JP5817992B2 - 流量計、流量計の制御プログラム、および流量計の制御方法 - Google Patents
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Description
第1実施形態の流量計について図1〜図10を参照して説明する。ここで、流量計とは流量を測定する装置であって特定の装置に限るものではないが回転検出機能を備えているものとする。回転検出機能とは、流れによって回転する回転体の回転数等を測定する機能であり、以下では流量計が回転検出機能を実行するときの動作を回転検出動作という。
図1は本実施形態の流量計1の構成を示す図である。流量計1は、磁気検出回路70A、70Bと周期検出制御部2を含む。ここで、磁気検出回路70A、70Bは、本発明の磁気センサーに対応し、回転体(図外)に設けられた磁性体の回転による磁気の変化を検出し、磁気の変化に応じた磁気検出信号207A+、207A−、207B+、207B−を生成する。ここで、磁気検出信号207A+、207A−は磁気検出回路70Aの出力信号であり、磁気検出信号207B+、207B−は磁気検出回路70Bの出力信号である。なお、本実施形態の流量計1は、2つの磁気検出回路70A、70Bを含むが、1つだけ含んでいても、3つ以上含んでいてもよい。
流量計の回転検出動作について、図2(A)〜図4を参照して説明する。図2(A)は流量計が設置される流路の上面図であり、図2(B)はその部分断面図を表す。なお、図2(A)では磁気センサーの図示は省略している。
図5(A)〜図5(C)は外部からの磁気の影響を説明する図である。図5(A)は、羽根車(回転体に対応)の軸に取り付けられた磁石102(図2(A)参照)によって生じる磁気H0に対する、外部からの磁気Heの影響を表す図である。磁気H0が流量計の外部からの磁気Heの影響を受けたとき、磁気センサーはこれらを合成した磁気Hを検出することになる。
制御部24(図1参照)は、異常状態であると判断した場合に再検証制御処理を行って、より慎重に異常状態であるか否かの判断を行う。例えば、コンパレーター72A、72B(図1参照)がヒステリシス調整機能付コンパレーター(以下、ヒステリシスコンパレーターとする)である場合、制御部は、制御信号202(図1参照)によってヒステリシスを調整してもよい。具体例としては、制御部は異常状態を検出したときにヒステリシスを大きくとるように調整し、ノイズの影響による誤動作でないことを確認できるようにしてもよい。このとき、第1の周期と第2の周期とを比較する手法は、最初に異常状態であると判断した場合と同じである。
本実施形態の周期検出制御部(データ取得部、周期検出部、制御部)は、図10のフローチャートに従った制御を行う。例えば、周期検出制御部の全体又は一部がMCUで構成される場合には、このフローチャートに従ったプログラムを用いて処理を行ってもよい。
本実施形態の変形例について図11を用いて説明する。なお、図1〜図10と同じ要素については同じ番号、符号を付しており説明を省略する。図1の周期検出制御部2は、ロジック回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよいが、本変形例ではプログラマブルなMCU2Aであるとする。つまり、本変形例ではMCU2Aを含み、MCU2Aによって第1実施形態の周期検出制御部2(図1参照)の機能が実現される。
これらの例示に限らず、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。
Claims (10)
- 被測定流体の流量に応じて回転する回転体を備えた流量計であって、
前記回転体に設けられた磁性体の回転による磁気の変化を検出し、前記磁気の変化に応じた磁気検出信号を生成する磁気センサーと、
前記磁気検出信号に基づいて、前記流量計の外部からの磁気の影響により正確な流量の計測ができない異常状態であるか否かを判断する周期検出制御部と、を含み、
前記周期検出制御部は、
前記回転体が1回転する期間に含まれる、前記磁気検出信号の2つの周期的変化の周期である第1の周期と第2の周期とを検出し、
前記第1の周期と前記第2の周期とを比較して、所定の値よりも乖離している場合に前記異常状態であると判断する流量計。 - 請求項1に記載の流量計において、
前記周期検出制御部は、
所定の間隔で前記磁気検出信号を取得するデータ取得部と、
前記データ取得部が取得した前記磁気検出信号に基づいて前記第1の周期と前記第2の周期とを検出する周期検出部と、
前記データ取得部と前記周期検出部とを制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、
前記周期検出部が検出した前記第1の周期と前記第2の周期に基づいて前記異常状態を判断し、
前記異常状態であると判断した場合に、前記所定の間隔が短くなるように制御する流量計。 - 請求項2に記載の流量計において、
前記データ取得部は、
アナログ信号である前記磁気検出信号をデジタル信号に変換するADコンバーターを含み、
前記制御部は、
前記異常状態であると判断した場合に、前記周期検出部に前記ADコンバーターからのデジタル信号に基づいて再度前記第1の周期と前記第2の周期とを検出させる流量計。 - 請求項3に記載の流量計において、
前記周期検出部は、
前記ADコンバーターからのデジタル信号に基づいて再度前記第1の周期と前記第2の周期とを検出する場合に、前記デジタル信号の極値に基づいて検出する流量計。 - 請求項4に記載の流量計において、
前記制御部は、
前記第1の周期における極値と前記第2の周期における極値とを比較し、所定の値よりも乖離している場合に前記異常状態であると判断する流量計。 - 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の流量計において、
前記データ取得部は、
前記磁気検出信号のサンプリングを行うコンパレーターを含み、
前記制御部は、
前記異常状態であると判断した場合に、前記コンパレーターの応答速度を速めるように制御する流量計。 - 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の流量計において、
前記データ取得部は、
前記磁気検出信号のサンプリングを行うヒステリシスコンパレーターを含み、
前記制御部は、
前記異常状態であると判断した場合に、前記ヒステリシスコンパレーターのヒステリシスを調整する流量計。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の流量計において、
前記磁気センサーは複数であり、
前記周期検出制御部は、
前記磁気センサーの各々からの前記磁気検出信号に基づいて、前記第1の周期と前記第2の周期とを検出し、
全ての磁気センサーからの前記磁気検出信号について、前記第1の周期と前記第2の周期とが所定の値よりも乖離している場合に前記異常状態であると判断する流量計。 - 被測定流体の流量に応じて回転する回転体に設けられた磁性体の回転による磁気の変化を検出し、前記磁気の変化に応じた磁気検出信号を生成する磁気センサーを含む流量計の制御プログラムであって、
前記磁気検出信号を取得し、
前記回転体が1回転する期間に含まれる、前記磁気検出信号の2つの周期的変化の周期である第1の周期と第2の周期とを検出し、
前記第1の周期と前記第2の周期とを比較して、所定の値よりも乖離している場合に、前記流量計の外部からの磁気の影響により正確な流量の計測ができない異常状態であると判断する周期検出制御部として、コンピューターを機能させる、流量計の制御プログラム。 - 被測定流体の流量に応じて回転する回転体に設けられた磁性体の回転による磁気の変化を検出し、前記磁気の変化に応じた磁気検出信号を生成する磁気センサーを含む流量計の制御方法であって、
前記磁気検出信号を取得するステップと、
前記回転体が1回転する期間に含まれる、前記磁気検出信号の2つの周期的変化の周期である第1の周期と第2の周期とを検出するステップと、
前記第1の周期と前記第2の周期とを比較して、所定の値よりも乖離している場合に、前記流量計の外部からの磁気の影響により正確な流量の計測ができない異常状態であると判断するステップと、を含む流量計の制御方法。
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