JP5811569B2 - スリッター装置 - Google Patents

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この発明は、幅広のシート材を複数条の幅狭なテープに裁断するスリッター装置に関する。
従来、この種の技術として、下記の特許文献1に記載されるスリッター装置が知られている。このスリッター装置は、スリッター本体部と、スリッター駆動部とを備える。スリッター本体部は、幅広なウェブ(シート材)を搬送しながら複数の幅狭なテープに裁断する裁断刃(上刃と下刃)と、その裁断刃により裁断された複数の幅狭なテープを搬送する搬送ローラとを含む。スリッター駆動部は、裁断刃及び搬送ローラを駆動する。ここで、スリッター本体部とスリッター駆動部とは、それぞれ離間した別個の架台に固定されている。そして、スリッター駆動部より非接触式の磁気継手(マグネットカップリング)を介してスリッター本体部へ駆動力が伝達されるようになっている。詳しくは、裁断刃入力軸と裁断刃駆動用出力軸とが駆動可能に連結されている。この構成によれば、スリッター駆動部とスリッター本体部がマグネットカップリングにより非接触で駆動力が伝達されるので、スリッター駆動部で発生した振動が、スリッター本体部の裁断刃等にまで伝わることを抑制し、裁断刃によるシート材の裁断を良好に行うことができる。
特開2004−243473号公報
ところで、特許文献1に記載のスリッター装置では、使用により裁断刃の切れ味が低下することがあるが、この場合に、裁断刃の寿命や切れ味を向上させることができる構成を持たなかった。すなわち、裁断刃(上刃と下刃)のトーイン角の調整や、裁断刃の押し付け量の調整や、裁断刃のオーバラップ量の調整に関する構成について、特許文献1には、何も記載されていなかった。このため、裁断刃につき、低下した寿命や切れ味を向上させることができなかった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、上刃の振動を抑えながら上刃と下刃の寿命や切れ味を向上させることを可能としたスリッター装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、環状をなす刃先部が部分的に重なり合うように配設された上刃及び下刃を備え、シート材を所定の方向へ搬送しながら上刃及び下刃を回転させることによりシート材を所定の幅に裁断するスリッター装置であって、上刃を回転駆動させるための回転駆動手段と、上刃と回転駆動手段との間に設けられ、回転駆動手段の回転力を上刃へ磁力により非接触で伝達するためのマグネットカップリングとを備え、上刃の刃先部と下刃の刃先部とのトーイン角を調整するためのトーイン角調整手段を上刃の上方に設けたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、回転駆動手段の回転力が上刃へマグネットカップリングを介して磁力により非接触で伝達されるので、回転駆動手段で発生した振動が、直接上刃へ伝わることがない。また、トーイン角調整手段により、上刃の刃先部と下刃の刃先部とのトーイン角が調整される。更に、トーイン角調整手段が上刃の上方に設けられるので、トーイン角調整手段が上刃と干渉することがない。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上刃の刃先部と下刃の刃先部との押し付け量を調整するための押し付け量調整手段を上刃の上方に設けたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、押し付け量調整手段により、上刃の刃先部と下刃の刃先部との押し付け量が調整される。また、この押し付け量調整手段が、上刃の上方に設けられるので、押し付け量調整手段が上刃と干渉することがない。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、上刃の刃先部と下刃の刃先部とのラップ量を調整するためのラップ量調整手段を備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、ラップ量調整手段により、上刃の刃先部と下刃の刃先部とのラップ量が調整される。
請求項1に記載の発明によれば、上刃の振動を抑えることができ、それと共に上刃と下刃の寿命や切れ味を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、上刃の刃先部と下刃の刃先部との負荷を低減することができ、上刃及び下刃の寿命を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、シート材の裁断時におけるバリ最小化、上刃及び下刃の寿命向上を図ることができる。
第1実施形態に係り、スリッター装置の概略構成を示す正面図。 同実施形態に係り、上刃と下刃の関係を概略的に示す側面図。 同実施形態に係り、上刃と下刃の関係を概略的に示す正面図。 同実施形態に係り、上刃と下刃の関係を概略的に示す平面図。 第2実施形態に係り、スリッター装置の主要部の概略構成を示す正面図。 第3実施形態に係り、スリッター装置の主要部の概略構成を示す正面図。 第4実施形態に係り、スリッター装置の主要部の概略構成を示す正面図。
<第1実施形態>
以下、本発明のスリッター装置を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態におけるスリッター装置1の概略構成を正面図により示す。このスリッター装置1は、環状をなす刃先部が部分的に重なり合うように配設された上刃11と下刃12を備え、シート材2を所定の方向(図1の紙面直角方向)へ搬送しながら上刃11及び下刃12を回転させることにより、シート材2を所定の幅に2条に裁断するように構成される。このスリッター装置1は、上刃11を含む上刃ユニット3と、下刃12を含む下刃ユニット4とを備える。
