JP5810521B2 - 高電子移動度トランジスタ - Google Patents

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本発明は、窒化物半導体を用いた高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)に関するものである。
GaNをはじめとするIII族窒化物半導体は、バンドギャップが大きく、高出力、高周波、高温耐性の物性を有することから高電子移動度トランジスタ(HEMT)などのパワーデバイス用材料として期待されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特開2008−124373号公報 特開2005−277047号公報
GaN系HEMTをパワーデバイスとして応用するためには、省エネルギー化の観点からソース・ドレイン間の抵抗(以下、オン抵抗)の低減化またはオン状態とオフ状態の切り替えの応答の速さ(以下、スイッチング特性)の高速化、安全性の観点からゲート電極に電圧を印加しない時にソース・ドレイン間の電流を遮断する特性(以下、ノーマリオフ特性)が要求されている。しかしながら、従来の構成ではノーマリオフ特性を得つつスイッチング特性を向上させることが難しいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてされたものであり、ノーマリオフ特性を得つつスイッチング特性が向上したHEMTを提供することを目的とする。
一実施形態に係る窒化物半導体からなるHEMTは、n型不純物を含むか又はアンドープの第1層と、第1層上に設けられ第1層よりもバンドギャップエネルギーが大きい第2層と、第2層上に設けられp型不純物を含む第3層と、第3層上に設けられ下側から上側に向かってバンドギャップエネルギーが小さくなっている第4層と、を有する。
本発明により、ノーマリオフ特性を得つつスイッチング特性が向上したHEMTを提供することができる。
図1は本発明の実施例であるHEMTを示す断面図である。 図2は本発明の実施例に対する比較例であるHEMTの断面図である。 図3は実施例でのソース電極及びゲート電極間のシート抵抗を示す図である。 図4は特許文献1に記載されているHEMTの断面図である。 図5は特許文献2に記載されているHEMTの断面図である。
以下、本発明に係るHEMTの一実施形態について、図1を参照しながら説明する。ただし、以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、本発明を以下のものに特定しない。特に、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。
本明細書において窒化物半導体とは、Inx1Aly1Ga1−x1−y1N(0≦x、0≦y、x+y≦1)で表されるものである。
図1に示すように、本実施形態のHEMTは、n型不純物を含むか又はアンドープの第1層103と、第1層103上に設けられ第1層103よりもバンドギャップエネルギーが大きい第2層105と、第2層105上に設けられp型不純物を含む第3層106と、第3層106上に設けられ下側から上側に向かってバンドギャップエネルギーが小さくなっている第4層107と、を有する。ここで、第1層103、第2層105、第3層106、第4層107及び後述する第5層108は、それぞれが窒化物半導体からなる。これより、ノーマリオフ特性を得つつスイッチング特性を向上させることができる。
すなわち、n型不純物を含むかアンドープの第1層103及びp型不純物を含む第3層106を設けることで、第1層103における第2層105との界面付近に形成されるチャネル層104のエネルギーバンドが引き上げられる。これより、ゲート電圧0Vでチャネル層104が空乏化し、ソース・ドレイン間で電流が流れないため、ノーマリオフ特性が得られる。
さらに、後述するように、組成傾斜の第4層を設けることで、第1にp型不純物のドープ量を抑えることができるので不純物散乱を抑制することができ、第2にキャリア濃度を高くすることができるのでホールの移動が容易になる。さらに、第4層107の近傍にp型不純物を含む第3層106を配置させているので、第4層107に形成される空乏層の広がりを抑制させることができ、第4層内でより下側にまでホールが誘起される。この結果、第4層の平面方向に沿ってより高速・高濃度かつ広範囲にホールが伝播することによって、スイッチング特性を向上させることができると考えられる。
以下、本実施形態に係るHEMTの主な構成要素について説明する。
(第1層及び第2層)
