第一心合せ誘導部(4’)及び第一締め付け手段(9)を備えることを特徴とする請求項2に記載の溶接システム。
  4. 前記第二位置決め手段(5,4,8)が、第二ストリップ(10)の頭部の、二つ一組の第二モーター駆動式ロール(5)、第二心合せ誘導部(4)及び第二締め付け手段(8)を備えることを特徴とする請求項3に記載の溶接システム。
  5. 第一及び/又は第二締め付け手段(9,8)を移動させるための移動手段であって、前記検出手段によって制御され、且つ、第一ストリップ(11)と第二ストリップ(10)の前記垂直な対称面を整合させるために第一軸(Y)に沿った前記締め付け手段の平行移動を可能にし及び/又は第一ストリップ(11)と第二ストリップ(10)の前記水平な対称面を前記供給面と整合させるために第二軸(Z)に沿った前記締め付け手段の平行移動を可能にするように構成された移動手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の溶接システム。
  6. 前記移動手段は、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部が所定の溶接パラメータについて適当な間隔を置いて配置されるために、第一締め付け手段(9)及び/又は第二締め付け手段(8)を長手方向軸(X)に沿って平行移動することができることを特徴とする請求項5に記載の溶接システム。
  7. 第一切断位置におけるストリップの前記頭部及び前記尾部の位置決め工程において、第一ストリップ(11)及び第二ストリップ(10)をそれぞれ前記供給面に対して上昇させるためのループ発生装置(6,6’)を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の溶接システム。
  8. 二つ一組の平坦化ロールを備えており、該平坦化ロールは、レーザーヘッド(16)と一体化して移動可能であり、溶接ストリップの接続部位(12)を薄板状にするように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の溶接システム。
  9. レーザーヘッド(16)の移動を制御するための制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の溶接システム。
  10. 前記制御手段が、長手方向軸(X)、第一軸(Y)及び第二軸(Z)に沿ったロボット(15)の腕部(17)の移動を制御する電気モーターに直接接続されているエンコーダーを備えることを特徴とする請求項9に記載の溶接システム。
  11. 長手方向軸(X)を規定する金属ストリップの供給面に沿った金属ストリップの溶接方法であって、請求項1〜10のいずれかに記載の溶接システムを用いて実施でき、
    第一位置決め手段(5’,4’,9)を用いて、第一ストリップ(11)の尾部を前記供給面に沿って第一切断位置に置く工程と、
    第二位置決め手段(5,4,8)を用いて、第二ストリップ(10)の頭部を前記第一切断位置に置く工程と、
    作業機械(15)のレーザーヘッド(16)を用い、前記第一切断位置にて、第一ストリップ(11)の尾部部分及び第二ストリップ(10)の頭部部分を切断する工程と、
    溶接ストリップを得るため、前記レーザーヘッド(16)を用い、前記第一切断位置にて第一ストリップ(11)の尾部と第二ストリップ(10)の頭部とを溶接する工程と、
    前記溶接ストリップの接続部位(12)が前記第一切断位置(13)から前記供給面に沿って第二切断位置(14)に移動するように溶接ストリップを供給する工程と、
    レーザーヘッド(16)を前記長手方向軸(X)に沿って前記第一切断位置(13)から前記第二切断位置(14)に平行移動させる工程と、
    前記第二切断位置(14)にあるレーザーヘッド(16)を用いて、接続部位(12)の端部にて溶接ストリップの側部切込みを行う工程と
    を備えることを特徴とする溶接方法。
  12. 溶接工程を行う前に、検出手段を用い、供給面に対して、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部のそれぞれについての水平な対称面の位置を検出すること、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部のそれぞれについての垂直な対称面の位置を検出することを備えることを特徴とする請求項11に記載の溶接方法。
  13. 溶接工程を行う前に、第一ストリップ(11)と第二ストリップ(10)の前記垂直な対称面を整合させるように締め付け手段を長手方向軸(X)に対し直角で且つ前記供給面上にある第一軸(Y)に沿って平行移動させるため、及び/又は、第一ストリップ(11)と第二ストリップ(10)の前記水平な対称面を前記供給面と整合させるように締め付け手段を長手方向軸(X)及び供給面に対して直角な第二軸(Z)に沿って平行移動させるため、前記検出手段によって制御される移動手段を用いて、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部のそれぞれについての第一及び/又は第二締め付け手段(9,8)を移動させることを備えることを特徴とする請求項12に記載の溶接方法。
  14. 溶接工程の前に、第一ストリップ(11)の尾部及び第二ストリップ(10)の頭部が所定の溶接パラメータに従って適当に間隔を置いて配置されるため、前記移動手段を用いて、第一締め付け手段(9)及び/又は第二締め付け手段(8)を長手方向軸(X)に沿って平行移動させることを特徴とする請求項13に記載の溶接方法。
JP2011535137A 2008-11-10 2009-11-10 金属ストリップの溶接システム Active JP5820273B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITMI2008A001977A IT1391660B1 (it) 2008-11-10 2008-11-10 Sistema di saldatura di nastri metallici
ITMI2008A001977 2008-11-10
PCT/EP2009/064924 WO2010052339A1 (en) 2008-11-10 2009-11-10 Welding system of metal strips