上刃ユニット3は、メインフレーム21に対してガイド22を介し垂直方向へ移動可能に支持された断面L字形をなすサブフレーム23と、サブフレーム23の先端部下面にて、ガイド24を介して水平方向へ移動可能に支持されたスライドプレート25と、スライドプレート25の下面にてスライドプレート25に対して水平方向へ軸線L1を中心に回動可能に支持された回動ブラケット26と、サブンフレーム23の中間部下面にて下方へ延びる中間ブラケット27とを備える。
回動ブラケット26には、水平方向へ延びる回転軸13がベアリング14を介して回転可能に支持される。回転軸13の一端部には、円盤形のホルダ15が一体回転可能に固定される。上刃11はこのホルダ15の外周に設けられる。上刃11の外周部が刃先部となっている。
中間ブラケット27には、ホルダ15と共に上刃11を回転駆動させるための回転駆動手段としての第1モータ16が固定される。このモータ16の出力軸16aは、中間ブラケット27を貫通し、上記した回転軸13と同軸上に配置可能となっている。
この実施形態では、上刃11の回転軸13と、第1モータ16の出力軸16aとの間に、第1モータ16の回転力を上刃11へ、磁力によって伝達するためのディスクタイプのマグネットカップリング17が設けられる。このマグネットカップリング17は、互いに平行に対向する駆動ディスク18と従動ディスク19とを備える。駆動ディスク18は、第1モータ16の出力軸16aに固定され、従動ディスク19は、上刃11の回転軸13に固定される。駆動ディスク18と従動ディスク19との間には、所定の隙間が設けられる。
この実施形態のスリッター装置1は、下刃12に対する上刃11の位置、角度(側圧、ラップ量、トーイン角)のアライメントを調整するための調整機構を備える。
すなわち、サブフレーム23をガイド22に沿って垂直方向へ移動させることにより、メインフレーム21に対するサブフレーム22の高さを調整する機構が構成される。メインフレーム21には、ブラケット31を介し、高さ調整用の第1ボールネジ32が設けられる。このボールネジ32の先端が、サブフレーム23に係合することで、メインフレーム21に対してサブフレーム23が位置決めされるようになっている。これらブラケット31及び第1ボールネジ32を含む機構により、サブフレーム23の高さを調整することにより、図2に示すように、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのラップ量Lpを調整するようになっている。図2には、上刃11と下刃12の関係を概略的に側面図により示す。このラップ量Lpを必要最小限に調整することにより、裁断時のバリの最小化と、上刃11及び下刃12の寿命向上とを図ることができる。このラップ量Lpは、刃交換時に上刃11の外径を測定することにより微調整することができる。この実施形態では、メインフレーム21、ガイド22、サブフレーム23、ブラケット31及び第1ボールネジ32を含む機構により、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのラップ量Lpを調整するためのラップ量調整手段が構成される。
また、スライドプレート25を水平方向へ移動させることにより、下刃12の刃先部に対する上刃11の刃先部の押し付け量を調整する機構が構成される。サブフレーム23の先端部には、ブラケット33を介し、押し付け量調整用の第2ボールネジ34が設けられる。このボールネジ34の先端が、スライドプレート25に係合することで、サブフレーム23に対してスライドプレート25が位置決めされるようになっている。この実施形態では、サブフレーム23、ガイド24、スライドプレート25、ブラケット33及び第2ボールネジ34を含む機構により、図3に示すように、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部との押し付け量Psを調整するための押し付け量調整手段が構成される。この押し付け量Psを調整することにより、図3に示すように、上刃11の側圧を調整することができ、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部との負荷を低減することができ、上刃11及び下刃12の寿命を向上させることができる。図3には、上刃11と下刃12の関係を概略的に正面図により示す。
更に、回動ブラケット26を水平方向へ回動させることにより、下刃12に対する上刃11のトーイン角θTを調整する機構が構成される。サブフレーム23の先端部には、ブラケット33を介し、トーイン角調整用の第3ボールネジ35が設けられる。このボールネジ35の先端が、回動ブラケット26に係合することで、スライドプレート25に対して回動ブラケット26が位置決めされるようになっている。この実施形態では、スライドプレート25、回動ブラケット26、ブラケット33及び第3ボールネジ35を含む機構により、図4に示すように、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのトーイン角θTを調整するためのトーイン角調整手段が構成される。そして、このトーイン角調整手段の主要部が、上刃11の上方に設けられる。このトーイン角θTを調整することにより、シート材2の裁断時のバリの最小化と、上刃11及び下刃12の寿命向上を図ることができ、両刃11,12の切れ味を向上させることができる。図4には、上刃11と下刃12の関係を概略的に平面図により示す。
