JP5805992B2 - 発泡成形用射出成形機の射出装置 - Google Patents

発泡成形用射出成形機の射出装置 Download PDF

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Description

本発明は、発泡成形用射出成形機の射出装置に係り、特に、加熱筒に設けられる物理発泡剤導入部の構成に関する。
従来、超臨界流体を発泡剤として用いる発泡成形用の射出成形機としては、前端側に逆流防止用のチェックリングが取り付けられたスクリューと、該スクリューが回転可能かつ前後進可能に収納された射出用シリンダと、該射出用シリンダの計量樹脂溜め部に超臨界状態のCOガスやNガス等(本明細書においては、これらを総称して「物理発泡剤」という。)を注入する発泡剤注入機構とを備え、該発泡剤注入機構により、計量樹脂溜め部の前側から後ろ側に至る複数位置から計量樹脂溜め部内に、物理発泡剤を注入する射出装置を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1の図2〜図6参照。)。
特許文献1に記載の射出装置は、スクリューの先端側に備えられたチェックリングの設定位置よりも前方の計量樹脂溜め部に物理発泡剤を注入するので、チェックリングの設定位置よりも後方側に存在する溶融樹脂への物理発泡剤の拡散を抑制することができ、チェックリングを備えない場合に比べて、各ショット毎に成形される成形品の均質性を高めることができる。
特開2008−1015号公報
ところで、発泡成形用の射出成形機には、計量樹脂溜め部に溜められた溶融樹脂への物理発泡剤の拡散を迅速化してショットサイクルの短縮化、ひいては発泡成形品の生産性の向上を図ること、及び、チェックリングの設定位置よりも後方側に存在する溶融樹脂への物理発泡剤の拡散を完全に防止して、成形品の均質性を高めることが特に要求される。
即ち、発泡成形用の射出成形機は、通常の射出成形機(発泡成形用の射出成形機以外の射出成形機)に比べて、溶融樹脂中に物理発泡剤を均一に拡散させるための時間が余分にかかるため、ショットサイクルが長くなる。このため、発泡成形品の生産性を高めるためには、溶融樹脂中に物理発泡剤を均一に拡散させるための時間を短縮化することが、最重要事項の1つになる。しかしながら、特許文献1に記載の射出成形機は、計量樹脂溜め部の前側から後ろ側に至る複数位置から点状に物理発泡剤を注入する構成であり、1つの注入部から多量の物理発泡剤を溶融樹脂中に拡散しなくてはならないので、溶融樹脂中への物理発泡剤の拡散を迅速に行うことが困難である。
また、特許文献1に記載の射出装置は、チェックリングを備えているので、チェックリングを備えない場合に比べて、スクリューの後方側に存在する溶融樹脂に物理発泡剤が拡散しにくい構造になっているが、サックバック時におけるチェックリングの前方側から後方側への溶融樹脂及び物理発泡剤の逆流については何ら考慮されていないので、チェックリングの設定位置よりも後方側に存在する溶融樹脂への物理発泡剤の拡散を完全に防止することができない。
以下、この点について詳述すると、従来知られている一般的な逆流防止用のチェックリングは、スクリューヘッドとスクリュー本体との間に設けられた小径の頸部に、所定量前後進可能かつ回転可能に遊嵌した構成となっている。そして、スクリューを樹脂の可塑化方向に回転することにより、スクリュー本体側から前方側に送り込まれる溶融樹脂の樹脂圧によって、チェックリングが前方に位置している際には、チェックリングがスクリュー本体側に設けられたチェックシートから離間した開放状態となって、チェックリングとチェックシートとの間には溶融樹脂の通路が形成され、この通路を通って、溶融樹脂がスクリューヘッドの前方側の計量樹脂溜め部内に送り込まれる。また、計量完了後の射出行程においては、スクリューを急速前進させてスクリューの前方側に貯えた溶融樹脂を金型内に射出・充填するが、この際には、スクリューの急速前進によって高まるスクリュー前方側の樹脂圧と、スクリューの急速前進によって下がるスクリュー本体側の樹脂圧との差圧によって、チェックリングが直ちに後方に移動して、チェックリングがチェックシートに密着した閉塞状態に移行し、これによって、スクリューの前方側からスクリュー本体側への溶融樹脂の逆流が防止される。
ところで、計量が完了した後、スクリューの前方側に貯えられた溶融樹脂の樹脂圧が高いと、加熱筒先端のノズルから溶融樹脂が垂れ出すドルーリング現象が生じるため、計量完了後にスクリューを強制的に後退させるサックバック動作を行って、スクリュー前方側の樹脂圧を減圧させることがしばしば行われる。
しかし、サックバック動作を行うと、スクリューの強制後退によってスクリュー前方側の樹脂圧が減じられ、チェックリングがスクリューヘッド側に移動するので、スクリュー本体側からスクリュー前方側に溶融樹脂が流れ込み、せっかく計量した樹脂量が変動して成形品の重量にバラツキが生じてしまう。また、スクリューヘッドの前方側に物理発泡剤を注入するタイプの射出成形機においては、この際に、物理発泡剤が溶融樹脂と共に溶融樹脂通路を通ってスクリュー本体側に逆流するので、スクリュー本体側に存在する溶融樹脂内への物理発泡剤の拡散を防止することができない。スクリュー本体側に存在する溶融樹脂内に物理発泡剤が拡散すると、計量樹脂溜め部において溶融樹脂に適量の物理発泡剤を拡散させることが困難になると共に、各ショットサイクル毎の物理発泡剤の拡散量が不安定になって、良品を安定に成形することが困難になる。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、計量樹脂溜め部内に蓄えられた溶融樹脂への物理発泡剤の拡散を迅速化して、発泡成形品の生産性を高めること、及び、計量樹脂溜め部に供給された物理発泡剤のスクリュー本体側への逆流を防止し、高品質の発泡成形体を安定に成形可能な発泡成形用の射出装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、先端側に逆流防止用のチェックリング機構を備えたスクリューと、先端部に加熱筒ヘッドを備えた加熱筒と、前記加熱筒ヘッドに連結された射出ノズルと、前記加熱筒ヘッドに開設された樹脂通路内に物理発泡剤を供給する物理発泡剤供給ノズルとを備え、前記スクリューの先端部から前記射出ノズルの先端部までに至る計量樹脂溜め部内に貯えられた溶融樹脂と物理発泡材との混合体を金型キャビティ内に射出充填して、所要の発泡成形体を成形する射出装置において、前記加熱筒ヘッド内に、前記樹脂通路の一部を構成するセンタ孔が開設されたスリーブを内蔵し、前記スリーブは、前記センタ孔に連通する空孔を有する多孔質材料をもって形成された部分と、前記空孔を有しないバルク材をもって形成された補強部からなる円筒部を有し、前記加熱筒ヘッドは、前記スリーブの前記円筒部と対向する部分に物理発泡剤の導入空間が形成され、前記物理発泡剤供給ノズルから供給される物理発泡剤を前記物理発泡剤の導入空間内に噴射し、該導入空間内に噴射された前記物理発泡剤を、前記多孔質材料が有する前記空孔を通して前記加熱筒ヘッドに開設された樹脂通路内に供給することを特徴とする。
加熱筒ヘッド内に樹脂通路の一部を構成するセンタ孔が開設されたスリーブを内蔵し、該スリーブの外周部分に物理発泡剤の導入空間を形成すると、物理発泡剤供給ノズルから供給された物理発泡剤を、導入空間内でスリーブの面方向に広げることができる、また、スリーブの一部を多孔質材料から形成し、該多孔質材料をもって形成された部分にセンタ孔を開設すると、導入空間内においてスリーブの面方向に広げられた物理発泡剤を、多孔質材料が有する微細な空孔を通して、センタ孔の全周方向から計量樹脂溜め部内に蓄えられた溶融樹脂に少量ずつ均一に噴出させることができる。よって、溶融樹脂内への物理発泡剤の拡散を均一かつ容易なものとすることができ、物理発泡剤の拡散に要する時間を短縮できる。その結果、成形時のショットサイクルを短縮化でき、発泡成形品の生産性を向上することができる。円筒部全体を多孔質焼結金属材料で形成した方が、溶融樹脂内への物理発泡剤の拡散を良好なものにすることができるが、その空孔率によってはスリーブの機械的強度が不十分になる。これに対して、スリーブの一部のみを多孔質焼結金属材料をもって形成し、他の部分をバルク材にて形成すると、多孔質焼結金属材料で形成された部分がバルク材にて形成された部分によって補強されるので、良好な物理発泡剤の透過性能を維持しつつ、スリーブの機械的強度を高めることができる。
また本発明は、前記構成の射出装置において、前記円筒部の端部に、前記空孔を有しないバルク材をもって形成されたフランジ部を設けたことを特徴とする。
円筒部の端部にバルク材からなるフランジ部を設けると、加熱筒ヘッド22内にスリーブ31を安定に保持できる。
また本発明は、前記構成の射出装置において、前記円筒部の前記多孔質材料をもって形成された部分の空孔率を、5%〜60%としたことを特徴とする。
多孔質材料をもって形成された部分の空孔率は、物理発泡剤の透過性能ばかりでなく、スリーブの機械的強度にも密接に関連しており、スリーブの空孔率が5パーセント以下の場合には、溶融樹脂内への物理発泡剤の噴出が迅速かつ十分に行われず、60パーセントを超える場合には、スリーブの機械的強度が問題になる。このため、空孔率が5%〜60%の焼結金属材料をもって形成することにより、物理発泡剤の透過性能と機械的強度をバランスさせることができる。
また本発明は、前記構成の射出装置において、前記チェックリング機構は、前記スクリューに固定されたチェックシートと、該チェックシートと密着又は離間する方向に移動可能なチェックリングとを有し、前記チェックリングが前記チェックシートに密着した閉塞状態では、前記チェックリング機構を通過する溶融樹脂の流通を不能とし、前記チェックリングが前記チェックシートから離間した開放状態では、前記チェックリング機構を通過する溶融樹脂の流通を可能とするもので、前記スクリューのサックバック時には、前記チェックリングを前記チェックシートに強制的に密着させるロック機構を備えていることを特徴とする。
このように、ロック機構を備えたチェックリングを用いると、ロック機構によりチェックリングがチェックシートに密着された後に計量樹脂溜め部内に物理発泡剤を供給することにより、物理発泡剤がチェックリングを超えて、スクリュー本体側に蓄えられた溶融樹脂内に拡散することを防止できる。よって、各ショット毎における金型キャビティ内に射出される混合体中の物理発泡剤の拡散状態を均一化することができて、均質な成形体を得ることができる。また、適度な圧力管理や温度管理を施すことにより、発泡倍率の引き上げや平均気泡径の小径化を容易に行うことができる。
また本発明は、前記構成の射出装置において、前記スクリューは、外周面にスクリュー溝が形成されたスクリュー本体と、該スクリュー本体の先端部に取り付けられたスクリューヘッドと、前記スクリュー本体と前記スクリューヘッドとの間に形成され、前記チェックリング機構が取り付けられる小径の頸部とからなり、前記ロック機構は、前記スクリューヘッドの後端に設けられ、前記チェックリング側に突出する係止爪部と、前記チェックリングにおける前記スクリューヘッド側の端部に設けられた前記係止爪部の収納凹部と、該収納凹部と連なり、前記スクリューヘッド側に突出する係止部とからなり、前記スクリューが溶融樹脂を前方に送り込む方向に回転しているときには、前記係止爪部が前記収納凹部に嵌まり込んで、前記チェックリングが前記スクリュー本体の先端部に固定された前記チェックシートから離間し、この状態から前記スクリューを所定量逆回転すると、前記係止爪部の端面が前記係止部の端面に乗り上げて、前記チェックリングを前記チェックシートに強制的に密着することを特徴とする。
