JP5811019B2 - 高炉の減尺休風方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高炉を減尺して休風し、炉壁構造物の修復(プロフィール修復)をした後の休風立上げにおいて、炉内の通気障害を抑制する高炉の減尺休風方法に関するものである。
高炉は、稼動年数の経過により炉壁構造物に損傷(例えば、耐火煉瓦の脱落やライニング厚さの減少)が生じ、炉壁構造物の修復(プロフィール修復)が必要となる。修復には、炉内耐火煉瓦の積み直しや耐火物の吹き付けによって行なわれる。
高炉のシャフト部の中間部より下方位置の修復をするためには、高炉内には通常の操業では原料が装入されていて、原料があると修復作業ができないので、高炉内の原料装入表面位置を修復位置以下まで下げる、いわゆる減尺が行なわれる。
減尺では、上記の様に装入された原料位置を下げて、例えば約100時間程度操業を止める場合がある。この様な場合においては、高炉の内容物が冷えるので、熱補償が必要となり、熱源としてのコークスを多く装入する。例えば、通常は4.5〜5.0である鉱石量(t/ch)とコークス量(t/ch)の比(O/C)を段階的に0.5倍以下の範囲内で低減して鉱石とコークスとを装入して熱補償することが行なわれる。減尺は、炉上部より燃料を装入しない状態で、下部の羽口からの送風を継続し、原料の装入表面位置を所定のレベルまで下げた(荷を下げる)後に終了する。そして、ここで休風に入る。
休風後の立上げでは、前記の減尺とは逆にO/C比を段階的に増加させて元のレベルのO/C比に戻すと共に原料の装入表面位置も元のレベルに戻して行く、いわゆる充尺を行なう。
これまで、炉壁構造物の修復のための減尺休風方法については、種々提案されている。
たとえば、特許文献1では、減尺操業途上において、炉頂ガス温度の上昇を抑制するためには、炉頂からの散水が効果的であるとの知見に基づき、炉頂ガス温度を400℃以下に抑制することを可能とする操業方法として、炉内装入物レベルがストックラインから下方の所定の高さに至るまでは、高炉内への原料装入を継続しながら減尺を行ない、それよりも下方部においては原料装入を停止して減尺を行ない、送風流量を調整し、最終目標より所定距離だけ低いレベルまで減尺し、散水を停止すると共に原料の最終調整装入を行ない、最終目標減尺レベルまで埋め戻す高炉の減尺操業方法が提案されている。
また、特許文献2では、耐火物吹き付け補修後の休風立上げ操業における炉内通気性の悪化を防止し、定常操業に迅速に復帰できる耐火物補修方法として、高炉炉壁耐火物の吹き付け補修に先だって、高炉内の装入物ストックレベル面上に空隙確保材を装入することにより、落下する吹き付け耐火物と装入物とからなる強固な層の形成を防止し、休風後の送風立上げ期における送風圧力の上昇および棚吊りの発生を減少する耐火物吹き付け補修方法が提案されている。
しかしながら、先行技術文献に示すようにこれまでの減尺方法では、減尺する目標レベルは行う工事制約により決定されることが一般的であり、高炉の上部(シャフト部上部)および下部の羽口付近の補修に限られていた。
ところが、最近では、高炉の長期間の稼動で、炉体上部および下部以外にもシャフト部の中間部の炉壁構造物に損傷が発生するようになってきたが、この中間部の有効な修復についての提案はいまだなされていないのが実情である。
特開2007−254897号公報 特開2005−23392号公報
以上延べたように、高炉の炉壁構造物の修復(プロフィール修復)のためには、高炉内の装入物の表面レベルを減じた減尺レベルの休風(減尺休風)が必要であり、減尺する目標レベルは行う工事制約により決定されることがこれまで一般的である。
特に、減尺する目標レベル(減尺レベル)がシャフトの中間部である場合においては、その他の位置、即ち、減尺する目標レベルがシャフトの上部、下部及び、ベリー部、ボッシュ部である場合に比較して、休風後における立上げ操業時に、炉内の通気性が安定せずにスムーズな立上げ操業が出来ない場合が多くなる問題があった。
そこで、本発明は、シャフト中間部位置の炉壁構造物の修復工事をする際に、その修復工事制約では無く、融着帯レベルに着目した減尺レベルを決定する高炉の減尺休風方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、減尺目標レベルが、シャフト中間部の位置の場合において、減尺休風し、修復工事後に、立上げ操業を行なうと炉内の通気性が安定しない原因を究明したところ、高炉内に存在する融着帯が休風中に再凝固して岩盤状になり通気抵抗体を形成し、休風立上げ操業における通風の障害となることを見出し、融着帯の炉中心から炉口半径Raの0.4×Ra以上の融着帯ラインよりも下側の位置まで減尺することで、炉中心部に融着帯頂上部の再凝固部が形成されないので、休風立上げ操業における通風が確保できることを見出して本発明を完成した。
