JP5435821B2 - 高速回転式アテレクトミーデバイス上の研磨要素の回転振幅を増大させる方法および装置 - Google Patents

高速回転式アテレクトミーデバイス上の研磨要素の回転振幅を増大させる方法および装置 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、仮出願第61/046,145号(2008年4月18日出願、同一の発明の名称)に基づく優先権を主張する。該仮出願の全内容は、本明細書において参照により援用される。
本発明は、高速回転式アテレクトミーデバイスを利用して、動脈からアテローム性動脈硬化プラークを切除する等の、身体通路から組織を切除するためのデバイスおよび方法に関する。
動脈および類似の身体通路における組織の切除または修復に使用するために、種々の技術および器具が開発されてきた。このような技術および器具の主な目的は、患者の動脈におけるアテローム性動脈硬化プラークの切除である。アテローム性動脈硬化は、患者の血管の内膜層(内皮の下)における脂肪性沈着物(アテローム)の蓄積を特徴とする。多くの場合、比較的軟性でコレステロールを多く含むアテローム様物質として初めに沈着したものは、経とき的に硬化し、石灰化アテローム性動脈硬化プラークになる。このようなアテロームは、血流を制限するため、しばしば、狭窄性病変または狭窄と呼ばれ、閉塞物質は、狭窄物質と呼ばれる。処置せずに放置すると、このような狭窄は、狭心症、高血圧症、心筋梗塞、脳卒中、および同等物を引き起こし得る。
回転式アテレクトミー手技は、このような狭窄物質を切除するための一般的な技術である。このような手技は、冠状動脈における石灰化病変の開口を開始するために、最も頻繁に使用される。最も頻繁には、回転式アテレクトミー手技は単独で使用されず、その後にバルーン血管形成手技が続き、順に、その後には、非常に頻繁に、開口した動脈の開存性の維持を支援するようにステントの留置が続く。非石灰化病変については、バルーン血管形成術は、最も頻繁には、動脈を開口するために単独で使用され、開口した動脈の開存性を維持するように、しばしばステントが留置される。しかしながら、研究によると、バルーン血管形成術を受け、かつステントを動脈に留置した患者のうちの有意な割合が、ステント内の瘢痕組織の過度な成長の結果として、一定の期間にわたって最も頻繁に発現するステントの閉塞である、ステント再狭窄を体験することが示されている。そのような状況では、バルーン血管形成術が、ステント内であまり効果的ではないため、アテレクトミー手技が、ステントから過剰な瘢痕組織を切除し、それにより、動脈の開存性を修復する、好ましい手技である。
いくつかの種類の回転式アテレクトミーデバイスが、狭窄物質の切除を試行するために開発されてきた。特許文献1(Auth)に示されるような一種類のデバイスでは、ダイヤモンド粒子等の研磨材で被覆された同心的に成形されたバー(Burr)が、可撓性駆動シャフトの遠位端に担持される。バーは、狭窄を横断して前進させられる間に、高速で回転する(典型的には、例えば、約150,000〜190,000rpmの範囲)。バーは、狭窄組織を切除するが、血流を閉鎖する。いったんバーが狭窄を横断して前進させられると、動脈は、バーの最大外径と同等であるか、またはそれよりもわずかに大きい直径まで開口される。頻繁に、バーは固定静止直径であるため、動脈を所望の直径まで開口するために、1つより多くのサイズのバーが利用されなければならない。 高速回転中に、可変直径またはバーの静止直径よりも大きい直径の掃引を可能にする、他の変形はAuthデバイスによって開示されていない。
特許文献2(Clement)は、好適な結合材料によってその外面の一部分に固定される、研磨粒子の塗膜を伴う偏心組織切除バーを提供する。しかしながら、非対称バーが「熱または不均衡を補うために、高速焼灼デバイスと共に使用されるよりも低速」で回転させられることを、Clementが第3コラムの53〜55行において説明していることから、この構造は制限される。つまり、中実バーのサイズおよび質量の両方を考えると、アテレクトミー手技中に使用される高速、すなわち、約20,000〜200,000rpmの範囲内の回転速度で、バーを回転させることは実行不可能である。本質的に、駆動シャフトの回転軸からの質量中心オフセットにより、有意かつ望ましくない遠心力が発達し、動脈壁に過度な圧力が及ぼされ、過度な熱および過度に大きい粒子が生成される。Authと同様に、バーのサイズは固定され、対象管腔を所望の直径まで開口するために、1つより多くのサイズのバーの使用を必要とし得る。
特許文献3(Shturman)および特許文献4(Shturman)は、とりわけ、拡大偏心部を伴う駆動シャフトを有するアテレクトミーデバイスを開示し、この拡大部のうちの少なくとも一区分は、研磨材で被覆される。高速回転させられると、研磨区分は、動脈から狭窄組織を切除することが可能である。デバイスは、部分的には、高速動作中の軌道回転運動により、拡大偏心部の静止直径よりも大きい直径まで動脈を開口することが可能である。 軌道回転運動は、主に、駆動シャフトの回転軸からの拡大偏心部の質量中心のオフセットによるものである。拡大偏心部が、結合されていない駆動シャフトワイヤを備え得るため、駆動シャフトの拡大偏心部は、狭窄内の配置中または高速動作中に屈曲し得る。この屈曲は、高速動作中に、より大きい直径の開口を可能にするが、実際に研磨される動脈の直径に対して所望されるよりも少ない制御を提供する場合がある。特許文献3および特許文献4の開示はそれぞれ、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
米国特許第4,990,134号明細書 米国特許第5,681,336号明細書 米国特許第6,132,444号明細書 米国特許第6,494,890号明細書
第1の実施形態は、所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するための高速回転式アテレクトミーデバイスであって、動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤと、ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトと、駆動シャフト上に配置されている研磨要素と、駆動シャフトに取り付けられ、調整可能な近位間隔によって研磨要素から近位に離間されている、近位カウンタウェイトと、駆動シャフトに取り付けられ、調整可能な遠位間隔によって研磨要素から遠位に離間されている、遠位カウンタウェイトとを備えている、高速回転式アテレクトミーデバイスである。
第2の実施形態は、可撓性駆動シャフトの研磨部で、管腔内に回転直径を生成するための方法であって、回転直径は、研磨部の静止直径よりも大きく、管腔の直径よりも小さい直径を伴うガイドワイヤを提供することと、ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトを提供することであって、駆動シャフトは、回転軸と、偏心研磨要素とを有する、ことと、偏心研磨要素から近位に距離を置いて離間されている、近位カウンタウェイトを提供することと、偏心研磨要素から遠位に距離を置いて離間されている、遠位カウンタウェイトを提供することと、ガイドワイヤを後退させることと、高速で駆動シャフトを回転させることとを含む、方法である。
