JP5814788B2 - 樹脂製表皮材の製造方法 - Google Patents

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本発明は、例えば、車両用内装品の表面を構成する樹脂製表皮材の製造方法に関する。
従来より、例えば、車両用内装品には、樹脂製基材の表面を表皮材で覆って形成したものが知られている。該表皮材に使用される素材として最も高級感を出すことができるのが本革であるが、本革を表皮材として採用する場合、本革シートを内装品の形状に対応させるために所定の形状に裁断し、これら複数の本革シートの端部同士を縫合する必要がある。したがって、裁断作業及び縫合作業という作業工数の増加により製造コストが嵩むとともに、本革シート自体が高価であるので、採用される車種が一部の高級車等に限られてしまうという問題があった。
これに対応するために、合成樹脂で成形した表皮材を本革シートで作った表皮材に似せることで、内装品の意匠性を高めつつ表皮材の製造コストを抑えることが考えられる。例えば、特許文献1では、表皮材の表皮材本体をパウダースラッシュ成形法により樹脂で成形し、該表皮材本体の表面には、本革に似せるためのシボ加工が施されている。また、上記表皮材本体の表面には、本革シートの端部同士を突き合わせた継ぎ目を再現する線状の第1凹条溝が形成され、該第1凹条溝の両側には、線状の第2及び第3凹条溝が形成されている。そして、該第2及び第3凹条溝に縫糸でステッチを施すことにより樹脂製表皮材の意匠性を高めるようにしている。
特許第3915031号公報(段落0025、図11)
ところで、特許文献1の如き樹脂製表皮材の表皮材本体を成形する方法として、分割面を有する成形型(割型)を用い、型閉じ状態の成形型に設けられたキャビティ内に熱可塑性樹脂を充填して表皮材本体を成形する方法が考えられる。
しかし、上述の方法で表皮材本体を成形する場合、成形型の構造上、型閉じ状態の成形型の分割面に対応する表皮材本体の位置にパーティングラインが形成されてしまい、パーティングラインが乗員から見える位置に形成されると、意匠性が低下してしまう。したがって、成形型の設計の際に、表皮材本体に形成されるパーティングラインが乗員から目立たない位置となるように成形型の分割面の位置を設定する必要があり、表皮材本体の設計自由度が低下してしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、分割面を有する成形型を用いて樹脂製表皮材の表皮材本体を成形する場合において、外観の意匠性を高めることができ、しかも、表皮材本体の設計自由度の高い樹脂製表皮材の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、分割面を有する成形型を用いて樹脂製表皮材の表皮材本体を成形する際、複数の本革シートの端部同士を突き合わせて形成される本革製表皮材に現れるステッチを再現する箇所に型閉じ状態の成形型の分割面を対応させたことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、凹条溝の略半分を形成する第1突条部が分割面の成形面側端部に設けられた第1分割型と、上記凹条溝の略半分を形成し型閉じ状態で上記第1突条部と合わされて該第1突条部とで上記凹条溝を形成する第2突条部が分割面の成形面側端部に設けられた第2分割型とを有する成形型を用意し、型閉じ状態の上記第1分割型と上記第2分割型との間に設けられたキャビティ内に熱可塑性樹脂を充填し、上記凹条溝を有する可撓性表皮材本体を成形した後、上記成形型を型開きして上記表皮材本体を上記成形型から取り出し、次いで、上記成形型から取り出した表皮材本体表面の凹条溝に縫糸でステッチを施して樹脂製表皮材を得ることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記凹条溝は、溝幅が溝底に向かって縮小するように互いに接近する一対の側面と、該両側面に連続する平坦な底面とで構成され、
上記第1及び第2突条部の先端は、上記凹条溝の底面に対応してそれぞれ平坦面に形成されていることを特徴とする。
