JP5812339B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
前者の顕熱を回収する熱交換器は、一次熱交換器と称されており、一方、後者の潜熱を回収する熱交換器は、二次熱交換器と称されている。
即ち、逆燃焼方式は、バーナーを下方に向けて配置したものである。図20は、代表的な逆燃焼方式の燃焼装置200のレイアウトを示している。
また、燃焼装置200の筐体201の左側には、燃焼ガスを外部に排気する排気筒211が配されている。具体的には、その排気筒211は、燃焼装置200の筐体201の内外に渡るように配置されると共に、二次熱交換器206の上部左側に接続された配置である。
その対策として、架台の下部に設置する非耐熱部材を架台から離反させることが考えられるが、架台から離反させると、燃焼装置が大型化するため、市場のニーズに応えることができない。
すなわち、本発明は、筐体内に、燃焼ガスを生成すると共に燃焼ガスを下方向に向かって排出する燃焼部と、燃焼部で生成された燃焼ガスの向きを天地方向下方向から上方向に向かうように変換する流路変換部が有り、前記流路変換部内にあって液体が流通する受熱管が設けられた燃焼装置であって、筐体内部に載置板部を有した架台を備え、前記架台は筐体に固定されており、載置板部よりも上部に形成された空間には燃焼部及び流路変換部が位置すると共に前記流路変換部が載置板部に固定されており、載置板部よりも下部に形成された空間には、樹脂製の配管、弁、ポンプ、樹脂製の容器、電気機器、電気配線の少なくともいずれかが配置されるものであり、前記流路変換部と載置板部との間には、所定の領域に亘って隙間があって空気層が形成されている。
即ち、載置板部よりも下部に形成された空間には、樹脂製の配管、弁、ポンプ、樹脂製の容器、電気機器、電気配線といった耐熱性の弱い部材が配置される。上記したように、燃焼装置を作動時に燃焼部内が高温となることに伴って、流路変換部を介して載置板部に伝熱し、架台が高温になるため、前記部材が高熱の雰囲気に晒され、劣化する虞がある。
ところが、本発明の構成によれば、前記流路変換部と載置板部との間には、所定の領域に亘って隙間があって空気層が形成されているため、空気層が形成されている領域では、流路変換部と載置板部との間の伝熱を防止できる。それ故に、全体として、載置板部よりも下部に形成された空間への伝熱を低減することができる。即ち、載置板部よりも下部に形成された空間が高温に晒されることを防止できるため、例え、逆燃式の燃焼装置でも、載置板部よりも下部に形成された空間に、高温に弱い樹脂製の配管、弁、ポンプ、樹脂製の容器、電気機器、電気配線を設置でき、燃焼装置の小型化が可能である。
そして、本発明の構成によれば、流路変換部の底面部の一部が、架台の載置板部に対して固定され、且つ流路変換部の底面部は燃焼ガスの流れ方向に沿って下流側が下となる方向に傾斜している。言い換えると、流路変換部の底面部は燃焼ガスの流れ方向に下り傾斜しており、その下流部分が架台の載置板部に載って固定されている。即ち、燃料ガスの温度が低下した下流側に架台の載置板部が固定され、燃料ガスの温度が高い上流側に隙間が形成されて空気層が形成されている。そのため、流路変換部と載置板部との間の伝熱量を低減でき、載置板部よりも下部に形成された空間を従来よりもさらに低温にすることができる。
また、本発明の構成によれば、流路変換部の前蓋体側の面と架台との間を締結する固定部材があるため、通常使用時において、蓋体側方向と奥側方向に向かっての流路変換部の移動を規制できる。
本実施形態の燃焼装置1は、具体的には給湯装置であり、従来と同様、給湯系統220を内蔵している。燃焼装置1は、燃焼ガスを生成する燃焼部2と、顕熱を回収する一次熱交換器3と、潜熱を回収する二次熱交換器5とを備えた、いわゆる潜熱回収型と呼ばれる燃焼装置である。
燃焼装置1の外観の基本的なレイアウトは、従来技術と同一であり、図1のように前蓋体9と筐体10によって形成されている。即ち、筐体10の前面が前蓋体9によって閉塞されている。
燃焼装置1の内部の基本的なレイアウトは、従来技術と同一であり、燃焼部2と、燃焼部2に対して幅方向(左右方向)に並列に立設された排気筒6とを有している。
