JP5815952B2 - 遮水シートの敷設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、廃棄物処分場における廃棄物処分域の側面や底面などの遮水対象面に、複数枚の遮水シートを並設するよう敷設する際の遮水シートの敷設方法に関するものである。
上記廃棄物処分場には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、廃棄物処分域を囲むよう設けられる壁の内側面が遮水対象面とされている。この遮水対象面に複数枚の遮水シートが互いに並設されるよう敷設され、これにより、上記処分域から外部への汚水の洩出が防止されるようになっている。
より具体的には、上記特許文献1の図10によれば、上記遮水対象面の下部側には下部遮水シートが敷設され、この下部遮水シートの上端縁部は、上記壁に固着具により固着されている。一方、上記遮水対象面の上部側には上部遮水シートが敷設され、上記下部遮水シートの上記上端縁部と固着具とは、上記上部遮水シートの下部により覆われている。また、この上部遮水シートの下端縁部と、上記下部遮水シートの上部外面とは、これらに塗布される熱溶融状の接着用樹脂により接着されて接合されている。そして、上記した上、下部遮水シートと、これら上、下部遮水シート同士を接着させる上記接着用樹脂とにより、上記遮水対象面が全体的に遮水されている。
特開2005−40729号公報
ところで、上記従来の技術によれば、隣り合う遮水シートの端部同士の重ね合わせ部についての接合は、自走式熱溶着機による溶着で行なうこととされる。一方、前記したように、重ね合わせ部を熱溶着機で挟み込むことが出来ない遮水シートの中間部への遮水シートの接合は、押出式接合機による肉盛融着(接着用樹脂を塗布することにより接着)で行なうこととされる。しかし、このような接着用樹脂の塗布による接着作業には熟練が要求される。このため、このように熟練が要求される分、上記した遮水シートの敷設作業は、煩雑になりがちである。
また、上記した接着用樹脂の塗布により遮水シート同士を接着させて連結させる場合、上記したように上記接着用樹脂による遮水性能や、上記両遮水シート同士の連結強度をそれぞれ十分に確保することは容易でない。そして、仮に、これらが十分に確保されない場合には、上記遮水対象面につき、長期にわたる遮水の維持が困難となって、寿命上の問題点が生じるおそれがある。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、遮水対象面に複数枚の遮水シートを並設させるよう敷設するに際し、これら遮水シートの敷設作業が容易にできるようにすると共に、遮水対象面における遮水についての性能の確保、および寿命の向上が達成できるようにすることである。
請求項1の発明は、図1〜3に例示するように、遮水対象面6に複数枚の遮水シート7をその幅方向Wに並設させるよう敷設する場合の遮水シートの敷設方法であって、
上記遮水シート7のうち、幅広の第1遮水シート7(A)の幅方向Wにおける一方がわWRの外側縁部18に重なるよう、この外側縁部18の長手方向Lに沿って延びる幅狭の第2遮水シート7(B)を配置し、
次に、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18の上記幅方向Wにおける基部と、上記第2遮水シート7(B)の上記幅方向Wにおける他方がわWLの端縁部とを重ね、この第1重ね部20(A)を、持ち運び可能な熱溶着機21で挟むと共にこの熱溶着機21を上記長手方向Lに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H1し、
次に、上記第1遮水シート7(A)に対し上記一方がわWRに第3遮水シート7(C)を並設し、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわWRの端縁部と、上記第3遮水シート7(C)の上記他方がわWLの端縁部とを重ね、この第2重ね部20(B)を、持ち運び可能な熱溶着機21で挟むと共にこの熱溶着機21を上記長手方向Lに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H2することを特徴とする遮水シートの敷設方法である。
また、上記構成に加えて、図4,5に例示するように、上記第1遮水シート7(A)に重なるよう第4遮水シート7(D)を配置し、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、他方の遮水シートの上記一方がわWRの端縁部と、上記第4遮水シート7(D)の上記一方がわWRの端縁部とを重ね、この第3重ね部20(C)を、持ち運び可能な熱溶着機31で挟むと共にこの熱溶着機31を上記長手方向Lに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H3することを特徴とする遮水シートの敷設方法である。