サックバックは、スクリューをいずれの方向にも回転することなく後退させる動作であるので、スクリューヘッドに形成された係止爪部の端面がチェックリングにおけるスクリューヘッド側の端部に形成された係止部の端面に乗り上げて、チェックリングがチェックシートに密着されている状態でサックバックを行っても、係止爪部の端面と係止部の端面との突き合わせ状態が維持され、チェックリングはチェックシートに密着され続ける。このため、サックバックにより、スクリューヘッドの前方側の樹脂圧が下がり、スクリューヘッドをスクリュー本体側から前方に押圧する樹脂圧が、スクリューヘッドの前方側の樹脂圧よりも大きくなっても、スクリュー本体側からチェックリングを通って計量樹脂溜め部内に溶融樹脂が流入せず、計量樹脂量のバラツキを低減させることができる。また、計量樹脂溜め部からスクリュー本体側への物理発泡剤の拡散も防止できる。
本発明は、加熱筒ヘッド内に、少なくとも一部が多孔質材料をもって形成され、該多孔質材料をもって形成された部分に樹脂通路の一部を構成するセンタ孔が開設されたスリーブを内蔵し、該スリーブの外周部分に物理発泡剤の導入空間を形成すると共に、加熱筒ヘッドに前記物理発泡剤供給ノズルを取り付け、該ノズルから供給される物理発泡剤を物理発泡剤の導入空間内に噴射するので、導入空間内に噴射された物理発泡剤をセンタ孔の周囲から計量樹脂溜め部内に蓄えられた溶融樹脂内に面状に供給することができ、溶融樹脂内への物理発泡剤の拡散を均一かつ迅速に行うことができる。よって、物理発泡剤の拡散に要する時間を短縮でき、成形時のショットサイクルの短縮化ひいては発泡成形品の生産性の向上を図ることができる。
実施形態に係る射出装置の要部断面図である。 図1のA−A断面図である。 実施形態に係る射出装置の射出ノズル側から見た図である。 実施形態に係るスリーブの縦断面図である。 実施形態に係るスリーブの他の例を示す斜視図である。 実施形態に係るチェックリングのスクリュー正転時の状態を示す要部断面図である。 実施形態に係るチェックリングのスクリュー逆転時の状態を示す要部断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る射出装置は、所謂インラインスクリュー方式の射出装置であって、スクリュー1と、スクリュー1を前後進可能かつ回転可能に収納する加熱筒2と、加熱筒2内に物理発泡剤を供給する物理発泡剤供給装置3と、加熱筒2の先端部に連結された射出ノズル4とを備えている。
スクリュー1は、外面にスクリュー溝11aが螺旋状に形成されたスクリュー本体11と、スクリュー本体11の先端部に取り付けられたやじり形のスクリューヘッド12と、これらスクリュー本体11とスクリューヘッド12の間の小径の頸部に前後進可能かつ回転可能に遊嵌された逆流防止用のチェックリング13と、スクリュー本体11の端部に固定されたチェックシート14とをもって構成される。
図6及び図7により詳細に示すように、スクリューヘッド12の後端部には、チェックリング13側に突出する係止爪部12aが形成され、スクリューヘッド12の外周面には、軸方向に平行な溝12bが形成されている。一方、チェックリング13のスクリューヘッド12側の端部には、係止爪部12aを収納可能な凹部13aと、該凹部13aに連なってスクリューヘッド12側に突出する係止部13bと、これら凹部13aと係止部13bとの間に設けられたテーパ面13cと、チェックシート14に密着する平坦なシール面13dと、チェックリング13の軸方向に貫通する樹脂通路13eが形成されている。上述の係止爪部12a、凹部13a及び係止部13bは、チェックリング13をチェックシート14に強制的に密着させるロック機構を構成する。