燃焼装置1は、図2,3に示すように、架台51を基準に筐体10内の空間を上下方向に分割している。即ち、筐体10内は、架台51の天面部62を基準にして、上方に位置する加熱領域41と、下方に位置する収納領域43に分けられる。加熱領域41には主に燃焼ケース7が配されており、収納領域43には、主に従来と同様の中和器215等のドレン排出系統212や一次熱交換器3と二次熱交換器5の受熱管に接続される入水側配管222及び出湯側配管223(図22参照)が配されている。
即ち、燃焼ケース7は、図2の矢印のような燃焼部2から排気筒6に連なった燃焼ガス流路8を形成している。そして、燃焼ガス流路8は、燃焼部2で生成された燃焼ガスを高さ方向下方向から上方向に燃焼ガスの流れ方向を変換して排気筒6に流通することを可能となっている。
なお、本実施形態の燃焼装置1は、図示しない送風機を有し、その送風機によって、燃焼に必要な空気が供給され、さらに燃焼部2で生成された燃焼ガスを下方に向けて流している。
具体的には、湯水の流れ方向上流側から、入水側配管222、二次熱交換器5の受熱管32、一次熱交換器3の受熱管、出湯側配管223の順に直列的に接続されている。即ち、燃焼装置1では、入水側配管222を通過した湯水は、二次熱交換器5を流れた後、一次熱交換器3内を流れることによって、順次熱交換され、その後、出湯側配管223を介して給湯先に向けて供給される。言い換えると、入水側配管222を通過した湯水は、天地方向上方に向けて流れていく。
即ち、二次熱交換器5は、二次熱交用ケース15の内部に、燃焼装置1の幅方向(図2において左右方向w)に延びる空間を有する。また、二次熱交換器5は、燃焼部2の側方(幅方向w左側)に配された排気筒6とも連通している。そのため、二次熱交換器5は、燃焼部2を下方に向けて流れる燃焼ガスを一次熱交換器3側から流入させるとともに、当該燃焼ガスを排気筒6に向けて流出させる。即ち、二次熱交換器5は、下方に向けて流れる燃焼ガスの流れ方向を上方に向けて折り返すことが可能である。
また、本実施形態の中和器215は、中和器215内に水封を確実に形成するべく、給水源から供給される湯水が通過する中和器給水管(図示しない)が接続されている。
そこで、本発明は、二次熱交換器5と架台51の構造、特に二次熱交用ケース15と架台51の構造に特徴を有する。
なお、以下の説明において、特に断りがない限り、上下左右前後の位置関係は、通常の設置位置(図3)を基準に説明する。即ち、前蓋体9側から筐体10の背面方向を前後方向とする。
二次熱交換器5は、図3,4に示すように、二次熱交用ケース15と、管路部材16とによって構成されている。二次熱交用ケース15は、ケース本体17と、蓋部材18と、管路部材16の一部によって構成された長方形状の箱体である。
底面部21は、平面視が長方形状の板材である。底面部21には、ドレンを集めるために緩やかな傾斜が設けられている。また底面部21には、ドレンを導くための溝(図示せず)が設けられている。さらに底面部21には、ドレン抜きのための中和器導入側配管216が接続されている。中和器導入側配管216は、中和器215(図2参照)にドレンを排出する部材である。中和器導入側配管216は、図6のように周壁部23側に位置している。具体的には、周壁部22と周壁部23とによって形成される角部近傍に位置している。言い換えると、燃焼装置1作動時において燃料ガスの流れ方向下流側に設けられている。即ち、中和器導入側配管216は、図3のような二次熱交換器5を組み立て完成時において、蓋部材18の気体導入口26の上方(一次熱交換器3側)からの投影面上から逸脱しており、蓋部材18の気体排出口27の上方(排気筒6側)からの投影面上に位置している。それ故に、気体導入口26から導入される燃焼ガスが直接中和器導入側配管216に当たらないため、中和器導入側配管216に加わる燃料ガスの風圧を低減させることができる。このことにより、中和器215に必要な水封高さを低下させることができる。即ち、中和器215の高さを低くすることができる。
