JP5807585B2 - ワイヤハーネス用のバンドクリップ - Google Patents

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本発明はワイヤハーネス用のバンドクリップに関し、詳しくは、自動車等に配索するワイヤハーネスに取り付けられて車体の取付穴にクリップを挿入係止するバンドクリップにおいて、クリップの係止部を押し込み過ぎても車体パネルとの係止を確保できるようにするものである。
従来、この種のワイヤハーネス用のバンドクリップは種々提案されている。例えば、特開2010−151174号公報で本出願人が提案している図9に示すバンドクリップ100は、締結バンド102を本体103から突設したワイヤハーネス取付部101と、該ワイヤハーネス取付部101と一体成形したクリップ105とからなる。該クリップ105は本体103の外面に突設した皿部110から左右一対の支柱部111A、111Bを突設し、該一対の支柱部111Aと111Bの突出端を連結する架橋部112に、短手方向(幅方向)Yの両側で且つ長手方向Xで左右に位相させて一対の羽根部113A、113Bを基部側の皿部110に向けて折り返し状に突設し、各羽根部113A、113Bの外面にそれぞれ複数段(3段)の係止爪114A、114Bを設けている。また、羽根部113Aと113Bの隣接する内側端同士を連結する中央連結部116を設けている。
前記バンドクリップ100は締結バンド102を図9(C)に示すようにワイヤハーネス120の電線群に巻き付けた後、本体103のバンド貫通穴103aに通し、締結バンド102に設けた係止溝102aにバンド貫通穴103aに突設した係止片を係止してワイヤハーネス120に締結している。ワイヤハーネス120を自動車の車体に沿って配索し、車体パネルPに予め設けている長円状の取付穴Hにクリップ105を挿入し、羽根部113A、113Bを取付穴Hに撓ませて押し込み、係止爪114A、114Bを取付穴Hの長手方向Xの周縁に係止して、取付穴Hに固定している。
前記バンドクリップ100は羽根部113Aと113Bとを薄肉の可撓性を有する中央連結部116で連結しているため、ワイヤハーネス120に短手方向Yの引張力が作用し、羽根部113A、113Bが短手方向の一方側に傾く力が作用しても、中央連結部116による戻し方向の引張力で羽根部の傾きが抑制され、羽根部の係止爪による取付穴への係止力を保持することができる。
特開2010−151174号公報
しかしながら、図10(A)に示すように、前記バンドクリップ100のクリップ105を取付穴Hに押し込む際に、取付穴Hとの位置関係で、羽根部113A、113B(図示では113A)の一方の係止爪114A、114B(図示では114A)が取付穴Hの周縁で押し過ぎてしまう場合がある。この場合、羽根部113A、113Bの中央側端が可撓性を有する中央連結部116で連結されているだけであり、羽根部が当接する支柱等の壁が無いため、図10(B)に示すように、架橋部112との連結部位Zが曲げポイントとなって羽根部113Aが内側へ倒れ込みやすい。該内側への倒れ込みが大きくなると、図10(C)に示す点線位置から実線位置へと塑性変形が発生して係止爪114Aが戻りにくくなる。その結果、車体パネルPの取付穴Hの周縁に係止爪114Aが掛からなくなり、バンドクリップ100を車体パネルPに係止できなくなる可能性がある。
前記問題は係止爪114A、114Bを肉盛りし、係止爪が変形しても取付穴Hの周縁に掛かるようにすれば解決できるが、係止爪を肉盛りすると、取付穴Hへのクリップの挿入力が上がることになり、取り付け作業性が悪くなる問題がある。
本発明は前記した問題に鑑みてなされたもので、バンドクリップのクリップを車体パネルの取付穴に挿入係止する際、係止爪が押され過ぎて内方へ変形しても、挿入力を増大させることなく、取付穴の周縁に係止爪が確実に掛かるようにして、バンドクリップの係止信頼性を高めることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、締結バンドを設けたワイヤハーネス取付部から突設する一対の支柱部の突出端を連結する架橋部に、短手方向の両側で且つ長手方向の左右に位相させて一対の羽根部を前記ワイヤハーネス取付部側の基部側に向けて折り返し状に突設し、各羽根部の外面に係止爪を設け、該係止爪を車体の取付穴の周縁に係止するバンドクリップにおいて、
前記羽根部のワイヤハーネス取付部側の下部に、最下段の前記係止爪の係止面の内端から下方に突出して前記取付穴の内周面と対向させる下部脚部を備え、該下部脚部の外面に下向きに広がる三角形状の傾斜突起を設けると共に、前記下部脚部の内面から前記傾斜突起の上端側に向けて楔状の切を設け、
