JP4526084B2 - 円筒ころ軸受 - Google Patents

円筒ころ軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP4526084B2
JP4526084B2 JP2005271942A JP2005271942A JP4526084B2 JP 4526084 B2 JP4526084 B2 JP 4526084B2 JP 2005271942 A JP2005271942 A JP 2005271942A JP 2005271942 A JP2005271942 A JP 2005271942A JP 4526084 B2 JP4526084 B2 JP 4526084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
bearing
inner ring
outer ring
roller bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005271942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007085384A (ja
Inventor
丈晴 浦西
制 高橋
敬一 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
JFE Denki Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
JFE Mechanical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp, JFE Mechanical Co Ltd filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2005271942A priority Critical patent/JP4526084B2/ja
Publication of JP2007085384A publication Critical patent/JP2007085384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4526084B2 publication Critical patent/JP4526084B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、内外輪の軸方向両端部に鍔を有する円筒ころ軸受に関し、更に詳しくは、連鋳機の成形用ロール等、ラジアル荷重とアキシアル荷重が同時に加わる低速回転軸を支持するのに適した円筒ころ軸受に関する。
一般に、連続鋳造機の鋳片搬送経路を構成するサポートロール,ガイドロール,ピンチロール等、鋳片から受けるラジアル荷重とロールの熱膨張によるアキシアル荷重とが同時に加わる回転軸の支持には、調心性を有するころ軸受(自動調心ころ軸受,調心輪付円筒ころ軸受等)が用いられることが多い。
また、この連続鋳造機の成形用ロールは、過大なラジアル荷重を受けた状態で、非常に低速(5rpm以下)で回転することから、この成形用ロールを支持するころ軸受装置においては、通常の転がり軸受で問題となる軌道面の転がり疲労による剥離等は軸受寿命とはならず、摩耗に起因する表面起点剥離から生じるクラックによる軌道輪の「割れ」が軸受の寿命を決定付けることが知られている。そのため、軌道輪の割れを防止すべく、このような高ラジアル荷重下で極低速回転するころ軸受の軌道輪を構成する鋼材には、浸炭処理または浸炭窒化処理を施した表面硬化鋼、すなわち浸炭鋼が用いられる(例えば、特許文献1〜2等を参照。)。
しかしながら、上記のように、連続鋳造機の成形用ロールを支持する軸受として、自動調心ころ軸受を用いた場合は、低速高荷重による偏摩耗が発生し易く、調心輪付円筒ころ軸受を用いた場合は、負荷容量をあまり大きくすることができないという問題があった。
そこで、本出願人らは、鋳片幅方向(ロールの軸方向)に3本以上に分割された「分割ロール」を用いて、ロール毎の熱膨張量と鋳片搬送時の撓み量を小さくすることにより、各分割ロールの少なくとも一方の端部を、内外輪の軸方向両端部に鍔を有する円筒ころ軸受で支持する構成を提案している(特許文献3を参照)。
図3は、連続鋳造機の成形用ロールの支持に用いられる従来の円筒ころ軸受の構造を示す軸方向断面図である。
この図は、連続鋳造機の鋳片搬送経路の下側に位置する成形用ロール(分割ロール10)の端部を示したものである。各成形用ロールには、鋳片から加わる高熱および半径方向の荷重等を考慮して、鋳片幅方向(軸方向:図中では左右方向)に分割された「分割ロール」が使用されており、これら分割ロール10は、セグメントのフレーム(図示省略)に取付けられた支持装置によって支持されている。
分割ロール10を支持する支持装置は、高負荷容量の総ころ式円筒ころ軸受と、この軸受を収容する軸受ハウジングHとからなる。また、円筒ころ軸受は、ロール端部に形成された小径部10aの外周面10xに嵌め入れられた内輪1と、この内輪1に隣接して配置された内輪側鍔輪11と、軸受ハウジングHに固定された外輪2と、これら内輪1と外輪2によって形成される転動体軌道に配置された複数の円筒ころ3等を主体として構成されている。
