JP5813845B2 - 評価値算出装置、評価値算出方法およびプログラム - Google Patents

評価値算出装置、評価値算出方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、評価値算出装置、評価値算出方法およびプログラムに関する。
大量の作業を行うにあたって、人手ですべての作業を管理した場合、多くのコストを必要とする。コストを低減させるためにはこれらの作業を自動化する方法が必要だが、自動化するにあたっては、予め用意された作業の対価として作業者に与える評価値(例えば金額等)を取り決めなくてはならない。近年、作業に対する報酬額を決定する装置が提案されている。
例えば、仕事を細かい作業単位に分割し、作業ごとに、当該作業の内容や価値に応じた原評価ポイントを設定するという技術が知られている。この技術では、仕事が完了した時点で、作業者が行った作業ごとに、当該作業に設定された原評価ポイントと、当該作業の達成率とを乗算して評価ポイントを算出し、評価ポイントの合計に応じた報酬額を、当該作業者に提供することを決定する。
特開2004−118864号公報 特開2006−318365号公報
従来技術では、作業ごとに設定される原評価ポイントの値は固定である。しかしながら、作業にかかる時間や、作業の難易度などは実際に作業者が作業を行うまではわからないので、予め設定された原評価ポイントの値が適切でない場合もある。つまり、従来技術では、作業の対価として作業者に与える評価値の精度が不十分であるという問題がある。本発明が解決しようとする課題は、作業の対価として作業者に与える評価値の精度を向上させることが可能な評価値算出装置、評価値算出方法およびプログラムを提供することである。
実施形態の評価値算出装置は、受付部と第1算出部と第2算出部とを備える。受付部は、作業者に情報を入力させる作業について、作業者から入力された情報を受け付ける。第1算出部は、作業の対価として作業者に与える評価値の単位時間当たりの評価値を少なくとも含む第1情報を、作業者からの入力に応じて算出する。第2算出部は、第1情報に含まれる評価値が第1閾値よりも小さい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業に対応する評価値よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する評価値として算出する。
第1実施形態の評価値算出装置の構成例を示す図。 第1実施形態の評価値算出装置の動作例を示すフローチャート。 第2実施形態の評価値算出装置の動作例を示すフローチャート。 第3実施形態の評価値算出装置の構成例を示す図。 第3実施形態の評価値算出装置の動作例を示すフローチャート。 第4実施形態の評価値算出装置の動作例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る評価値算出装置、評価値算出方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の評価値算出装置100の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、評価値算出装置100は、作業実行部10と、作業管理部11と、作業内容記憶部12とを備える。作業内容記憶部12は、作業全体の情報(作業の内容や予算等を含む)を記憶する。
作業実行部10は、作業者に行わせる作業を表示し、作業者からの入力を受け付ける機能を有する。この例では、「作業」とは、作業者に情報を入力させる作業を指し、作業において、作業者から入力された情報(入力結果)を「作業結果」と呼ぶ。作業実行部10は、表示部13と受付部14と作業時間取得部15と評価値取得部16とを含む。表示部13は、後述の作業管理部11により、次に作業者に行わせる作業が作成されるたびに、作成された作業を示す第2情報を不図示のディスプレイに表示する制御を行う。そして、作業者は、例えばマウスやキーボードなどのデバイスを操作しながら、表示部13により表示された第2情報が示す作業に対する情報を入力する。受付部14は、表示部13に表示された作業において、作業者から入力された情報を示す作業結果を受け付ける。
作業時間取得部15は、第2情報が表示された時点から、当該第2情報が示す作業の作業結果の入力を受付部14で受け付けた時点までの時間を示す作業時間を取得する。評価値取得部16は、表示部13により表示された第2情報が示す作業の作業結果を受付部14で受け付けるたびに、その第2情報が示す作業の対価となる評価値を、後述の作業管理部11から取得する。
作業管理部11は、作業実行部10で受け付けた作業結果の入力に応じて、作業の対価として作業者に与える評価値の単位時間当たりの平均値を示す平均評価値を第1情報として算出し、算出した平均評価値を用いて、次に作業者に行わせる作業に対応する評価値を算出する。本実施形態では、評価値は金額であるが、これに限らず、評価値の形態は任意である。例えば金額を換算したポイントを評価値とすることもできるし、値が大きいほど経験が豊富であることを示す経験値を評価値とすることもできる。要するに、値が大きいほど、それを付与される作業者の利益が大きくなるパラメータを評価値として用いることができる。以下の例では、評価値を「報酬額」と呼ぶ。
図1に示すように、作業管理部11は、作業時間記憶部17と、作業結果記憶部18と、評価値記憶部19と、第1算出部20と、第2算出部21と、最新評価値記憶部22と、作業作成部23とを備える。
作業時間記憶部17は、作業時間取得部15で取得された作業時間を記憶する。作業結果記憶部18は、受付部14で受け付けた作業結果を記憶する。評価値記憶部19は、評価値取得部16で取得された報酬額(評価値の一例)を記憶する。第1算出部20は、報酬額の単位時間当たりの平均値を示す平均報酬額(平均評価値)を算出する。第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均報酬額を用いて、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額を算出する。
以下、具体的な内容を説明する。本実施形態では、第1算出部20は、作業時間の累積値と、報酬額の累積値を示す総報酬額とから、1時間当たりの報酬額の平均値を示す平均報酬額を算出する。より具体的には、第1算出部20は、評価値取得部16により取得された報酬額が評価値記憶部19に書き込まれ、作業時間取得部15により取得された作業時間が作業時間記憶部17に書き込まれるたびに(つまり、作業が完了するたびに)、その時点で評価値記憶部19に記憶されている報酬額の累積値を示す総報酬額を、その時点で作業時間記憶部17に記憶されている作業時間の累積値で除算して平均報酬額を算出する。
第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均報酬額を用いて、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額を算出する。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均報酬額が第1閾値よりも大きい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業(直近に完了した作業)に対応する報酬額よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出する。一方、平均報酬額が第1閾値よりも小さい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業に対応する報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出する。
