JP5800439B2 - オフセット転回研磨要素を有する指向性アテレクトミーデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、回転式アテレクトミーデバイスを利用して、動脈からの動脈硬化プラークの除去等の、身体通路から組織を除去するためのデバイスおよび方法に関する。
動脈および類似の身体通路における組織の除去または修復に使用するために、種々の技術および器具が開発されてきた。このような技術および器具の主な目的は、患者の動脈における動脈硬化プラークの除去である。アテローム性動脈硬化は、患者の血管の内膜層(内皮の下)における脂肪性沈着物(アテローム)の蓄積を特徴とする。多くの場合、比較的軟性でコレステロールを多く含むアテローム様物質として初めに沈着したものは、経時的に硬化し、石灰化動脈硬化プラークになる。このようなアテロームは、血流を制限するため、しばしば、狭窄性病変または狭窄と呼ばれ、閉塞物質は、狭窄物質と呼ばれる。処置せずに放置すると、このような狭窄は、狭心症、高血圧症、心筋梗塞、脳卒中、および同等の症状を引き起こし得る。
回転アテローム切除手順は、このような狭窄物質を除去するための一般的な技術である。このような手順は、冠状動脈における石灰化病変の開口を開始するために、最も頻繁に使用される。最も頻繁には、回転アテローム切除手順は単独で使用されないが、その後にバルーン血管形成手順が続き、順に、その後には、非常に頻繁に、開口した動脈の開存性の維持を支援するようにステントの留置が続く。非石灰化病変については、バルーン血管形成術は、最も頻繁には、動脈を開口するために単独で使用され、開口した動脈の開存性を維持するように、しばしばステントが留置される。しかしながら、研究によると、バルーン血管形成を受け、かつステントを動脈に留置した患者のうちの有意な割合が、ステント再狭窄、すなわち、ステント内の瘢痕組織の過度な成長の結果として、一定の期間にわたって最も頻繁に発現するするステントの閉塞を体験することが示されている。そのような状況では、アテローム切除手順が、ステントから過剰な瘢痕組織を除去するための好適な手順であり(バルーン血管形成術はステント内であまり効果的ではない)、それにより、動脈の開存性を修復する。
いくつかの種類の回転式アテレクトミーデバイスが、狭窄物質の除去を試行するために開発されてきた。特許文献1(Auth)に示されるような一種類のデバイスでは、ダイヤモンド粒子等の研磨材で被覆される、同心成形された楕円形のバリが、可撓性駆動シャフトの遠位端に担持される。バリは、狭窄を横断して前進させられる間に、高速で回転させられる(典型的には、例えば、約150,000〜190,000rpmの範囲)。バリは、狭窄組織を除去するが、血流を閉鎖する。いったんバリが狭窄を横断して前進させられると、動脈は、バリの最大外径と同等であるか、またはそれよりもわずかに大きい直径まで開口される。頻繁に、バリは固定静止径であることから、動脈を所望の直径まで開口するために、1つより多くのサイズのバリが利用されなければならない。
特許文献2(Clement)は、好適な結合材料によって、その外面の一部分に固定される研磨粒子のコーティングを伴う、偏心組織除去バリを提供する。しかしながら、非対称バリが「熱または不均衡を補うために、高速切除デバイスと共に使用されるよりも低速で」回転させられることを、Clementが第3コラムの53〜55行において説明していることから、この構造は限定される。つまり、中実のバリのサイズおよび質量の両方を考慮すると、アテレクトミー手順中に使用される高速、すなわち、約20,000〜200,000rpmの範囲内の回転速度で、バリを回転させることは実行不可能である。本質的に、駆動シャフトの回転軸からオフセットされた質量中心により、有意な望ましくない遠心力が発達し、動脈壁に過度な圧力が及ぼし、過度な熱および過度に大きい粒子を生成する。Authと同様に、バリサイズは、固定され、対象管腔を所望の直径まで開口するために、1つ以上のサイズのバリの使用を必要としてもよい。
いずれも同一出願人による、特許文献3(Shturman)および特許文献4(Shturman)は、とりわけ、拡大偏心部分を伴う駆動シャフトを有する、アテレクトミーデバイスを開示し、この拡大部分の少なくとも一区分は、研磨材で被覆される。高速回転させられると、研磨区分は、動脈から狭窄組織を除去することが可能である。デバイスは、部分的には、高速動作中の軌道回転運動により、拡大偏心部分の静止直径よりも大きい直径まで動脈を開口することが可能である。軌道回転運動は、主に、駆動シャフトの回転軸からの拡大偏心部分の質量中心のオフセットによるものである。拡大偏心部分が、結合されていない駆動シャフトワイヤを備えるため、駆動シャフトの拡大偏心部分は、狭窄内の留置中または高速動作中に屈曲してもよい。この屈曲は、高速動作中に、より大きい直径の開口を可能にするが、実際に研磨される動脈の直径に対して所望されるよりも少ない制御を提供する場合もある。特許文献3および特許文献4の開示はそれぞれ、参照することによりそれらの全体で本明細書に援用される。
研磨部分の静止直径よりも大きい回転掃引直径を生成するように、他の技術およびデバイスも提案されてきた。概して、これらのデバイスは、回転式駆動シャフトの管腔内に留置されると、研磨領域において駆動シャフトの屈曲を生じさせる、予屈曲ガイドワイヤを含む。ガイドワイヤが除去されると、駆動シャフトは、その通常の湾曲していない実質的に直線の形状に戻る。そのような配設は、予屈曲ガイドワイヤが定位置にあると、その静止直径よりも大きい駆動シャフトの研磨領域のための掃引直径を生じさせる。そのような予屈曲ガイドワイヤ案の実施例は、全てShturmanと本発明の同一出願人とによる、特許文献5、特許文献6、および特許文献7を含み、それぞれの開示は、駆動シャフト内の湾曲ガイドワイヤの存在によって駆動シャフトが曲線外形に促されることを開示する限りにおいて、参照することにより本明細書に援用される。他の実施例は、Wulfmanの特許文献8およびPassafaroの特許文献9を含む。
事前に湾曲されたガイドワイヤ設計はそれぞれ、高速回転中に駆動シャフトの可撓性を妨害する場合がある、駆動シャフトおよび研磨領域の所望の屈曲を生じさせるために、駆動シャフトの管腔内の定位置にガイドワイヤがあることを要求する。さらに、事前に湾曲されたガイドワイヤアプローチは、関心の狭窄への途中に、しばしば蛇行性である血管系を横断する困難に遭遇する場合がある。また、事前に湾曲されたガイドワイヤデバイスは、集中指向性切除のために設計されない。
したがって、患者の血管系内への進入時には実質的に線形であるが、同時に、少なくとも部分的に、以前に提案されたように、ガイドワイヤではなく、駆動シャフト本体の予屈曲に基づいて、管腔内の指向性研磨および/または切断、ならびに転回する駆動シャフトの研磨領域の掃引直径の拡張を可能にする、アテレクトミーシステム、デバイス、および方法を提供することが、極めて有利となるであろう。
本発明は、とりわけ、これらの必要性に対処する。
米国特許第4,990,134号明細書 米国特許第5,681,336号明細書 米国特許第6,132,444号明細書 米国特許第6,494,890号明細書 米国特許第5,312,427号明細書 米国特許第5,356,418号明細書 米国特許第5,554,163号明細書 米国特許第5,548,843号明細書 米国特許第6,156,046号明細書