一方、下刃ユニット4は、上刃ユニット3の回転軸13と平行に配置された回転軸41と、その回転軸41の中間部上に設けられた下刃12とを備える。回転軸41は、その一端部に設けられた第2モータ42に機械式カップリング43を介して連結され、そのモータ42により回転駆動させるようになっている。下刃12は、段付きの円盤形状をなし、その段部の側面が刃部となっている。この下刃12の刃先部が、上刃11の刃先部と部分的に重なるように上刃11と下刃12とが配設される。
従って、第1モータ16を動作させて出力軸16aを回転させることにより、その回転がマグネットカップリング17を介して回転軸13に伝達され、回転軸13と共にホルダ15及び上刃11が回転する。このとき、下刃ユニット4の回転軸41を下刃12と共に第2モータ42により回転させることにより、上刃11と下刃12との協働により、所定方向へ搬送されるシート材2が、所定の幅に2条に裁断される。
ここで、この実施形態では、上刃11の速度比と下刃12の速度比を、それぞれ「105%」と「100%」に設定している。この速度比の設定により、上刃11と下刃12の寿命を向上させることができ、両刃11,12の切れ味を向上させることができる。
以上説明したこの実施形態のスリッター装置1によれば、第1モータ16の回転力が上刃11へマグネットカップリング17を介して磁力により非接触で伝達されるので、第1モータ16で発生した振動が、直接に上刃11へ伝わることがない。また、上刃11の上方に設けられたトーイン角調整手段を構成するスライドプレート25、回動ブラケット26、ブラケット33及び第3ボールネジ35により、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのトーイン角θTが調整される。このため、上刃11の振動を抑えることができ、それと共に上刃11と下刃12の寿命や切れ味を向上させることができる。更に、スライドプレート25、回動ブラケット26、ブラケット33及び第3ボールネジ35の大部分が上刃11の上方に設けられるので、それらの部材25,26,33,35が上刃11と干渉することがない。このため、シート材2の裁断時におけるバリ最小化と、上刃11及び下刃12の寿命向上を図ることができ、両刃11,12の切れ味を向上させることができる。また、このスリッター装置1をコンパクト化することができ、トーイン角θTの調整作業性も向上させることができる。
また、このスリッター装置1では、非接触式のマグネットカップリング17を使用して、第1モータ16の回転力が上刃11へ伝達される。従って、第1モータ16の出力軸16aの回転軸心と、マグネットカップリング17の回転軸心と、上刃11の回転軸心との間に多少のミスアライメントがあったとしても、そのミスアライメントがマグネットカップリング17にて吸収される。このため、上記ミスアライメントに起因して、上刃11の回転時に振動が発生することを防止することができる。このため、振動を抑制しながら上刃11と下刃12により精度良くシート材2を裁断することができる。
また、この実施形態では、押し付け量調整手段を構成するサブフレーム23、ガイド24、スライドプレート25、ブラケット33及び第2ボールネジ34により、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部との押し付け量Psが調整される。また、これらサブフレーム23、ガイド24、スライドプレート25、ブラケット33及び第2ボールネジ34が、上刃11の上方に設けられるので、それらの部材23〜25,33,34が上刃11と干渉することがない。このため、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部との負荷を低減することができ、上刃11及び下刃12の寿命を向上させることができる。また、このスリッター装置1をコンパクト化することができ、押し付け量Psの調整作業性を向上させることができる。
また、この実施形態では、ラップ量調整手段を構成するメインフレーム21、ガイド22、サブフレーム23、ブラケット31及び第1ボールネジ32により、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのラップ量Lpが調整される。このため、ラップ量Lpを必要最小限に調整することにより、シート材2の裁断時におけるバリ最小化、上刃11及び下刃12の寿命向上を図ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明のスリッター装置を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明する各実施形態において第1実施形態と同等の構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。
図5に、この実施形態におけるスリッター装置5の主要部の概略構成を正面図により示す。この実施形態では、上刃ユニット3が、互いに直角に対向する駆動ディスク51と従動ディスク52とからなるマイタタイプのマグネットカップリング53を備える点で第1実施形態と構成が異なる。その他の構成は、第1実施形態のそれと基本的に同じである。
