JP2003343554A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents

自動調心ころ軸受

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JP2003343554A JP2002151910A JP2002151910A JP2003343554A JP 2003343554 A JP2003343554 A JP 2003343554A JP 2002151910 A JP2002151910 A JP 2002151910A JP 2002151910 A JP2002151910 A JP 2002151910A JP 2003343554 A JP2003343554 A JP 2003343554A
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Makoto Daiko
誠 大胡
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    • F16C23/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
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    • F16C23/082Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
    • F16C23/086Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な規格品の自動調心ころ軸受を用いて、
その軌道面の偏摩耗を抑制することである。 【解決手段】 外輪12の外径面に、軸受両端側に向か
ってドロップ量が大きくなるカットクラウニング19を
施し、外輪12が取り付けられる軸受箱等の取り付け面
との間に逃げ代を設けて、軸受荷重の負荷時に外輪12
の弾性変形を積極的に許容し、ころ16と外輪12の軌
道面13との接触面圧をころ16の軸方向で均等化する
ことにより、規格品の自動調心ころ軸受1を用いても、
軌道面13の偏摩耗を抑制できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動調心ころ軸
受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動調心ころ軸受は、球面状の外輪軌道
面と、軸受中心の左右両側に各1列ずつ2列に設けられ
た内輪軌道面との間に、たる形のころを2列に配したも
のであり、外輪の中心軸に対して内輪がある程度の自由
度で傾斜できる、いわゆる自動調心性を備えている。こ
のため、自動調心ころ軸受は、高負荷が作用して撓みを
生じやすい軸、例えば、連続鋳造設備のピンチロールや
ガイドロール等の軸支持に使用される。
【0003】連続鋳造設備のピンチロールは、低速で連
続的に鋳造される鋳片を鋳型から引き抜くもの、ガイド
ロールは、引き抜かれた鋳片を冷却水で冷却しながら、
所定のラインに沿って案内するものであり、いずれも慣
性重量の大きい鋳片を高負荷で挟持して、低速で回転す
る。このため、これらのロールの軸を支持する自動調心
ころ軸受は、高温で冷却水の水蒸気やスケールが飛散す
る劣悪な環境に加え、高負荷、極低速回転という条件下
で使用されるので、ころと軌道面間に潤滑グリースの油
膜が形成され難く、ころや軌道面が非常に摩耗しやす
い。
【0004】このような過酷な条件下で使用される軸受
に対しては、一般的な転がり軸受を対象として、内外輪
や転動体をCr、Mo、V等を含有する合金鋼で形成
し、その表面に浸炭処理や浸炭窒化処理を施して、軸受
部品の耐摩耗性を向上させることが提案されている(特
開平9−264328号公報、特開2001−3239
39号公報)。
【0005】一方、上述したように、自動調心ころ軸受
のころは、たる形であり、その軸方向での周長差に起因
して転動時の周速が軸方向で異なるので、純転がり点と
なるノンスリップライン以外の部分では軌道面との間に