第3の実施形態は、可撓性駆動シャフトの研磨部で、管腔内に回転直径を生成するための方法であって、回転直径は、研磨部の静止直径よりも大きく、管腔の直径よりも小さい直径を伴うガイドワイヤを提供することと、ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトを提供することであって、駆動シャフトは、回転軸と、偏心研磨要素とを有し、研磨要素は、駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、ことと、偏心研磨要素から近位に距離を置いて離間されている、近位カウンタウェイトであって、駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、近位カウンタウェイトを提供することと、偏心研磨要素から遠位に距離を置いて離間されている、遠位カウンタウェイトであって、駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、遠位カウンタウェイトを提供することと、ガイドワイヤを後退させることと、高速で駆動シャフトを回転させることとを含む、方法である。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するための高速回転式アテレクトミーデバイスであって、
該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤと、
該ガイドワイヤ上で前進可能である可撓性の細長い回転式駆動シャフトと、
該駆動シャフト上に配置されている研磨要素と、
該駆動シャフトに取り付けられている近位カウンタウェイトであって、調整可能な近位間隔によって該研磨要素から近位に離間されている近位カウンタウェイトと、
該駆動シャフトに取り付けられている遠位カウンタウェイトであって、調整可能な遠位間隔によって該研磨要素から遠位に離間されている遠位カウンタウェイトと
を備えている、高速回転式アテレクトミーデバイス。
(項目2)
上記近位カウンタウェイトは、上記駆動シャフトに取り外し可能にクランプ可能であり、
該近位カウンタウェイトは、該駆動シャフトの高速回転のために該駆動シャフトにクランプされ、
該近位カウンタウェイトは、上記近位間隔の調整のためにクランプを外され、該調整は、該駆動シャフトの低速回転または非回転ときに発生する、
項目1に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
(項目3)
上記近位カウンタウェイトは、該近位カウンタウェイトがクランプを外されると、上記駆動シャフトに沿って摺動可能である、項目2に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
(項目4)
上記遠位カウンタウェイトは、上記駆動シャフトに取り外し可能にクランプ可能であり、
該遠位カウンタウェイトは、該駆動シャフトの高速回転のために該駆動シャフトにクランプされ、
該遠位カウンタウェイトは、上記遠位間隔の調整のためにクランプを外され、上記調整は、上記駆動シャフトの低速回転または非回転ときに発生する、
項目1に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
(項目5)
上記遠位カウンタウェイトは、該遠位カウンタウェイトがクランプを外されると、上記駆動シャフトに沿って摺動可能である、項目4に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
(項目6)
動脈の内部における閉塞を研磨するための方法であって、
該動脈の直径よりも小さい直径を伴うガイドワイヤを提供することと、
該ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトを提供することであって、該駆動シャフトは、回転軸と、偏心研磨要素とを有する、ことと、
該偏心研磨要素から近位に距離を置いて離間されている近位カウンタウェイトを提供することと、
該偏心研磨要素から遠位に距離を置いて離間されている遠位カウンタウェイトを提供することと、
該ガイドワイヤを後退させることと、
高速で該駆動シャフトを回転させることと
を含む、方法。
(項目7)
上記ガイドワイヤを上記遠位カウンタウェイトまで後退させることをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
上記ガイドワイヤを上記偏心研磨要素まで後退させることをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目9)
上記ガイドワイヤを上記近位カウンタウェイトまで後退させることをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目10)
上記ガイドワイヤを上記近位カウンタウェイトを越えて後退させることをさらに含む、項目6に記載の方法。
(項目11)
上記研磨要素は、上記駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、項目6に記載の方法。
(項目12)
上記研磨要素は、上記駆動シャフトに取り付けられる偏心研磨クラウンを備えている、項目6に記載の方法。
(項目13)
上記近位カウンタウェイトおよび上記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、上記駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、項目6に記載の方法。
(項目14)
上記近位カウンタウェイトおよび上記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、上記駆動シャフトに取り付けられる偏心要素を備えている、項目6に記載の方法。
(項目15)
上記近位カウンタウェイトおよび上記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、上記駆動シャフトの同心拡大部を備えている、項目6に記載の方法。
(項目16)
上記近位カウンタウェイトおよび上記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、上記駆動シャフトに取り付けられる同心要素を備えている、項目6に記載の方法。
(項目17)
上記遠位カウンタウェイトおよび上記近位カウンタウェイトは、両方とも同心性である、項目6に記載の方法。
(項目18)
上記ガイドワイヤは、高速で上記駆動シャフトを回転させる前に後退させられる、項目6に記載の方法。
(項目19)
上記ガイドワイヤは、上記駆動シャフトが高速で回転させられている間に後退させられる、項目6に記載の方法。
(項目20)
動脈の内部における閉塞を研磨するための方法であって、
該動脈の直径よりも小さい直径を伴うガイドワイヤを提供することと、
該ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトを提供することであって、該駆動シャフトは、回転軸と、偏心研磨要素とを有し、該研磨要素は、該駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、ことと、
該偏心研磨要素から近位に距離を置いて離間されている近位カウンタウェイトであって、該駆動シャフトの偏心拡大部を備えている近位カウンタウェイトを提供することと、
該偏心研磨要素から遠位に距離を置いて離間されている遠位カウンタウェイトであって、該駆動シャフトの偏心拡大部を備えている遠位カウンタウェイトを提供することと、
該ガイドワイヤを後退させることと、
高速で該駆動シャフトを回転させることと
を含む、方法。