即ち、スクリュー1が溶融樹脂を前方に送り込む方向に回転しているときには、図6に示すように、スクリューヘッド12に形成された係止爪部12aが、チェックリング13に形成された凹部13aに嵌まり込む回転位相関係となり、かつチェックリング13は、スクリュー本体11側から前方に送り出される溶融樹脂の圧力で前方に移動するので、スクリューヘッド12の係止爪部12aは、チェックリング13の凹部14aに嵌まり込んだ状態になる。また、この状態においては、チェックリング13がチェックシート14から離間するので、チェックリング13のシール面13dとチェックシート14との間に樹脂通路が形成される。
この状態からスクリュー1を所定量だけ逆回転すると、スクリューヘッド12の係止爪部12aが、チェックリング13のテーパ面13cに案内されてチェックリング13の係止部13b上に乗り上げる。これにより、チェックリング13が後方に押し下げられて、図7に示すように、チェックリング13がチェックシート14に密着し、スクリューヘッド12及びチェックリング13に形成された樹脂通路が遮断されると共に、チェックリング13は、スクリューヘッド12とチェックシート14とで挾持されて、前後方向の動きを拘束された状態となる。
スクリューヘッド12の係止爪部12aがチェックリング13の係止部13b上に乗り上げた状態では、図7のA部拡大図に示すように、スクリューヘッド12の係止爪部12aとチェックリング13の係止部13bとは、互いに平坦面同士で当接し合った状態となるので、チェックリング13に対して樹脂圧による軸方向の推力が作用しても、チェックリング13に対して回転方向の分力が作用する虞は一切ない。したがって、図7に示す状態からサックバックを行い、スクリューヘッド12の前方側の樹脂圧が下がり、スクリューヘッド12をスクリュー本体11側から前方に押圧する樹脂圧が、スクリューヘッド12の前方側の樹脂圧よりも大きくなっても、チェックリング13が回転してチェックリング13の係止部13bがスクリューヘッド12の係止爪部12aから外れず、チェックリング13はチェックシート14に密着した状態で確実に維持される。
加熱筒2は、スクリュー1を前後進可能かつ回転可能に収納する加熱筒本体21と、加熱筒本体21の先端部に取り付けられた加熱筒ヘッド22をもって構成される。加熱筒ヘッド22の外面には、シーズヒータ23が巻回されており、スクリュー1を回転駆動することによって溶融され、加熱筒本体21の先端側に移送された溶融樹脂を所定の温度に保温できるようになっている。図2の符号23aは、シーズヒータ23に接続された電源コードを示している。なお、加熱筒本体21の外面には、バンドヒータ33が巻回されており、図示しないホッパから加熱筒本体21内に供給された原料樹脂ペレットを加熱できるようになっている。ホッパから加熱筒本体21内に供給された原料樹脂ペレットは、このバンドヒータ33による加熱と、スクリュー1を回転駆動することによって発生する剪断熱により溶融される。
加熱筒ヘッド22は、図1に示すように、筒状に形成されており、その一端が加熱筒本体21の先端部に螺着される。加熱筒ヘッド22の中心部には、スクリューヘッド12の先端部を挿入するための円錐状のスクリューヘッド挿入部24と、その先端部(底部)から加熱筒ヘッド22の他端側に延びる樹脂通路25と、樹脂通路25よりも大径のスリーブ挿入部26と、スリーブ挿入部26よりも大径の空間形成部27と、空間形成部27よりも大径の射出ノズル螺合部28がこの順に形成されている。さらに、加熱筒ヘッド22の径方向には、樹脂通路25と連通するセンサ取付孔29が開設されており、このセンサ取付孔29には、樹脂通路25内の樹脂圧を検出する樹脂圧検出センサ30が取り付けられている。射出ノズル螺合部28には、射出ノズル3を螺合するための雌ねじが刻設されており、射出ノズル4の一端部に形成された雄ねじが螺合される。
スリーブ挿入部26には、図4及び図5に例示するスリーブ31が挿入される。スリーブ31は、これらの図に示すように、円筒部31aとその両端部に形成されたフランジ部31b,31cとからなり、円筒部31aの先端部をスリーブ挿入部26内に挿入すると共に、フランジ部31bの外周面を空間形成部27内に挿入することにより、加熱筒ヘッド22内に安定に保持される。これにより円筒部31aの外周には、輪状の物理発泡剤導入空間32が形成される。なお、スリーブ31に開設されるセンタ孔31dの直径は、加熱筒ヘッド22に開設された樹脂通路25の直径と同径であり、該センタ孔31dは樹脂通路25の一部を構成する。
