JP5816873B2 - 給袋自動包装機 - Google Patents
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Description
前記移送手段は、機台に立設されたスタンドに支持された縦向きの回転軸を水平方向に揺動自在に設け、その回転軸に横向きに固定された第1アームの先端部に、第1アクチュエータによって進退自在とされるスライダを設け、そのスライダに備えられた第1グリップが、第1アームと当該スライダの連係動作によって前記充填位置から左又は右方向へ移動した前記シール位置と、そのシール位置から所定距離だけ後方へ移動した退避位置と、その退避位置から右又は左方向へ移動した待機位置と、その待機位置から前方の元の充填位置に戻るループ軌跡運動を行なうように設けられ、
前記スタンドに遊嵌されて内方の前記回転軸と同心に配置された中間軸を水平方向に揺動自在及び上下方向に移動自在に設け、その中間軸に第1アームよりも下方位置で横向きに固定された第2アームの先端部に、第2アクチュエータによって進退自在とされるスライダを設け、そのスライダに備えられた第2グリップが、第2アームと当該スライダの連係動作によって前記退避位置から右又は左方向へ移動した前記待機位置と、その待機位置から所定距離だけ前方へ移動した前記充填位置と、その充填位置から左又は右方向へ移動した前記シール位置と、そのシール位置から後方の元の退避位置に戻るループ軌跡運動を行なうように設けられ、かつ、充填位置とシール位置においてのみ前記中間軸を上方へ移動させることによって第2グリップを第1グリップと同じ高さとするように設け、
第1グリップのループ軌跡運動と第2グリップのループ軌跡運動による一連の動作を同期制御するように構成したことを特徴とする。
この給袋自動包装機は、第1アームに備えたループ軌跡運動を行なう第1グリップによって支持される袋と、第2アームに備えたループ軌跡運動を行なう第2グリップによって支持される袋を充填位置からシール位置まで交互に移送するように構成しており、従来の包装機に見られる一方のグリップから他方のグリップへ同じ袋を受け渡し・掴み直す動作が存在しなく、給袋手段から間欠的に送り込まれる袋を専用グリップによってシール工程まで安定移送することができると共に袋の姿勢が充填工程にてグリップにより挟持されてからシール工程でシール処理されるまで変わらないため、良好なシールを施すことができる。加えて、被包装物の充填作業とシール処理作業を僅か2つの工程で施すことができることから、小型化・省スペース化を図ることができる。
給袋手段10は、図2に示すように、包装機Pの機台1の正面側に平面から見て所定の角度をもって右斜め方向に付設された架台11に設置されている。この給袋手段10は、本件出願人に係る特開2011−25974号などに開示された公知の包装袋供給装置に準ずる構造とされているので詳しくは述べないが、ストッカー13上に多数の袋(h)が開口部(i)を前にして倒し重ねられて載置されるベルトコンベア12と、そのコンベア12の上方に配置された繰り出し部15と、繰り出し部15の図示しない繰り出しベルトをベルトコンベア12の搬送ベルト(図示せず)よりも早送りして所定位置まで送り込まれた袋を、充填位置(a)に待機する移送手段30の第1グリップ(g)若しくは第2グリップ(g′)に供給する袋供給部18とから構成されている。
移送手段30は、図3〜図6に示すように、充填位置(a)とシール位置(b)との間を同一の回転中心(o)を支点として揺動制御される第1アーム31と第2アーム45を設け、第1アーム31の先端部に備えた第1グリップ(g)を、充填位置(a)から左(又は右)方向へ移動したシール位置(b)と、シール位置(b)から所定距離だけ後方へ移動した退避位置(c)と、退避位置(c)から右(又は左)方向へ移動した待機位置(d)と、待機位置(d)から前方の元の充填位置(a)に戻るループ軌跡運動を行なうように設け、
第1アーム31よりも下方位置にある第2アーム45の先端部に備えた第2グリップ(g′)を、退避位置(c)から右(又は左)方向へ移動した待機位置(d)と、待機位置(d)から所定距離だけ前方へ移動した充填位置(a)と、充填位置(a)から左(又は右)方向へ移動したシール位置(b)と、シール位置(b)から後方の元の退避位置(c)に戻るループ軌跡運動を行なうように設け、第1グリップ(g)のループ軌跡運動と第2グリップ(g′)のループ軌跡運動による一連の動作を同期制御するように構成されている。
以下に、この移送手段30の構成についてさらに詳しく説明する。
これに対して、本発明に係る給袋自動包装機Pでは、第1グリップ(g)と第2グリップ(g′)とにおいて被包装物を収容する容積を同一とすることができるため、包材コストの低減化を図ることができる。
上記充填位置(a)には、第1グリップ(g)若しくは第2グリップ(g′)により支持される袋(h)の開口部(i)に昇降制御される漏斗56の放出口を挿入して当該袋に所定量の被包装物を充填し、充填終了後に漏斗56を袋(h)から抜去する一連の充填動作を行なう公知構造の充填手段55が設けられている。
底上げ装置60は、充填位置(a)及びシール位置(b)に設置されており、空圧シリンダ或いは電動モータを駆動源とする昇降機構(図示せず)により上下方向に移動制御される受け板61によって被包装物が充填される袋(h)の底部(k)を押し上げ若しくは袋の底部に振動を付与するように設けられている。
シール位置(b)には、シール手段65が設置されている。シール手段65は、所定温度に加熱保持された一対のシールバー66,66によって被包装物が充填された袋(h)の開口部(i)より少し下方の部位にヒートシールを施す公知の構造とされている。
図1に示すように、シール位置(b)には、第1グリップ(g)若しくは第2グリップ(g′)から解放される製品を機外へ排出するベルトコンベア70を設けている。
(1)給袋手段10において、ストッカー13上に収められた袋(h)はメクリレバ(図示せず)により持ち上げられ、その持ち上げられた袋(h)は供給アーム(図示せず)により受け取られて前方の充填位置(a)まで移送される。