第1の発明では、分割面を有する成形型を用いて表皮材本体を成形した際、成形型の分割面によって発生するパーティングラインが凹条溝に形成されるが、該凹条溝にステッチを施すと、施されたステッチによりパーティングラインが目立たなくなって意匠性の高い樹脂製表皮材とすることができる。しかも、型設計の際に、本革製表皮材に現れるステッチを再現する箇所に成形型の分割面を設定するだけで成形型の分割面によって発生するパーティングラインが目立たなくなるので表皮材本体の設計自由度が高い。
第2の発明では、成形型における2つの分割型に設けられた第1及び第2突条部の先端が平坦であり、当該第1及び第2突条部の先端側が厚みを有するので、第1及び第2突条部の先端を尖鋭な形状にした場合に比べて第1及び第2突条部の強度を高くすることができ、成形時の成形型の破損を回避できる。
実施形態1に係るアームレストの斜視図である。 (a)は、図1のA−A線における断面図であり、(b)は、(a)のB部拡大図である。 実施形態1に係る表皮材本体を成形する成形型であり、(a)は、型閉じ状態の成形型のキャビティ内に熱可塑性樹脂を充填した状態を示し、(b)は、(a)のC部拡大図である。 実施形態1に係る表皮材本体を成形する成形型であり、(a)は、図3(a)の状態から成形型の可動型を後退させた状態を示し、(b)は、(a)のD部拡大図である。 実施形態1に係る表皮材本体を成形する成形型であり、(a)は、図4(a)の状態から成形型のスライド型を後退させた状態を示し、(b)は、(a)のE部拡大図である。 実施形態2に係る図2相当図である。 実施形態2に係る図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の製造方法で製造された実施形態1に係る樹脂製表皮材3で表面が構成されたアームレスト(車両用内装品)1を示す。該アームレスト1は、表面を本革に似せたものであり、車両用ドア10の車室内側トリム10aに取り付けられている。
上記アームレスト1は、車両前後方向に略水平方向に延びる断面略L字状のアームレスト本体1aを備え、該アームレスト本体1aの長手方向一端寄りには、車室外側に凹陥する凹部11が形成されている。そして、上記凹部11を形成する湾曲面の車両前後方向に位置する部分には、乗員がドア10を開閉する際に把持する把持部1bが橋絡されている。
上記アームレスト本体1aは、図2(a)に示すように、パネル状の樹脂製基材2を備え、上記樹脂製表皮材3は、上記樹脂製基材2の表面を覆うようになっている。
上記樹脂製表皮材3は、図3乃至図5に示す成形型(割型)5で射出成形された上壁3a及び側壁3bからなる可撓性表皮材本体30を備え、その表面にはシボ加工が施されている。
上記上壁3a及び側壁3bの端部には、当該上壁3a及び側壁3bの裏面側に折り返された断面略J字状の折返部3cが設けられ、該折返部3cを上記樹脂製基材2の端部に引っ掛けて当該樹脂製基材2に上記樹脂製表皮材3を取り付けるようになっている。
上記側壁3bの上部には、図1及び図2(b)に示すように、本革シートの端部同士を突き合わせた継ぎ目を再現する線状の継ぎ目再現用凹条溝31と、該継ぎ目再現用凹条溝31の下側に沿って延びる線状の第1ステッチ形成用凹条溝32と、上記継ぎ目再現用凹条溝31の上側に沿って延びる第2ステッチ形成用凹条溝33とが形成されている。
上記継ぎ目再現用凹条溝31、上記第1ステッチ形成用凹条溝32及び上記第2ステッチ形成用凹条溝33の各溝幅D1、D2、D3は、D3>D2>D1の関係になっている。
尚、本発明の実施形態では、溝幅D2とD3との関係がD3>D2となっているが、D3=D2であってもよい。
上記第2ステッチ形成用凹条溝33は、溝幅が溝底に向かって縮小するように互いに接近する一対の側面33aと、該両側面33aに連続する平坦な底面33bとで構成されている。
そして、上記第1ステッチ形成用凹条溝32及び上記第2ステッチ形成用凹条溝33には、縫糸4でステッチStが施され、本革シートの端部同士を突き合わせて縫合した際に現れるステッチを樹脂製表皮材3で再現している。
上記成形型5は、固定型本体60、及び該固定型本体60の側方に配置されたスライド型8を有する固定型(第1分割型)6と、該固定型6に対して進退可能に対向配置された可動型(第2分割型)7とを備えている。
上記固定型本体60は、上記上壁3a、側壁3b、折返部3cの裏面側及び折返部3cの一部表面側を成形する成形面6aが形成された分割面6bを有する一方、上記スライド型8は、上記側壁3b表面側、及び上記折返部3cの一部表面側を成形する成形面8aが形成された分割面8bを有している。