前記羽根部および係止爪が前記取付穴の周縁で過度に押されて内方へ倒れ込むと前記傾斜突起の傾斜外面が垂直面となる一方、前記傾斜突起が内方へ押されるだけであると前記切欠を閉じて傾斜突起の傾斜外面が垂直となり、該垂直面となる傾斜突起の傾斜外面を前記車体の取付穴の内周面に密接できる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のバンドクリップを提供している。
前記のように、最下段の係止爪の係止面内端から延在する前記下部脚部の外面に傾斜突起を突出しておくと、羽根部全体が取付穴の周縁で内方へ押され過ぎて係止爪が内方へと倒れ込むように塑性変形が発生しても、前記傾斜突起の傾斜外面が垂直面となるため、取付穴の内周面に当接させることができ、該下部脚部の上部に連続する係止爪の係止面を取付穴の周縁に当接させてしっかりと係止することができる。
また、クリップの挿入位置が正常で、羽根部の係止爪が取付穴の内周面で過度に押されない場合には、下部脚部の傾斜突起のみが取付穴の内周面に押されて前記切欠を閉じて、下部脚部の傾斜外面が垂直面となり、取付穴の内周面に当接させることができる。よって、下部脚部の外面に突設した傾斜突起が取付穴の内周面との当接で邪魔になることはなく、クリップを車体パネルの取付穴にガタつき無く係止することができる。
前記傾斜突起は前記下部脚部の外面の全長に設け、最下段の係止爪の係止面内端を上頂点とした直角三角形の形状で、底辺の外方突出端は前記係止爪の外方突出端から外方に突出させず、かつ、
前記下部脚部の上部に内面側から切り込んで形成する前記切欠は、前記係止爪の係止面内端との間に少なくとも0.5mm以上の間隔を残していることが好ましい。
前記一対の羽根部の外面に上下複数段で係止爪を設け、該係止爪は羽根部の外面にV形状の切込みを設けて三角形状の係止爪とし、上段側の係止爪の外方突出量を漸次大とし、前記最下段の係止爪の係止面の内端から前記下部脚部を突設していることが好ましい。
なお、羽根部に設ける係止爪は1段のみでもよく、その場合には、該1段の係止爪が前記最下段の係止爪に相当する。
前記バンドクリップは比較的撓みやすいポリプロピレン等で樹脂成形している。
前記ワイヤハーネス取付部は前記締結バンドを突設した本体部の外面に皿部を突設し、該皿部の底面より前記一対の支柱部を突設し、かつ、前記一対の羽根部は互いに近接内側端で且つ前記皿部側端を中央連結部で連結していることが好ましい。
前記した中央連結部を設けると、クリップに短軸方向の引張力が作用した時にクリップを取付穴から抜き出にくくできる。
前記のように、本発明に係わるバンドクリップは一対の羽根部に設ける係止爪の下端から延在する前記下部脚部の外面に傾斜突起を設けると共に、該下部脚部の上部内面から切欠を設けているため、前記傾斜突起のみが内方へ押されると前記切欠を閉じて傾斜突起の傾斜外面が垂直となり、また、係止爪を含めて羽根部全体が内方へ過度に押されて、内方へ倒れ込む状態となると前記傾斜突起の傾斜外面が垂直面となる。このように、いずれの場合も下部脚部の外面を垂直面として車体パネルの取付穴の内周面に密接させることができる。これにより、クリップを車体パネルの取付穴にガタつきなく安定姿勢で係止できる。
本発明の第1実施形態のバンドクリップの正面図である。 図1のバンドクリップの断面図である。 クリップの係止爪の拡大断面説明図である。 クリップの横断面図である。 (A)は前記バンドクリップをワイヤハーネスに取り付けた状態の正面図、(B)は側面図、(C)は車体の取付穴へのクリップの係止状態を示す図面である。 車体パネルの取付穴にクリップが正規状態で挿入係止される場合を示し、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大断面図である。 車体パネルの取付穴にクリップが位置ずれして挿入係止される場合を示し、(A)は全体断面図、(B)は要部拡大断面図である。 第2実施形態を示し、(A)はクリップの横断面図、(B)はクリップの縦断面図である。 (A)〜(C)は従来例を示す図面である。 (A)〜(C)は従来例の問題点を示す図面である。
以下、本発明の実施形態のバンドクリップを図面を参照して説明する。
図1乃至図7に第1実施形態を示す。
バンドクリップ1はポリプロピレン等の樹脂成形品からなり、ワイヤハーネス取付部2とクリップ3とを一体形成している。
ワイヤハーネス取付部2は、バンド貫通穴5aを設けた四角筒状の本体5と、バンド貫通穴5aの出口側の本体5の下部から突設した締結バンド6を備え、締結バンド6の一面に係止溝6aを鋸歯状に設けている。図5に示すように、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線群Wに巻き付けてバンド貫通穴5aの入口から挿入して貫通し、バンド貫通穴5aの内面より突設した係止片5bを係止溝6aに係止してワイヤハーネスW/Hに固定するようにしている。
クリップ3は前記本体5の外面に外周を湾曲させて突設した皿部10と、該皿部10の底面中央部から突設した左右一対の支柱部11、12と、支柱部11と12の突出端を連結した架橋部13と、該架橋部13の短手方向(幅方向)Yの両側で且つ長手方向Xの左右に位相させて一対の羽根部14、15を皿部10側の基部側に向けて折り返し状に突設している。各羽根部14、15の外面に上下3段に係止爪16(16−1〜16−3)、17(17−1〜17−3)をそれぞれ設けている。
前記各係止爪16、17は羽根部14、15の傾斜した外面をV状に切り欠いて三角形状の係止爪とし、係止爪16(17)の下面を車体パネルPの長円形状の取付穴Hの対向する長辺側の周縁に引っ掛ける係止面としている。上下3段の係止爪16(16−1〜16−3)、17(17−1〜17−3)は上段の一段目の係止爪16−1、17−1の先端が最も外方に突出し、2段目の係止爪16−2、17−2、最下段の3段目の係止爪16−3、17−3と順次突出量を少なくしている。
前記最下段の3段目の係止爪16−3、17−3の係止面16−3s、17−3sの内端から下向きに下部脚部18、19をワイヤハーネス取付部2の皿部10に向けて突設している。
前記下部脚部18、19には、該下部脚部外面に上端となる前記係止面16−3s、17−3sの内端から下部脚部18、19の外面側下端の全長にかけて直角三角形状の傾斜突起20、21を突設している。図3に示すように、傾斜突起20、21の底辺20a、21aの突出端と前記係止面16−3s、17−3sの内端とを結ぶ外面を傾斜外面20b、21bとしている。該傾斜外面20b、21bの下端突出端は係止面16−3s、17−3sの外端より外方へ突出させていない。
また、下部脚部18、19の上部側の内面から楔状の切欠22、23を切り込んで形成している。該切欠22、23の内端と前記係止面16−3s、17−3sの内端とは隙間L2をあけて同一高さ位置に設けている。該隙間L2は0.5mm以上とし、切欠22、23の内端と前記係止面16−3s、17−3sの内端との間で亀裂が発生しないようにしている。
前記下部脚部18、19に設ける傾斜突起20、21と切欠22、23とは、切欠22、23が閉じると、傾斜突起20、21の傾斜外面20b、21bが垂直(前記支柱部11、12の突出方向に平行な面)となるように設定している。
前記左右一対の支柱部11、12は長円形状の取付穴H内において、短辺側にそれぞれ内嵌する断面半円形状としている。該左右一対の支柱部11、12の対向する平坦面からなる内面11a、12aの間に、前記羽根部14、15を配置している。
羽根部14、15は、前記のように、長手方向Xで左右に位相させていると共に、近接する内側縁の間に隙間をあけ、一方の羽根部14は一方の支柱部11に近接させ、他方の羽根部15は他方の支柱部12に近接させている。
前記構成としたバンドクリップ1は図5に示すように、締結バンド6をワイヤハーネスW/Hを構成する電線群Wに巻き付けた後、本体5のバンド貫通穴5aに通し、バンド貫通穴5a内で係止溝6aに係止片を係止してワイヤハーネスW/Hに固定している。
該ワイヤハーネスW/Hを車体の配索経路に沿って配索し、車体パネルPに設けた長円形状の取付穴Hに前記バンドクリップ1のクリップ3を架橋部13側から押し込み、羽根部14、15の係止爪16、17を取付穴Hの内周縁に係止して固定している。
詳細には、本実施形態では、車体パネルPの板厚が薄いため、クリップ3の取付穴Hへの挿入位置の精度が良いと、図5(C)に示すように、最下段の3段目の係止爪16−3が取付穴Hの対向する一方の長辺haの左側に係止し、係止爪17−3が取付穴Hの対向する他方の長辺hbの右側に係止する。また、取付穴Hの左右の短辺側の円弧部の内面に沿って支柱部11、12が内嵌する。
前記したクリップ3の挿入位置が取付穴Hと位置ずれしていない正常な挿入位置であると、図6(A)(B)に示すように、クリップ3の下部脚部18の外面から突出する傾斜突起20が取付穴Hの内周面Hiを内方へと押し込むように作用する。該作用で下部脚部18が内方へ切欠22を閉じていき、傾斜突起20の傾斜外面20bがほぼ垂直面となる。よって、車体パネルPの取付穴Hの内周面Hiはほぼ垂直面となった傾斜外面20bに当接する。かつ、該下部脚部18の上部に連続する係止爪16−3は取付穴Hの内周縁に係止する。クリップ3が車体パネルPにしっかりと係止されることになる。