周壁部22の外側面の略中央には、図5のように位置決め突起60a,60bを有している。位置決め突起60a,60bは、幅方向wに並列している。位置決め突起60aと位置決め突起60bは互いに大きさが異なる。具体的には、図5の幅方向w左側に位置する位置決め突起60aの大きさに比べて、幅方向w右側に位置する位置決め突起60bの大きさが大きい。また、位置決め突起60a,60bの間には、公知の締結要素を固定可能な固定穴76a,76bを有している。
一方の周壁部24の外側面の略中央には、図7のように位置決め突起61a,61bを有している。位置決め突起61a,61bは、幅方向wに並列している。位置決め突起61aと位置決め突起61bは互いに大きさが異なる。具体的には、図7の幅方向w左側に位置する位置決め突起61aの大きさに比べて、幅方向w右側に位置する位置決め突起61bの大きさが大きい。また、位置決め突起61a,61bの間には、公知の締結要素を固定可能な固定穴77a,77bを有している。
蓋部材18は、図3のように気体導入口26と、気体排出口27を有した略長方形の蓋体である。
気体導入口26は、燃焼装置1作動時に燃焼部2から燃焼ガス流路8(図2参照)を通って流下した燃焼ガスを二次熱交用ケース15内に導入する開口である。気体導入口26は、長方形状の開口となっている。
気体排出口27は、管路部材16の入水側ヘッダ30側,出水側ヘッダ31側(図4,図5参照)から離れた位置に形成されている。ケース本体17を基準にしていうと、気体排出口27は、周壁部23側(図4参照)によった位置に形成されている。
管路部材16は、図4に示すように、上記した複数(本実施形態においては6本)の受熱管32と、入水側ヘッダ30と、出水側ヘッダ31とを備えた環状の熱交換流路である。また管路部材16には、二次熱交用ケース15の短辺の壁面を構成する壁面部材33が設けられている。
管路部材16の各受熱管32は、図4のように主に熱交換を行う本体部35と、出入り管部36に分かれている。
本体部35は、平面視が楕円形のループを構成する部分であり、螺旋構造を構成していて楕円部分が5段に重なっている。
また、出側管部45と入側管部46の間には高低差がある。即ち、出側管部45は上部にあり、入側管部46は下部にある。
以上が、二次熱交換器5の構成についての説明である。
二次熱交換器5を載置する架台51は、図8のように、長方形状の天面部62と天面部62の短辺と長辺から下方に向けて立設した側壁部63,64と,折り曲げ固定部69を有している。即ち、天面部62と側壁部63,64と折り曲げ固定部69に一部が囲まれた収納空間65を有している。収納空間65は、内部にドレン排出系統212や給湯系統220等の非耐熱部材4を収納可能となっている。
載置面67は、天面部62に対して傾斜している。具体的には、載置面67は、前後方向l後方から前方にかけて下り傾斜している。言い換えると、後方に位置する壁部68c(天面部62から載置面67までの高さ)は、前方に位置する壁部68aに比べて高い。即ち、前後方向後方から前方にかけて低くなっており、天面部62と載置面67が近づいている。
また、載置面67は、幅方向wの右側から左側にかけて下り傾斜している。言い換えると、図8の右側に位置する壁部68b(天面部62から載置面67までの高さ)は、左側(側壁部63側)に位置する壁部68dに比べて高い。即ち、幅方向wの右側から左側にかけて低くなっており、天面部62と載置面67が近づいている。
即ち、図8に示す矢印の方向に下り傾斜している。
係止受け部70は、載置部66よりも幅方向w右側に位置している。図3のような組み立て完成時を基準とすると、気体導入口26側に位置している。
以上が、架台51の構成についての説明である。
間隔維持部材80は、金属薄板を打ち抜き加工後に曲げ加工して形成されたものである。間隔維持部材80は、架台51と、二次熱交用ケース15とを接続する部材である。燃焼装置1の使用時においては、間隔維持部材80を装着し、メンテナンス等で二次熱交用ケース15を取り外す際には、二次熱交用ケース15と一体的に取り外して使用する。
固定部83の先端側(本体部81と対向する側)には、複数の貫通孔91を有している。貫通孔91は公知の締結要素が挿通可能となっている。
