JP5806740B2 - 救命担架 - Google Patents

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Description

本発明は、振動を低減する救命担架に関する。
救命担架は、患者を、身体的外傷の地点から治療施設まで、固定し輸送するために使用することができる。その様な輸送には、多様な輸送手段(例えば、人、自動車、航空機、ヘリコプター、など)が関わり、それら輸送手段のそれぞれは様々な力を救命担架へ加える可能性がある。例えば、救急車で移動中の救命担架は、第1の周波数範囲の一定振動を被ることであろう。次いで、救命担架がヘリコプターに載せられると、第1の周波数範囲と完全に又は部分的に違う第2の周波数範囲の一定振動を被ることであろう。複数の異なった外部発生源からのこれらの様々な周波数範囲の振動は、マットレスに固定された患者の快適性を或いは健康さえも損ないかねない。また、輸送手段各々に異なった物理的制約のせいで、救命担架はその寸法と特徴が制限される場合が多い。これらの制限により、更には、例えば患者に自身の体位を調節させる余裕が無いなら、患者の改善が妨げられることになろう。或いは又は加えて、これらの制限により、医療器材を患者近くの容易にアクセスできる場所に保管することが妨げられることもあろう。
従って、振動を低減させ患者ケアを向上させるための代わりの救命担架の必要性が存在している。
1つの実施形態では、救命担架は、マットレスフレームへ接続されたマットレスを含んでいるベッド組立体と、マットレスフレームへ接続されていてマットレスフレームを支持しているシャーシ組立体であって、救命担架を輸送車両へ固定する働きをするシャーシ組立体と、救命担架の周りに配置されていて複数の周波数の振動を低減する働きをするものとされる振動減衰部と、を含んでいる。複数の振動減衰部は、第1振動発生源からの第1周波数範囲の振動を低減する働きをするものとされる第1振動減衰部と、第2振動発生源からの第2周波数範囲の振動を低減する働きをするものとされる第2振動減衰部と、を含んでおり、ここに第1周波数範囲は第2周波数範囲とは異なるものとされている。
別の実施形態では、救命担架は、マットレスフレームへ接続されたベッド組立体と、マットレスフレームへ接続されていてマットレスフレームを支持しているシャーシ組立体と、を含んでいる。シャーシ組立体は、第1下水平管へ第1の複数の垂直シャーシ支持部によって接続されている第1上水平管と、第2下水平管へ第2の複数の垂直シャーシ支持部によって接続されている第2上水平管と、を含んでいてもよく、第1上水平管及び第1下水平管は、第2上水平管及び第2下水平管へ、複数の横木によって接続されている。救命担架は、更に、シャーシ組立体とマットレスフレームの間の複数のマットレスフレーム接続部に配置されている複数の振動減衰部を含んでいてもよい。複数の振動減衰部は、複数の周波数の振動を低減する働きをするものとされている。
ここに説明されている実施形態によって提供されているこれらの追加の特徴は、次に続く詳細な説明を図面と関連付けて考察することでより深く理解されることであろう。
図面に示されている実施形態は、本質的に、説明を目的とするものであって例示であり、特許請求の範囲によって定義されている主題を限定しようとするものではない。次に続く例示的な実施形態の詳細な説明は、以下の図面と関連付けて読まれれば理解されることであり、図面中、同様の構造は同様の符号で表示されている。
ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態による救命組立体を描いている側面図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態による救命組立体を描いている上方斜視図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態による、シャーシ組立体へ接続されていてシャーシ組立体によって支持されているマットレスフレームを描いている上方斜視図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態によるマットレスを描いている上方斜視図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態による折り畳み式車輪付き簡易寝台へ固定されている救命組立体を描いている側面図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態によるシャーシ組立体を描いている上方斜視図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態によるシャーシ組立体支持部を備えている振動減衰部を描いている。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態による把持部組立体を備えている振動減衰部の分解図である。 ここに示され説明されている1つ又はそれ以上の実施形態による可動式支柱のためのゴムブッシングを備えている振動減衰部を描いている。
図1は、救命担架の1つの実施形態を全体的に描いている。救命担架は、概して、シャーシ組立体によって支持されているベッド組立体を備えている。救命担架は、更に、マットレスに載せられている患者を外的発生源からの振動から隔離するのに役立つ、救命担架の周りに配置された複数の振動減衰部を備えている。患者に感じ取られる前に減衰させる周波数範囲を最大化するために、様々な振動減衰部はそれぞれ異なった振動周波数へ合わされていてもよい。救命担架は、更に、調節可能なマットレスフレーム及び/又は自在取付ブラケットの設けられたシャーシ組立体内の保管区域の様な、患者の安全と快適性を高める様々な他の特徴を備えることができる。ここでは、救命担架の様々な実施形態を詳細に説明してゆく。