請求項の発明は、図1〜3に例示するように、遮水対象面6に複数枚の遮水シート7をその幅方向Wに並設させるよう敷設する場合の遮水シートの敷設方法であって、
上記遮水シート7のうち、幅広の第1遮水シート7(A)の幅方向Wにおける一方がわWRの外側縁部18に重なるよう、この外側縁部18の長手方向Lに沿って延びる幅狭の第2遮水シート7(B)を配置し、
次に、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18の上記幅方向Wにおける基部と、上記第2遮水シート7(B)の上記幅方向Wにおける他方がわWLの端縁部とを重ね、この第1重ね部20(A)を、持ち運び可能な熱溶着機21で挟むと共にこの熱溶着機21を上記長手方向Lに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H1し、
次に、上記第1遮水シート7(A)に対し上記一方がわWRに第3遮水シート7(C)を並設し、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわWRの端縁部と、上記第3遮水シート7(C)の上記他方がわWLの端縁部とを重ね、この第2重ね部20(B)を、持ち運び可能な熱溶着機21で挟むと共にこの熱溶着機21を上記長手方向Lに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H2することを特徴とする遮水シートの敷設方法である。
また、上記構成に加えて、図6,7に例示するように、上記第3遮水シート7(C)に重なるよう第5遮水シート7(E)を配置し、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、他方の遮水シートの上記一方がわWRの端縁部と、上記第5遮水シート7(E)の上記他方がわWLの端縁部とを重ね、この第4重ね部20(D)を、持ち運び可能な熱溶着機21で挟むと共にこの熱溶着機21を上記長手方向Lに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H4することを特徴とする遮水シートの敷設方法である
お、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、遮水対象面に複数枚の遮水シートをその幅方向に並設させるよう敷設する場合の遮水シートの敷設方法であって、
上記遮水シートのうち、幅広の第1遮水シートの幅方向における一方がわの外側縁部に重なるよう、この外側縁部の長手方向に沿って延びる幅狭の第2遮水シートを配置し、
次に、上記第1遮水シートの外側縁部の上記幅方向における基部と、上記第2遮水シートの上記幅方向における他方がわの端縁部とを重ね、この第1重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
次に、上記第1遮水シートに対し上記一方がわに第3遮水シートを並設し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第3遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第2重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着している。
このため、上記幅方向で複数枚の遮水シートを並設して、これら遮水シート同士を順次連結する場合において、これら各連結は、熱溶着機を用いた現場作業での熱溶着によりそれぞれ達成される。よって、接着用樹脂の塗布により遮水シート同士を接着させるという熟練が要求される従来の作業に比べて、上記敷設方法によれば、その敷設作業がより容易にできる、という「第1効果」が生じる。
また、上記したように、各遮水シート同士の連結は、互いに並設された両遮水シートの端縁部同士の連結部だけでなく、上記第1遮水シートの外側縁部の基部、つまり、この第1遮水シートの幅方向における中途部と、第2遮水シートの端縁部との連結部も、上記したように熱溶着機で挟んで熱溶着することにより達成される。このため、これら熱溶着の作業時に、仮に、これら各遮水シートを載置する作業面が凹凸形状(不陸)であるとしても、これに影響されることなく、上記連結部に、より一定の均質な荷重をかけることが可能となり、上記各連結部にそれぞれ十分な遮水性能と、連結強度とが確保される。よって、上記遮水対象面における遮水についての性能の確保、および寿命の向上が達成される、という「第2効果」が生じる
