JP5803368B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1乃至図4に示すように、インクジェットプリンタ1は、左右方向を長手方向とする略直方体形状の筐体2を有し、その下部の略中央に、前後方向に向かう2本のレール3,3が列設されている。2本のレール3は、筐体2の垂直方向に立ち上げられた基部151上にそれぞれ支持されており、その基部151の上部に、レール3に沿って筐体2の前後方向に移動可能な平板状のプラテン支持台7を支持している。そして、プラテン支持台7の略中央に垂直に立ち上げられた支柱の上端には、取り換え可能なプラテン5(載置台;載置手段)が固定されている。
インクジェットヘッド21aの詳細構成を図6及び図7に示す。なお、図6及び図7にはインクジェットヘッド21aのみを一例として図示しているが、他の7つのインクジェットヘッド21b〜21h(図5等も参照)もすべて同様の構成となっている。図6に示すように、インクジェットヘッド21aは、ベースプレート27a上に、インクタンク102が配置され、インクタンク102の上部には、上記各インク供給用チューブ32を介して、インクを供給するための吸引口103を有している。また、インクジェットヘッド21aは、各種ICチップ等の電装品が実装された素子基板104が縦長のアーム105により保持された状態で立設されている。さらに、アーム105の上下方向中間部には、冷却用の多数の金属薄板を横方向に狭間隙を開けて並べた放熱フィン106が設けられている。
キャリッジの詳細構成を図5〜図14により説明する。上記図5に示すように、キャリッジ20には、前後に各4つずつ、合計8つの上記インクジェットヘッド21a,21b,21c,21d,21e,21f,21g,21hが搭載されている。
以上の基本構成において、本実施形態の特徴は、インクジェットヘッド21a〜21hをキャリッジ20に取り付けるときの取り付け構造にある。すなわち、8個のインクジェットヘッド21a〜21hのうち、インクジェットプリンタ1の前方側に4個のインクジェットヘッド21a〜21dを設けると共に、インクジェットプリンタ1の後方側に残りの4個のインクジェットヘッド21e〜21hを設ける。その際、それらインクジェットヘッド21a〜21dとインクジェットヘッド21e〜21hとが、互いに背中合わせになるように配置している(図4、図5参照)。そして、このようにして背中合わせに向かい合った2つのインクジェットヘッド(インクジェットヘッド21aとインクジェットヘッド21e、インクジェットヘッド21bとインクジェットヘッド21f、インクジェットヘッド21cとインクジェットヘッド21g、インクジェットヘッド21dとインクジェットヘッド21h)、をそれぞれ1組とし、これら合計4組のそれぞれにおいて、上記ベースプレート27a〜27hの一端側が向かい合う部分を、共通の位置決めピン(詳細は後述)によって位置決めし、ヘッド保持板201(詳細は後述)によって押圧保持する。以下、その詳細を、図8〜図21を用いて説明する。
まず、ヘッドプレート40の構造について説明する。図8〜図18において、ヘッドプレート40の外枠部分の、前端及び後端となる部位それぞれに、取付ネジ98が各々係合されるネジ孔(図示せず)が均等間隔で形成されている。そして、ネジ孔を覆うように、ヘッドプレート40の上面にヘッド押しバネ50が載置される。
ヘッド押しバネ50は、図9及び図10等に示すように、キャリッジ20の走査方向(左右方向)を長手方向とする板状部材である。ヘッドプレート40の前端と後端に載置されるヘッド押しバネ50、50には、開口部R1,R2に対向した側面部から連通して、略L字状に曲げられた各インクジェットヘッド21a〜21hの上記ベースプレート27a〜27hに対応して爪部52(付勢部材)が合計で8個形成されている。爪部52は、その断面形状が上方向に向けて突出するようにくの字状に曲げ形成されたものである。すなわち、この爪部52を介し、各インクジェットヘッド21a〜21hの上記先端取付部28を対応する後述の先端部位置決めピン42へと付勢するとともに、基端取付部29を基端位置決めピン43へ付勢する。
そして、ヘッドオサエバネ70の各々の近傍には、開口部R1,R2に沿って(前側と後側とに)各4本、合計8本の先端部位置決めピン42(第1位置決め部)が、均等間隔で形成されている。これら8本の先端部位置決めピン42は、インクジェットヘッド21a〜21hのベースプレート27aの先端取付部28の側面側から当接して、インクジェットヘッド21a〜21hをそれぞれ位置決めするためのものである。各先端部位置決めピン42は、ヘッドプレート40の上面から垂直に突起する棒状部材であり、その尖端付近では尖端部に向けて徐々に細くなるような傾斜がつけられている。
一方、ヘッドプレート40の上記架設バー40aには(上記4組のインクジェットヘッド(インクジェットヘッド21a,21e、インクジェットヘッド21b,21f、インクジェットヘッド21c,21g、インクジェットヘッド21d,21h)の、各組に1つずつ、合計4個の基端部位置決めピン43(第2位置決め部)が設けられている。これら位置決めピン43は、ヘッドプレート40上で、当該各組のインクジェットヘッド21a〜21hを位置決めするためのものである。詳細には、ヘッドプレート40に設けた上記架設バー40aに沿って4つの基端部位置決めピン43が等間隔に植設され、各基端部位置決めピン43の頭部尖端は上部構造体20Bの上記架設バー300に対向している。これら基端部位置決めピン43は、各組を構成するインクジェットヘッド21a〜21hの上記一端側へ突出して設けられた上記基端取付部29のV溝29a(前述の図7参照。また例えば、インクジェットヘッド21aのV溝29aについては図9、図13参照)に係合し当該基端取付部29を係止することで、ヘッドプレート40上で当該インクジェットヘッド21a〜21hを位置決めする。これら基端部位置決めピン43は、ヘッドプレート40の上面から垂直に突起する棒状部材であり、その尖端付近では尖端部に向けて徐々に細くなるような傾斜がつけられている。なお、図16では、説明のために、位置決めピン43を1本だけ示しているが、実際には、架設バー40a上に等間隔に合計で4本設けられている。
そして、上記図16、図17等に示すように、上記上部構造体200Bの架設バー300と上記下部構造体20Aのヘッドプレート40の架設アーム40aとの間には、上記4組それぞれに含まれる2つのインクジェットヘッド21a,21e、インクジェットヘッド21b,21f、インクジェットヘッド21c,21g、インクジェットヘッド21d,21hそれぞれの上記基端取付部29をヘッドプレート40の上面側に向かって押圧するための、1つのヘッド保持板201(ヘッド押圧部材)が、各組ごとに1つ、合計4つ設けられる。このヘッド保持板201は、基端部位置決めピン43により位置決めされた、各組のインクジェットヘッド21a〜21hそれぞれの基端取付部29の上面に対向して配置される。
以下、上記構成において、インクジェットヘッド21a〜21hをキャリッジ20に対し着脱操作するときの挙動を、インクジェットヘッド21aを例にとって説明する。例えば、インクジェットヘッド21aを図9のように、キャリッジ20の前方側の左端に取り付ける場合を説明する。
9 ガイドレール(ガイド部材)
20 キャリッジ(ヘッド搬送手段)
20A 下部構造体
20p ガイド係合部
20B 上部構造体
21a〜h インクジェットヘッド
27a〜h ベースプレート
28 先端取付部(第1取付部)
29 基端取付部(第2取付部)
40 ヘッドプレート
R1,R2 開口部
42 先端部位置決めピン(第1位置決め部)
43 基端部位置決めピン(第2位置決め部)
52 爪部(ヘッド付勢部材)
101 駆動ベルト
201 ヘッド保持板(ヘッド押圧部材)
201a 貫通孔
201d 凸部
202 コイルバネ(軸方向変形バネ、付勢部材)
Claims (4)
- 被記録媒体に対してインクを吐出するための複数のインクジェットヘッドを、走査方向一方側及び他方側に往復移動させるためのヘッド搬送手段を有するインクジェット記録装置であって、
前記ヘッド搬送手段は、
前記インクジェットヘッドの長手方向の一端側から他端側にわたって略水平方向に配置されるベースプレートを備える2つの前記インクジェットヘッドを、それぞれの前記一端側を向かい合わせるように配置して一組とし、当該組となったインクジェットヘッドを少なくとも一組載置するためのヘッドプレートと、
各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドのノズル面に対応して、前記ヘッドプレートに形成された開口部と、
各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドの前記他端側から突出して設けられた第1取付部をそれぞれ係止して、前記ヘッドプレート上で当該2つのインクジェットヘッドを位置決めする2つの第1位置決め部と、
各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドの前記一端側が向かい合う位置に、それら2つのインクジェットヘッドに共通に1つ設けられ、当該2つのインクジェットヘッドの前記一端側から突出してそれぞれ設けられた第2取付部を係止して、前記ヘッドプレート上で当該2つのインクジェットヘッドを位置決めする第2位置決め部と、
各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドそれぞれの前記他端側に設けられ、前記ヘッドプレートに載置された各インクジェットヘッドの前記第1取付部に対向して前記第1取付部を対応する前記第1位置決め部へと付勢するとともに、前記第2取付部を対応する前記第2位置決め部へと付勢するヘッド付勢部材と、
前記ヘッド搬送手段に固定されるとともに、前記走査方向に沿って掛け渡され、前記ヘッド搬送手段を当該走査方向一方側及び他方側に駆動する駆動ベルトと、
を有し、
前記第2位置決め部は、
前記駆動ベルトの下方に設けられている
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記ヘッド搬送手段は、
各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドの前記一端側が向かい合う位置にそれら2つのインクジェットヘッドに対して共通に1つ設けられるとともに、 前記第2位置決め部により位置決めされた当該2つのインクジェットヘッドそれぞれの第2取付部の上面に対向して配置され、それら2つのインクジェットヘッドの前記第2取付部をヘッドプレートの上部へと押圧するヘッド押圧部材をさらに備える
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項2記載のインクジェット記録装置において、
前記ヘッド押圧部材は、
各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドに共通に設けられた前記第2位置決め部を挿通する貫通孔を備えており、
前記ヘッド搬送手段は、
前記ヘッド押圧部材の前記貫通孔に前記第2位置決め部が下方から挿入されて当該第2位置決め部の上部が前記貫通孔の上方へ突出した状態において、前記第2位置決め部の上部に挿通され、当該ヘッド押圧部材の上面における前記貫通孔の外周領域に上方から接触して下方へ付勢する付勢部材をさらに備える
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項3記載のインクジェット記録装置において、
前記ヘッド押圧部材は、
板状の底部と、
前記底部の両端側から立設する側壁と、
前記底部と前記側壁の間に形成されると共に、各組に含まれる2つの前記インクジェットヘッドそれぞれの第2取付部の上面に接触可能に形成された凸部と、
を備え、
前記付勢部材は、
2つの前記凸部の間に配置される
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011157191A JP5803368B2 (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011157191A JP5803368B2 (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013022771A JP2013022771A (ja) | 2013-02-04 |
JP5803368B2 true JP5803368B2 (ja) | 2015-11-04 |
Family
ID=47781674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011157191A Active JP5803368B2 (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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---|---|---|---|---|
JP6307905B2 (ja) | 2014-02-05 | 2018-04-11 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
-
2011
- 2011-07-15 JP JP2011157191A patent/JP5803368B2/ja active Active
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JP2013022771A (ja) | 2013-02-04 |
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