他方の羽根部15の下部脚部19に設けた傾斜突起21も前記傾斜突起20と同様に、切欠23を閉じて垂直面となり、取付穴Hの内周面に当接する。
一方、クリップ3の挿入位置が取付穴Hと位置ずれしている場合、羽根部14、15のいずれか一方、例えば、図7(A)(B)に示すように、羽根部14の全体が取付穴Hの周縁に強く押され、設定した圧力より押され過ぎとなり、羽根部14が取付穴Hの内方へ倒れ込むようになり、下部脚部18も内方に向けて傾斜する。該傾斜した下部脚部18の外面に設けた傾斜突起20自体も傾斜するため、傾斜外面20bが垂直面となる。よって、車体パネルPの取付穴Hの内周面Hiは垂直面となった傾斜外面20bに当接すると共に、該下部脚部18の上部に連続する係止爪16−3は取付穴Hの内周縁に係止する。これにより、クリップ3が車体パネルPにしっかりと係止できる。
車体パネルPの板厚が比較的厚く、2段目の係止爪16−2、17−2または、上段の1段目の係止爪16−1、17−1を車体パネルPに係止する場合も同様で、下部脚部18、19の傾斜突起20、21の傾斜外面は正常挿入時および位置ずれ挿入時のいずれも垂直面となり、厚さが大となった取付穴Hの内周面に接触させることができ、ガタツキなくクリップ3を取付穴Hに係止できる。
図8(A)(B)に第2実施形態のバンドクリップを示す。
第2実施形態のバンドクリップでは、羽根部14、15の内側端を連結する中央連結部30を設けている。また、羽根部14、15の係止爪は1段とし、これら係止爪16、17の下部に下部脚部18、19を設け、該下部脚部18、19に前記傾斜突起20、21と切欠22、23を設けている。
他の構成および作用効果は第1実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
1 バンドクリップ
2 ワイヤハーネス取付部
3 クリップ
5 本体
6 締結バンド
10 皿部
11、12 支柱部
14、15 羽根部
16(16−1〜16−3)、17(17−1〜17−3) 係止爪
18、19 下部脚部
20、21 傾斜突起
20b、21b 傾斜外面
22、23 切欠
W/H ワイヤハーネス
P 車体パネル
H 取付穴

Claims (3)

  1. 締結バンドを設けたワイヤハーネス取付部から突設する一対の支柱部の突出端を連結する架橋部に、短手方向の両側で且つ長手方向の左右に位相させて一対の羽根部を前記ワイヤハーネス取付部側の基部側に向けて折り返し状に突設し、各羽根部の外面に係止爪を設け、該係止爪を車体の取付穴の周縁に係止するバンドクリップにおいて、
    前記羽根部のワイヤハーネス取付部側の下部に、最下段の前記係止爪の係止面の内端から下方に突出して前記取付穴の内周面と対向させる下部脚部を備え、該下部脚部の外面に下向きに広がる三角形状の傾斜突起を設けると共に、前記下部脚部の内面から前記傾斜突起の上端側に向けて楔状の切を設け、
    前記羽根部および係止爪が前記取付穴の周縁で過度に押されて内方へ倒れ込むと前記傾斜突起の傾斜外面が垂直面となる一方、前記傾斜突起が内方へ押されるだけであると前記切欠を閉じて傾斜突起の傾斜外面が垂直となり、該垂直面となる傾斜突起の傾斜外面を前記車体の取付穴の内周面に密接できる構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のバンドクリップ。
  2. 前記傾斜突起は前記下部脚部の外面の全長に設け、最下段の係止爪の係止面内端を上頂点とした直角三角形の形状で、底辺の外方突出端は前記係止爪の外方突出端から外方に突出させず、かつ、
    前記下部脚部の上部に内面側から切り込んで形成する前記切欠は、前記係止爪の係止面内端との間に少なくとも0.5mm以上の間隔を残している請求項1に記載のワイヤハーネス用のバンドクリップ。
  3. 前記一対の羽根部の外面に上下複数段で係止爪を設け、該係止爪は羽根部の外面にV形状の切込みを設けて三角形状の係止爪とし、上段側の係止爪の外方突出量を漸次大とし、前記最下段の係止爪の係止面の内端から前記下部脚部を突設している請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用のバンドクリップ。
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