図1は、回転式アテレクトミーデバイスの非可撓性偏心切断ヘッドの斜視図である。 図2は、駆動シャフトの公知の可撓性偏心拡大部の斜視破断図である。 図3は、駆動シャフトの公知の偏心拡大部の破断縦断面図である。 図4は、駆動シャフトに取り付けられた公知の中実偏心拡大バーの可撓性を図示する、破断縦断面図である。 図5Aは、駆動シャフトに取り付く公知の偏心研磨ヘッドまたはクラウンの斜視図である。 図5Bは、駆動シャフトに取り付く公知の偏心研磨ヘッドまたはクラウンの底面図である。 図5Cは、駆動シャフトに取り付く公知の偏心研磨ヘッドまたはクラウンの縦断面図である。 図6は、例示的な研磨ヘッドの縦断面図である。 図7Aは、例示的な研磨ヘッドの断面図である。 図7Bは、例示的な研磨ヘッドの別の断面図である。 図7Cは、例示的な研磨ヘッドの別の断面図である。 図8は、偏心回転式アレクトミーデバイスの急速回転研磨部の3つの異なる位置を図示する、横断面図である。 図9は、図8に図示された急速回転研磨部の3つの位置に対応する概略図である。 図10は、偏心研磨要素、偏心近位カウンタウェイト、および偏心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図11は、偏心研磨要素、偏心近位カウンタウェイト、および同心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図12は、偏心研磨要素、同心近位カウンタウェイト、および偏心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図13は、偏心研磨要素、同心近位カウンタウェイト、および同心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図14は、同心研磨要素、偏心近位カウンタウェイト、および偏心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図15は、同心研磨要素、偏心近位カウンタウェイト、および同心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図16は、同心研磨要素、同心近位カウンタウェイト、および偏心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図17は、同心研磨要素、同心近位カウンタウェイト、および同心遠位カウンタウェイトの断面図である。 図18は、近位カウンタウェイトおよび研磨要素の質量中心間の距離D1と、遠位カウンタウェイトおよび研磨要素の質量中心間の距離D2とを伴う、研磨要素およびカウンタウェイトの概略図である。 図19は、動作中に駆動シャフトの遠位端を越えて延在するガイドワイヤの断面図である。 図20は、動作の前および/または間に遠位カウンタウェイトまで後退させられたガイドワイヤの断面図である。 図21は、動作の前および/または間に研磨要素まで後退させられたガイドワイヤの断面図である。 図22は、動作の前および/または間に近位カウンタウェイトまで後退させられたガイドワイヤの断面図である。 図23は、動作の前および/または間に近位カウンタウェイトを越えて後退させられたガイドワイヤの断面図である。
本発明は、種々の修正および代替形態に対応可能であるが、その仕様は、一例として図面に示され、本明細書で詳細に説明される。しかしながら、本発明は、本発明を説明される特定の実施形態に限定することを意図しないことを理解されたい。反対に、本発明の精神および範囲内に入る全ての修正、同等物、および代替案を対象とすることを意図する。
図1は、典型的な回転式アテレクトミーデバイスを図示する。デバイスは、ハンドル部分10と、偏心拡大直径部28Aを備えている研磨部28を有する、細長い可撓性駆動シャフト20と、ハンドル部分10から遠位に延在する細長いカテーテル13とを含む。駆動シャフト20およびその偏心拡大直径部28は、螺旋コイル状ワイヤから構築される。カテーテル13は、拡大直径部28Aおよび拡大直径部28より遠位の短い部分を除いて、駆動シャフト20の長さの大部分が配置されている、管腔を有する。駆動シャフト20はまた、ガイドワイヤ15上で駆動シャフト20が前進および回転させられることを可能にする、内腔も含む。流体供給ライン17が、冷却および潤滑溶液(典型的には、生理食塩水または別の生体適合性流体)をカテーテル13に導入するために提供され得る。
ハンドル10は、望ましくは、高速で駆動シャフト20を回転させるためのタービン(または同様の回転駆動機構)を含む。ハンドル10は、典型的には、管16を通して送達される圧縮空気等の動力源に接続され得る。一対の光ケーブル23も、タービンおよび駆動シャフト20の回転の速度を監視するために提供され得る。そのようなハンドルおよび関連器具に関する詳細は、当該業界で周知であり、例えば、Authに発行された米国特許第5,314,407号で説明されている。ハンドル10はまた、望ましくは、カテーテル13およびハンドルの本体に対してタービンおよび駆動シャフト20を前進および後退させるための制御ノブ11も含む。
図2−3は、偏心拡大直径部28Aを備えている研磨部28の詳細を図示する。駆動シャフト20は、拡大研磨部28A内のガイドワイヤ管腔19および中空空洞25を画定する、1つ以上の螺旋巻きワイヤ18から成る。中空空洞25を横断するガイドワイヤ15を除いて、中空空洞25は、実質的に空である。偏心拡大直径部28Aとして図示された研磨部28は、その上に組織切除面37を伴う、近位30、中間35、および遠位40部分を備えている。偏心拡大直径部28Aの近位部分30のワイヤ巻き31は、好ましくは、略一定の割合で遠位に段階的に増加する直径を有し、それにより、概して円錐形状を形成する。遠位部分40のワイヤ巻き41は、好ましくは、略一定の割合で遠位に段階的に減少する直径を有し、それにより、概して円錐形状を形成する。中間部分35のワイヤ巻き36には、駆動シャフト20の拡大偏心直径部28Aの近位および遠位円錐部分の間に円滑遷移を提供するように成形される、略凸状外面を提供するように次第に変化する直径が提供される。
偏心拡大直径部28Aとして図示された、研磨部28の少なくとも一部分(好ましくは、中間部分35)は、組織を切除することが可能な外面37を備えている。好ましくは、組織切除面は、駆動シャフト20の組織切除区分を画定するように、研磨材24の塗膜37を備えている。研磨材は、ダイヤモンド粉末、溶融石英、窒化チタン、炭化タングステン、酸化アルミニウム、炭化ホウ素、または他のセラミック材料等の、任意の好適な材料であり得る。好ましくは、研磨材は、好適な結合剤26によって駆動シャフト20のワイヤ巻きに直接取り付けられるダイヤモンドチップ(またはダイヤモンドダスト粒子)から成る。このような取り付けは、従来の電気めっきまたは融合技術(例えば、米国特許第4,018,576号参照)等の周知の技術を使用して達成され得る。代替として、外部組織切除面は、単純に、好適な研磨面を提供するように粗面化されている、ワイヤ巻線の一部であり得る。さらに別の変形例では、外面は、小さいが鋭い切断面を提供するように、エッチングまたは切断(例えば、レーザで)され得る。他の同様の技術もまた、好適な組織切除面を提供するために利用され得る。
図4は、偏心で中実、または少なくとも部分的に中空のバー28Bとして図示された、別の種類の公知の研磨部28を図示する。中実または少なくとも部分的に中空の研磨バー28Bは、当技術分野で周知の手段によって駆動シャフト20に取り付けられ、好適な結合剤26によって表面に固定される研磨材24の塗膜を備えている。
図5A、5B、および5Cは、その開示が参照することによりその全体で本明細書に組み込まれる、Thatcherらの米国出願第11/761,128号で説明されているような、偏心研磨ヘッドまたはクラウン28Cを備えている、別の公知の研磨面28を図示する。管腔23は、駆動シャフト20への圧着取付のために提供され、質量中心を、駆動シャフト20の回転軸から離すか、またはそれに近づけるのを支援するように、中空部25を備え得る。研磨部28Cは、近位30、中間35、および遠位40部分を備え、近位30および遠位40部分は、円筒形を有するものとして表される中間部分35から傾斜している。
したがって、1つの用途は、研磨部28を備え、それは順に、駆動シャフトの偏心拡大部28A、あるいは、駆動シャフトに取り付けられる偏心中実クラウンまたは研磨ヘッド28C、または偏心バー28Bを備え得、研磨部28は、駆動シャフト20の回転軸から半径方向に離間された質量中心を有し、研磨部28の外径よりも実質的に大きい直径まで狭窄性病変を開口するデバイスの能力を促進する。これは、研磨部28の幾何学的中心、すなわち、駆動シャフトの偏心拡大直径部、あるいは、駆動シャフト20の回転軸から離れて駆動シャフト20に取り付けられる、偏心中実研磨ヘッドまたはクラウン28C、またはバー28Bに間隔をあけることによって、達成され得る。代替として、研磨部28の質量中心は、材料の差別的組み合わせを備えている研磨部28を提供することによって、駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間され得、研磨部28のうちの少なくとも1つの側は、本明細書で定義されるような偏心性を生成する、他方の側よりも重いか、または密度が高い材料を備えている。当業者であれば認識するように、研磨部28の構造内の材料の差別的使用による偏心性の生成、例えば、駆動シャフトの回転軸からオフセットされた質量中心は、同心、偏心、中実バー、部分的に中空のクラウンまたは研磨ヘッド、または駆動シャフトの拡大部、または同等物であろうと、本明細書で論議される研磨部28の任意の構成に適用可能である。
さらに、本願は、偏心研磨部の軌道運動を促すように、駆動シャフトの上に位置し、かつそれに固定して取り付けられる、少なくとも1つのカウンタウェイトを備え得る。1つのそのような少なくとも1つのカウンタウェイトが、研磨部の近位に位置し得る一方で、別の少なくとも1つのカウンタウェイトが、研磨部の遠位に位置し得る。
1つの用途では、図6に図示されるように、研磨部28は、駆動シャフト20の偏心拡大直径部28Aとして表される。遠位カウンタウェイト100が研磨部28の遠位に位置し、近位カウンタウェイト102が研磨部の近位に位置する。代替的な用途は、研磨部28と組み合わせて動作する遠位カウンタウェイト100のみ、または研磨部28と組み合わせて動作する近位カウンタウェイト102のみを備え得る。
図6に図示されるように、カウンタウェイト100、102は、中実かつ偏心のバーであり得るが、多数の代替案が本願によって検討される。
例えば、近位および遠位カウンタウェイト100、102の一方または両方は、拡大偏心直径研磨部28Aと同じ様式で形成される、駆動シャフトの拡大直径部を備え得る。本願では、カウンタウェイト100、102は、ワイヤを巻く過程中にマンドレルを使用することによって形成される、駆動シャフト20の本質的に中空の拡大ワイヤ巻きである。近位102または遠位100のいずれか一方である、1つだけのカウンタウェイトが、駆動シャフト20の拡大偏心直径研磨部である場合、残りのカウンタウェイトは、同心性であり得、すなわち、駆動シャフトの回転軸と同一線上の質量中心であり、かつ駆動シャフトの拡大直径部、中実クラウン、または少なくとも部分的に中空のクラウンを備えているか、または、偏心性であり得、中実バー、あるいは少なくとも部分的に中空のクラウンまたは研磨ヘッドを備えている。
代替として、近位および遠位カウンタウェイト100、102の一方または両方は、図6に図示されるように、中実であり、当業者に周知の手段によって駆動シャフト20のワイヤ巻きに取り付けられてもよい。さらなる代替として、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、少なくとも部分的に中空であり得る。
なおもさらなる代替として、近位および遠位カウンタウェイト100、102の一方または両方は、材料の差別的組み合わせを備え得、カウンタウェイト100、102のうちの少なくとも1つの側は、本明細書で定義されるような偏心性を生成する、他方の側よりも重いか、または密度が高い材料を備えている。当業者であれば認識するように、カウンタウェイト100、102内の材料の差別的使用による偏心性の生成、例えば、駆動シャフトの回転軸からオフセットされた質量中心は、同心、偏心、中実バー、部分的に中空のクラウンまたは研磨ヘッド、または駆動シャフトの拡大部、または同等物であろうと、本明細書で論議されるカウンタウェイト100、102の任意の構成に適用可能である。
1つの用途では、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、図6に図示されるように、全体質量において実質的に同等であって、各カウンタウェイト100、102が研磨部28の全体質量のほぼ2分の1であり、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、研磨部28から等距離にあり、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、駆動シャフト20の回転軸から等距離にある質量中心を備え、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、偏心研磨部28の質量中心から等距離にある質量中心を備えている。高速回転中に研磨部28の軌道回転直径を操作する際に使用するための、研磨部28とカウンタウェイトとの間の交互かつ同等の質量分布が、当業者に容易に提示されるであろう。
さらに、カウンタウェイト(近位および/または遠位)100、102の一方または両方は、同心性、すなわち、外形が球形または楕円、あるいは他の同心形状であり得、カウンタウェイト(近位および/または遠位)100、102の一方または両方が、駆動シャフト20の回転軸の実質的に上にある、すなわち、それと同一線上にある、質量中心を有する。
代替として、カウンタウェイト(近位および/または遠位)100、102の一方または両方は、偏心性であり得、すなわち、1つの構成は、図6に示されるように、駆動シャフト20の回転軸から半径方向に離間され、かつ偏心研磨部28の質量中心と同じ縦断面内で整列させられる、質量中心を有する、カウンタウェイト(近位および/または遠位)100、102を備え得る。カウンタウェイトの質量中心の半径方向間隔は、駆動シャフト20の回転軸から各カウンタウェイト100、102の幾何学的中心を離間させることによって達成され得、近位カウンタウェイト102および遠位カウンタウェイト100はそれぞれ、図6に示されるように、180度の回転角度によって偏心研磨部28の質量中心から分離される質量中心を有する。近位102および遠位100カウンタウェイトの質量中心は、180度オフセットされ得る。このカウンタウェイト配置は、研磨部28による軌道運動を促し、狭窄性病変を掃引し、偏心拡大直径部28の外径よりも実質的に大きい直径まで開口する研磨部28の能力を促進する。
代替的な用途は、180度の回転角度によって研磨部28の質量中心から分離されてもされなくてもよい質量中心を有する、カウンタウェイト100、102のうちの少なくとも1つを備え得る。1つの用途は、研磨部28の質量中心から0度の回転角度で、少なくとも1つのカウンタウェイト100、102の質量中心を配置することによって、高速回転中に研磨部28の軌道回転直径を抑制し得る。これは、研磨部28が偏心性であろうと、同心性であろうと適用され得る。例えば、抑制は、少なくとも1つの偏心カウンタウェイト100、102を取り付けることによって、偏心研磨部28について達成され得、偏心研磨部28および少なくとも1つの偏心カウンタウェイト100、102の質量中心は、実質的に同一線上にあり、すなわち、実質的に0度の回転分離角度を伴う。
代替として、研磨部28が同心として提供され、その質量中心が駆動シャフト20の回転軸上にある場合、少なくとも1つのカウンタウェイト100、102は、同心であり得、質量中心が同様に駆動シャフト20の回転軸上にある。さらなる代替として、研磨部28が偏心として提供され、その質量中心が駆動シャフト20の回転軸から外れている場合、研磨部28の質量中心から180度の回転角度で位置する質量中心を有する、少なくとも1つのカウンタウェイトが提供され得る。この用途には、少なくとも1つのカウンタウェイトと研磨部28との間の離間距離の有るまたは無い、駆動シャフト28上にある少なくとも1つのカウンタウェイトが提供され得る。
当業者であれば、本明細書で開示される、上記と下記の両方にあるカウンタウェイトおよび研磨部28の各配置、およびそれらの質量中心は、研磨部28の軌道運動である回転直径を励起し、すなわち、増加させ、または回転直径を抑制し、すなわち、減少させるように、本明細書で論議される研磨部28およびカウンタウェイトの全形態、外形、および種類に該当し得ることを容易に認識するであろう。