さらに言えば、第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均報酬額が第1閾値よりも大きい場合は、現時点で後述の最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額(後述するように、前回算出した報酬額に相当する)よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額の減額率を、第1算出部20により算出された平均報酬額と第1閾値との差分に比例させることもできる。一方、平均報酬額が第1閾値よりも小さい場合は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額の増額率を、第1算出部20により算出された平均報酬額と第1閾値との差分に比例させることもできる。
以上より、最新評価値記憶部22には、第2算出部21により算出された最新の報酬額のみが記憶され、最新評価値記憶部22に記憶される報酬額は、第2算出部21による報酬額の算出が行われるたびに、算出された報酬額に更新される。
作業作成部23は、第2算出部21により報酬額が算出されるたびに、算出された報酬額が対価となる作業(算出された報酬額に対応する作業、ここでは、次に作業者に行わせる作業)を作成する。本実施形態では、作業作成部23は、最新評価値記憶部22に記憶された報酬額と、作業内容記憶部12に記憶された情報とから、次に作業者に行わせる作業を作成する。そして、作業作成部23により作業が作成されるたびに、表示部13は、その作成された作業を示す第2情報を表示する。つまり、表示部13は、第2算出部21により報酬額が算出されるたびに、算出された報酬額が対価となり、次に作業者に行わせる作業を示す第2情報を表示すると捉えることもできる。そして、第2情報が示す作業の作業結果の入力を受付部14で受け付けるたびに、評価値取得部16は、その時点で最新評価値記憶部22に記憶された報酬額(その作業に対応する報酬額)を取得する。
次に、本実施形態の評価値算出装置100の動作例を説明する。図2は、評価値算出装置100の動作例を示すフローチャートである。図2の例では、作業作成部23により新しい作業が作成され、その新しい作業を示す第2情報が表示部13により表示された状態(つまり、新しい作業が出題された状態)であることを前提とする。
表示部13により表示された第2情報が示す作業の結果を示す作業結果の入力を受付部14で受け付けた場合(ステップS101の結果:YESの場合)、評価値取得部16は、その時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額(つまり、表示部13に表示されている第2情報が示す作業に対応する報酬額)を取得する(ステップS102)。評価値取得部16は、取得した報酬額を評価値記憶部19に書き込む。
次に、作業時間取得部15は、上記第2情報が表示された時点から、その第2情報が示す作業の作業結果の入力を受け付けた時点までの時間を示す作業時間を取得する(ステップS103)。作業時間取得部15は、取得した作業時間を作業時間記憶部17に書き込む。なお、上述のステップS102とステップS103の順序は反対でもよい。
次に、第1算出部20は、ステップS102で取得された報酬額が評価値記憶部19に書き込まれた時点で評価値記憶部19に記憶されている報酬額の累積値を示す総報酬額(ステップS102で取得された報酬額も含む)を取得する(ステップS104)。
次に、第1算出部20は、ステップS103で取得された作業時間が作業時間記憶部17に書き込まれた時点で作業時間記憶部17に記憶されている作業時間の累積値(ステップS103で取得された作業時間も含む)を取得する(ステップS105)。なお、上述のステップS104とステップS105の順序は反対でもよい。
次に、第1算出部20は、ステップS104で取得した総報酬額を、ステップS105で取得した作業時間の累積値で除算することで、平均報酬額を算出する(ステップS106)。次に、第2算出部21は、ステップS106で算出された平均報酬額を用いて、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額を算出する(ステップS107)。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均報酬額が第1閾値よりも大きい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業(直近に完了した作業)に対応する報酬額よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出する。一方、平均報酬額が第1閾値よりも小さい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業に対応する報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出する。
以下、具体例を挙げて説明する。この例では、「「東芝研究開発センター」の読みを入力せよ」という作業を示す第2情報が表示部13により表示され、その作業の正しい作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストの入力を、受付部14で受け付けた(ステップS101の結果:YES)状態から説明を始める。
ステップS102では、評価値取得部16は、最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を取得する。これをP1(円)とする。そして、評価値取得部16は、取得した報酬額P1を、評価値記憶部19に書き込む。ここでは、それまでに評価値記憶部19に記憶されていた報酬額の合計をP2(円)とする。
ステップS103では、作業時間取得部15は、「「東芝研究開発センター」の読みを入力せよ」という作業を示す第2情報が表示部13により表示された時刻と、作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストの入力を受付部14で受け付けた時刻との差分を示す作業時間を取得する。これをT1(秒)とする。そして、作業時間取得部15は、取得した作業時間T1を作業時間記憶部17に書き込む。ここでは、それまでに作業時間記憶部17に記憶されていた作業時間の累積値をT2(秒)とする。
ステップS104では、第1算出部20は、ステップS102で取得された報酬額P1が評価値記憶部19に書き込まれた時点で評価値記憶部19に記憶されている報酬額の累積値を示す総報酬額P1+P2(円)を取得する。
ステップS105では、第1算出部20は、ステップS103で取得された作業時間T1が作業時間記憶部17に書き込まれた時点で作業時間記憶部17に記憶されている作業時間の累積値T1+T2(秒)を取得する。
ステップS106では、第1算出部20は、ステップS104で取得した総報酬額P1+P2と、ステップS105で取得した作業時間の累積値T1+T2と、を用いて、平均報酬額P3=(P1+P2)/((T1+T2)/3600)を計算する。ステップS107では、第2算出部21は、作業内容記憶部12内に予め設定されている第1閾値P4を取得し、取得した第1閾値P4と、ステップS106で算出された平均報酬額P3とを比較し、P3>P4の場合は、現在の平均報酬額が高いと判断し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。一方、P3<P4の場合は、現在の平均報酬額が低いと判断し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。