内輪1の軸方向一端部(図示左側)には、外径側に向けて突出する内輪鍔部1aが形成されているとともに、内輪軌道面1xを挟んだ反対側の他端部(図示右側)には、この内輪1に隣接して、別体の内輪側鍔輪11が配設されている。なお、これら内輪1と内輪側鍔輪11とは、止め輪4によりロール外周面10xにおける軸方向の位置決めがなされている。
また、外輪2は、その外輪軌道面2xを挟んだ軸方向両端部に、内径側に向けて突出する外輪鍔部2a,2bがそれぞれ形成されており、これら内外輪の鍔部1a,2a,2bと前記鍔輪11によって、ロール10の熱伸縮による軸方向(アキシアル方向)の荷重が負荷されている。
なお、これら転動体軌道を構成する部材(内輪1,外輪2および鍔輪11)は、従来と同様、浸炭鋼を用いて構成されているとともに、転動体(円筒ころ3)は、軸受鋼を用いて形成されている。
特開平9−264328号公報 特開2000−246410号公報 特開2004−34087号公報
ところで、以上のような浸炭鋼を用いて軌道部材を構成した鍔付円筒ころ軸受においては、極低速回転や高荷重に起因する潤滑不良等により、アキシアル荷重を負荷する鍔(鍔部および鍔輪)の端面に、かじりあるいは摩耗といった軸受損傷が発生してしまう場合があった。
このかじりあるいは摩耗は、図3に示すように、ロール10の軸方向の熱膨張(図中矢印方向)によって、円筒ころ3を挟んだ対角に位置する鍔(この図においては、ころ3とすべり接触する内輪鍔部1aおよび外輪鍔部2bの端面:丸印2箇所)に発生し易い点が特徴であり、軌道部材に用いられている浸炭鋼の表面硬化層が摩滅した後、加速度的に進行する恐れがある。
また、このような軸受の突発的なトラブルは、大掛かりな事故の原因となる可能性もあり、例えば、前述のような連続鋳造設備においては、軸受のトラブルに起因して、ラインの停止やセグメント(ブロック)単位でのロール交換等、多額の損害が発生する場合もある。
本発明は、上記する課題に対処するためになされたものであり、アキシアル荷重を受ける条件下での使用においても、鍔部位の摩耗が少なく、その機能を長期にわたり安定して維持することのできる円筒ころ軸受を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、連続鋳造機の鋳片から受けるラジアル荷重とロールの熱膨張によるアキシアル荷重とが同時に加わる回転軸を支持する円筒ころ軸受であって、
円筒ころと、
浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなり、軸方向一端側に一体に鍔部が形成される内輪(1)と、
浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなり、軸方向他端側に一体に鍔部が形成される外輪(2)と、
前記内輪の軸方向他端側に配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる内輪側鍔輪(11)と、
前記外輪の軸方向一端側に配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる外輪側鍔輪(12)と、
を備え、
前記内輪側鍔輪は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する内輪側鍔部を有し、
前記外輪側鍔輪は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する外輪側鍔部を有することを特徴とする。
本発明は、内外輪の軌道面の軸方向両側に鍔を有する円筒ころ軸受において、アキシアル荷重を主として受ける側の鍔を、軌道輪とは別体の鍔輪として構成するとともに、この鍔輪を耐摩耗性に優れる鋼材を用いて形成することにより、所期の目的を達成しようとするものである。
すなわち、転動体軌道を挟んで、アキシアル荷重を比較的受け難い対角に位置する内輪の一方の鍔と外輪の他方の鍔は、従来の円筒ころ軸受と同様、軌道輪と一体の鍔部として形成する一方、アキシアル荷重を受け易い反対側の対角に位置する内輪の他方の鍔と外輪の一方の鍔を、軸受鋼または工具鋼からなる別体の鍔輪として構成することにより、アキシアル荷重を受ける条件下での使用においても、鍔部位の摩耗が低減される。また、これら耐摩耗性に優れる鋼材を用いて形成された鍔輪は、従来の浸炭鋼からなる鍔のように、表面硬化層が摩滅した後に加速度的に摩耗が進む恐れがなく、軌道輪とは別体であるため、メンテナンスおよび交換も容易である。従って、本発明の円筒ころ軸受は、従来のころ軸受に比べ、軸受全体の寿命を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、連続鋳造機の鋳片から受けるラジアル荷重とロールの熱膨張によるアキシアル荷重とが同時に加わる回転軸を支持する円筒ころ軸受であって、円筒ころと、
浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなる内輪(1)と、
浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなる外輪(2)と、
前記内輪の軸方向両側にそれぞれ配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる内輪側鍔輪(11、11)と、
前記外輪の軸方向両側にそれぞれ配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる外輪側鍔輪(12、12)と、
を備え、
前記内輪側鍔輪(11)は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する内輪側鍔部を有し、
前記外輪側鍔輪(12)は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する外輪側鍔部を有することを特徴とする。
以上の構成により、請求項1に記載の発明と同様、請求項2に記載の発明は内外輪の軸方向両側の鍔をすべて長寿命とすることが可能となる。また、これらの鍔輪は、メンテナンスおよび交換が容易であるとともに、軌道輪の軸方向両側(左右)に同じ形状の鍔輪を配置した場合は、摩耗の発生状況により、軸方向左右の鍔輪どうしを入れ替えて、これら鍔輪の両端面を無駄なく利用することもできる。
また、本発明の円筒ころ軸受は、保持器を有さない、総ころ式の円筒ころ軸受構成を好適に採用することができる(請求項3)。
連鋳機の成形用ロール等、高ラジアル荷重と高アキシアル荷重が同時に加わる低速回転軸を支持する軸受の場合は、保持器のない総ころ軸受としてころの数を増加させ、ラジアル方向の負荷容量を大きくすることが望ましい。また、ころが多いほど該ころ端面と鍔の間の接触面圧を下げることができるため、アキシアル方向の負荷容量も向上するとともに、これらの間の摩耗低減にも有利である。
なお、本発明に用いられる「軸受鋼」の代表としては、SUJ2等の高炭素クロム鋼を焼入れした鋼材を挙げることができる。また、本発明における「工具鋼」の代表的な鋼種としては、炭素工具鋼(SK),合金工具鋼(SKS等),高速度工具鋼(SKH)などが挙げられる。
以上のように、本発明によれば、アキシアル荷重を受ける条件下での使用においても鍔部位の摩耗が少なく、その機能を長期にわたり安定して維持することのできる、長寿命な円筒ころ軸受とすることができる。
また、本発明の鍔輪を用いた円筒ころ軸受は、そのメンテナンスおよび交換が容易であるとともに、浸炭鋼からなる従来の鍔のように、表面硬化層が摩滅した後に加速度的に摩耗が進む恐れがなく、多大な損害の発生する突発的なトラブルを未然に防ぐことが可能となる。
以下、図面を参照しつつこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における円筒ころ軸受の構造を示す軸方向断面図である。なお、従来例と同様の機能を有する構成部材には、同じ符号を付記する。
この実施形態における軸受も、従来例と同様、連続鋳造機の成形用ロール(10)の支持に用いられる円筒ころ軸受であり、ロールの外周面10xに嵌め入れられた内輪1と、軸受ハウジングHに固定された外輪2と、これら内輪1と外輪2によって形成される転動体軌道に配置された複数の円筒ころ3等を備える。なお、これら内輪1および外輪2は、浸炭鋼から構成されている。
本実施形態における円筒ころ軸受の特徴は、内輪1の軸方向一端側(図示左側)の鍔が、この内輪1に隣接して配置された内輪側鍔輪11により形成されているとともに、外輪2の軸方向他端側(図示右側)の鍔が、この外輪2に隣接して配置された外輪側鍔輪12により形成されている点である。
また、これら鍔輪11,12は、軸受鋼を用いて形成されており、この例においては、ロール10の熱膨張によるアキシアル荷重を主に受ける側にそれぞれ配置されている。なお、アキシアル荷重のあまりかからない、内輪1の軸方向他端側(図示右側)に位置する鍔部1bと外輪2の一端側(図示左側)に位置する鍔部2aとは、これら内外輪と一体に形成されている。
以上の構成により、この円筒ころ軸受は、本例のようにアキシアル荷重を受ける条件下での使用においても、鍔部位の摩耗が低減される。また、軸受鋼からなる各鍔輪11,12は、摩耗の進行が緩やかであることから、多大な損害の発生する突発的な軸受トラブルを未然に回避することが可能となる。
なお、本実施形態における円筒ころ軸受は、総ころ形式で高負荷容量の軸受に、浸炭鋼からなる軌道輪(内輪1および外輪2)を用いたことにより、高ラジアル荷重下における低速回転での使用でも、これら軌道輪の割れが防止されている。また、前述の鍔部位の長寿命と相俟って、ラジアル荷重とアキシアル荷重が同時に加わる回転軸を、長期にわたって安定して支持することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の第2実施形態における円筒ころ軸受の構造を示す軸方向断面図である。