本発明は、湾曲研磨部分を実質的に直線の外形に変形させる、カテーテル内に配置された事前に湾曲された研磨部分を伴う可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトを備える、回転式アテレクトミーシステム、デバイス、および方法を提供し、研磨部分がカテーテルの外へ遠位に出されると、研磨部分はその事前に湾曲された外形を回復する。指向性切除は、研磨部分が内腔壁の一部分に対して押し進められると、その事前に湾曲された指向性回転軸のうちの1つに沿った駆動シャフトおよび研磨要素の回転、すなわち、転回によって達成される。
本発明の目的は、指向性切除のための事前に湾曲された研磨部分を伴う駆動シャフトを有する、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、事前に湾曲された駆動シャフトを受容するカテーテルを有し、カテーテル内で受容されると、駆動シャフトの事前に湾曲された部分を少なくとも実質的に直線化する、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、事前に湾曲された部分の中間点および/またはピークに研磨要素および/または切断要素を備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、独立して、かつ同じ手順内で、切断および研削/研磨の達成を可能にするように、研磨域を伴う事前に湾曲された部分を備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、その上に少なくとも1つの研磨部分を有する事前に湾曲された駆動シャフトを備える、指向性切除のための回転式アテレクトミーデバイスを提供することであり、操作者は、どの研磨部分、例えば、研削要素または切断要素が、標的組織に暴露されるかを制御する。
本発明の別の目的は、その上に少なくとも1つの研磨部分を伴う事前に湾曲された駆動シャフトを備える、指向性切除のための回転式アテレクトミーデバイスを提供することであり、駆動シャフトは、両方向回転が可能であり、一方の方向での回転は、他方の方向での回転ほど積極的ではない切除を提供する。
本発明の別の目的は、両方向回転が可能な駆動シャフトを伴う回転式アテレクトミーデバイスを提供することであり、研磨要素は、一方の回転方向で研削し、他方の回転方向で切断する。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、指向性切除のために、駆動シャフトの指向性要素のいくつかの回転軸のうちの1つから外れて質量中心を半径方向に移動させることによって、軌道転回運動を誘導するように、事前に湾曲された領域内に駆動シャフトの偏心拡大部分を備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、事前に湾曲された領域内に駆動シャフトの同心拡大研磨部分を備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することであり、質量中心は、指向性切除のために、駆動シャフトの事前に湾曲された部分のいくつかの回転軸のうちの1つと実質的に同一線上にある。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、指向性切除のために、駆動シャフトの事前に湾曲された部分の関連回転軸から外れて質量中心を半径方向に移動させることによって、軌道運動を誘導するように、事前に湾曲された領域内で駆動シャフトに取り付けられた偏心性で少なくとも部分的に中実のクラウンを備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、指向性切除のために、事前に湾曲された領域内で駆動シャフトに取り付けられた研磨バリを備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、指向性切除のために、事前に湾曲された領域内で駆動シャフトに取り付けられた同心研磨バリを備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、指向性切除のために、駆動シャフトの回転軸から外れて質量中心を半径方向に移動させることによって、軌道運動を誘導するように、事前に湾曲された領域内で駆動シャフトに取り付けられた偏心研磨バリを備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、駆動シャフトの事前に湾曲された領域を伴い、指向性切除のために、事前に湾曲された領域内で駆動シャフトに取り付けられた研磨環状リングを備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、事前に湾曲された部分の半径方向拡張の大きさのユーザ制御を備える、回転式アテレクトミーデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、その上に研磨部分を伴う事前に湾曲された駆動軸を備える、指向性切除のための回転式アテレクトミーデバイスを提供することであり、事前に湾曲された部分の曲線外形特性、例えば、高さおよび長さは、操作者によって制御される。
本発明の別の目的は、とりわけ、上記の目的を達成するシステムおよび方法を提供することである。
以下の図面および発明を実施するための形態は、本発明のこれらの実施形態および他の実施形態をより具体的に例示する。
以下の添付の図面に関連する本発明の種々の実施形態に関する以下の発明を実施するための形態を考慮して、本発明がより完全に理解されてもよい。
図1は、本発明の一実施形態の斜視図である。 図2は、従来技術のデバイスの一実施形態の切断側面図である。 図3は、従来技術のデバイスの一実施形態の切断側面図である。 図4は、本発明の一実施形態の斜視部分切断図である。 図5は、本発明の一実施形態の斜視部分切断図である。 図6は、本発明の一実施形態の部分切断側面図である。 図7は、本発明の一実施形態の部分切断側面図である。 図8は、本発明の一実施形態の部分切断側面図である。 図9は、本発明の一実施形態の部分切断側面図である。
本発明は、種々の修正および代替形態に対応可能であるが、その仕様は、一例として図面に示され、本明細書で詳細に説明される。しかしながら、本発明を説明される特定の実施形態に限定することを意図しないことを理解されたい。反対に、本発明の精神および範囲内に入る全ての修正、均等物、および代替案を対象とすることを意図する。
図1は、本発明の回転式アテレクトミーシステムおよびデバイスの一実施形態を図示する。システムは、ハンドル部分10と、事前に湾曲された部分100内で駆動シャフト20に取り付けられる同心アテレクトミークラウン28Aとして無制限に図示される、研磨部分または要素28をさらに備える事前に湾曲された部分100を有する、細長い可撓性駆動シャフト20とを含む。駆動シャフト20は、当技術分野で周知であるように、螺旋コイル状ワイヤから構築されてもよい。駆動シャフトはまた、その少なくとも一部分が内側管近位部分内に配置される、近位部分20pと、その少なくとも一部分が内側管遠位部分52内に配置される、遠位部分20dとを備え、その間に事前に湾曲された部分100が配置される。駆動シャフトの近位部分20pおよび遠位部分20dは、ある実施形態では共通回転軸を備えてもよいが、これは、本明細書での本発明の目的を達成するための必要条件ではなく、図1に図示されるように、近位部分20pおよび遠位部分20dは、共通回転軸を共有する。さらに、事前に湾曲された部分100は、研磨部分28の指向性付勢を達成するように、近位部分20pおよび遠位部分20dから半径方向に延在させられたものとして図示されている。駆動シャフトの遠位部分20dは、この実施形態では当業者に周知の荷担手段(図示せず)において、内側管遠位部分52内で終端し、それにより、駆動シャフト20が回転することを可能にする。さらに、荷担手段は、ある実施形態では、駆動シャフト20用の遠位停止部分を提供してもよく、操作者が遠位方向で駆動シャフト20に沿って圧力を印加することを可能にし、事前に湾曲された部分100を半径方向外向きに屈折させる。