以上に説明したように、本実施形態では、出題された作業の結果を示す作業結果の入力を受け付けるたびに、上述の平均報酬額を算出し、算出した平均報酬額に応じて、次の作業に対応する報酬額を変化させる。より具体的には、平均報酬額が第1閾値よりも大きい場合は、最新の報酬額よりも小さい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する一方、平均報酬額が第1閾値よりも小さい場合は、最新の報酬額よりも大きい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する。例えば第1閾値を、全作業が完了したときの報酬額の合計金額が予算の範囲内に収まるように予め設定された1時間当たりの支払い金額を示す値に設定することもできる。上述したように、本実施形態では、算出された平均報酬額が第1閾値よりも大きい場合は、次の作業に対応する報酬額は直前の作業に対応する報酬額よりも小さい金額に設定される一方、算出された平均報酬額が第1閾値よりも小さい場合は、次の作業に対応する報酬額は直前の作業に対応する報酬額よりも大きい値に設定されるので、作業の対価として支払われるべき報酬額が多過ぎたり少な過ぎたりすることを防止しつつ(報酬額の精度を高めつつ)、全作業が完了したときの報酬額の合計金額が予算を超過することを防止できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。以下では、第2実施形態の評価値算出装置を、「評価値算出装置200」と表記する。評価値算出装置200の基本的な構成は、図1に例示した構成と同様である。ここでは、説明の便宜上、評価値算出装置200を構成する各要素(表示部13、受付部14、作業時間取得部15、評価値取得部16、作業時間記憶部17、作業結果記憶部18、評価値記憶部19、第1算出部20、第2算出部21、最新評価値記憶部22、作業作成部23等)については、第1実施形態と同じ符号を付して説明する。
第1算出部20は、作業時間の累積値と、受付部14で受け付けた作業結果の数の累積値とから、1つの作業を行うのに必要な時間の平均を示す平均作業時間を第1情報として算出する。より具体的には、第1算出部20は、受付部14で受け付けた作業結果が作業結果記憶部18に書き込まれ、作業時間取得部15により取得された作業時間が作業時間記憶部17に書き込まれるたびに、その時点で作業時間記憶部17に記憶されている作業時間の累積値を、その時点で作業結果記憶部18に記憶されている作業結果の数の累積値で除算して平均作業時間を算出する。
また、第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均作業時間を用いて、次の作業に対応する報酬額を算出する。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20により算出された平均作業時間と、未実施の作業の数とを乗算して、現時点から、全ての作業が完了するまでに必要な時間の予測値を示す予測時間を算出する。そして、第2算出部21は、予測時間が、現時点から、予め設定された作業終了時刻までの時間を示す設定時間よりも短い場合は、最新の報酬額(次の作業の直前の作業に対応する報酬額)よりも小さい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する一方、予測時間が設定時間よりも長い場合は、最新の報酬額よりも大きい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する。
さらに言えば、第2算出部21は、予測時間が設定時間よりも短い場合は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも小さい値を、次の作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額の減額率を、予測時間と設定時間との差分に比例させることもできる。一方、予測時間が設定時間よりも長い場合は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい値を、次の作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額の増額率を、予測時間と設定時間との差分に比例させることもできる。
次に、図3を参照しながら、第2実施形態の評価値算出装置200の動作例を説明する。図3は、第2実施形態の評価値算出装置200の動作例を示すフローチャートである。図3の例では、作業作成部23により新しい作業が作成され、その新しい作業を示す第2情報が表示部13により表示された状態(つまり、新しい作業が出題された状態)であることを前提とする。
表示部13により表示された第2情報が示す作業の結果を示す作業結果の入力を受付部14で受け付けた場合(ステップS201の結果:YESの場合)、受け付けた作業結果は、作業結果記憶部18に書き込まれる。
次に、作業時間取得部15は、上記第2情報が表示された時点から、その第2情報が示す作業の作業結果の入力を受け付けた時点までの時間を示す作業時間を取得する(ステップS202)。そして、作業時間取得部15は、取得した作業時間を作業時間記憶部17に書き込む。
次に、第1算出部20は、ステップS201で受け付けた作業結果が作業結果記憶部18に書き込まれた時点で作業結果記憶部18に記憶されている作業結果の数の累積値を取得する(ステップS203)。次に、第1算出部20は、ステップS202で取得された作業時間が作業時間記憶部17に書き込まれた時点で作業時間記憶部17に記憶されている作業時間の累積値を取得する(ステップS204)。なお、上述のステップS203とステップS204の順序は反対でもよい。
次に、第1算出部20は、ステップS204で取得した作業時間の累積値を、ステップS203で取得した作業結果の数の累積値で除算することで、平均作業時間を算出する(ステップS205)。
次に、第2算出部21は、作業内容記憶部12に記憶されている作業の総件数から、ステップS203で取得した作業結果の数の累積値を差し引くことで、作業の残件数(未実施の作業の数)を算出する(ステップS206)。次に、第2算出部21は、ステップS205で算出された平均作業時間と、ステップS206で算出した作業の残件数とを乗算することで、全ての作業が完了するまでに必要な時間の予測値を示す予測時間を算出する(ステップS207)。次に、第2算出部21は、ステップS207で算出した予測時間と、現時点から、予め設定された作業終了時刻までの時間を示す設定時間とから、次の作業の報酬額を算出する(ステップS208)。具体的には、第2算出部21は、ステップS207で算出した予測時間と設定時間とを比較し、予測時間が設定時間よりも短い場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業(直近に完了した作業)に対応する報酬額よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出する。一方、予測時間が設定時間よりも大きい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業に対応する報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出する。
以下、具体例を挙げて説明する。この例では、「「東芝研究開発センター」の読みを入力せよ」という作業を示す第2情報が表示部13により表示され、その作業の正しい作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストの入力を、受付部14で受け付けた(ステップS201の結果:YES)状態から説明を始める。ステップS201で受け付けた作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストは、作業結果記憶部18に書き込まれる。ここでは、ステップS201で受け付けた作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」が書き込まれる直前において作業結果記憶部18に記憶されている作業結果の数の累積値をR1(個)とする。
ステップS202では、作業時間取得部15は、「「東芝研究開発センター」の読みを入力せよ」という作業を示す第2情報が表示された時刻と、作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストの入力を受付部14で受け付けた時刻との差分を示す作業時間を取得する。これをT3(秒)とする。そして、作業時間取得部15は、取得した作業時間T3を作業時間記憶部17に書き込む。ここでは、ステップS202で取得された作業時間T3が書き込まれる直前において作業時間記憶部17に記憶されていた作業時間の累積値をT4(秒)とする。
