JP5805037B2 - 楔形引留クランプ取付け緊線金具 - Google Patents

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Description

本発明は、送電線を鉄塔に引き留める引留クランプの取付けに係り、より詳しくは、送電線を把持した楔形引留クランプを鉄塔に引き留めるための、作業性、安全性、及び保全性に富んだ楔形引留クランプ取付け緊線金具に関する。
図3は、従来の楔形引留クランプ取付け緊線金具の構成図である。図3a、bにおいて、緊線金具200の一対の板状の緊線金具本体60の湾曲側の端部にはボルト65が挿入されてナット66により固定され、他方の端部には、ボルト67が挿入されてナット68により固定されている。また、一対の板状の緊線金具本体60の中央部には、緊線金具本体60の落下を防止するための落下防止金具70をそれぞれ有している。楔形引留クランプの取付け作業においては、緊線金具200は、図3a、bの組立状態で提供される。
図4は、従来の緊線金具による楔形引留クランプ取付け図である。図4において、送電線50を把持した楔形引留クランプ30を鉄塔に引き留めるため、楔形引留クランプ30には緊線金具200が取付けられ、矢印方向に牽引されて、連結板40に鉄塔側の碍子連(図示せず)が取付けられる。
この場合、図3a、bの組立状態で提供された緊線金具200は、一対の板状の緊線金具本体60の隙間が楔形引留クランプ30の厚さより小さいため、図3cに示されるように、一旦ボルト65からナット66を、ボルト67からナット68をそれぞれ取り外して解体し、楔形引留クランプ30に組付けた後、再び固定する必要があった。
このように、楔形引留クランプ200の取付け作業において、緊線金具200は一度解体されて、楔形引留クランプ200に再度組み付けられるため、施工性に問題があった。また作業は鉄塔上近傍で行われるため、ボルト、ナット類の落下による事故の発生という問題があった。また、一対の板状の緊線金具本体60と楔形引留クランプ200との表面は金属のままであるため、矢印方向に牽引される際、楔形引留クランプ200の表面が傷つき、表面の劣化を早めるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、送電線を把持した楔形引留クランプを鉄塔に引き留めるための、作業性、安全性、及び保全性に富んだ楔形引留クランプ取付け緊線金具を提供する。
本発明の楔形引留クランプ取付け緊線金具は、送電線を把持した楔形引留クランプを鉄塔に引き留めるための楔形引留クランプ取付け緊線金具であって、一対の板状の緊線金具本体の一端側は、湾曲部をそれぞれ有して湾曲部の先端部は互いに近接し、先端部は、片側が開放されたU字形の穴をそれぞれ有し、U字形の穴には第1のボルトが通され、第1のボルトの頭部は一方のU字形の穴の部分に溶接され、他方のU字形の穴の部分の第1のボルトにナットが捩じ込まれ、第1のボルトのねじの先端部はカシメられたカシメ部を有し、本体の他端側の先端部は、ボルト貫通穴をそれぞれ有し、ボルト貫通穴に第2のボルトが通され、第2ボルトにナットが捩じ込まれ、ナットが捩じ込まれた第2のボルトのねじの先端部が有するピン孔には、ナット脱落防止ピンが挿入され、U字形の穴とボルト貫通穴とに挟まれる本体の板状の表面は、保護部材で覆われていることを特徴とする。
本発明によれば、送電線を把持した楔形引留クランプを鉄塔に引き留めるための、作業性、安全性、及び保全性に富んだ楔形引留クランプ取付け緊線金具を提供することができる。
本発明による楔形引留クランプ取付け緊線金具の構成図。 本発明の緊線金具による楔形引留クランプ取付け図。 従来の楔形引留クランプ取付け緊線金具の構成図。 従来の緊線金具による楔形引留クランプ取付け図。
本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。図1は、本発明による楔形引留クランプ取付け緊線金具の構成図である。図1a、bにおいて、本発明の緊線金具100の一対の板状の緊線金具本体10の一端側は、湾曲部11をそれぞれ有し、湾曲部11の先端部12は互いに重なり合う程に近接している。
