JP2014143993A - 鳥害防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】鳥の体長に対応して電線とワイヤー間の位置調整を行える鳥害防止具の提供。
【解決手段】電線取付部1は、電線Dの一端部を保持する電線受け部4と、電線受け部4の上部に水平軸回転自在に軸支し、電線Dの他端部を保持する電線押さえ部3と、電線受け部4と電線押さえ部3とをナット7,8で締め付け電線受け部4を引き寄せて、電線Dを挟持する締付部5とを有し、離隔部2は、電線取付部1から起立するワイヤー受け部10と、ワイヤー受け部10の上部に水平軸回転で開閉自在のワイヤー押さえ部11を有し、ワイヤー受け部10は、上下に間隔をあけて複数のワイヤー掛け部13を設け、被嵌合部23を有し、ワイヤー押さえ部11は、ワイヤー受け部10と閉塞したときに被嵌合部23と嵌合する嵌合部21を有し、閉塞したワイヤー受け部10とワイヤー押さえ部11との間でワイヤー掛け部13に保持したワイヤーWを囲んで離脱不能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線に沿って取り付けることにより鳥の飛来や営巣を防ぐ鳥害防止具に関するものである。
この種の鳥害防止具としては、特許第3212907に開示されるもののように、離隔部と電線への取付部を有しており、複数の鳥害防止具を取付部により、電柱間に架設した電線の全長に渡り間隔をあけて複数箇所に取り付けると共に、電線に取り付けた各鳥害防止具の離隔部の任意のワイヤー掛け部に径の細いワイヤーをそれぞれ掛け、ワイヤーを電線とほぼ平行に配するものであった。
特許第3212907号
鳥害防止具を電線に取り付けるとき、まず、ワイヤーを鳥害防止具に取り付けるが、上記の公報にあるとおり、いずれのものもワイヤーを鳥害防止具の溝部に引っ掛けて巻き付けたり、ネジを締め付けて固定する態様であったため、鳥害防止具の取り付け時に大変な作業手間がかかっていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、取り付け後に安定して機能するとともに、施工手間が掛からずに作業効率の向上が見込める鳥害防止具を提供することにある。
本発明による請求項1記載の発明は、電線に取り付ける電線取付部と、電線取付部の上部から上方に突出する離隔部とを備えており、電線取付部により電線の長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付けるとともに、各々の離隔部の間に電線と平行にワイヤーを架設して鳥の飛来を防ぐ鳥害防止具であって、電線取付部は、電線の一端部を保持する電線受け部と、電線受け部の上部に水平軸回転自在に軸支してあり且つ電線の他端部を保持する電線押さえ部と、電線受け部と電線押さえ部に挿通してナットの締め付けにより電線受け部を引き寄せて電線押さえ部との間に電線を挟持する締付部とを有し、離隔部は、電線取付部から起立するワイヤー受け部と、ワイヤー受け部の上部に水平軸回転で開閉自在に軸支するワイヤー押さえ部を有しており、ワイヤー受け部は、上下に間隔をあけて複数のワイヤー掛け部が設けてあるとともに、被嵌合部を有しており、ワイヤー押さえ部は、ワイヤー受け部と閉塞したときに被嵌合部と嵌合する嵌合部を有しており、閉塞したワイヤー受け部とワイヤー押さえ部との間でワイヤー掛け部に保持したワイヤーを囲んで離隔部から離脱不能とすることを特徴とする。