重要なことには、本願は、本明細書で説明されるようなカウンタウェイト100、102を備えない公知の参照物のより大きい直径の研磨部28と同等の掃引直径を有して管腔を開口しながら、近位および遠位カウンタウェイト100、102と併せて、より小さい直径の研磨部28の使用を可能にし得る。
当業者であれば、駆動シャフト20の所与の回転速度に対してこれらのパラメータの任意の数の組み合わせおよび順列を認識するであろう。当業者であれば、これらのパラメータのうちのいずれかの修正が、研磨部によって取られる軌道経路の直径を増加または減少/抑制することを認識するであろう。そのようなものとして、軌道経路の直径は、個々の管腔に対してカスタマイズされ得る。
別の用途は、その開示が参照することによりその全体で本明細書に組み込まれる、Shturmanの米国特許第5,314,438号で説明されているような、駆動シャフトの同心拡大研磨部を備えている、研磨部28を備え得る。代替として、Shturmanの研磨部28は、当技術分野で周知であるように、駆動シャフトに取り付けられる同心中実バーを備え得、例えば、Authの米国特許第4,990,134号を参照されたい。この意味での同心とは、ワイヤ巻きで形成されるか、あるいは、中実または半中実、すなわち、中空のバーによって形成される、研磨部28が、球形または楕円、あるいは他の同心形状である外形を備え、同心研磨部28が、駆動シャフト20の回転軸の実質的に上にある、すなわち、それと同一線上にある、質量中心を有することを意味する。
さらに、この特定の用途は、同心研磨部28の軌道運動を促すように、駆動シャフト20に取り付けられるか、またはその上に載置される、2つのカウンタウェイト100、102を備えている。好ましくは、遠位カウンタウェイト100は、同心研磨部28の遠位に位置し、近位カウンタウェイト102は、同心研磨部28の近位に位置する。
近位および/または遠位カウンタウェイト100、102の一方または両方は、図6に図示された拡大偏心直径研磨部28Aと同じ様式で形成される、駆動シャフトの拡大直径部を備え得る。この用途では、カウンタウェイト100、102は、ワイヤを巻く過程中にマンドレルを使用することによって形成される、駆動シャフトの本質的に中空の拡大ワイヤ巻きである。近位102または遠位100のいずれか一方である、1つだけのカウンタウェイトが、駆動シャフト20の拡大偏心直径研磨部である場合、残りのカウンタウェイトは、同心性であり得、すなわち、駆動シャフトの回転軸と同一線上の質量中心であり、かつ駆動シャフト20の拡大直径部、中実バー、または少なくとも部分的に中空の研磨ヘッドを備えているか、または、残りのカウンタウェイトは、偏心性であり得、中実バーまたは少なくとも部分的に中空の研磨ヘッドを備えている。
代替として、近位および遠位カウンタウェイト100、102の一方または両方は、中実であり、当業者に周知の手段によって駆動シャフト20のワイヤ巻きに取り付けられてもよい。さらなる代替として、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、少なくとも部分的に中空であり得る。
研磨部28が同心性である、1つの用途では、近位および遠位カウンタウェイト100、102は、全体質量において実質的に同等であって、各カウンタウェイト100、102が同心研磨部28の全体質量のほぼ2分の1であり、近位102および遠位100カウンタウェイトは、同心研磨部28から等距離にあり、近位および遠位質量中心は、駆動シャフト20の回転軸から等距離にあり、近位および遠位質量中心は、同心研磨部28の質量中心から等距離にある。
さらに、カウンタウェイト100、102は、同心性、すなわち、外形が球形または楕円、あるいは他の同心形状であり得、カウンタウェイト100、102が、駆動シャフト20の回転軸の実質的に上にある質量中心を有する。
好ましくは、同心研磨部28を備えている、この用途では、カウンタウェイト100、102は、偏心性であり、すなわち、近位102および遠位100カウンタウェイトは、駆動シャフト20の回転軸から半径方向に半径方向質量中心を有し、それぞれ、同じ縦断面内にあり、かつ回転軸と同一線上にある同心研磨部28の質量中心と同じ縦断面内でオフセットされる、質量中心を有し得る。さらに、近位102および遠位100カウンタウェイトの質量中心が、両方とも、駆動シャフト20の回転軸より上側または下側のいずれか一方にあり得る一方で、両方の質量中心は、同じ縦断面内で整列させられ、研磨部28の質量中心と近位102および遠位100カウンタウェイトの質量中心との間で「オフセット」を生成する。近位102および遠位100カウンタウェイトの質量中心は、駆動シャフト20の回転軸の周囲で相互から、180度、または当業者によって容易に認識されるような他のオフセット角度で、オフセットされ得る。
偏心研磨部の場合と同様に、同心研磨部の場合は、駆動シャフト20の回転軸から各カウンタウェイト100、102の幾何学的中心を離間することによって、近位102および遠位100カウンタウェイトの偏心事例の質量中心の半径方向間隔を達成してもよく、近位カウンタウェイト102および遠位カウンタウェイト100はそれぞれ、同心研磨部の質量中心から分離され、かつ同じ縦断面内にある質量中心を有する。このカウンタウェイトの事例は、研磨部28による軌道運動を促し、狭窄性病変を掃引し、同心研磨部28の外径よりも実質的に大きい直径まで開口する研磨部28の能力を促進する。上記のように、本願は、公知の参照物のより大きい直径の研磨部28と同等の掃引直径を有する、管腔を開口しながら、近位102および遠位100カウンタウェイトと併せて、より小さい直径の研磨部28の使用を可能にし得る。
図7A−7Cは、偏心カウンタウェイト100、102が本明細書で説明されるような駆動シャフト20の上に載置されている、高速回転中の図5A、5B、および5Cに示されるような偏心研磨ヘッド28Cとして図示された、偏心研磨部28の3つの断面スライス(横断面図の面として示される)の質量中心29の位置を描写する。偏心研磨部28は、多くのそのような薄いスライスに分割され得、各スライスが各自の質量中心を有する。図7Bは、研磨部28が最大断面直径(この場合、偏心研磨部28の中間部分35の最大直径である)を有する位置で得られ、図7Aおよび7Cは、それぞれ、偏心研磨部28の遠位40および近位30部分で得られている。これらの断面スライスのそれぞれにおいて、質量中心29は、駆動シャフトの回転軸から離間され、駆動シャフト20の回転軸は、ガイドワイヤ15の中心と一致する。各断面スライスの質量中心29も、各断面スライスの幾何学的中心と概して一致する。図7Bは、最大断面直径を有するスライスを示す。このスライスでは、質量中心29および幾何学的中心の両方は、駆動シャフト20の回転軸から最も遠くに位置する(すなわち、最大限に離間されている)。当然ながら、研磨部28全体の質量中心は、拡大直径部の複数スライスの個々の質量中心の複合物であり、したがって、全体的な質量中心は、図7Bに描写されたスライスの質量中心よりも駆動シャフト20の回転軸に近くなる。
本明細書で使用されるような、「偏心」という言葉は、駆動シャフト20の偏心拡大直径部28A、または偏心中実バー28B、または偏心性で少なくとも部分的に中空のクラウンあるいは研磨ヘッド28C、または偏心カウンタウェイトを備えている研磨部28の幾何学的中心と駆動シャフトの回転軸との位置における差異、または、偏心拡大直径部28A、偏心中実バー28Bおよび偏心性で少なくとも部分的に中空のクラウンあるいは研磨ヘッド28C、または偏心カウンタウェイト100、102を備えている偏心研磨部28の質量中心と駆動シャフト20の回転軸との位置の差異を意味するように定義されることを理解されたい。適正な回転速度における、いずれか一方のそのような差異は、研磨部28が、研磨部28の公称直径よりも実質的に大きい直径まで狭窄を開口することを可能にする。さらに、規則正しくない幾何学形状である形状を有する偏心研磨部28については、「幾何学的中心」という概念は、駆動シャフトの回転軸を通って描かれ、偏心拡大直径部の周囲が最大の長さを有する位置で得られる横断面図の周囲上の2つの点を接続する、最長弦の中間点を見つけることによって、近似することができる。さらに、当業者であれば、定義されるような偏心性は、実質的に同心の外形を有する研磨部28に設計され得、その場合、外形の一面が、例えば、研磨部28の片側の一部分を空洞化させることによって、他の部分よりも重いことを認識するであろう。