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012508113A JP2012508113A (ja) 2012-04-05
JP5820273B2 true JP5820273B2 (ja) 2015-11-24

Family

ID=41212222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011535137A Active JP5820273B2 (ja) 2008-11-10 2009-11-10 金属ストリップの溶接システム

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP2355952B1 (ja)
JP (1) JP5820273B2 (ja)
CN (1) CN102209604A (ja)
ES (1) ES2402700T3 (ja)
IT (1) IT1391660B1 (ja)
WO (1) WO2010052339A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8710398B2 (en) 2010-05-19 2014-04-29 Joining Technologies, Inc. Method and apparatus for laser strip splicing
CN102649193B (zh) * 2011-02-24 2015-04-01 宝山钢铁股份有限公司 带钢在线激光切割焊接装置及方法
DE202012012894U1 (de) * 2011-08-11 2014-03-21 Arku Maschinenbau Gmbh Vorrichtung zum schnellen Verbinden eines Bandendes mit einem Bandanfang von Metallbändern
EP2594355B1 (de) * 2011-11-17 2016-06-08 Nexans Quernahtschneid- und schweißmaschine und -verfahren mit einer Vorrichtung zur Positionierung zweier gegenüberliegender Materialenden gegeneinander
WO2015027346A1 (de) * 2013-08-27 2015-03-05 Andritz Soutec Ag Verfahren zum kontinuierlichen transportieren und stumpfen verschweissen von blechteilen und eine anwendung des verfahrens
CN106181137B (zh) * 2015-04-30 2018-10-02 宝山钢铁股份有限公司 一种热镀锌机组焊机用夹送辊装置及其定位配置方法
CN106312166A (zh) * 2015-06-29 2017-01-11 江苏太阳光伏科技有限公司 一种光伏汇流焊带折弯剪切机
DE102015217015B3 (de) * 2015-09-04 2016-12-22 Schuler Automation Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer Blechplatine mittels Laserschneiden
CN105643111B (zh) * 2015-12-16 2017-12-15 广东新会中集特种运输设备有限公司 大幅钢板拼接方法及装置
TWI706896B (zh) * 2016-01-29 2020-10-11 瑞典商 瑞典森德斯有限公司 用於將捆紮元件的一部分固定在一圍繞一或多個物件的環圈中之捆紮機與方法
TWI625188B (zh) * 2016-05-09 2018-06-01 中國鋼鐵股份有限公司 開凹機及其控制方法
CN107234337B (zh) * 2017-06-27 2019-03-29 包头钢铁(集团)有限责任公司 一种激光焊机焊接低碳钢的方法
CN111085869A (zh) * 2018-10-24 2020-05-01 中建材创新科技研究院有限公司 一种全自动上料接带生产线系统
CN109352220A (zh) * 2018-11-05 2019-02-19 无锡奥特维科技股份有限公司 焊带处理设备和方法以及串焊机
CN114309939B (zh) * 2022-01-07 2024-05-03 武汉锐科光纤激光技术股份有限公司 一种铜基薄片料带激光焊接方法及激光焊接设备
WO2024018701A1 (ja) * 2022-07-19 2024-01-25 Jfeスチール株式会社 鋼帯の切断設備及び冷間圧延設備
WO2024018700A1 (ja) * 2022-07-19 2024-01-25 Jfeスチール株式会社 鋼帯の切断設備、冷間圧延設備、鋼帯の切断方法及び鋼帯の製造方法
WO2024122106A1 (ja) * 2022-12-09 2024-06-13 Jfeスチール株式会社 レーザー切断方法、鋼帯の製造方法、レーザー切断装置及び鋼帯の製造設備