また、上記第1遮水シートに重なるよう第4遮水シートを配置し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、他方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第4遮水シートの上記一方がわの端縁部とを重ね、この第3重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着している。
このため、上記第1遮水シートと第4遮水シートとにより二重構造の第1、第4遮水シート群が形成されるため、遮水性能をより向上させることができる。また、上記した二重構造の第1、第4遮水シート群の内部空間に保護マットシートを設けてやれば、外力に対する耐久性が向上するため、特に、これを廃棄物処分場に適用すれば、極めて有益である。
請求項の発明は、遮水対象面に複数枚の遮水シートをその幅方向に並設させるよう敷設する場合の遮水シートの敷設方法であって、
上記遮水シートのうち、幅広の第1遮水シートの幅方向における一方がわの外側縁部に重なるよう、この外側縁部の長手方向に沿って延びる幅狭の第2遮水シートを配置し、
次に、上記第1遮水シートの外側縁部の上記幅方向における基部と、上記第2遮水シートの上記幅方向における他方がわの端縁部とを重ね、この第1重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
次に、上記第1遮水シートに対し上記一方がわに第3遮水シートを並設し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第3遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第2重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着している。
このため、請求項1と同様の前記「第1効果」と「第2効果」とが生じる。
また、上記第3遮水シートに重なるよう第5遮水シートを配置し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、他方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第5遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第4重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着している。
このため、上記第3遮水シートと第5遮水シートとにより二重構造の第3、第5遮水シート群が形成されるため、遮水性能をより向上させることができる。また、上記した二重構造の第3、第5遮水シート群の内部空間に保護マットシートを設けてやれば、外力に対する耐久性が向上するため、特に、これを廃棄物処分場に適用すれば、極めて有益である
参考例を示し、遮水シート同士の接合部の断面図であり、 (a)は、第1遮水シート7(A)と第3遮水シート7(C)とを熱溶着H2した図、 (b)は、第2遮水シート7(B)と第3遮水シート7(C)とを熱溶着H2した図である。 参考例を示し、廃棄物処分場の部分側面断面部分破断図である。 参考例を示し、熱溶着機による作業を示す斜視図である。 実施例を示し、図1に相当する図であり、 (a)は、第2遮水シート7(B)と第4遮水シート7(D)とを熱溶着H3した図、 (b)は、第1遮水シート7(A)と第4遮水シート7(D)とを熱溶着H3した図である。 実施例を示し、図3に相当する図である。 実施例を示し、図1に相当する図であり、 (a)は、第2遮水シート7(B)と第5遮水シート7(E)とを熱溶着H4した図、 (b)は、第1遮水シート7(A)と第5遮水シート7(E)とを熱溶着H4した図である。 実施例を示し、図1に相当する図であり、 (a)は、図4(a)に第5遮水シート7(E)と保護マットシート37とを加えた図、 (b)は、図4(b)に第5遮水シート7(E)と保護マットシート37とを加えた図である。
本発明の遮水シートの敷設方法に関し、遮水対象面に複数枚の遮水シートを並設させるよう敷設するに際し、これら遮水シートの敷設作業が容易にできるようにすると共に、遮水対象面における遮水についての性能の確保、および寿命の向上が達成できるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、遮水対象面に複数枚の遮水シートをその幅方向に並設させるよう敷設する場合の遮水シートの敷設方法であって、