これより図1及び図2を参照すると、救命担架10の1つの実施形態が描かれている。救命担架10は、概して、シャーシ組立体30へ接続されていてシャーシ組立体30によって支持されているベッド組立体20を備えていてもよい。1つの実施形態では、ベッド組立体20は、マットレスフレーム25によって支持されているマットレス26を備えていてもよい。マットレス26は、発泡体、ゴム、布、又は他の詰め物の様な、任意の材料を、単独で又は組み合わせて、備えていてもよく、その上へ個体が配置されることになる。例えば、1つの実施形態では、マットレス26は、空気マットレスを備えていてもよく、その場合、マットレス26は、その上に配置された個体の様々な部分を個々に支持することができる1つ又はそれ以上の空気袋を備えている。別の実施形態では、マットレス26は複数の部分26a、26b、26c、及び26dを備えていて、複数の部分26a、26b、26c、及び26dのそれぞれの位置を互いに対して個別に調節できるようになっていてもよい(ここで理解されてゆくであろうが、マットレスフレーム25が複数の部分25a、25b、25c、及び25dを備えている場合も同様である)。マットレス26は、マットレスフレーム25へ、クリップ、ベルト、ベルクロ、又は何れかの他の実施可能な接続を使用して締結することができるであろう。更に別の実施形態では、患者をマットレス26へ固定するのに使用される1つ又はそれ以上のハーネスは、ここで追って理解されてゆくであろうが、更にマットレス26をマットレスフレーム25へ固定する役目を果たしていてもよい。
マットレスフレーム25は、マットレス26を支持すると共にシャーシ組立体30へ接続する働きをする何れの構造を備えていてもよい。例えば、マットレスフレーム25は、途切れなく中実であるか又は1つ又はそれ以上のギャプを含んでいるかの何れかである複数の平坦表面部分25a、25b、25c、及び25dを備えることができる。1つの特定の実施形態では、図3に最も明瞭に示されている様に、マットレスフレーム25は、マットレスフレーム25の外周を廻って延びている外管27を備えていてもよい。支持材料28は、それが複数の平坦な表面部分25a、26b、26c、及び25dのそれぞれを構成するように外管27(図示)の中央領域内に配置されるようにして外管27へ固定されていてもよい。支持材料28は、何れかのプラスチック、メッシュ、木材、又はマットレスと患者の両方を支持するに足る他の材料、を備えることができる。更に別の実施形態では、マットレスフレーム25は、マットレス26とマットレスフレーム25が永久的に接続されているように、マットレス26と一体であってもよい。例えば、マットレス26は、マットレスフレーム25がマットレス26と一体となるようにシャーシ組立体30へ接続する働きをする内側のマットレスフレーム25を備えていてもよい。マットレス26とマットレスフレーム25は、マットレス26がマットレスフレーム25上に支持されてその上に配置された患者を支えられるようにする何れの長さLと幅Wを備えていてもよい。例えば、1つの実施形態では、マットレス26とマットレスフレーム25は、マットレスフレーム25上に配置されたマットレス26の寸法がそれに隣接する周囲のものに干渉しないように、その意図された用途(例えば、民間使用、軍事使用、航空機、地上車両、など)と実質的に均一な寸法を備えていてもよい。1つの実施形態では、各種マットレス26及び/又は各種マットレスフレーム25は、個々のマットレス26を個々のマットレスフレーム25に対しそれらの特定の物理的特性に基づいて選択できるようにしたモジュール使用向けに利用できるようになっていてもよい。
図1−図4を参照して、ベッド組立体20は、上体部分21と下体部分22を備えていてもよい。上体部分21は、ベッド組立体20の、患者の上体(即ち、腰より上方の身体の部分)を支持する部分とされる。下体部分22は、ベッド組立体20の、患者の下体(即ち、患者の脚部)を支持する部分とされる。図1−図4に示されている様な1つの例示としての実施形態では、上体部分21及び/又は下体部分22は調節可能であってもよい。ここでの使用に際し、「調節可能」とは、ベッド組立体20上に配置されたときの患者の上体及び/又は下体を身体の残り部分に対して昇降させることができることを意味する。例えば、図1−図2に最も明瞭に示されている様に、調節可能な上体部分21は、患者の頭部が胸部より高い位置になるように可動式支柱60を介して起こすことができる。更に、調節可能な下体部分22は、同様に、患者の足部が胴体部に対して高い位置になるように起こすことができる。調節可能な上体部分21と調節可能な下体部分22は、更に、患者の体位を変える何れの代わりの構成で調節可能になっていてもよいものと理解されたい。
図1、図2、及び図4を参照して、ベッド組立体20は、更に、患者をマットレス26に解放可能に拘束する1つ又はそれ以上の安全拘束具70を備えていてもよい。安全拘束具70は、マットレス26に横たわる患者の周りに巻き付くことができて患者のベッド組立体20から離れる運動を制限するよう調節可能に締めることのできる、様々なハーネス類及びベルト類の何れの組合せを備えていてもよい。1つの実施形態では、ベッド組立体20は、患者の胴体上部を固定する働きをする胴体上部ハーネス71を備えていてもよい。例えば、図2に最も明瞭に示されている様に、胴体上部ハーネス71は、肩部ストラップと胸部ストラップの両方を備えていてもよい。ベッド組立体20の上体部分21は、患者の頭部と頚部が2つの肩部ストラップの間に配置されるように胴体上部ハーネス71の肩ストラップを受け入れるスリットを備えていてもよい。胴体上部ハーネス71は、更に、中間部ベルト72へ、1つ又はそれ以上のクリップ73を介して接続されていてもよく、そうすれば患者が突発的な運動(例えば急な加速又は減速など)のせいで頭部側からベッド組立体20を滑り落ちることが制限される。別の実施形態では、図1及び図2に示されている様に、安全拘束具70は、更に、1つ又はそれ以上の脚部ベルト74、75を備えていてもよい。脚部ベルト74、75は、患者の身体の上を渡して身体へ固定することによって、患者の脚部をベッド組立体20へ固定する働きをするものとされている。脚ベルト74、75並びに安全拘束具70の残りの部分もまた、患者を固定する働きをする何れの型式の安全拘束具を備えていてもよい。