ステップS203では、第1算出部20は、ステップS201で受け付けた作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストが作業結果記憶部18に書き込まれた時点で作業結果記憶部18に記憶されている作業結果の数の累積値R1+1(個)を取得する。
ステップS204では、第1算出部20は、ステップS202で取得された作業時間が作業時間記憶部17に書き込まれた時点で作業時間記憶部17に記憶されている作業時間の累積値T3+T4(秒)を取得する。
ステップS205では、第2算出部21は、ステップS204で取得した作業時間の累積値T3+T4と、ステップS203で取得した作業結果の数の累積値R1+1と、を用いて、平均作業時間T5=(T3+T4)/(R1+1)を算出する。
ステップS206では、第2算出部21は、作業内容記憶部12に記憶されている作業の総件数R2から、ステップS203で取得した作業結果の数の累積値R1+1を差し引くことで、作業の残件数(未実施の作業の数)R3=R2−(R1+1)を取得する。
ステップS207では、第2算出部21は、ステップS206で算出した作業の残件数R3と、ステップS205で算出した平均作業時間T5とを乗算することで、全ての作業が完了するまでに必要な時間の予測値を示す予測時間T6=R3×T5を算出する。
ステップS208では、第2算出部21は、予め設定された作業終了時刻T7(作業終了予定時刻)を作業内容記憶部12から取得するとともに、現在時刻T8を不図示のタイマーから取得し、現在時刻T8から作業終了時刻T7までの時間を示す設定時間T9=T7−T8を算出する。そして、T9>T6の場合は、現在の進捗速度は早いと判断されるため、第2算出部21は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を更新する。一方、T9<T6の場合は、現在の進捗速度は遅いと判断されるため、第2算出部21は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を更新する。
以上に説明したように、本実施形態では、出題された作業の結果を示す作業結果の入力を受け付けるたびに、1つの作業を行うのに必要な時間の平均を示す平均作業時間を算出し、算出した平均作業時間に応じて、次の作業に対応する報酬額を変化させる。より具体的には、本実施形態では、平均作業時間と未実施の作業の数との乗算結果を示す予測時間が、現時点から、予め設定された作業終了時刻までの時間を示す設定時間よりも小さい場合(つまり、進捗速度が早い場合)は、次の作業に対応する報酬額を、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも小さい金額に設定する一方、予測時間が設定時間よりも大きい場合(つまり、進捗速度が遅い場合)は、次の作業に対応する報酬額を、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい金額に設定する。
本実施形態では、作業速度は報酬額を高額に設定することで加速する一方、報酬額を低額に設定することで減速することに着目し、進捗速度が早い場合は、作業速度を減速する余裕があるので報酬額を減額する一方、進捗速度が遅い場合は、作業終了時刻までに全ての作業を終了させるために作業速度を加速する必要があるので、報酬額を増額する。これにより、予め設定された作業終了時刻で全ての作業を完了させることができるとともに、進捗速度に応じて適切な報酬額を設定することができる(報酬額の精度を高めることができる)。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。上述の各実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図4は、第3実施形態の評価値算出装置300の構成例を示す図である。図4に示すように、評価値算出装置300は、判定部30をさらに備える点で上述の各実施形態と相違するが、その他の基本的な構成は、図1に例示した構成と同様である。ここでは、説明の便宜上、評価値算出装置300を構成する各要素(表示部13、受付部14、作業時間取得部15、評価値取得部16、作業時間記憶部17、作業結果記憶部18、評価値記憶部19、第1算出部20、第2算出部21、最新評価値記憶部22、作業作成部23等の判定部30以外の要素)については、第1実施形態と同じ符号を付して説明する。
判定部30は、受付部14で受け付けた作業結果が作業結果記憶部18に書き込まれるたびに、書き込まれた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定し、その判定結果を示す判定情報(この例では、正しい結果であるか否かを示す1ビットの情報)を、判定対象となった作業結果に対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる。判定対象の作業結果が正しい結果を示すか否かを判定する方法は任意であり、例えば判定対象の作業結果に対応する作業と同一作業の作業結果を作業結果記憶部18から読み出し、読み出した作業結果のうち、判定対象の作業結果と一致する作業結果が多数を占める場合は、判定対象の作業結果は正しい結果を示すと判定することもできる。また、正しい結果を示す情報(「正解情報」)が予め作業内容記憶部12に記憶されており、判定部30は、判定対象の作業結果と、作業内容記憶部12に記憶された正解情報とを比較し、判定対象の作業結果が正解情報と一致する場合は、判定対象の作業結果は正しい結果を示すと判定することもできる。
なお、本実施形態では、判定部30は、受付部14で受け付けた作業結果が作業結果記憶部18に書き込まれるたびに、書き込まれた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定しているが、これに限らず、例えば判定部30は、作業結果の入力を受付部14で受け付けるたびに、受け付けた作業結果が正しい結果を示すか否かを判定し、その判定結果を示す判定情報を、受け付けた作業結果と対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる形態であってもよい。要するに、判定部30は、受付部14で受け付けた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定し、その判定結果を示す判定情報を、その受け付けた作業結果に対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる機能を有すればよい。つまり、判定部30は、受付部14で受け付けた作業結果が作業結果記憶部18に書き込まれた後に判定を行ってもよいし、受付部14で受け付けた作業結果が作業結果記憶部18に書き込まれる前に判定を行ってもよい。
第1算出部20は、受付部14で受け付けた作業結果を元に、作業が正しく行われる確率を示す確率情報を算出する。より具体的には、第1算出部20は、受付部14で受け付けた作業結果の判定情報が作業結果記憶部18に記憶されるたびに、その時点で作業結果記憶部18に記憶されている全ての作業結果の各々の判定情報から確率情報を算出する。例えば全ての判定情報のうち、正しい結果であることを示す判定情報の数がX1(個)、正しい結果でないことを示す判定情報の数がX2(個)である場合、確率情報は、X1/(X1+X2)と表すことができる。