この実施形態のスリッター装置5によれば、マイタタイプのマグネットカップリング53により、第1モータ16の出力軸16aが、上刃11の回転軸13と直交する方向に配置される。従って、第1実施形態に比べて第1モータ16を上刃11に近付けることができ、その分だけ上刃ユニット3を左右方向にコンパクト化にすることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明のスリッター装置を具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図6に、この実施形態におけるスリッター装置6の主要部の概略構成を正面図により示す。この実施形態では、上刃ユニット8が、第2実施形態の上刃ユニット3をサブユニットとして複数(例えば「4つ」)並列に連ねて構成され、下刃ユニット9が、上刃ユニット8の各上刃11に対応して複数の下刃12を回転軸41上に並列に備えて構成される点で、前記各実施形態と構成が異なる。その他の構成は、第2実施形態のそれと基本的に同じである。
この実施形態のスリッター装置6によれば、4組の上刃11及び下刃12を並列に配置しているので、一連のシート材2を4条に裁断することができる。また、上刃ユニット11が、第2実施形態の上刃ユニット3をサブユニットとして複数並列に連ねて配置しているので、隣同士の上刃11を比較的近付けて配置することができる。更に、上刃ユニット8が、複数のサブユニットとして、第2実施形態の上刃ユニット3を使用しているので、サブユニット毎に上刃11のトーイン角θT等を調整することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明のスリッター装置を具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図7に、この実施形態におけるスリッター装置9の主要部の概略構成を正面図により示す。この実施形態では、第3実施形態の上刃ユニット7につき、各サブユニットに設けられた第1モータ16を省略し、その代わりに、各サブユニットを構成するマグネットカップリング53に対し、回転駆動手段としての一つの第3モータ61から、回転力を伝達するように構成している。すなわち、第3モータ61に駆動連結された長尺な回転軸62には、各サブユニットのマグネットカップリング53に対応した別のマグネットカップリング63が設けられる。各別のマグネットカップリング63は、マイタタイプであり、回転軸62上に固定された駆動ディスク64と、その駆動ディスク64に直角に対向する従動ディスク65とを備える。そして、各別のマグネットカップリング63の従動ディスク65と、対応するサブユニットのマグネットカップリング53の駆動ディスク51とが軸66によって連結される。これらの点で、この実施形態は、第3実施形態と構成が異なる。その他の構成は、第3実施形態のそれと基本的に同じである。
この実施形態のスリッター装置9によれば、上刃ユニット7を構成する複数のサブユニットを、一つの第3モータ61により回転駆動させることができる。このため、第3実施形態と異なり、回転駆動手段としての第1モータ16を、サブユニット毎に設ける必要がなく、上刃ユニット7のための回転駆動手段の数を削減することができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
前記各実施形態では、上刃ユニット3,7につき、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのトーイン角θTの調整機構、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部との押し付け量Psの調整機構、並びに、上刃11の刃先部と下刃12の刃先部とのラップ量Lpの調整機構を設けたが、押し付け量Psの調整機構及びラップ量Lpの調整機構の少なくとも一方を省略することもできる。
この発明は、長尺なシート材の裁断に利用することができ、例えば、電池の構成要素である正極シート又は負極シートの裁断に利用することができる。
1 スリッター装置
2 シート材
5 スリッター装置
6 スリッター装置
9 スリッター装置
11 上刃
12 下刃
16 第1モータ(回転駆動手段)
17 マグネットカップリング
22 ガイド(ラップ量調整手段)
23 サブフレーム(ラップ量調整手段、押し付け量調整手段)
24 ガイド(押し付け量調整手段)
25 スライドプレート(押し付け量調整手段、トーイン角調整手段))
26 回動ブラケット(トーイン角調整手段)
31 ブラケット(ラップ量調整手段)
32 第1ボールネジ(ラップ量調整手段)
33 ブラケット(押し付け量調整手段、トーイン角調整手段)
34 第2ボールネジ(押し付け量調整手段)
35 第3ボールネジ(トーイン角調整手段)
53 マグネットカップリング
61 第3モータ(回転駆動手段)
63 別のマグネットカップリング

Claims (3)

  1. 環状をなす刃先部が部分的に重なり合うように配設された上刃及び下刃を備え、シート材を所定の方向へ搬送しながら前記上刃及び前記下刃を回転させることにより前記シート材を所定の幅に裁断するスリッター装置であって、
    前記上刃を回転駆動させるための回転駆動手段と、
    前記上刃と前記回転駆動手段との間に設けられ、前記回転駆動手段の回転力を前記上刃へ磁力により非接触で伝達するためのマグネットカップリングと
    を備え、前記上刃の刃先部と前記下刃の刃先部とのトーイン角を調整するためのトーイン角調整手段を前記上刃の上方に設けたことを特徴とするスリッター装置。
  2. 前記上刃の刃先部と前記下刃の刃先部との押し付け量を調整するための押し付け量調整手段を前記上刃の上方に設けたことを特徴とする請求項1に記載のスリッター装置。
  3. 前記上刃の刃先部と前記下刃の刃先部とのラップ量を調整するためのラップ量調整手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のスリッター装置。
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