JP5815975B2 - データベース装置およびデータベース再編成方法 - Google Patents

データベース装置およびデータベース再編成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5815975B2
JP5815975B2 JP2011091583A JP2011091583A JP5815975B2 JP 5815975 B2 JP5815975 B2 JP 5815975B2 JP 2011091583 A JP2011091583 A JP 2011091583A JP 2011091583 A JP2011091583 A JP 2011091583A JP 5815975 B2 JP5815975 B2 JP 5815975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
database
storage unit
copy
update log
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011091583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012226453A5 (ja
JP2012226453A (ja
Inventor
裕之 山原
裕之 山原
基孝 金松
基孝 金松
健太郎 杉野
健太郎 杉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2011091583A priority Critical patent/JP5815975B2/ja
Publication of JP2012226453A publication Critical patent/JP2012226453A/ja
Publication of JP2012226453A5 publication Critical patent/JP2012226453A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5815975B2 publication Critical patent/JP5815975B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明の実施形態は、データベース装置およびデータベース再編成方法に関する。
記憶装置により構成されるデータベース(DB)は、データの更新と削除が繰り返されることにより、断片化した未使用領域が生まれ処理効率が低下してしまう場合がある。この場合、レコードと未使用領域の順番、配置を変更する(再編成する)ことにより、データベースの処理効率を回復させることができる。また、再編成は、断片化したデータベース(オリジナルDB)の内容を他のボリュームにコピーしてコピーDBを作成し、このコピーDBを利用して行ってもよい。
コピーDBを利用する場合、オリジナルDBとコピーDBとの内容を一致させることが重要である。オリジナルDBとコピーDBとの内容を一致させるためには、たとえばオリジナルDBからコピーDBへデータをコピーし、コピーDBの再編成が終了した後、コピー開始からオリジナルDBに対する更新禁止までの期間にオリジナルDBに対して行われた更新処理を更新ログファイルに記録された更新ログをもとにコピーDBに再現する(同期する)方法が考えられる。
特開平5−225254号公報
しかし、オリジナルDBとコピーDBとの内容を一致させるためには、コピー、再編成および同期からなる一連の処理(以下、再編成処理という)の全ての期間または一部の期間において、オリジナルDBに対する更新を禁止してオリジナルDBのデータ内容を凍結させ、この更新禁止期間内に内容の一致を図ることが多い。この場合、更新禁止期間が長いと、各種アプリケーションプログラムは、データの更新や参照などのデータベースアクセスを妨害される期間が長くなってしまい、利便性が悪くなってしまう。
また、オリジナルDBとコピーDBとの内容を一致させるためにコピー中に並行して同期を行うと、コピー処理と同期処理とでコピーDB内データのWRITEロックを取り合ってしまう場合があり、この場合も各種アプリケーションプログラムはデータベースアクセスを妨害されてしまい、利便性が悪くなってしまう。
本発明の一実施形態に係るデータベース装置は、上述した課題を解決するために、コピー
部と、進捗情報記憶部と、アクセス先決定部と、初期同期部と、最終同期部と、再編成部
と、を備える。コピー部は、第1のボリュームに格納された元データベースのデータをコ
ピーして第2のボリュームにコピーデータベースを作成する。進捗情報記憶部は、コピー
、再編成および同期からなる一連の処理の進捗状況を示す状態フラグを記憶する。アクセ
ス先決定部は、状態フラグがコピー中もしくはコピー後の同期中を示す値であると、元デ
ータベースをアプリケーションプログラムのアクセス先とし、アプリケーションプログラ
ムにより元データベースのデータのうちコピー中またはコピー済みのデータが更新される
ごとに、更新後の値の情報および更新されたデータを識別するための情報を含む更新ログ
を更新ログ記憶部に記憶させる。また、アクセス先決定部は、状態フラグが再編成中もし
くは再編成後の同期中を示す値であると、コピーデータベースをアプリケーションプログ
ラムのアクセス先とし、アプリケーションプログラムによりコピーデータベースのデータ
が更新されるごとに、更新ログを更新ログ記憶部に記憶させる。また、アクセス先決定部
は、状態フラグがアプリケーションプログラムのアクセス先を元データベースに切り替え
中であると示す値であると、元データベースをアプリケーションプログラムのアクセス先
とし、状態フラグを通常状態を示す値とする。
初期同期部は、コピー部によるコピーデータベースの作成が終わり、かつ更新ログ記憶部
に記憶された更新ログの数が閾値より多いと、元データベースの排他ロックを取得せず、
アプリケーションプログラムによる元データベースのデータの更新が許可され更新に応じ
たアクセス先決定部による更新ログの生成が継続されたまま、更新ログ記憶部に記憶され
た更新ログを1つずつコピーデータベースに適用するとともに適用した更新ログを更新ロ
グ記憶部から削除する処理を更新ログ記憶部に記憶された更新ログの数が閾値以下となる
まで繰り返す。また、初期同期部は、元データベースの再編成が終わり、かつ更新ログ記
憶部に記憶された更新ログの数が閾値より多いと、コピーデータベースの排他ロックを取
得せずに更新ログ記憶部に記憶された更新ログを1つずつ元データベースに適用するとと
もに適用後の更新ログを更新ログ記憶部から削除する処理を更新ログ記憶部に記憶された
更新ログの数が閾値以下となるまで繰り返す。最終同期部は、コピー部によるコピーデー
タベースの作成が終わり、かつ更新ログ記憶部に記憶された更新ログの数が閾値以下であ
ると、元データベースの排他ロックを取得して元データベースのデータに対する更新およ
び参照を禁止し、更新ログ記憶部に記憶された更新ログを1つずつコピーデータベースに
適用するとともに適用後の更新ログを更新ログ記憶部から削除し、更新ログ記憶部に記憶
された更新ログの数がゼロになると、元データベースの排他ロックを開放することにより
、元データベースとコピー部により作成されたコピーデータベースとを同期するとともに
、状態フラグを、アプリケーションプログラムのアクセス先をコピーデータベースに切り
替え中であると示す値に更新する。また、最終同期部は、元データベースの再編成が終わ
り、かつ更新ログ記憶部に記憶された更新ログの数が閾値以下であると、コピーデータベ
ースの排他ロックを取得して更新ログ記憶部に記憶された更新ログを1つずつ元データベ
ースに適用するとともに適用後の更新ログを更新ログ記憶部から削除し、更新ログ記憶部
に記憶された更新ログの数がゼロになると、コピーデータベースの排他ロックを開放する
ことにより、コピーデータベースと再編成部により再編成された元データベースとを同期
するとともに、状態フラグを、アプリケーションプログラムのアクセス先を元データベー
スに切り替え中であると示す値に更新する。再編成部は、元データベースとコピー部によ
り作成されたコピーデータベースとが最終同期部により同期され、アクセス先決定部によ
り状態フラグに基づいてアプリケーションプログラムのアクセス先がコピーデータベース
に切り替えられるとともに状態フラグが再編成中もしくは再編成後の同期中を示す値に更
新されると、元データベースを再編成する。