第2算出部21は、第1算出部20により算出された確率情報を用いて、次の作業に対応する報酬額を算出する。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも大きい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業(直近に完了した作業)に対応する報酬額よりも小さい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する一方、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも小さい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業(直近に完了した作業)に対応する報酬額よりも大きい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する。
さらに言えば、第2算出部21は、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも大きい場合は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも小さい値を、次の作業に対応する報酬額として算出し、最新評価値記憶部22に記憶された報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額の減額率を、第1算出部20により算出された確率情報と第2閾値との差分に比例させることもできる。一方、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも小さい場合は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい値を、次の作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額の増額率を、第1算出部20により算出された確率情報と第2閾値との差分に比例させることもできる。
次に、図5を参照しながら、第3実施形態の評価値算出装置300の動作例を説明する。図5は、第3実施形態の評価値算出装置300の動作例を示すフローチャートである。図5の例では、作業作成部23により新しい作業が作成され、その新しい作業を示す第2情報が表示部13により表示された状態(つまり、新しい作業が出題された状態)であることを前提とする。
表示部13により表示された第2情報が示す作業の結果を示す作業結果の入力を受付部14で受け付けた場合(ステップS301の結果:YESの場合)、受け付けた作業結果は、作業結果記憶部18に書き込まれる。
次に、判定部30は、ステップS301で受け付けた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定する判定処理を行う(ステップS302)。そして、判定部30は、その判定結果を示す判定情報を、ステップS301で受け付けた作業結果と対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる。
次に、第1算出部20は、ステップS302で得られた判定情報が作業結果記憶部18に記憶された時点で作業結果記憶部18に記憶されている全ての作業結果の各々の判定情報から、確率情報を算出する(ステップS303)。次に、第2算出部21は、ステップS303で算出された確率情報を用いて、次の作業に対応する報酬額を算出する(ステップS304)。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも大きい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業(直近に完了した作業)に対応する報酬額よりも小さい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する一方、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも小さい場合は、次に作業者に行わせる作業の直前の作業に対応する報酬額よりも大きい値を、次の作業に対応する報酬額として算出する。
以下、具体例を挙げて説明する。この例では、「「東芝研究開発センター」の読みを入力せよ」という作業を示す第2情報が表示部13により表示され、その作業の正しい作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストの入力を、受付部14で受け付けた(ステップS301の結果:YES)状態から説明を始める。ステップS301で受け付けた作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストは、作業結果記憶部18に書き込まれる。
ステップS302では、判定部30は、ステップS301で受け付けた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定する判定処理を行う。そして、その判定結果を示す判定情報を、ステップS301で受け付けた作業結果と対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる。
ステップS303では、第1算出部20は、ステップS302で得られた判定情報が作業結果記憶部18に書き込まれた時点で作業結果記憶部18に記憶されている全ての判定情報を取得し、その取得した全ての判定情報から確率情報を算出する。ここでは、ステップS302で得られた判定情報が作業結果記憶部18に書き込まれた時点で作業結果記憶部18に記憶されている全ての作業結果の各々の判定情報のうち、正しい結果であることを示す判定情報の数がR4(個)、正しい結果でないことを示す判定情報の数がR5(個)であるとする。したがって、第1算出部20により算出される確率情報C1は、R4/(R4+R5)と表すことができる。
ステップS304では、第2算出部21は、作業内容記憶部12内に予め設定された第2閾値C2と、ステップS303で算出された確率情報C1とを比較し、C2>C1の場合は、正解率が低い、すなわち難しい作業であると判断されるため、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも大きい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。一方、C2<C1の場合は、正解率が高い、すなわち簡単な作業であると判断されるため、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額よりも小さい値を、次に作業者に行わせる作業に対応する報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている報酬額を、算出した報酬額に更新する。
以上に説明したように、本実施形態では、出題された作業の結果を示す作業結果の入力を受け付けるたびに、受け付けた作業結果が正しい結果を示すか否かを判定し、その時点における確率情報(作業が正しく行われる確率を示す情報)を算出する。そして、その算出した確率情報に応じて、次の作業に対応する報酬額を変化させる。ここで、難易度が高い作業は作業者が敬遠するため、作業速度が低下する傾向があるので、難易度が高い作業は報酬額を高く設定して作業速度を加速させる必要がある。上述したように、本実施形態では、第1算出部20により算出された確率情報が第2閾値よりも大きい場合は、難易度が高い傾向にあるとみなして、報酬額を増額する一方、確率情報が第2閾値よりも小さい場合は、難易度が低い傾向にあるとみなして、報酬額を減額するので、動的に変化する難易度(確率情報)に応じて適切な報酬額を設定することができる(報酬額の精度を高めることができる)とともに、作業速度が低下する、または、作業が未完了で終了するなどの問題が起こることを回避できる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。上述の各実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。以下では、第4実施形態の評価値算出装置を、「評価値算出装置400」と表記する。評価値算出装置400の基本的な構成は、図4に例示した構成と同様である。ここでは、説明の便宜上、評価値算出装置400を構成する各要素(表示部13、受付部14、作業時間取得部15、評価値取得部16、作業時間記憶部17、作業結果記憶部18、評価値記憶部19、第1算出部20、第2算出部21、最新評価値記憶部22、作業作成部23、判定部30等)については、第3実施形態と同じ符号を付して説明する。