内側管は、以下でさらに論議されるような、近位部分50と、遠位部分52と、その間の全域部分54とを備える。内側管の近位および遠位部分50、52は、その間を通る管腔を備え、少なくとも駆動シャフト20の複数部分、ならびにガイドワイヤ15の複数部分が配置されてもよい。事前に湾曲された部分100は、内側管の全域部分54に隣接し、さらに、拡張、すなわち、配備位置にあるものとして図示され、それは、以下で説明されるように、それに取り付けられた研磨部分28の半径方向付勢を備える。内側管部分50、52、および54と、駆動シャフト20とは、ハンドル部分10から遠位に延在する細長い外側カテーテル13内で摺動可能に受容されてもよい。
したがって、外側カテーテル13は、内側管50、52、54、駆動シャフト20、およびガイドワイヤ15の全長が配置されてもよい、管腔を備え、カテーテル13は、内側管、駆動シャフト、およびガイドワイヤとは無関係に、摺動可能であり、すなわち、軸方向に前進させられるか、または抜去されてもよい。駆動シャフト20はまた、とりわけ、駆動シャフト20がガイドワイヤ15上で前進および回転させられることを可能にする、内側管腔を含有してもよく、それを通して挿入されると、事前に湾曲された部分100を実質的に直線状の外形に変形させてもよい。しかしながら、好ましい実施形態は、カテーテル13内で摺動可能に配置されるが、駆動シャフト20の外部にあり、かつ内側管の管腔内にあるガイドワイヤ15を備え、ガイドワイヤは、独立して前進可能かつ抜去可能である。流体供給ライン17が、冷却および潤滑溶液(典型的には、生理食塩水または別の生体適合性流体)をカテーテル13に導入するために提供されてもよく、流体供給ラインは、カテーテルと動作可能に接続される。ある実施形態では、加温および/または冷却生体適合性流体が、流体供給ラインを介して、カテーテル13に導入され、および/またはカテーテル13の中へ押し進められてもよい。概して、研磨部分28、例えば、同心円筒形クラウン28Aは、組織除去を促進するように、少なくとも部分的にその上に研磨コーティングを備える。代替として、研磨部分28、例えば、同心円筒形クラウン28Aの表面は、組織除去を促進するように、少なくとも部分的に粗面化および/またはエッチングされてもよい。研磨部分28の付加的な実施形態を以下でさらに論議する。
ハンドル10は、望ましくは、高速で駆動シャフト20を回転させるためのタービン(または同様の回転駆動機構)を含有する。ハンドル10は、典型的には、管16を通して送達される圧縮空気等の電源に接続されてもよい。一対の光学ファイバケーブル25も、タービンおよび駆動シャフト20の回転速度を監視するために提供されてもよい(そのようなハンドルおよび関連器具類に関する詳細は、当業界で周知である)。ハンドル10はまた、望ましくは、カテーテル13およびハンドル10の本体に対してタービンおよび駆動シャフト20を前進および後退させるための制御ノブ11も含む。
ここで図2および3を参照すると、高速回転式アテレクトミーデバイスおよび手順のための研磨部分28を備える、公知のシステムの2つの実施形態が図示されている。図2は、そこを通る管腔19を伴う、回転式駆動シャフト20の断面図を提供する。デバイスは、実質的に直線であるものとして、駆動シャフト管腔19内に配置されたガイドワイヤ、またはその周囲に配置されたカテーテルを伴わずに図示されている。さらに、偏心性で少なくとも部分的に中実のクラウン28Bが、研磨部分28を備えるものとして図示されている。偏心中実クラウン28Bは、近位30B、中間35B、および遠位40B部分を備える。研磨剤(図示せず)が、当業者に周知であるように、近位30B、中間35B、および遠位40B部分のうちの1つ以上に被覆されてもよい。
図3は、別の公知の高速回転式実施形態を図示し、研磨部分28を伴う駆動シャフト20は、ガイドワイヤ(図示せず)を受容するためにそれを通る管腔19を伴う、駆動シャフト20の偏心拡大部分28Cを備える。駆動シャフト20は、公知の図2のデバイスと同様、管腔19内に配置されたガイドワイヤを伴わずに、および/またはその周囲に配置されたカテーテルを伴わずに、実質的に直線である。
駆動シャフト20は、拡大直径部分28C内のガイドワイヤ管腔19および中空空洞45を画定する、1つ以上の螺旋巻きワイヤ18から成る。拡大直径部分28Cは、近位30C、中間35C、および遠位40C部分を備える。偏心拡大直径部分28Cの近位部分30のワイヤターン31は、好ましくは、略一定の割合で遠位に段階的に増加する直径を有し、それにより、概して円錐形状を形成する。遠位部分40のワイヤターン41は、好ましくは、略一定の割合で遠位に段階的に減少する直径を有し、それにより、概して円錐形状を形成する。中間部分35Cのワイヤターン36には、駆動シャフト20の拡大直径部分28Cの近位および遠位円錐部分の間の円滑遷移を提供するように成形される、略凸状外面を提供するように次第に変化する直径が提供される。
偏心拡大直径部分28Cとして図示される、研磨部分28の少なくとも一部分(好ましくは、中間部分35)は、当技術分野で周知であるように、駆動シャフト20の組織除去区分を画定するように研磨材24のコーティング36を備えてもよく、それを以下でさらに論議する。
図3および4のデバイスは、高速アテローム切除手順中に、管腔の内面全体を研磨することを目的とする。結果として、これらは、非標的組織、すなわち、健康な組織に触れないままで、対象管腔の一部分に沿った標的組織に指向性切除を提供することができない。
ここで図4および5を参照すると、本発明の事前に湾曲された駆動シャフト20の一実施形態が図示されている。この実施形態は、曲線外形を有し、少なくとも部分的に事前に湾曲された部分100のピークPにおいて、駆動シャフト20上に形成および/または動作可能に配置された研磨部分28をさらに備える、事前に湾曲された部分100を備える。好ましくは、事前に湾曲された部分100は、駆動シャフト20dの遠位部分の近位で駆動シャフト20上に形成される。研磨部分28は、その上に同心研磨クラウン28Aを備えるものとして図示されている。図4は、カテーテル13内で受容されている事前に湾曲された部分100によって、直線状の変形外形の事前に湾曲された部分100および研磨要素28Aを提供する。図5は、カテーテル13が近位に抜去されているか、または駆動シャフト20が遠位に前進させられている際に、またはこれらの運動の組み合わせによって、その変形されていない曲線および事前に湾曲された外形に戻されている事前に湾曲された部分100を図示する。