本発明の第1実施形態に係るデータベース装置の一例を示す全体構成図。 本発明の第1実施形態に係るデータベース装置により実行される再編成処理全体における各構成要件間の関係を簡単に示す説明図。 第1実施形態に係る再編成処理を進捗に応じて複数の処理フェーズに分類する一例を示す説明図。 第1実施形態に係る再編成処理における処理フェーズ、状態フラグ、アクセス先決定部の動作および再編成制御部の動作の関係を示す説明図。 図1に示すデータベース装置の主制御部により、コピーDBを再編成する場合においてアプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行う際の手順を示すフローチャート。 図5のステップS3で主制御部により実行されるコピーの手順を示すサブルーチンフローチャート。 図6の手順で実行されるコピーの様子を説明するための簡略的なブロック図。 図5のステップS4で主制御部により実行されるコピー後の同期の手順を示すサブルーチンフローチャート。 図8の手順で実行されるコピー後の同期の様子を説明するための簡略的なブロック図。 図5のステップS5で実行される再編成の様子を説明するための簡略的なブロック図。 図5のステップS6で主制御部により実行される再編成後の同期の手順を示すサブルーチンフローチャート。 図11の手順で実行される再編成後の同期の様子を説明するための簡略的なブロック図。 図5のステップS6で再編成後の同期が行われた後、アクセス部のアクセス先がオリジナルDBからコピーDBに変更される様子を説明するための簡略的なブロック図。 第1実施形態におけるアクセス部から更新要求を受けたアクセス先決定部の処理手順を示すフローチャート。 第1実施形態におけるアクセス部から参照要求を受けたアクセス先決定部の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係るデータベース装置により実行される再編成処理全体における各構成要件間の関係を簡単に示す説明図。 第2実施形態に係る再編成処理を進捗に応じて複数の処理フェーズに分類する一例を示す説明図。 第2実施形態に係る再編成処理における処理フェーズ、状態フラグ、アクセス先決定部21の動作および再編成制御部22の動作の関係を示す説明図。 第2実施形態に係るデータベース装置の主制御部により、オリジナルDBを再編成する場合においてアプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行う際の手順を示すフローチャート。 図19のステップS203で主制御部により実行される再編成後の同期の手順を示すサブルーチンフローチャート。 第2実施形態におけるアクセス部から更新要求を受けたアクセス先決定部の処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態におけるアクセス部から参照要求を受けたアクセス先決定部の処理手順を示すフローチャート。
本発明に係るデータベース装置およびデータベース再編成方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータベース装置10の一例を示す全体構成図である。また、図2は、本発明の第1実施形態に係るデータベース装置10により実行される再編成処理全体における各構成要件間の関係を簡単に示す説明図である。
本実施形態では、オリジナルデータベース(以下、オリジナルDBという)がコピーデータベース(以下、コピーDBという)にコピーされ、コピー開始後にオリジナルDBになされた更新内容をコピーDBに適用して互いを同期した後、コピーDBが再編成される場合の例について説明する。
データベース装置10は、図1に示すように、第1のボリュームに格納されたオリジナルDB11、第2のボリュームに格納されたコピーDB12、再編成処理を制御する主制御部13、進捗情報記憶部14、および更新ログ記憶部15を有する。
主制御部13のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された再編成処理プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、アプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行う処理を実行する。
主制御部13のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。
主制御部13のROMをはじめとする記憶媒体は、再編成処理プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。また、進捗情報記憶部14および更新ログ記憶部15は、主制御部13のRAMやROMの一部領域に設けられてもよい。
図1に示すように、主制御部13のCPUは、再編成処理プログラムによって、少なくともアクセス先決定部21、再編成制御部22、コピー部23、再編成部24および同期部25として機能する。この各部21〜25は、RAMの所要のワークエリアをデータの一時的な格納場所として利用する。
アクセス先決定部21は、各種アプリケーションプログラムのデータベースアクセス要求を行う機能実現部としてのアクセス部100からデータの更新要求および参照要求を受けると、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグおよびコピー状況の情報を取得し、この状態フラグおよびコピー状況に応じてアクセス部100のアクセス先をオリジナルDB11およびコピーDB12のいずれか一方に決定する。また、アクセス先決定部21は、再編成処理の最後にアクセス先を切り替える際に、状態フラグを変更する。
また、アクセス先決定部21は、オリジナルDB11のデータのうちコピー中またはコピー済みのデータが更新されるごとに、更新後の値の情報および更新されたデータを識別するための情報を含む更新ログを更新ログ記憶部15に記憶させる。更新ログとしては、更新後の値と更新されたデータを識別するための情報が内容とされればよく、これらを直接に示す情報やSQL文などを用いることができる。
なお、SQL文を用いる場合は、SQL文に第3のデータベースの情報が含まれていないことが好ましい。たとえば第3のデータベースのデータの値を参照するようになっているSQL文など、SQL文に第3のデータベースの情報が含まれている場合、オリジナルDB11の更新時点とコピーDB12への更新ログ適用時点とで第3のデータベースが変化してしまっている可能性があり、オリジナルDB11で行われた更新をコピーDB12で再現することが難しくなるためである。
また、データを識別するための情報は、データを特定できる情報であって、テーブル内の位置情報などの物理的な位置情報に限られず、論理アドレスを用いてもよいし、各データにIDが付与されている場合はこのIDを用いてもよい。
なお、以下の説明では、コピー中およびコピー済みを総称して「コピー済み」といい、「コピー済み」にはコピーが開始され現在コピー中である状態が含まれるものとする。
再編成制御部22は、アクセス先決定部21、コピー部23、再編成部24および同期部25を制御することにより再編成処理を制御し、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを更新および取得する。
コピー部23は、再編成制御部22により制御され、オリジナルDB11のデータをページごとにコピーしてコピーDB12を作成する。コピー部23は、コピーを開始したページについて、進捗情報記憶部14に記憶されたコピー状況を、未コピーを示す情報からコピー済みを示す情報に更新する。
再編成部24は、再編成制御部22により制御され、オリジナルDB11とコピーDB12とが同期部25の最終同期部32により同期されると、オリジナルDB11とコピーDB12とのいずれかを再編成する。本実施形態では、再編成部24がコピーDB12を再編成する場合の例について説明する。
同期部25は、初期同期部31および最終同期部32を有する。
初期同期部31は、再編成制御部22により制御され、コピー部23によるコピーDB12の作成が終わり、かつ更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値より多いと、オリジナルDB11の排他ロックを取得せず、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログを1つずつコピーDB12に適用するとともに、適用した更新ログを更新ログ記憶部15から削除する。この処理は、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下となるまで繰り返される。ここで、排他ロックとは、更新アクセスおよび参照アクセスを禁止するロックである。
