JP5415151B2 - ロータリーカッター装置 - Google Patents

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本発明は、カッターロータに組み付けたナイフと、このカッターロータに対向するプレーンロータとにより、紙などのシート部材を裁断するようにしたロータリーカッター装置に関する。
一般にこの種のロータリーカッター装置は、円柱状のカッターロータと、このカッターロータの外周面に対してナイフホルダーを介してスパイラル状に取り付けたナイフと、前記したカッターロータに対向する円柱状のプレーンロータを備えて成る。
そしてこのロータリーカッター装置によりシート部材を裁断するに際しては、搬送されてくるシート部材をナイフの刃先部分でプレーンロータの外周面に押し付けるようにして裁断するようにしている。
ところで以上のロータリーカッター装置では、前記したように、ナイフの刃先部分をプレーンロータの外周面に押し付けるようにしてシート部材を裁断することから、ナイフの刃先とこの刃先が押し付けられるロータとの位置関係の管理が非常に重要となる。
そこで、従来ロータリーカッター装置では、カッターロータとこれに対峙するように配設したプレーンロータを、複数のリンク部材から構成される軸受支持機構に支持して、この軸受支持機構を介してプレーンロータをカッターロータに対して接離可能とし、前記した軸受支持機構の他端側を接近方向に付勢させるシリンダを設けるとともに、このシリンダの接近方向の動作量を規制具により規制するようにして、ナイフの刃先とこの刃先が押し付けられるロータとの位置関係を調整するようにしている。(特許文献1参照)
しかしながら以上のロータリーカッター装置では、軸受支持機構が複数のリンク部材やこれらリンク部材を連結するためのピン更には軸受部材などから構成され、全体として部品点数が多いことから、構成部品間でのガタの発生も多く、そのため、ナイフの刃先とこの刃先が押し付けられるロータとの位置関係を精密に調整することが困難である。
特開平8−112798号
本発明は、以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、ナイフの刃先とこの刃先が対向するロータとの位置関係を簡単且つ精密に調整することが可能なロータリーカッター装置を提供する点にある。
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シート部材裁断用のナイフを取り付けたカッターロータと、このカッターロータに対向するプレーンロータとが備えられ、前記カッターロータ及びプレーンロータは基体に対して回転可能に設けられて、前記両ロータの回転に伴い、前記ナイフとプレーンロータとによりシート部材を裁断するようにしたロータリーカッター装置において、カッターロータとプレーンロータのいずれか一方と前記基体との間には、内周の軸心が外周の軸心に対して径方向に変位したリング状の位置調整体を介装して、この位置調整体の回転操作により、ナイフの刃先と前記プレーンロータとの隙間を調整可能としている。
また、請求項1に記載の発明は、前記位置調整体の内周とロータとの間及び位置調整体の外周と基体との間にそれぞれ軸受け部材が介装されている。
さらに、請求項1に記載の発明は、前記位置調整体を回転させるための駆動装置が備えられている。
そして、請求項1に記載の発明は、前記位置調整体が設けられたロータと基体との間に、内周が外周に対して径方向に変位したリング状のギャップレス用位置調整体を介装して、この位置調整体の回転操作により、前記ギャップレス用調整体が設けられたロータをもう一方のロータから離間する方向に付勢させるようにしていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロータリーカッター装置において、前記位
置調整体の外周と基体との間に介装される軸受け部材が自動調心ころ軸受けから構成され
ていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のロータリーカッター装置において、位置調整体が設けられていないロータと基体との間に、内周が外周に対して径方向に変位したリング状のトラバース用位置調整体を介装して、このトラバース用位置調整体の回転操作により、位置調整体が設けられていないロータをその軸方向が位置調整体を設けたロータの軸方向に対して交差状となるように調整可能としていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、調整体を角回転させるだけで、ナイフの刃先とこの刃先が対向するロータとの位置関係を精密に調整することが出来る。
請求項1に記載の発明によれば、上記の効果に加え、前記位置調整体の内周とロータとの間及び位置調整体の外周と基体との間にそれぞれ軸受け部材が介装されていることにより、位置調整体の回転操作をより一層円滑に行なうことが出来る。