また、固定部83の幅方向wの両側には固定部83の一部を切り欠いた位置決め孔92を有している。位置決め孔92は、二次熱交用ケース15の周壁部24の位置決め突起61a,61bが嵌合する大きさとなっている。即ち、幅方向w左側に位置する位置決め孔92の開口面積に比べて、幅方向w右側に位置する位置決め孔92の開口面積が大きい。図14のように間隔維持部材80を二次熱交用ケース15の周壁部24に取り付ける際に、位置決め突起61a,61bとそのそれぞれに対応する位置決め孔92は、大きさが異なるため、作業者が誤って間隔維持部材80を反対向きに取り付けることを防止できる。
支持部85,86の張り出し方向の長さは、図11のように固定部83側から係合部82側に向けて徐々に短くなっている。即ち、支持部85,86の張り出し方向先端面は本体部81を含む面に対して傾斜している。
以上が、間隔維持部材80の構成についての説明である。
固定部材95は、図12のように略長方形状の平板である。固定部材95は、正面視すると逆「凸」字状の形状をしている。
固定部材95の上部(長手方向hの上部)には、貫通孔96を有している。貫通孔96は公知の締結要素が挿通可能となっている。貫通孔96は図13のように架台51に二次熱交用ケース15を取り付けたときに二次熱交用ケース15の周壁部22の固定穴76a,76bに対応する位置に設けられている。
一方、固定部材95の下部(長手方向hの下部)には、図13のように貫通孔97を有している。貫通孔97は公知の締結要素が挿通可能となっている。貫通孔97は図3のように架台51に二次熱交用ケース15を取り付けたときに架台51の天面部62の固定穴59(図8参照)に対応する位置に設けられている。
また、固定部材95の幅方向wの両側には固定部材95の一部を切り欠いた位置決め孔93を有している。位置決め孔93は二次熱交用ケース15の位置決め突起60a,60b(図5参照)が嵌合する大きさとなっている。即ち、図12の幅方向w左側に位置する位置決め孔93の開口面積に比べて、幅方向w右側に位置する位置決め孔93の開口面積が大きい。図13のように固定部材95を二次熱交用ケース15の周壁部22に取り付ける際に、位置決め突起60a,60bとそのそれぞれに対応する位置決め孔93は、大きさが異なるため、作業者が誤って固定部材95を反対向きに取り付けることを防止できる。
なお、理解を容易にするために図13から図19は、二次熱交用ケース15と架台51の接続に関与する部材のみ示す。
このとき、位置決め突起60a,60bは位置決め孔93に嵌挿している。言い換えると、位置決め突起60a,60bは、固定部材95を挟持している。即ち、周壁部22と固定部材95の接合面に沿う方向への移動を規制している。そのため、締結要素を取り付ける際に、ずれにくく、位置決めしやすい。
また、貫通孔96と固定穴76a,76bは互いに連通しており、貫通孔96と固定穴76a,76bに亘って、締結要素が挿入されている。
周壁部22から固定部材95の一部が下方にはみ出ている。即ち、固定部材95の下部、より詳細には周壁部22から貫通孔97の近傍がはみ出ている。
このとき、位置決め突起61a,61bは位置決め孔92に嵌挿している。言い換えると、位置決め突起61a,61bは、間隔維持部材80の固定部83を挟持している。即ち、周壁部24と間隔維持部材80の固定部83の接合面に沿う方向への移動を規制している。そのため、締結要素を取り付ける際に、ずれにくく、位置決めしやすい。
また、貫通孔91と固定穴77a,77bは互いに連通しており、貫通孔91と固定穴77a,77bに亘って、締結要素が挿入されている。
また、間隔維持部材80は、二次熱交用ケース15の周壁部24と底面部21に跨がって覆っている。即ち、間隔維持部材80の本体部81は、底面部21の下部に位置している。
このとき、中和器導入側配管216は、切り欠き溝73の延伸方向に沿って、移動する。
架台51の載置面67の上に底面部21が載置されており、二次熱交用ケース15は、図16,図17のように前後方向l及び幅方向wに傾斜している。