また、初期同期部31は、再編成部24によるコピーDB12の再編成が終わり、かつ更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値より多いときも同様に、オリジナルDB11の排他ロックを取得せず、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログを1つずつコピーDB12に適用するとともに、適用した更新ログを更新ログ記憶部15から削除する。この処理は、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下となるまで繰り返される。排他ロックが取得されていないため、初期同期部31の処理中は、アクセス部100によるオリジナルDBのデータの更新が許可され、更新に応じたアクセス先決定部21による更新ログの生成は継続される。すなわち、最終同期部32が排他ロックを取得するまでは、初期同期部31の処理中を含め、更新ログ記憶部15に新たな更新ログが追記され続ける。
最終同期部32は、再編成制御部22により制御され、コピー部23によるコピーDB12の作成が終わり、かつ更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下であると、オリジナルDB11の排他ロックを取得してオリジナルDB11のデータに対する更新および参照を禁止し、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログを1つずつコピーDB12に適用するとともに、適用した更新ログを更新ログ記憶部15から削除する。そして、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数がゼロになると、最終同期部32は、オリジナルDB11の排他ロックを開放する。この結果、オリジナルDB11とコピーDB12とのコピー後の同期が終了する。
また、最終同期部32は、再編成部24によるコピーDB12の再編成が終わり、かつ更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下であるときも同様に、オリジナルDB11の排他ロックを取得してオリジナルDB11のデータに対する更新および参照を禁止し、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログを1つずつコピーDB12に適用するとともに、適用した更新ログを更新ログ記憶部15から削除する。そして、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数がゼロになると、最終同期部32は、オリジナルDB11の排他ロックを開放する。この結果、オリジナルDB11とコピーDB12との再編成後の同期が終了する。
なお、初期同期部31が用いる閾値は、ゼロであってもよい。この場合、最終同期部32は、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログがゼロになるまで初期同期部31が更新ログを適用した後、最終同期部32がオリジナルDB11の排他ロックを取得するまでの間に、新たに更新ログ記憶部15に追記された更新ログのみを適用することになる。
次に、本実施形態に係るデータベース装置10の動作の一例について説明する。
図3は、第1実施形態に係る再編成処理を進捗に応じて複数の処理フェーズに分類する一例を示す説明図である。また、図4は、第1実施形態に係る再編成処理における処理フェーズ、状態フラグ、アクセス先決定部21の動作および再編成制御部22の動作の関係を示す説明図である。
図3および図4に示すように、本実施形態に係る再編成処理は6つのフェーズに分類される。フェーズ0は、再編成処理中ではなく、通常の起動状態である。オリジナルDB11からコピーDB12へページごとのコピーがコピー部23により実行されている期間はフェーズ1に分類される。全ページのコピーが一通り完了した後、同期部25によりコピーDB12に対してフェーズ1開始以降に生成された更新ログが適用されている期間はフェーズ2に分類される。コピーDB12に更新ログが適用された後、再編成部24によりコピーDB12が再編成されている期間はフェーズ3に分類される。コピーDB12が再編成された後、同期部25によりコピーDB12に対してフェーズ3開始以降に生成された更新ログが適用されている期間はフェーズ4に分類される。コピーDB12に更新ログが適用された後、アクセス先決定部21によりアクセス先がコピーDB12へ切り替えられる期間はフェーズ5に分類される。
図5は、図1に示すデータベース装置10の主制御部13により、コピーDB12を再編成する場合においてアプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行う際の手順を示すフローチャートである。図5において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
この手順は、再編成処理の開始指示があった時点でスタートとなる。なお、再編成処理の開始指示は、データベースユーザによって図示しない入力部を介して与えられてもよいし、あらかじめ設定された所定の時間や所定の周期で自動的に与えられてもよい。
まず、ステップS1において、コピー部23は、コピーDB12を初期化する。
次に、ステップS2において、再編成制御部22は、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを0から1に更新する。すなわち、処理フェーズは0から1に移行する。
次に、ステップS3において、コピー部23は、オリジナルDB11からコピーDB12にページごとにデータをコピーする。このコピーの間、オリジナルDB11に対する更新アクセスは禁止されず、更新ログが更新ログ記憶部15に追記されていく。
次に、ステップS4において、同期部25は、ステップS3の間にオリジナルDB11に対して行われた更新をコピーDB12に適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。また、同期部25は、この同期処理の間に行われた更新についてもコピーDB12に適用し、オリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。
次に、ステップS5において、再編成部24は、コピーDB12を再編成する。この再編成の間にも、オリジナルDB11に対する更新アクセスは禁止されず、更新ログが更新ログ記憶部15に追記されていく。
次に、ステップS6において、同期部25は、ステップS5の間にオリジナルDB11に対して行われた更新をコピーDB12に適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。また、同期部25は、この同期処理の間に行われた更新についてもコピーDB12に適用し、オリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。そして、アクセス先決定部21は、アクセス部100のアクセス先をオリジナルDB11からコピーDB12に変更する。
次に、ステップS7において、再編成制御部22は、コピー部23を介してオリジナルDB11を削除する。この結果、これ以降はコピーDB12がオリジナルのデータベースとして機能する。
以上の手順により、コピーDB12を再編成する場合においてアプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行うことができる。
続いて、オリジナルDB11からコピーDB12にページごとにデータをコピーする際の手順を説明する。
図6は、図5のステップS3で主制御部13により実行されるコピーの手順を示すサブルーチンフローチャートである。図6において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。また、図7は、図6の手順で実行されるコピーの様子を説明するための簡略的なブロック図である。
この手順は、図5のステップS2で処理フェーズが0から1に移行した時点でスタートとなる。