第1層103及び第2層105は窒化物半導体であれば良く、その材料は限定されない。例えば、第1層103をGaNとし、第2層105をAlx2Ga1−x2N(0<x≦1)とすると、GaN層103に於けるAlGaN層105との界面付近に高密度な2次元電子ガスが発生し、チャネル層104を形成することができる。ここで、第2層105は、Al組成率を1つに固定したAlGaN層であることに限定されず、Al組成率が異なる複数のAlGaN層で構成されても良い。
第1層103は、n型不純物が含まれる層又はアンドープ層であることが好ましい。第2層105は、特に限定されないが、アンドープ層であることが好ましい。これより、第1層103及び第2層105をヘテロ接合させる場合でも、容易にチャネル層104を形成することが可能である。一方で、窒化物半導体層は、結晶成長時に窒素抜けなどで、n型となりやすいため、それを補償する程度にp型不純物をドープすることもできる。
ここで、本明細書においてアンドープとは、二次イオン質量分析(SIMS)で不純物濃度が1016/cm未満のものを指す。
第1層103は、2次元電子ガス領域を確保するだけの厚みが必要である一方、厚みが大きすぎると、リークパスが増えてしまい好ましくない。このため、第1層103は、3μm以下の厚みであるのが好ましく、さらに、0.3μm〜1μmがより好ましい。
一方、第2層105は、障壁層として機能し、その厚みは2nm〜20nmが好ましく、さらに3nm〜15nmであるのがより好ましい。
第1層103は、基板101上に設けても良く、あるいは基板101そのものとしても良い。第1層103を基板101上に設ける例として、サファイヤ基板上にバッファー層102を介してGaN層を積層し、このGaN層を第1層103とすることができる。この場合、最終的にサファイヤ基板及びバッファー層の一部または全部を除去することもできる。また、基板101そのものを第1層103とする例として、GaN基板を第1層103とし、GaN基板上に第2層105を設けても良い。基板101は、サファイヤまたはGaNに限定されず、SiC(6H、4H、3Cを含む)、SiまたはAlNなどの材料を用いても良い。
(第3層)
第3層106は、GaNまたはAlx3Ga1−x3N(0<x≦1)を用いることが好ましい。さらに、第3層106にはp型不純物が含まれており、不純物の添加量は、第3層106に存在するIII族原子の個数を基準とする個数比(=不純物の添加個数/第3層に存在するIII族原子の個数)で0.001〜0.03、さらに好ましくは0.006〜0.03とすることができる。
第3層106に含まれるp型不純物としては、本発明の効果を再現性よく効果的に得るためにMgが好ましいが、Zn、Cd、Fe等の他のp型不純物を用いることもできる。また、第3層106に部分的にp型不純物を含ませることもできるが、本発明の効果をより再現性よく容易に得るためには、第3層106の全域に渡ってp型不純物を含ませることが好ましい。
第3層106の膜厚は、5nm〜100nm未満が好ましく、10nm〜60nmがより好ましい。これより、第3層106の結晶成長時に発生する結晶性の悪化を抑制でき、素子特性の低下を防ぐことができる。
(第4層)
第4層107は、下側から上側に向かってバンドギャップエネルギーが小さくなっている。例えば、第4層107の下側から上側に向かってバンドギャップエネルギーを連続的に小さくする構成としたり、バンドギャップエネルギーを段階的に小さくする構成としたりすることができる。さらに、これらを適宜に組み合わせる構成にしても良い。
第4層107は、Alx4Ga1−x4N(0≦x≦1)からなることが好ましい。これにより、Al組成率に対応させてバンドギャップエネルギーの大きさを容易に調節することができる。具体的には、バンドギャップエネルギーを大きくさせたい場合は、Al組成率を大きくすれば良く、一方、バンドギャップエネルギーを小さくさせたい場合は、Al組成率を小さくすれば良い。これより、第4層107を結晶性良く成長させることができるので、再現性よく本発明の効果を奏することができる。
第4層107は、第4層107の最下端(第3層106から近い側)では、Alx4aGa1−x4aNのAl組成率を0<x4a≦1のいずれかの値から選択し、第4層107の最上端(第3層106から遠い側)では、Alx4bGa1−x4bNのAl組成率を0≦x4b<1のいずれかの値から選択し、さらに第4層107の下側から上側に向かってAl組成率を小さくすることによって形成される組成傾斜層であるのが好ましい。例えば、第4層107の最下端をx4a=0.3、最上端をx4b=0とし、上側に向かってAl組成率を0.3から0まで連続的に減少させることで、バンドギャップエネルギーを連続的に小さくする構成が好ましい。また、第4層107のバンドギャップエネルギーを段階的に小さくしても良い。この場合、3以上の層から第4層107を構成することが好ましい。これにより、本発明の効果が再現性良く得られる。
第4層107はアンドープ層であることが好ましいが、スイッチング特性が悪化しない程度にp型不純物がドープされていてもよい。