また、図16のように、係合部82が係止受け部70と係合している。具体的には、係合片90が開口部71内に進入しており、係合壁72が接続部88に当接している。また、支持部85,86は、図17のように天面部62上に載置されており、支持部85,86によって、底面部21と天面部62との間に隙間98(図17のハッチング)が形成されている。この隙間98は、空気層として機能し、底面部21と天面部62が接触することによる伝熱を防止している。
隙間98は、少なくとも、気体導入口26側に形成されている。即ち、燃焼装置1の作動時の燃料ガスの流れを基準にすると、隙間98は、図17のように二次熱交用ケース15の燃焼ガスの流れ方向上流側に形成されている。
このとき、固定部材95の貫通孔97と架台51の固定穴59は互いに連通しており、貫通孔96と固定穴76a,76bに亘って、締結要素が挿入されている。
2 燃焼部
9 前蓋体
10 筐体
15 二次熱交用ケース(流路変換部)
21 底面部
26 気体導入口(ガス導入口)
27 気体排出口(ガス排出口)
32 受熱管
51 架台
62 天面部(載置板部)
65 収納空間
70 係止受け部(係合部)
71 開口部(開口)
73 切り欠き溝
82 係合部
85,86 支持部(間隔維持部)
90 係合片
95 固定部材
98 隙間
215 中和器
216 中和器導入側配管
Claims (4)
- 筐体内に、燃焼ガスを生成すると共に燃焼ガスを下方向に向かって排出する燃焼部と、燃焼部で生成された燃焼ガスの向きを天地方向下方向から上方向に向かうように変換する流路変換部が有り、前記流路変換部内にあって液体が流通する受熱管が設けられた燃焼装置であって、
筐体内部に載置板部を有した架台を備え、
前記架台は筐体に固定されており、載置板部よりも上部に形成された空間には燃焼部及び流路変換部が位置すると共に前記流路変換部が載置板部に固定されており、載置板部よりも下部に形成された空間には、樹脂製の配管、弁、ポンプ、樹脂製の容器、電気機器、電気配線の少なくともいずれかが配置されるものであり、
前記流路変換部と載置板部との間には、所定の領域に亘って隙間があって空気層が形成されており、
前記載置板部には載置板部の上面側と下面側を連通する開口があり、
流路変換部の底部には、前記開口と係合する片持ち状の係合片が設けられており、
前記係合片は、流路変換部と載置板部との間の間隔を維持する間隔維持部を有し、
前記間隔維持部は、流路変換部を載置板部に対して傾斜した姿勢に維持することを特徴とする燃焼装置。 - 流路変換部は、燃焼ガスが導入されるガス導入口と、燃焼ガスが排出されるガス排出口を有し、
燃焼ガスは、ガス導入口から流路変換部を通過しガス排出口に流れるものであり、
流路変換部の底面部の一部が、載置板部に対して固定され、且つ流路変換部の底面部は燃焼ガスの流れ方向に沿って下流側が下となる方向に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。 - 筐体は正面側に取り外し可能な前蓋体を有し、
前記載置板部と、流路変換部との間には、係合部があり、当該係合部は流路変換部が上方に移動することを阻止するが、前蓋体側方向と奥側方向に向かっての流路変換部の移動は許容し、流路変換部を前蓋体側から筐体の奥側に移動させることによって前記係合部が係合し、逆に筐体の奥側から前蓋体側に向かって流路変換部を移動させることによって前記係合が解除されるものであり、
流路変換部の前蓋体側の面と架台との間を締結する固定部材があることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃焼装置。 - 流路変換部で生成したドレンを中和する中和器を有し、
前記中和器は載置板部よりも下部に配されるものであり、
載置板部には、前蓋体側から筐体の奥側に延伸した切り欠き溝を有しており、
流路変換部と中和器を繋ぐ中和器導入側配管は、前記切り欠き溝の延伸方向に沿って、移動可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の燃焼装置。
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