JP5814279B2 - 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5814279B2
JP5814279B2 JP2013028871A JP2013028871A JP5814279B2 JP 5814279 B2 JP5814279 B2 JP 5814279B2 JP 2013028871 A JP2013028871 A JP 2013028871A JP 2013028871 A JP2013028871 A JP 2013028871A JP 5814279 B2 JP5814279 B2 JP 5814279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
housing
disposed
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013028871A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014157317A (ja
Inventor
和田 実
実 和田
中植 隆久
隆久 中植
清水 保
保 清水
郁雄 牧江
郁雄 牧江
賢一 玉置
賢一 玉置
剛史 四辻
剛史 四辻
静 岡田
静 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2013028871A priority Critical patent/JP5814279B2/ja
Priority to US14/180,793 priority patent/US9063468B2/en
Publication of JP2014157317A publication Critical patent/JP2014157317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5814279B2 publication Critical patent/JP5814279B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0865Arrangements for supplying new developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/0836Way of functioning of agitator means
    • G03G2215/0838Circulation of developer in a closed loop within the sump of the developing device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置に好適に搭載される現像装置、およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような現像装置が知られている。この現像装置は、現像ローラーと攪拌スクリューとを備える現像ハウジングと、この現像ハウジングに着脱自在に装着されるトナー補給用のトナーコンテナとを備えて構成されている。トナーコンテナの底部には、開閉可能なトナー排出口が設けられ、現像ハウジングには、トナー排出口に対応した位置にトナー補給口が設けられている。トナーコンテナが現像ハウジングに装着され、トナー排出口とトナー補給口とが開放されると、トナーコンテナ内のトナーが現像ハウジング内に形成された所定の循環搬送路に供給される。
前記循環搬送路は、トナー補給口に対応した往路搬送路と、現像ローラーに対応した復路搬送路とからなる。各循環搬送路には、回転軸周りに螺旋羽根が配設された攪拌スクリューがそれぞれ装着される。トナーは、これら攪拌スクリューによって往路搬送路と復路搬送路との間を循環搬送される。
特開2005−346116号公報
特許文献1に記載された技術では、トナーコンテナから現像ハウジングに多量のトナーが流入した場合、既に現像ハウジング内を循環されていたトナーと補給された新しいトナーとの間の表面状態の差に起因して、トナーの帯電が二極化することがあった。すなわち、上記トナーの一方は正極に帯電され、他方は負極に帯電される。この結果、現像装置が搭載される画像形成装置において、現像剤かぶりが発生することがあった。
更に、現像ハウジング内に急激に流入した新しいトナーは、現像ハウジング内で十分分散されずに、トナー層の上層を上滑りしながら現像ローラーに供給されやすい。この場合、画像上に縦スジ状の現像剤かぶりが生じるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、現像ハウジング内に補給されたトナーが十分分散されないまま現像ローラーに供給され、現像剤かぶりが発生することを抑止した現像装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像装置は、一対の壁部と、前記一対の壁部間に架設された天板とを備え、磁性を有する現像剤が収容されるハウジングと、前記ハウジングに着脱可能とされ、前記ハウジングに補給される補給現像剤を収容する補給現像剤収容部と、前記一対の壁部間において、前記ハウジングに回転可能に支持され、前記現像剤を担持する現像ローラーと、前記ハウジングに前記現像ローラーと間隔をおいて配置され第1方向に前記現像剤が搬送される第1搬送路と、前記現像ローラーと前記第1搬送路との間に配置され前記第1方向とは反対の第2方向に向かって前記現像剤が搬送され、かつ、前記現像ローラーに前記現像剤を供給する第2搬送路と、を含み、上方を前記天板によって画定され、前記現像剤が循環搬送される現像剤搬送路と、前記第1搬送路に対向して前記天板に配設され、前記補給現像剤を前記第1搬送路に受け入れる現像剤受入口と、前記第1搬送路に配設され、回転駆動され、前記現像剤受入口が前記第1搬送路に対向する位置を通過するように前記第1方向に前記現像剤を搬送する搬送部材と、前記ハウジングに配置され、前記現像剤受入口よりも前記第1方向下流側の前記第1搬送路において、前記天板から前記搬送部材に向かう前記現像剤の磁気ブラシを形成する磁性部材と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、磁性部材は、現像剤受入口よりも第1方向下流側の第1搬送路に、天板から搬送部材に向かって磁気ブラシを形成する。すなわち、第1搬送路の天板側には、磁気ブラシの壁が形成される。したがって、第1搬送路内に流入された補給現像剤は、搬送部材によって複数の磁気ブラシの下方に沈むように搬送される。このため、補給現像剤が周辺の現像剤と好適に攪拌、混合される。この結果、補給現像剤が十分に分散された状態で、第2搬送路に流入された後、現像ローラーに供給される。また、補給現像剤が第1搬送路の現像剤層の上層を上滑りしながら第2搬送路に搬入されることが抑止される。
上記の構成において、前記現像剤受入口は、前記第1搬送路の前記第1方向下流側の位置に対向して配置されることが望ましい。
本構成によれば、第1搬送路の第1方向下流側に配置された現像剤受入口から、第1搬送路に流入した補給現像剤は、比較的短時間のうちに第2搬送路側に搬入される。このような場合であっても、第1搬送路内に流入された補給現像剤は、搬送部材によって複数の磁気ブラシの下方に沈むように搬送される。このため、補給現像剤が十分に分散された状態で、第2搬送路に流入された後、現像ローラーに供給される。
上記の構成において、前記搬送部材は、前記第1方向に延設される回転軸と、前記回転軸回りに形成されたスクリュー羽根と、を有することが望ましい。
本構成によれば、スクリュー羽根の回転によって、補給現像剤の撹拌が促進される。
上記の構成において、前記搬送部材は、前記第1方向の前記磁性部材が対向する領域において、部分的に前記スクリュー羽根が欠落された欠落部を有することが望ましい。