第4層107の膜厚は、200nm未満、好ましくは10nm以上200nm未満とすることができる。これより、第4層107における結晶性が悪化することなく形成できるため、本発明の効果を高めることができる。
(第5層)
第4層107上には、p型不純物を含む第5層108が設けられ、第5層108には、ゲート電極112が設けられていることが好ましい。これより、ゲート電極112と第5層108とがオーミック接合となるため、接触抵抗が低減することができる。
第5層108は、GaN、Alx5Ga1−x5N(0<x≦1)またはInx6Ga1−x6N(0<x≦1)などを用いることができる。第5層108のp型不純物濃度は、具体的には、その不純物の添加量は、第5層108に存在するIII族原子の個数を基準とする個数比(=不純物の添加個数/第5層に存在するIII族原子の個数)で0.001〜0.03が好ましい。これより、第5層108と電極との接合がオーミック接合となり、接触抵抗を小さくすることができる。
第5層108に含まれるp型不純物としては、本発明の効果を再現性よく効果的に得るためにMgが好ましいが、Zn、Cd、Fe等の他のp型不純物を用いることもできる。また、第5層108に部分的にp型不純物を含ませることもできるが、本発明の効果をより再現性よく容易に得るためには、第5層108の全域に渡ってp型不純物を含ませることが好ましい。
また、第5層108は、第4層107の最上端とバンドギャップエネルギーが実質的に同じであるか、それよりもバンドギャップエネルギーが小さくなるように構成することが好ましい。これより、キャリアが第4層107と第5層108との間をスムーズに移動することができ、本発明の効果をより高めることができる。
第5層108の膜厚は、5nm〜60nmが好ましい。これにより、第5層108の結晶成長時に発生する結晶性の悪化を抑制することができる。
なお、第5層108を設けないで、ゲート電極112を第4層107上に接合することもできる。ただし、ゲート電極112は第4層107よりも第5層108と接合する方が本発明の効果を奏することができるため、第5層108を設け、ゲート電極112が第5層108に接合する構成がより好ましい。
(電極)
ソース電極111及びドレイン電極113は、第5層上に、例えば、Ti/Alで形成される。また、ゲート電極112は、第5層108上に、例えば、Ni/Auで形成される。ここで本明細書において「/」とは、左側の材料及び右側の材料を順に積層することを意味する。
図1では、ソース電極111、ドレイン電極113及びゲート電極112は共通して第5層108上に設けられているが、本発明の構成はこれに限定されない。つまり、ゲート電極112は第5層108上に設け、ソース電極111とドレイン電極113は、HEMT素子100の上面から見てソース電極111とドレイン電極113との間にゲート電極112が配置されるようにして第2層105上に設けても良く、あるいは第1層103及び/または第2層105を平面方向に挟んで対向するように第1層103及び/または第2層105側面に設けても良い。なお、ソース電極111及びドレイン電極113は、半導体層の上面または側面のように1面だけに設けられることに限定されず、半導体層の側面から第2層上面に渡って設けても良い。つまり、ソース電極111及びドレイン電極113はチャネル層104となる第1層103と直接的または間接的に接続されていれば良い。また、ソース電極111及びドレイン電極113は第3〜5層(106〜108)と直接的に接続しないように前述した位置に設けることにより、p型半導体層として機能する第3〜5層(106〜108)を介するソース・ドレイン間のリークを抑制することができる。
なお、第5層108を設けない場合において、ゲート電極112は第4層107上に設けられているのが好ましく、ソース電極111及びドレイン電極113は前述したような位置に設けることができる。
(実施例)
(基板)まず、MOCVD反応炉内にc面サファイヤ基板101を配置し、基板温度101を1160℃まで上昇させ、c面サファイヤ基板101の表面を水素雰囲気中でクリーニングを行った。
(バッファー層)その後、基板温度101を510℃にし、キャリアガスに水素(以下、H)、原料ガスにトリメチルガリウム(以下、TMG)、トリメチルアルミニウム(以下、TMA)及びNHガスを用いて、バッファー層102を成長させた。
(第1層)その後、基板温度101を1110℃にし、キャリアガスにH、原料ガスにTMG及びNHガスを用いて、GaN層103を500nmの膜厚で成長させた。
(第2層)その後、基板温度101を960℃にし、キャリアガスにHおよびN、原料ガスにTMG、TMA及びNHガスを用いて、AlN層/Al0.3Ga0.7N層105を0.9nm/7nmの膜厚で成長させた。
(第3層)その後、基板温度101を870℃にし、キャリアガスにH、原料ガスにTMG及びNHガス、p型不純物ガスにシクロペンタジエチルマグネシウム(以下、CpMg)を用いて、Mg/Gaのモル比0.006でMgが添加されたGaN層106を20nmの膜厚で成長させた。
(第4層)その後、基板温度101を960℃にし、キャリアガスにHとN、原料ガスにTMG、TMA及びNHガスを用いて、Alx4Ga1−x4N組成傾斜層107を10nmの膜厚で成長させた。組成傾斜層107は、最下端の組成をAl0.3Ga0.7N(Al組成率x4a=0.3)、最上端の組成をAl0.09Ga0.91N(Al組成率x4b=0.09)とし、Al組成を直線的に変化させた。このような組成傾斜層107の形成は、TMGの供給量を約8.1μmol/minと一定とし、TMAの供給量を約1.253μmol/minから0.175μmol/minと変化させることにより行った。
(第5層)その後、基板温度101を870℃にし、キャリアガスにH、原料ガスにTMG及びNHガス、p型不純物ガスにCpMgを用いて、Mg/Gaのモル比0.006でMgが添加されたGaN層108を20nmの膜厚で成長させた。
(電極)その後、第5層108の所定の領域に、Ni/Auを10nm/150nm、の順にスパッタ法で堆積し、ゲート電極112を形成する。さらに、Ti/Alを10nm/300nm、の順にスパッタ法で堆積し、ソース電極111及びドレイン電極113を形成した。
また、第4層107の膜厚を前述した10nmだけでなく、25nm、50nm、100nm及び200nmの各値で形成したHEMTを同様に作製した。
(比較例)
AlGaN組成傾斜層107を0nmとする以外は実施例と同様のHEMTを作製する。つまり、図2に示すように、比較例のHEMTは、サファイヤ基板201上にバッファー層202を介して、GaN層203、AlN層/Al0.3Ga0.7N層205、p−GaN層206を順に設ける構成である。ここで、比較例のp−GaN層206は、実施例の第3層106及び第5層108に対応し、その膜厚は実施例の第3層106及び第5層108を足し合わせた値に相当する40nmである。
本実施例に係るHEMTのホール濃度[/cm]を測定したところ、10nm、25nm、50nm、100nm及び200nmの各膜厚において、1018/cm台の値が得られた。一方、比較例におけるホール濃度は、1017/cm台であった。本実施例では、比較例よりホール濃度を1桁増大させることができた。この理由は、第4層107が組成傾斜層であることにより空間電荷が負に帯電する結果、第4層に引き寄せられるホールが増大するためと考えられる。
また、本実施例及び比較例に係るHEMTのソース電極111及びゲート電極112間のシート抵抗[Ω/□]を測定した。図3から、第4層107の膜厚10nm〜200nmの測定した全ての値で、比較例と比べてシート抵抗が約1桁低減したことが分かる。例えば、第4層107の膜厚が100nmの場合で2.53E4Ω/□となり、シート抵抗を最も低減させることができた。これにより優れたスイッチング特性を得ることができる。
100・・・HEMT素子
101・・・基板
102・・・バッファー層
103・・・(第1層)GaN層
104・・・チャネル層
105・・・(第2層)AlN/AlGaN層
106・・・(第3層)p−GaN層
107・・・(第4層)AlGa1−xN組成傾斜層
108・・・(第5層)p−GaN層
111、211・・・ソース電極
112、212・・・ゲート電極
113、213・・・ドレイン電極
201・・・基板
202・・・バッファー層
203・・・GaN層
204・・・チャネル層
205・・・AlN/AlGaN層
206・・・p−GaN層

Claims (3)

  1. 窒化物半導体からなる高電子移動度トランジスタにおいて、
    n型不純物を含むか又はアンドープの第1層と、
    前記第1層上に設けられ、前記第1層よりもバンドギャップエネルギーが大きい第2層と、
    前記第2層上に設けられ、p型不純物を含む第3層と、
    前記第3層上に設けられ、下側から上側に向かってバンドギャップエネルギーが小さくなっている第4層と、を有し、
    前記第1層における前記第2層との界面付近にチャネル層が形成され、
    前記第4層はアンドープ層であることを特徴とする高電子移動度トランジスタ。
  2. 前記第4層は、AlGa1−xN(0≦x≦1)からなることを特徴とする請求項1に記載の高電子移動度トランジスタ。
  3. 前記第4層上には、p型不純物を含む第5層が設けられ、
    前記第5層には、ゲート電極が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の高電子移動度トランジスタ。
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