JP2007147186A - ハウジングレス式オイルクーラのコア部構造。 - Google Patents

ハウジングレス式オイルクーラのコア部構造。 Download PDF

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Abstract

【課題】 オイル室の高温なオイルの伝熱によってオイル戻り管内通路の低温なオイルが再び加熱するのを防止でき、冷却性能を向上できるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造の提供。
【解決手段】 隣接するオイル室15同士を連通状態とするオイル通路16a,16bと、隣接する冷却水室17同士を連通状態とする冷却水通路18a,18bと、コア部1を上下方向に貫通するように配置され、且つ、該コア部1の一方側からオイル通路16a,16b及びオイル室15を介して該コア部1の他方側へ導かれたオイルを排出するためのオイル戻り管内通路6aを備えるハウジングレス式オイルクーラAのコア部構造において、オイル室15とオイル戻り管内通路6aとの間に、これら両者にそれぞれ流通するオイル同士の伝熱を防止する伝熱防止手段を備えることとした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、オイルクーラに係わり、特に、複数のプレートを積層して形成されるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造の改良技術に関する。
従来、第1プレートと第2プレートが上下方向に積層されることにより冷却水室とオイル室が交互に形成されたコア部と、前記隣接するオイル室同士を連通状態とするオイル通路と、前記隣接する冷却水室同士を連通状態とする冷却水通路と、前記コア部を上下方向に貫通するように配置され、且つ、該コア部の一方側からオイル通路及びオイル室を通過して該コア部の他方側へ導かれたオイルを排出するオイル戻り管内通路を備えるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造の技術が公知になっている(特許文献1〜3参照)。
特開平7−286786号公報 特開平11−351778号公報 特開2002−277177号公報
しかしながら、従来のハウジングレス式オイルクーラのコア部構造にあっては、オイル室の高温なオイルによってオイル戻り管内通路の低温なオイルが再び加熱されてしまい、冷却性能が低下してしまうという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、オイル室の高温なオイルの伝熱によってオイル戻り管通路の低温なオイルが再び加熱するのを防止することにより、冷却性能を向上できるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、第1プレートと第2プレートが上下方向に積層されることにより冷却水室とオイル室が交互に形成されたコア部と、前記隣接するオイル室同士を連通状態とするオイル通路と、前記隣接する冷却水室同士を連通状態とする冷却水通路と、前記コア部を上下方向に貫通するように配置され、且つ、該コア部の一方側からオイル通路及びオイル室を通過して該コア部の他方側へ導かれたオイルを排出するためのオイル戻り管通路を備えるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造において、前記オイル室とオイル戻り管内通路との間に、これら両者にそれぞれ流通するオイル同士の伝熱を防止する伝熱防止手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、第1プレートと第2プレートが上下方向に積層されることにより冷却水室とオイル室が交互に形成されたコア部と、前記隣接するオイル室同士を連通状態とするオイル通路と、前記隣接する冷却水室同士を連通状態とする冷却水通路と、前記コア部を上下方向に貫通するように配置され、且つ、該コア部の一方側からオイル通路及びオイル室を通過して該コア部の他方側へ導かれたオイルを排出するためのオイル戻り管通路を備えるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造において、前記オイル室とオイル戻り管内通路との間に、これら両者にそれぞれ流通するオイル同士の伝熱を防止する伝熱防止手段を備えるため、オイル室の高温なオイルの伝熱によってオイル戻り管通路の低温なオイルが再び加熱するのを伝熱防止手段により防止することにより、冷却性能を向上できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1のハウジングレス式オイルクーラを示す正面図、図2は同側断面図、図3は図2のS3−S3線における断面図、図4は図2における第1プレートと第2プレートの構造と積層状態を説明する図、図5は図3における第1プレートと第2プレートの構造と積層状態を説明する図、図6は本実施例1のコア部の要部拡大図、図7及び図8は本実施例1の作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1のハウジングレス式オイルクーラAは、全体が略円柱形状を成してコア部1が備えられている。
図2に示すように、コア部1の上下には、略円盤状の上下ケーシング2,3が配置されている。
上ケーシング2は、下方に開口した器状のカバー部材4で覆われており、該上ケーシング2とカバー部材4との間にはタンク室5が形成されている。
また、上ケーシング2の中心から外れた側方にはオイル室5に連通した円形状のオイル流出口2aが形成され、さらに、上ケーシング2の中心には円形状の固定穴2bが形成されると共に、この固定穴2bにはオイル室5に連通した円筒状のオイル戻り管6の上端部が貫通し固定されている。
下ケーシング3の中心から外れた側方には、円形状のオイル流入口3aが形成され、さらに、下ケーシング3の中心には円形状の固定穴3bが形成されると共に、この固定穴3bには、オイル戻り管6の下端部が貫通し固定されている。
また、下ケーシング3の下端には後述するオートトランスミッションケース側に取り付けられたときのシール性を確保するOリング(図示せず)を嵌め込むためのOリング溝3cが形成されている。
図3に示すように、上ケーシング2及びカバー部材4には、円筒形状の冷却水流入管7が挿通し固定された固定穴2c,4aと、円筒状の冷却水流出管8が挿通し固定された固定穴2d,4bが形成されている。
さらに、カバー部材4の中心には、後述する円筒状のアダプタ部材10が固定された円形状の固定穴4cが形成されている。
コア部1は、第1プレート11と第2プレート12をインナーフィン13を介して交互に積層して構成される。
具体的には、図4(a)に示すように、第1プレート11は、下方に開口した円形の略皿状に形成される他、その中央には円筒部11aが下方へ筒状に突出した状態で形成されている。
また、第1プレート11の円筒部11aを中心にして対称位置に一対の円筒部11b,11cが上方へ筒状に突出した状態で形成されている。
第2プレート12は、上方に開口した円形の略皿状に形成される他、その中央には第1プレート11の円筒部11aと対応する位置に円筒部12aが上方へ筒状に突出した状態で形成されると共に、この円筒部12aの先端周縁は、基部側から先端部側へ行くにつれて外側へ膨らむように湾曲しながら内側へ突出する筒状の屈曲部14が形成されている。
また、第1プレート11の円筒部11b,11cと対応する位置に一対の円筒部12b,12cが下方へ筒状に突出した状態で形成されている。
さらに、図5(a)に示すように、第1プレート11には、円筒部11aを中心にして対称位置に円筒部11d,11eが下方へ筒状に突出した状態で形成されている。
また、第2プレート12には、第1プレート11の円筒部11d,11eに対応する位置に一対の円筒部12d,12eが上方へ筒状に突出した状態で形成されている。
図4(a)、図5(a)に示すように、インナーフィン13は、オフセットフィンが採用される他、両プレート11,12の各円筒部11a〜11e,12a〜12eに対応する位置に円形状の貫通穴13a〜13eがそれぞれ形成されている。なお、インナーフィン13はオフセットフィンに限らない。
その他、第2プレート12には円筒部12aに近接して下方に半球形状に突出したディンプル部12fが複数(本実施例1では4カ所)形成されている。なお、ディンプル部12fは必ずしも設ける必要はない。