先端部11は、片側が開放されたU字形の穴13をそれぞれ有し、U字形の穴13には第1のボルト14が通され、第1のボルト14の頭部18は溶接部16において一方のU字形の穴の部分に溶接されている。また、他方のU字形の穴13の部分の第1のボルト14にナット17が捩じ込まれ、第1のボルト14のねじの先端部はカシメられたカシメ部18を有し、ナット17が抜け落ちるのを防止している。
緊線金具本体10の他端側の先端部は、ボルト貫通穴19をそれぞれ有し、ボルト貫通穴19に第2のボルト20が通され、第2ボルト20にナット21が捩じ込まれ、ナット21が捩じ込まれた第2のボルト20のねじの先端部が有するピン穴22には、ナット脱落防止ピン23が挿入され、ナット21が抜け落ちるのを防止している。また、U字形の穴13とボルト貫通穴19とに挟まれる本体10の板状の表面は、保護部材25で覆われている。また、一対の板状の緊線金具本体10の中央部には、緊線金具本体10の落下を防止するための落下防止金具25をそれぞれ有している。
図2は、本発明の緊線金具による楔形引留クランプ取付け図である。図2において、図4の場合と同様に、送電線50を把持した楔形引留クランプ30を鉄塔に引き留めるため、楔形引留クランプ30には緊線金具100が取付けられ、矢印方向に牽引されて、連結板40に鉄塔側の碍子連が取付けられて、引き留めが完了する。
この場合、一対の板状の緊線金具本体10の隙間は、楔形引留クランプ30の厚さをカバーする程度に十分広いため、第1のボルト14のナット17を緩め、溶接部16の無い方の緊線金具本体10をU字形の穴13を介して第1のボルト14から取り外すことで、楔形引留クランプ30に取付けることができる。
このように、緊線金具100は従来の場合にように解体することなく取付けが可能となり、施工性が改善される。また、第1のボルト14は一方の緊線金具本体10に溶接されているため、取付け時に抜け落ちることは無く、第1のボルト14のねじの先端部はカシメ部18を有しているため、ナット17を所定の量だけ緩めても、抜け落ちることは無い。このため、ボルト、ナット類の落下による事故の発生を解消できる。さらに、U字形の穴13とボルト貫通穴19とに挟まれる本体10の板状の表面は、保護部材25で覆われているため、矢印方向に牽引される際、楔形引留クランプ200の表面が傷つき、表面の劣化を早めるという問題を解消することができる。
このように、送電線を把持した楔形引留クランプを鉄塔に引き留めるための、作業性、安全性、及び保全性に富んだ楔形引留クランプ取付け緊線金具を提供することができる。
10 緊線金具本体
11 湾曲部
12 先端部
13 U字形の穴
14 第1のボルト
15 頭部
16 溶接部
17 ナット
18 カシメ部
19 ボルト貫通穴
20 第1のボルト
21 ナット
22 ピン穴
23 ナット脱落防止ピン
24 保護部材
25 落下防止金具
30 楔形引留クランプ
40 連結板
50 送電線
60 緊線金具本体
65 ボルト
66 ナット
67 ボルト
68 ナット
70 落下防止金具
100 本発明の緊線金具
200 従来の緊線金具

Claims (1)

  1. 送電線を把持した楔形引留クランプを鉄塔に引き留めるための楔形引留クランプ取付け緊線金具であって、
    一対の板状の緊線金具本体の一端側は、湾曲部をそれぞれ有して前記湾曲部の先端部は互いに近接し、
    前記先端部は、片側が開放されたU字形の穴をそれぞれ有し、
    前記U字形の穴には第1のボルトが通され、前記第1のボルトの頭部は一方の前記U字形の穴の部分に溶接され、他方の前記U字形の穴の部分の前記第1のボルトにナットが捩じ込まれ、前記第1のボルトのねじの先端部はカシメられたカシメ部を有し、
    前記本体の他端側の先端部は、ボルト貫通穴をそれぞれ有し、
    前記ボルト貫通穴に第2のボルトが通され、前記第2ボルトにナットが捩じ込まれ、前記ナットが捩じ込まれた前記第2のボルトのねじの先端部が有するピン孔には、ナット脱落防止ピンが挿入され、
    前記U字形の穴と前記ボルト貫通穴とに挟まれる前記本体の板状の表面は、保護部材で覆われていることを特徴とする楔形引留クランプ取付け緊線金具。
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