図6および7を参照すると、本発明の別の実施形態が提供され、研磨部分28は、駆動シャフト20のワイヤターン上に直接研磨コーティング26を備えるものとして図示されている。全ての実施形態について、事前に湾曲された部分100のピークPは、図6のように実質的に離散した点、または図7のように、ピークPが実質的に線形の外形を備えてもよい、一連の実質的に線形の点であってもよい。研磨部分28は、いずれかの実施形態では、少なくとも部分的に、ピークPに形成および/または動作可能に配置されてもよい。また、各事前に湾曲された部分100はさらに、図面に示されるように、高さHと、長さLとを備える。 いずれかの実施形態では、駆動シャフトは、概してピークPに回転軸
ARを備える。駆動シャフトが、操作者の手または電動手段によって回転または転回するように促されると、ピークPおよび研磨要素28は、本発明のある実施形態では、回転軸ARの周囲で同心円状に回転する傾向があり、すなわち、研磨部分28の掃引直径が静止直径よりも大きい軌道運動を伴わない。以下で論議される他の実施形態では、ピークPおよび研磨要素28は、回転軸ARの周囲での軌道運動を備えてもよい。
本発明は、事前に湾曲された部分100内に2つ以上の回転軸を備えてもよい。一例として、回転軸は、ピークPと一致するか、または回転軸ARのように、それと実質的に同一線上にあってもよい。さらなる回転軸が、ARLSによって図示されるように事前に湾曲された部分の先端(遠位)部分LSに沿って、またはARDSによって図示されるように事前に湾曲された部分の後(近位)部分DSに沿って、提供されてもよい。当業者であれば、その周囲で少なくとも1つの研磨要素28が回転してもよい、多くの追加の可能な回転軸を認識するであろう。
ある実施形態では、例えば、事前に湾曲された部分100の高さHおよび長さLと半径とによって画定される曲線外形は、以下でさらに説明されるように、狭窄または身体管腔内の通路の変化する幾何学形状に適合され、いくつかの実施形態では、動的に適合可能であってもよい。例えば、高さH対長さLの比は、好ましくは、0.1:1から5:1の範囲内であってもよいが、当業者であれば、5:1より大きい高さH対長さLの比が確実に用途を有することを認識するであろう。それぞれのそのような比は、本発明の範囲内である。
さらに、本明細書でさらに説明されるように、本発明のある実施形態では、狭窄が本発明によって次第に研磨されるにつれて、事前に湾曲された部分100の高さHおよび長さLは、操作者によって変更され、制御されてもよい。具体的には、特定の必要性およびその時の実勢環境、すなわち、狭窄を通る通路のサイズに応じて、高さHが増加(または減少)させられてもよく、長さLが増加(または減少)させられてもよい。事前に湾曲された部分100の曲線特性の操作者制御に関する、さらなる論議を以下で提供する。
事前に湾曲された部分100はさらに、少なくとも1つの丸みを帯びた部分、好ましくは、2つの丸みを帯びた部分を備え、ピークPに対応して、図7に示されるような実質的線形部分をさらに備えてもよく、ピークPは、実質的に線形であって、駆動シャフトの近位部分および遠位部分と実質的に平行である。例えば、近位丸みを帯びた部分Prおよび遠位丸みを帯びた部分Drには、その間にピークPが提供されてもよい。丸みを帯びた部分は、曲率が変動してもよく、実質的に等しい曲率を備えても備えなくてもよい。研磨要素28の軌道運動は、とりわけ、等しい曲率を持たない丸みを帯びた部分を提供することによって、誘導されてもよい。当業者であれば、いくつかある変数の中でも特に、変動する半径および/または複数の半径、その曲率、高さH、長さL、ピークPの外形形態、ならびに回転速度、事前に湾曲された部分100内での少なくとも1つの研磨要素28の配置が、多種多様な組み合わせを形成してもよい、複数のパラメータを備え、それぞれのそのような組み合わせは、本発明の範囲内にあることを認識するであろう。
図6および7の図示された実施形態が、駆動シャフトRDSの湾曲していない実質的線形部分、すなわち、近位および遠位部分の回転軸から半径向にオフセットされているものとして、概してピークPに配置される研磨部分28を備え、そのような横方向オフセットは、概して、事前に湾曲された部分100の高さHによって画定されることが、容易に分かる。この研磨部分28のオフセットは、不要な組織に係合することなく、標的組織の研削および/または切断を備える集中切除を可能にする、偏向した指向性を提供する。当業者であれば、近位部分および遠位部分が、必ずしも図に図示されるように実質的に同一線上にある必要がないことを認識するであろう。代替として、近位および遠位部分の回転軸のオフセットは、所望の指向性、選択された研磨部分ツールの露出を達成し、および/または軌道運動につながってもよい回転の偏心性を生じる際に有利であってもよい。
また、当業者であれば、本明細書で説明されるように、研磨部分28に、駆動シャフトの偏心クラウンまたはバリあるいは拡大駆動部分を提供することにより、回転中に、ピークP部分または事前に湾曲された部分100内の他の場所に付加的な力を加える傾向となり、それは、場合によっては、当技術分野でよく理解されるように、研磨部分28の回転経路の距離を増加させる傾向となり、すなわち、掃引直径が研磨部分の静止直径よりも大きくなるように掃引直径を拡大することを認識するであろう。そのような配設は、回転中に研磨部分28の軌道運動をさらに誘導してもよい。
本明細書で論議されるように、少なくとも部分的にピークPまたは事前に湾曲された部分100内の他の場所に形成および/または動作可能に配置される研磨部分28は、多くの異なる形態を備えてもよく、そのそれぞれが本発明の範囲内である。例えば、無制限に、研磨部分28は、図6および7に図示されるように、単純に、円筒形に成形された駆動シャフト20上に形成または被覆26される、研磨剤であってもよく、研磨材、具体的には、ダイヤモンドの粉末または均等物が、その上に被覆され、あるいはエッチングまたは均等物によって、その上に形成され、それぞれのそのような各技術が当技術分野において周知である。
代替として、同一出願人による米国特許出願第11/761,128号で説明されているように、研磨部分は、同心バリまたは偏心バリ、あるいは同心または偏心クラウンを備えてもよく、その開示は、駆動シャフト20に取り付けられ、少なくとも部分的に研磨剤で被覆される偏心クラウンを説明する限りにおいて、参照することによりその全体で本明細書に援用される。偏心性で少なくとも部分的に中実のクラウン28Bの特定の実施形態が図8に示されている。研磨部分28のこれらの同心または偏心バリおよび同心または偏心クラウン実施形態は、駆動シャフト20が、研磨部分において円筒外形を備えようと、下記で論議されるように同心または偏心拡大直径部分を備えようと、事前に湾曲された部分のピークにおいて駆動シャフト20に取り付けられ、および/または事前に湾曲された部分の他の領域に取り付けられてもよい。
研磨部分28の他の実施形態は、同一出願人による米国特許出願第10/272,164号で説明されているような環状研磨リング(図示せず)を備えてもよく、その開示は、駆動シャフト20が図6および7に図示されるように研磨部分において円筒外形を備えようと、下記で論議されるように同心または偏心拡大直径部分を備えようと、駆動シャフト20上で摺動させられ、かつそれに取り付けられ、ならびに、事前に湾曲された部分のピークにおいて駆動シャフト20に取り付けられ、および/または事前に湾曲された部分の他の領域に取り付けられ得る研磨剤で被覆された環状リングまたはスリーブを備える、またはその上に研磨表面を有する、研磨部分を記載する限りにおいて、参照することによりその全体で本明細書に援用される。