ステップS31において、コピー部23は、これからコピーしようとしているページが属するテーブル(コピー対象テーブル)の共有ロックを獲得する。共有ロックは、更新アクセスを禁止する一方、参照アクセスを許可するロックである。
次に、コピー部23は、オリジナルDB11から単位ページ量のデータを取得し(ステップS32)、進捗情報記憶部14に対して書込みを行い取得したページのコピー状況をコピー済みに更新して(ステップS33)、コピー対象テーブルの共有ロックを開放する(ステップS34)。
次に、コピー部23は、取得したデータをコピーDB12にコピーし(ステップS35)、オリジナルDB11の全てのページがコピーされたか否かを判定する(ステップS36)。全てのページがコピーされた場合、処理フェーズは1から2に移行し、図5のステップS4に進む。なお、このとき状態フラグは1のままである(図4参照)。一方、未コピーのページがある場合、ステップS31に戻り、引き続き未コピーページのコピーを行う。
以上の手順により、オリジナルDB11からコピーDB12にページごとにデータをコピーすることができる。
続いて、コピー後にコピーDB12に更新ログを適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う際の手順を説明する。
図8は、図5のステップS4で主制御部13により実行されるコピー後の同期の手順を示すサブルーチンフローチャートである。図8において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。また、図9は、図8の手順で実行されるコピー後の同期の様子を説明するための簡略的なブロック図である。
この手順は、図5のステップS3(図6のステップS36のYES)で処理フェーズが1から2に移行した時点でスタートとなる。
ステップS41において、同期部25の初期同期部31は、更新ログ記憶部15を検索し、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下であるか否かを判定する。たとえば、閾値がゼロである場合は、初期同期部31は、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数がゼロ以下か、すなわちゼロであるか否かを判定する。
閾値より多い場合は(ステップS41のNO)、初期同期部31は、更新ログ記憶部15から更新ログを1つ取得し(ステップS42)、取得した更新ログをコピーDB12に適用して(ステップS43)、ステップS41に戻る。
一方、閾値以下である場合は(ステップS41のYES)、最終同期部32は、まず、オリジナルDB11の排他ロックを取得してから(ステップS44)、更新ログ記憶部15を検索し、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数がゼロであるか否かを判定する(ステップS45)。なお、ステップS41において閾値がゼロである場合でも、ステップS41で更新ログ数がゼロであると判定した後にステップS44で最終同期部32がオリジナルDB11の排他ロックを取得するまでの間に新たな更新ログが追記される場合があることに注意する。
更新ログ数がゼロでない場合は(ステップS45のNO)、最終同期部32は、更新ログ記憶部15から更新ログを1つ取得し(ステップS46)、取得した更新ログをコピーDB12に適用して(ステップS47)、ステップS45に戻る。
一方、更新ログ数がゼロである場合は(ステップS45のYES)、最終同期部32は、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを1から2に更新する(ステップS48)。すなわち、処理フェーズは2から3に移行する。そして、最終同期部32は、オリジナルDB11の排他ロックを開放する(ステップS49)。なお、ステップS48とステップS49とは実行順序が逆であってもよい。
以上の手順により、アプリケーションプログラムのデータベースアクセスの妨害を低減しつつコピー後にコピーDB12に更新ログを適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行うことができる。
図10は、図5のステップS5で実行される再編成の様子を説明するための簡略的なブロック図である。図5のステップS5は、図5のステップS4(図8のステップS48)で状態フラグが1から2に更新される(処理フェーズが2から3に移行する)と実行される。再編成部24は、再編成制御部22に制御されて、コピー後にオリジナルDB11と同期されたコピーDB12を再編成する。コピーDB12が再編成されると、処理フェーズは3から4に移行する。
続いて、再編成後にコピーDB12に更新ログを適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う際の手順を説明する。
図11は、図5のステップS6で主制御部13により実行される再編成後の同期の手順を示すサブルーチンフローチャートである。図11において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。なお、図8と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
また、図12は、図11の手順で実行される再編成後の同期の様子を説明するための簡略的なブロック図である。
この手順は、図5のステップS5で処理フェーズが3から4に移行した時点でスタートとなる。
ステップS45で更新ログ数がゼロであると判定すると、最終同期部32は、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを2から3に更新する(ステップS51)。すなわち、処理フェーズは4から5に移行する。
図11に示す手順により、アプリケーションプログラムのデータベースアクセスの妨害を低減しつつ再編成後にコピーDB12に更新ログを適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行うことができる。
図13は、図5のステップS6で再編成後の同期が行われた後、アクセス部100のアクセス先がオリジナルDB11からコピーDB12に変更される様子を説明するための簡略的なブロック図である。
図5のステップS6(図11に示す手順)を実行することにより、コピーDB12は、オリジナルDB11と同一のデータを格納しつつこれらのデータが再編成された状態となっている。したがって、再編成後の同期後は、コピーDB12をアクセス部100のアクセス先とするとよい。そこで、アクセス先決定部21は、図5のステップS6(図11のステップS51)で状態フラグが2から3に更新されたことを受け、アクセス部100のアクセス先をコピーDB12に切り替える(図4、図10参照)。
図14は、第1実施形態におけるアクセス部100から更新要求を受けたアクセス先決定部21の処理手順を示すフローチャートである。図14において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
この手順は、アクセス先決定部21がアクセス部100からデータの更新要求を受けた時点でスタートとなる。なお、この手順はゼロを含む全ての状態フラグ値に対応するものである。
まず、アクセス先決定部21は、状態フラグおよびコピー状況を取得し(ステップS81)、状態フラグが3であるか否かを判定する(ステップS82)。状態フラグが3である場合は、アクセス先決定部21は、ステップS83でアクセス部100のアクセス先をコピーDB12に切り替えて(図4、図10参照)、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを3から0に更新して(ステップS84)、ステップS85に進む。この結果、処理フェーズは0となり、再編成処理中ではなく、通常の起動状態となる。
他方、ステップS81で状態フラグが3でないと判定した場合もステップS85に進み、アクセス先決定部21は、更新先テーブルの排他ロックを獲得し(ステップS85)、アクセス先DBのデータを更新する(ステップS86)。
次に、ステップS87において、アクセス先決定部21は、状態フラグが1であるか否かを判定する。
状態フラグが1(再編成処理のコピー中またはコピー後の同期中)である場合は、アクセス先決定部21は、コピー状況にもとづいて更新対象ページがコピー済みであるか否かを判定する(ステップS88)。なお、コピー済みにはコピー中が含まれる。コピー済みページが更新された場合は(ステップS88のYES)、更新ログ記憶部15に更新ログを記憶させて(ステップS89)、更新先テーブルの排他ロックを開放し(ステップS90)、一連の手順は終了となる。未コピーのページが更新された場合は(ステップS88のNO)、更新ログを生成することなく更新先テーブルの排他ロックを開放し(ステップS90)、一連の手順は終了となる。
他方、状態フラグが1(再編成処理のコピー中またはコピー後の同期中)でない場合は(ステップS87のNO)、ステップS91において、アクセス先決定部21は、状態フラグが2であるか否かを判定する。状態フラグが2(再編成処理の再編成中または再編成後の同期中)である場合は、更新ログを生成すべくステップS89に進む。一方、状態フラグが2でない場合、すなわち状態フラグが0である場合は、更新ログを生成することなく更新先テーブルの排他ロックを開放し(ステップS90)、一連の手順は終了となる。
図15は、第1実施形態におけるアクセス部100から参照要求を受けたアクセス先決定部21の処理手順を示すフローチャートである。図15において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。図14と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
この手順は、アクセス先決定部21がアクセス部100からデータの参照要求を受けた時点でスタートとなる。なお、この手順はゼロを含む全ての状態フラグ値に対応するものである。
ステップS101において、アクセス先決定部21は、参照先テーブルの共有ロックを取得する。そして、アクセス部100に対してアクセス先DBのデータを参照させ(ステップS102)、参照先テーブルの共有ロックを開放する(ステップS103)。
本実施形態に係るデータベース装置10の同期部25は、コピー部23によるコピーDB12の作成が終わるまで更新ログを適用しない。また、再編成部24による再編成が終わるまで更新ログを適用しない。コピー中および再編成中における更新内容は、コピーDB12に対しては同時には反映されず一旦更新ログとして記憶され、コピーの終了を待って同期部25により適用される。また、コピーの終了後および再編成の終了後、更新ログ適用中(同期中)に行われる更新についても、一旦更新ログとして記憶され、この更新ログが同期部25により適用されてコピーDB12に更新内容が反映される。
このため、コピー処理と同期処理とでコピーDB12のデータの排他ロック(WRITEロック)を取り合ってしまうことがない。したがって、ロックの粒度によらず、排他ロック(WRITEロック)取得待ちによる更新処理の速度低下を防ぐことができる。
また、コピー中においては、アクセス部100の更新アクセスを禁止しない。また、同期中においては、アクセス部100の更新アクセスは、最終同期部32の動作中を除き許可される。すなわち、同期中は、コピー後および再編成後に更新ログを適用する際に、更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下となるまではオリジナルDB11への変更が禁止されない。このため、オリジナルDB11への変更が禁止される期間を、最終同期部32により最終的な同期が行われる間のみとすることができる。したがって、各種アプリケーションプログラムがデータベースアクセスを妨害される期間を非常に短くすることができる。
次に、本発明に係るデータベース装置及びデータベース再編成方法の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態に示すデータベース装置10Aは、オリジナルDB11が再編成される点で第1実施形態に示すデータベース装置10と異なる。他の構成および作用については図1に示すデータベース装置10と実質的に異ならないため、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
図16は、本発明の第2実施形態に係るデータベース装置10Aにより実行される再編成処理全体における各構成要件間の関係を簡単に示す説明図である。図16に示すように、本実施形態では、再編成部24は、コピーDB12ではなくオリジナルDB11を再編成する。
次に、本実施形態に係るデータベース装置10Aの動作の一例について説明する。
図17は、第2実施形態に係る再編成処理を進捗に応じて複数の処理フェーズに分類する一例を示す説明図である。また、図18は、第2実施形態に係る再編成処理における処理フェーズ、状態フラグ、アクセス先決定部21の動作および再編成制御部22の動作の関係を示す説明図である。
図17および図18に示すように、本実施形態に係る再編成処理は7つのフェーズに分類される。第1実施形態におけるフェーズ2とフェーズ3の間に新たなフェーズおよび状態フラグが設けられた点が第1実施形態に係る再編成処理と異なる。フェーズ0、1および2は第1実施形態に係る再編成処理と同一であるため、説明を省略する。
コピーDB12に更新ログが適用された後、アクセス先決定部21によりアクセス先がコピーDB12へ切り替えられる期間はフェーズ3に分類される。コピーDB12にアクセス先が切り替えられた後、再編成部24によりオリジナルDB11が再編成されている期間はフェーズ4に分類される。オリジナルDB11が再編成された後、同期部25によりオリジナルDB11に対してフェーズ4開始以降に生成された更新ログが適用されている期間はフェーズ5に分類される。オリジナルDB11に更新ログが適用された後、アクセス先決定部21によりアクセス先がオリジナルDB11へ切り替えられる期間はフェーズ6に分類される。
図19は、第2実施形態に係るデータベース装置10Aの主制御部13により、オリジナルDBを再編成する場合においてアプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行う際の手順を示すフローチャートである。図19において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。図5と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
この手順は、再編成処理の開始指示があった時点でスタートとなる。なお、再編成処理の開始指示は、データベースユーザによって図示しない入力部を介して与えられてもよいし、あらかじめ設定された所定の時間や所定の周期で自動的に与えられてもよい。
コピー部23によるコピーが終了すると、ステップS201において、同期部25は、ステップS3の間にオリジナルDB11に対して行われた更新をコピーDB12に適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。また、同期部25は、この同期処理の間に行われた更新についてもコピーDB12に適用し、オリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。
なお、ステップS201の処理は図5のステップS4とほぼ同一であり、詳細な手順も図8に示す手順とほぼ同一であり、図8のステップS48で移行する状態フラグ2(処理フェーズ3)が意味するところのみが異なり、アクセス先決定部21は、アクセス部100のアクセス先をオリジナルDB11からコピーDB12に変更する(図18参照)。なお、状態フラグは、アクセス先の切り替えが終わった時点でアクセス先決定部21により2から3に更新されても(処理フェーズが3から4に移行しても)よいし、アクセス部100による更新アクセスまたは参照アクセスがあるとアクセス先決定部21により2から3に更新されても(処理フェーズが3から4に移行しても)よい。
次に、ステップS202において、再編成部24は、オリジナルDB11を再編成する。この再編成の間、コピーDB12に対する更新アクセスは禁止されず、更新ログが更新ログ記憶部15に追記されていく。再編成されると、処理フェーズは4から5に移行する。
次に、ステップS203において、同期部25は、ステップS202の間にコピーDB12に対して行われた更新をオリジナルDB11に適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。また、同期部25は、この同期処理の間にコピーDB12に対して行われた更新についてもオリジナルDB11に適用し、オリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う。同期されると、最終同期部32により状態フラグが3から4に更新される(処理フェーズが5から6に移行する)。そして、アクセス先決定部21は、アクセス部100のアクセス先をコピーDB12からオリジナルDB11に変更する。
次に、ステップS204において、再編成制御部22は、コピー部23を介してコピーDB12を削除する。
以上の手順により、オリジナルDB11を再編成する場合においても、アプリケーションプログラムによるデータベースアクセスに対する妨害を低減しつつ確実にデータベースの再編成処理を行うことができる。
続いて、オリジナルDB11の再編成後にオリジナルDB11に更新ログを適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行う際の手順を説明する。
図20は、図19のステップS203で主制御部13により実行される再編成後の同期の手順を示すサブルーチンフローチャートである。図20において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。なお、図11と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
この手順は、図19のステップS202で処理フェーズが4から5に移行した時点でスタートとなる。
更新ログ記憶部15に記憶された更新ログの数が閾値以下であると(ステップS41のYES)、初期同期部31は、更新ログ記憶部15から更新ログを1つ取得し(ステップS42)、取得した更新ログをオリジナルDB11に適用して(ステップS241)、ステップS41に戻る。
一方、閾値以下である場合は(ステップS41のYES)、最終同期部32は、コピーDB12の排他ロックを取得する(ステップS242)。
そして、更新ログ数がゼロでない場合は(ステップS45のNO)、最終同期部32は、更新ログ記憶部15から更新ログを1つ取得し(ステップS46)、取得した更新ログをオリジナルDB11に適用して(ステップS243)、ステップS45に戻る。
一方、更新ログ数がゼロである場合は(ステップS45のYES)、最終同期部32は、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを3から4に更新する(ステップS244)。すなわち、処理フェーズは5から6に移行する。そして、最終同期部32は、コピーDB12の排他ロックを開放する(ステップS245)。
以上の手順により、アプリケーションプログラムのデータベースアクセスの妨害を低減しつつ、オリジナルDB11の再編成後にオリジナルDB11に更新ログを適用してオリジナルDB11とコピーDB12との同期を行うことができる。
図21は、第2実施形態におけるアクセス部100から更新要求を受けたアクセス先決定部21の処理手順を示すフローチャートである。図21において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。なお、図14と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
この手順は、アクセス先決定部21がアクセス部100からデータの更新要求を受けた時点でスタートとなる。なお、この手順はゼロを含む全ての状態フラグ値に対応するものである。
まず、アクセス先決定部21は、状態フラグおよびコピー状況を取得し(ステップS81)、状態フラグが3であるか否かを判定する(ステップS281)。状態フラグが3であればアクセス先決定部21はアクセス先をコピーDB12とする(ステップS282)。
一方、状態フラグが3でない場合(ステップS281のNO)は、アクセス先決定部21は、状態フラグが2であるか否かを判定する(ステップS283)。状態フラグが2である場合は、アクセス先決定部21は、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを2から3に更新して(ステップS284)アクセス先をコピーDB12とする(ステップS282)。
状態フラグが2でも3でもない場合(ステップS283のNO)、アクセス先決定部21は、アクセス先をオリジナルDB11とし(ステップS285)、状態フラグが4であるか否かを判定し(ステップS286)、状態フラグが4である場合は、進捗情報記憶部14に記憶された状態フラグを4から0に更新する(ステップS287)。
また、ステップS86でアクセス先のDBが更新され、ステップS87で状態フラグが1ではないと判定されると、アクセス先決定部21は、状態フラグが3であるか否かを判定する(ステップS288)。状態フラグが3である場合は、アクセス先決定部21は、更新ログ記憶部15に更新ログを記憶させて(ステップS89)、更新先テーブルの排他ロックを開放し(ステップS90)、一連の手順は終了となる。一方、状態フラグが3でない場合は、アクセス先決定部21は、更新ログを生成することなく更新先テーブルの排他ロックを開放し(ステップS90)、一連の手順は終了となる。
図22は、第2実施形態におけるアクセス部100から参照要求を受けたアクセス先決定部21の処理手順を示すフローチャートである。図22において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。図22に示す手順は、図15と図21に示したステップと同等のステップにより構成されるため、説明を省略する。
本実施形態に係るデータベース装置10Aによっても、第1実施形態に係るデータベース装置10と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態に係るデータベース装置10Aによれば、オリジナルDB11を再編成することができるため、一連の再編成処理の前後でオリジナルDB11をアクセス先とすることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
たとえば、本実施形態では、再編成処理の対象をデータベース単位としたが、テーブル単位など他の単位としてもよい。
また、本発明の実施形態では、フローチャートの各ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
10 データベース装置
11 オリジナルDB
12 コピーDB
13 主制御部
14 進捗情報記憶部
15 更新ログ記憶部
21 アクセス先決定部
22 再編成制御部
23 コピー部
24 再編成部
25 同期部
31 初期同期部
32 最終同期部

Claims (3)

  1. 第1のボリュームに格納された元データベースのデータをコピーして第2のボリュームに
    コピーデータベースを作成するコピー部と、
    コピー、再編成および同期からなる一連の処理の進捗状況を示す状態フラグを記憶する
    進捗情報記憶部と、
    前記状態フラグがコピー中もしくはコピー後の同期中を示す値であると、前記元データベ
    ースをアプリケーションプログラムのアクセス先とし、前記アプリケーションプログラム
    により前記元データベースのデータのうちコピー中またはコピー済みのデータが更新され
    るごとに、更新後の値の情報および更新されたデータを識別するための情報を含む更新ロ
    グを更新ログ記憶部に記憶させ、前記状態フラグが再編成中もしくは再編成後の同期中を
    示す値であると、前記コピーデータベースを前記アプリケーションプログラムのアクセス
    先とし、前記アプリケーションプログラムにより前記コピーデータベースのデータが更新
    されるごとに、前記更新ログを前記更新ログ記憶部に記憶させるアクセス先決定部と、
    前記コピー部による前記コピーデータベースの作成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部
    に記憶された前記更新ログの数が閾値より多いと、前記元データベースの排他ロックを取
    得せず、前記アプリケーションプログラムによる前記元データベースのデータの更新が許
    可され更新に応じた前記アクセス先決定部による前記更新ログの生成が継続されたまま、
    前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログを1つずつ前記コピーデータベースに適用
    するとともに適用した前記更新ログを前記更新ログ記憶部から削除する処理を前記更新ロ
    グ記憶部に記憶された前記更新ログの数が閾値以下となるまで繰り返す初期同期部と、
    前記コピー部による前記コピーデータベースの作成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部