1つの実施形態では、第1脚部ベルト74は、輸送事故によって生じる可能性のある過大な力に持ちこたえることのできるベルト(例えば航空用途で使用されているベルトなど)を備えていてもよい。第2脚部ベルト75は、より快適な脚部ベルトであって、快適性の改善された状態で患者の脚部を固定することができるが但し頑丈なベルトと同じ量の力には耐えることのできないベルト、を備えていてもよい。また、安全拘束具は、ベッド組立体20へ定着されていてもよいし、又はベッド組立体から取り外し可能であってもよい。例えば、定着式のベルトは、マットレス26へ縫い込まれていてもよいし、マットレスフレーム25へ固定されていてもよいし、又はそれ以外のやり方でベッド組立体20へ接続されていてもよい。取り外し式のベルトは、単にマットレス26又はベッド組立体20全体の周りに巻き付けて、クリップ留めされたときに限ってマットレス26(及び患者)へ固定された状態になるものであってもよい。患者がベッド組立体20へ解放可能に固定された状態になるように、更に、何れの他の構成の安全拘束具70が、ベッド組立体20上へ又はベッド組立体20と関連して、実施されていてもよいものと理解されたい。
上述の様に、ベッド組立体20は、救命担架10のシャーシ組立体30へ接続していて、シャーシ組立体によって支持されている。次に図1−図3を参照して、シャーシ組立体30は、ベッド組立体20を接続及び支持しなお且つ輸送車両(例えば、救急車、ヘリコプター、航空機、トラック、など)との固定を可能にする何れの構造又は骨組みを備えていてもよい。図1−図3に示されている様な1つの実施形態では、シャーシ組立体30は、第1下水平管32へ第1の複数の垂直シャーシ支持部40によって接続されている第1上水平管31を備え、更に、第2下水平管34へ第2の複数の垂直シャーシ支持部(図示せず)によって接続されている第2上水平管33を備えることができる。第1管セット(即ち、第1上水平管31と第1下水平管32)は、第2管セット(即ち、第2上水平管33と第2下水平管34)へ、複数の横木36によって接続することができる。1つの実施形態では、第1管セットと第2管セットは、全て、共通の長さLを共有していてもよい。共通の長さLは、ベッド組立体を接続し支持することのできる何れの長さLを備えることもでき、例えばベッド組立体20の長さ或いはベッド組立体20より短い又は長い長さなどを備えることができる。別の実施形態では、第1上水平管31及び第2上水平管33は、第1下水平管32及び第2下水平管34とは異なった長さLを備えていてもよい。個々の上下水平管31、32、33、及び34の長さLは、ベッド組立体20を接続し支持することのできる何れの長さを備えていてもよいものと理解されたい。
複数の横木36は、第1管セット31、32を第2管セット33、34からベッド組立体20の幅と実質的に同じ距離だけ離隔することができる。1つの例示としての実施形態では、複数の横木36は、ベッド組立体20全体が第1管セット31、32と第2管セット33、34の間に配置されるように、ベッド組立体20より広い幅Wを有していてもよい。別の実施形態では、複数の横木36は、ベッド組立体20の一部分が第1管セット31、32及び/又は第2管セット33、34の上から張り出すように、ベッド組立体20の幅Wより狭い幅Wを有していてもよい。更に別の実施形態では、複数の横木36は、様々なフレームのベッド組立体20に対応するべく調節可能であってもよい。例えば、その様な実施形態では、複数の横木36は、幅方向Wに伸縮することのできる入れ子式部材を備えていてもよい。更に、シャーシ組立体30は、例えば1つ、3つ、又は5つの様な、何れの数の複数の横木36を備えていてもよい。複数の横木36は、シャーシ組立体の周りに対称又は非対称のどちらのやり方で分散されていてもよく、従って、複数の横木36はベッド組立体20の周りに均等に分散されていることもあれば、或いは選択的に分散されていることもあろう。
以上に論じられている様に、1つの例示としての実施形態では、救命担架10のシャーシ組立体30は、1つ又はそれ以上の垂直シャーシ支持部40を備えていてもよい。垂直シャーシ支持部は、シャーシ組立体30の2つ又はそれ以上の構成要素を接続する何れの筋交い、トラス、又は類似物、を備えていてもよい。例えば、(図1−図3に示されている)1つの実施形態では、垂直シャーシ支持部40は、第1上水平管31を第1下水平管32へ接続することができる。別の実施形態では、垂直シャーシ支持部40は、第2上水平管33を第2下水平管34へ接続することができる。更に別の実施形態では、垂直シャーシ支持部40は、第1上水平管31、第1下水平管32、第2下水平管33、及び第2下水平管34を含め、シャーシ組立体30の他の複数の構成要素を接続することができる。垂直シャーシ支持部40は、シャーシ組立体30と同じ材料、シャーシ組立体30とは異なった材料、又はそれらの組合せ、を備えていてもよい。更に、垂直シャーシ支持部40は、シャーシ組立体30と垂直シャーシ支持部40が基本的に一体品を備えるように、シャーシ組立体30と一体であってもよいし、又は代わりに、垂直シャーシ支持部40は、シャーシ組立体30へ、クランプ、ボルト、ねじ、ピン、又は類似物、を介して接続されている別体品を備えていてもよい。シャーシ組立体30は、何れの数の垂直シャーシ支持部40を備えることもでき、垂直シャーシ支持部40は、シャーシ組立体の周りに何れの構成に配置されていてもよい。例えば、図1及び図2に示されている様な1つの実施形態では、シャーシ組立体全体で垂直シャーシ支持部が合計4つの場合について、シャーシ組立体30は、シャーシ組立体30の各側に2つの垂直シャーシ支持部40を備えることができる。具体的には、2つの垂直シャーシ支持部40は第1上水平管31と第1下水平管32を接続することができ、もう2つの垂直シャーシ支持部40は第2上水平管33を第2下水平管34へ接続することができる。その様な実施形態では、垂直シャーシ支持部40は、患者がベッド組立体20のマットレス26上に配置されたときの第1上水平管31と第2上水平管33の屈曲を防止することであろう。