さらに、本明細書で使用される場合の同心とは、駆動シャフト20の回転軸の上にある、すなわち、それと同一線上にある質量中心と、実質的に対称の外形とを備えている、研磨部28および/またはカウンタウェイト100、102を意味するように定義されることも理解されたい。
図8および9は、その上で研磨ヘッド28が前進させられているガイドワイヤ15に対して示された、偏心研磨ヘッド28によって取られる略螺旋状軌道経路を図示する。図8および9の螺旋状経路のピッチは、例証目的で誇張されている。実際は、偏心拡大研磨ヘッド28の各螺旋状経路は、組織切除面37を介して組織の非常に薄い層を切除するだけであり、狭窄を完全に開口するように、デバイスが狭窄を横切って繰り返し前後に移動させられると、多くのこのような螺旋状通路が偏心拡大研磨ヘッド28によって作られる。
図9は、回転式アテレクトミーデバイスの偏心拡大研磨ヘッド28の3つの異なる回転位置を概略的に示す。各位置において、偏心拡大研磨ヘッド28の研磨面は、切除されるプラーク「p」に接触する。3つの位置は、プラーク「P」との3つの異なる接触点によって識別され、これらの点は、点B1、B2、およびB3として図中で指定されている。各点において、駆動シャフトの回転軸から半径方向に最も遠位にあるのは、組織切除面37の一部分に接触する偏心拡大研磨ヘッド28の研磨面の略同一部分であることに留意されたい。
上述のように、「偏心」という用語は、駆動シャフトの回転軸から横方向に変位された質量中心を有する要素を表すために使用され、「同心」という用語は、駆動シャフトの回転軸と一致した質量中心を有する要素を表すために使用される。同様に、「研磨部」は、駆動シャフトの拡大直径部の一部または全体(すなわち、「研磨部」におけるより大きいコイル)、駆動シャフトに取り付けられた、または一体化した中実バー(および全体を通して同じサイズのコイル)、駆動シャフトに取り付けられた、または一体化した少なくとも部分的に中空のクラウン(および全体を通して同じサイズのコイル)、あるいは、駆動シャフトに取り付けられた、または一体化したバーまたはクラウンを加えた、サイズが変動するコイルを含んでもよい。このように、「同心」/「偏心」および「研磨部」という用語は、概して、アテレクトミーデバイスの種々の構成を表すために使用され得る。
本明細書で使用され場合、「要素」という用語は、研磨バー、質量、重量、カウンタウェイト、駆動シャフトコイルのサイズおよび/または形状の変化、または概して特徴のない駆動シャフトと区別できる他のもの等の、駆動シャフトに沿った任意の特徴を表すために使用され得る。
一般に、ガイドワイヤが駆動シャフトに対して縦方向に平行移動させられ得るように、駆動シャフトは、ガイドワイヤを包囲する、少なくとも1つの螺旋巻きコイルを含んでもよい。言い換えれば、ガイドワイヤは、駆動シャフトに対して縦方向に前進および後退させられ得、および/または、駆動シャフトは、ガイドワイヤに対して縦方向に前進および後退させられ得る。この前進および/または後退は、狭窄が切除される前、間、および/または後の任意の好適なときに行われ得る。
アテレクトミーデバイスが、単一の研磨バー、または拡大コイルを有する駆動シャフトの単一部分等の、単一の要素のみを含むとき、動作中に不安定性が存在する場合がある。例えば、単一の要素が駆動シャフトの回転軸の周囲で急速に回転させられると、単一の要素がかなり容易にそらされる場合があり、要素の不規則な軌道運動、および不要物を取り除かれている血管の内側の起こり得る損傷につながる。
安定性を増加させるために、単一の要素の質量を単に増加させたくなる場合がある。この増加した質量は、そりに対する増加した抵抗を提供し得るが、要素が偏心性であれば(駆動シャフトの回転軸から横方向に変位された質量中心を有する)、質量の増加は、単純に軸から過度に大きく外れた過剰な質量を有することによって、軌道運動自体の安定性を低減する場合がある。この偏心質量の増加は、高回転速度において、駆動シャフトおよび/またはガイドワイヤの損傷につながる場合がある。
単一の要素の質量を単純に増加させることと比べた改良は、駆動シャフトに沿って要素から縦方向に分離された、1つ以上のカウンタウェイトを要素に提供することである。全体として見ると、質量の増加は、動作中の安定性を増加させるが、単一の要素に対して近位および/または遠位の場所で増加させられた質量を有することにより、単一の要素の軌道運動を低下させることなく、安定性を増加させ得る。
場合によっては、質量の増加は、研磨要素の両側で駆動シャフトに沿って縦方向に配置されている、近位カウンタウェイトおよび遠位カウンタウェイトであり得る。以下の段落は、これらのカウンタウェイトの種々の構成を説明する。
場合によっては、研磨要素は、近位および遠位カウンタウェイトの中間に位置し得る。他の用途では、研磨要素は、他方のカウンタウェイトよりも一方のカウンタウェイトに近くてもよい。
場合によっては、近位および遠位カウンタウェイトは、等しい質量を有し得る。場合によっては、近位および遠位カウンタウェイトは、両方とも、研磨要素の質量の半分に等しい質量を有し得る。場合によっては、近位および遠位カウンタウェイトは、両方とも、研磨要素の質量の半分に等しい質量を有し得、研磨要素は、カウンタウェイトの縦方向に中間で位置し得る。
場合によっては、研磨要素は、偏心性であり得る。場合によっては、研磨要素は、偏心性であり得、両方のカウンタウェイトが偏心性である。他の用途では、研磨要素は、偏心性であり得、一方のカウンタウェイトが偏心性であり、他方のカウンタウェイトが同心性である。これらの用途のうちのいくつかでは、カウンタウェイトおよび研磨要素は、駆動シャフトの回転軸と一致する複合質量中心を有し得る。これらの用途のうちの他方では、カウンタウェイトおよび研磨要素は、駆動シャフトの回転軸から横方向に変位される複合質量中心を有し得る。
場合によっては、研磨要素は、同心性であり得る。場合によっては、研磨要素は、同心性であり得、両方のカウンタウェイトが同心性である。他の用途では、研磨要素は、同心性であり得、両方のカウンタウェイトが同心性であるが、それらの複合質量中心が駆動シャフトの回転軸と概して一致するように、駆動シャフトの対向側にある。さらに他の用途では、研磨要素は、同心性であり得、両方のカウンタウェイトが同心性であるが、それらの複合質量中心が駆動シャフトの回転軸から概して横方向に変位されるように、駆動シャフトの同一側にある。
場合によっては、1つより多くの近位カウンタウェイト、および/または1つより多くの遠位カウンタウェイトがあり得る。場合によっては、隣接するカウンタウェイトは、偏心性であり得、それらの複合質量中心が駆動シャフトの回転軸とほぼ一致するように、横方向偏位が相互から駆動シャフトの反対側にある。
場合によっては、少なくとも1つのカウンタウェイトは、略平滑外面を伴って、形状が略円形であり得る。これは、使用中に血管の内側の不要な損傷を低減するのに役立ち得る。
場合によっては、ガイドワイヤは、使用中に駆動シャフトの内部の全体を通して延在させられたままであり得、駆動シャフトの遠位端まで、またはそれを越えて延在さえし得る。これは、ガイドワイヤの局部的剛性が駆動シャフトより大きいため、アテレクトミーデバイス全体の安定性を増加させるが、駆動シャフトの任意の偏心要素の軌道運動の振幅を低減させる場合がある。しかしながら、ガイドワイヤは、これらの条件下で不要な屈曲応力を受ける場合がある。
他の用途では、ガイドワイヤは、使用前(または使用中)に駆動シャフトの遠位端から部分的または完全に後退させられ得る。局部的に堅いガイドワイヤが内側にないと、ガイドワイヤが内側にとどまっているときと比較して、駆動シャフトは、遠心力の影響を受けて回転させられるときに、さらに自由に屈曲できる。結果として、所与の回転速度および要素サイズについて、それを通るガイドワイヤがない偏心要素は、高速回転中に回転軸からさらに遠く離れて延在し得、したがって、望ましくより大きい切断直径を生じ得る。関与する材料の剛性、屈曲および/または可撓性に応じて、この切断直径の増加は、4以上の因数にまでなり得る。