図4に示すスリーブ31は、円筒部31aの全体が空孔率5%〜60%の多孔質焼結金属材料をもって形成されており、フランジ部31bがバルク材をもって形成されている。なお、図4及び図5においては、多孔質焼結金属材料がドット模様で表記されている。このように、円筒部31aの全体を多孔質焼結金属材料で形成すると、円筒部31aの全体を通じて計量樹脂溜め部内に物理発泡剤を噴出できるので、計量樹脂溜め部内に蓄えられた溶融樹脂への物理発泡剤の拡散速度を最高速とすることができ、発泡成形品の生産性を最良とすることができる。また、円筒部の空孔率を5%〜60%としたので、溶融樹脂内への物理発泡剤の噴出が迅速かつ十分に行うことができ、かつスリーブ31の機械的強度を適正に保つことができる。
一方、図5に示すスリーブ31は、円筒部31aの長さ方向及び周方向にバルク材をもって形成された補強部31を有しており、この補強部31で囲まれた部分のみが、空孔率5%〜60%の多孔質焼結金属材料で形成されている。本例のスリーブ31は、円筒部31aにバルク材からなる補強部31を形成したので、スリーブ31の機械的強度が高く、耐久性に優れる。
図4及び図5に示すスリーブ31は、レーザ加工によって作製できる。即ち、金属粉末(合金粉末を含む。)に高レベルのレーザを照射すると、その熱によって金属粉末が完全に溶解して固化後にバルク材となり、低レベルのレーザを照射すると、その熱によって金属粉末の一部のみが溶解して固化後に多孔質焼結金属となるので、作業台上に平面形状がリング状で所定の厚みを有する金属粉末層を形成をした後、当該金属粉末層の周方向に沿って適宜のレベルのレーザを照射することにより、当該金属粉末層の周方向全体を多孔質焼結金属にすることもできるし、バルク材にすることもできる。また、レーザパワーを金属粉末層の周方向に関して適宜切り換えることにより、多孔質焼結金属になった部分とバルク材になった部分とを周方向に交互に形成することもできる。したがって、金属粉末層の厚み方向への積層と、各金属粉末層へのレーザ照射とを繰り返し、最後に所要の仕上げ加工を施すことにより、所要形状のスリーブ31を作製することができる。多孔質焼結金属の空孔率は、レーザパワーを変更することにより調整できる。
物理発泡剤供給装置4は、図1に示すように、COガスやNガスなどの原料ガスを貯えるガスボンベ41と、ガスボンベ41から供給される原料ガスを高温高圧にして超臨界状態の物理発泡剤とする超臨界流体生成装置42と、超臨界流体生成装置42から供給される物理発泡剤を導入空間32内に噴射する物理発泡材供給ノズル43と、超臨界流体生成装置42と物理発泡材供給ノズル43とを接続する管路44に備えられた開閉弁45とから構成される。
物理発泡材供給ノズル43は、図2に示すように、スリーブ31の周囲の2か所に取り付けられる。この図から明らかなように、これら2つの物理発泡材供給ノズル43と樹脂圧検出センサ30とは、120°の角度間隔を隔てて等分に配置される。開閉弁45は、実施形態に係る射出装置が備えられる射出成形機の1ショット毎に1回ずつ開閉され、物理発泡材供給ノズル43を通じて導入空間32内に所定量の物理発泡剤を供給する。
射出ノズル5は、加熱筒ヘッド22の先端部に螺着されるシャットオフノズル51と、該シャットオフノズル51の先端部に螺着されるノズル本体52とから構成される。シャットオフノズル51は、計量時におけるノズル本体52からの溶融樹脂のドルーリングを防止するためのもので、樹脂通路53内に内蔵された弁体54と、当該弁体54を所定のタイミングで軸方向に駆動する弁体駆動部55を有している。弁体駆動部55は、図1及び図2に示すように、シャットオフノズル51の外面にボルト56により取り付けられた下向きU字形の取付金具57と、該取付金具57の下端部に取り付けられたエアシリンダ58と、中間部が連結ピン59を介してシャットオフノズル51に回動可能に連結されると共に、上端部が弁体54に当接され、かつ下端部が連結ピン60を介してエアシリンダ58の駆動軸58aに回動可能に連結された揺動部材61とからなる。