本発明による請求項2記載の発明は、電線に取り付ける電線取付部と、電線取付部の上部から上方に突出する離隔部とを備えており、電線取付部により電線の長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付けるとともに、各々の離隔部の間に電線と平行にワイヤーを架設して鳥の飛来を防ぐ鳥害防止具であって、電線取付部は、電線の一端部を保持する電線受け部と、電線受け部の上部に水平軸回転自在に軸支してあり且つ電線の他端部を保持する電線押さえ部と、電線受け部と電線押さえ部に挿通してナットの締め付けにより電線受け部を引寄せて電線押さえ部との間に電線を挟持する締付部とを有し、離隔部は、電線取付部から起立するワイヤー受け部と、ワイヤー受け部の上部に水平軸回転で開閉自在に軸支するワイヤー押さえ部を有しており、ワイヤー受け部は、上下に間隔をあけて複数のワイヤー掛け部が設けてあり、ワイヤー押さえ部には係止部を有するとともに、電線受け部には被係止部が設けてあり、係止部は、電線押さえ部と電線受け部が開いたときに、被係止部との係止状態が解除でき、締付部のナットを回して電線受け部を電線押さえ部側に引寄せて閉塞したときに、係止部と被係止部が係止してワイヤー押え部を開閉不能に拘束し、ワイヤー押さえ部とワイヤー受け部との間でワイヤーを挟持することを特徴とする
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、ワイヤー押さえ部を閉じてワイヤー受け部と嵌合することにより、ワイヤー押さえ部とワイヤー受け部がワイヤー掛け部で保持したワイヤーを囲む構造となる。これにより、ワイヤーを離隔部に簡単に取り付けできるとともに、離隔部からのワイヤーの離脱を確実に防ぐことができるので、手間が省かれて鳥害防止具の取付作業が効率的に行え、さらに、電線に対する鳥の立ち留まりを防ぐことができる。
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、離隔部に取り付けたワイヤーが、締付部のナットを回して締め込んで電線押さえ部で電線を押したとき、電線受け部側の係止部が電線押さえ部側の被係止部と係止し、ワイヤー押さえ部を押し込むことで起立部との間にワイヤーを挟む構造であるため、鳥害防止具を電線に取り付けたときに、同時にワイヤーも離脱不能にできることにより、一回の作業で電線への取り付けとワイヤーの確実な固定ができるので、より一層、鳥害防止具の取付作業が効率的に行える。
(a)は、鳥害防止具の全体を示す側面図であり、(b)は、本実施による鳥害防止具を取り付けた施工図である。 (a)(b)は、本実施による鳥害防止具の斜視図である。 (a)は、本実施による鳥害防止具の斜視図であり、(b)は、平面図であり、(c)は、側面図である。 (a)は、本実施による鳥害防止具の電線押さえ部と電線受け部の開放状態を示す縦断面図であり、(b)は、電線押さえ部と電線受け部の閉塞状態を示す縦断面した斜視図である。 (a)〜(d)は、本実施による鳥害防止具の電線への取付手順を示す正面図である。 (a)は、本発明の他の実施形態の鳥害防止具の全体を示す側面図であり、(b)は、本実施による鳥害防止具を取り付けた施工図である。 (a)は、図6(a)の鳥害防止具を縦断面図し、ワイヤー押さえ部が開放した状態を示す図であり、(b)は、ワイヤー押さえ部を閉塞した状態を示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態を示す一部を縦断面した側面図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の鳥害防止具の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施による鳥害防止具は、図1(a)と図2(a)〜(c)と図3(a)〜(c)のように、電線Dに脱着可能に取り付けできる電線取付部1と、電線取付部1の上部から垂直に起立する離隔部2と、その離隔部2の中間部に保持してあるワイヤーWとからなっている。そして図1(b)のように、この鳥害防止具を電線Dに沿って間隔をあけて複数取り付け、各鳥害防止具の離隔部2の間にワイヤーWを架設して使用するものである。
電線取付部1は、電線押さえ部3と、電線受け部4と、締付部5とから構成してあり、電線押さえ部3と電線受け部4は、上端部16同士を係止して水平軸回転で開閉自在に取り付けてあり、下向きに開口する電線Dの取入口Mを形成している。また、電線押さえ部3と電線受け部4には、図2(b)を参照すれば、縦に長いネジ部挿通長孔24が設けてあり、締付部5のネジ部6が挿通する。締付部5は、ネジ部6と、このネジ部6の長手方向の一端部に螺合する駆動伝達ナット7と、この駆動伝達ナット7とネジ部6の長手方向に隣接し且つ2つの架設部14で連結する締付ナット8とからなっている(図1(a)参照)。また、ネジ部6は、電線取付部1の電線押さえ部3を挿通するとともに、ネジ部6の長手方向のネジ部6先端部側が電線受け部4の内周側に軸部26により水平軸回転自在に軸支してある。これにより、締付部5の駆動伝達ナット7の締付具合によって電線押さえ部3と電線受け部4の開度が調整されるとともに、ネジ部挿通長孔24により、ネジ部6が挿通しつつも電線押さえ部3と電線受け部4が開閉できる構造となっている。さらに、駆動伝達ナット7と締付ナット8を連結する架設部14は、締付工具(図示省略)により駆動伝達ナット7を締め付ける方向に回したときに、締付ナット8及びネジ部6に回転力を伝達するものであり、駆動伝達ナット7の回転とともに締付ナット8を供回りさせることができる。さらに、駆動伝達ナット7を締め込んで電線押さえ部3と電線受け部4で電線Dを挟み、さらに、駆動伝達ナット7をより一層締め込んだときに、一定以上のトルクが加わる駆動伝達ナット7と締付ナット8を連結している架設部14に応力が集中し、これにより、架設部14が破断することで駆動伝達ナット7が締付ナット8に圧接し、ネジ部6から締付ナット8が緩まずに電線押さえ部3と電線受け部4による電線Dの挟持状態を維持する。また、電線押さえ部3と電線受け部4のそれぞれの内周側には、電線Dを挟持するほぼ半円弧状に窪む凹部3a,4aが設けてあり、その凹部3a,4aの電線Dの被覆との当接面には、電線Dの被覆に食い込む凸部3b,4bが多数設けてある。締付部5は、上述したように、ネジ部6と駆動伝達ナット7と締付ナット8とからなっており、駆動伝達ナット7と締付ナット8は、一部が架設部14で連結されている。また、ネジ部6の長手方向の外側には抜け止め部9を有しており、この抜け止め部9は、駆動伝達ナット7のネジ部6からの離脱を防ぐ。また、電線取付部1の電線押さえ部3と電線受け部4は、電線Dを挟持しない状態で閉塞する閉塞部18a,18bが設けてあり、電線Dの取入口M側が不意に開かない構造となっている。
離隔部2は、電線取付部1の上部からほぼ垂直に起立するワイヤー受け部10と、ワイヤー受け部10の上端部17で互いが係合することにより水平軸回転自在に開閉するワイヤー押さえ部11とから構成してある。ワイヤー受け部10は、上下(ワイヤー受け部10の長手方向)に連続した凹溝12(図3(a)参照)を有する断面ほぼコ字状をなすとともに、そのコ字の両側の各壁部には壁部の長手方向に間隔をあけて複数のワイヤー掛け部13が設けてあり、各ワイヤー掛け部13は、想定される鳥のサイズによってワイヤーWを掛ける位置を調整することができる。また、ワイヤー掛け部13は、ワイヤーWの受け入れ側の間隔が次第に拡がりをもつテーパ状をなしている。これは、ワイヤーWをワイヤー掛け部13に取り付けるときに、上記のテーパにワイヤーWがガイドされ、ワイヤーWをワイヤー掛け部13に取り付けやすくできるためである。また、ワイヤー押さえ部11は、ワイヤー受け部10とほぼ同じ寸法を有する板状をなしており、ワイヤー受け部10と上端部17同士が係合して水平軸回転自在に回動する。さらに、ワイヤー押さえ部11の回動先端部には、ワイヤー受け部10の嵌合孔(被嵌合部)23に挿通して嵌合する嵌合突部(嵌合部)21が設けてある。また、嵌合突部(嵌合部)21の先端部は、差込側がテーパ21aを有するとともに基端部側に返し21bが設けてある矢印のような形をしている。これにより、ワイヤー押さえ部11とワイヤー受け部10を閉塞したときに、嵌合孔(被嵌合部)23に挿通された嵌合突部(嵌合部)21の返し21bがワイヤー受け部10に掛かることにより、ワイヤー押さえ部11が開閉不能に拘束される。さらに、ワイヤー受け部10の凹溝12にワイヤー押さえ部11が嵌合する(図1(a)参照)。このとき、ワイヤー受け部10の任意のワイヤー掛け部13にワイヤーWを掛けた状態で、ワイヤー押さえ部11が水平軸を中心に水平軸回動してワイヤー受け部10と閉塞したときに、ワイヤー掛け部13からのワイヤーWの離脱を防止できる。
尚、符号20は、鳥害防止具に鳥が立ち止れないように妨害する鳥返しである。
本実施による鳥害防止具の取付手順を図5(a)〜(d)に基づいて説明する。
第一手順として図5(a)のように、離隔部2のワイヤー受け部10の適宜なワイヤー掛け部13にワイヤーWを掛け、さらに、ワイヤー押さえ部11を閉塞してワイヤーWを挟む。第二手順として図5(b)のように、電線取付部1の電線受け部4に電線Dを配置し、さらに、締付工具(図示省略)で駆動伝達ナット7を回して締付ナット8を共回りさせながら締め付けていき、図5(c)のように、電線Dを挟んだ状態で電線受け部4を更に引き寄せて電線押さえ部3と閉塞する。ここで、図5(d)のように、駆動伝達ナット7を更に締め付けることにより、駆動伝達ナット7と締付ナット8をつなぐ架設部14が応力により捩じれて破断するので、その時点で駆動伝達ナット7による締め付けを止める。上記の第一及び第二の取付手順を経ることにより、本実施による鳥害防止具を電線Dに取り付けでき、さらに、本実施による鳥害防止具を電柱(図示省略)間に架設された電線Dの全長に沿って間隔をあけて複数取り付け、電線Dと平行にワイヤーWを張る(図1(b)参照)。これにより、鳥害防止具の電線Dへの設置作業が完了する。
また、図6(a)(b)及び図7(a)(b)は、本発明の鳥害防止具の他の実施形態である。
図6(b)のように、本実施による鳥害防止具は、取付状態は上記した図1〜図5に示す鳥害防止具とほぼ同じであり、鳥害防止具の相違する構成のみを説明すれば、電線受け部4の上端部には、被係止部25が設けてあり、ワイヤー押さえ部11の下端部には、電線受け部4の被係止部25に係止させることができる係止部22が設けてある。この係止部22は、図7(a)のように、電線押さえ部3が電線受け部4から開いた状態にあるときは、電線受け部4に当接することなく、ワイヤー受け部10と閉塞する位置まで自由に開閉できるように形成してあるが、図7(b)のように、ワイヤー押さえ部11とワイヤー受け部10を閉めた状態とし、さらに、電線押さえ部3を後述する締付部5の締結により電線受け部4側に閉じていくことにより、その電線受け部4の被係止部25が係止部22に当接するとともに更なる締付部5における締め付けで押圧力をもって係止する。これにより、ワイヤー押さえ部11が開閉不能に拘束され、さらに、ワイヤー受け部10の凹溝12にワイヤー押さえ部11が嵌合する。このとき、ワイヤー受け部10の任意のワイヤー掛け部13にワイヤーWを掛けた状態で、ワイヤー押さえ部11が水平軸を中心に水平軸回動してワイヤー受け部10と閉塞したときに、ワイヤー掛け部13からのワイヤーWの離脱を防止できる。また、ワイヤー押さえ部11は、電線押さえ部3が電線受け部4から開いた状態のとき、電線押さえ部3との係合状態が解除されて開閉自在な状態となる(図6(a)参照)。
本発明の他の実施形態として、図8のように、電線押さえ部3と電線受け部4の内周側にアダプタ29を取り付けたものである。このアダプタ29を取り付けることにより、複線型の電線Dに対し、アダプタ29が電線Dの第一線Daの被覆を保持するとともに、第一線Daと第二線Dbの間の溝30の部分に電線押さえ部3と電線受け部4のそれぞれの閉塞部18a、18bの先端が食い込んで電線Dを把持するものである。また、図9のように、ワイヤー受け部10の凹溝12の嵌合孔(被嵌合部)31に嵌合するワイヤー押さえ部11の嵌合凸部27に複数の溝部28を設けたものである。このように形成すると、ワイヤー受け部10とワイヤー押さえ部11でワイヤーWを挟んだときに、ワイヤーWとの接触箇所が増えてワイヤーWの保持力をより高くできる。
本発明の鳥害防止具の離隔部2は、上記実施形態ではワイヤー押さえ部11とワイヤー受け部10が板状をなすもので挟む構造をなしているが、棒状であってもよく、ワイヤーWを任意の高さ位置で挟持して離脱不能に位置決めできるものであればよい。また、締付部5の形状やナット7,8の数、あるいは電線Dに取り付ける態様については特に限定するものではない。さらに、ワイヤー掛け部13は、上記のものではワイヤーWを嵌合するものについて記載したが、ワイヤー掛け部13がワイヤーWの径よりも大きく形成してあり、ワイヤーWを通すのみの構造としてもよい。また、嵌合部(実施のものでは嵌合突部)21と被嵌合部(実施のものでは被嵌合部)23については、ワイヤー受け部10とワイヤー押さえ部11を閉塞したときに、閉塞状態を維持して嵌合できる構造のものであればよい。
1 電線取付部
2 離隔部
3 電線押さえ部
4 電線受け部
5 締付部
6 ネジ部
7 駆動伝達ナット(ナット)
8 締付ナット(ナット)
10 ワイヤー受け部
11 ワイヤー押さえ部
13 ワイヤー掛け部
21 嵌合突部(嵌合部)
22 係止部
23 嵌合孔(被嵌合部)
25 被係止部
D 電線
W ワイヤー

Claims (2)

  1. 電線に取り付ける電線取付部と、電線取付部の上部から上方に突出する離隔部とを備えており、電線取付部により電線の長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付けるとともに、各々の離隔部の間に電線と平行にワイヤーを架設して鳥の飛来を防ぐ鳥害防止具であって、
    電線取付部は、電線の一端部を保持する電線受け部と、電線受け部の上部に水平軸回転自在に軸支してあり且つ電線の他端部を保持する電線押さえ部と、電線受け部と電線押さえ部に挿通してナットの締め付けにより電線受け部を引き寄せて電線押さえ部との間に電線を挟持する締付部とを有し、
    離隔部は、電線取付部から起立するワイヤー受け部と、ワイヤー受け部の上部に水平軸回転で開閉自在に軸支するワイヤー押さえ部を有しており、
    ワイヤー受け部は、上下に間隔をあけて複数のワイヤー掛け部が設けてあるとともに、被嵌合部を有しており、
    ワイヤー押さえ部は、ワイヤー受け部と閉塞したときに被嵌合部と嵌合する嵌合部を有しており、閉塞したワイヤー受け部とワイヤー押さえ部との間でワイヤー掛け部に保持したワイヤーを囲んで離隔部から離脱不能とすることを特徴とする鳥害防止具。
  2. 電線に取り付ける電線取付部と、電線取付部の上部から上方に突出する離隔部とを備えており、電線取付部により電線の長手方向に沿って間隔をあけて複数取り付けるとともに、各々の離隔部の間に電線と平行にワイヤーを架設して鳥の飛来を防ぐ鳥害防止具であって、
    電線取付部は、電線の一端部を保持する電線受け部と、電線受け部の上部に水平軸回転自在に軸支してあり且つ電線の他端部を保持する電線押さえ部と、電線受け部と電線押さえ部に挿通してナットの締め付けにより電線受け部を引寄せて電線押さえ部との間に電線を挟持する締付部とを有し、
    離隔部は、電線取付部から起立するワイヤー受け部と、ワイヤー受け部の上部に水平軸回転で開閉自在に軸支するワイヤー押さえ部を有しており、
    ワイヤー受け部は、上下に間隔をあけて複数のワイヤー掛け部が設けてあり、
    ワイヤー押さえ部には係止部を有するとともに、電線受け部には被係止部が設けてあり、係止部は、電線押さえ部と電線受け部が開いたときに、被係止部との係止状態が解除でき、締付部のナットを回して電線受け部を電線押さえ部側に引寄せて閉塞したときに、係止部と被係止部が係止してワイヤー押え部を開閉不能に拘束し、ワイヤー押さえ部とワイヤー受け部との間でワイヤーを挟持することを特徴とする鳥害防止具。
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