さらに代替として、図9に図示されるように、本発明の研磨部分28は、同一出願人による米国特許第6,494,890号で詳細に説明されているように、少なくとも部分的に研磨剤で被覆された、および/または外部研磨表面を備える、駆動シャフトの偏心拡大部分28Cを備えてもよく、その開示は、研磨剤で被覆される駆動シャフト20の偏心拡大部分を備える研磨部分28を説明する限りにおいて、その全体で本明細書に援用される。さらに代替として、研磨部分28は、同一出願人による米国特許第5,314,438号で詳細に説明されているように、少なくとも部分的に研磨剤で被覆された駆動シャフトの同心拡大部分を備えてもよく、その開示は、研磨剤によって被覆される、および/または外部研磨表面を備える、駆動シャフト20の同心拡大部分を備える研磨部分を説明する限りにおいて、その全体で本明細書に援用される。
本明細書で使用されるように、「偏心」という言葉は、本明細書で説明されるようなその種々の代替実施形態における研磨部分28の幾何学的中心と、駆動シャフトの回転軸との間の位置の差異、または本明細書で説明されるようなその種々の代替実施形態における研磨部分28の偏心実施形態の質量中心と、駆動シャフト20の回転軸との間の位置の差異を意味するように、本明細書では定義されることを理解されたい。適正な回転速度におけるこれらのパラメータは、研磨部分28が、研磨部分28の公称直径よりも大きい直径まで狭窄を開口することを可能にする。また、通常の幾何学形状ではない形状を有する偏心研磨部分28については、「幾何学的中心」の概念は、駆動シャフトの回転軸を通って引かれ、偏心拡大径部分の周囲が最大長を有する点で得られる横断面の周囲上で2つの点を接続する、最長弦の中間点を配置することによって、近似させることができる。また、当業者であれば、定義されるような偏心性が、実質的に同心外形を有するが、図8の部分的に中空の中実偏心クラウンにおいて図示されているように、例えば、研磨部分28の片側の一部分をくり抜くことによって、外形の一側面が他の部分よりも重厚である、研磨部分28に設計されてもよいことを認識するであろう。さらに、本発明の研磨部分28の回転直径を説明するために使用されるような「偏心」とは、回転半径が、研磨部分28の回転経路の円周と実質的に等しくなく、したがって、研磨部分28の軌道経路、すなわち、軌道運動が作成されてもよいことを意味する。
また、本明細書で使用されるような「同心」は、例えば、研磨部分28が動作可能に接続/取り付けられる、事前に湾曲された部分100の回転軸ARの上にある、すなわち、回転軸と同一線上にある質量中心と、実質的に対称である外形とを備える、研磨部分28を意味するように定義されることも理解されたい。また、本発明の研磨部分28の回転直径に関連して使用されるような「同心」とは、回転半径が、研磨部分28の回転経路の円周と実質的に等しいことを意味する。
研磨部分28の全ての実施形態では、研磨剤26は、研磨部分28の種々の実施形態の種々の表面または全ての表面上に被覆されてもよい。一例として、研磨材は、ダイヤモンド粉末、溶融石英、窒化チタン、炭化タングステン、酸化アルミニウム、炭化ホウ素、または他のセラミック材料等の、任意の好適な材料であってもよい。研磨材は、研磨部分28の表面に取り付けられる、および/または直接被覆されるダイヤモンドチップ(または、ダイヤモンドダスト粒子)を備えてもよく、そのような取付は、従来の電気めっきまたは融合技術(例えば、米国特許第4,018,576号参照)等の周知の技術を使用して達成されてもよい。代替として、研磨部分28は、好適な研磨表面を提供するように粗面化されている、外部組織除去表面を備えてもよい。さらに別の変化例では、外面は、小さいが鋭利な切断表面を提供するように、エッチングまたは(例えば、レーザで)切断されてもよい。他の同様の技術もまた、研磨部分28用の好適な組織除去表面を提供するために利用されてもよい。
代替として、駆動シャフト20は、2次元で回転してもよく、したがって、両方向回転を備え、少なくとも1つの研磨部分28は、研削要素が狭窄組織に係合する方向に駆動シャフト20が回転させられると、狭窄組織を研削する研削要素を備えてもよい。さらに、研磨部分28は、研削要素の反対面上に切断要素を備えてもよく、反対方向への駆動シャフトの回転は、切断要素を狭窄組織に係合させ、切断させる。このように、研磨部分28は、一方の回転方向では、研削または研磨効果を、他方の回転方向では、切断効果を備えてもよい。代替として、少なくとも1つの研磨要素28の対向側は、変動する研磨粒径を備えてもよく、それにより、一方の回転方向では少ない研削を、他方の回転方向では多くの研削を可能にする。
装置およびシステムを説明してきたが、ここで事前に湾曲された部分100の形成方法を詳細に論議する。
事前に湾曲された部分100は、種々の技術によって、固定して形成または適合されてもよく、その1つは、独特の熱処理方法を備える。本方法の下では、最初に、当技術分野において周知であるようなコイル巻取線機を使用して、駆動シャフト20が巻き取られる。次に、巻き取られた駆動シャフト20の全長は、摂氏200度の熱処理を1時間受け、弛緩し、コイル寸法を安定化させる。この種類の処置は、バネおよびコイル製造において一般的であり、巻き取られた駆動シャフト20コイルを事前に弛緩させることを目的とする。当業者であれば、事前に弛緩ステップの時間および温度の付加的な変化例を認識し、それぞれのそのような変化例は、本発明の範囲内であって、したがって、提供される特定のパラメータは、例証のためのものであり、決して本発明の範囲を限定しない。
次に、所望の湾曲駆動シャフト形態に成形されたマンドレルが、直線(および事前に弛緩された)駆動シャフト20の遠位端において、管腔19内に挿入される。したがって、駆動シャフト20は、マンドレルの形状とならざるを得ない。マンドレルは、とりわけ、ステンレス鋼を含む、当業者に周知の材料から形成され、および/またはそれを備えてもよい。
マンドレルが、駆動シャフト管腔19内の定位置に来た後、周知の技術を使用して、マンドレルが定位置にある状態で、駆動シャフト20の湾曲部分上で行なわれる局所的熱処置が実施される。該方法のこのステップのための典型的な局所的熱処置条件は、30分間、その中にマンドレルを伴う湾曲部分を摂氏555度の熱に曝露するステップを備えてもよいが、これらの特定のパラメータは、決して本発明の範囲を限定しない。反対に、当業者であれば、局所的熱処置ステップの時間および温度の付加的な変化例を認識し、それぞれのそのような変化例は、本発明の範囲内である。局所的熱処置は、以前の事前に弛緩熱処置ステップよりもはるかに優れた応力緩和を提供し、加えて、湾曲プロセス下で湾曲される駆動シャフト20の一部分内で、より低いエネルギー転位部分位さえ緩和するために必要な活性化エネルギーを提供する。駆動シャフト20巻線内の転位は、マンドレルからの補助なしでも、屈曲形状を促進するように設定される。
局所的熱処置完了後、マンドレルが除去され、湾曲形状が駆動シャフト20によって保定され、したがって、本発明の事前に湾曲された部分100を形成する。したがって、説明された技術は、固定高さHおよび長さLで、適合された曲線外形の事前設定された非動的に適合可能な事前に湾曲された部分100を提供する。代替方法ステップは、あらゆる酸化を除去するように、事前に湾曲された部分100、特に、局所的熱処置を受けた駆動シャフト20の部分の電解研磨を含んでもよい。