(2)供給アームにより供給される袋(h)は、袋ツカミ・開口手段25の吸盤26,27によって前後方向から掴まれると共に第1アーム31に備えられた第1グリップ(g)又は第2アーム45に備えられた第2グリップ(g′)により側縁(j)を挟持され、ついで、吸盤26,27が互いに離れることにより開口部(i)が開放される。
(3)充填位置(a)において、第1グリップ(g)若しくは第2グリップ(g′)により支持される袋(h)内に充填手段55の漏斗56の放出口が挿入され、当該袋に所定量の小麦粉等が充填される。ついで、充填終了後に漏斗56が袋(h)から抜去されて一連の充填動作が終了する。
(4)上記充填動作中には、底上げ装置60の作動により袋(h)の底部(k)を押し上げ若しくは底部(k)に振動が付与される。
(5)第1アーム31に備えられた第1グリップ(g)により支持される袋(h)はループ軌跡運動により、或いは第2アーム45に備えられた第2グリップ(g′)により支持される袋(h)もループ軌跡運動により充填位置(a)から左方向のシール位置(b)に移動する。
(6)シール位置(b)では、シール手段65によって袋(h)の開口部(i)より少し下方の部位にヒートシールが施される。
(7)なお、上記シール動作中には、底上げ装置60の作動により袋(h)の底部(k)を押し上げて当該袋(h)の重量の一部を支承させることができる。
(8)ヒートシール処理後、第1グリップ(g)若しくは第2グリップ(g′)から解放される製品は、ベルトコンベア70上に落下して機外に排出される。
(9)また、移送手段30においては、第1グリップ(g)が充填位置(a)→シール位置(b)→退避位置(c)→待機位置(d)→充填位置(a)へ移動し、これらの動作と同期して第2グリップ(g′)が退避位置(c)→待機位置(d)→充填位置(a)へ移動し、第2グリップ(g′)が充填位置(a)→シール位置(b)→退避位置(c)へ移動し、かかる一連の動作がサーボモータ機構及び空圧シリンダ35,49を駆動制御して連続的に行なわれる。
(h)・・・袋
(i)・・・開口部
(k)・・・底部
1・・・機台
2・・・スタンド
3・・・回転軸
4・・・中間軸
10・・・給袋手段
30・・・移送手段
31・・・第1アーム
33・・・スライダ
35・・・空圧シリンダ(第1アクチュエータ)
(g)・・・第1グリップ
(a)・・・充填位置
(b)・・・シール位置
(c)・・・退避位置
(d)・・・待機位置
45・・・第2アーム
47・・・スライダ
49・・・空圧シリンダ(第2アクチュエータ)
(g′)・・・第2グリップ
55・・・充填手段
60・・・底上げ装置
65・・・シール手段
70・・・ベルトコンベア
Claims (3)
- 袋を充填位置に供給する給袋手段と、開口部を上にして袋を吊り下げ状に支持するグリップを充填位置とシール位置との間で移動自在に設けた移送手段と、そのグリップに支持された袋に所定量の被包装物を充填する充填手段と、その被包装物が充填された袋の開口部をシールするシール手段と、袋詰めされた製品を機外へ排出するように設けられた自動包装機において、
前記移送手段は、機台に立設されたスタンドに支持された縦向きの回転軸を水平方向に揺動自在に設け、その回転軸に横向きに固定された第1アームの先端部に、第1アクチュエータによって進退自在とされるスライダを設け、そのスライダに備えられた第1グリップが、第1アームと当該スライダの連係動作によって前記充填位置から左又は右方向へ移動した前記シール位置と、そのシール位置から所定距離だけ後方へ移動した退避位置と、その退避位置から右又は左方向へ移動した待機位置と、その待機位置から前方の元の充填位置に戻るループ軌跡運動を行なうように設けられ、
前記スタンドに遊嵌されて内方の前記回転軸と同心に配置された中間軸を水平方向に揺動自在及び上下方向に移動自在に設け、その中間軸に第1アームよりも下方位置で横向きに固定された第2アームの先端部に、第2アクチュエータによって進退自在とされるスライダを設け、そのスライダに備えられた第2グリップが、第2アームと当該スライダの連係動作によって前記退避位置から右又は左方向へ移動した前記待機位置と、その待機位置から所定距離だけ前方へ移動した前記充填位置と、その充填位置から左又は右方向へ移動した前記シール位置と、そのシール位置から後方の元の退避位置に戻るループ軌跡運動を行なうように設けられ、かつ、充填位置とシール位置においてのみ前記中間軸を上方へ移動させることによって第2グリップを第1グリップと同じ高さとするように設け、
第1グリップのループ軌跡運動と第2グリップのループ軌跡運動による一連の動作を同期制御するように構成したことを特徴とする給袋自動包装機。 - 前記被包装物が充填された袋の底部を押し上げ若しくは袋の底部に振動を付与するように設けられた底上げ装置が、前記充填位置及び/又はシール位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の給袋自動包装機。
- 前記被包装物が、粉体、粒体若しくは固形物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給袋自動包装機。
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Family Applications (1)
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JP2011164949A Active JP5816873B2 (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | 給袋自動包装機 |
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2011
- 2011-07-28 JP JP2011164949A patent/JP5816873B2/ja active Active
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