ノズル本体52には、弁体54の挿入部62と、これよりも小径のノズル孔63とが同心に形成されており、挿入部62とノズル孔63との連結部分には、弁体54の先端部が押し付けられる弁座64が形成されている。
計量工程においては、エアシリンダ58が駆動されて、エアシリンダ58の駆動軸58aが本体内に引き込まれ、揺動部材61が図上反時計方向に回動されて、弁体54が図上左方向に移動される。これにより、弁体54の先端部が弁座64に押し付けられ、樹脂通路内に溜められた溶融樹脂のノズル本体52からのドルーリングが防止される。計量工程後の射出工程では、エアシリンダ58が駆動されて、エアシリンダ58の駆動軸58aが本体外に突出され、揺動部材61が図上時計方向に回動されて、弁体54が図上右方向に移動される。このとき、弁体54は、挿入部62内の樹脂圧により図上右方向に移動する。これにより、弁体54の先端部が弁座64から離れ、スクリューを前進駆動することによって樹脂溜め部内に蓄えられた溶融樹脂を図示しない金型キャビティ内に射出・充填することができる。
以下、上記のように構成された射出装置のサックバック後の動作について説明する。
サックバックの完了時には、エアシリンダ58が駆動されて、弁体54が弁座64に押し付けられ、ノズル本体52からの溶融樹脂のドルーリングが防止されている。したがって、スクリューヘッドの先端部から弁座64までの樹脂通路で構成される溶融樹脂溜め部には、1ショットの射出成形に必要な溶融樹脂が蓄えられている。
スクリューのサックバックを行った後、図示しないマシンコントローラは、開閉弁45を開いて、物理発泡材供給ノズル43から物理発泡剤の導入空間32内に所定量の物理発泡剤を供給する。導入空間32内に供給された物理発泡剤は、導入空間32内でスリーブ31の面方向に広がるので、多孔質材料が有する微細な空孔を通して、センタ孔の全周方向から計量樹脂溜め部内に蓄えられた溶融樹脂に少量ずつ均一に噴出される。これによって、溶融樹脂溜め部に蓄えられた溶融樹脂内に物理発泡剤が拡散し、発泡成形用の原料樹脂が生成される。
次いで、エアシリンダ58を駆動して弁座64から弁体54を離隔した後、スクリューを前進駆動して図示しない金型キャビティ内に物理発泡剤が均一に拡散された発泡成形用の原料樹脂を射出・充填する。これにより、所要の発泡成形品が射出成形される。
上述のように、実施形態に係る射出装置は、溶融樹脂通路の一部を多孔質材料をもって形成すると共に、その外周に物理発泡剤の導入空間32を形成したので、溶融樹脂溜め部に蓄えられた溶融樹脂内への物理発泡剤の拡散を均一かつ容易なものとすることができ、物理発泡剤の拡散に要する時間を短縮できる。その結果、成形時のショットサイクルを短縮化でき、発泡成形品の生産性を向上することができる。
本発明は、スクリュー式射出装置を備えた射出成形機に利用することができる。
1…スクリュー、2…加熱筒、3…物理発泡剤供給装置、4…射出ノズル、11…スクリュー本体、11a…スクリュー溝、12…スクリューヘッド、12a…係止爪部、12b…溝、13…チェックリング、13a…凹部、13b…係止部、13c…テーパ面、13d…シール面、13e…樹脂通路、14…チェックシート、21…加熱筒本体、22…加熱筒ヘッド、23…バンドヒータ、24…スクリューヘッド挿入部、25…樹脂通路、26…スリーブ挿入部、27…空間形成部、28…射出ノズル螺合部、29…樹脂圧検出センサの取付孔、30…樹脂圧検出センサ、31…スリーブ、31a…円筒部、31b、31c…フランジ部、31d…センタ孔、31e…補強部、32…物理発泡剤を導入空間、41…ガスボンベ、42…超臨界流体生成装置、43…物理発泡材供給ノズル、44…管路、45…開閉弁、51…シャットオフノズル、52…ノズル本体、53…樹脂通路、54…弁体、55…弁体駆動部、56…ボルト、57…取付金具、58…エアシリンダ、59…連結ピン、60…連結ピン、61…揺動部材、62…弁体の挿入部、63…ノズル孔、64…弁座