本発明の事前に湾曲された部分100を形成するための他の機構および方法は、形状記憶合金材料を使用するステップを含んでもよく、本発明の下で検討される。事前に湾曲された部分に使用することができる材料の一実施例は、一般的にニチノールと呼ばれる、ニッケルチタニウム(NiTi)等の形状記憶合金である。ニチノールは、従来のステンレス鋼より優れた超弾性および増大した可撓性を呈し、それは、標的狭窄の近位での研磨部分28の留置中に、事前に湾曲された部分100を含む、駆動シャフト管腔19を通したガイドワイヤ15の挿入を容易にしてもよい。
本発明の事前に湾曲された部分100のある実施形態を形成するために使用可能である、ニチノールを含む、超弾性金属合金の実施例は、米国特許第4,665,906号で詳細に説明されている。米国特許第4,665,906号の開示は、本発明の駆動シャフト20の事前に湾曲された部分100が動作する温度範囲内で超弾性である、特定の金属合金の組成、特性、化学的性質、および挙動を説明する限りにおいて、参照することにより本明細書に明示的に援用され、その超弾性金属合金のうちのいずれかまたは全ては、駆動シャフト20の事前に湾曲された部分100を形成するために使用可能であってもよい。
本発明の事前に湾曲された部分100を達成するために使用される方法および/または材料にかかわらず、事前に湾曲された部分100は、患者の血管系内への挿入に先立って、上記で説明されるような湾曲外形を伴うその事前に湾曲された構成で提供される。次いで、事前に湾曲された部分100は、略線形および/または直線構成および外形に機械的に変形されてもよい。そのような直線化変形は、外側カテーテル13で事前に湾曲された部分100を移動させるステップを含んでもよい。代替として、事前に湾曲された部分100は、内側管の全域部分との係合を提供するように回転させられてもよい。この係合は、事前に湾曲された部分100および全域部分を係脱するように駆動シャフト20が回転させられるまで、事前に湾曲された部分100を変形させる、すなわち、直線化する傾向があり、したがって、事前に湾曲された部分が事前に湾曲された外形に戻ることを可能にする。
また、以下で説明されるように、採用される動作モードに応じて、例えば、事前に湾曲された部分100の高さHおよび長さLを操作することによる曲線外形の動的適合性および制御は、例えば、ニチノール等の形状記憶合金を備える事前に湾曲された部分100の実施形態を熱的に誘導し、その元の構成(最大高さHおよび長さL、またはHおよびLの可変長)に戻らせることによって、採用されてもよい。
事前に湾曲された部分100の曲線外形、例えば、高さHおよび長さLのパラメータの操作者制御の一実施例は、この実施形態ではニチノール等の形状記憶合金を備える、事前に湾曲された部分100に制御された量の熱(または冷却)エネルギーを印加することによって達成されてもよい。そのような配設では、事前に湾曲された部分の曲線外形は、事前に湾曲された部分100を冷却することによって、より平坦に、すなわち、より低い高さHのパラメータに作製されてもよい。代替として、曲線外形は、事前に湾曲された部分100に熱エネルギーを加えることによって、より大きい高さHを有するように作製されてもよい。
したがって、操作者は、それを通して駆動シャフト20が導入される、図1、7、および9に図示されるようなガイドカテーテル13の管腔を介して導入される、加熱および/または熱制御された(加熱可能および/または制御可能な)生理学的適合流体(例えば、生理食塩水、リンガー溶液等)に事前に湾曲された部分100を浸すことによって、事前に湾曲された部分100に熱を印加してもよい。 加温または冷却のいずれか一方で、土入される流体の温度を制御することによって、ガイドワイヤ15が事前に湾曲された部分100を越えて近位に抜去される時に、曲線外形が比例的かつ制御的に影響を受けるように、事前に湾曲された部分100の温度が同様に制御される。これは、手順の途中で操作者がデバイスを除去することを要求せずに、血管環境に一致するように、複数の曲線外形への事前に湾曲された部分100の曲線外形、例えば、高さHおよび長さLのさらなる動的かつ適合可能な制御を可能にする。
代替として、種々の曲線外形に事前に湾曲された部分100を動的に適合するための形状記憶合金事前に湾曲された部分100の高さHおよび長さLの操作者制御は、その近位端からガイドワイヤ15に電流を通過させ、次いで、ガイドワイヤ15を近位に除去し、事前に湾曲された部分100が、説明されるように印加された電流によって、事前に湾曲された部分内で発生した熱に比例する高さHおよび長さLを伴うその事前に湾曲された構成および外形を制御的に達成することを可能にすることにより、事前に湾曲された部分100の温度を制御することによって達成されてもよい。代替として、当技術分野において周知であるペルチェデバイスを使用して、冷却効果が実現されてもよい。当業者であれば認識するように、事前に湾曲された部分100への電流の印加は、事前に湾曲された部分100と動作可能に接続された1つまたは2つの導線を取り付けることによって達成されてもよい。
また、事前に湾曲された部分100および研削および/または切断要素を備える研磨部分の半径方向拡張を含むがそれに限定されない、曲線外形、すなわち、Hの操作者制御は、機械的手段によって達成されてもよい。例えば、駆動シャフト20の遠位部分52は、駆動シャフト20の近位部分50に対して摺動可能であってもよい。代替として、近位部分50は、駆動シャフト20の遠位部分52に対して摺動可能であってもよい。いずれにしても、全域部分54は、近位部分50および/または遠位部分52内で摺動可能に受容されてもよく、したがって、ある実施形態では、全域部分52の長さを短縮し、事前に湾曲された部分100の曲線特性、すなわち、HおよびLを効果的に減少させる。事前に湾曲された部分100の曲線外形特性HおよびLの操作者制御に対する代替的実施形態は、操作者が提供した力または代替的機構、例えば、近位部分50と遠位部分52との間の磁気引力および/または反発を使用して、駆動シャフトの近位部分50および遠位部分52をさらに近づけるか、またはさらに離すステップを含んでもよい。さらに代替として、操作者は、カテーテル13内で駆動シャフト20を引き/後退させ、および/または押し/延在させ、それにより、全域部分54に隣接する事前に湾曲された部分100のより多い部分または少ない部分を露出させてもよい。さらに代替として、ワイヤが駆動シャフトの遠位部分52に接続されてもよく、それは、操作者によって近位に引っ張られた場合に、遠位部分52を近位に移動させ、全域部分54を駆動シャフトの近位部分内で摺動可能に受容させ、それにより、近位部分50と遠位部分52との間の距離を減少させる。事前に湾曲された部分100の曲線外形特性HおよびLの操作者制御操作に対する付加的な同等実施形態が、当業者によって容易に認識されてもよく、それぞれのそのような代替案が本発明の範囲内である。
ここで図4および5を再び参照すると、本発明の一実施形態が、変形した外形、すなわち、直線化外形、および事前に湾曲された未変形外形で図示されている。直線化変形は、この実施形態では、外側カテーテル13内に事前に湾曲された部分100を封入することによって達成される。さらに、同心研磨クラウン28Aが、それによる指向性切除のために、実質的に事前に湾曲された部分のピークPにおいて駆動シャフトに取り付けられる。カテーテル13を近位に移動させ、および/または駆動シャフト20を遠位に移動させることにより、カテーテル13の閉じ込めから事前に湾曲された部分100を解放し、したがって、事前に湾曲された部分100がその曲線外形に戻ることを可能にする。ガイドワイヤ15は、外側カテーテル13内に配置されているが、駆動シャフト20の外部にあるものとして図示されている。