本構成によれば、搬送部材の欠落部によって、現像剤受入口が対向する位置に現像剤の滞留部が形成される。このため、滞留部の現像剤量の変化に応じて、補給現像剤収容部から第1搬送路に補給現像剤が流入される。そして、滞留部の現像剤量が減少し、補給トナーが第1搬送路に流入した場合であっても、第1搬送路内に流入された補給現像剤は、搬送部材によって複数の磁気ブラシの下方に沈むように搬送される。このため、補給現像剤が十分に分散された状態で、第2搬送路に流入された後、現像ローラーに供給される。
上記の構成において、前記第1方向と交差する断面視において、前記磁性部材は、少なくとも前記第1搬送路のうち前記スクリュー羽根が上方から下方に回転する第1領域の上方に前記磁気ブラシを形成することが望ましい。
本構成によれば、スクリュー羽根の回転力によって、第1領域の現像剤が下方に押圧されながら第1搬送路を搬送される。このため、第1領域の上方には隙間が形成され、補給現像剤が流入しやすい。したがって、補給現像剤が流入しやすい第1領域に対応して、磁気ブラシが形成されることで、前記流入した補給現像剤を磁気ブラシの下方に好適に搬送することができる。
上記の構成において、前記第1方向と交差する断面視において、前記磁性部材は、前記第1搬送路のうち前記スクリュー羽根が上方から下方に回転する第1領域の上方、および前記第1搬送路のうち前記スクリュー羽根が下方から上方に回転する第2領域の上方に前記磁気ブラシを形成することが望ましい。
本構成によれば、第1方向と交差する断面視において、第1領域と第2領域とを覆うように磁気ブラシが形成される。このため、第1搬送路に流入した補給現像剤を現像剤層の下方に安定して搬送することができる。
上記の構成において、前記磁性部材のうち前記第1領域の上方に位置する第1部分の磁力が、前記第2領域の上方に位置する第2部分の磁力よりも大きく設定されることが望ましい。
本構成によれば、スクリュー羽根の回転力によって、補給現像剤が流入しやすい第1領域に対応して、より強い磁気ブラシが形成される。このため、前記流入した補給現像剤を磁気ブラシの下方に一層搬送することができる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記の何れかに記載の現像装置と、表面に静電潜像が形成され、前記現像ローラーから前記現像剤が供給される像担持体と、前記像担持体からシートに画像を転写する転写装置と、を備えることを特徴とする。
本構成によれば、第1搬送路内に流入された補給現像剤は、搬送部材によって複数の磁気ブラシの下方に沈むように搬送される。このため、補給現像剤が周辺の現像剤と好適に攪拌、混合される。この結果、補給現像剤が十分に分散された状態で、第2搬送路に流入された後、現像ローラーに供給される。したがって、シートに形成された画像上に現像剤かぶりが生じることが好適に抑止される。
本発明によれば、現像ハウジング内に補給されたトナーが十分分散されないまま現像ローラーに供給され、現像剤かぶりが発生することを抑止した現像装置、およびこれを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る現像装置の側方から見た断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る現像装置の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る現像装置のトナー補給の様子を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る現像装置の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る現像装置のトナーの流れを示す模式的な断面図(A)、(B)である。 本発明の実施形態に係る現像装置と比較される他の現像装置の現像剤の流れを説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る現像装置の側方から見た断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す側断面図である。ここでは、画像形成装置1としてモノクロプリンターを例示するが、画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよく、またカラー画像を形成する画像形成装置であっても良い。
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する本体ハウジング10と、この本体ハウジング10内に収容される画像形成部30と、定着部40と、トナーコンテナ50と、給紙部90と、を含む。
本体ハウジング10の前面側には前カバー11が、後面側には後カバー12が各々備えられている。前カバー11が開放されることで、トナーコンテナ50が前面側に露出する。これにより、ユーザーは、トナー切れの際にトナーコンテナ50を本体ハウジング10の前面側から取り出すことができる。後カバー12は、シートジャムやメンテナンスの際に開放されるカバーである。画像形成部30及び定着部40の各ユニットは、後カバー12が開放されることで、本体ハウジング10の後面側から取り出し可能となる。
また、本体ハウジング10の側面には、左カバー12L(図1)と、左カバー12Lとは反対側の右カバー12R(図1には表れていない)とが、それぞれ鉛直方向に延伸するように配設されている。左カバー12Lの前側部分には、本体ハウジング10内に空気を取り込むための吸気口12Laが配設されている。また、本体ハウジング10の上面には、画像形成後のシートが排出される排紙部13が備えられている。前カバー11と、後カバー12と、左カバー12Lと、右カバー12Rと、排紙部13とによって画定される内部空間S(図2)に、画像形成を実行するための各種装置が内装される。
画像形成部30は、給紙部90から送り出されるシートにトナー画像を形成する画像形成処理を行う。画像形成部30は、感光体ドラム31(像担持体)と、この感光体ドラム31の周囲に配置された、帯電装置32、露光装置(図2には表れていない)、現像装置20、転写ローラー34及びクリーニング装置35とを含む。画像形成部30は、左カバー12Lと右カバー12Rとの間に、配設される。
感光体ドラム31は、回転シャフトと、回転シャフト回りに回転する円筒面と、を備える。円筒面には、静電潜像が形成されるとともに、該静電潜像に応じたトナー像が円筒面に担持される。感光体ドラム31としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。
帯電装置32は、感光体ドラム31の表面を均一に帯電するものであって、感光体ドラム31に当接する帯電ローラーを含む。
クリーニング装置35は、不図示のクリーニングブレードを有し、トナー像転写後の感光体ドラム31の周面に付着したトナーを清掃するとともに、不図示の回収装置に該トナーを搬送する。
露光装置は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム31の周面に、パーソナルコンピューター等の外部装置から与えられる画像データに基づいて変調された光を照射して、静電潜像を形成する。現像装置20は、感光体ドラム31上の前記静電潜像を現像してトナー像を形成するために、感光体ドラム31の周面にトナーを供給する。現像装置20は、感光体ドラム31に供給するトナーを担持する現像ローラー21と、現像ハウジング210(図3)の内部で現像剤を攪拌しながら循環搬送する第1攪拌スクリュー23及び第2攪拌スクリュー24とを含む。なお、本実施形態に係る現像装置20については、後記で詳述する。
転写ローラー34は、感光体ドラム31の周面に形成されたトナー像をシート上に転写させるためのローラーである。転写ローラー34は、感光体ドラム31の円筒面に当接し、転写ニップ部を形成している。この転写ローラー34には、トナーと逆極性の転写バイアスが与えられる。
定着部40は、転写されたトナー像をシート上に定着する定着処理を行う。定着部40は、加熱源を内部に備えた定着ローラー41と、この定着ローラー41に対して圧接され、定着ローラー41との間に定着ニップ部を形成する加圧ローラー42とを含む。トナー像が転写されたシートが前記定着ニップ部に通紙されると、トナー像は、定着ローラー41による加熱および加圧ローラー42による押圧により、シート上に定着される。