本実施形態では、受付部14は、作業の結果を示す作業結果の入力と合わせて、当該作業(入力を受け付けた作業結果に対応する作業)を行った作業者を識別する識別情報の入力を受け付ける。そして、受付部14で受け付けた作業結果と識別情報は互いに対応付けられて作業結果記憶部18に書き込まれていく。
判定部30は、受付部14で受け付けた作業結果と識別情報が対応付けられて作業結果記憶部18に書き込まれるたびに、その書き込まれた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定し、その判定結果を示す判定情報を、判定対象の作業結果(および識別情報)に対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる。なお、第3実施形態と同様に、判定部30は、受付部14で受け付けた作業結果および識別情報が作業結果記憶部18に書き込まれるたびに、書き込まれた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定しているが、これに限らず、例えば判定部30は、作業結果および識別情報の入力を受付部14で受け付けるたびに、受け付けた作業結果が正しい結果を示すか否かを判定し、その判定結果を示す判定情報を、受け付けた作業結果および識別情報と対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる形態であってもよい。
第1算出部20は、受付部14で受け付けた作業結果および識別情報を元に、当該識別情報で識別される作業者が作業を正しく行う確率を示す確率情報を算出する。より具体的には、第1算出部20は、受付部14で受け付けた作業結果の判定情報が作業結果記憶部18に記憶されるたびに、当該判定情報(新たに書き込まれる判定情報)が対応付けられた識別情報に対応する全ての作業結果の各々の判定情報を作業結果記憶部18から読み出し、読み出した判定情報を用いて、当該識別情報に対応する確率情報を算出する。例えば「A」という作業者を識別する識別情報に対応する全ての作業結果の各々の判定情報のうち、正しい結果であることを示す判定情報の数がX1(個)、正しい結果でないことを示す判定情報の数がX2(個)である場合、「A」という作業者を識別する識別情報に対応する確率情報は、X1/(X1+X2)と表すことができる。
本実施形態では、識別情報で識別される作業者ごとに報酬額が個別に決定される。第2算出部21は、識別情報ごとに、第1算出部20により算出される確率情報を用いて、当該識別情報で識別される作業者に対する報酬額を個別に算出する。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20で算出された、ある識別情報に対応する確率情報が第3閾値よりも大きい場合は、当該ある識別情報で識別される作業者に対する現時点での報酬額よりも大きい値を、当該ある識別情報で識別される作業者に対する新しい報酬額として算出する一方、その確率情報が第3閾値よりも小さい場合は、当該ある識別情報で識別される作業者に対する現時点での報酬額よりも小さい値を、当該ある識別情報で識別される作業者に対する新しい報酬額として算出する。
さらに言えば、本実施形態の最新評価値記憶部22は、識別情報ごとに、第2算出部21により算出された最新の報酬額を対応付けて記憶する。そして、第2算出部21は、第1算出部20により算出された、ある識別情報に対応する確率情報が第3閾値よりも大きい場合は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該ある識別情報に対応する報酬額よりも大きい値を、当該ある識別情報に対応する新しい報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該ある識別情報に対応する報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば報酬額の増額率を、第1算出部20により算出された確率情報と第3閾値との差分に比例させることもできる。一方、第1算出部20により算出された、ある識別情報に対応する確率情報が第3閾値よりも小さい場合は、第2算出部21は、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該ある識別情報に対応する報酬額よりも小さい値を、当該ある識別情報に対応する新しい報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該ある識別情報に対応する報酬額を、算出した報酬額に更新する。この場合、例えば報酬額の減額率を、第1算出部20により算出された確率情報と第3閾値との差分に比例させることもできる。
次に、図6を参照しながら、第4実施形態の評価値算出装置400の動作例を説明する。図6は、第4実施形態の評価値算出装置400の動作例を示すフローチャートである。図6の例では、作業作成部23により新しい作業が作成され、その新しい作業を示す第2情報が表示部13により表示された状態(つまり、新しい作業が出題された状態)であることを前提とする。
表示部13により表示されている第2情報が示す作業の結果を示す作業結果、および、その作業を行った作業者を識別する識別情報の入力を受付部14で受け付けた場合(ステップS401の結果:YESの場合)、受け付けた作業結果および識別情報は、互いに対応付けられて作業結果記憶部18に書き込まれる。
次に、判定部30は、ステップS401で受け付けた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定する判定処理を行う(ステップS402)。そして、判定部30は、その判定結果を示す判定情報を、ステップS401で受け付けた作業結果および識別情報と対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる。
次に、第1算出部20は、ステップS402で得られた判定情報が対応付けられた識別情報に対応する全ての作業結果の各々の判定情報を作業結果記憶部18から読み出し、読み出した判定情報を用いて、当該識別情報に対応する確率情報を算出する(ステップS403)。
次に、第2算出部21は、ステップS403で算出された確率情報を用いて、ステップS401で受け付けた識別情報に対応する新しい報酬額を算出する(ステップS404)。より具体的には、第2算出部21は、第1算出部20により算出された、ステップS401で受け付けた識別情報に対応する確率情報が第3閾値よりも大きい場合は、当該識別情報に対応する現時点での報酬額(現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該識別情報に対応する報酬額)よりも大きい値を、当該識別情報に対応する新しい報酬額として算出する。一方、第1算出部20により算出された、ステップS401で受け付けた識別情報に対応する確率情報が第3閾値よりも小さい場合は、当該識別情報に対応する現時点での報酬額(現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該識別情報に対応する報酬額)よりも小さい値を、当該識別情報に対応する新しい報酬額として算出する。
以下、具体例を挙げて説明する。この例では、「「東芝研究開発センター」の読みを入力せよ」という作業を示す第2情報が表示部13により表示され、その作業の正しい作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストと、その作業を行った作業者を識別する識別情報(ID等)の入力を、受付部14で受け付けた(ステップS401の結果:YES)状態から説明を始める。ステップS401で受け付けた作業結果を示す「とうしばけんきゅうかいはつせんたー」というテキストは、ステップS401で受け付けた識別情報と対応付けられて作業結果記憶部18に書き込まれる。