本発明の要旨は、次の通りのものである。
(1)高炉炉内装入物を減尺レベルLtまで減尺して休風した後に、高炉シャフト部の
中間部位置の炉壁構造物の修復工事をし、その後、立上げ送風を行なう高炉の減尺休風方
法において、ストックラインから融着帯上面の曲線Caの頂部までの距離をLa、高炉の
炉口半径Raに対して炉中心から半径0.4×Ra(=Rb)の円柱を想定して、ストッ
クラインから半径Rbの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点までの距離をLcとした時、
前記高炉炉壁構造物の修復工事箇所レベルLsがLa≦Ls<Lcの場合に、前記減尺レ
ベルLtをLc以上に設定し、高炉の炉口半径Raに対して炉中心から半径0.6×Ra(=Rd)の円柱を想定して、前記減尺レベルLtをストックラインから半径Rdの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点までの距離迄とすることを特徴とする高炉の減尺休風方法
高炉の減尺休風において、シャフト中間部位置の炉壁構造物の修復工事をする際に、その修復工事レベル直下に減尺すると融着帯が剥き出しの状態となる場合は、単に修復工事レベルに応じた減尺を行なうだけでは、休風後の立上げ時に通気障害や炉内圧損上昇が発生することとなる。
本発明では、融着帯レベルの存在を考慮した減尺レベルとするので、休風後の立上げ時の通気障害や炉内圧損上昇を抑制することができ、円滑な立上げ操業を実現することがでるという格別顕著な効果を奏する。
高炉内の融着帯を説明するための図で、(a)は融着帯の位置、(b)は高炉炉壁構造物の工事箇所と減尺レベルとの関係を説明するための図である。 送風開始からの経過時間(hr)と送風量(Nm/min)との関係を示す図である。 送風開始からの経過時間(hr)と炉内圧損(kPa)との関係を示す図である。
以下本発明を詳細に説明する。
先ず、図1(a)を参照して高炉内の融着帯の位置を説明し、次に。図1(b)を参照して高炉炉壁構造物の工事箇所と減尺レベルとの関係を説明する。
高炉では、炉頂から原料(鉱石等)を装入して下部の羽口から熱風を吹き込む操業が行なわれていて、原料は炉内ガスとの熱交換および還元反応により溶け始める。図1(a)に示すように、その溶け始めの上限が融着帯3の上面1(曲線Caで示している)で、融点まで温度が上昇すると溶け落ちる。その溶け落ち下面が融着帯3の下面2(曲線Cbで示している)である。このため、融着帯3では固体と液体とか混ざった状態で炉内半径方向に分布して存在し、この融着帯3よりも下方では、赤熱されたコークス充填層中の間隙を液体(溶鉄およびスラグ)が滴下する。高炉では融着帯の炉内高さ位置は、操業条件により相違するが必ず炉体構造物4のシャフト部4aの中間部以降から、ベリー部4b、ボッシュ部4cに亘って融着帯3が存在する。
融着帯3の存在位置、特に頂部X位置は炉況により変化するために、高炉の炉体表面には図示していないが温度計、圧力計が多数設けらせていて、それらのデータの絶対値または変化量、また、必要に応じて、炉内に直接検出端を挿入して測定した温度、炉内ガスデータ等に基づいて、炉内の等温線を手動または自動で描写することで推定している。すなわち、高炉内は通常の装入レベルでは、炉内装入物の上表面温度は常温〜100℃、融着帯の上面は1000℃、融着帯の下面は1400℃であるから、1000℃の等温線が融着帯上面1(図中曲線Ca)で、1400℃の羽口8近傍への等温線が融着帯下面2(図中曲線Cb)となる。
図1(b)に示すシャフトの中間部でも融着帯3の上方位置が修復工事箇所(例)5の場合には、減尺レベルが融着帯3よりも上部の位置となるので、融着帯の影響は受けない。
しかし、工事箇所がシャフトの下部の例えば5aの位置である場合には、従来の工事制約では減尺レベル(Ls)7が点線で示す位置、すなわち融着帯頂部Xの下方になるレベルとなる。この場合においては前記の様に立上げ操業において通風障害が発生する。
この原因は、融着帯の表面温度は900〜1200℃程度であるが、上記の様に融着帯表層が炉内装入物上面よりむき出しになると、抜熱量が大きくなり、休風中に融着帯3の温度レベルが900℃以下になる。このため、融着帯3は岩盤状に再凝固する。しかも、休風中はガス浮力がないことから岩盤同士が結合して各々の隙間が狭隘となることから、通気抵抗体を形成する。したがって、前記の様に点線位置まで減尺して、融着帯3の一部でも剥き出しになった状態で、長時間休風を実施した場合、融着帯全体が再凝固してこれが上記炉内ガスの通気抵抗体となって立上げ操業の通風障害となると考えられる。
そこで、本発明では、減尺により、融着帯の一部でも剥き出しの状態となると、休風中に融着帯全体が再凝固して強固な通気抵抗体を形成し、休風立上げ操業における障害となることを考慮し、工事箇所位置が融着帯の上部が存在する位置となった場合には、減尺レベルを図1(b)の点線位置よりもさらに下げて、炉内中央部の融着帯(融着帯上部)がない、例えば、図1(b)の一点鎖線の位置以下にすれば、炉周辺部の融着帯が再凝固しても炉内中央部には融着帯が存在せずに該融着帯上部が開口しているので、立上げ時の通気障害を抑制(ガス流路の確保)できるようにしたものである。
融着帯上部開口は、融着帯3を全部無くす位置まで減尺し、開口を大きくすることが理想的であるが、減尺および充尺に要する時間、コストがかかる等の問題があるので、融着帯上部開口の大きさは立上げに支障がない量の炉内ガスを流すことが可能であるできる限り小さい開口とすることが望まれる。
このため、本発明では、融着帯上部開口の半径Rbは、炉口半径Raの0.4倍以上の大きさとなるような減尺レベルにした。すなわち、融着帯上部開口の半径Rbが炉口半径Raの0.4倍未満であると融着帯上部開口の大きさが小さすぎて、立上げ時の炉内ガス量の確保が困難となり、熱風の風量増が困難となる。そして、熱風の増加が抑制されると、休風中に低下した炉内溶融物の昇温に十分な熱量を供給出来ず、溶銑滓、特にスラグの粘性の増大を招く。この結果、休風立ち上げ過程で新たに生成した溶銑滓の炉内における貯留レベルが上昇し、最終的には羽口破損を引き起こすこととなる。
一方、融着帯上部開口の半径Rbの大きさの上限は、特に限定する必要がないものであるが、炉口半径Raの0.6倍を越えると減尺レベルが大きくなってしまい作業効率(コスト等)が劣ることとなるので、上限を0.6倍とすることが好ましい。
ここで、図1(a)、(b)の高炉中心線9による高炉の半分を示す図において、La=ストックライン6から融着帯上面曲線Caの頂点(最高点)Xまでの距離、Lb=ストックライン6から融着帯下面曲線Cbの最下点Yまでの距離である。
そして、高炉の炉口半径(Ra)に対して、炉中心から半径Rb(=0.4×Ra〜0.6×Ra)の円柱を想定すると、融着帯頂上部開口の半径Rbとするための目標減尺レベルLcは、ストックライン6から半径Rbの円柱と曲線Cbの交点Zまでの距離となる。したがって、Lcまでの距離を減尺すれば、炉中心から半径Rbの融着帯頂上部開口が得られることとなる。
したがって、本発明が対象とする修復工事位置は、基本的には、炉頂のストックライン6からLa〜Lcの範囲となる。そして、本発明は、この範囲位置の修復工事をする際には、目標減尺レベルLtを、Lc(=ストックライン6から半径0.4×Raの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点までの距離)より下方、好ましくは、ストックライン6から半径0.6×Raの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点迄にするものである。
しかし、前記減尺レベルは工事方法により幅があるが、工事施工個所から下方に所定距離α(2〜3m程度)を設ける事がある。この場合には、本発明が対象とする修復工事位置は、ストックライン6から(La―α)より下方で、かつ、(Lc―α)迄の位置となる。そして、この場合も目標減尺レベルLtを、前記同様にLcより下方、好ましくは、ストックライン6から半径0.6×Raの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点迄にするものである。
以下実施例に基づいて本発明を詳細に説明する
内容積5800m、羽口42本、ストックライン位置における炉口半径(Ra)5.55mの高炉の炉壁構造物の修復(プロフィール修復)の例について説明する。