上記遮水シートのうち、幅広の第1遮水シートの幅方向における一方がわの外側縁部に重なるよう、この外側縁部の長手方向Lに沿って延びる幅狭の第2遮水シートを配置し、
次に、上記第1遮水シートの外側縁部の上記幅方向における基部と、上記第2遮水シートの上記幅方向における他方がわの端縁部とを重ね、この第1重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
次に、上記第1遮水シートに対し上記一方がわに第3遮水シートを並設し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第3遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第2重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着している。
また、上記第1遮水シートに重なるよう第4遮水シートを配置し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、他方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第4遮水シートの上記一方がわの端縁部とを重ね、この第3重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着する。
[参考例]
本発明をより詳細に説明するために、その参考例を添付の図1〜3に従って説明する。
図2において、符号1は、廃棄物2を投入することにより埋め立てて、この廃棄物2を最終処分するための廃棄物処分場である。
上記廃棄物処分場1は、廃棄物2を投入させて処分するための処分域3を囲むよう設けられるコンクリート製の壁4と、上記処分域3の下面を形成するコンクリート製の底部5と、上記壁4の内側面および底部5の上面を遮水対象面6として、この遮水対象面6を覆い、互いに並設されるよう敷設される複数枚の遮水シート7と、これら遮水シート7を上記遮水対象面6に固着させる固着具8とを備えている。上記各遮水シート7はそれぞれ矩形状もしくは帯形状とされて、水平方向に延びている。なお、上記壁4や底部5は、地山や盛土などで形成されたものであってもよい。
上記固着具8は、上記壁4の遮水対象面6の上下方向の中途部に埋設される樹脂製のアンカー11と、上記遮水シート7の端縁部に形成され、上記アンカー11に形成された係止部12に係止される被係止部13と、上記遮水シート7の端縁部を上記アンカー11に対し締結により固着する複数(上下一対)のねじ14,14とを備えている。なお、上記係止部12および被係止部13と、ねじ14とはいずれか一方は設けなくてもよく、ねじ14は単一であってもよい。
上記遮水シート7は、それぞれ熱可塑性の高密度ポリエチレン(HDPE)、塩化ビニール(PVC)、その他EPDM、TPO、TPU、FPA、アスファルトシートなどの樹脂製で、例えば上下方向の幅方向W寸法が7m、水平方向の長手方向L寸法が15m、厚さが1.5mm以上とされる。
図1(a),3において、上記遮水対象面6に上記各遮水シート7をその幅方向Wに並設させるよう敷設する場合の遮水シート7の敷設方法につき説明する。
まず、水平で平坦な作業面上に、上記各遮水シート7のうち、幅広の第1遮水シート7(A)の幅方向Wにおける一方がわWRの外側縁部18に重なるよう、この外側縁部18の長手方向Lに沿って延びる幅狭の第2遮水シート7(B)を配置する。この第2遮水シート7(B)の上記幅方向Wにおける一方がわWRの端縁部には前記被係止部13が一体的に形成されている。
次に、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18の上記幅方向Wにおける基部と、上記第2遮水シート7(B)の上記幅方向Wにおける他方がわWLの端縁部とを重ねる。この第1重ね部20(A)を、持ち運び可能な熱溶着機21で挟むと共にこの熱溶着機21を上記長手方向Lの一方向LFに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H1する。
図3において、上記熱溶着機21は高周波式のもので、上記第1重ね部20(A)の上方に配置され、グリップ22を有する機枠23と、この機枠23の下端部に上記一方がわWRに向かって突設され、かつ、上記第1重ね部20(A)の間に介設されて高周波で高温となる加熱盤24と、上記機枠23に突設される上ブラケットアーム25と、この上ブラケットアーム25の突出端部に支持されて第1重ね部20(A)の上面に当接する上ローラ26と、上記加熱盤24の突出端部から延出し、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18を迂回して上記第1重ね部20(A)の下方にまで達するよう屈曲させられた下ブラケットアーム27と、この下ブラケットアーム27の延出端部に支持されて上記第1重ね部20(A)の下面に当接する下ローラ28とを備えている。