また、上記可動型7は、上記上壁3aの表面側、上記折返部3cの一部表面側、及び側壁3b表面側の上端部を成形する成形面7aが形成された分割面7bを有し、該分割面7bは、上記固定型本体60の分割面6b及び上記スライド型8の分割面8bと合わされるようになっている。
上記スライド型8には、油圧シリンダ9のピストンロッド9aが連結され、該ピストンロッド9aの伸縮動作により、上記スライド型8は、上記可動型7の進退方向と交差する方向に進退可能となっている。
上記スライド型8における上記分割面8bの成形面8a側端部には、上記第2ステッチ形成用凹条溝33の略半分を形成する第1突条部83が突設され、上記成形面8aの第1突条部83下方には、上記継ぎ目再現用凹条溝31を形成する第3突条部81及び上記第1ステッチ形成用凹条溝32を形成する第4突条部82が上下に並んで突設されている。
上記第1突条部83の先端は、上記第2ステッチ形成用凹条溝33の底面33bに対応して平坦面に形成されている。
一方、上記可動型7における分割面7bの成形面7a側端部には、上記第2ステッチ形成用凹条溝33の略半分を形成する第2突条部71が突設されている。
上記第2突条部71の先端は、上記第2ステッチ形成用凹条溝33の底面33bに対応して平坦面に形成され、上記第2突条部71は、上記成形型5の型閉じ状態で、上記第1突条部83と合わされて該第1突条部83とで上記第2ステッチ形成用凹条溝33を形成するようになっている。
そして、上記成形型5の型閉じ状態で、上記固定型本体60、可動型7及びスライド型8の各々の成形面6a、7a、8a間にキャビティCaが形成されるようになっている。
次に、樹脂製表皮材3の製造方法について説明する。
まず、図3(a)、(b)に示すように、成形型5を型閉じし、熱可塑性樹脂を上記固定型本体60、可動型7及びスライド型8の間に設けられたキャビティCa内に図示しない射出機から射出充填する。
次に、成形型5を型閉じした状態で上記キャビティCa内の熱可塑性樹脂を固化させた後、図4(a)、(b)に示すように、固定型本体60及びスライド型8に対して可動型7を後退させる。
そして、図5(a)、(b)に示すように、固定型本体60に対してスライド型8を後退させ、継ぎ目再現用凹条溝31、第1ステッチ形成用凹条溝32及び第2ステッチ形成用凹条溝33を有する表皮材本体30を成形する。
その後、作業者が固定型本体60の成形面6aから上記表皮材本体30を剥ぎ取って成形型5から取り出す。
尚、上記表皮材本体30における可動型7側の側面33a周辺がアンダーカットとなっているが、側面33aが緩やかに湾曲し、しかも表皮材本体30が可撓性を有するので、表皮材本体30の表面に傷がつくことなく可動型7から表皮材本体30を脱型できる。
しかる後、上記表皮材本体30表面の第1ステッチ形成用凹条溝32及び第2ステッチ形成用凹条溝33に縫糸4でステッチStを施し、図1及び図2に示すような樹脂製表皮材3を得る。
以上より、本発明の実施形態1では、分割面6b、7b、8bを有する成形型5を用いて表皮材本体30を成形した際、成形型5の分割面7b、8bによって発生するパーティングラインが第2ステッチ形成用凹条溝33に形成されるが、該第2ステッチ形成用凹条溝33にステッチStを施すと、施されたステッチStによりパーティングラインが目立たなくなって意匠性の高い樹脂製表皮材3とすることができる。しかも、型設計の際に、本革製表皮材に現れるステッチStを再現する箇所に成形型5の分割面6b、7b、8bを設定するだけで成形型5の分割面6b、7b、8bによって発生するパーティングラインが目立たなくなるので表皮材本体30の設計自由度が高い。
また、成形型5における固定型6及び可動型7に設けられた第1突条部83及び第2突条部71の先端が平坦であり、当該第1突条部83及び第2突条部71の先端側が厚みを有するので、第1突条部83及び第2突条部71の先端を尖鋭な形状にした場合に比べて第1突条部83及び第2突条部71の強度を高くすることができ、成形時の成形型5の破損を回避できる。
尚、本発明の実施形態1では、継ぎ目再現用凹条溝31の両側に1つずつしかステッチStが形成されていないが、意匠性を高めるために、継ぎ目再現用凹条溝31の側方に複数のステッチStを形成してもよく、その場合、その中の1つのステッチStに対応する箇所に成形型5の分割面6b、7b、8bを設定すればよい。
《発明の実施形態2》