トナーコンテナ50(補給現像剤収容部)は、現像装置20に補給する補給トナー(補給現像剤)を貯留する。トナーコンテナ50は、補給トナーの主な貯留箇所となるコンテナ本体51と、コンテナ本体51の一側面の下部から突設された筒状部52と、コンテナ本体51の他の側面を覆う蓋部材53と、コンテナ内部に収容されトナーを搬送する回転部材54とを含む。トナーコンテナ50内に貯留された補給トナーは、回転部材54が回転駆動されることによって、筒状部52の先端下面に設けられたトナー排出口521から現像装置20内に供給される。また、トナーコンテナ50の上方を覆うコンテナ天板50Hは、排紙部13の下方に位置する(図2参照)。
給紙部90は、画像形成処理が施されるシートを収容する給紙カセット91を含む(図2)。この給紙カセット91は、その一部が本体ハウジング10の前面からさらに前方に突出している。給紙カセット91のうち、本体ハウジング10内に収容されている部分の上面は、給紙カセット天板91Uによって覆われている。給紙カセット91には、前記シートの束が収容されるシート収容空間、前記シートの束を給紙のためにリフトアップするリフト板等が備えられている。給紙カセット91の後端側の上部にはシート繰出部91Aが設けられている。このシート繰出部91Aには、給紙カセット91内のシート束の最上層のシートを1枚ずつ繰り出すための給紙ローラー91Bが配置されている。
本体ハウジング10内には、シートを搬送するために、主搬送路92F及び反転搬送路92Bが備えられている。主搬送路92Fは、給紙部90のシート繰出部91Aから画像形成部30及び定着部40を経由して、本体ハウジング10上面の排紙部13に対向して設けられている排紙口14まで延びている。反転搬送路92Bは、シートに対して両面印刷を行う場合に、片面印刷されたシートを主搬送路92Fにおける画像形成部30の上流側に戻すための搬送路である。
主搬送路92Fは、感光体ドラム31および転写ローラー34によって形成される転写ニップ部を、下方から上方に向かって、通過するように延設される。また、主搬送路92Fの、転写ニップ部よりも上流側には、レジストローラー対93が配置されている。シートは、レジストローラー対93にて一旦停止され、スキュー矯正が行われた後、画像転写のための所定のタイミングで、前記転写ニップ部に送り出される。主搬送路92F及び反転搬送路92Bの適所には、シートを搬送するための搬送ローラーが複数配置されており、例えば排紙口14の近傍には排紙ローラー対94が配置されている。
反転搬送路92Bは、反転ユニット95の外側面と、本体ハウジング10の後カバー12の内面との間に形成されている。なお、反転ユニット95の内側面には転写ローラー34及びレジストローラー対93の一方のローラーが搭載されている。後カバー12及び反転ユニット95は、それらの下端に設けられた支点部121の軸回りに各々回動可能である。反転搬送路92Bにおいてシートジャムが発生した場合、後カバー12が開放される。主搬送路92Fでシートジャムが発生した場合、或いは感光体ドラム31のユニットや現像装置20が外部に取り出される場合には、後カバー12に加えて反転ユニット95も開放される。
<現像装置の説明>
次に、本発明の第1の実施形態に係る現像装置20について詳述する。図3は、現像装置20の内部構造を示す側断面図である。また、図4は、現像装置20の内部構造を示す平面図である。現像装置20は、一方向(現像ローラー21の軸方向)に長尺の箱形形状を有する現像ハウジング210(ハウジング)を備える。現像ハウジング210は、一対の第1壁部210Aおよび第2壁部210B(図4)を備える。該現像ハウジング210は、第1壁部210Aおよび第2壁部210Bの間に内部空間220を有する。また、現像ハウジング210は、内部空間220の上方を画定する天板211(図5)を備える。
内部空間220には、現像ローラー21と、第1攪拌スクリュー23(搬送部材)および第2攪拌スクリュー24と、トナー補給口25(現像剤受入口)とが配設されている。本実施形態では、一成分現像方式として、この内部空間220には、磁性材料を含むトナーが現像剤として収容される。トナーは、内部空間220内において攪拌搬送され、静電潜像を現像するために、逐次現像ローラー21から感光体ドラム31に供給される。なお、他の実施形態において、二成分現像剤など、磁性材料を含むその他の現像剤が使用されてもよい。
現像ローラー21は、一対の第1壁部210Aおよび第2壁部210Bの間において、現像ハウジング210に回転可能に支持され、表面に現像剤を担持する。現像ローラー21は、現像ハウジング210の長尺方向に延設される円筒形状を有する。現像ローラー21は、回転駆動される円筒形状のスリーブ21Sと、スリーブ21Sの内部に、軸方向に沿って固定配置される円柱形状のマグネット21Mとを備える。スリーブ21Sは、不図示の駆動手段によって、図3の矢印D31方向に回転駆動され、周面に磁性トナーを担持する。マグネット21Mは、スリーブ21Sの内部に、スリーブ21Sの周方向に複数の磁極を有する固定磁石である。マグネット21Mは、周方向に配置される4つの磁極S1極、N1極、S2極、N2極を備える。
図3において、現像ローラー21を囲む曲線MCは、各磁極によってもたらされる現像ローラー21の半径方向の磁力を、スリーブ21S上の周方向の分布として示したものである。S1極は、マグネット21Mのうち、前方かつ上方の位置に配置される。S1極は、規制極として、トナー層を規制するために使用される。N1極は、マグネット21Mのうち、後方かつ上方の位置に配置される。N1極は、現像極として、感光体ドラム31にトナーを供給する機能を備える。N2極は、マグネット21Mのうち、前方かつ下方の位置に配置される。N2極は、キャッチ極として、現像ローラー21にトナーを汲み上げる機能を備える。S2極は、マグネット21Mのうち、N1極よりもスリーブ21Sの回転方向下流側であって、N2極よりもスリーブ21Sの回転方向上流側の位置に配置される。S2極は、主に、マグネット21Mのうち、後方かつ下方の位置に配置される。S2極は、N1極において、感光体ドラム31側に移動されなかったトナーを、現像ハウジング210に回収する搬送極としての機能を備える。スリーブ21S上に担持されたトナーは、現像ハウジング210に配設された開口部(不図示)まで搬送され、対向する感光体ドラム31に供給される。
現像ハウジング210の内部空間220は、天板211(図5)によって覆われるとともに、左右方向に延びる仕切り板22によって、左右方向に長尺の第1搬送路221と第2搬送路222とに区画されている。第1搬送路221は、現像ハウジング210に現像ローラー21と間隔をおいて配置される。第2搬送路222は、現像ローラー21と第1搬送路221との間に配置され、現像ローラー21に現像剤を供給する。仕切り板22は、現像ハウジング210の左右方向の幅よりも短く、仕切り板22の左端及び右端と、前記第2壁部210Bおよび第1壁部210Aとの間には、第1搬送路221と第2搬送路222とをそれぞれ連通させる第1連通路223及び第2連通路224が備えられている。これにより、内部空間220には、第1搬送路221、第1連通路223、第2搬送路222及び第2連通路224に至る循環経路(現像剤搬送路)が形成される。トナーは、該循環経路内を図4において時計回りに搬送される。
トナー補給口25は、前記天板211に穿孔された開口部であり、第1搬送路221の左端付近(第1方向下流側)の上方に配置されている(図4〜図6)。トナー補給口25は、上記の循環経路に対向して配置され、トナーコンテナ50から補給される補給トナーを内部空間220の第1搬送路221に受け入れる機能を備える。本実施形態では、トナー補給口25は、平面視で14mm×8mmの開口からなる。