そして、前記したように熱溶着機21を上記長手方向Lの一方向LFに向かって移動させると、この移動に伴って、上記加熱盤24により上記第1重ね部20(A)が順次連続的に加熱される。また、上記移動に伴って、この加熱された第1重ね部20(A)が、互いに逆回転する上、下ローラ26,28に圧接状に挟まれて順次連続的に溶着される。つまり、前記したように第1重ね部20(A)が順次連続的に熱溶着H1される。
なお、上記熱溶着機21は、超音波、ヒータ式の熱盤、熱コテ、もしくは熱風を用いたものであってもよい。
次に、図1(a)において、上記第1遮水シート7(A)の上記一方がわWRに第3遮水シート7(C)を並設する。上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、一方の遮水シート7である上記第1遮水シート7(A)の上記一方がわWRの端縁部と、上記第3遮水シート7(C)の上記他方がわWLの端縁部とを重ねる。この第2重ね部20(B)を、上記熱溶着機21によって、上記と同様にして熱溶着H2する。
以下、図示しないが上記と同様にして、上記第3遮水シート7(C)の上記一方がわWRの外側端部に他の第1遮水シート7(A)や他の第2遮水シート7(B)を熱溶着してもよい。また、上記第1遮水シート7(A)の上記他方がわWLの外側端部に他の第2遮水シート7(B)や他の第3遮水シート7(C)を熱溶着してもよい。
また、図1(a)中二点鎖線で示すように、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18の端縁部の裏面に上記第3遮水シート7(C)を熱溶着H2してもよい。この場合、上記熱溶着機21の上記長手方向Lでの向きを180°転換させて、その逆方向LRに向かって移動させれば、上記熱溶着H2ができる。なお、上記熱溶着機21の下ブラケットアーム27が上記一方がわWRと他方がわWLとで逆の構成となる他の熱溶着機を用いて、上記一方向LFに向かって移動させ、上記熱溶着H2をしてもよい。
そして、上記のように複数枚の遮水シート7(A)〜7(C)を互いに熱溶着Hして、その遮水シート7(A)〜7(C)群を所望面積、所望形状にする。そして、この遮水シート7(A)〜7(C)群の一部分を縦向き姿勢として、上記壁4の遮水対象面6に沿うよう配設する。次に、上記遮水シート7(A)〜7(C)群の第2遮水シート7(B)の上記一方がわWRの各端縁部に形成された被係止部13のうち、下側の被係止部13から、順次、上記廃棄物処分場1の壁4に埋設された各アンカー11の係止部12に係止させ、かつ、それぞれねじ14で締結する。また、上記遮水シート7群のうち、最上部の遮水シート7の上端縁部は上記壁4の上面に他の固着具8により固着する。これにより、上記壁4における遮水対象面6への上記遮水シート7(A)〜7(C)群の一部分の敷設ができる。また、上記遮水シート7群の他部分は上記底部5における遮水対象面6に敷設すればよい。
なお、上記とは相違する作業として、次のようにしてもよい。即ち、まず、上記第1重ね部20(A)を熱溶着H1し、上記第2遮水シート7(B)の被係止部13を、壁4に埋設したアンカー11の係止部12に係止させる。一方、上記第3遮水シート7(C)を上記他の固着具8で壁4に取り付ける。その後、図2中一点鎖線で示すように、第1遮水シート7(A)の外側縁部18と、第3遮水シート7(C)との間を通して、ねじ14により上記第2遮水シート7(B)の上記一方がわWRの端縁部を上記アンカー11に固着する。次に、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18と第3遮水シート7(C)とを、廃棄物処分場1における現場にて上記熱溶着機21により熱溶着H2する。
また、上記遮水シート7(A)〜7(C)群の一部分と他部分との熱溶着Hも、廃棄物処分場1における現場にて、熱溶着機21により熱溶着してもよい。また、上記図1(a)の遮水シート7(A)〜7(C)群は上下が逆であってもよい。
図1(b)において、前記図1(a)のものに代えて、上記第1遮水シート7(A)の上記一方がわWRの端縁部に上記被係止部13を一体的に形成する。上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、他方の遮水シート7である上記第2遮水シート7(B)の上記一方がわWRの端縁部と、上記第3遮水シート7(C)の上記他方がわWLの端縁部とを重ね、この第2重ね部20(B)を熱溶着H2する。