このガイドワイヤの後退は、いくつかの点で有利であり得る。例えば、設計目標のうちの1つが、所与の回転速度に対して特定の切断直径を達成することである場合、ガイドワイヤが使用中に駆動シャフトの全体を通して延在させられたままである場合と比較して、偏心研磨要素の静止直径は、ガイドワイヤが後退させられれば縮小され得る。言い換えれば、ガイドワイヤが使用前(または使用中)に後退させられた場合に、より小型の研磨要素が所望の切断直径を達成し得、全ての他のものが等しい。より小型の研磨要素を有することは、患者の血管系を通して、そのようなより小型の要素を供給することが、より容易であり得、それがあまり容易に閉塞されず、より容易に操作され、かつ使用前後に血管の内側に偶発的な損傷を引き起こす場合が少ないという点で、有利であり得る。
加えて、後退させられているガイドワイヤは、屈曲応力をあまり受けず、したがって、破損の影響を受けにくく、したがって、不要物を取り除かれている血管の内側の損傷のリスクをさらに低減する。
場合によっては、ガイドワイヤは、使用中に、駆動シャフトの遠位端まで、または遠位を越えて延在する。場合によっては、ガイドワイヤは、使用の前または間に、遠位カウンタウェイトまで後退させられ得る。場合によっては、ガイドワイヤは、使用の前または間に、研磨要素まで後退させられ得る。場合によっては、ガイドワイヤは、使用の前または間に、近位カウンタウェイトまで後退させられ得る。場合によっては、ガイドワイヤは、使用の前または間に、近位カウンタウェイトを越えて後退させられ得る。
図10−17は、その上に研磨部分122を伴う研磨要素121C、121Eと、近位カウンタウェイト123C、123Eと、遠位カウンタウェイト124C、124Eとを含む、駆動シャフト120の一部分の断面概略図である。回転軸125は、駆動シャフト120の中心を通って延在する。簡単にするために、駆動シャフト120の個々のコイルは示されていない。要素121C、121E、123C、123E、124C、および124Eは、これらの図では単に円形として示されているが、要素のうちのいずれかまたは全ては、研磨バー、質量、重量、カウンタウェイト、駆動シャフトコイルのサイズおよび/または形状の変化、または概して特徴のない駆動シャフト120と区別できる他のものであり得ることが理解されるであろう。
図10は、偏心研磨要素121E、偏心近位カウンタウェイト123E、および偏心遠位カウンタウェイト124Eを示す。図11は、偏心研磨要素121E、偏心近位カウンタウェイト123E、および同心遠位カウンタウェイト124Cを示す。図12は、偏心研磨要素121E、同心近位カウンタウェイト123C、および偏心遠位カウンタウェイト124Eを示す。図13は、偏心研磨要素121E、同心近位カウンタウェイト123C、および同心遠位カウンタウェイト124Cを示す。図14は、同心研磨要素121C、偏心近位カウンタウェイト123E、および偏心遠位カウンタウェイト124Eを示す。図15は、同心研磨要素121C、偏心近位カウンタウェイト123E、および同心遠位カウンタウェイト124Cを示す。図16は、同心研磨要素121C、同心近位カウンタウェイト123C、および偏心遠位カウンタウェイト124Eを示す。図17は、同心研磨要素121C、同心近位カウンタウェイト123C、および同心遠位カウンタウェイト124Cを示す。
図18は、近位カウンタウェイト123および研磨要素121の質量中心間の距離D1と、遠位カウンタウェイト124および研磨要素121の質量中心間の距離D2とを伴う、研磨要素121ならびにカウンタウェイト123および124の概略図である。場合によっては、D1は、D2に等しい。他の場合においては、D1は、D2とは異なる。D1およびD2は、種々の要素の質量中心間の距離として示されていることに留意されたい。代替として、D1およびD2は、駆動シャフトの回転軸に沿った縦方向距離を表し得る。
場合によっては、距離D1およびD2は、制御可能および/または調整可能であり得る。例えば、(駆動シャフトと一体化して作られることとは対照的に)駆動シャフトとは別に製造され、次いで、駆動シャフトに取り付けられるカウンタウェイトについては、カウンタウェイトを解除し、それを駆動シャフトに沿って新しい場所に摺動し、それにより、D1および/またはD2の新しい値を生じ、新しい場所でカウンタウェイトを駆動シャフトに係止することが可能であり得る。摺動は、ガイドワイヤと平行に摺動することができる、ガイドワイヤとは独立した摺動ワイヤ等によって、機械的に開始され得る。そのような摺動ワイヤは、ガイドワイヤに隣接し、かつそれと平行であり得、または、ガイドワイヤと同心状であり得、ガイドワイヤの内側またはガイドワイヤの外側にある。代替として、摺動は、カウンタウェイトを引きつけるか、または反発する、磁石または磁気要素等によって、磁気的に開始され得る。係止機構は、1つまたは複数の要素が駆動シャフトに取り外し可能にクランプされ得るように、クランプ、グリップ/スネア、または要素を別の要素に係止する他の公知の方法を使用し得る。好ましくは、解除、摺動、および係止は、アテレクトミーデバイスが狭窄を切除するために使用されていないときに行われ、そのような作用は、比較的低い回転速度で、またはデバイスが回転静止しているときに行われるべきである。
図19−23は、使用の間および/または前に、種々の場所で駆動シャフト130を通して延在させられているガイドワイヤ136を示す。
この一連の図では、研磨要素およびカウンタウェイトは、全て偏心性であり、全て駆動シャフトの拡大部分によって形成されていることに留意されたい。駆動シャフトの拡大部分は、図19−23のように、駆動シャフトの片側のみ、または駆動シャフトの両側に拡大部を含んでもよい。拡大部の質量中心が駆動シャフトの回転軸から横方向にオフセットされ得るという点で、拡大部のうちのいずれかまたは全ては、非対称であり得、これが、図19−23の例示的な偏心要素における場合である。代替として、拡大部のうちのいずれかまたは全ては、駆動シャフトの回転軸に対して対称であり得、各要素を同心性にする。
本願の全体を通した全ての実施例について、駆動シャフトの拡大部分は、駆動シャフトに取り付けられる要素と交換可能であり得ることが理解されるであろう。図19−23については、単に駆動シャフトの拡大部分を描写することを選択しているが、取り付けられた要素もまた、使用され得る。
図19は、動作中に駆動シャフト130の遠位端を越えて延在させられたガイドワイヤ136を有する。図20は、動作の前および/間に遠位カウンタウェイト134まで後退させられたガイドワイヤ136を有する。図21は、動作の前および/間に研磨要素131まで後退させられたガイドワイヤ136を有する。図22は、動作の前および/間に近位カウンタウェイト133まで後退させられたガイドワイヤ136を有する。図23は、動作の前および/間に近位カウンタウェイト133を越えて後退させられたガイドワイヤ136を有する。
図19−23では、研磨部分132は、駆動シャフトの完全に周囲に延在する研磨バンドを含む。代替として、研磨部分は、比較的平坦な側面上に研磨材を伴わずに、駆動シャフトの一部分のみを横断して延在し得る。
本発明および本明細書で記載されるその用途の説明は、例証的であり、本発明の範囲を限定することを目的としない。本明細書で開示される実施形態の変化例および修正が可能であり、実施形態の種々の要素の実用的な代替案および同等物が、本特許文献を検討すると、当業者に理解されるであろう。本明細書で開示される実施形態のこれらおよび他の変化例および修正は、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、行われ得る。

Claims (20)

  1. 所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するための高速回転式アテレクトミーデバイスであって、