ステップS402では、判定部30は、ステップS401で受け付けた作業結果が、正しい結果を示すか否かを判定する判定処理を行う。そして、その判定結果を示す判定情報を、ステップS401で受け付けた作業結果および識別情報と対応付けて作業結果記憶部18に記憶させる。
ステップS403では、第1算出部20は、ステップS402で得られた判定情報が作業結果記憶部18に書き込まれた時点で作業結果記憶部18に記憶されている、ステップS401で受け付けた識別情報に対応する全ての作業結果の各々の判定情報を作業結果記憶部18から読み出し、読み出した判定情報を用いて、当該識別情報に対応する確率情報を算出する。ここでは、ステップS402で得られた判定情報が作業結果記憶部18に書き込まれた時点で作業結果記憶部18に記憶されている、ステップS401で受け付けた識別情報に対応する全ての作業結果の各々の判定情報のうち、正しい結果であることを示す判定情報の数がR6(個)、正しい結果でないことを示す判定情報の数がR7(個)であるとする。したがって、第1算出部20により算出される、ステップS401で受け付けた識別情報に対応する確率情報C3は、R6/(R6+R7)と表すことができる。
ステップS404では、第2算出部21は、作業内容記憶部12内に予め設定された第3閾値C4と、ステップS403で算出された確率情報C3とを比較し、C4>C3の場合は、正解率が低い、すなわち精度が低い作業者であると判断されるため、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該作業者(識別情報)に対する報酬額よりも小さい値を、当該作業者に対する新しい報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該作業者に対する報酬額を、算出した報酬額に更新する。一方、C3>C4の場合は、正解率が高い、すなわち精度の高い作業者であると判断されるため、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該作業者に対する報酬額よりも大きい値を、当該作業者に対する新しい報酬額として算出し、現時点で最新評価値記憶部22に記憶されている当該作業者に対する報酬額を、算出した報酬額に更新する。
以上に説明したように、本実施形態では、出題された作業の結果を示す作業結果、および、その作業を行った作業者を識別する識別情報の入力を受け付けるたびに、受け付けた作業結果が正しい結果を示すか否かを判定し、当該識別情報に対応する確率情報(作業が正しく行われる確率を示す情報)を算出する。そして、当該識別情報に対応する確率情報に応じて、当該識別情報で識別される作業者に対する報酬額を変化させる。より具体的には、算出された確率情報が第3閾値よりも大きい場合は、精度が高い作業者であると判断して、報酬額を増額する一方、算出された確率情報が第3閾値よりも小さい場合は、精度が低い作業者であると判断して、報酬額を減額するので、作業者ごとに、当該作業者の能力に見合った報酬額を設定することができる(つまり、報酬額の精度を高めることができる)。また、精度が高い作業者に対する報酬額を増やすことで、精度が高い作業者のモチベーションを向上させることができるので、精度が高い作業者は進んで作業に取り組むことになり、精度が高い作業者の作業数が増大し、全体的に作業の精度を高めることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述の第1算出部20は、第1実施形態では、作業結果の入力に応じて、作業の対価として作業者に与える報酬額の単位時間当たりの平均値を示す平均報酬額を算出し、第2実施形態では、作業結果の入力に応じて、1つの作業を行うのに必要な時間の平均値を示す平均作業時間を算出し、第3実施形態および第4実施形態では、作業結果の入力に応じて、作業が正しく行われる確率を示す確率情報を算出している。要するに、本発明の第1算出部は、作業の対価として作業者に与える評価値の単位時間当たりの平均値を示す平均評価値、1つの作業を行うのに必要な時間の平均値を示す平均作業時間、および、作業が正しく行われる確率を示す確率情報のうちの何れかを含む第1情報を、作業結果の入力に応じて算出する形態であればよい。
例えば上述の評価値算出装置には、CPU、ROMおよびRAM等を含むコンピュータが搭載され、CPUがROM等に格納されたプログラムをRAM上に展開して実行することにより、上述の各部(表示部13、受付部14、作業時間取得部15、評価値取得部16、第1算出部20、第2算出部21、作業作成部23、判定部30)の機能の少なくとも一部が実現される形態であってもよい。また、例えば上述の各部(表示部13、受付部14、作業時間取得部15、評価値取得部16、第1算出部20、第2算出部21、作業作成部23、判定部30)の機能の少なくとも一部が専用のハードウェア回路により実現される形態であってもよい。
なお、以上の各実施形態は、任意に組み合わせることもできる。
10 作業実行部
11 作業管理部
12 作業内容記憶部
13 表示部
14 受付部
15 作業時間取得部
16 評価値取得部
17 作業時間記憶部
18 作業結果記憶部
19 評価値記憶部
20 第1算出部
21 第2算出部
22 最新評価値記憶部
23 作業作成部
30 判定部
100 評価値算出装置

Claims (16)

  1. 作業者に情報を入力させる作業について、前記作業者から入力された情報を受け付ける受付部と、
    前記作業の対価として前記作業者に与える評価値の単位時間当たりの評価値を少なくとも含む第1情報を、前記作業者からの入力に応じて算出する第1算出部と、
    前記第1情報を用いて、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値を算出する第2算出部と、を備え、
    前記第2算出部は、前記第1情報に含まれる前記評価値が第1閾値よりも小さい場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    評価値算出装置。
  2. 前記第2算出部は、前記第1情報に含まれる前記評価値が前記第1閾値よりも大きい場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも小さい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    請求項1の評価値算出装置。
  3. 前記第1情報は、前記作業の対価として前記作業者に与える前記評価値の単位時間当たりの平均値を示す平均評価値を少なくとも含む、
    請求項1または2の評価値算出装置。
  4. 前記第2算出部により前記評価値が算出されるたびに、次に前記作業者に行わせる前記作業を示す第2情報を表示する表示部と、
    前記第2情報が示す前記作業について、前記作業者から入力された情報を前記受付部で受け付けた場合、当該第2情報が示す前記作業に対応する前記評価値を取得する評価値取得部と、
    前記評価値取得部により前記評価値が取得されるたびに、その取得された前記評価値を累積的に記憶する評価値記憶部と、
    前記第2情報が表示された時点から、当該第2情報が示す前記作業について、前記作業者から入力された情報を前記受付部で受け付けた時点までの時間を示す作業時間を取得する作業時間取得部と、
    前記作業時間を記憶する作業時間記憶部と、を備え、
    前記第1算出部は、前記評価値取得部により取得された前記評価値が前記評価値記憶部に書き込まれ、前記作業時間取得部により取得された前記作業時間が前記作業時間記憶部に書き込まれるたびに、その時点で前記評価値記憶部に記憶されている前記評価値の累積値を、その時点で前記作業時間記憶部に記憶されている前記作業時間の累積値で除算して前記平均評価値を算出する、
    請求項3の評価値算出装置。
  5. 前記第2算出部により算出された最新の前記評価値を記憶する最新評価値記憶部をさらに備え、