図1に示されている1つの特定の実施形態では、第1上水平管31を第1下水平管32へ、及び/又は第2上水平管33を第2下水平管34へ、接続している1つ又はそれ以上の垂直シャーシ支持部40は、全て、共通の高さを備えるものとすることができる。これによって、共通の高さ分だけ、第1上水平管31を第1下水平管32から離隔させ、第2上水平管33を第2下水平管34から離隔させることが可能となる。その結果、シャーシ組立体30は、ベッド組立体20の直下に、様々な医療器材(即ち、救命担架10上に配置された患者のケアを支援するものとされる他の用具類や供給品類)を保管するのに使用できる保管区域90を備えることができる。その様な医療器材には、例えば、ガスタンク、患者モニター、及び/又は医療用ポンプ、が含まれることであろう。
1つの特定の実施形態では、救命担架10は、規格化された取付軌道35を備えていてもよい。規格化された取付軌道35は、第1上水平管31を第1下水平管32へ、及び/又は第2上水平管33を第2下水平管34と、接続すると同時に、規格化された相補的な取付ピンを含んでいる各種医療器材を支持する働きをするものとされている。例えば、規格化された取付軌道35は、規格化された取付軌道35に相補である規格化された取付ピンを受け入れることのできる何れの軌道又は取付面を備えていてもよい。取付ピンは、様々な個品を規格化された取付軌道35に沿って差し替えできるように、多種多様な医療器材へ固定されていてもよい。それに関し、相補的な取付部品は、様々な医療器材へ、それら医療器材をシャーシ組立体30の保管区域90に入れ替え可能に保管できるように接続されていてもよい。
上述の様に、ベッド組立体20は、シャーシ組立体30へ接続することができる。1つの実施形態では、ベッド組立体20のマットレスフレーム25は、シャーシ組立体30へ、1つ又はそれ以上のマットレスフレーム接続部を介して接続していてもよい。加えて、最終的にベッド組立体20のマットレス26をシャーシ組立体30に対して固定するのに、ベッド組立体20とシャーシ組立体30の間の何れの型式のマットレスフレーム接続部が実施されていてもよい。例えば、図2に示されている様に、1つの実施形態では、マットレスフレーム25の外管27の1つ又はそれ以上の場所が、シャーシ組立体の1つ又はそれ以上の構成要素(例えば、第1上水平管31、第1下水平管32、第2上水平管33、第2下水平管34、又は複数の横木36の1つ)へ、直接又間接のどちらのやり方で接続されていてもよい。接続は、ブラケット、ねじ、ボルト、クランプ、又はマットレスフレーム25をシャーシ組立体30へ定着式に固定する働きをする何れの他の類似の装置、によって円滑化することができる。1つの特定の実施形態では、1つ又はそれ以上の可動式支柱60が、マットレスフレーム25の一部をシャーシ組立体30の一部へ、例えばマットレスフレーム25の外管27をシャーシ組立体30の複数の横木36の1つへ接続するなどにより、相互接続していてもよい。別の特定の実施形態では、複数の安全拘束具の1つ又はそれ以上がシャーシ組立体30へ(中間部ベルト72の様に)接続していて、安全拘束具が使用時にベッド組立体20をシャーシ組立体30へ更に固定するようになっていてもよい。
1つの実施形態では、救命担架10は、複数の把持部55を備えていてもよい。複数の把持部55は、救命担架10の持ち上げ又は輸送を可能にする、救命担架10の何らかの延長部を備えていてもよい。図2に最も明瞭に示されている様に、1つの例示としての救命担架10は、シャーシ組立体30の4つの角のそれぞれに配置された4つの把持部55を備えるものである。把持部55は、救命担架10の各側1人が救命担架10を持ち上げ新しい場所へ輸送できるようにする。次に図1−図3及び図6を参照して、1つの例示としての実施形態では、救命担架は、それぞれに折り畳み可能な複数の把持部組立体50を備えていてもよい。例えば、把持部組立体50は、(図1−図3に示されている)伸展位置と(図6に示されている)折り畳み位置の間で移行するものであってもよい。折り畳み位置にある間、複数の把持部組立体50はシャーシ組立体30の方へ折り曲げられるか、引っ込められるか、又はそれ以外のやり方で畳み込まれ、シャーシ組立体30全体の長さLを減少させている。把持部組立体50は、それにより、シャーシ組立体30及び救命担架10全体をより制限された空間に保管できるようにする。把持部組立体50は、何れの実施可能な機構によって折り畳み可能にされていてもよい。例えば、1つの実施形態では、複数の把持部組立体50のそれぞれは、把持部を伸展位置と折り畳み位置の間で回転させることのできる蝶番に沿ってシャーシ組立体30へ接続されていてもよい。その様な実施形態では、取り外し可能なピン又は類似物が把持部を所定位置へロックする働きをしていてもよい。
次に図1−図3を参照して、救命担架10は、更に、地面の上に配置された場合に救命担架10を立てるための複数の足部39を備えていてもよい。例えば、1つの実施形態では、複数の足部39は、シャーシ組立体30の第1下水平管32及び第2下水平管34の周りに配置されている下側の脚部又は突起であってもよい。その様な実施形態では、第1下水平管32、第2下水平管34、及びシャーシ組立体30の残り部分が、地面から離れたより高くなった位置に保たれるように、複数の足部39は、地面と直接接触させることになる延長部を備えていてもよい。複数の足部39は、その結果、シャーシ組立体30の1つ又はそれ以上の個々の構成要素を直接に擦ったりそれ以外に傷つけたりすることなしに救命担架10を地面の上へ配置させられる。1つの実施形態では、複数の足部39は、(以上に論じられている折り畳み式の把持部と同様)伸展位置と折り畳み位置の間で移行することができるように、折り畳まれるか又はスイベル回転するようになっていてもよい。別の実施形態では、複数の足部39は、更に、救命担架10を様々な輸送用の車両へ固定するのを支援する働きをしていてもよい。例えば、複数の足部39は、複数の足部を車両へ接続又は固定して救命担架10をその場に保持できるように、シャーシ組立体30へ固定されていてもよい。その様な実施形態では、足部は、車両と救命担架10の間の解放可能な固定を提供するように所定場所に、ストラップ固定されてもよいし、クランプ固定されてもよいし、ロックされてもよいし、又はそれ以外のやり方で定着されてもよい。