そして、図4(b)に示すように、第1プレート11の内側にインナーフィン13を介在させた状態として第2プレート12を重ねて複数積層することにより、両プレート11,12の間でオイル室15が形成されると同時に、両プレート11,12の円筒部11b,11c,12b,12cとインナーフィン13の貫通穴13b,13cによって隣接するオイル室15同士を連通状態とする一対のオイル通路16a,16bが形成されている。
また、図5(b)に示すように、両プレート11,12の間で冷却水室17が上記オイル室15と交互に形成されると同時に、両プレート11,12の円筒部11d,11e,12d,12eとインナーフィンの貫通穴13d,13eによって隣接する冷却水室17同士を連通状態とする一対の冷却水通路18a,18bが形成されている。
なお、この際、両プレート11,12の円筒部11a,12a付近において、第2プレート12の屈曲部14は第1プレート11に当接される他、ディンプル部12fによって両プレート11,12の間隔が所定間隔に維持される。
図2、6に示すように、このように組み付けられるコア部1において、その上端部に位置する第1プレート11の円筒部11fが上ケーシング2のオイル流出口2a(オイル室5)に臨んだ状態で配置される他、円筒部11cは省略されて塞がれた状態となっている。
一方、コア部1の下端部に位置する第1プレート11において、円筒部11gは下ケーシング3のオイル流入口3aに臨んだ状態で配置され、円筒部12cは省略されて塞がれた状態となっている。
さらに、コア部1には適宜の位置において、第1プレート11の円筒部11bまたは円筒部11cが省略されて下方に突出した閉塞部19aを有する閉塞プレート19が介在されている。
なお、本実施例1では、閉塞プレート19と重なる第2プレート12の円筒部12bまたは円筒部12cも省略されて閉塞部19と当接しており、該閉塞部19aはディンプル部12fと同様にこれら両者の間隔を維持する役目も果たしている。
また、図3に示すように、コア部1の上端部に位置する第1プレート11において、円筒部11hは、冷却水流入管7に臨んだ状態で配置され、円筒部11iは冷却水流出管8に臨んだ状態で配置されている。
また、コア部1の下端部に位置する第1プレートの円筒部11d,11eは省略されて塞がれた状態に形成される他、円筒部11aの一部も省略されている。
そして、図6に示すように、コア部1の各第1プレート11の円筒部11aの内周面にオイル戻り管6の外周面が当接した状態で配置される他、各第2プレート12の屈曲部14によってオイル室15とオイル戻り管内通路6aとの間に冷却水室17の一部20(伝熱防止手段に相当)がオイル戻り管6を囲むように環状に形成されている。
その他、ハウジングレス式オイルクーラAの各構成部材は、全てアルミ製であり、各構成部材の接合部のうちの少なくとも一方側には、ろう材から成るクラッド層(ブレージングシート)が設けられ、これらは予め仮組みされた状態で図外の加熱炉に搬送して熱処理されることにより各構成部材の接合部がろう付け固定されて一体的に形成される。
次に、作用を説明する。
このように構成されたハウジングレス式オイルクーラAは、図7、8に示すように、ボルト部材9がアダプタ部材10の開口部10aからオイル戻り管内通路6aを介して貫通した状態で、その先端に形成された雄螺子溝9aが図外のオートトランスミッションケース側の雌螺子溝に締結されることにより、オートトランスミッションケースに締結される。
なお、オートトランスミッションケースとの固定は、ボルト部材9を用いる場合に限らず、下ケーシング3にボルト挿通穴を有するフランジ状の取付部を複数形成して、これらの各ボルト挿通穴にボルトを挿通してオートトランスミッションケース側に形成された雌螺子溝に締結するようにしても良い。この場合、アダプタ部材10は必要なく、上ケーシング2の固定穴4cを塞いだ状態とする。
そして、図7に示すように、冷却水流入管7から冷却水通路18aに流入した冷却水(図中矢印で図示)は、各冷却水室17を充満した後、冷却水通路18bを介して冷却水流出管8から流出する。
一方、図8に示すように、コア部1の一方側となる下ケーシング3のオイル流入口3aを介してオイル通路16aに流入した高温なオイル(図中矢印で図示)は、閉塞プレート19によりターンしながらオイル通路16a,16bを介して蛇行するように流れ、この際、各オイル室15を通過する際に隣接する冷却室17内の冷却水と熱交換されて冷却された後、オイル流出口2aを介してコア部1の他方側となるタンク室5に流入する。