    前記評価値取得部は、前記第2情報が示す前記作業について、前記作業者から入力された情報を前記受付部で受け付けた場合、その時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値を取得し、
    前記第2算出部は、前記平均評価値が前記第1閾値よりも小さい場合は、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出し、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値を、その算出した前記評価値に更新する、
    請求項4の評価値算出装置。
  6. 前記第2算出部は、前記平均評価値が前記第1閾値よりも大きい場合は、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値よりも小さい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出し、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値を、その算出した前記評価値に更新する、
    請求項4または5の評価値算出装置。
  7. 作業者に情報を入力させる作業について、前記作業者から入力された情報を受け付ける受付部と、
    1つの前記作業を行うのに必要な時間を少なくとも含む第1情報を、前記作業者からの入力に応じて算出する第1算出部と、
    前記第1情報を用いて、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値を算出する第2算出部と、を備え、
    前記第2算出部は、前記第1情報に含まれる時間と未実施の前記作業の数とを乗算して、現時点から、全ての前記作業が完了するまでに必要な時間の予測値を示す予測時間を算出し、前記予測時間が、現時点から、予め設定された作業終了時刻までの時間を示す設定時間よりも長い場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    評価値算出装置。
  8. 前記第2算出部は、前記予測時間が前記設定時間よりも短い場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも小さい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    請求項7の評価値算出装置。
  9. 前記第1情報は、1つの前記作業を行うのに必要な時間の平均値を示す平均作業時間を少なくとも含む、
    請求項7または8の評価値算出装置。
  10. 前記第2算出部により前記評価値が算出されるたびに、次に前記作業者に行わせる前記作業を示す第2情報を表示する表示部と、
    前記第2情報が表示された時点から、当該第2情報が示す前記作業について、前記作業者から入力された情報を前記受付部で受け付けた時点までの時間を示す作業時間を取得する作業時間取得部と、
    前記作業時間を記憶する作業時間記憶部と、
    前記受付部で受け付けた前記情報を記憶する作業結果記憶部と、を備え、
    前記第1算出部は、前記受付部で受け付けた前記情報が前記作業結果記憶部に書き込まれ、前記作業時間取得部により取得された前記作業時間が前記作業時間記憶部に書き込まれるたびに、その時点で前記作業時間記憶部に記憶されている前記作業時間の累積値を、その時点で前記作業結果記憶部に記憶されている前記作業結果の数の累積値で除算して前記平均作業時間を算出する、
    請求項9の評価値算出装置。
  11. 前記第2算出部により算出された最新の前記評価値を記憶する最新評価値記憶部をさらに備え、
    前記第2算出部は、
    前記予測時間が前記設定時間よりも大きい場合は、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出し、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値を、その算出した前記評価値に更新する、
    請求項10の評価値算出装置。
  12. 前記第2算出部は、
    前記予測時間が前記設定時間よりも短い場合は、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値よりも小さい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出し、現時点で前記最新評価値記憶部に記憶されている前記評価値を、その算出した前記評価値に更新する、
    請求項10または11の評価値算出装置。
  13. プロセッサが、
    作業者に情報を入力させる作業について、前記作業者から入力された情報を受け付け、
    前記作業の対価として前記作業者に与える評価値の単位時間当たりの評価値を少なくとも含む第1情報を、前記作業者からの入力に応じて算出し、
    前記第1情報を用いて、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値を算出し、
    前記第1情報に含まれる前記評価値が第1閾値よりも小さい場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    評価値算出方法。
  14. プロセッサが、
    作業者に情報を入力させる作業について、前記作業者から入力された情報を受け付け、
    1つの前記作業を行うのに必要な時間を少なくとも含む第1情報を、前記作業者からの入力に応じて算出し、
    前記第1情報を用いて、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値を算出し、
    前記第1情報に含まれる時間と未実施の前記作業の数とを乗算して、現時点から、全ての前記作業が完了するまでに必要な時間の予測値を示す予測時間を算出し、前記予測時間が、現時点から、予め設定された作業終了時刻までの時間を示す設定時間よりも長い場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    評価値算出方法。
  15. コンピュータを、
    作業者に情報を入力させる作業について、前記作業者から入力された情報を受け付ける受付手段と、
    前記作業の対価として前記作業者に与える評価値の単位時間当たりの評価値を少なくとも含む第1情報を、前記作業者からの入力に応じて算出する第1算出手段と、
    前記第1情報を用いて、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値を算出する第2算出手段部として機能させ、
    前記第2算出手段は、前記第1情報に含まれる前記評価値が第1閾値よりも小さい場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    評価値算出プログラム。
  16. コンピュータを、
    作業者に情報を入力させる作業について、前記作業者から入力された情報を受け付ける受付手段と、
    1つの前記作業を行うのに必要な時間を少なくとも含む第1情報を、前記作業者からの入力に応じて算出する第1算出手段と、
    前記第1情報を用いて、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値を算出する第2算出手段として機能させ、
    前記第2算出手段は、前記第1情報に含まれる時間と未実施の前記作業の数とを乗算して、現時点から、全ての前記作業が完了するまでに必要な時間の予測値を示す予測時間を算出し、前記予測時間が、現時点から、予め設定された作業終了時刻までの時間を示す設定時間よりも長い場合は、次に前記作業者に行わせる前記作業の直前の前記作業に対応する前記評価値よりも大きい値を、次に前記作業者に行わせる前記作業に対応する前記評価値として算出する、
    評価値算出プログラム。
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