次に図5を参照して、別の実施形態では、救命担架10は、折り畳み式担架輸送組立体80によって解放可能に支持されるものである。折り畳み式担架輸送組立体80は、概して、救命担架の支援式移動を可能にする車輪付き折り畳み式構造を備えていてもよい。具体的には、折り畳み式担架輸送組立体80は、(図5に示されている)より大きな高さHを提供する伸展位置と(救急車又は類似の車両内に配置される場合に要求される)より低い高さHを提供する折り畳み位置の間で移行することができる。折り畳み式担架輸送組立体80は、概して、折り畳み式脚部82へ接続されている支持フレーム81を備えていてもよい。支持フレームは、救命担架10を解放可能に固定する働きをする何れの構造を備えていてもよい。例えば、折り畳み式担架輸送組立体80の支持フレーム81は、足部39、第1下水平管32、第2下水平管34、又はシャーシ組立体30の何れか他の部分、に係合していてもよい。折り畳み式脚部は、折り畳み式担架輸送組立体80の高さの増加した(図5に示されている)伸展位置と折り畳み式担架輸送組立体80の高さの減少した折り畳み位置の間で移行することのできる1つ又はそれ以上の脚部を備えていてもよい。図5に示されている様な1つの実施形態では、折り畳み式脚部82は、折り畳み式脚部82が中央ピン周りに枢動して伸展したり折り畳まれたりする鋏構成を備えていてもよい。別の実施形態では、折り畳み式脚部82は、内部に引っ込めて折り畳むことのできる入れ子式の脚部を備えていてもよい。何れの他の折り畳み式構成が追加的又は代替的に使用されてもよいものと理解されたい。引き続き図5を参照して、折り畳み式担架輸送組立体80は、更に、折り畳み式担架輸送組立体80の地面の上での支援式移動が可能になるように折り畳み式脚部82の基部に複数の底車輪84を備えていてもよい。別の実施形態では、折り畳み式担架輸送組立体80は、折り畳み式担架輸送組立体80の車両への搬入及び搬出を支援することのできる1つ又はそれ以上の前車輪83を追加的に備えていてもよい。折り畳み式担架輸送組立体80は、シャーシ組立体30又は救命担架10の何れの他の部分へ、スナップ、ストラップ、バックル、クリップ、又は類似物の様な、何れの解放可能な接続を通して接続されていてもよい。図5に示されている様な1つの特定の実施形態では、支持フレーム81は、シャーシ組立体30の複数の足部39を解放可能に受け入れる働きをする複数の固定把持部81’を備えるものとされている。折り畳み式担架輸送組立体80は、その上に配置された救命担架10の支持及び/又は輸送を支援する何れの他の追加的又は代替的な特徴を備えていてもよい。
次に図1−図4を参照して、救命担架10は、更に、マットレス上に配置された患者に感じ取られる外的発生源からの振動を低減する働きをする複数の振動減衰部を備えていてもよい。外的発生源からの振動には、例えば、救命担架10が配置されている輸送車両(例えば、自動車、航空機、ヘリコプター、など)の運動によって引き起こされる振動、ここで追って理解されるであろうが救命担架を折り畳み式担架輸送組立体80に載せて輸送する際に被る振動、救命担架10に密に近接している重器材からの振動、又は救命担架10を通して患者へ伝わり得るその他の振動、が含まれるであろう。その様な振動は様々な変化に富む周波数を保有していることであり、その結果、救命担架10は、複数の発生源又は他の動的条件に起因する複数の周波数の振動に曝されることになる。例えば、救命担架が、事故現場から医療施設へ輸送される際に、トラック、救急車、ヘリコプター、及び/又は航空機、を乗り継いで移送される場合、それぞれの輸送モードが救命担架へ異なった周波数の振動を与えることであろう。その様な振動の周波数範囲には、例えば、約1750ヘルツ(Hz)から約1850Hz、約450Hzから約550Hz、及び/又は約30Hzから約70Hz、が含まれることであろう。
救命担架10の上又は周りの複数の振動減衰部は、従って、異なった周波数範囲の振動を低減する能力のある多数の異なった振動減衰部を備えることができる。具体的には、第1振動減衰部(例えば垂直シャーシ支持部40の1つ又はそれ以上など)が第1振動発生源(例えばトラックなど)からの第1周波数範囲(例えば約1750hzから約1850hzなど)の振動を低減する働きをし、第2振動減衰部(例えば把持部55の1つ又はそれ以上など)が第2振動発生源(例えば航空機など)からの第2周波数範囲(例えば約450hzから約550hzなど)の振動を低減する働きをし、第3振動減衰部(例えば足部39の1つ又はそれ以上など)が第3振動発生源(例えばヘリコプターなど)からの第3周波数範囲(例えば約30hzから約70hzなど)の振動を低減する働きをしていてもよい。振動減衰部は、救命担架10の上記要素の何れか又は全てを備えることもできるし、又は救命担架への追加の要素を備えていて、それら要素が或る特定の周波数範囲の振動を低減する働きをしていてもよい。
次に図1−図3及び図7を参照して、1つの実施形態では、複数の振動減衰部の1つは、1つ又はそれ以上の垂直シャーシ支持部40(即ち、シャーシ組立体30の2つ又はそれ以上の構成要素を接続している筋交い、トラス、又は類似の構造物)を備えていてもよい。例えば、シャーシ支持部40がロッドを備えている場合、ロッドをゴムスリーブで囲んで、そうでなければロッドを通過するはずの振動を吸収及び減衰させるようにしてもよい。シャーシ支持部が管を備えている場合、管はその内部に振動を吸収及び減衰させるゴムインサートを備えていてもよい。更に別の実施形態では、シャーシ支持部40は、それ自体単独でゴム材料から成っていてもよい。また更に別の実施形態では、シャーシ支持部40とそれに隣接するシャーシ組立体構成要素(例えば、第1上水平管31及び第1下水平管32)の間の接続継手43、44が1つ又はそれ以上のゴム要素を備え、シャーシ支持部40と隣接のシャーシ組立体構成要素を互いに直接触れ合わさず、むしろそれらの間を通過する振動を減衰させるゴム接続部を介して互いに係合させていてもよい。例えば、継手43、44がボルトを備えている場合、継手43、44は、更に、シャーシ支持部40と隣接のシャーシ構成要素の間に配置されているゴムワッシャを備えていてもよい。継手43、44がシャーシ支持部40の周囲を廻って固定するクラスプを備えている場合、クラスプはゴムで裏打ちされていてもよい。シャーシ支持部40が隣接するシャーシ構成要素の中へ挿入されている場合、シャーシ支持部40は、シャーシ支持部40を隣接のシャーシ構成要素から分離するゴムスリーブを備えていてもよい。シャーシ支持部40を通過するはずの振動を減衰させるのに、何れの他の構成が追加的に又は代替的に実現されてもよいものと理解されたい。