次に、タンク室5の低温なオイルは、オイル戻り管内通路6aを通って再びコア部1の一方側となるオートトランスミッションケース側に循環する。
なお、オイルの出入口と冷却水の出入口をそれぞれ逆にして使用する場合もあり得る。
ここで、従来の発明にあっては、オイル室内の高温なオイルによってオイル戻り管内通路の低温なオイルが再び加熱されてしまい、冷却性能が低下するという問題点があった。
しかしながら、本実施例1のハウジングレス式オイルクーラAのコア部構造にあっては、第2プレート12の屈曲部14によってオイル室15とオイル戻り管内通路6aとの間に冷却水室17の一部20が形成されているため、オイル室15のオイルがオイル戻り管6のオイルに伝熱するのを防止でき、冷却性能を向上できる。
また、冷却水室17の一部20に充満した冷却水でもってオイル戻り管内通路6aのオイルを冷却でき、安定した冷却性能を得ることができる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1のハウジングレス式オイルクーラAのコア部構造にあっては、第1プレート11と第2プレート12が上下方向に積層されることにより冷却水室17とオイル室15が交互に形成され、隣接するオイル室15同士を連通状態とするオイル通路16a,16bと、隣接する冷却水室17同士を連通状態とする冷却水通路18a,18bと、コア部1を上下方向に貫通するように配置され、且つ、該コア部1の一方側からオイル通路16a,16b及びオイル室15を介して該コア部1の他方側へ導かれたオイルを排出するためのオイル戻り管内通路6aを備えるハウジングレス式オイルクーラAのコア部構造において、オイル室15とオイル戻り管内通路6aとの間に、これら両者にそれぞれ流通するオイル同士の伝熱を防止する冷却水室17の一部20を介在させ、冷却室17の冷却水でもってオイル戻り管内通路6aのオイルを冷却するようにしたので、オイル室15の高温なオイルの伝熱によってオイル戻り管内通路6aの低温なオイルが加熱するのを防止できると共に、低温なオイルをさらに冷却することができ、冷却性能を向上できる。
以下、実施例2を説明する。
本実施例2において実施例1と同一構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図9は本発明の実施例2のハウジングレス式オイルクーラにおける第1プレートと第2プレートの構造と積層状態を説明する図、図10は本発明の実施例2のハウジングレス式オイルクーラのコア部構造を示す側断面図、図11は図10のS11−S11線における断面図、図12は本実施例1のコア部の要部拡大図である。
本実施例2のハウジングレス式オイルクーラBのコア部構造では、図9(a)に示すように、第1プレート11の円筒部11aの先端周縁に内側へ屈曲された屈曲部21が形成され、一方、第2プレート12の円筒部12aは下方に向けて筒状に形成されている。
そして、図9(b)に示すように、第1プレート11の内側にインナーフィン13を介在させた状態として第2プレート12を重ねて複数積層することにより、コア部1が形成されている。
この際、各第1プレート11の屈曲部21が隣接する第1プレート11の円筒部11aの基部に当接した状態となっている。
そして、図10〜12に示すように、このように組み付けられたコア部1は、各第1プレート11の屈曲部21にオイル戻り管6の外周面が当接した状態で配置され、これによって、オイル室15とオイル戻り管内通路6aとの間に空気室22(伝熱防止手段に相当)がオイル戻り管6を囲むように環状に形成されている。
なお、その他の構造やオイル及び冷却水の流れについては実施例1と同様であるためその説明は省略する。
従って、このように構成されたハウジングレス式オイルクーラBのコア部構造にあっては、オイル室15のオイルがオイル戻り管内通路6aのオイルに伝熱するのを空気室22で防止でき、これによって冷却性能を向上できる。
以上、説明したように、本実施例2のハウジングレス式オイルクーラBのコア部構造にあっては、伝熱防止手段を、オイル室15とオイル戻り管内通路6aとの間に形成された空気室22としたため、オイル室15のオイルがオイル戻り管内通路6aのオイルに伝熱するのを空気室22で防止でき、これによって冷却性能を向上できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、第1プレートと第2プレートの積層する数については適宜設定でき、同様に閉塞プレートの形成位置、形成数についても適宜設定できる。