第1攪拌スクリュー23は、第1搬送路221に配設されている。第1攪拌スクリュー23は、第1回転軸23a(回転軸)と、この第1回転軸23aの周上にスパイラル状に突設された第1螺旋羽根23b(スクリュー羽根)とを含む。第1攪拌スクリュー23は、不図示の駆動手段によって第1回転軸23a回り(図3の矢印D33、図4の矢印R2)に回転駆動されることで、図4の矢印D1方向(第1方向)にトナーを搬送する。第1攪拌スクリュー23は、トナー補給口25が第1搬送路221に対向する位置を通過するように現像剤を搬送する。これにより、第1攪拌スクリュー23は、トナー補給口25から流入する新しいトナーと、第1搬送路221を搬送されるトナーとを混合し、混合されたトナーを第2搬送路222側に受け渡す機能を有する。なお、本実施形態では、第1螺旋羽根23bの外径は14mmであり、軸方向のピッチは20mmに設定される。第1攪拌スクリュー23の搬送性能に応じて、前記ピッチは変更可能であるが、トナーの搬送能力を維持する上では前記ピッチの下限は15mmとされることが好ましい。第1攪拌スクリュー23のトナー搬送方向(矢印D1方向)下流側には、第1パドル23cが配設されている。第1パドル23cは、第1回転軸23a上に配設された板状部材である。第1パドル23cは、第1回転軸23aと共に回転され、図4の矢印D3方向に向かって、第1搬送路221から第2搬送路222にトナーを受け渡す。本実施形態では、第1パドル23cの軸方向の長さは、20mmに設定される。更に、第1攪拌スクリュー23は、搬送能力抑制軸部26(欠落部)を備える。搬送能力抑制軸部26は、部分的に第1螺旋羽根23bが欠落され、第1回転軸23aのみが配置される部分である。搬送能力抑制軸部26に対向して、後記の磁石28Aが配置される。
第2攪拌スクリュー24は、第2搬送路222に配設されている。第2攪拌スクリュー24は、第2回転軸24aと、この第2回転軸24aの周上にスパイラル状に突設された第2螺旋羽根24bとを含む。第2攪拌スクリュー24は、不図示の駆動手段によって第2回転軸24a回り(図3の矢印D32、図4の矢印R1)に回転駆動されることで、図4の矢印D2方向(第2方向)にトナーを搬送する。第2攪拌スクリュー24は、第2搬送路222内で、トナーを搬送するとともに、現像ローラー21にトナーを供給する。なお、本実施形態では、第2螺旋羽根24bの外径は14mmであり、軸方向のピッチは20mmに設定される。第2攪拌スクリュー24の搬送性能に応じて、前記ピッチは変更可能であるが、トナーの搬送能力を維持する上では前記ピッチの下限は15mmとされることが好ましい。
第2攪拌スクリュー24は、現像ローラー21よりも、前方かつ下方の位置に配置される。すなわち、第2攪拌スクリュー24は、マグネット21MのN2極に対向して配置される。第2攪拌スクリュー24の回転(図3の矢印D32)に伴って、第2攪拌スクリュー24からスリーブ21Sにトナーが供給される。第2攪拌スクリュー24の回転軸24aは、スリーブ21Sの回転軸よりも下方に位置する。更に、第2攪拌スクリュー24の回転軸24aは、スリーブ21Sの周面の下端部よりも下方に位置する。本実施形態では、現像ローラー21へのトナーの供給経路は、第2攪拌スクリュー24から供給される経路のみによって形成される。したがって、第2攪拌スクリュー24は、現像ローラー21に対して、下方から上方にトナーを汲み上げることによって、スリーブ21Sにトナーを供給する。
第2攪拌スクリュー24のトナー搬送方向(矢印D2方向)下流側には、第2パドル24cが配設されている。第2パドル24cは、第2回転軸24a上に配設された板状部材である。第2パドル24cは、第2回転軸24aと共に回転され、図4の矢印D4方向に向かって、第2搬送路222から第1搬送路221に、トナーを受け渡す。本実施形態では、第2パドル24cの軸方向の長さは、20mmに設定される。
現像装置20は、更に、層規制部材60と、磁石プレート70と、を備える。
層規制部材60は、現像ローラー21よりも、前方かつ上方の位置に配置される。層規制部材60は、現像ローラー21の軸方向に沿って、現像ローラー21(スリーブ21S)の周面に対向して配置される。詳しくは、層規制部材60は、現像ローラー21のうち、マグネット21MのS1極に対向して配置される。層規制部材60は、磁性材料から構成される板状部材である。層規制部材60は、現像ローラー21の回転軸と直交する断面において、現像ローラー21に向かう方向を長辺とする矩形形状を備える。層規制部材60の先端部は、現像ローラー21のスリーブ21Sと、間隔を置いて配置される。この結果、前記先端部とスリーブ21Sとの間で、層規制ギャップGが形成される。層規制部材60は、第2攪拌スクリュー24からスリーブ21S上に汲み上げられたトナーの層厚を規制する。
磁石プレート70は、層規制部材60の前側に、層規制部材60に沿って配置される。換言すれば、磁石プレート70は、層規制部材60よりも、現像ローラー21のスリーブ21Sの回転方向(図3の矢印D31)上流側に配置される。本実施形態では、磁石プレート70は、板状形状を備えた永久磁石から構成される。磁石プレート70は、現像ローラー21の回転軸と直交する断面において、層規制部材60に沿って延設される略矩形形状を備える。磁石プレート70は、層規制部材60の下方部分に固定される。磁石プレート70は、マグネット21MのS1極と対向する位置に、S1極と同極のS極の磁力を備える。また、磁石プレート70は、マグネット21MのS1極に対して、前記S極よりも遠い位置に、N極を備える。
このように、本実施形態では、層規制部材60よりも、現像ローラー21(スリーブ21S)の回転方向上流側に、磁石プレート70が配置される。換言すれば、現像ローラー21の回転方向上流側から下流側に向かって、磁石プレート70、層規制部材60が順に、現像ローラー21の周面に対向して配置される。
第2攪拌スクリュー24は、スリーブ21Sの周面のうち、鉛直下方に面する第1の位置P1に向かって、トナーをスリーブ21Sに供給し、層規制部材60は、スリーブ21Sの周面のうち、鉛直上方に面し、かつ、第1の位置P1の上方に位置する第2の位置P2において、スリーブ21S上のトナーの厚さを規制する。この際、マグネット21MのS1極と磁石プレート70のS極が、同極の磁力を有することから、スリーブ21Sと磁石プレート70との間には、反発磁界が作用する。該反発磁界は、スリーブ21Sの回転方向上流側に向かう磁界と、回転方向下流側(層規制部材60側)に向かう磁界とに分類される。このため、スリーブ21S上を搬送され、磁石プレート70の下部に進入されたトナーは、スリーブ21Sの周面に移動する力を付与される。この結果、トナーが薄層化された状態で、トナーの層規制が実現される。更に、層規制部材60の層規制ギャップGに進入されなかったトナーは、反発磁界に促進され、スリーブ21Sの回転方向上流側に向かって流動する。
更に、本実施形態では、現像装置20は、磁石28Aを備える(図3、図4)。磁石28Aは、現像ハウジング210の天板211に配置される。詳しくは、磁石28Aは、トナー補給口25よりも前記第1方向下流側において、天板211に固定される磁石である。本実施形態では、磁石28Aは、第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1(図7(A)参照)の上方に配置される。そして、磁石28Aは、第1搬送路221の天板211から第1攪拌スクリュー23に向かって現像剤の磁気ブラシDWを形成する。
<滞留部について>
前述のトナーコンテナ50は、現像ハウジング210のトナー補給口25の上方に配置されている。トナーコンテナ50は、内部にトナーが搬送されるトナー搬送路50aと、回転部材54と、トナー排出口521と、を備える。トナーコンテナ50は、トナーコンテナ50の長手方向(トナー搬送路50aが形成されている方向)が、現像装置20の長手方向(第1攪拌スクリュー23の現像剤搬送方向。矢印D1方向、第1方向)に直交する方向に位置するように、現像装置20に組みつけられている。