以上に論じられている様に、垂直シャーシ支持部40は、シャーシ組立体30に追加の強度を提供するために、継手43、44によって接続されている水平支持体45と垂直支持体41、42の組合せを備えていてもよい。シャーシ支持部40が振動減衰部としての役目を果たしている実施形態では、垂直支持体41、42は、シャーシ組立体30(及びひいては救命担架10)が被る実質的に垂直方向の振動を低減するためにゴムの様な振動減衰材料を備えていてもよい。シャーシ支持部40が振動減衰部を備えている別の実施形態では、水平支持体45は、代替的又は追加的に、シャーシ組立体30(及びひいては救命担架10)が被る実質的に水平方向の振動を低減するために振動減衰材料を備えていてもよい。シャーシ支持部40が振動減衰部を備えている更に別の実施形態では、継手43、44(水平支持体45及び垂直支持体41を互いへ及びシャーシ組立体30へ接続)は、様々な方向からの振動を低減するために振動減衰材料を備えていてもよい。その様な実施形態では、シャーシ組立体30は、1つの振動減衰部を備える単一のシャーシ支持部を備えていてもよいし、又は複数の振動減衰部を備える複数の振動支持部を備えていてもよい。
次に図1−図3及び図8を参照して、別の実施形態では、複数の振動減衰部の1つは、救命担架10側の1つ又はそれ以上の把持部55を備えていてもよい。例えば、1つの特定の実施形態では、把持部組立体50の1つ又はそれ以上は、概して、接続端51、プラグ52、コア53、絶縁体54、及び把持部55、を備えていてもよい。接続端51は、把持部組立体50全体を救命担架10へ物理的に接続する、シャーシ組立体30と一体であるか又はシャーシ組立体30へ取り付けられている構造を備えていてもよい。プラグ52は、接続端51の中へ挿入でき、コア53がプラグ52の上を滑動できるように接続端から外へ延び、接続端51から持ち手を延ばすための土台を提供していてもよい。絶縁体54は、把持部組立体50全体に対する振動減衰を提供するようにコア53の上を滑動することができ、次いで把持部55がコア53及び/又は絶縁体54へ接続している。絶縁体54は、振動を減衰させ、それにより、振動が把持部55から接続端51へ(及びひいては救命担架10へ)進んでゆくのを抑制する何れの材料を備えていてもよい。例えば、絶縁体54は、ゴム、発泡体、布、ゲル、又は振動を低減する働きをする何れの他の材料を備えていてもよい。別の実施形態では、把持部組立体50の他の構成要素(例えば、接続端51、プラグ52、コア53、及び把持部55)の1つ又はそれ以上は、同様に、振動を減衰させる何れかの材料を備えていてもよい。把持部55が救命担架10と一体になった単体である場合の様な更に別の実施形態では、把持部55は、救命担架10を動かすための構造的支持を提供すると同時に振動減衰部も提供するように、比較的剛性のある振動低減材料(例えば比較的硬質のゴムなど)を備えていてもよい。
把持部組立体50が(図1−図3に示されている)伸展位置と(図6に示されている)折り畳み位置の間で折り畳み可能である別の実施形態では、把持部組立体50は、折り畳み位置に入ったら振動減衰部を構成するようになっていてもよい。例えば、把持部組立体50が折り畳み位置にあるとき、伸展位置にあったなら把持部を通過したはずの振動は、折り畳まれた構成のせいで、もはやベッド組立体20へ通過してゆくことはないであろう。加えて、把持部組立体50が折り畳み位置に配置されていることで、外部振動発生源と救命担架の間の接触の可能性のある場所が限定されることにより、把持部を介して救命担架に関与する外部からの振動はより少なくなろう。
次に図1−図3及び図9を参照して、ベッド組立体20が、ベッド組立体20の調節可能な上体部分21をシャーシ組立体30の複数の横木36の1つへ接続している1つ又はそれ以上の可動式支柱60を介して、調節可能である様な更に別の実施形態では、複数の振動減衰部は、可動式支柱60が調節可能な上体部分21へ接続している所と可動式支柱60が複数の横木36の1つへ接続している所に配置されていてもよい。別の実施形態では、複数の振動減衰部は、患者の一部分だけに特定の振動周波数範囲の振動減衰を提供するように、調節可能な上体21部分か又は調節可能な下体部分22かのどちらかの周りに配置されてもよい。更に別の実施形態では、複数の振動減衰部の1つは、シャーシ組立体30とマットレスフレーム25の間の可動式支柱60へ接続されているブッシング61を備えていてもよい。図7に最も明瞭に示されている様に、可動式支柱60は、それぞれ、概して、ブッシング61へ接続されている持上棒62を備えていてもよい。ブッシング61はシャーシ組立体30の複数の横木36の1つへ接続されており、一方、持上棒62はベッド組立体20へ接続されている。持上棒62は、長さが伸びてゆくとベッド組立体20の一部分を(図2に示されている様に)起こすように、伸展可能であってもよい。ブッシング61は、それに関して、横木36又は持上棒62を通って進む振動を低減するように振動減衰材料を備えていてもよい。1つの実施形態では、ブッシング61は、ゴム製のOリングが横木36とブッシング61の間及び/又は持上棒62とブッシング61の間に配置されるようにして、ブッシング61の内部に配置された1つ又はそれ以上のOリングを備えていてもよい。別の実施形態では、ブッシング61の内部及び/又は横木36又は持上棒62の外部はゴム面を備えていてもよく、その場合、それらの間を進む振動はおそらくゴム面によって減衰する。