他の構成は、前記図1(a)のものと同様であり、上記遮水シート7(A)〜7(C)群の敷設方法も、前記と同様である。
上記構成によれば、上記幅方向Wで複数枚の遮水シート7(A)〜7(C)を並設して、これら遮水シート7(A)〜7(C)同士を順次連結する場合において、これら各連結は、熱溶着機21を用いた現場作業での熱溶着によりそれぞれ達成される。よって、接着用樹脂の塗布により遮水シート7同士を接着させるという熟練が要求される従来の作業に比べて、上記敷設方法によれば、その敷設作業がより容易にできる、という「第1効果」が生じる。
また、上記したように、各遮水シート7(A)〜7(C)同士の連結は、互いに並設された両遮水シート7,7の端縁部同士の連結部だけでなく、上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18の基部、つまり、この第1遮水シート7(A)の幅方向における中途部と、第2遮水シート7(B)の端縁部との連結部も、上記したように熱溶着機21で挟んで熱溶着することにより達成される。このため、これら熱溶着の作業時に、仮に、これら各遮水シート7を載置する作業面が凹凸形状(不陸)であるとしても、これに影響されることなく、上記連結部に、より一定の均質な荷重をかけることが可能となり、上記各連結部にそれぞれ十分な遮水性能と、連結強度とが確保される。よって、上記遮水対象面6における遮水についての性能の確保、および寿命の向上が達成される、という「第2効果」が生じる。
また、前記構成によれば、第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とを、廃棄物処分場1等の壁4の遮水対象面6に沿うよう配設し、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、他方の遮水シート(図1(a)、図2では第2遮水シート7(B)、図1(b)では第1遮水シート7(A))の上記一方がわWRの端縁部を上記壁4に固着させる。
このため、上記したように、熱溶着H1,H2により互いに連結した複数枚の遮水シート7(A)〜7(C)群は、上記した他方の遮水シートの上記一方がわWRの端縁部の固着により、上記遮水対象面6に敷設される。よって、上記遮水シート7(A)〜7(C)群の一部の利用により、これの敷設ができることから、この敷設作業は容易に、かつ、簡単な構成で達成される。
なお、上記熱溶着機21は、一定速度で自動走行させるようにすることが好ましく、これにより、遮水シート7,7同士の接合強度のバラツキによる強度不足が生じる可能性を更に低減できる。
以下の図4〜7は、実施例1〜3を示している。これら各実施例は、前記参考例と構成、作用効果において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、これら参考例および各実施例における各部分の構成を、本発明の目的、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図4,5に従って説明する。この実施例では、前記参考例で示した被係止部13は各遮水シート7には形成されていない。
図4(a)において、前記参考例の図1(a)のものに加えて、上記第1遮水シート7(A)に重なるよう第4遮水シート7(D)を配置する。上記第2遮水シート7(B)の上記一方がわWRの端縁部と、上記第4遮水シート7(D)の上記一方がわWRの端縁部とを重ねる。この第3重ね部20(C)を、持ち運び可能な他の熱溶着機31で挟むと共にこの他の熱溶着機31を上記長手方向Lの一方向LFに向かって移動させながら順次連続的に熱溶着H3する。
また、上記第1遮水シート7(A)と第4遮水シート7(D)との間の内部空間に保護マットシート33を設ける。この保護マットシート33は、ポリエステル樹脂の不織布製とされ、厚さがほぼ10mmとされ、上記第1遮水シート7(A)や第4遮水シート7(D)が外力によって損傷することを防止してこれらを保護する。
図5において、上記他の熱溶着機31は、前記熱溶着機21とほぼ同構成、動作用であるが、上記下ブラケットアーム27に代えて他の下ブラケットアーム35が設けられている。この下ブラケットアーム35は、上記熱溶着機21の上ブラケットアーム25から一体的に延出し、上記第3重ね部20(C)の上記一方がわWRの端縁部の外側方に位置し、上記他の下ブラケットアーム35の延出端部に下ローラ28が片持ち支持されている。