すべりを生じる。このため、このノンスリップライン以
外の部分では軌道面に偏摩耗が生じやすい。
【0006】この自動調心ころ軸受の偏摩耗に対して
は、たる形ころの替わりに円すいころを用いるととも
に、外輪の外周に球面で接触する調心輪を配置し、ころ
と軌道面間にすべりが発生しないようにした調心機構付
複列円すいころ軸受が提案されている(特開平10−2
20467号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、連続
鋳造設備のピンチロールやガイドロール等の軸支持に使
用される自動調心ころ軸受は、ノンスリップライン以外
の部分で軌道面に偏摩耗が生じ、この偏摩耗が過酷な使
用条件下で進行するので、ノンスリップラインの部分に
ころとの接触面圧が局部的に集中し、疲労剥離が発生し
やすい問題がある。この剥離は最終的に割損傷に至るこ
ともある。
【0008】この軌道面の偏摩耗を抑制する手段として
は、前述したように、軸受部品を合金鋼で形成して浸炭
処理や浸炭窒化処理を施し、その耐摩耗性を向上させて
全体的な摩耗を抑制する方法と、前記調心機構付複列円
すいころ軸受のようにころと軌道面間にすべりが発生し
ないものを用いる方法が考えられる。
【0009】しかしながら、前者は、Cr、Mo、V等
の高価な添加元素を必要とするとともに、熱処理や加工
コストも高くなるので、軸受が高価なものとなる。一
方、後者は、規格品でない特殊な軸受を用いる必要があ
るので、従来使用されている自動調心ころ軸受と寸法的
に互換性がなく、かつ、軸受箱、軸、押さえ蓋等の軸受
周辺部品の改造も必要となる。
【0010】そこで、この発明の課題は、安価な規格品
の自動調心ころ軸受を用いて、その軌道面の偏摩耗を抑
制することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、内外輪の軌道面間に、たる形のころ
を軸受中心の左右両側で各1列ずつ2列に配列した自動
調心ころ軸受において、前記軸受中心の左右両側の外輪
外径面に、軸受両端側に向かってドロップ量が大きくな
るクラウニングを施した構成を採用したものである。
【0012】すなわち、軸受中心の両側の外輪外径面
に、軸受両端側に向かってドロップ量が大きくなるクラ
ウニングを施して、外輪が取り付けられる軸受箱等の取
り付け面との間に逃げ代を設け、軸受荷重の負荷時に外
輪の弾性変形を積極的に許容することにより、ころと内
外輪の軌道面との接触面圧をころの軸方向で均等化し、
規格品の自動調心ころ軸受を用いても、軌道面の偏摩耗
を抑制できるようにした。なお、クラウニングは、凸状
に丸みを持たせたものでも、直線的なカットクラウニン
グでもよい。
【0013】前記各クラウニングの開始点を、前記各列
のころと外輪の軌道面間における軸受荷重の作用中心点
よりも、軸受中心側に位置させることにより、軸受荷重
負荷時の外輪の弾性変形領域を効果的に拡げ、ころの軸
方向での軌道面との接触面圧をより均等化することがで
きる。
【0014】前記各クラウニングのドロップ量を、ドロ
ップ量が最大となる前記外輪外径面の軸受両端側位置
で、軸受荷重の負荷時に、その外周側の軸受取り付け面
に接触しないように設定することにより、荷重負荷時の
外輪の弾性変形を十分に許容することができる。なお、
通常、外輪外径面の両端には面取りが施されているの
で、面取りが施されている場合は、前記ドロップ量が最
大となる外輪外径面の軸受両端側位置は、この面取りと
の繋ぎ部となる。
【0015】前記自動調心ころ軸受を、連続鋳造設備の
ピンチロールまたはガイドロールの軸支持に使用するこ
とにより、軌道面の偏摩耗を抑制して疲労剥離や割損傷
を防止し、そのメインテナンス周期を延長して、連続鋳
造設備の稼働率を向上させることができる。近年は、連
鋳鋳片を再加熱なしで圧延するダイレクト圧延や、連鋳
鋳片を熱い間に再加熱炉に装入するホットチャージド圧
延の比率が増加しているので、連続鋳造設備の稼働率向
上は、上工程の製鋼工程のみでなく、下工程の圧延工程
の稼働率向上にも寄与する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係る自
動調心ころ軸受1を使用した連続鋳造設備を示す。この
連続鋳造設備は、取鍋2に入れられた溶鋼をタンディシ
ュ3を介して鋳型4に鋳入し、鋳型4内で表層部の凝固
した鋳片5を、ピンチロール6で鋳型4の下方へ引き抜
くものである。ピンチロール6で引き抜かれた鋳片5
は、多数のガイドロール7に挟持されて湾曲状に案内さ
れ、冷却水でスプレー冷却されて全体が凝固したのち、
湾曲部の出口に配置されたトーチ8で所定の長さに切断
される。この図には表示されていないが、自動調心ころ
軸受1は、2対のピンチロール6の軸を支持する各軸受
箱9と各ガイドロール7の軸受箱(図示省略)に組み込
まれている。
【0017】前記ピンチロール6の軸受箱9は、図2に
示すように、ピンチロール6の軸6aを自動調心ころ軸
受により回転自在に支持し、その両端を、それぞれシー
ルリング10a、10bとオイルシール11a、11b
でシールしたものである。図示は省略するが、ガイドロ
ール7の軸受箱も同様の構成である。
【0018】前記自動調心ころ軸受は、外輪12の球面
軌道面13と、内輪14の2列の軌道面15との間に、
たる形のころ16を軸受中心の左右に2列に配列したも
のであり、外輪12が軸受箱9の取り付け面9aに固定
されている。各列のころ16は保持器17で保持され、
内輪14の両端部と中央部に設けられた各鍔18a、1
8bで、軸方向への移動を規制されるようになってい
る。
【0019】図3に示すように、前記軸受箱9に取り付
けられる外輪12の外径面は、軸受中心のある中央部が
平坦に形成されて、その両側に軸受両端側に向かってド
ロップ量が直線的に大きくなるカットクラウニング19
が施され、軸受箱9の取り付け面との間に、軸受荷重の
負荷時に外輪12の弾性変形を積極的に許容する逃げ代
が設けられている。各カットクラウニング19のドロッ
プ量が最大となる両端側は、外輪12の両端に施された
面取り20に滑らかに繋がれている。なお、カットクラ
ウニング19の替わりに、凸状に丸みを持たせたクラウ
ニングを施してもよい。
【0020】前記各カットクラウニング19の開始点C
は、各列のころ16中央の最大径部が外輪12の軌道面
13に当接する軸受荷重の作用中心点Pよりも、軸受中
心側に位置しており、外輪12が前記逃げ代により軸受
荷重の負荷時に弾性変形しやすくなっている。また、面
取り20に繋がれたカットクラウニング19のドロップ
量最大位置Qは、軸受荷重の負荷時に外輪12が弾性変
形しても、軸受箱9の取り付け面9aに接触しないよう
になっており、外輪12の弾性変形が十分に許容され
る。
【0021】
【実施例】上述した外輪外径面にカットクラウニングを
施した自動調心ころ軸受を用意した。軸受寸法は、外径
180mm、内径110mm、幅60mmであり、図3
に示した軸受端面からカットクラウニングの開始点Cま
での距離LC は15mm、ドロップ量最大位置Qにおけ
るドロップ量δは0.05mmとした。なお、軸受端面
から軸受荷重の作用中心点Pまでの距離LP は約12.
5mmである。また、比較例として、外輪外径面を平坦
に形成し、面取りのみを施した従来の自動調心ころ軸受
も用意した。軸受寸法と軸受部品の材質は、実施例のも
のと同じである。
【0022】上記実施例と比較例の各自動調心ころ軸受
を、それぞれ回転試験機の撓み軸の両端部に取り付け、
撓み軸の中央部に試験荷重を垂直に負荷しながら低速回
転試験を行ない、試験後の外輪軌道面の摩耗プロフィル
を調査した。なお、試験時間を短縮するために、実施例
と比較例のいずれの軸受についても、熱処理による外輪
の硬度をHRC60.0と低めにし、外輪軌道面の摩耗
が比較的短時間で進行するようにした。ころの硬度は、
実施例、比較例ともHRC60.8とした。
【0023】試験条件は以下の通りである。 ・試験荷重 :147.1kN(軸受最大接触面圧:2
200MPa) ・回転速度 :4rpm ・試験時間 :800時間 ・試験温度 :常温 ・軸受潤滑 :グリース(空間容積の50%封入)
【0024】図4(a)、(b)は、試験後の外輪軌道
面の摩耗プロフィルを示す。(a)は実施例の摩耗プロ
フィル、(b)は比較例の摩耗プロフィルであり、いず
れも初期プロフィルを基準とする相対プロフィルで表
す。比較例の摩耗プロフィルは、軸受中心の左側のころ
接触領域に1つと、軸受中心の右側のころ接触領域に2
つのノンスリップラインに起因する突起部Nが見られ、
最大9μmの凹凸差が生じている。一方、実施例の摩耗
プロフィルは、ノンスリップラインに起因する突起部N
が、左右いずれのころ接触領域にも認められず、摩耗量
は軸受両端側に向かって滑らかに増加している。この試
験結果より、本発明に係る自動調心ころ軸受は、外輪外
径面にカットクラウニングを施したことにより、ノンス
リップラインに起因する偏摩耗をなくし、外輪軌道面を
滑らかなプロフィルに維持できることがわかる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明の自動調心ころ
軸受は、軸受中心の両側の外輪外径面に、軸受両端側に
向かってドロップ量が大きくなるクラウニングを施し、
外輪が取り付けられる軸受箱等の取り付け面との間に逃
げ代を設けて、軸受荷重の負荷時に外輪の弾性変形を積
極的に許容することにより、ころと内外輪の軌道面との
接触面圧をころの軸方向で均等化するようにしたので、
規格品の自動調心ころ軸受を用いても軌道面の偏摩耗を
抑制でき、軌道面の疲労剥離や割損傷を防止することが
できる。
【0026】また、本発明に係る自動調心ころ軸受を連
続鋳造設備のピンチロールやガイドロールの軸支持に用
いることにより、そのメインテナンス周期を延長し、連
続鋳造設備の稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の自動調心ころ軸受をピンチロールと
ガイドロールの軸支持に用いた連続鋳造設備を示す外観
斜視図
【図2】図1のピンチロールの軸受部を示す縦断面図
【図3】図2の自動調心ころ軸受の縦断面形状を説明す
る模式図
【図4】a、bは、それぞれ実施例と比較例の外輪軌道
面の摩耗プロフィルを示すグラフ
【符号の説明】
1 自動調心ころ軸受 2 取鍋 3 タンディシュ 4 鋳型 5 鋳片 6 ピンチロール 6a 軸 7 ガイドロール 8 トーチ 9 軸受箱 9a 取り付け面 10a、10b シールリング 11a、11b オイルシール 12 外輪 13 軌道面 14 内輪 15 軌道面 16 ころ 17 保持器 18a、18b 鍔 19 クラウニング 20 面取り
フロントページの続き Fターム(参考) 3J012 AB04 BB01 CB10 DB02 EB14 FB07 3J101 AA15 AA25 AA32 AA43 AA52 AA62 BA02 DA01 FA15 FA41 GA35 3J103 AA02 CA62 DA05 DA07 FA13 FA15 FA26 GA17 GA36 GA68

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外輪の軌道面間に、たる形のころを軸
    受中心の左右両側で各1列ずつ2列に配列した自動調心
    ころ軸受において、前記軸受中心の左右両側の外輪外径
    面に、軸受両端側に向かってドロップ量が大きくなるク
    ラウニングを施したことを特徴とする自動調心ころ軸
    受。
  2. 【請求項2】 前記各クラウニングの開始点を、前記各
    列のころと外輪の軌道面間における軸受荷重の作用中心
    点よりも、軸受中心側に位置させた請求項1に記載の自
    動調心ころ軸受。
  3. 【請求項3】 前記各クラウニングのドロップ量を、ド
    ロップ量が最大となる前記外輪外径面の軸受両端側位置
    で、軸受荷重の負荷時に、その外周側の軸受取り付け面
    に接触しないように設定した請求項1または2に記載の
    自動調心ころ軸受。
  4. 【請求項4】 前記自動調心ころ軸受が、連続鋳造設備
    のピンチロールまたはガイドロールの軸を支持するもの
    である請求項1乃至3のいずれかに記載の自動調心ころ
    軸受。
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