次に図1−図3を参照して、更に別の実施形態では、足部39は、救命担架10側の振動減衰部の働きをしていてもよい。以上に論じられている様に、足部39は、シャーシ組立体へ接続されている構造的な支持部であって、救命担架を地面から離れたより高くなった位置に保つと共にシャーシ組立体30と輸送機構の間の固定を可能にする何れの構造的支持部を備えていてもよい。輸送車両から足部39を通って救命担架10へ進む振動を減衰させるために、足部39の1つ又はそれ以上は振動減衰材料又は振動減衰構成を備えていてもよい。例えば、1つの実施形態では、足部39の又はそれ以上は、或る特定の周波数範囲の振動を少なくとも一部減衰させる働きをするゴム材料を備えていてもよい。例えば、足部がリング構成を備えている場合、リングの中央が足部39を通過する振動を減衰させる働きをするゴム材料を備えていてもよい。代替的又は追加的に、足部は、地面に係合し地面との間の振動を減衰させる働きをするゴム面又はゴム被覆を備えていてもよい。別の実施形態では、足部39の1つ又はそれ以上は、外力を吸収するように曲がるか又は変化することのできる比較的柔軟な又は曲がる材料(例えば、比較的柔軟なプラスチック)を備えていてもよい。更に別の実施形態では、足部39の1つ又はそれ以上は、輸送車両内での救命担架10の垂直方向の運動を低減するばね構成を備えていてもよい(例えば、起伏に富む地形の上を進んでゆく場合など)。
図1−図4を参照して、別の実施形態では、複数の振動減衰部の1つは、マットレス26を備えていてもよい。例えば、マットレス26は、ゴム、発泡体、布、ゲル、又は振動を低減する働きをする何れかの他の材料の様な、何れかの振動減衰材料を備えていてもよい。1つの実施形態では、以上に論じられている様に、マットレス26は、マットレス26上の患者に感じ取られる振動の量を低減するために、1つ又はそれ以上の空気袋を備えていてもよい。別の実施形態では、マットレス26は、マットレス26とマットレスフレーム25がゴム、発泡体、布、ゲル、又は類似物、によって分離されるように、その底面に振動減衰材料を備えていてもよい。その様な実施形態では、マットレス26全体が1つの振動減衰部を備えていてもよいし、マットレス26の選択された諸部分が振動減衰部を備えていてもよい。
以上に論じられている様に、複数の振動減衰部のそれぞれは、特定の周波数範囲の振動を低減するよう目標が絞られていてもよい。例えば、第1振動減衰部が複数の足部39である場合、複数の足部39は、ヘリコプターでの移動によって生じる約30Hzから約70Hzの第1周波数範囲の振動を減衰させるように構成されていてもよい。第2振動減衰部は、1つ又はそれ以上の垂直シャーシ支持部40及び/又は可動式支柱60のブッシング61であってもよい。第2振動減衰部は、救急車での移動によって生じる約450Hzから約550Hzの第2周波数範囲の振動を減衰させるように構成されていてもよい。最後に、第3振動減衰部は、折り畳み式担架輸送組立体80に載せて輸送されるときに被る約1750hzから約1850hzの第3周波数範囲の振動を減衰させるように構成されているマットレス26であってもよい。複数の振動減衰部は、それにより、協働して、患者が負傷の地点と医療施設の間の輸送サイクル全体を通して感じ取る様々な振動を減衰させることができるであろう。
実現性のある振動減衰部として救命担架10の特定の構成要素を参照してきたが、これらの候補は網羅的なものではなく、救命担架10の1つ又はそれ以上の他の構成要素が、代替的又は追加的に、類似の又は異なった周波数範囲の振動を減衰させるための振動減衰部を備えることもできるものと理解されたい。例えば、追加の振動減衰部が、2つ又はそれ以上の個々の部品の間の何れかの接続部に、又は救命担架10全体の中の何れか他の場所に、配置されていてもよい。
「実質的に」及び「約」という用語は、ここでは、何らかの量的比較、数値、測定値、又は他の表記、に帰属する固有の不確定度を表すのに用いられていることを指摘しておく。これらの用語は、ここでは、量的表記が、言及されている基準から、問題になっている主題の基本的機能に変化を生じさせることなく変動し得る程度を表すのにも用いられている。
特定の実施形態をここに示し説明してきたが、特許請求対象の主題の精神と範囲から逸脱することなく、様々な他の変更及び修正が加えられることもあるものと理解されたい。また、特許請求対象の主題の様々な態様をここに説明してきたが、その様な態様は組み合わせて利用される必要はない。従って、付随の特許請求の範囲は、特許請求対象の主題の範囲の内にある全てのその様な変更及び修正に及ぶものとする。
10 救命担架
20 ベッド組立体
21 上体部分
22 下体部分
25 マットレスフレーム
25a、25b、25c、25d 平坦表面部分
26 マットレス
26a、26b、26c、26d マットレスの部分
27 マットレスフレームの外管
28 支持材料
30 シャーシ組立体
31 第1上水平管
32 第1下水平管
33 第2上水平管
34 第2下水平管
35 取付軌道
36 横木
39 足部
40 垂直シャーシ支持部
41、42 垂直支持体
43、44 接続継手
45 水平支持体
50 把持部組立体
51 接続端
52 プラグ
53 コア
54 絶縁体
55 把持部
60 可動式支柱
61 ブッシング
62 持上棒
70 安全拘束具
71 胴体上部ハーネス
72 中間部ベルト
73 クリップ
74 第1脚部ベルト
75 第2脚部ベルト
80 折り畳み式担架輸送組立体
81 支持フレーム
81’ 固定把持部
82 折り畳み式脚部
83 前車輪
84 底車輪
90 保管区域
L 長さ
W 幅
H 高さ

Claims (16)

  1. 救命担架において、
    マットレスフレームへ接続されたマットレスを備えているベッド組立体と、
    前記マットレスフレームへ接続されていて当該マットレスフレームを支持しているシャーシ組立体であって、前記救命担架を輸送車両へ固定する働きをするシャーシ組立体と、
    前記救命担架の周りに配置されていて複数の周波数の振動を低減する働きをする複数の振動減衰部と、を備えており、
    前記複数の振動減衰部は、第1振動発生源からの第1周波数範囲の振動を低減する働きをする第1振動減衰部と、第2振動発生源からの第2周波数範囲の振動を低減する働きをする第2振動減衰部と、を備えており、ここに前記第1周波数範囲は前記第2周波数範囲とは異なっており、