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948718B2 (ja) * 1979-10-23 1984-11-28 新日本製鐵株式会社 熱間圧延鋼帯のコイルビルドアップ装置
JPS6054837B2 (ja) * 1980-03-31 1985-12-02 三菱重工業株式会社 金属ストリツプの接合方法
JPS5942120A (ja) * 1982-09-02 1984-03-08 Dengensha Mfg Co Ltd コイル材板巾中心合せ方法
JPS5992180A (ja) * 1982-11-18 1984-05-28 Mitsubishi Electric Corp フラツシユ溶接機の板厚整合装置
JPS60115387A (ja) * 1983-11-25 1985-06-21 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ−ビ−ムによる鋼板切り込み方法
JPS6264487A (ja) * 1985-09-18 1987-03-23 Kawasaki Steel Corp 鋼板連続処理設備の前加工装置
JPH01228693A (ja) * 1988-03-04 1989-09-12 Toyoda Mach Works Ltd ティーチング機能を備えたレーザ加工機
DK0438609T3 (da) * 1990-01-20 1993-11-08 Thyssen Industrie Fremgangsmåde og indretning til stump sammensvejsning af ståltyndplader tykkere en 0,35 mm ved hjælp af en laserstrålesvejseproces
JPH04269151A (ja) * 1991-02-18 1992-09-25 Toyoda Mach Works Ltd 加工終了性が改善された加工装置
JPH11285876A (ja) * 1998-04-07 1999-10-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 鋼帯突合せ端の切断・溶接装置
JP3526228B2 (ja) * 1998-11-27 2004-05-10 三菱電機株式会社 金属板突合せ溶接装置及びその使用方法
JP3399445B2 (ja) * 2000-05-25 2003-04-21 三菱電機株式会社 鋼板連続処理ラインにおけるストリップ接続方法
AU2001271896A1 (en) * 2000-07-06 2002-01-21 Trico Products Corporation Method and apparatus for flexible manufacturing a discrete curved product from feed stock
JP4207433B2 (ja) * 2002-02-14 2009-01-14 日産自動車株式会社 突き合わせ溶接装置
CN2605955Y (zh) * 2002-12-24 2004-03-10 华中科技大学 薄板激光切割—焊接设备
FR2869558B1 (fr) * 2004-04-29 2006-09-01 Vai Clecim Soc Par Actions Sim Procede de reglage de l'epaisseur du cordon de soudure de deux toles metalliques
JP5217113B2 (ja) * 2006-05-23 2013-06-19 新日鐵住金株式会社 金属板材の接合方法及び接合装置

Also Published As

Publication number Publication date
ES2402700T3 (es) 2013-05-08
EP2355952B1 (en) 2013-01-02
WO2010052339A1 (en) 2010-05-14
CN102209604A (zh) 2011-10-05
ITMI20081977A1 (it) 2010-05-11
IT1391660B1 (it) 2012-01-17
JP2012508113A (ja) 2012-04-05
EP2355952A1 (en) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5820273B2 (ja) 金属ストリップの溶接システム
JP6483128B2 (ja) 金属薄板部材を連続的に搬送しかつ突合わせ溶接する方法および該方法の使用
US8253064B2 (en) Progressive laser blanking device for high speed cutting
KR101063085B1 (ko) 금속 박판 스트립을 접합하는 용접 장치 및 공정
US20100163604A1 (en) Method of and apparatus for splicing metal strips
CN102649193B (zh) 带钢在线激光切割焊接装置及方法
CN110524112B (zh) 用于焊接部件的方法和方法的应用
US20120187096A1 (en) Method and device for connecting the ends of steel tubes by means of orbital welding using a hybrid technique
CN106216927A (zh) 跨龙门罐体机器人焊接系统
KR101517012B1 (ko) 레이저 비전센서를 적용한 용접선 자동 추적시스템을 구비한 포터블 자동용접장치
CN104400441A (zh) 一种自动钎焊料铺设点焊系统及其控制方法
KR20110020699A (ko) 파이프 용접 로봇 및 이를 이용한 파이프 용접 방법
CN113399820A (zh) 一种大幅面板材的激光拼焊方法及装置
CN108788647A (zh) 利用槽钢拼接方通的工艺以及设备
JP2004243393A (ja) レーザ溶接システム
JP6826999B2 (ja) 金属素材を製造する方法および装置
KR20110016103A (ko) 복합형 용접장치 및 그 용접방법
JP2000334571A (ja) マッシュ・シーム溶接装置
CN204248410U (zh) 一种自动钎焊料铺设点焊系统
KR20140056774A (ko) 레이저 용접기
CN202571664U (zh) 一种采用同步双驱拼缝装置的激光拼焊设备
CN203371177U (zh) 焊缝自动跟踪采样机构
JPH0451272B2 (ja)
KR20090012282U (ko) 용접선 검출용 센서의 위치조절장치
KR20140004461U (ko) 서머지드 아크 용접기의 용접선 안내장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131031

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140127

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140328

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150123

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150226

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5820273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250