    該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤと、
    該ガイドワイヤ上で前進可能である可撓性の細長い回転式駆動シャフトと、
    該駆動シャフト上に配置されている研磨要素と、
    該駆動シャフトに取り付けられている近位カウンタウェイトであって、調整可能な近位間隔によって該研磨要素から近位に離間されている近位カウンタウェイトと、
    該駆動シャフトに取り付けられている遠位カウンタウェイトであって、調整可能な遠位間隔によって該研磨要素から遠位に離間されている遠位カウンタウェイトと
    を備えており、
    該近位カウンタウェイトおよび該遠位カウンタウェイトは、係止機構により所定の位置に保持され、
    該係止機構を解除し、該駆動シャフトに沿って該近位カウンタウェイトおよび該遠位カウンタウェイトを摺動させ、次いで、該近位間隔および該遠位間隔が達成されたときに該係止機構を係止することにより、該研磨要素からの調整可能な近位間隔および遠位間隔が達成される、高速回転式アテレクトミーデバイス。
  2. 前記係止機構は、クランプを備えており、
    前記近位カウンタウェイトは、前記駆動シャフトに取り外し可能にクランプ可能であり、
    該近位カウンタウェイトは、該駆動シャフトの高速回転のために前記研磨要素からの調整可能な近位間隔において該駆動シャフトにクランプされ、
    該近位カウンタウェイトは、前記近位間隔の調整のためにクランプを外され、該調整は、該駆動シャフトの低速回転または非回転ときに発生する、
    請求項1に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
  3. 前記近位カウンタウェイトは、該近位カウンタウェイトがクランプを外されると、前記駆動シャフトに沿って摺動可能である、請求項2に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
  4. 前記係止機構は、クランプを備えており、
    前記遠位カウンタウェイトは、前記駆動シャフトに取り外し可能にクランプ可能であり、
    該遠位カウンタウェイトは、該駆動シャフトの高速回転のために該駆動シャフトにクランプされ、
    該遠位カウンタウェイトは、前記遠位間隔の調整のためにクランプを外され、前記調整は、前記駆動シャフトの低速回転または非回転ときに発生する、
    請求項1に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
  5. 前記遠位カウンタウェイトは、該遠位カウンタウェイトがクランプを外されると、前記駆動シャフトに沿って摺動可能である、請求項4に記載の高速回転式アテレクトミーデバイス。
  6. 動脈の内部における閉塞を研磨するためのシステムであって、
    該動脈の直径よりも小さい直径を伴うガイドワイヤ
    該ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトであって、該駆動シャフトは、回転軸と、偏心研磨要素とを有する、駆動シャフトと、
    調整可能な近位間隔によって該偏心研磨要素から近位に距離を置いて離間されている近位カウンタウェイトと
    調整可能な遠位間隔によって該偏心研磨要素から遠位に距離を置いて離間されている遠位カウンタウェイトと、
    高速で該駆動シャフトを回転させる回転駆動機構と
    を含み
    該ガイドワイヤは、後退させられるように構成され、
    該近位カウンタウェイトおよび該遠位カウンタウェイトは、係止機構により所定の位置に保持され、
    該係止機構を解除し、該駆動シャフトに沿って該近位カウンタウェイトおよび該遠位カウンタウェイトを摺動させ、次いで、該近位間隔および該遠位間隔が達成されたときに該係止機構を係止することにより、該偏心研磨要素からの調整可能な近位間隔および遠位間隔が達成される、システム。
  7. 前記ガイドワイヤは、前記遠位カウンタウェイトまで後退させられるように構成される、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記ガイドワイヤは、前記偏心研磨要素まで後退させられるように構成される、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記ガイドワイヤは、前記近位カウンタウェイトまで後退させられるように構成される、請求項6に記載のシステム。
  10. 前記ガイドワイヤは、前記近位カウンタウェイトを越えて後退させられるように構成される、請求項6に記載のシステム。
  11. 前記研磨要素は、前記駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、請求項6に記載のシステム。
  12. 前記研磨要素は、前記駆動シャフトに取り付けられる偏心研磨クラウンを備えている、請求項6に記載のシステム。
  13. 前記近位カウンタウェイトおよび前記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、前記駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、請求項6に記載のシステム。
  14. 前記近位カウンタウェイトおよび前記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、前記駆動シャフトに取り付けられる偏心要素を備えている、請求項6に記載のシステム。
  15. 前記近位カウンタウェイトおよび前記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、前記駆動シャフトの同心拡大部を備えている、請求項6に記載のシステム。
  16. 前記近位カウンタウェイトおよび前記遠位カウンタウェイトのうちの少なくとも1つは、前記駆動シャフトに取り付けられる同心要素を備えている、請求項6に記載のシステム。
  17. 前記遠位カウンタウェイトおよび前記近位カウンタウェイトは、両方とも同心性である、請求項6に記載のシステム。
  18. 前記ガイドワイヤは、高速で前記駆動シャフトを回転させる前に後退させられる、請求項6に記載のシステム。
  19. 前記ガイドワイヤは、前記駆動シャフトが高速で回転させられている間に後退させられる、請求項6に記載のシステム。
  20. 動脈の内部における閉塞を研磨するためのシステムであって、
    該動脈の直径よりも小さい直径を伴うガイドワイヤと
    該ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性の細長い回転式駆動シャフトであって、該駆動シャフトは、回転軸と、偏心研磨要素とを有し、該研磨要素は、該駆動シャフトの偏心拡大部を備えている、駆動シャフトと、
    調整可能な近位間隔によって該偏心研磨要素から近位に距離を置いて離間されている近位カウンタウェイトであって、該駆動シャフトの偏心拡大部を備えている近位カウンタウェイトと
    調整可能な遠位間隔によって該偏心研磨要素から遠位に距離を置いて離間されている遠位カウンタウェイトであって、該駆動シャフトの偏心拡大部を備えている遠位カウンタウェイトと
    高速で該駆動シャフトを回転させる回転駆動機構と
    を含み、
    該ガイドワイヤは、後退させられるように構成され
    該近位カウンタウェイトおよび該遠位カウンタウェイトは、係止機構により所定の位置に保持され、
    該係止機構を解除し、該駆動シャフトに沿って該近位カウンタウェイトおよび該遠位カウンタウェイトを摺動させ、次いで、該近位間隔および該遠位間隔が達成されたときに該係止機構を係止することにより、該偏心研磨要素からの調整可能な近位間隔および遠位間隔が達成される、システム。
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