この実施形態における円筒ころ軸受が、第1実施形態における円筒ころ軸受と異なる点は、軌道輪の軸方向両側の鍔のすべてを、軌道輪とは別体の鍔輪を用いて構成した点である。従って、浸炭鋼からなる内輪1および外輪2の軸方向両側(図示左右)には、軸受鋼からなる内輪側鍔輪11および外輪側鍔輪12が、それぞれ隣接して配置されている。
この構成により、本実施形態における円筒ころ軸受は、軸方向両側から同じようにアキシアル荷重を受けた場合でも、各鍔部位の摩耗が低減されるとともに、その摩耗の進行が緩やかで、多大な損害の発生する突発的なトラブルを未然に防ぐことができる。
また、これらの鍔輪11,12は、メンテナンスおよび交換が容易であるとともに、摩耗の進行状況により、これら左右の内輪側鍔輪11どうし、あるいは外輪側鍔輪12どうしを入れ替えて、摩耗の発生していない新たな端面を使用することも可能である。
なお、本発明の円筒ころ軸受の構成は、これらの実施形態における構成に限定されるものではない。また、実施形態に示した連続鋳造機ロール支持装置への応用のみならず、ラジアル荷重とアキシアル荷重が同時に加わる回転軸を備えるその他の装置にも適用でき得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態における円筒ころ軸受の構造を示す軸方向断面図である。 本発明の第2実施形態における円筒ころ軸受の構造を示す軸方向断面図である。 連続鋳造機の成形用ロールの支持に用いられる従来の円筒ころ軸受の構造を示す軸方向断面図である。
1 内輪
1a,1b 内輪鍔部
1x 内輪軌道面
2 外輪
2a,2b 外輪鍔部
2x 外輪軌道面
3 円筒ころ
4 止め輪
10 ロール
10a 小径部
10x 外周面
11 内輪側鍔輪
12 外輪側鍔輪
H ハウジング

Claims (3)

  1. 連続鋳造機の鋳片から受けるラジアル荷重とロールの熱膨張によるアキシアル荷重とが同時に加わる回転軸を支持する円筒ころ軸受であって、
    円筒ころと、
    浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなり、軸方向一端側に一体に鍔部が形成される内輪と、
    浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなり、軸方向他端側に一体に鍔部が形成される外輪と、
    前記内輪の軸方向他端側に配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる内輪側鍔輪と、
    前記外輪の軸方向一端側に配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる外輪側鍔輪と、
    を備え、
    前記内輪側鍔輪は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する内輪側鍔部を有し、
    前記外輪側鍔輪は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する外輪側鍔部を有することを特徴とする円筒ころ軸受。
  2. 連続鋳造機の鋳片から受けるラジアル荷重とロールの熱膨張によるアキシアル荷重とが同時に加わる回転軸を支持する円筒ころ軸受であって、
    円筒ころと、
    浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなる内輪と、
    浸炭処理または浸炭窒化処理を施したことによる表面硬化層を有する浸炭鋼からなる外輪と、
    前記内輪の軸方向両側にそれぞれ配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる内輪側鍔輪と、
    前記外輪の軸方向両側にそれぞれ配置され、浸炭処理または浸炭窒化処理による表面硬化層がない軸受鋼または工具鋼からなる外輪側鍔輪と、
    を備え、
    前記内輪側鍔輪は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する内輪側鍔部を有し、
    前記外輪側鍔輪は前記ころとすべり接触する軸受鋼または工具鋼の表面を有する外輪側鍔部を有することを特徴とする円筒ころ軸受。
  3. 保持器を有さない総ころ軸受であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の円筒ころ軸受。
JP2005271942A 2005-09-20 2005-09-20 円筒ころ軸受 Expired - Fee Related JP4526084B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005271942A JP4526084B2 (ja) 2005-09-20 2005-09-20 円筒ころ軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005271942A JP4526084B2 (ja) 2005-09-20 2005-09-20 円筒ころ軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007085384A JP2007085384A (ja) 2007-04-05