トナー排出口521は、現像装置20のトナー補給口25に対応して、トナーコンテナ50の底部に配設されている。回転部材54は、軸部と該軸部回りに回転される羽根部とを有し(図2、図5参照)、トナー搬送路50a内の補給トナーをトナー排出口521に向かって搬送する。トナー排出口521から落下したトナーは、トナー補給口25を介して、現像装置20に補給される。
次に、本実施形態に係る現像装置20において、トナー補給口25から新たに補給されるトナーの流れについて説明する。図5は、現像装置20に配設されたトナー補給口25およびトナーコンテナ50に配設されたトナー排出口521付近の断面図である。なお、図5では、説明のために、トナーコンテナ50の配置を水平方向において90度回転させて示している。実際には、トナーコンテナ50内の回転部材54は、紙面手前に向かって延設され、第1攪拌スクリュー23と、トナーコンテナ50内の回転部材54とは、互いに直交する位置関係となっている。
トナーコンテナ50のトナー排出口521から供給された補給トナーT2は、第1搬送路221に落下して既存のトナーT1と混合され、第1攪拌スクリュー23により矢印D1方向に搬送される。この際、トナーT1、T2は攪拌され、帯電される。
第1攪拌スクリュー23は、トナー補給口25よりトナー搬送方向下流側に、前述の搬送能力抑制軸部26(図4)を備える。搬送能力抑制軸部26は、第1攪拌スクリュー23の第1螺旋羽根23bを欠落させることによって形成される。本実施形態では、搬送能力抑制軸部26の軸方向の長さは、12mmに設定される。換言すれば、搬送能力抑制軸部26は、部分的に第1回転軸23aのみが配設されている部分に相当する。この場合、搬送能力抑制軸部26は、第1回転軸23aの軸方向の現像剤搬送性能を有さない。
このため、第1搬送路221内にトナー補給口25から流入したトナーは、搬送能力抑制軸部26によって滞留し始める。そして、これらのトナーの滞留は、搬送能力抑制軸26の直ぐ上流側であって、トナー補給口25が第1搬送路221に対向する位置まで累積していく。この結果、トナー補給口25の入口付近には、トナーの滞留部27が形成される。
トナー補給口25から補給トナーT2が補給され、内部空間220内のトナー量が増えると、この滞留部27で滞留するトナーがトナー補給口25を塞ぎ(封止し)、それ以上のトナーの補給を抑制する。その後、内部空間220内のトナーが現像ローラー21から消費され、滞留部27で滞留するトナーが減少すると、トナー補給口25を塞いでいたトナーが減り、滞留部27とトナー補給口25との間に隙間が生じる。この結果、再び補給トナーT2がトナー補給口25から内部空間220に流入する。このように、本実施形態では、滞留部27に滞留するトナーの減少に伴って、補給トナー量の受入量が調整される体積補給型のトナー補給形式が採用される。
<補給トナーの分散について>
次に、本実施形態と比較参照される現像装置20Zにおいて、トナー補給に伴う課題について説明する。図8は、現像装置20Zの断面図である。図8では、第1搬送路221Zを正面から見た図に相当する。現像装置20Zも、本実施形態に係る現像装置20と同様に、部分的に螺旋羽根が欠落された搬送能力抑制部26Zを備える。搬送能力抑制部26Zは軸方向の搬送能力を有さないため、トナー補給口25Zが対向する領域に滞留部27Zが形成される。そして、滞留部27Zのトナー量に応じて、不図示のトナーコンテナから、トナー補給口25Zにトナーが補給される(矢印D81)。
上記のような体積補給型のトナー補給方式を備えた現像装置20Zにおいて、トナーコンテナ内の残トナーが少なくなった場合、トナーの補給量が低下するため、現像ハウジング210Z内のトナー量も減少される。この場合、不図示の濃度センサーによって前記残トナーが少ないことが検出されると、トナーコンテナの交換が促される。この際、現像ハウジング210Z内のトナー量が減少しているため、滞留部27Zのトナー量も減少した状態となっている。そして、使用者によって現像装置20Zに装着された新しいトナーコンテナから、現像ハウジング210Z内に補給トナーが流入される。新しいトナーコンテナ内には多量のトナーが充填されているため、現像ハウジング210Z側に勢い良く補給トナーが流入されやすい。
現像ハウジング210Z内に流入したトナーは、滞留部27Zに進入する。そして、第1攪拌スクリュー23Zの回転駆動に伴って、第1搬送路221Zから連通される第2搬送路222Z(不図示)に搬送される。この際、新しいトナーコンテナから現像ハウジング210Zに補給された多量の補給トナーと、既に現像ハウジング210Z内を循環されていたトナーとの間では、表面性や帯電性が異なることが多い。両トナーは、現像ハウジング210Z内を循環されることで、次第にその特性が近似していくが、補給トナーの流入直後では、両トナーの表面状態の差に起因してトナーの帯電が二極化することがある。すなわち、上記トナーの一方は正極に帯電され、他方は負極に帯電される。この結果、感光体ドラム31上およびシート上の画像において、現像剤かぶりが発生することがあった。
加えて、現像ハウジング210Z内に急激に流入した新しい補給トナーは、第1攪拌スクリュー23Zの回転力を受けても、現像ハウジング210Zの底部側に沈みこみにくい。特に、トナー補給口25Zの下流側の搬送能力抑制部26Zではトナーの攪拌能力が低いため、よりトナーの分散が行われにくい。この場合、現像ハウジング210Z内に流入された補給トナーは、第1搬送路221Zのトナー層の表層(上層、喫水面部分)を流れながら(矢印D82)、第1連通路223Z(不図示)を介して、第2搬送路222Z側に流入する。そして、十分分散されることなく第2搬送路222Zに流入したトナーが、そのまま現像ローラー21Z(不図示)に塊となって供給されると、画像上に縦スジ状の現像剤かぶりが生じるという課題があった。
<磁性部材について>
上記のような課題を解決するために、本実施形態に係る現像装置20は、前述の磁石28A(磁性部材)を備える。図6は、現像装置20の第1搬送路221を正面から見た断面図である。また、図7は、第1搬送路221のうちトナー補給口25の下流側におけるトナーの流れを説明するための模式的な断面図である。図7(A)は、本実施形態に係る磁石28Aを備えない場合であり、図7(B)は、磁石28Aを備える場合の断面図である。
図6に示されるように、磁石28Aは、天板211から第1撹拌スクリュー23に向かって所定の高さを持って磁気ブラシDWを形成する。磁石28Aは、第1回転軸23aの軸方向(第1方向)と交差する方向に延設されている。このため、前記軸ブラシDWは、前記軸方向と交差する方向に複数形成され、磁気ブラシDWの壁が形成される。なお、磁石28Aは、天板211に接する側にS極を有し、天板211とは反対側にN極を有する。第1搬送路221内を流れる現像剤の一部が、磁石28Aによって形成される磁界に引き寄せられ、上記の磁気ブラシDWが形成される。本実施形態では、磁気ブラシDWは、搬送能力抑制軸部26に対向して形成される。このため、第1攪拌スクリュー23の第1螺旋羽根23bによって前記磁気ブラシDWが掻き取られることが抑止される。
本実施形態では、図6の矢印D61に示されるように、トナー補給口25から流入された補給トナーは、第1攪拌スクリュー23の回転力に伴って、磁気ブラシDWの下方に潜るように搬送される(矢印D62)。したがって、前記補給トナーが周囲のトナーと好適に混合される。換言すれば、補給トナーが、トナー補給口25の下流側において、トナー層の上層(喫水面)を上滑りしながら、分散が不十分な状態で第2搬送路222、現像ローラー21に供給されることが抑止される。また、磁石28Aによって磁気ブラシDWは、第1攪拌スクリュー23の第1螺旋羽根23bの外径よりも第1回転軸23a側に進入するように配置される。このため、トナー補給口25の下方に滞留部27が安定して形成される。また、トナー補給口25から流入した補給トナーが、より下方に潜るように搬送される。
更に、本実施形態では、前述のように、磁石28Aは、第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1(図7(A)参照)の上方に配置される。図7(A)を参照して、第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1のほうが、第1螺旋羽根23bが下方から上方に回転する第2領域A2よりも、トナーの喫水面は下方に位置する。これは、第1攪拌スクリュー23の第1螺旋羽根23bの回転力によって、第1領域A1においてトナーが下方に押圧されながら搬送されるためである(図7(A)の矢印D71)。このため、トナー補給口25から第1搬送路221に流入した補給トナーは、矢印D72に示すように、第2領域A2よりも第1領域A1側に流入しやすい。したがって、図7(B)に示すように、第1領域A1の上方に磁気ブラシDWが形成されることによって、流入した補給トナーを磁気ブラシDWの下方に潜らせることが可能となる(矢印D73)。この結果、補給トナーが上滑りしながら搬送されることが抑制され、補給トナーと他のトナーとの攪拌が好適に促進される。
次に、本発明の第2の実施形態に係る現像装置20Aについて説明する。図9は、現像装置20Aの内部構造を示す側方断面図である。本実施形態に係る現像装置20Aでは、先の実施形態に係る現像装置20の磁石28Aの代わりに、磁石28Bを備える点で相違する。このため、該相違点を中心に説明し、その他の共通する説明を省略する。
磁石28Bは、磁石28Aと同様に、現像ハウジング210Aの天板211Aに配置される。詳しくは、磁石28Bは、トナー補給口25(図4参照)よりも前記第1方向下流側において、天板211Aに固定される磁石である。本実施形態では、磁石28Bは、第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1(図7(A)参照)の上方と、第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが下方から上方に回転する第2領域A2の上方と、に配置される。詳しくは、磁石28Bは、第1領域A1の上方の第1部分28B1と、第2領域A2の上方の第2部分28B2とを含む。この結果、第1搬送路221のうち、第1領域A1と第2領域A2とに跨った状態で、第1搬送路221の天板211Aから第1攪拌スクリュー23に向かって磁気ブラシ(不図示)が形成される。
このような磁石28Bを備える現像装置20Aにおいても、補給トナーがトナー層の上層を上滑りすることが好適に抑止される。更に、補給トナーと他のトナーとの攪拌が好適に促進される。なお、磁石28Bの第1部分28B1の磁力が、第2部分28B2の磁力よりも大きく設定されることで、補給トナーが流入しやすい第1領域A1により多くの磁気ブラシを形成することが可能となる。この場合、磁気ブラシは、第1領域A1において天板211Aからより下方まで延伸されるため、補給トナーをよりトナー層の下方部分まで潜らせることが可能となる。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は下記の実施例によって限定されるものではない。なお、以後の各実験は、下記の共通実験条件にて行った。
<共通実験条件について>
・感光体ドラム31:OPCドラム
・感光体ドラム31の周速度:146mm/sec
・層規制ギャップG:0.3mm
・現像バイアスAC成分:矩形波振幅1.2kV、Duty50%
現像バイアスDC成分:300V
・感光体ドラム31の表面電位(背景部/画像部):430V/60V
・現像ローラー21の直径:16mm
・感光体ドラム31の直径:24mm
・磁性トナーの平均粒子径:6.8μm(D50)
・第1攪拌スクリュー23および第2攪拌スクリュー24の形状:外径14mm、スクリューピッチ20mm
・第1攪拌スクリュー23および第2攪拌スクリュー24の回転数:50rpm
・搬送能力抑制軸部26の軸方向長さX:12mm
・第1連通路223の軸方向開口幅B:20mm
・第2連通路224の軸方向開口幅A:40mm
・トナー補給口25の開口形状:14×8mm
・トナー補給口25と第1連通路223との軸方向の最短距離Z:10mm
・トナー補給口25と第2連通路224との軸方向の最短距離:140mm
<実験手順>
まず、新品のトナーコンテナ50が画像形成装置1に装着され、トナーコンテナ50内のトナーが空となるまで、印字率3.8%の画像が連続して印字された。この状態で、更に、予め重量が測定された新品のトナーコンテナ50が画像形成装置1に装着された。そして、白紙100枚が印字された後、補給かぶりが評価された。補給かぶりは、トナーコンテナ50から流入した新しいトナーと現像ハウジング210内を循環しているトナーとの間で帯電が不安定となる結果、シートの全面にトナーかぶりが生じる現象である。
本実験では、磁石位置として、図3に示される磁石28Aの位置を磁石位置A、図9に示される磁石28Bの位置を磁石位置Bとしている。そして、磁石28Aおよび磁石28Bの磁力をそれぞれ45mTと70mTとの間で変化させ、上記の補給かぶりを評価した。なお、補給かぶりの評価は、シートの背景部分で評価した。補給かぶりのレベルにおいて、○はかぶりが発生していない状態で問題ないレベルを示し、△は僅かに発生しているが実用上問題ないレベルを示し、×はかぶりが発生している状態を示す。
表1に、補給かぶりの結果について示す。表1に示されるように、磁石位置A、すなわち図3に示される磁石28Aの配置では、磁力45mTおよび70mTのいずれの条件においても、補給かぶりが問題ないレベルとなった。これは、前述のように、第1攪拌スクリュー23の第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1に対応して強い磁気ブラシDWが形成されることによって、補給トナーの上滑りが好適に防止されたことを意味する。また、磁石位置B、すなわち図9に示される磁石28Bの配置では、磁力45mTの条件において僅かな補給かぶりが発生したが、いずれの磁力の条件においても、補給かぶりが実用上問題ないレベルとなった。
Figure 0005814279
以上、上記の各実施形態によれば、磁石28A、28Bは、トナー補給口25よりも第1方向下流側の第1搬送路221に、天板211から第1攪拌スクリュー23に向かって磁気ブラシDWを形成する。該磁気ブラシDWは、第1方向と交差する方向に複数形成される。すなわち、第1搬送路221の天板211側には、磁気ブラシDWの壁が形成される。したがって、第1搬送路221内に流入された補給トナーは、第1攪拌スクリュー23によって複数の磁気ブラシDWの下方に沈むように搬送される。このため、補給トナーが周辺のトナーと好適に攪拌、混合される。この結果、補給トナーが十分に分散された状態で、第2搬送路222に流入された後、現像ローラー21に供給される。また、補給トナーが第1搬送路221のトナー層の上層を上滑りしながら第2搬送路222に搬入されることが抑止される。
また、上記の実施形態によれば、トナー補給口25は、第1搬送路221の第1方向下流側の位置に対向して配置される。本構成によれば、第1搬送路221の第1方向下流側に配置されたトナー補給口25から、第1搬送路221に流入した補給トナーは、比較的短時間のうちに第2搬送路222側に搬入される。このような場合であっても、第1搬送路221内に流入された補給トナーは、第1攪拌スクリュー23によって複数の磁気ブラシDWの下方に沈むように搬送される。このため、補給トナーが十分に分散された状態で、第2搬送路222に流入された後、現像ローラー21に供給される。
また、上記の実施形態によれば、第1攪拌スクリュー23の搬送能力抑制軸部26によって、トナー補給口25が対向する位置にトナーの滞留部27が形成される。このため、滞留部27のトナー量の変化に応じて、トナーコンテナ50から第1搬送路221に補給トナーが流入される。そして、滞留部27のトナー量が減少し、補給トナーが第1搬送路221に流入した場合であっても、第1搬送路221内に流入された補給トナーは、第1攪拌スクリュー23によって複数の磁気ブラシDWの下方に沈むように搬送される。
また、上記の実施形態によれば、第1方向と交差する断面視において、磁石28Aは、少なくとも第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1の上方に磁気ブラシDWを形成する。本構成によれば、第1螺旋羽根23bの回転力によって、第1領域A1のトナーが下方に押圧されながら第1搬送路221を搬送される。このため、第1領域A1の上方には隙間が形成され、補給トナーが流入しやすい。したがって、補給トナーが流入しやすい第1領域A1に対応して、磁気ブラシDWが形成されることで、前記流入した補給トナーを磁気ブラシDWの下方に好適に搬送することができる。
また、上記の実施形態によれば、第1方向と交差する断面視において、磁石28Bは、第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが上方から下方に回転する第1領域A1の上方、および第1搬送路221のうち第1螺旋羽根23bが下方から上方に回転する第2領域A2の上方に磁気ブラシDWを形成する。本構成によれば、第1方向と交差する断面視において、第1領域A1と第2領域A2とを覆うように磁気ブラシDWが形成される。このため、第1搬送路221に流入した補給トナーをトナー層の下方に安定して搬送することができる。
以上、本発明の実施形態に係る現像装置20、20Aおよびこれを備えた画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の実施形態では、トナーコンテナ50から現像装置20へのトナー補給が、滞留部27によって調整される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。画像濃度を検出する不図示の濃度センサーや、現像ハウジング210(210A)内のトナー量を検出する不図示のトナーセンサーの検出結果に応じて、トナーコンテナ50から現像ハウジング210(210A)にトナーが補給される態様であってもよい。
(2)上記の実施形態では、現像剤として磁性トナーが採用される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。現像剤として、磁性キャリアを含む2成分現像剤が採用されてもよい。
(3)上記の実施形態では、第1領域A1の上方に配置された磁石28A、更に、第1領域A1および第2領域A2の上方に配置された磁石28Bを用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。磁気ブラシを形成する磁石は、第2領域A2の上方にのみ配置されてもよい。この場合であっても、トナー補給口25から補給されたトナーが、磁気ブラシの下方に潜るように搬送されることによって、補給トナーの上滑りが防止されるとともに、補給トナーと他のトナーとの撹拌が好適に促進される。また、上記の各磁石は、天板211の外側に固定される態様でも、天板211に埋没され部分的に第1搬送路221に露出する態様であってもよい。
1 画像形成装置
20 現像装置
21 現像ローラー
210 現像ハウジング(ハウジング)
211 天板
21M マグネット
21S スリーブ
22 仕切り板
220 内部空間(現像剤搬送路)
221 第1搬送路
222 第2搬送路
223 第1連通路
224 第2連通路
23 第1攪拌スクリュー(搬送部材)
23a 第1回転軸(回転軸)
23b 第1螺旋羽根(スクリュー羽根)
23c 第1パドル
24 第2攪拌スクリュー
24a 第2回転軸
24b 第2螺旋羽根
24c 第2パドル
25 トナー補給口(現像剤受入口)
26 搬送能力抑制軸部(欠落部)
27 滞留部
28A、28B 磁石(磁性部材)
30 画像形成部
31 感光体ドラム(像担持体)
32 帯電装置
34 転写ローラー(転写装置)
50 トナーコンテナ(補給現像剤収容部)
50a トナー搬送路
51 コンテナ本体
521 トナー排出口
54 回転部材
60 層規制部材
70 磁石プレート
DW 磁気ブラシ

Claims (7)

  1. 一対の壁部と、前記一対の壁部間に架設された天板とを備え、磁性を有する現像剤が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに着脱可能とされ、前記ハウジングに補給される補給現像剤を収容する補給現像剤収容部と、
    前記一対の壁部間において、前記ハウジングに回転可能に支持され、前記現像剤を担持する現像ローラーと、
    前記ハウジングに前記現像ローラーと間隔をおいて配置され第1方向に前記現像剤が搬送される第1搬送路と、前記現像ローラーと前記第1搬送路との間に配置され前記第1方向とは反対の第2方向に向かって前記現像剤が搬送され、かつ、前記現像ローラーに前記現像剤を供給する第2搬送路と、を含み、上方を前記天板によって画定され、前記現像剤が循環搬送される現像剤搬送路と、
    前記第1搬送路に対向して前記天板に配設され、前記補給現像剤を前記第1搬送路に受け入れる現像剤受入口と、
    前記第1搬送路に配設され、回転駆動され、前記現像剤受入口が前記第1搬送路に対向する位置を通過するように前記第1方向に前記現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記ハウジングに配置され、前記現像剤受入口よりも前記第1方向下流側の前記第1搬送路において、前記天板から前記搬送部材に向かう前記現像剤の磁気ブラシを形成する磁性部材と、
    を有し、
    前記現像剤受入口は、前記第1搬送路の前記第1方向下流側の位置に対向して配置されることを特徴とする現像装置。
  2. 一対の壁部と、前記一対の壁部間に架設された天板とを備え、磁性を有する現像剤が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに着脱可能とされ、前記ハウジングに補給される補給現像剤を収容する補給現像剤収容部と、
    前記一対の壁部間において、前記ハウジングに回転可能に支持され、前記現像剤を担持する現像ローラーと、
    前記ハウジングに前記現像ローラーと間隔をおいて配置され第1方向に前記現像剤が搬送される第1搬送路と、前記現像ローラーと前記第1搬送路との間に配置され前記第1方向とは反対の第2方向に向かって前記現像剤が搬送され、かつ、前記現像ローラーに前記現像剤を供給する第2搬送路と、を含み、上方を前記天板によって画定され、前記現像剤が循環搬送される現像剤搬送路と、
    前記第1搬送路に対向して前記天板に配設され、前記補給現像剤を前記第1搬送路に受け入れる現像剤受入口と、
    前記第1搬送路に配設され、回転駆動され、前記現像剤受入口が前記第1搬送路に対向する位置を通過するように前記第1方向に前記現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記ハウジングに配置され、前記現像剤受入口よりも前記第1方向下流側の前記第1搬送路において、前記天板から前記搬送部材に向かう前記現像剤の磁気ブラシを形成する磁性部材と、
    を有し、
    前記搬送部材は、前記第1方向に延設される回転軸と、前記回転軸回りに形成されたスクリュー羽根と、を有し、
    前記搬送部材は、前記第1方向の前記磁性部材が対向する領域において、部分的に前記スクリュー羽根が欠落された欠落部を有することを特徴とする現像装置。
  3. 前記現像剤受入口は、前記第1搬送路の前記第1方向下流側の位置に対向して配置されることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1方向と交差する断面視において、前記磁性部材は、少なくとも前記第1搬送路のうち前記スクリュー羽根が上方から下方に回転する第1領域の上方に前記磁気ブラシを形成することを特徴とする請求項またはに記載の現像装置。
  5. 前記第1方向と交差する断面視において、前記磁性部材は、前記第1搬送路のうち前記スクリュー羽根が上方から下方に回転する第1領域の上方、および前記第1搬送路のうち前記スクリュー羽根が下方から上方に回転する第2領域の上方に前記磁気ブラシを形成することを特徴とする請求項またはに記載の現像装置。