図4(b)において、前記参考例の図1(b)のものに加えて、上記第1遮水シート7(A)に重なるよう第4遮水シート7(D)を配置する。上記第1遮水シート7(A)の上記一方がわWRの端縁部と、上記第4遮水シート7(D)との上記一方がわWRの端縁部とを重ねる。この第3重ね部20(C)を、上記他の熱溶着機31により熱溶着H3する。
上記構成によれば、第1遮水シート7(A)と第4遮水シート7(D)とにより二重構造の第1、第4遮水シート7(A),7(D)群が形成されるため、遮水性能をより向上させることができる。また、上記した二重構造の第1、第4遮水シート7(A),7(D)群の内部空間に保護マットシート33を設けてやれば、外力に対する耐久性が向上するため、特に、これを廃棄物処分場1に適用すれば、極めて有益である。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図6に従って説明する。この実施例では、前記参考例で示した被係止部13は各遮水シート7には形成されていない。
図6(a)において、前記参考例の図1(a)のものに加えて、上記第3遮水シート7(C)に重なるよう第5遮水シート7(E)を配置する。上記第2遮水シート7(B)の上記一方がわWRの端縁部と、上記第5遮水シート7(E)の上記他方がわWLの端縁部とを重ねる。この第4重ね部20(D)を、前記したように熱溶着機21により熱溶着H4する。
また、上記第3遮水シート7(C)と第5遮水シート7(E)との間の内部空間に、前記保護マットシート33と同構成の他の保護マットシート37を設ける。
図6(b)において、前記参考例の図1(b)のものに加えて、上記第3遮水シート7(C)に重なるよう第5遮水シート7(E)を配置する。上記第1遮水シート7(A)の上記外側縁部18の端縁部と、上記第5遮水シート7(E)の上記他方がわWLの端縁部とを重ねる。この第4重ね部20(D)を前記したように熱溶着機21により熱溶着H4する。
上記構成によれば、第3遮水シート7(C)と第5遮水シート7(E)とにより二重構造の第3、第4遮水シート7(C),7(E)群が形成されるため、遮水性能をより向上させることができる。また、上記した二重構造の第3、第4遮水シート7(C),7(E)群の内部空間に保護マットシート37を設けてやれば、外力に対する耐久性が向上するため、特に、これを廃棄物処分場1に適用すれば、極めて有益である。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図7に従って説明する。この実施例は、前記実施例と実施例とを一体にしたものである。
図7(a)において、前記実施例の図4(a)のものに加えて、上記第3遮水シート7(C)に重なるよう第5遮水シート7(E)を配置する。上記第2遮水シート7(B)の上記一方がわWRの端縁部と、上記第5遮水シート7(E)の上記他方がわWLの端縁部とを、上記第4遮水シート7(D)の上記一方がわWRの端縁部を介して重ね、三枚重ね部とする。この第4重ね部20(D)を、前記したように熱溶着機21により熱溶着H4し、つまり、上記三枚重ね部を互いに熱溶着H4する。
また、上記第3遮水シート7(C)と第5遮水シート7(E)との間の内部空間に、前記保護マットシート33と同構成の他の保護マットシート37を設ける。
図7(b)において、前記実施例の図4(b)のものに加えて、上記第3遮水シート7(C)に重なるよう第5遮水シート7(E)を配置する。上記第1遮水シート7(A)の上記外側縁部18の端縁部と、上記第5遮水シート7(E)の上記他方がわWLの端縁部とを、上記第4遮水シート7(D)の上記一方がわWRの端縁部を介して重ね、三枚重ね部とする。この第4重ね部20(D)を前記したように熱溶着機21により熱溶着H4し、つまり、上記三枚重ね部を互いに熱溶着H4する。
そして、上記のように敷設された第1〜第5遮水シート7(A)〜7(E)による遮水構造は、次の如くである。
即ち、遮水シート7のうち、幅広の第1遮水シート7(A)の幅方向Wにおける一方がわWRの外側縁部18に重なるよう、この外側縁部18の長手方向Lに沿って延びる幅狭の第2遮水シート7(B)が配置される。
上記第1遮水シート7(A)の外側縁部18の上記幅方向Wにおける基部と、上記第2遮水シート7(B)の上記幅方向Wにおける他方がわWLの端縁部との第1重ね部20(A)が熱溶着H1される。
上記第1遮水シート7(A)に対し上記一方がわWRに第3遮水シート7(C)が並設され、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、いずれか一方の遮水シート(図7(a)では第1遮水シート7(A)、図7(b)では第2遮水シート7(B))の上記一方がわWRの端縁部と、上記第3遮水シート7(C)の上記他方がわWLの端縁部との第2重ね部20(B)が熱溶着H2される。