    に記憶された前記更新ログの数が閾値以下であると、前記元データベースの排他ロックを
    取得して前記元データベースのデータに対する更新および参照を禁止し、前記更新ログ記
    憶部に記憶された前記更新ログを1つずつ前記コピーデータベースに適用するとともに適
    用した前記更新ログを前記更新ログ記憶部から削除し、前記更新ログ記憶部に記憶された
    前記更新ログの数がゼロになると、前記元データベースの前記排他ロックを開放すること
    により、前記元データベースと前記コピー部により作成された前記コピーデータベースと
    を同期するとともに、前記状態フラグを、前記アプリケーションプログラムのアクセス先
    を前記コピーデータベースに切り替え中であると示す値に更新する最終同期部と、
    前記元データベースと前記コピー部により作成された前記コピーデータベースとが前記
    最終同期部により同期され、前記アクセス先決定部により前記状態フラグに基づいて前記
    アプリケーションプログラムのアクセス先が前記コピーデータベースに切り替えられると
    ともに前記状態フラグが再編成中もしくは再編成後の同期中を示す値に更新されると、前
    記元データベースを再編成する再編成部と、
    を備え、
    前記初期同期部はさらに、
    前記再編成部による前記元データベースの再編成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部に
    記憶された前記更新ログの数が閾値より多いと、前記コピーデータベースの排他ロックを
    取得せずに前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログを1つずつ前記元データベース
    に適用するとともに適用後の前記更新ログを前記更新ログ記憶部から削除する処理を前記
    更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログの数が閾値以下となるまで繰り返し、
    前記最終同期部はさらに、
    前記再編成部による前記元データベースの再編成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部に
    記憶された前記更新ログの数が閾値以下であると、前記コピーデータベースの排他ロック
    を取得して前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログを1つずつ前記元データベース
    に適用するとともに適用後の前記更新ログを前記更新ログ記憶部から削除し、前記更新ロ
    グ記憶部に記憶された前記更新ログの数がゼロになると、前記コピーデータベースの前記
    排他ロックを開放することにより、前記コピーデータベースと前記再編成部により再編成
    された前記元データベースとを同期するとともに、前記状態フラグを、前記アプリケーシ
    ョンプログラムのアクセス先を前記元データベースに切り替え中であると示す値に更新し

    前記アクセス先決定部はさらに、
    前記状態フラグが前記アプリケーションプログラムのアクセス先を前記元データベースに
    切り替え中であると示す値であると、前記元データベースを前記アプリケーションプログ
    ラムのアクセス先とし、前記状態フラグを通常状態を示す値とする、
    データベース装置。
  2. 前記閾値はゼロである、
    請求項1に記載のデータベース装置。
  3. 第1のボリュームに格納された元データベースのデータをコピーして第2のボリュームに
    コピーデータベースを作成するステップと、
    コピー、再編成および同期からなる一連の処理の進捗状況を示す状態フラグを進捗情報
    記憶部に記憶させるステップと、
    前記状態フラグがコピー中もしくはコピー後の同期中を示す値であると、前記元データベ
    ースをアプリケーションプログラムのアクセス先とし、アプリケーションプログラムによ
    り前記元データベースのデータのうちコピー中またはコピー済みのデータが更新されるご
    とに、更新後の値の情報および更新されたデータを識別するための情報を含む更新ログ
    新ログ記憶部に記憶させるステップと、
    前記状態フラグが再編成中もしくは再編成後の同期中を示す値であると、前記コピーデー
    タベースをアプリケーションプログラムのアクセス先とし、前記アプリケーションプログ
    ラムにより前記コピーデータベースのデータが更新されるごとに、前記更新ログを前記更
    新ログ記憶部に記憶させるステップと、
    前記コピーデータベースの作成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部に記憶された前記更
    新ログの数が閾値より多いと、前記元データベースの排他ロックを取得せず、前記アプリ
    ケーションプログラムによる前記元データベースのデータの更新が許可され更新に応じ
    記更新ログの生成が継続されたまま、前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログを
    1つずつ前記コピーデータベースに適用するとともに適用した前記更新ログを前記更新ロ
    グ記憶部から削除する処理を前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログの数が閾値以
    下となるまで繰り返すステップと、
    前記コピーデータベースの作成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新
    ログの数が閾値以下であると、前記元データベースの排他ロックを取得して前記元データ
    ベースのデータに対する更新および参照を禁止し、前記更新ログ記憶部に記憶された前記
    更新ログを1つずつ前記コピーデータベースに適用するとともに適用した前記更新ログを
    前記更新ログ記憶部から削除する処理を前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログの
    数がゼロになるまで繰り返すステップと、
    前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログの数がゼロになると、前記元データベース
    の前記排他ロックを開放するとともに、前記状態フラグを、前記アプリケーションプログ
    ラムのアクセス先を前記コピーデータベースに切り替え中であると示す値に更新するステ
    ップと、
    前記更新された状態フラグに基づいて前記アプリケーションプログラムのアクセス先が前
    記コピーデータベースに切り替えられるステップと、
    前記状態フラグが再編成中もしくは再編成後の同期中を示す値に更新されるステップと、
    前記元データベースを再編成するステップと、
    前記元データベースの再編成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新
    ログの数が閾値より多いと、前記コピーデータベースの排他ロックを取得せずに前記更新
    ログ記憶部に記憶された前記更新ログを1つずつ前記元データベースに適用するとともに
    適用した前記更新ログを前記更新ログ記憶部から削除する処理を前記更新ログ記憶部に記
    憶された前記更新ログの数が閾値以下となるまで繰り返すステップと、
    前記元データベースの再編成が終わり、かつ前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ロ
    グの数が閾値以下であると、前記コピーデータベースの排他ロックを取得して前記更新ロ
    グ記憶部に記憶された前記更新ログを1つずつ前記元データベースに適用するとともに適
    用後の前記更新ログを前記更新ログ記憶部から削除する処理を前記更新ログ記憶部に記憶
    された前記更新ログの数がゼロになるまで繰り返すステップと、
    前記更新ログ記憶部に記憶された前記更新ログの数がゼロになると、前記コピーデータベ
    ースの前記排他ロックを開放するとともに、前記状態フラグを、前記アプリケーションプ
    ログラムのアクセス先を前記元データベースに切り替え中であると示す値に更新するステ
    ップと、
    前記再編成された元データベースをアプリケーションプログラムのアクセス先とするス