Claims (5)

  1. 先端側に逆流防止用のチェックリング機構を備えたスクリューと、先端部に加熱筒ヘッドを備えた加熱筒と、前記加熱筒ヘッドに連結された射出ノズルと、前記加熱筒ヘッドに開設された樹脂通路内に物理発泡剤を供給する物理発泡剤供給ノズルとを備え、前記スクリューの先端部から前記射出ノズルの先端部までに至る計量樹脂溜め部内に貯えられた溶融樹脂と物理発泡材との混合体を金型キャビティ内に射出充填して、所要の発泡成形体を成形する射出装置において、
    前記加熱筒ヘッド内に、前記樹脂通路の一部を構成するセンタ孔が開設されたスリーブを内蔵し、
    前記スリーブは、前記センタ孔に連通する空孔を有する多孔質材料をもって形成された部分と、前記空孔を有しないバルク材をもって形成された補強部からなる円筒部を有し、
    前記加熱筒ヘッドは、前記スリーブの前記円筒部と対向する部分に物理発泡剤の導入空間が形成され、前記物理発泡剤供給ノズルから供給される物理発泡剤を前記物理発泡剤の導入空間内に噴射し、該導入空間内に噴射された前記物理発泡剤を、前記多孔質材料が有する前記空孔を通して前記加熱筒ヘッドに開設された樹脂通路内に供給することを特徴とする射出装置。
  2. 前記円筒部の端部に、前記空孔を有しないバルク材をもって形成されたフランジ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の射出装置。
  3. 前記円筒部の前記多孔質材料をもって形成された部分の空孔率を、5%〜60%としたことを特徴とする請求項1に記載の射出装置。
  4. 前記チェックリング機構は、前記スクリューに固定されたチェックシートと、該チェックシートと密着又は離間する方向に移動可能なチェックリングとを有し、前記チェックリングが前記チェックシートに密着した閉塞状態では、前記チェックリング機構を通過する溶融樹脂の流通を不能とし、前記チェックリングが前記チェックシートから離間した開放状態では、前記チェックリング機構を通過する溶融樹脂の流通を可能とするもので、前記スクリューのサックバック時には、前記チェックリングを前記チェックシートに強制的に密着させるロック機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の射出装置。
  5. 前記スクリューは、外周面にスクリュー溝が形成されたスクリュー本体と、該スクリュー本体の先端部に取り付けられたスクリューヘッドと、前記スクリュー本体と前記スクリューヘッドとの間に形成され、前記チェックリング機構が取り付けられる小径の頸部とからなり、前記ロック機構は、前記スクリューヘッドの後端に設けられ、前記チェックリング側に突出する係止爪部と、前記チェックリングにおける前記スクリューヘッド側の端部に設けられた前記係止爪部の収納凹部と、該収納凹部と連なり、前記スクリューヘッド側に突出する係止部とからなり、前記スクリューが溶融樹脂を前方に送り込む方向に回転しているときには、前記係止爪部が前記収納凹部に嵌まり込んで、前記チェックリングが前記スクリュー本体の先端部に固定された前記チェックシートから離間し、この状態から前記スクリューを所定量逆回転すると、前記係止爪部の端面が前記係止部の端面に乗り上げて、前記チェックリングを前記チェックシートに強制的に密着することを特徴とする請求項4に記載の射出装置。
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