図6(a)、(b)は、本発明の製造方法で製造された実施形態2に係る樹脂製表皮材3で表面が構成されたアームレスト1の断面図を示す。この実施形態2では、製造される樹脂製表皮材3のステッチStが1つである点と、該樹脂製表皮材3の表皮材本体30を成形する成形型5の一部構造とが実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2に係る表皮材本体30の側壁3b上部には、図6(b)に示すように、本革シートの端部同士を重ね合わせて縫合した際の一方の本革シートの端部を再現する段差状の端部再現部34と、該端部再現部34の上側に沿って延びるステッチ形成用凹条溝35とが形成され、該ステッチ形成用凹条溝35に縫糸4が施されてステッチStが形成されるようになっている。
また、実施形態2のスライド型8における上記分割面8bの成形面8a側端部には、図7に示すように、上記ステッチ形成用凹条溝35の略半分を形成する第1突条部83aが突設され、上記成形面8aの第1突条部83a下方には、上記端部再現部34を成形する段差状の端部成形部84が設けられている。
さらに、実施形態2の可動型7における分割面7bの成形面7a側端部には、上記ステッチ形成用凹条溝35の略半分を形成する第2突条部71aが突設され、上記第2突条部71aは、上記成形型5の型閉じ状態で、上記第1突条部83aと合わされて該第1突条部83aとで上記ステッチ形成用凹条溝35を形成するようになっている。
尚、実施形態2に係る樹脂製表皮材3の製造方法は、実施形態1と同じであるため詳細な説明は省略する。
以上より、本発明の実施形態2のように、ステッチStが1つしかない樹脂製表皮材3を製造する際に本発明の製造方法を適用しても実施形態1と同様の効果を得ることができる。
尚、本革シートの端部同士を重ね合わせて縫合した際の一方の本革シートの端部を再現するために表皮材本体30の表面に段差状の端部再現部34を形成したが、当該端部再現部34を形成しない表皮材本体30であってもよい。
また、本発明の実施形態1、2では、アームレスト1における表皮材の製造に本発明を適用したが、その他の車両用内装品の表皮材の製造に本発明を適用してもよい。
さらに、本発明では、表皮材本体30を射出成形により成形したが、分割面を有する成形型を用いて樹脂で表皮材本体30を成形するのであれば射出成形でなくても本発明を適用でき、例えば、トランスファー成形等で成形する場合においても適用できる。
それに加えて、本発明で使用する成形型5において、樹脂製表皮材3のステッチStに対応する箇所に分割面6b、7b、8bを設定する構造以外の部分は、実施形態1、2に示すものに限らない。
本発明は、車両用内装品の表面を構成する樹脂製表皮材の製造方法に適している。
1 アームレスト(車両用内装品)
3 樹脂製表皮材
4 縫糸
5 成形型
6 固定型(第1分割型)
6a 成形面
6b 分割面
7 可動型(第2分割型)
7a 成形面
7b 分割面
8a 成形面
8b 分割面
30 表皮材本体
33 第2ステッチ形成用凹条溝
35 ステッチ形成用凹条溝
33a 側面
33b 底面
71 第2突条部
71a 第2突条部
83 第1突条部
83a 第1突条部
St ステッチ
Ca キャビティ

Claims (2)

  1. 凹条溝の略半分を形成する第1突条部が分割面の成形面側端部に設けられた第1分割型と、上記凹条溝の略半分を形成し型閉じ状態で上記第1突条部と合わされて該第1突条部とで上記凹条溝を形成する第2突条部が分割面の成形面側端部に設けられた第2分割型とを有する成形型を用意し、
    型閉じ状態の上記第1分割型と上記第2分割型との間に設けられたキャビティ内に熱可塑性樹脂を充填し、上記凹条溝を有する可撓性表皮材本体を成形した後、上記成形型を型開きして上記表皮材本体を上記成形型から取り出し、
    次いで、上記成形型から取り出した表皮材本体表面の凹条溝に縫糸でステッチを施して樹脂製表皮材を得ることを特徴とする樹脂製表皮材の製造方法。
  2. 請求項1に記載の樹脂製表皮材の製造方法において、
    上記凹条溝は、溝幅が溝底に向かって縮小するように互いに接近する一対の側面と、該両側面に連続する平坦な底面とで構成され、
    上記第1及び第2突条部の先端は、上記凹条溝の底面に対応してそれぞれ平坦面に形成されていることを特徴とする樹脂製表皮材の製造方法。
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