    テップと、
    前記状態フラグを通常状態を示す値とするステップと、
    を有するデータベース再編成方法。
JP2011091583A 2011-04-15 2011-04-15 データベース装置およびデータベース再編成方法 Active JP5815975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011091583A JP5815975B2 (ja) 2011-04-15 2011-04-15 データベース装置およびデータベース再編成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011091583A JP5815975B2 (ja) 2011-04-15 2011-04-15 データベース装置およびデータベース再編成方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012226453A JP2012226453A (ja) 2012-11-15
JP2012226453A5 JP2012226453A5 (ja) 2014-05-15
JP5815975B2 true JP5815975B2 (ja) 2015-11-17

Family

ID=47276571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011091583A Active JP5815975B2 (ja) 2011-04-15 2011-04-15 データベース装置およびデータベース再編成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5815975B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102111555B1 (ko) * 2016-11-15 2020-05-18 한양대학교 산학협력단 단일 어플리케이션이 이용하는 파일 기반 데이터베이스의 저널링 방법 및 장치
KR101996895B1 (ko) * 2016-11-15 2019-07-08 한양대학교 산학협력단 데이터베이스 복구 방법 및 장치
KR102024719B1 (ko) * 2016-11-15 2019-09-25 한양대학교 산학협력단 파일 기반 데이터베이스의 저널링 방법 및 장치
JP7120985B2 (ja) * 2019-12-16 2022-08-17 ヤフー株式会社 データベース管理システム、データベース管理方法、およびプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667944A (ja) * 1992-08-24 1994-03-11 Hitachi Ltd データベース管理方式
JPH0675840A (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 Hitachi Ltd データベースメンテナンス方式
JPH06250901A (ja) * 1993-02-25 1994-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データベース保守方法
JPH0877050A (ja) * 1994-09-02 1996-03-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データベース再構成装置及びデータベース再構成方法
JP2003099306A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Hitachi Ltd 計算機システムおよび計算機システムにおけるバックアップ方法
JP2004139217A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Hewlett Packard Co <Hp> データベースの移行方法
JP2004199264A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Hitachi Ltd データベース処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラム
JP2004318288A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Hitachi Ltd データ処理方法および装置ならびにその処理プログラム
JP4266786B2 (ja) * 2003-11-19 2009-05-20 株式会社日立製作所 情報処理システム及び情報処理装置
JP4683546B2 (ja) * 2005-07-15 2011-05-18 国立大学法人 東京大学 データベースの再編成方法及びデータベース再編成システム
JP5000359B2 (ja) * 2007-04-04 2012-08-15 株式会社リコー 情報管理システム及び情報管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012226453A (ja) 2012-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6309103B2 (ja) スナップショットおよびクローンの複製
CN110096891B (zh) 对象库中的对象签名
KR101573965B1 (ko) 분산형 저장 시스템 내의 데이터의 원자 다중 변경
CN105528368B (zh) 一种数据库迁移方法及装置
JPH04233639A (ja) ファイル管理システム
JP5815975B2 (ja) データベース装置およびデータベース再編成方法
US20200004852A1 (en) Large content file optimization
CN107391669A (zh) 一种基于文件系统的多版本文件管理方法及装置
CN105469001B (zh) 磁盘数据保护方法及装置
JP4755244B2 (ja) 情報生成方法、情報生成プログラム及び情報生成装置
EP2669806B1 (en) Storage system
CN109753381B (zh) 一种基于对象存储的持续数据保护方法
US20090112951A1 (en) Apparatus and method of managing files and memory device
JP2008090378A (ja) ハイブリッドファイルシステム、オペレーティングシステム、キャッシュ制御方法および記録媒体
KR20100089387A (ko) 데이터 보안 장치 및 데이터 보안 방법, 그리고 데이터 보안 방법을 실행하기 위한 프로그램을 저장한 기록매체
US10157106B1 (en) Method controlling backup data by using snapshot type image table
JP5740196B2 (ja) データベース装置およびデータベース再編成方法
JP2016189104A (ja) ファイル管理装置、記憶装置、ファイル管理方法及びプログラム
JP2005316708A (ja) 階層記憶装置、その復旧方法、及び復旧プログラム
TWI740429B (zh) 管理資料備份的方法及系統
JP4826610B2 (ja) 画像処理装置および画像消去プログラム
JP3957464B2 (ja) データ更新装置
CN112711439A (zh) 一种asic代码转换为fpga代码自动更新方法
JP2008123104A (ja) データアクセス装置
JP2014170430A (ja) メモリ管理方法、データ要素回収方法とデータ要素回収プログラム、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140402

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150630

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150925

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5815975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151