高炉内の融着帯は、曲線Ca(融着帯上面)と曲線Cb(融着帯下面)との間の領域で示すことができる。この例では、ストックラインから曲線Caの頂点Xまでの距離Laが、9.0m、ストックライン6から曲線Cbの最下点Yまでの距離Lbが、24.5mである。また、融着帯3の上部に、高炉の炉口半径Raの0.4倍の開口を確保できる位置、即ち、半径2.22mの開口を確保できるストックライン6からの距離Lcが、18mである。そして、炉壁構造物を修復する工事の下端レベルLsがストックラインから16.2mの位置である。
先ず、前記工事の下端レベルLsが16.2mの位置で、前記距離La(9.0m)と距離Lc(18m)の間であることから、表1に示す実施例では、目標減尺レベルLtを
前記距離Lcより下方の19.0m(ストックライン6からの距離で、0.5×Ra相当)とした。
これに対して、従来法では目標減尺レベルを工事の下端レベルLsの直下である16.5m(Rb=0.3Raに相当)とした。
減尺操業は、常法通り、鉱石とコークスの1チャージ(ch)を2バッチずつ4バッチに分割して、コークス→コークス→鉱石→鉱石の順で層状装入することで実施した。減尺操業では、減尺開始レベルは、実施例、比較例共にストックラインは0mとし、減尺レベルに応じて送風量を減少させ、減尺レベルLtとなった時に終了した。
尚、実積の減尺休風後の減尺レベルLtは、発明例では目標減尺レベルと同じ、19.0mで、従来例は目標減尺レベルより若干下方の16.5mであった。
これらを表1に纏めて示した。
減尺休風して、高炉炉壁構造物の修復を行なった後に、立上げのための送風を実施した。図2に送風開始からの経過時間(hr)と送風量(Nm3/min)との関係を示し、図3に送風開始からの経過時間(hr)と炉内圧損(kPa)との関係を示した。
図2、3に示すように、工事レベルで必要な減尺を行なった従来例(○で示してある)では、立上げ後の送風で、4時間後に送風の確保が困難となり、炉内圧損が上昇し、5時間後に羽口破損が発生したので緊急休風した。これに対して、融着帯の存在を考慮して工事レベルに応じた減尺を実施した実施例(■で示してある)では、立上げ後の送風の障害も炉内圧損もなく、良好な立上げをすることができた。
以上述べたように、工事レベルに減尺すると融着帯が剥き出しの状態となる場合は、比較例のように単に工事レベルに応じた減尺を行なうだけでは、休風後の立上げ時に送風障害や炉内圧損上昇が発生することとなる。したがって、実施例のように工事レベルに応じた融着帯の存在を考慮し、最適な減尺レベルを選択しなければ、休風後の立上げ時の送風障害や炉内圧損上昇を防止することはできない。
本発明は上記の例に限らず、請求項に記載された技術的思想の範囲内で、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
1 曲線Ca(融着帯上面)
2 曲線Cb(融着帯下面)
3 融着帯
4 炉壁構造体、4a シャフト部、4b ベリー部、4c ボッシュ部
5、5a 工事箇所(例)
6 ストックライン
7 工事制約の減尺レベル(Ls)
8 羽口
9 高炉中心線
10 融着帯考慮の減尺レベル(Lt)
Ra 高炉の炉口半径
Rb 融着帯兆部開口半径
La ストックラインから曲線Caの最高点までの距離
Lb ストックラインから曲線Cbの最下点までの距離
Lc ストックラインから半径Rbの円柱と曲線Cbの交点までの距離
Ls 工事箇所レベル

Claims (1)

  1. 高炉炉内装入物を減尺レベルLtまで減尺して休風した後に、高炉シャフト部の中間部位置の炉壁構造物の修復工事をし、その後、立上げ送風を行なう高炉の減尺休風方法において、ストックラインから融着帯上面の曲線Caの頂部までの距離をLa、高炉の炉口半径Raに対して炉中心から半径0.4×Ra(=Rb)の円柱を想定して、ストックラインから半径Rbの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点までの距離をLcとした時、前記高炉炉壁構造物の修復工事箇所レベルLsがLa≦Ls<Lcの場合に、前記減尺レベルLtをLc以上に設定し、
    高炉の炉口半径Raに対して炉中心から半径0.6×Ra(=Rd)の円柱を想定して、前記減尺レベルLtをストックラインから半径Rdの円柱と融着帯下面の曲線Cbの交点までの距離迄とすることを特徴とする高炉の減尺休風方法
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