JP4526084B2 true JP4526084B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=37972567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005271942A Expired - Fee Related JP4526084B2 (ja) 2005-09-20 2005-09-20 円筒ころ軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4526084B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5736762B2 (ja) * 2010-12-20 2015-06-17 日本精工株式会社 連続鋳造設備ロールネック用センサ付軸受ユニット

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0814262A (ja) * 1994-06-28 1996-01-16 Ntn Corp トラックローラ軸受
JP2002147469A (ja) * 2000-09-01 2002-05-22 Nsk Ltd 鍔付円筒ころ軸受
JP2005155839A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Koyo Seiko Co Ltd ころ軸受

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597103B2 (ja) * 1987-08-28 1997-04-02 光洋精工株式会社 円筒ころ軸受

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0814262A (ja) * 1994-06-28 1996-01-16 Ntn Corp トラックローラ軸受
JP2002147469A (ja) * 2000-09-01 2002-05-22 Nsk Ltd 鍔付円筒ころ軸受
JP2005155839A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Koyo Seiko Co Ltd ころ軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007085384A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7918649B2 (en) Double-row self-aligning roller bearing and device for supporting wind turbine generator main shaft
US20160025068A1 (en) Arrangement for mounting counter-rotatable parts of an energy system
JP6512264B2 (ja) 円筒ころ軸受
JP4810866B2 (ja) 軸受軌道輪の熱処理用の金型及び軸受軌道輪の製造方法
US10190624B2 (en) Spacer device, toroidal roller bearing and method
JP2009074600A (ja) ころ軸受
JP4526084B2 (ja) 円筒ころ軸受
JP4364610B2 (ja) ころ軸受
JP2006214456A (ja) 転がり軸受
KR101508443B1 (ko) 롤러 베어링 케이지
JP3252587B2 (ja) 玉軸受装置
JP2009068530A (ja) 自動調心ころ軸受
JP2010151244A (ja) ころ軸受
JP3550712B2 (ja) 玉軸受装置
JP2006329219A (ja) スラストころ軸受
JP2010025183A (ja) 自動調心ころ軸受
JP2004084705A (ja) 合成樹脂製保持器付円筒ころ軸受
JP2008069823A (ja) 自動調心ころ軸受および連続鋳造設備のローラ支持構造
TWI777807B (zh) 高壽命耐磨軸承
JP2009180235A (ja) 自動調心ころ軸受
EP2100046B1 (en) A non-rotating shaft for a continuous casting machine
JP5211907B2 (ja) 転がり軸受
JP2022116680A (ja) 転がり軸受
JP6191205B2 (ja) 外輪分割形転がり軸受及びその製造方法
JP2005155838A (ja) ころ軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100302

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4526084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees