JP5803603B2 - コンテンツ再生装置、表示装置及びコンテンツ再生方法 - Google Patents
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Description
本態様によれば、コンテンツ選択処理部により、リモコンが備える第1の操作キー及び第2の操作キーを介した操作入力に基づいて、コンテンツ間を移動するコンテンツ移動モード、又はプレイリスト移動モードを選択するようにした。そして、コンテンツ選択処理部は、リモコンが備える第3の操作キー及び第4の操作キーを介した操作入力に基づいて、複数のコンテンツの1つ、又は複数のプレイリストの1つを選択するようにした。これにより、操作性の低下を招くことなく、リモコンが備える少ない操作キーで、特殊再生モードの指定のみならず、コンテンツ間の移動や、プレイリスト間の移動を実現することができるようになる。
本態様によれば、特殊再生モードとして、移動量が互いに異なる第1のスキップ移動モード及び第2のスキップ移動モードのいずれかを、第1の操作キー及び第2の操作キーにより指定することができるようにした。これにより、上記の効果に加えて、移動量を新たに指定することなく、いち早くユーザーに移動先のシーンを見せることができるようになる。
本態様によれば、4方向のいずれかを指示しするための方向キーを介したユーザーの操作入力により、瞬時に特殊再生モードの指定が可能となり、操作性の低下を招くことなく、より少ない操作キーで特殊再生機能の実行を実現することができるようになる。
本態様によれば、第1の操作キーを上方向キー、第2の操作キーを下方向キー、第3の操作キーを左方向キー、第4の操作キーを右方向キーに割り当てるようにしたので、特殊再生モードの実行方向を左右の方向で判断することができるようになる。これにより、ユーザーは、直感的に特殊再生機能の指示を行うことができるようになる。
本態様によれば、第1の操作キー又は第2の操作キーにより、コンテンツ内の移動量又は移動速度を上下の方向で判断することができるようになる。これにより、ユーザーは、直感的に特殊再生機能の指示を行うことができるようになる。
コンテンツ再生装置100は、コンテンツ保存部110と、操作入力部120と、コンテンツ選択処理部130と、特殊再生モード選択部140と、実行方向選択部150と、コンテンツ再生部160と、特殊再生処理部170とを備えている。また、コンテンツ再生装置100は、画像生成部180と、音声生成部190とを備えている。更に、コンテンツ再生装置100は、リモコン126を備え、操作入力部120は、受信部122と、操作パネル(操作部)124とを備えている。コンテンツ再生装置100には、表示部200と、スピーカー210とが接続されている。
リモコン126は、操作キーとして、電源キーPOFと、上下左右の方向キーUP,DN,LF,RTと、決定キーCKとを有している。電源キーPOFは、コンテンツ再生装置100の電源のオン又はオフを指示するための操作キーである。上方向キーUP(第1の操作キー)は、上方向(第1の方向)を指示するための方向キーである。下方向キーDN(第2の操作キー)は、下方向(第1の方向と反対方向の第2の方向)を指示するための方向キーである。左方向キーLF(第3の操作キー)は、左方向(第1の方向と直交(交差)する第3の方向)を指示するための方向キーである。右方向キーRT(第4の操作キー)は、右方向(第3の方向と反対方向の第4の方向)を指示するための方向キーである。なお、リモコン126は、図2に示す操作キー以外に、例えば音量調整用の操作キー等を備えていてもよい。
更にまた、本実施形態では、左方向キーLF及び右方向キーRTに、コンテンツ移動モードにおいてコンテンツの1つ、又はプレイリスト移動モードにおいてプレイリストの1つを選択する機能を兼用させる。
更にまた、決定キーCKに、選択したコンテンツ又はプレイリストを決定する機能を兼用させる。
なお、後述のトリックプレイやスロー再生等の所定の特殊再生モードにおいては、左方向キーLF及び右方向キーRTにより、コンテンツ内の移動量又は移動速度を選択して決定する機能を兼用させる。
本実施形態におけるコンテンツ再生装置100のモードは、大きく区分すると、プレイリスト移動モード、コンテンツ移動モード、チャプター移動モード、シーン移動モード、スキップ移動モード、トリックプレイモード、スロー再生モード、停止モードを含む。これらのモードのうち、チャプター移動モード、シーン移動モード、スキップ移動モード、トリックプレイモード及びスロー再生モードが特殊再生モードに対応している。上記のモードの各々は、1度の操作入力による選択対象の移動単位が互いに異なる。通常再生モードが1倍速のトリックプレイであると考えると、図3のトリックプレイモードに含めてもよい。図3では、プレイリスト移動モード、コンテンツ移動モード、チャプター移動モード、シーン移動モード、スキップ移動モード、トリックプレイモード、スロー再生モード、停止モードの順番で、移動単位が小さくなるように階層化されている。
コンテンツ移動モードにおいては、あるコンテンツから別のコンテンツへの移動が行われる。コンテンツ移動モードにおける選択対象の移動単位は「コンテンツ」となる。なおコンテンツは、複数のチャプター又はシーンにより構成される。
チャプター移動モードにおいては、あるチャプターから別のチャプターへの移動が行われる。つまり、チャプター移動モードにおける選択対象の移動単位は「チャプター」となる。なおチャプターは、予め設定されたチャプター情報により1つのコンテンツ内に複数設けられる。
シーン移動モードにおいては、あるシーンから別のシーンへの移動が行われる。シーン移動モードにおける選択対象の移動単位は「シーン」となる。なおシーンは、1つのコンテンツ内に複数設けられる。
スキップ移動モードにおいては、1つのコンテンツ内において、現在の再生時刻から別の再生時刻へ、指定時間だけ瞬時に移動する。つまりスキップ移動モードにおける選択対象の移動単位は「指定時間」となる。本実施形態では、指定時間が異なる複数のスキップ移動モードとして、スキップ30秒移動モード(第1の特殊再生モード)、スキップ15秒移動モード(第2の特殊再生モード)が設けられている。ここで、スキップ30秒移動モード及びスキップ15秒移動モードは、コンテンツの再生態様が等しく、かつコンテンツ内の移動量又は移動速度が異なる。また、スキップ30秒移動モードは第1の移動量(30秒)に対応する第1のスキップ移動モードである。一方、スキップ15秒移動モードは、第1の移動量とは異なる第2の移動量(15秒)に対応する第2のスキップ移動モードである。
トリックプレイモードにおいては、トリックプレイ(早送り、早戻し、逆方向の再生等)が行われる。トリックプレイモードの実行方向及び速度は、左方向キーLF及び右方向キーRTにより変更が可能である。
スロー再生モードにおいては、スロー再生(順方向のスロー再生、逆方向のスロー再生)が行われる。スロー再生モードの実行方向及び速度は、左方向キーLF及び右方向キーRTにより変更が可能である。
なお、停止モードでは、コンテンツの再生と、コンテンツの再生の停止とを繰り返す。
上方向キーUPは、公知の上方向キーの機能に加えて、コンテンツ再生装置100のモードを切り替える機能を有する。上方向キーUPによる操作入力のたびに、移動単位が大きいモードに切り替えられる。具体的には、上方向キーUPによる操作入力のたびに、コンテンツ内の移動量が大きく、又はコンテンツ内の移動速度が速いモードに切り替えられる。コンテンツ内の最大移動量であるチャプター移動モードが選択されているときに、上方向キーUPによる操作入力を行うと、コンテンツ移動モード、プレイリスト移動モードの順番で切り替えられる。このように、上方向キーUPによる操作入力のたびに、1段階だけ移動単位が粗い(大きい)モードに切り替えられる。
右方向キーRTは、公知の右方向キーの機能に加えて、現在の特殊再生単位で実行方向を未来方向(順方向、コンテンツを再生する方向)に切り替える機能を有する。
以下では、リモコン126を介した操作入力を例に説明するが、操作パネル124を介した操作入力についても同様である。
実行方向選択部150は、操作入力部120により受け付けられた左方向キーLF及び右方向キーRTを介した操作入力に基づいて、特殊再生モード選択部140によって決定された特殊再生モードの実行方向を選択して決定する。
特殊再生処理部170は、コンテンツ再生部160により再生されるコンテンツに対して特殊再生処理を行う。具体的には、特殊再生処理部170は、特殊再生モード選択部140により決定された特殊再生モード、及び実行方向選択部150によって決定された実行方向に基づいて、コンテンツに対して公知の特殊再生処理を行う。特殊再生処理部170は、通常再生が指定され特殊再生を行わないときは、コンテンツ再生部160により再生された画像データ等をそのまま出力する。
音声生成部190は、特殊再生処理部170からの音声データをD/A変換し、D/A変換後の音声データはスピーカー210により出力される。
なお、表示部200及びスピーカー210の少なくとも一方は、コンテンツ再生装置100に内蔵されてもよい。例えば、表示部200及びコンテンツ再生装置100を一体として、表示装置(例えば、プロジェクター)を構成することもできる。
図5に、本実施形態における状態番号Mの説明図を示す。図5は、本実施形態において、上方向キーUP及び下方向キーDNにより変更が可能な状態番号Mと、状態番号Mに応じた左方向キーLF、右方向キーRT又は決定キーCKの押下時の処理内容の説明図を表す。
図6に、本実施形態における速度番号Sの説明図を示す。図6は、本実施形態において、左方向キーLF及び右方向キーRTにより変更が可能な速度番号Sの説明図を表す。
図7に、本実施形態のコンテンツ再生装置100において、状態番号Mと速度番号Sとにより規定される特殊再生モードの説明図を示す。
各モードでは、左方向キーLF、右方向キーRT、又は決定キーCKの押下時の処理内容が規定されており、処理内容によっては速度番号Sが参照される。
図6に示すように、速度番号Sは、実行方向及びコンテンツ内の移動速度に対応している。具体的には、未来方向の最大移動速度である4倍には、速度番号Sとして「6」が対応付けられ、2倍、1倍、逆方向1倍、逆方向2倍、逆方向4倍、及び一時停止の各々には、速度番号Sとして「5」から「0」までが順番に対応付けられる。なお、特殊再生モードがスロー再生モードのとき、1/4倍には速度番号Sとして「6」が、1/2倍には速度番号Sとして「5」が、逆方向1/2倍には速度番号Sとして「2」が、逆方向1/4倍には速度番号Sとして「1」が対応付けられる。
例えば、コンテンツを通常再生している状態である「再生状態」を1倍速早送りのトリックプレイ状態として、この状態に対応付ける状態番号M及び速度番号Sを、それぞれ「2」及び「4」とすることができる。また、「停止状態」に対応付ける状態番号M及び速度番号Sを、それぞれ「0」及び「0」とすることができる。また、「4倍速早戻しトリックプレイ状態」に対応付ける状態番号M及び速度番号Sを、それぞれ「2」及び「1」とすることができ、「1/4逆方向スロー再生状態」に対応付ける状態番号M及び速度番号Sを、それぞれ「1」及び「1」とすることができる。
図9に、図8のステップS10の右方向キー処理の処理例のフロー図を示す。
図10に、図8のステップS20の左方向キー処理の処理例のフロー図を示す。
図11に、図8のステップS30の上方向キー処理の処理例のフロー図を示す。
図12に、図8のステップS40の下方向キー処理の処理例のフロー図を示す。
コンテンツ再生装置100は、図示しない中央演算処理装置(Central Processing Unit:以下、CPU)及びメモリーを有しており、CPUは、該メモリーに保存された以下の処理手順に対応したプログラムを読み込んで該プログラムに対応した処理を実行する。このようなCPU及びメモリーにより、操作入力部120、コンテンツ選択処理部130、特殊再生モード選択部140、実行方向選択部150、コンテンツ再生部160、及び特殊再生処理部170の各部の一部又は全部の機能が実現される。
続いて、CPUは、処理が終了したか否かを判定する(ステップS3)。処理が終了したと判定されたとき(ステップS3:Y)、CPUは、一連の操作指示処理を終了する(エンド)。
処理が終了していないと判定されたとき(ステップS3:N)、CPUは、右方向キーRTが押下されたか否かを判定する(ステップS4)。右方向キーRTが押下されたと判定されたとき(ステップS4:Y)、CPUは、右方向キー処理を行い(ステップS10)、ステップS3に戻る。
速度番号Sが「4」より小さくないと判定されたとき(ステップS12:N)、CPUは、速度番号Sが「6」以上であるか否かを判定する(ステップS14)。速度番号Sが「6」以上ではないと判定されたとき(ステップS14:N)、CPUは、速度番号Sをインクリメントする(ステップS15)。
状態番号Mが「1」以上で、且つ、「2」以下ではないと判定されたとき(ステップS11:N)、又は速度番号Sが「6」以上であると判定されたとき(ステップS14:Y)、CPUは、RightProc[M]を実行する(ステップS16)。また、ステップS13又はステップS15に続いて、CPUは、RightProc[M]を実行する(ステップS16)。その後、CPUは、一連の右方向キー処理を終了する(エンド)。
状態番号Mが「8」のとき、カレントプレイリスト(現在選択されているプレイリスト)の次に登録されているプレイリストに選択対象を切り替え、次のプレイリストが存在しないとき、何も処理しない。
状態番号Mが「7」のとき、カレントコンテンツ(現在選択されているコンテンツ)の次に登録されているコンテンツに選択対象を切り替え、次のコンテンツが存在しないとき、何も処理しない。
状態番号Mが「6」のとき、カレントタイム(現在選択されているコンテンツにおける、現在再生されている位置)より未来方向にチャプターが存在するとき、未来方向の次のチャプターに再生位置を移動させ、次のチャプターが存在しないとき、何も処理しない。
状態番号Mが「5」のとき、カレントタイムより未来方向にシーンチェンジが存在するとき、未来方向の次のシーンチェンジ位置に再生位置を移動させ、次のシーンチェンジが存在しないとき、コンテンツの末尾に再生位置を移動させる。
状態番号Mが「4」のとき、カレントタイムより未来方向に30秒以上の再生時間が存在するとき、(カレントタイム+30秒)の位置に再生位置を移動させ、30秒以上の再生時間が存在しないとき、コンテンツの末尾に再生位置を移動させる。
状態番号Mが「3」のとき、カレントタイムより未来方向に15秒以上の再生時間が存在するとき、(カレントタイム+15秒)の位置に再生位置を移動させ、15秒以上の再生時間が存在しないとき、コンテンツの末尾に再生位置を移動させる。
状態番号Mが「2」のとき、図7に示すような速度番号Sでトリックプレイを行う。
状態番号Mが「1」のとき、図7に示すような速度番号Sでスロー再生を行う。
状態番号Mが「0」のとき、何も処理しない。
速度番号Sが「4」より大きくないと判定されたとき(ステップS22:N)、CPUは、速度番号Sが「1」以下であるか否かを判定する(ステップS24)。速度番号Sが「1」以下ではないと判定されたとき(ステップS24:N)、CPUは、速度番号Sをデクリメントする(ステップS25)。
状態番号Mが「1」以上で、且つ、「2」以下ではないと判定されたとき(ステップS21:N)、又は速度番号Sが「1」以下であると判定されたとき(ステップS24:Y)、CPUは、LeftProc[M]を実行する(ステップS26)。また、ステップS23又はステップS25に続いて、CPUは、LeftProc[M]を実行する(ステップS26)。その後、CPUは、一連の左方向キー処理を終了する(エンド)。
状態番号Mが「8」のとき、カレントプレイリストの前に登録されているプレイリストに選択対象を切り替え、前のプレイリストが存在しないとき、何も処理しない。
状態番号Mが「7」のとき、カレントコンテンツの前に登録されているコンテンツに選択対象を切り替え、次のコンテンツが存在しないとき、何も処理しない。
状態番号Mが「6」のとき、カレントタイムより過去方向にチャプターが存在するとき、過去方向の前のチャプターに再生位置を移動させ、前のチャプターが存在しないとき、何も処理しない。
状態番号Mが「5」のとき、カレントタイムより過去方向にシーンチェンジが存在するとき、過去方向の前のシーンチェンジ位置に再生位置を移動させ、前のシーンチェンジが存在しないとき、コンテンツの先頭に再生位置を移動させる。
状態番号Mが「4」のとき、カレントタイムより過去方向に30秒以上の再生時間が存在するとき、(カレントタイム−30秒)の位置に再生位置を移動させ、30秒以上の再生時間が存在しないとき、コンテンツの先頭に再生位置を移動させる。
状態番号Mが「3」のとき、カレントタイムより過去方向に15秒以上の再生時間が存在するとき、(カレントタイム−15秒)の位置に再生位置を移動させ、15秒以上の再生時間が存在しないとき、コンテンツの先頭に再生位置を移動させる。
状態番号Mが「2」のとき、図7に示すような速度番号Sでトリックプレイを行う。
状態番号Mが「1」のとき、図7に示すような速度番号Sでスロー再生を行う。
状態番号Mが「0」のとき、何も処理しない。
状態番号Mが「8」以上であると判定されたとき(ステップS31:Y)、CPUは、一連の上方向キー処理を終了する(エンド)。
状態番号Mが「0」以下であると判定されたとき(ステップS41:N)、CPUは、一連の下方向キー処理を終了する(エンド)。
決定キーCKが押下されなかったと判定されたとき(ステップS8:N)、CPUは、ステップS3に戻る。
状態番号Mが「1」〜「8」のいずれかの場合、速度番号Sが「0」ではないときに決定キーCKが押下されると速度番号Sは「0」に設定され、速度番号Sが「0」のときに決定キーCKが押下されると、速度番号Sは「4」に設定される。換言すれば、一時停止ではないときに決定キーCKが押下されると一時停止となり、一時停止のときに決定キーCKが押下されると速度1倍での再生(通常再生)が行われる。
状態番号Mが「0」の場合、決定キーCKが押下されると再生終了処理を行う。
図13(A)及び図13(B)において、一番左の欄に、現在の状態(停止状態、各種トリックプレイ状態、各種スロー再生状態)を表し、横方向に、上方向キーUP及び下方向キーDNにより切り替えられたモードを表す。例えば、現在、再生状態のとき、上方向キーUP及び下方向キーDNによりトリックプレイモードに切り替えられて、右方向キーRTが押下されると、2倍速早送り再生に切り替えられることを示している。また、例えば、現在、1/4逆方向スロー再生状態のとき、上方向キーUP及び下方向キーDNによりスキップ30秒移動モードに切り替えられて、右方向キーRTが押下されると、30秒未来方向に再生位置を移動後に再生されることを示している。
図14(A)及び図14(B)において、一番左の欄に、現在の状態(停止状態、各種トリックプレイ状態、各種スロー再生状態)を表し、横方向に、上方向キーUP及び下方向キーDNにより切り替えられたモードを表す。例えば、現在、2倍速早戻しトリックプレイ状態のとき、上方向キーUP及び下方向キーDNによりトリックプレイモードに切り替えられて、左方向キーLFが押下されると、4倍速早戻し再生に切り替えられることを示している。また、例えば、現在、1/4倍逆方向スロー再生状態のとき、上方向キーUP及び下方向キーDNによりスキップ15秒移動モードに切り替えられて、左方向キーLFが押下されると、15秒過去方向に再生位置を移動後に再生されることを示している。
このとき、特殊再生モードとして、移動量が異なる複数のスキップ移動モードを設け、上方向キーUP及び下方向キーDNにより指定することができるようにしたので、移動量を新たに指定することなく、いち早くユーザーに移動先のシーンを見せることができる。
本実施形態におけるリモコン126は、図2に示したものを例に説明したが、本発明に係る実施形態は、これに限定されるものではない。
図15に、本実施形態の第1の変形例におけるリモコンの構成例の概要を示す。図15は、第1の変形例におけるリモコンを上面から見た構成を模式的に表している。図15において、図2と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
第1の変形例におけるリモコン126aは、リモコン126に代えて図1のコンテンツ再生装置100に適用することができる。リモコン126aがリモコン126と異なる点は、上方向キーUP、下方向キーDN、左方向キーLF、及び右方向キーRTがリング状に形成されている点である。それ以外の点では、本実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態又はその第1の変形例におけるリモコンは、上方向キーUP、下方向キーDN、左方向キーLF、右方向キーRT、及び決定キーCKが専用に設けられた操作キーである例を説明したが、本発明に係る実施形態は、これに限定されるものではない。
図16(A)、図16(B)に、本実施形態の第2の変形例におけるリモコンの構成例の概要を示す。図16(A)は、電話タイプのテンキーを有するリモコンを上面から見た構成を模式的に表している。図16(B)は、PCタイプのテンキーを有するリモコンを上面から見た構成を模式的に表している。図16(A)、図16(B)において、図2と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図16(B)に示すリモコン126cは、リモコン126に代えて図1のコンテンツ再生装置100に適用することができる。リモコン126cは、電源キーPOFと、「0」キー〜「9」キー、及び「.」キーにより構成されるテンキーとを備えている。ここで、「8」キーを上方向キーUP、「2」キーを下方向キーDN、「4」キーを左方向キーLF、「6」キーを右方向キーRT、「5」キーを決定キーCKに割り当てることで、本実施形態と同様の機能を実現することができる。
120…操作入力部、 122…受信部、 124…操作パネル、
126,126a,126b,126c…リモコン、 130…コンテンツ選択処理部、
140…特殊再生モード選択部、 150…実行方向選択部、
160…コンテンツ再生部、 170…特殊再生処理部、 180…画像生成部、
190…音声生成部、 200…表示部、 210…スピーカー、 DN…下方向キー、
LF…左方向キー、 M…状態番号、 POF…電源キー、 RT…右方向キー、
S…速度番号、 UP…上方向キー
Claims (7)
- コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
リモコンが備える第1の操作キー、第2の操作キー、第3の操作キー、及び第4の操作キーを介した操作入力を受け付ける操作入力部と、
前記操作入力部により受け付けられた前記第1の操作キー及び前記第2の操作キーを介した操作入力に基づいて、前記コンテンツの再生態様が等しく、かつ前記コンテンツ内の移動量又は移動速度が異なる第1の特殊再生モード及び第2の特殊再生モードを含む複数の特殊再生モードのうち、いずれかの特殊再生モードを選択する特殊再生モード選択部と、
前記操作入力部により受け付けられた前記第3の操作キー及び前記第4の操作キーを介した操作入力に基づいて、特殊再生モードの実行方向を選択する実行方向選択部と、
前記特殊再生モード選択部により選択された特殊再生モードにおいて、前記実行方向選択部によって選択された実行方向で前記コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
前記操作入力部により受け付けられた前記第1の操作キー及び前記第2の操作キーを介した操作入力に基づいて、コンテンツ間を移動するコンテンツ移動モード、又は前記複数のコンテンツにより構成されるプレイリスト間を移動するプレイリスト移動モードを選択するコンテンツ選択処理部を含み、
前記コンテンツ選択処理部は、
前記操作入力部により受け付けられた前記第3の操作キー及び前記第4の操作キーを介した操作入力に基づいて、前記コンテンツ移動モードにおいて複数のコンテンツの1つ、又は前記プレイリスト移動モードにおいて複数のプレイリストの1つを選択することを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1において、
前記第1の特殊再生モードは、第1の移動量に対応する第1のスキップ移動モードであり、前記第2の特殊再生モードは、第1の移動量とは異なる第2の移動量に対応する第2のスキップ移動モードであることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1又は2において、
前記第1の操作キーは、第1の方向を指示するための第1の方向キーであり、前記第2の操作キーは、前記第1の方向と反対方向の第2の方向を指示するための第2の方向キーであり、
前記第3の操作キーは、前記第1の方向と交差する第3の方向を指示するための第3の方向キーであり、前記第4の操作キーは、前記第3の方向と反対方向の第3の方向を指示するための第4の方向キーであることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項3において、
前記第1の方向は上方向であり、前記第2の方向は下方向であり、
前記第3の方向は左方向であり、前記第4の方向は右方向であることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項4において、
前記特殊再生モード選択部は、
前記第1の操作キーを介した操作入力のたびに、前記移動量が大きく、又は前記移動速度が速い特殊再生モードを選択して決定し、
前記第2の操作キーを介した操作入力のたびに、前記移動量が小さく、又は前記移動速度が遅い特殊再生モードを選択して決定することを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンテンツ再生装置と、
前記コンテンツ再生装置によって再生される前記コンテンツを表示する表示部と、を含むことを特徴とする表示装置。 - リモコンが備える第1の操作キー、第2の操作キー、第3の操作キー、及び第4の操作キーを介した操作入力を受け付ける操作入力部と、
前記操作入力部によって受け付けられた操作入力に応じてコンテンツを再生するコンテンツ再生部とを含むコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生方法であって、
前記操作入力部により受け付けられた前記第1の操作キー及び前記第2の操作キーを介した操作入力に基づいて、前記コンテンツの再生態様が等しく、かつ前記コンテンツ内の移動量又は移動速度が異なる第1の特殊再生モード及び第2の特殊再生モードを含む複数の特殊再生モードのうち、いずれかの特殊再生モードを選択して決定する特殊再生モード選択ステップと、
前記操作入力部により受け付けられた前記第3の操作キー及び前記第4の操作キーを介した操作入力に基づいて、特殊再生モードの実行方向を選択する実行方向選択ステップと、
前記特殊再生モード選択ステップにおいて決定された特殊再生モードにおいて、前記実行方向選択ステップにおいて選択された実行方向で前記コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、
前記操作入力部により受け付けられた前記第1の操作キー及び前記第2の操作キーを介した操作入力に基づいて、コンテンツ間を移動するコンテンツ移動モード、又は前記複数のコンテンツにより構成されるプレイリスト間を移動するプレイリスト移動モードを選択するコンテンツ選択ステップとを含み
前記コンテンツ選択ステップは、
前記操作入力部により受け付けられた前記第3の操作キー及び前記第4の操作キーを介した操作入力に基づいて、前記コンテンツ移動モードにおいて複数のコンテンツの1つ、又は前記プレイリスト移動モードにおいて複数のプレイリストの1つを選択することを特徴とするコンテンツ再生方法。
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