また、本実施例2では、第1プレート11の円筒部の先端周縁を内側に屈折させてオイル戻り管6に当接させることにより空気室22を形成したが、図13に示すように、第1プレート11の円筒部11aの内周面一部に環状の突起部23を形成して空気室24を形成することができる。
また、突起部23を完全な環状とせずに円筒部11aの内周面に点在させたり、図14に示すように、第1プレートの円筒部11aの下端に切欠部24を形成することによって隣り合う空気室24同士を連通状態としても良い。この場合オイル戻り管6を囲むように上下方向に伸びる大きな空気室の層が形成されたような状態となり、更なる冷却性能の向上を実現できる。
即ち、オイル室とオイル戻り管内通路との間に冷却水室の一部や空気室を形成するために行う両プレートやオイル戻り管等の詳細な部位の形状変更は全て本発明の範疇となる。
本発明の実施例1のハウジングレス式オイルクーラを示す正面図である。 本発明の実施例1のハウジングレス式オイルクーラのコア部構造を示す側断面図である。 図2のS3−S3線における断面図である。 図2における第1プレートと第2プレートの構造と積層状態を説明する図である。 図3における第1プレートと第2プレートの構造と積層状態を説明する図である。 本実施例1のコア部の要部拡大図である。 本実施例1の作用を説明する図である。 本実施例1の作用を説明する図である。 本発明の実施例2のハウジングレス式オイルクーラにおける第1プレートと第2プレートの構造と積層状態を説明する図である。 本発明の実施例2のハウジングレス式オイルクーラのコア部構造を示す側断面図である。 図10のS11−S11線における断面図である。 本実施例1のコア部の要部拡大図である。 その他の実施例のコア部の要部拡大図である。 その他の実施例の第1プレートを説明する図である。
符号の説明
A、B ハウジングレス式オイルクーラ
1 コア部
2 上ケーシング
2a オイル流出口
2b、2c、2d 固定穴
3 下ケーシング
3a オイル流入口
3b 固定穴
3c Oリング溝
4 カバー部材
4a、4b、4c 固定穴
5 タンク室
6 オイル戻り管
6a オイル戻り管内通路
7 冷却水流入管
8 冷却水流出管
9 ボルト部材
9a 雄螺子溝
10 アダプタ部材
10a 開口部
11 第1プレート
11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g、11h、11i 円筒部
12 第2プレート
12a、12b、12c、12d、12e 円筒部
12f ディンプル部
13 インナーフィン
13a、13b、13c、13d、13e 貫通穴
14 屈曲部
15 オイル室
16a、16b オイル通路
17 冷却水室
18a、18b 冷却水通路
19 閉塞プレート
20 (冷却水室17の)一部
21 屈曲部
22 空気室

Claims (3)

  1. 第1プレートと第2プレートが上下方向に積層されることにより冷却水室とオイル室が交互に形成され、
    前記隣接するオイル室同士を連通状態とするオイル通路と、
    前記隣接する冷却水室同士を連通状態とする冷却水通路と、
    前記コア部を上下方向に貫通するように配置され、且つ、該コア部の一方側からオイル通路及びオイル室を通過して該コア部の他方側へ導かれたオイルを排出するためのオイル戻り管通路を備えるハウジングレス式オイルクーラのコア部構造において、
    前記オイル室とオイル戻り管内通路との間に、これら両者にそれぞれ流通するオイル同士の伝熱を防止する伝熱防止手段を備えることを特徴とするハウジングレス式オイルクーラのコア部構造。
  2. 請求項1記載のハウジングレス式オイルクーラのコア部構造において、
    前記伝熱防止手段を、オイル室とオイル戻り管内通路との間に形成された冷却水室の一部としたことを特徴とするハウジングレス式オイルクーラのコア部構造。
  3. 請求項1記載のハウジングレス式オイルクーラのコア部構造において、
    前記伝熱防止手段を、オイル室とオイル戻り管内通路との間に形成された空気室としたことを特徴とするハウジングレス式オイルクーラのコア部構造。
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