図6および7は、研磨要素28が、駆動シャフト20のワイヤターンの上に直接、粗面または研磨コーティングのいずれか一方である、外部研磨表面を備えることを除いて、図4および5の実施形態と同様の原則を図示する。
本発明の別の実施形態が、上記の図2と関連して説明されるように、駆動シャフト20に取り付けられた少なくとも部分的に中空の中実偏心クラウン28Bを備える、研磨部分28とともに図8に示されている。事前に湾曲された部分100には、高さHおよび長さLが提供され、駆動シャフト20dの遠位部分の近位の駆動シャフト20上に形成される。本発明のこの実施形態は、上記で論議される直線化変形を伴わずに図示されており、したがって、図示された実施形態は、その元の事前に湾曲された構成および外形を保持する。
図9は、図3に関連して上記で説明されるような駆動シャフトの偏心拡大部分28Cを備える研磨部分28を伴う、本発明のさらに別の実施形態を図示する。したがって、事前に湾曲された部分100には、高さHおよび長さLが提供され、駆動シャフト20dの遠位部分の近位の駆動シャフト20上に形成される。図9は、上記で論議される直線化変形を伴わずに、その元の事前に湾曲された構成および外形で事前に湾曲された部分100を図示する。したがって、本発明の事前に湾曲された部分100は、材料の降伏応力および弾性限界内で動作する材料を備え、したがって、略管状または管様管腔の本質的に任意の内部分空間に適合可能である、予形成湾曲形状を有する。
したがって、駆動シャフト20の事前に湾曲された部分100は、本明細書で説明される直線化変形構造および方法に応じて実質的に直線化するために、弾性的に(しかし塑性的ではない)変形されることが可能である。したがって、駆動シャフトの事前に湾曲された部分100は、本発明の直線化変形構造および/または方法が少なくとも部分的に除去されると、狭窄の通路の内側で、その元の湾曲構成および外形、ならびにその変化例を回復することが可能である。
本発明の事前に湾曲された部分100が少なくとも部分的に配備され、少なくとも1つの研磨部分28が、狭窄内でその変形された直線化位置から半径方向に偏向されると、研磨部分28は、切除処置を必要とする管腔の場所まで誘導されてもよい。これは、操作者がデバイスを配置し、位置付けることを可能にするように、研磨部分28の近位に放射線不透過性バンド/およびマーカを含むこと等の、周知の技術によって達成されてもよい。位置付けられると、駆動シャフト20は回転させられてもよい。これは、同心円状に、すなわち、研磨要素の静止直径と実質的に同等の回転直径を伴って、または、偏心性に、すなわち、場合によっては研磨部分28の軌道運動をもたらす、研磨要素の静止直径よりも大きい回転直径を伴って、研磨部分28がピークPに位置付けられるか、配置される時に、例えば、回転軸ARの周囲で研磨部分28を転回および/または回転させる。このように、他の非標的組織が無傷のままで、標的組織が切除される。
上記で説明されるように、代替として研削および切断要素に係合する、研磨部分28の両方向回転は、本発明の種々の実施形態を備える。また、本発明は、事前に湾曲された部分100内の少なくとも1つの位置に位置する、少なくとも1つの研磨部分28を備えてもよい。したがって、少なくとも1つの研磨部分28は、当業者によって容易に理解されるように、事前に湾曲された部分100内に位置する研磨粒径、研磨要素、切断要素の種々の組み合わせを備えてもよい。例示目的のみで、無制限に、切断要素を備える研磨部分100が、事前に湾曲された部分の先端(遠位)部分LS上に提供されてもよく、その後に、その上に研磨材のコーティングを備え、事前に湾曲された部分ピークPに配置される研磨部分が続く。さらに代替として、種々の研磨部分が、それぞれ変動する研削および/または切断特性を有する、事前に湾曲された部分100の2つ以上の回転軸、例えば、AR、ARLS、および/またはARDSのうちの少なくとも1つに沿った、事前に湾曲された部分に沿って配置されてもよく、操作者は、事前に湾曲された部分上に提供された少なくとも1つの研磨部分のうちの1つ以上の係合を可能にして、切除を最適化するために、本明細書で説明される種々の直線化変形構造および/または方法を利用してもよい。加えて、本明細書で説明されるように、駆動シャフトは、2つの方向に回転させられてもよく、研削および/または切断のための付加的な選択肢をもたらす。
したがって、本発明を使用して、管腔内で狭窄を備える標的組織を指向的に排除する方法は、管腔よりも小さい外形を有する外側カテーテルを提供するステップと、その上に少なくとも1つの研磨部分を備える事前に湾曲された部分を伴う、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトを提供するステップと、外側カテーテルの管腔を通して駆動シャフトを前進させるステップと、駆動シャフトの事前に湾曲された部分を実質的に直線の外形に変形させるステップと、標的組織の近位の位置まで、管腔、例えば、患者の血管系の中へ駆動シャフトを前進させるステップとカテーテルを近位に後退させるステップと、事前に湾曲された部分がその変形していない曲線外形の形態に戻ることを可能にするステップと、駆動シャフトを回転させるステップであって、研磨部分は、標的組織に直接適用される、ステップと、管腔内の他の非標的組織を回避しながら、標的組織を指向的に切除するステップと、例えば、カテーテル内に事前に湾曲された部分を再挿入し、管腔、例えば、患者の血管系からの抜去に備えて、事前に湾曲された部分を実質的に直線化することによって、事前に湾曲された部分を変形させるステップと、管腔から実質的に直線状の駆動シャフトを抜去するステップと、を備えてもよい。
代替実施形態は、操作者が、(1)事前に湾曲された部分の湾曲を誘導するように、電流を制御可能に印加して、例えば、ニチノール等の形状記憶合金を備える事前に湾曲された部分を制御的に加熱すること、および/または(2)事前に湾曲された部分の湾曲を誘導するように、ニチノール等の形状記憶合金を備える駆動シャフトおよび事前に湾曲された部分上で前進させられるカテーテルを通して、加熱された生体適合性溶液、例えば、生理食塩水またはリンガー溶液をかん流させること、および/または(3)事前に湾曲された部分の湾曲を低減するように、冷却生体適合性溶液をかん流させること、および/または(4)事前に湾曲された部分の湾曲を低減するように、事前に湾曲された部分に動作可能に接続された冷却ペルチェデバイスに係合することを可能にすることによって、事前に湾曲された部分の曲線外形の動的適合可能操作者制御を提供するステップを含んでもよい。
本発明は、上記で説明される特定の実施例に限定されると見なされるべきではなく、むしろ、本発明の全側面を網羅すると理解されるべきである。本発明が適用可能であってもよい、種々の修正、同等のプロセス、ならびに多数の構造は、本明細書を考察することによって、本発明を対象とする当業者にとって容易に明白になるであろう。
10 ハンドル部分、13 外側カテーテル、15 ガイドワイヤ、20 駆動シャフト、24,31,36,41 ワイヤターン、28 研磨部分、100 事前湾曲部。

Claims (20)

  1. 所与の直径を有する動脈内の標的組織の指向性切除のための指向性回転式アテレクトミーデバイスであって、