上記第1遮水シート7(A)に重なるよう第4遮水シート7(D)が配置され、上記第1遮水シート7(A)と第2遮水シート7(B)とのうち、他方の遮水シート(図7(a)では第2遮水シート7(B)、図7(b)では第1遮水シート7(A))の上記一方がわWRの端縁部と、上記第4遮水シート7(D)の上記一方がわWRの端縁部との第3重ね部20(C)が熱溶着H3される。
上記第3遮水シート7(C)に重なるよう第5遮水シート7(E)が配置され、上記他方の遮水シートの上記一方がわWRの端縁部と、上記第5遮水シート7(E)の上記他方がわWLの端縁部との第4重ね部20(D)が熱溶着H4される。
また、上記第1遮水シート7(A)と第4遮水シート7(D)との間の内部空間に保護マットシート33が設けられ、上記第3遮水シート7(C)と第5遮水シート7(E)との間の内部空間に保護マットシート37が設けられる。
1 廃棄物処分場
2 廃棄物
3 処分域
4 壁
6 遮水対象面
7 遮水シート
8 固着具
11 アンカー
12 係止部
13 被係止部
14 ねじ
18 外側縁部
20 重ね部
21 熱溶着機
31 熱溶着機
33 保護マットシート
37 保護マットシート
W 幅方向
L 長手方向
H 熱溶着
WR 一方がわ
WL 他方がわ
LF 一方向
LR 逆方向

Claims (2)

  1. 遮水対象面に複数枚の遮水シートをその幅方向に並設させるよう敷設する際の遮水シートの敷設方法であって、
    上記遮水シートのうち、幅広の第1遮水シートの幅方向における一方がわの外側縁部に重なるよう、この外側縁部の長手方向に沿って延びる幅狭の第2遮水シートを配置し、
    次に、上記第1遮水シートの外側縁部の上記幅方向における基部と、上記第2遮水シートの上記幅方向における他方がわの端縁部とを重ね、この第1重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
    次に、上記第1遮水シートに対し上記一方がわに第3遮水シートを並設し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第3遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第2重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
    記第1遮水シートに重なるよう第4遮水シートを配置し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、他方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第4遮水シートの上記一方がわの端縁部とを重ね、この第3重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着することを特徴とする遮水シートの敷設方法。
  2. 遮水対象面に複数枚の遮水シートをその幅方向に並設させるよう敷設する際の遮水シートの敷設方法であって、
    上記遮水シートのうち、幅広の第1遮水シートの幅方向における一方がわの外側縁部に重なるよう、この外側縁部の長手方向に沿って延びる幅狭の第2遮水シートを配置し、
    次に、上記第1遮水シートの外側縁部の上記幅方向における基部と、上記第2遮水シートの上記幅方向における他方がわの端縁部とを重ね、この第1重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
    次に、上記第1遮水シートに対し上記一方がわに第3遮水シートを並設し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、いずれか一方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第3遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第2重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着し、
    上記第3遮水シートに重なるよう第5遮水シートを配置し、上記第1遮水シートと第2遮水シートとのうち、他方の遮水シートの上記一方がわの端縁部と、上記第5遮水シートの上記他方がわの端縁部とを重ね、この第4重ね部を、持ち運び可能な熱溶着機で挟むと共にこの熱溶着機を上記長手方向に向かって移動させながら順次連続的に熱溶着することを特徴とする遮水シートの敷設方法
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