請求項1に記載の発明によれば、上記の効果に加え、前記位置調整体を回転させるための駆動装置が備えられていることにより、位置調整体の回転操作が例えば人の力を借りることなく自動的にスムーズに行なうことが出来る。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、ギャップレス用位置調整体の回転操作により、ギャップレス用調整体が設けられたロータがもう一方のロータから離間する方向に押し上げられ、これに伴い、軸受け部材の構成部材間の隙間が解消されて、軸受け部材にガタつきがない所謂ギャップレス状態が保たれるので、上記の効果に加えて、調整体の回転操作により、ナイフの刃先とこの刃先が対向するロータとの位置関係をより一層精密に調整することが出来る。
請求項2に記載の発明によれば、前記位置調整体の外周と基体との間に介装される軸受け部材による調心作用により、心と軸心が自動的に調整されるので、ロータの回転がより一層スムーズとなる。
請求項3に記載の発明によれば、トラバース用位置調整体の回転操作により、プレーンロータをカッターロータに対してクロスさせることで、例えばシート部材の切断時の線圧が大きい場合に撓むロータ中央部の撓みの補正も容易に行なうことができる。
ロータリーカッター装置を備えたシート裁断機の概略説明図。 ロータリーカッター装置の概略正面図。 ロータリーカッター装置の要部を一部切り欠いて示す拡大正面図。 ロータリーカッター装置の要部を拡大して示す側面図。 ロータリーカッター装置におけるトラバース用位置調整体の作動説明図。
以下、本発明にかかるロータリーカッター装置の一実施形態を説明する。
先ず、図1はロータリーカッター装置を備えたシート裁断機の概略説明図、図2は、ロータリーカッター装置の概略正面図、図3は、ロータリーカッター装置の要部を一部切り欠いて示す拡大正面図、図4は、ロータリーカッター装置の要部を拡大して示す側面図、図5は、ロータリーカッター装置におけるトラバース用位置調整体の作動説明図である。
図1に概略的に示すシート裁断機は、基本的には、連続シートを一定速度で引き出すピンチロール装置1aと、連続シートPの幅を切り揃えるスリッター装置1bと、シート部材としての連続シートPを引き揃えるフィードロール装置1cと、本発明のロータリーカッター装置2から構成されている。
このシート裁断機は、抄紙機(図示せず)から送り出されて来る連続シートPを、ピンチロール装置1aにより引き出してスリッター装置1bに送り込むとともに、このスリッター装置1bにより搬送方向に裁断された連続シートPを、フィードロール装置1cにより引き揃えてロータリーカッター装置2に送り込み、このロータリーカッター装置2により所定の長さに裁断するようにしている。
ロータリーカッター装置2は、図2にも示すように、基本的には、カッターロータ3と、このカッターロータ3に対向するプレーンロータ4と、カッターロータ3の外周面に取り付けられたナイフ5と、カッターロータ3を回転させるための駆動装置としての減速機構が組み付けられた電動式サーボモータ30と、プレーンロータ4を回転させるための駆動装置としての減速機構付き電動式サーボモータ40とが備えられている。
カッターロータ3及びプレーンロータ4は、いずれも円柱状のロータ本体31・41と、これらロータ本体31・41の長さ方向両端からそれぞれ軸方向に突出する回転軸32・42が備えられ、この回転軸32・42は、ロータリーカッター装置2の基体20に後記する軸受け部材を介して回転自由に支持されている。
ロータ本体31・41は、例えば鋼材やカーボン材料(炭素繊維強化プラスチック)から形成される。
前記したナイフ5は、カッターロータ3を構成するロータ本体31の外周面の2箇所に装填されている。
このナイフ5は、ロータ本体31の軸方向に対してスパイラル状に取り付けられている。
そして以上のロータリーカッター装置2において、図に示す実施形態では、カッターロータ3とロータリーカッター装置2の基体20との間に、内周の軸心が外周の軸心に対して径方向に変位したリング状の位置調整体6を介装して、後記の駆動装置65によるこの位置調整体6の回転操作により、カッターロータ3をプレーンロータ4に対して近接乃至離間方向に移動させて、ナイフ5の刃先とこの刃先が対向するプレーンロータ4の外周面との隙間を調整可能としている。
即ち、図に示す実施形態では、ロータ本体31の長さ方向両端に設けられた左右の回転軸32をそれぞれ基体20に回転自由に支持するために、回転軸32側には内側軸受け60aが設けられると共に基体20側には外側軸受け60bが設けられて、この内側軸受け60aと外側軸受け60bとの間に前記したリング状の位置調整体6が介装されている。
内側軸受け60aは、インナーレース61aとアウターレース62a間にボールベアリング63aを介装したいわゆる玉軸受けが用いられ、外側軸受け60bは、インナーレース61bとアウターレース62b間にたる状のころ63bを介装したいわゆる自動調心コロ軸受けが用いられている。
位置調整体6は、内周の軸心を外周の軸心に対して径方向に1mm変位させており、従って、位置調整体6を180度正転若しくは逆転させることで、ナイフ5の刃先とプレーンロータ4の外周面との隙間が最大2mm調整可能となっている。
また以上の位置調整体6は、駆動装置65により、角回転させるようにしている。
この駆動装置65は、電動式サーボモータ66と、位置調整体6の側面に組み付けたタイミングプーリ67と、前記した電動式サーボモータ66の回転をタイミングプーリ67に伝達するためのタイミングベルト68とから構成されて、電動式サーボモータ66の正転駆動若しくは逆転駆動により、タイミングベルト68及びタイミングプーリ67を介して位置調整体6を正転方向若しくは逆転方向に角回転させるようにしている。
また以上の実施形態では、カッターロータ3と基体20との間に、内周が外周に対して径方向に変位したリング状のギャップレス用位置調整体7を介装し、この位置調整体7を後記の駆動装置75により角回転させることで、カッターロータ3をプレーンロータ4から離間する方向に弾性的に付勢させる(押し上げる)ことで、主として前記した軸受け60a・60bの構成部材間に生じるガタ(隙間)を吸収するようにしている。
即ち、実施形態では、ロータ本体31の長さ方向両端に設けられた左右の回転軸32の軸端部外周に内側軸受け70aが設けられると共に基体20側に外側軸受け70bが設けられて、この内側軸受け70aと外側軸受け70bとの間に前記したリング状のギャップレス用位置調整体7が介装されている。
内側軸受け70a及び外側軸受け70bは、インナーレース71a・71bとアウターレース72a・72b間にボールベアリング73a・73bを介装したいわゆる玉軸受けが用いられている。
そしてギャップレス用位置調整体7は、内周の軸心を外周の軸心に対して径方向に1mm変位させており、このギャップレス位置調整体7を180度回転させることで、カッターロータ3をプレーンロータ4に対して離間方向に最大2mm移動可能としている。
ギャップレス用位置調整体7の駆動装置75は、基体20に取り付けたエアーシリンダ76を備え、このエアーシリンダ76の作動ピストン77の先端部を、ギャップレス用位置調整体7から延びるアーム78の先端部に連結して、作動ピストン77の進出動作により、ギャップレス用位置調整体7を角回転させて、カッターロータ3をプレーンロータ4に対して離間方向に付勢させるようにしている。
尚、前記したエアーシリンダ76に替えて、油圧シリンダやエアーバネを用いてもよい。
更に図に示す実施形態では、プレーンロータ4と基体20との間に、内周が外周に対して径方向に変位したリング状のトラバース用位置調整体8を介装して、駆動装置85によるこのトラバース用位置調整体8の回転操作により、プレーンロータ4をその軸芯がカッターロータ3の軸芯に対して交差状となるように調整可能としている。
即ち図に示す実施形態では、ロータ本体41の長さ方向両端に設けられた左右の回転軸42をそれぞれ基体20に回転自由に支持するために、回転軸42側には内側軸受け80aが設けられると共に基体20側には外側軸受け80bが設けられて、この内側軸受け80aと外側軸受け80bとの間に前記したリング状のトラバース用位置調整体8が介装されている。
内側軸受け80aは、インナーレース81aとアウターレース82a間にボールベアリング83aを介装したいわゆる玉軸受けが用いられ、外側軸受け80bは、インナーレース81bとアウターレース82b間にたる状のころ83bを介装したいわゆる自動調心コロ軸受けが用いられている。
トラバース用位置調整体8は、内周の軸心を外周の軸心に対して径方向に10mm変位させており、従って、例えばプレーンロータ4の左側端部に設けられたトラバース用位置調整体8を正転させると共にプレーンロータ4の右側端部に設けられたトラバース用位置調整体8を逆転させることで、図5に示すように、プレーンロータ4の軸芯P1がカッターロータ3の軸芯P2に対して水平方向に変位して、プレーンロータ4とカッターロータ3がクロスするようにしている。
また以上のトラバース用位置調整体8は、駆動装置85により角回転させるようにしている。
この駆動装置85は、電動式サーボモータ86と、トラバース用位置調整体8の側面に組み付けたタイミングプーリ87と、前記した電動式サーボモータ81の回転をタイミングプーリ87に伝達するためのタイミングベルト88とから構成されて、左右電動式サーボモータ86の正転駆動若しくは逆転駆動により、タイミングベルト88及びタイミングプーリ87を介してトラバース用位置調整体8を正転方向若しくは逆転方向に角回転させるようにしている。
従って、プレーンロータ4の長さ方向両端部にそれぞれ備えられている前記トラバース用位置調整体8の回転操作により、例えばプレーンロータ4の長さ方向一端側を左方向に1mm、長さ方向他端側を右方向に1mmそれぞれ移動させると、プレーンロータ4とカッターロータ3がクロスして、プレーンロータ4とカッターロータ3の長さ方向中央では隙間が0に保たれた状態で、プレーンロータ4とカッターロータ3の長さ方向両端部には所望の隙間が生じることとなる。
斯くして以上のロータリーカッター装置2では、ナイフ5がカッターロータ3の外周面に対してスパイラル状に取り付けられていることから、ナイフ5の長さ方向一端側から連続シートPをカットし始めるのであるが、連続シートPの初期の切断負荷を和らげるために、トラバース用位置調整体8の回転操作により、連続シートPの切り始めのナイフ5とカッターロータ3との間に隙間を与えたい場合に有効となるし、また連続シートPの切断時の線圧が大きい場合に撓むロータ中央部の撓みの補正も行なえる。
尚、前記した各サーボモータ66・86の駆動は、コントローラ(図示せず)により制御される。
以上の構造のロータリーカッター装置2では、ギャップレス位置調整体7の駆動装置75の駆動により、エアーシリンダ76を介してギャップレス位置調整体7が角回転して、カッターロータ3がプレーンロータ4に対して離間する方向に弾性的に押し上げられ、これに伴い、軸受け部材の構成部材間の隙間が解消されるので、カッターロータ3は軸受け部材にガタつきのない所謂ギャップレス状態に保たれるのである。
そして、かかる状態において更に位置調整体6の駆動装置65の駆動により、サーボモータ66を介して位置調整体6を角回転させることで、ナイフ5の刃先とプレーンロータ4の外周面との隙間が適宜調整されるのである。
斯くして、以上のロータリーカッター装置2によれば、位置調整体6及びギャップレス位置調整体7の回転操作だけで、ナイフ5の刃先とプレーンロータ4のロータ面との隙間を精度よく所望の間隔に、例えば1ミクロン単位で調整することが可能となる。
更にトラバース用位置調整体8の回転操作により、プレーンロータ4の軸芯P1をカッターロータ3の軸芯P2に対して水平方向に変位させて、プレーンロータ4をカッターロータ3に対してクロスさせることで、プレーンロータ4とカッターロータ3の長さ方向中央では隙間が0に保たれた状態で、プレーンロータ4とカッターロータ3の長さ方向両端部に所望の隙間を生じさせることが出来て、これにより、連続シートPの切断時の線圧が大きい場合に撓むロータ中央部の撓みの補正も行なえる。
以上の実施形態では、位置調整体6及びトラバース用位置調整体8の駆動装置としてサーボモータ66・86を用いたが、これに限定されるものではなく、位置制御できるモータであればよい。
また以上実施形態では、位置調整体6及びトラバース用位置調整体8の駆動装置65・85を、タイミングプーリ67・87及びタイミングベルト68・88から構成したが、これに限定されるものではなく、タイミングプーリ67・87及びタイミングベルト68・88に替えて連動する複数の駆動ギヤから構成してもよい。
2 ロータリーカッター装置
20 基体
21a サーボモータ
3 カッターロータ
31 ロータ本体
32 回転軸
4 プレーンロータ
41 ロータ本体
42 回転軸
5 ナイフ
6 位置調整体
60a 内側軸受け
60b 外側軸受け
65 駆動装置
7 ギャップレス用位置調整体
75 駆動装置
8 トラバース用位置調整体
85 駆動装置
P 連続シート(シート部材)

Claims (3)

  1. シート部材裁断用のナイフを取り付けたカッターロータと、このカッターロータに対向するプレーンロータとが備えられ、前記カッターロータ及びプレーンロータは基体に対して回転可能に設けられて、前記両ロータの回転に伴い、前記ナイフとプレーンロータとによりシート部材を裁断するようにしたロータリーカッター装置において、
    前記カッターロータと前記プレーンロータのいずれか一方と前記基体との間には、内周の軸心が外周の軸心に対して径方向に変位したリング状の位置調整体を介装し、前記位置調整体の内周とロータとの間及び位置調整体の外周と基体との間にそれぞれ軸受け部材を介装するとともに、前記位置調整体を回転させるための駆動装置を設け、この位置調整体の回転操作により、ナイフの刃先と前記プレーンロータとの隙間を調整可能とし、
    前記位置調整体が設けられたロータと基体との間に、内周が外周に対して径方向に変位したリング状のギャップレス用位置調整体を介装して、このギャップレス用位置調整体の回転操作により、前記ギャップレス用調整体が設けられたロータをもう一方のロータから離間する方向に付勢させるようにしていることを特徴とするロータリーカッター装置。
  2. 前記位置調整体の外周と基体との間に介装される軸受け部材が自動調心ころ軸受けから
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリーカッター装置。
  3. 位置調整体が設けられていない前記ロータと前記基体との間に、内周が外周に対して径
    方向に変位したリング状のトラバース用位置調整体を介装して、このトラバース用位置調
    整体の回転操作により、位置調整体が設けられていないロータをその軸方向が位置調整体
    を設けたロータの軸方向に対して交差状となるように調整可能としていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のロータリーカッター装置。
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