    前記ベッド組立体は、調節可能な下体部分と、横木に取り付けられた可動式支柱を備える調節可能な上体部分とを備えており、前記第1振動減衰部又は前記第2振動減衰部は、前記調節可能な上体部分の周りに配置されており、
    前記第1振動減衰部又は前記第2振動減衰部は、前記シャーシ組立体へ接続されていて当該シャーシ組立体へ向けて伸展位置から折り畳み位置へ畳み込むことのできる複数の把持部組立体を備えており、
    前記複数の把持部組立体のそれぞれは、
    前記シャーシ組立体へ取り付けられている接続端と、
    前記接続端の中へ挿入できて前記接続端から外へのびるプラグと、
    前記プラグの上を滑動し当該プラグから離れてのびるように構成されているコアと、
    前記コアの上を滑動することができる絶縁体であって、振動を低減する働きをするゴム、発泡体、布、及びゲルからなる一群から選択されている絶縁体と、
    前記コア及び前記絶縁体へ接続されている把持部とを備えている、救命担架。
  2. 前記第2振動減衰部は、前記シャーシ組立体と前記マットレスフレームの間のマットレスフレーム接続部を備えており、前記マットレスフレーム接続部は前記マットレスフレームの外管と前記シャーシ組立体の間の接続部を備えている、請求項1に記載の救命担架。
  3. 前記複数の振動減衰部は、第3振動発生源からの第3周波数範囲の振動を低減する働きをする第3振動減衰部を更に備えている、請求項1に記載の救命担架。
  4. 前記第3振動減衰部は前記マットレスを備えている、請求項3に記載の救命担架。
  5. 前記第1周波数範囲は、約1750Hzから約1850Hzの間であり、前記第2周波数範囲は、約450Hzから約550Hzの間である、請求項1に記載の救命担架。
  6. 前記第3周波数範囲は、約30Hzから約70Hzまでを含んでいる、請求項3に記載の救命担架。
  7. 前記シャーシ組立体は、第1下水平管へ第1の複数の垂直シャーシ支持部によって接続されている第1上水平管と、第2下水平管へ第2の複数の垂直シャーシ支持部によって接続されている第2上水平管と、を備えており、前記第1上水平管及び前記第1下水平管は前記第2上水平管及び前記第2下水平管へ複数の横木によって接続されている、請求項1に記載の救命担架。
  8. 前記第1振動減衰部は、前記第1の複数の垂直シャーシ支持部と、前記第2の複数の垂直シャーシ支持部と、を備えている、請求項7に記載の救命担架。
  9. 救命担架において、
    マットレスフレームへ接続されたマットレスを備えているベッド組立体と、
    前記マットレスフレームへ接続されていて当該マットレスフレームを支持しているシャーシ組立体であって、前記シャーシ組立体は、第1下水平管へ第1の複数の垂直シャーシ支持部によって接続されている第1上水平管と、第2下水平管へ第2の複数の垂直シャーシ支持部によって接続されている第2上水平管と、を備えており、前記第1上水平管及び前記第1下水平管は前記第2上水平管及び前記第2下水平管へ複数の横木によって接続されている、シャーシ組立体と、
    前記シャーシ組立体へ接続されていて当該シャーシ組立体へ向けて伸展位置から折り畳み位置へ畳み込むことのできる複数の把持部組立体と、
    前記シャーシ組立体と前記マットレスフレームの間の複数のマットレスフレーム接続部に配置されている複数の振動減衰部であって、複数の周波数の振動を低減する働きをしている複数の振動減衰部とを備えており、
    前記複数の把持部組立体のそれぞれは、
    前記シャーシ組立体へ取り付けられている接続端と、
    前記接続端の中へ挿入できて前記接続端から外へのびてるプラグと、
    前記プラグの上を滑動し当該プラグから離れてのびるように構成されているコアと、
    前記コアの上を滑動することができる絶縁体であって、振動を低減する働きをするゴム、発泡体、布、及びゲルからなる一群から選択されている絶縁体と、
    前記コア及び前記絶縁体へ接続されている把持部とを備えている、救命担架。
  10. 前記第1上水平管と前記第1下水平管の間に配置されている第1の規格化された取付軌道と、前記第2上水平管と前記第2下水平管の間に配置されている第2の規格化された取付軌道と、を更に備えており、前記第1の規格化された取付軌道及び前記第2の規格化された取付軌道は、医療器材を取り付けるのに使用される規格化された取付ピンであって前記規格化された取付軌道に相補的である規格化された取付ピンに係合することができる、請求項9に記載の救命担架。
  11. 前記ベッド組立体は、調節可能な上体部分及び調節可能な下体部分と、前記ベッド組立体の前記調節可能な上体部分を前記シャーシ組立体の前記複数の横木の1つへ接続している可動式支柱であって、前記調節可能な上体部分を昇降させる働きをする可動式支柱と、を備えている、請求項9に記載の救命担架。
  12. 前記複数の振動減衰部は、前記可動式支柱が前記調節可能な上体部分へ接続している所と、前記可動式支柱が前記複数の横木の前記1つへ接続している所と、に配置されている、請求項11に記載の救命担架。
  13. 前記ベッド組立体は、胴体上部ハーネス、中間部ベルト、脚部ベルト、又はそれらの組合せ、から成る群より選択された複数の安全拘束具を備えている、請求項9に記載の救命担架。
  14. 前記把持部組立体が前記伸展位置にあるときには前記把持部を通過するであろう振動は、前記把持部組立体が前記折り畳み位置にあるとき、もはや通過して前記ベッド組立体まで達しない、請求項9に記載の救命担架。
  15. 複数の足部は、シャーシ組立体へ接続されていて、床に置かれたときの前記救命担架を支持する働きをしており、前記複数の足部は、振動減衰部を備えている、請求項9に記載の救命担架。
  16. 前記シャーシ組立体は、折り畳み式担架輸送組立体へ固定する働きをしている、請求項9に記載の救命担架。
JP2013538881A 2010-11-10 2011-11-10 救命担架 Active JP5806740B2 (ja)

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