    カテーテルであって、該カテーテルは、該動脈の該直径よりも小さい外径と、該カテーテルを通る管腔とを有する、カテーテルと、
    ガイドワイヤと、
    前記ガイドワイヤ上を前進可能な、可撓性の細長い回転可能な駆動シャフトとを備え、
    前記駆動シャフトは、該駆動シャフトを通る管腔を有し、該駆動シャフトは、前記カテーテルの管腔内で前進可能であり、
    該駆動シャフトは、
    ワイヤターンと、
    駆動シャフトを製造する際に予め成形された、変形されていない曲線外形を備える、事前に湾曲された部分と、
    前記駆動シャフトを回転可能にするように、軸受に動作可能に接続される遠位端部とを備え、
    前記事前に湾曲された部分がカテーテルによる拘束から解放されると、前記事前に湾曲された部分は変形されていない曲線外形を保持し、
    前記事前に湾曲された部分は、前記ガイドワイヤ上で前進させられると、直線状の外形に変形可能であり、前記ガイドワイヤ上を前進させられないときに、前記事前に湾曲された部分は前記変形されていない曲線外形を含み、
    前記駆動シャフトはさらに、
    前記変形された直線状の事前に湾曲された部分の回転軸と、
    前記変形されていない事前に湾曲された部分の高速回転時に生じる、固定静止径よりも大きな掃引直径とを含み、
    前記指向性回転式アテレクトミーデバイスはさらに、
    カテーテルの管腔内において前進可能な内側管と、
    前記駆動シャフトの前記研磨部分に設けられた少なくとも1つの偏心研磨クラウンとを備え、
    前記内側管は、近位部分、遠位部分、および、前記近位部分と前記遠位部分との間の全域部分を備え、前記近位部分および前記遠位部分は、それらを貫通する管腔を有し、前記軸受が前記遠位部分に配置され、前記駆動シャフトは前記近位部分および前記遠位部分の管腔内で回転可能であり、前記全域部分は操作者によって制御可能な可変長さを有し、
    前記少なくとも1つの偏心研磨クラウンは、前記駆動シャフトが変形された直線外形を有するときに、前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に偏った位置に質量中心を含む、指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  2. 前記事前に湾曲された部分が、操作者によって制御可能な、変化する高さおよび変化する長さを有する、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  3. 前記事前に湾曲された部分が、少なくとも1つの丸く湾曲した部分を備える、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  4. 前記事前に湾曲された部分が、2つの丸く湾曲した部分を備える、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  5. 前記事前に湾曲された部分がピークを備える、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  6. 前記少なくとも1つの偏心した研磨クラウンの少なくとも一部が、前記ピークに配置されている、請求項5に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  7. 前記駆動シャフトは、2つの対向する方向に回転することが可能であり、前記少なくとも1つの偏心した研磨クラウンは、1つの回転方向では少なく切除し、反対の回転方向では多く切除する、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  8. 前記駆動シャフトは、2つの対向する方向に回転することが可能であり、
    記少なくとも1つの偏心した研磨クラウンは、一つの側面上の研削要素と、反対の側面上の切断要素とをさらに備え、前記駆動シャフトの一方の方向での回転は、前記研削要素を標的組織と係合させ、もう一方の方向での前記駆動シャフトの回転は、前記切断要素を標的組織と係合させる、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  9. 前記事前に湾曲された部分が、先頭部分と、遠位部分と、前記先頭部分と前記遠位部分との間のピークとを備え、前記少なくとも1つの偏心した研磨クラウンが、前記先頭部分、前記遠位部分および/または前記ピークに動作可能に接続されている、請求項2に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  10. 前記2つの丸く湾曲した部分の各々が曲率を有し、前記2つの丸く湾曲した部分の曲率が互いに等しい、請求項4に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  11. 前記2つの丸く湾曲した部分の各々が曲率を有し、前記2つの丸く湾曲した部分の曲率が互いに異なる、請求項4に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  12. 前記駆動シャフトが遠位端を有し、前記事前に湾曲された部分が前記駆動シャフトの遠位端に近接して配置されている、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  13. 前記事前に湾曲された部分が、形状記憶合金で形成されている、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  14. 前記事前に湾曲された部分が、ニチノールで形成されている、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  15. 前記事前に湾曲された部分が、所定の曲線外形に適合可能である、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  16. 前記事前に湾曲された部分が、複数の曲線外形に動的に適合可能である、請求項15に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  17. 前記カテーテルに動作可能に接続された流体供給ラインと、
    温度が制御された生体適合性溶液とを含み、
    前記曲線外形の形状を介して操作者制御を提供するように、前記生体適合性溶液を前記流体供給ラインを通って前記カテーテルに流入させる、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  18. 前記事前に湾曲された部分が、機械的変形によって変形される、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  19. 前記事前に湾曲された部分が形状記憶合金を含み、前記変形が前記事前に湾曲された部分を冷却することによる変形を含む、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
  20. 操作者によって前記全域部分の長さを変えることにより、前記事前に湾曲された部分の前記曲線外形が制御される、請求項1に記載の指向性回転式アテレクトミーデバイス。
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