  6. 前記磁性部材のうち前記第1領域の上方に位置する第1部分の磁力が、前記第2領域の上方に位置する第2部分の磁力よりも大きく設定されることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  7. 請求項1乃至の何れか1項に記載の現像装置と、
    表面に静電潜像が形成され、前記現像ローラーから前記現像剤が供給される像担持体と、
    前記像担持体からシートに画像を転写する転写装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2013028871A 2013-02-18 2013-02-18 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP5814279B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013028871A JP5814279B2 (ja) 2013-02-18 2013-02-18 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
US14/180,793 US9063468B2 (en) 2013-02-18 2014-02-14 Developing device and image forming apparatus provided therewith

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013028871A JP5814279B2 (ja) 2013-02-18 2013-02-18 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014157317A JP2014157317A (ja) 2014-08-28
JP5814279B2 true JP5814279B2 (ja) 2015-11-17

Family

ID=51351264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013028871A Expired - Fee Related JP5814279B2 (ja) 2013-02-18 2013-02-18 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9063468B2 (ja)
JP (1) JP5814279B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6177037B2 (ja) * 2013-07-23 2017-08-09 キヤノン株式会社 現像装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03266866A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Mita Ind Co Ltd 現像装置
JPH04175782A (ja) * 1990-11-08 1992-06-23 Mita Ind Co Ltd 現像装置
US6415125B1 (en) * 1999-09-20 2002-07-02 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus featuring an area where a partly exposed developer agitating member and conveying member are disposed
JP2004163559A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Kyocera Mita Corp 現像装置
JP3916595B2 (ja) * 2003-09-18 2007-05-16 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2005134767A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006146013A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP3737824B2 (ja) 2005-08-05 2006-01-25 京セラミタ株式会社 現像装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140233985A1 (en) 2014-08-21
US9063468B2 (en) 2015-06-23
JP2014157317A (ja) 2014-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5701274B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2006317564A (ja) 現像装置およびこの現像装置が適用された画像形成装置
JP5799032B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5820796B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5629713B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5775860B2 (ja) 画像形成装置
JP6763341B2 (ja) 画像形成装置
JP4339276B2 (ja) 現像装置およびこの現像装置が適用された画像形成装置
JP5814279B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5775859B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5229608B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5993803B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5847285B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2009080358A5 (ja)
JP5712320B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2005215483A (ja) 現像装置
JP5879275B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5723857B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2013167756A (ja) 空気排出装置、現像装置及び画像形成装置
JP2018112712A (ja) 現像装置
JP5712154B2 (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2019139186A (ja) 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5590738B2 (ja) トナー分散機構及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置
JP5858329B2 (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP4802902B2 (ja) 現像器および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5814279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees