JP5654574B2 - 研削効率を改善する回転式アテローム切除術デバイスおよびシステム - Google Patents

研削効率を改善する回転式アテローム切除術デバイスおよびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5654574B2
JP5654574B2 JP2012510806A JP2012510806A JP5654574B2 JP 5654574 B2 JP5654574 B2 JP 5654574B2 JP 2012510806 A JP2012510806 A JP 2012510806A JP 2012510806 A JP2012510806 A JP 2012510806A JP 5654574 B2 JP5654574 B2 JP 5654574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding head
drive shaft
diameter
eccentric
eccentric grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012510806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012526606A (ja
JP2012526606A5 (ja
Inventor
ロバート ジェイ. サッチャー,
ロバート ジェイ. サッチャー,
ポール エー. コーン,
ポール エー. コーン,
ジョセフ エス. ジスコン,
ジョセフ エス. ジスコン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cardiovascular Systems Inc
Original Assignee
Cardiovascular Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cardiovascular Systems Inc filed Critical Cardiovascular Systems Inc
Publication of JP2012526606A publication Critical patent/JP2012526606A/ja
Publication of JP2012526606A5 publication Critical patent/JP2012526606A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5654574B2 publication Critical patent/JP5654574B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320758Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B2017/22038Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for with a guide wire
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B2017/320004Surgical cutting instruments abrasive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3205Excision instruments
    • A61B17/3207Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions
    • A61B17/320758Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven
    • A61B2017/320766Atherectomy devices working by cutting or abrading; Similar devices specially adapted for non-vascular obstructions with a rotating cutting instrument, e.g. motor driven eccentric

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

本発明は、高速回転式アテローム切除術用デバイスを利用した動脈からのアテローム性動脈硬化プラークの除去等、身体通路から組織を除去するためのデバイス、およびシステムに関する。
動脈および類似の身体通路における組織の除去または修復に使用するために、種々の技術および器具が開発されてきた。そのような技術および器具の主な目的は、患者の動脈におけるアテローム性動脈硬化プラークの除去である。アテローム性動脈硬化は、患者の血管の内膜層(内皮の下)における脂肪性沈着物(アテローム)の蓄積を特徴とする。多くの場合、比較的軟性でコレステロールを多く含むアテローム様物質として初めに沈着したものは、経時的に硬化し、石灰化動脈硬化プラークになる。そのようなアテロームは、血流を制限するため、しばしば、狭窄性病変または狭窄と呼ばれ、閉塞物質は、狭窄物質と呼ばれる。処置せずに放置すると、そのような狭窄は、狭心症、高血圧症、心筋梗塞、脳卒中、および同等物を引き起こし得る。
回転式アテローム切除手技は、そのような狭窄物質を除去するための一般的な技術となっている。そのような手技は、冠状動脈における石灰化病変の開口を開始するために、最も頻繁に使用される。最も頻繁には、回転アテローム切除手技は、単独で使用されないが、その後にバルーン血管形成手技が続き、順に、その後に、非常に頻繁に、開口した動脈の開存性の維持を支援するようにステントの留置が続く。非石灰化病変については、バルーン血管形成術は、最も頻繁には、動脈を開口するために単独で使用され、開口した動脈の開存性を維持するように、しばしば、ステントが留置される。しかしながら、研究によると、バルーン血管形成を受け、かつステントを動脈に留置した患者のうちの有意な割合の患者が、ステント再狭窄、すなわち、ステント内の瘢痕組織の過度な成長の結果として、一定の期間にわたって最も頻繁に発現するステントの閉塞を経験することが示されている。そのような状況では、アテローム切除手技が、ステントから過剰な瘢痕組織を除去するための好ましい手技であり(バルーン血管形成術はステント内であまり効果的ではない)、それによって、動脈の開存性を修復する。
いくつかの種類の回転式アテローム切除術用デバイスが、狭窄物質の除去を試行するために開発されてきた。特許文献1(Auth)に示されるような一種類のデバイスでは、ダイヤモンド粒子等の研削材で被覆されたバーが、可撓性駆動シャフトの遠位端に担持される。バーは、狭窄を横切って前進させられる間に、高速で回転する(典型的には、例えば、約150,000〜190,000rpmの範囲)。バーは、狭窄組織を除去するが、血流を遮断する。いったんバーが狭窄を横切って前進させられると、動脈は、バーの最大外径と同等であるか、またはそれよりもわずかに大きい直径まで開口される。頻繁に、動脈を所望の直径まで開口するために、1つより多くのサイズのバーが利用されなければならない。
特許文献2(Shturman)は、拡大した直径を有する駆動シャフトの区分を伴う、駆動シャフトを有する別のアテローム切除術用デバイスを開示しており、この拡大表面の少なくとも一区画は、駆動シャフトの研削区画を規定するように研削材で被覆されている。高速回転させられると、研削区画は、動脈から狭窄組織を除去することが可能である。このアテローム切除術用デバイスは、その可撓性により、Authのデバイスに優る、ある利点を保有するが、また、デバイスが本質的に偏心性ではないため、駆動シャフトの拡大研削表面の直径にほぼ等しい直径まで動脈を開口することのみ可能である。
特許文献3(Shturman)は、拡大偏心区分を伴う、駆動シャフトを有するアテローム切除術用デバイスを開示しており、この拡大区分のうちの少なくとも一区画は、研削材で被覆されている。高速回転させられると、研削区画は、動脈から狭窄組織を除去することが可能である。デバイスは、部分的には、高速動作中の軌道回転運動により、拡大偏心区分の静止直径よりも大きい直径まで動脈を開口することが可能である。拡大偏心区分が、一緒に結合されていない駆動シャフトワイヤを備えるため、駆動シャフトの拡大偏心区分は、狭窄内に留置する際または高速動作中に屈曲し得る。この屈曲は、高速動作中に、より大きい直径の開口を可能にするが、また、実際に研削される動脈の直径に対して所望されるよりも少ない制御を提供し得る。加えて、一部の狭窄組織が通路を完全に遮断し得るため、それを通してShturmanのデバイスを留置することができない。Shturmanは、研削を達成するために、駆動シャフトの拡大偏心区分が狭窄組織内に留置されることを要求するため、拡大偏心区分が狭窄に入ることができない場合には、あまり効果的ではなくなる。特許文献3の開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
特許文献4(Clement)は、適切な結合材料によってその外面の一部分に固着される研削粒子の塗膜を伴う、偏心組織除去バーを提供する。しかしながら、非対称バーが「熱または不均衡を補償するために、高速焼灼デバイスと併用されるよりも低速で」回転させられることを、Clementが第3コラムの53〜55行において説明していることから、この構造は限定される。つまり、中実バーのサイズおよび質量の両方を考慮すると、アテローム切除手技中に使用される高速、すなわち、約20,000〜200,000rpmで、バーを回転させることは実行不可能である。本質的に、駆動シャフトの回転軸からオフセットされた質量中心により、有意な遠心力が発達し、動脈壁に過度な圧力を及ぼし、過度な熱および過剰に大きい粒子を生成する。
一般に、現在の組織除去要素は、例えば、対称または非対称の楕円形あるいは球形構成で、連続的な途切れのない研削表面を備える。場合によっては、液圧楔(hydraulic wedge)が現在の組織除去要素設計と動脈壁およびプラークとの間に形成し、研削材とプラークとの間の接触を低減させ、結果として、手技の有効性を低下させることが知られている。また、現在の設計の比較的平滑な研削面は、研削および/または切断有効性を最大限化しない。最後に、周知の比較的平滑な組織除去要素設計は、軟プラークおよび/または非石灰化病変ならびに/あるいはびまん性病変に働きかける時に、予測不可能な長さのアテローム切除手技をもたらす。
故に、面溝を伴う組織除去要素を有し、付加的な切断刃および特徴を備えるだけではなく、研削材と動脈壁およびプラークとの間に存在する液圧楔を破壊するための機構を提供する、アテローム切除術用デバイスの必要性が存在する。加えて、軟プラークならびに/あるいは非石灰化および/またはびまん性病変でより有効であって、それによって、そのような遮断に働きかける時に、手技の結果および長さの予測可能性を増大させる、組織除去要素の必要性が存在する。
米国特許第4,990,134号明細書 米国特許第5,314,438号明細書 米国特許第6,494,890号明細書 米国特許第5,681,336号明細書
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するための高速回転式アテローム切除術用デバイスであって、
該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤと、
該ガイドワイヤの上で前進可能である、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、回転軸を有する駆動シャフトと、
該駆動シャフトに取り付けられた少なくとも1つの偏心研削ヘッドであって、該研削ヘッドは、近位部分、中間部分、および遠位部分を備え、該近位部分は、近位外面を備え、該中間部分は、中間外面を備え、該遠位部分は、遠位外面を備え、該近位外面は、遠位に増加する直径を有し、該遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、該中間外面は、円筒状であり、少なくとも該中間外面は、少なくとも1つの溝および少なくとも1つの非溝区分を備え、該研削ヘッドは、該研削ヘッドを通る駆動シャフト管腔を規定し、該駆動シャフトは、少なくとも部分的に該駆動シャフト管腔を横断する、少なくとも1つの偏心研削ヘッドと
を備える、高速回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目2)
前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、中空空洞をさらに規定する、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目3)
前記少なくとも1つの非溝区分は、その上に塗膜される研削材を備える、項目2に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目4)
前記少なくとも1つの溝は、その上に塗膜される研削材を備える、項目3に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目5)
前記駆動シャフト管腔を横断し、かつ該駆動シャフト管腔に取り付けられる前記駆動シャフトの部分は、単一の連続した駆動シャフトを備える、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目6)
前記駆動シャフト管腔を横断し、かつそこに取り付けられる前記駆動シャフトの部分は、少なくとも2つの区分を備え、各区分は、該少なくとも2つの駆動シャフト区分の間に間隙を伴って該駆動シャフト管腔に取り付けられる、項目5に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目7)
前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間する質量中心を有する、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目8)
前記偏心拡大直径区分は、約1.0mmから約1.5mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.013mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目9)
前記偏心拡大直径区分は、約1.5mmから約1.75mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.03mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目10)
前記偏心拡大直径区分は、約1.75mmから約2.0mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.06mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目11)
前記偏心拡大直径区分は、約2.0mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.1mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目12)
前記偏心拡大直径区分は、約1.0mmから約1.5mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.02mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目13)
前記偏心拡大直径区分は、約1.5mmから約1.75mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.05mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目14)
前記偏心拡大直径区分は、約1.75mmから約2.0mmの間の最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.1mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目15)
前記偏心拡大直径区分は、少なくとも約2.0mmの最大直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.16mmの距離だけ離間される、項目7に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目16)
軸方向の少なくとも1つの溝をさらに備える、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目17)
円周方向の少なくとも1つの溝をさらに備える、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目18)
軸方向の少なくとも1つの溝をさらに備える、項目17に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目19)
前記少なくとも1つの溝は、少なくとも1つの軸方向溝および少なくとも1つの円周方向溝をさらに備え、該少なくとも1つの軸方向溝および該少なくとも1つの円周方向溝は、交差する、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目20)
前記少なくとも1つの軸方向溝および前記少なくとも1つの円周方向溝の交差点に形成される、少なくとも1つの離散非溝領域をさらに備え、該離散非溝領域は、その上に研削材の塗膜を備える、項目19に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目21)
前記少なくとも1つの非溝領域によって規定される、4つの鋭利縁をさらに備える、項目20に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目22)
曲線外形を有する少なくとも1つの溝をさらに備える、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目23)
非曲線外形を有する少なくとも1つの溝をさらに備える、項目1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
(項目24)
所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するための方法であって、
該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤを提供することと、
該狭窄の近位の位置まで、該動脈の中へ該ガイドワイヤを前進させることと、
該ガイドワイヤの上で前進可能である、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトを提供することであって、該駆動シャフトは、回転軸を有する、ことと、
該駆動シャフトに取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドを提供することであって、該研削ヘッドは、近位部分、中間部分、および遠位部分を備え、該近位部分は、近位外面を備え、該中間部分は、中間外面を備え、該遠位部分は、遠位外面を備え、該近位外面は、遠位に増加する直径を有し、該遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、該中間外面は、円筒状であり、少なくとも該中間外面は、少なくとも1つの溝および少なくとも1つの非溝区分を備え、該研削ヘッドは、該研削ヘッドを通る駆動シャフト管腔を規定し、該駆動シャフトは、少なくとも部分的に該駆動シャフト管腔を横断する、偏心研削ヘッドを提供することと、
該ガイドワイヤの上で該駆動シャフトを前進させることであって、該少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、該狭窄に隣接する、ことと、
該駆動シャフトおよび取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドを、20,000rpmから200,000rpmの間の速度で回転させることと、
該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが移動する軌道経路を形成することと、
該狭窄を、該少なくとも1つの偏心研削ヘッドで研削することと
を含む、方法。
(項目25)
前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、少なくとも1つの軸方向溝および/または少なくとも1つの円周方向溝を備える、項目24に記載の方法。
(項目26)
所与の直径を有する動脈の中の軟狭窄組織を研削するための方法であって、
該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤを提供することと、
該狭窄の近位の位置まで、該動脈の中へ該ガイドワイヤを前進させることと、
該ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトを提供することであって、該駆動シャフトは、回転軸を有する、ことと、
該駆動シャフトに取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドを提供することであって、該研削ヘッドは、近位部分、中間部分、および遠位部分を備え、該近位部分は、近位外面を備え、該中間部分は、中間外面を備え、該遠位部分は、遠位外面を備え、該近位外面は、遠位に増加する直径を有し、該遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、該中間外面は、円筒状であり、少なくとも該中間外面は、少なくとも1つの軸方向溝および少なくとも1つの非溝区分を備え、該研削ヘッドは、該研削ヘッドを通る駆動シャフト管腔を規定し、該駆動シャフトは、少なくとも部分的に該駆動シャフト管腔を横断する、ことと、
該ガイドワイヤの上で該駆動シャフトを前進させることであって、該少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、該狭窄に隣接する、ことと、
該駆動シャフトおよび取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドを、20,000rpmから200,000rpmの間の速度で回転させることと、
該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが移動する軌道経路を形成することと、
該狭窄を、該少なくとも1つの偏心研削ヘッドで研削することと
を含む、方法。
(項目27)
前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、少なくとも1つの軸方向溝および少なくとも1つの円周方向溝を備える、項目26に記載の方法。
本発明は、種々の実施形態において、それに取り付けられた少なくとも1つの偏心研削ヘッドを伴う、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトを有し、研削ヘッドは、その上に少なくとも1つの溝を備える、回転式アテローム切除術用システムを提供する。溝付き偏心研削材は、組織除去表面、典型的には、研削表面および/または少なくとも1つの溝を備える。好ましくは、偏心拡大研削ヘッドは、駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間する質量中心を有し、それによって、高速動作時に、拡大研削ヘッドの外径よりも実質的に大きい直径まで狭窄性病変を開口するデバイスの能力を促進する。溝は、非石灰化および/または軟組織の研削において有効性の改善を提供するだけではなく、研削ヘッドと狭窄組織との間の液圧楔を破壊するための手段を提供する。
本発明の目的は、回転駆動シャフトに動作可能に接続される、少なくとも1つの偏心研削ヘッドを有し、その高速回転直径よりも小さい静止直径を有し、組織除去表面に沿って、少なくとも1つの溝を備える高速回転式アテローム切除術用デバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、組織除去表面と狭窄組織との間の液圧楔の破壊を促進するために、研削ヘッドの組織除去表面に沿って、少なくとも1つの溝を備える、少なくとも1つの偏心研削ヘッドを有する、高速回転式アテローム切除術用デバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、非石灰化および/または軟狭窄組織を研削する際の有効性を改善するために、研削ヘッドの組織除去表面に沿って、少なくとも1つの溝を備える、少なくとも1つの偏心研削ヘッドを有する、高速回転式アテローム切除術用デバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、研削ヘッドの組織除去表面に沿って、少なくとも1つの円周方向および/または軸方向溝を備える、少なくとも1つの偏心研削ヘッドを有する、高速回転式アテローム切除術用デバイスを提供することである。
以下の図面および発明を実施するための形態は、本発明のこれらの実施形態および他の実施形態をより具体的に例示する。
本発明は、以下の添付の図面と併せて、本発明の種々の実施形態の以下の発明を実施するための形態を考慮することによって、より完全に理解されるであろう。
図1は、本発明の回転式アテローム切除術用デバイスの非可撓性偏心研削ヘ ッドの一実施形態の斜視図である。 図2は、回転可能な駆動シャフトのワイヤ巻きから形成された、従来技術の 研削ヘッドの斜視破断図である。 図3は、回転可能な駆動シャフトのワイヤ巻きから形成された、従来技術の 偏心研削ヘッドの破断縦断面図である。 図4は、従来技術の中実偏心バーの破断縦断面図である。 図5は、本発明の研削ヘッドの一実施形態の斜視図である。 図6Aは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の正面図である。 図6Bは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の底面図である。 図6Cは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の側面図である。 図7Aは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の斜視図である。 図7Bは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の側面図である。 図7Cは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の底面図である。 図7Dは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の正面図である。 図8Aは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の斜視図である。 図8Bは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の側面図である。 図8Cは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の底面図である。 図8Dは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の正面図である。 図9Aは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の側面図である。 図9Bは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の底面図である。 図9Cは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の正面図である。 図10Aは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の側面図である。 図10Bは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の底面図である。 図10Cは、本発明の研削ヘッドの一実施形態の正面図である。
本発明は、種々の修正および代替形態に対応可能であるが、その仕様は、図面上に一例として例証され、本明細書において詳細に説明される。しかしながら、本発明を説明される特定の実施形態に限定することを意図しないことを理解されたい。反対に、本発明の精神および範囲内に入る全ての修正、同等物、および代替を対象とすることを意図する。
図1は、本発明による回転式アテローム切除術用デバイスの一実施形態を例証する。デバイスは、ハンドル部10と、偏心拡大研削ヘッド28を有する、細長い可撓性駆動シャフト20(研削ヘッドは、少なくとも1つの溝29を有する)と、ハンドル部10から遠位に延在する、細長いカテーテル13とを含む。駆動シャフト20は、当該分野において周知のように、螺旋コイル状ワイヤから構築され、研削ヘッド28は、そこに固定して取り付けられる。溝29は、研削ヘッド28の組織除去表面に沿って例証される。例証される実施形態では、溝29は、軸方向であるが、溝29の他の配列も、本発明の範囲内であって、本明細書にさらに論じられる。カテーテル13は、拡大研削ヘッド28および拡大研削ヘッド28より遠位にある短い区分を除いて、駆動シャフト20の長さの大部分が配置される、管腔を有する。駆動シャフト20はまた、内側管腔を含み、駆動シャフト20をガイドワイヤ15の上で前進および回転させる。流体供給ライン17は、冷却および潤滑溶液(典型的には、生理食塩水または別の生体適合性流体)をカテーテル13内に導入するために提供され得る。
ハンドル10は、望ましくは、駆動シャフト20を高速で回転させるためのタービン(または、類似の回転駆動機構)を含む。ハンドル10は、典型的には、管16を通して送達される圧縮空気等の動力源に接続され得る。一対の光ファイバケーブル25、代替として、単一の光ファイバケーブルが使用されてもよく、また、タービンおよび駆動シャフト20の回転速度を監視するために提供され得る(そのようなハンドルおよび関連器具類に関する詳細は、当業界で周知であり、例えば、Authに発行された米国特許第5,314,407号で説明されている)。ハンドル10はまた、望ましくは、カテーテル13およびハンドルの本体に対してタービンおよび駆動シャフト20を前進および後退させるための制御ノブ11も含む。
図2および3は、駆動シャフト20Aの偏心拡大直径研削区分28Aを備える、従来技術の研削ヘッドの詳細を例証する。駆動シャフト20Aは、ガイドワイヤ管腔19Aおよび拡大研削区分28A内の中空空洞25Aを規定する、1つ以上の螺旋巻きワイヤ18を備える。中空空洞25Aを横断するガイドワイヤ15を除いて、中空空洞25Aは、実質的に空である。偏心拡大直径研削区分28Aは、狭窄の場所に対して、近位30A、中間35A、および遠位40A部分を含む。偏心拡大直径部28Aの近位部分30Aのワイヤ巻き31は、好ましくは、略一定の割合で遠位に段階的に増加する直径を有し、それによって、概して円錐形状を形成する。遠位部分40Aのワイヤ巻き41は、好ましくは、略一定の割合で遠位に段階的に減少する直径を有し、それによって、概して円錐形状を形成する。中間部分35Aのワイヤ巻き36には、駆動シャフト20Aの拡大偏心直径区分28Aの近位と遠位円錐部分との間に円滑遷移を提供するように成形される、略凸状外面を提供するように次第に変化する直径が提供される。
従来技術のデバイスを続けて参照すると、駆動シャフトの偏心拡大直径研削区分28Aの少なくとも一部(好ましくは、中間部分35A)は、組織切除が可能である外面を備える。駆動シャフト20Aの組織除去区画を規定するように、研削材24Aの塗膜を備える、組織除去表面37は、好適な結合材26Aによって駆動シャフト20Aのワイヤ巻きに直接取り付けられて示されている。
図4は、図2および3の実質的に中空のデバイスと対照的に、Clementに対する米国特許第5,681,336号によって提供されるような、ガイドワイヤ15上で回転させられる、可撓性駆動シャフト20Bに取り付けられた中実非対称研削バー28Bを採用する、別の従来技術の回転式アテローム切除術用デバイスを例証する。偏心組織除去バー28Bは、好適な結合材26Bによってその外面の一部分に固着される、研削粒子24Bの塗膜を有する。しかしながら、Clementが第3コラムの53〜55行において説明しているように、非対称バー28Bが「熱または不均衡を補償するために、高速焼灼デバイスと併用されるよりも低速で」回転させられなければならないため、この構造は限定された有用性を有する。つまり、中実バー型構造のサイズおよび質量の両方を考慮すると、アテローム切除手技中に使用される高速、すなわち、20,000〜200,000rpmで、そのようなバーを回転させることは実行不可能である。さらに、この従来技術のデバイスの研削区分は、比較的平滑であり、すなわち、溝が存在しない。結果として、この従来技術のデバイスは、非石灰化および/またな軟狭窄を取り扱う時に効率的とはいえなくなる。
次に、図5および6A−6Cを参照すると、本発明の一実施形態が例証されている。研削ヘッド28は、3つの区分を備える。すなわち、円錐形遠位区分40、円筒形中間区分35、および円錐形近位区分30である。したがって、近位区分30は、近位外面を備え、中間区分は、中間外面を備え、遠位区分40は、遠位外面を備え、近位外面は、遠位に増加する直径を有し、遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、中間外面は、円筒形である。例証されるように、中間区分35は、軸方向溝29を備える。本発明は、少なくとも中間区分35の外面状に配置される、少なくとも1つのそのような溝29を備え得る。さらに、中間区分35の外面は、各溝29間に非溝区分31を備える。
好ましい実施形態は、中間区分35内に位置する、少なくとも1つの溝29を備えるが、代替実施形態では、遠位40および/または近位30区分が、少なくとも1つの溝29を備え得る。溝29は、血管からの軟および/または非石灰化組織もしくはプラークの研削、切断、ならびに/あるいは研磨を補助する。一側面では、溝29は、典型的には、比較的平滑な表面の研削ヘッドが狭窄および/または動脈壁に対して高速で回転すると生じる、液圧楔を崩壊あるいは破壊するための機構ならびに方法を提供する。したがって、溝29は、研削ヘッド28と狭窄との間の接触の増加を提供し、その結果、研削効率および有効性を改善する。第2の側面では、溝29は、軟組織を溝内に若干拡張させることによって、非石灰化および/または軟組織を研削、切断、ならびに/あるいは研磨し、この組織を研削、切断、および/または研磨、すなわち、研削ヘッド28を高速で回転させることによる除去により対応可能にするための機構ならびに方法を提供する。これは、カミソリ上の複数の並列刃の使用に類似しており、すなわち、第1の刃によって残される僅かな部分は、「跳ね上がり」、1つ以上の後続刃によって切断され得る。第3の側面では、溝29は、研削され除去された材料を切断エリアから離れるように流動させる経路を提供する。種々の実施形態では、溝29の数は、1つ以上、すなわち、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、または任意の好適な数であり得る。
研削ヘッド28は、中間区分35、遠位区分40、および/または近位区分30の外面上に配置される、少なくとも1つの組織切除表面を備え、高速回転中に狭窄の研削を促進し得る。組織除去表面は、研削ヘッド28の中間区分35、遠位区分40、および/または近位区分30の外面に結合される、研削材24の塗膜を備え得る。図5および6Aに例証されるように、研削材24は、各溝29間に位置する、非溝区分31に結合され得る。代替実施形態は、溝29内にさらに結合される、研削材24を備え得る。本明細書に論じられる研削ヘッド28の全実施形態およびその均等物では、少なくとも1つの溝29は、湾曲外形であり得、または非曲線外形、すなわち、当業者に周知のようなフルート形状を有し得る。
当技術分野で十分理解されるように、研削材は、ダイヤモンド粉末、溶融石英、窒化チタン、炭化タングステン、酸化アルミニウム、炭化ホウ素、または他のセラミック材料等、任意の好適な材料であり得る。好ましくは、研削材は、好適な結合剤によって組織除去表面に直接取り付けられる、ダイヤモンドチップ(または、ダイヤモンドダスト粉末)から成る。そのような取付は、従来の電気めっきまたは融合技術(例えば、米国特許第4,018,576号を参照)等の周知の技術を使用して達成され得る。代替として、外側組織除去表面は、中間部分35、遠位部分40、および/または近位部分30の外面の機械的または化学的粗化を備え、適切な研削組織除去表面37を提供し得る。さらに別の変形例では、外面は、小さいが効果的な研削表面を提供するように、エッチングまたは(例えば、レーザで)切削され得る。他の類似技術も、好適な組織除去表面を提供するために利用され得る。
図6A−6Cに最も良く例証されるように、少なくとも部分的に包まれた管腔またはスロット23が、当業者に周知の様式において、研削ヘッド28を駆動シャフト20に固着するために、駆動シャフト20の回転軸21に沿って、拡大研削ヘッド28を通して、縦方向に提供され得る。図6Cに示される実施形態では、中空区分2は、偏心研削ヘッド28によって規定され、研削ヘッド28の質量を減少させ、非外傷性研削を促進し、高速、すなわち、20,000から200,000rpmの動作中、研削ヘッド28の軌道経路の制御の予測性を改善し、および/または以下にさらに論じられるように、駆動シャフトの回転軸に対して、研削ヘッド28の質量中心の設計された操作を通して、研削ヘッド28の偏心および非対称性を増加させるように提供され、それによって、研削ヘッド28の回転直径を増大させる。研削ヘッド28の代替実施形態は、中空区分2を備えていなくてもよい。中空区分2は、駆動シャフト20の回転軸からオフセットされる質量中心を備える、研削ヘッド28の偏心を達成をするために要求されない。
ある実施形態では、研削ヘッド28は、駆動シャフト20に固定して取り付けられてもよく、この場合、駆動シャフトは、単一ユニットを備える。代替として、後述するように、駆動シャフト20は、2つの別々の部品を備えてもよく、この場合、拡大偏心研削ヘッド28は、それらの間に間隙を伴って、両方の駆動シャフト20部品に固定して取り付けられる。この2部品駆動シャフト構築技法は、中空区分2と組み合わせて、研削ヘッド28の質量中心の配置のさらなる操作を可能にし得る。中空区分2のサイズおよび形状は、存在する場合、特に望ましい回転速度に対して、研削ヘッド28の軌道回転路を最適化するように修正され得る。当業者は、そのそれぞれが本発明の範囲内にある、種々の可能な構成を容易に認識するであろう。
当業者によって容易に認識されるように、少なくとも1つの偏心研削ヘッド28が、駆動シャフト20に取り付けられてもよい。効率および有効性を最大限にするために、それぞれ、溝29の異なる幾何学形状、外形、数、および配置、研削材の配置、ならびに他の機能的特性を伴う、1つ、2つ、3つ、またはそれ以上の研削ヘッド28が、採用され得る。
図5および6A−6Cの実施形態は、対称形状および長さである近位30および遠位40区分、ならびに中間部35まで至る近位30および遠位40区分内の均等傾斜を例証する。代替実施形態は、非対称外形を生成するように、近位部分30または遠位部分40の長さを増加させてもよい。一般に、図5および6A−6Cに例証されるような研削ヘッド28の対称性が好ましいが、代替実施形態は、遠位40および/または近位30区分により大きいあるいはより小さい傾斜の程度を備え得る。加えて、遠位40および/または近位30区分ならびに/あるいは中間区分35は、より長いもしくはより短い長さを有し得る。それぞれのそのような組み合わせは、本発明の範囲内である。
遠位40および近位30区分は、円錐形である一方、中間区分35は、円筒形であるため、本発明の偏心研削ヘッド28は、駆動シャフト20の縦方向回転軸21から幾何学的かつ半径方向に離間される質量中心32を備える。駆動シャフトの回転軸21から質量中心32をオフセットすることにより、拡大研削ヘッド28に、高速回転中に、拡大偏心研削ヘッド28の公称直径よりも大幅に大きい直径まで動脈を開口することを可能にする偏心性を提供する。好ましくは、開口直径は、拡大偏心研削ヘッド28の公称静止直径の少なくとも2倍大きい。加えて、質量中心32のそのようなオフセットは、例えば、中空区分2を含め、中間区分35内のそのサイズ、場所、および形状を変化させることによって、中間区分35における質量の量および質量の場所を変化させることによって向上または操作され得る。
本明細書で使用されるように、「偏心」および「偏心性」という言葉は、拡大研削ヘッド28の幾何学的中心と駆動シャフト20の回転軸21との間の場所の差異、または拡大研削ヘッド28の質量中心32と駆動シャフト20の回転軸21との間の場所の差異を指すように定義され、本明細書で使用されることを理解されたい。いずれか一方のそのような差異は、適正な回転速度で、偏心拡大研削ヘッド28が、偏心研削ヘッド28の公称直径よりも大幅に大きい直径まで狭窄を開口することを可能にするであろう。
本発明の回転式アテローム切除術用デバイスの研削ヘッド28は、ステンレス鋼、タングステン、または類似の材料から構成され得る。研削ヘッド28は、単一部品の単一構造であり得、または代替として、本発明の目的を達成するためにまとめて嵌着および固定される2つ以上の研削ヘッド構成要素のアセンブリであり得る。
次に、図7A−7Dを参照すると、研削ヘッド28の別の実施形態が、例証されている。本実施形態は、図6A−6Cにおける実施形態と比較される、遠位40および近位30区分の傾斜の変形例を例証する。図7A−7Dにおける実施形態は、中間区分35と比較して、遠位40および近位30区分において、より小さい程度の傾斜を備える。このより小さい程度の傾斜は、図6A−6Cの実施形態と比較して、より長い遠位40および近位30区分に寄与し得る。再び、軸方向溝29は、中間区分35上に提供され、遠位40および/または近位30区分上には提供されないが、それらの上への溝29の追加も、本発明の範囲内である。研削材24は、各溝29間に位置する、非溝区分31に結合され得る。代替実施形態は溝29内にさらに結合される、研削材24を備え得る。研削ヘッド28の質量中心32は、本実施形態ならびに本明細書に開示されるすべての他の実施形態では、駆動シャフト20の回転軸21からオフセットされる。
次に、図8A−8Dを参照すると、例証される実施形態は、上記で論じられた実施形態と比較して、比較的に長い中間区分35と組み合わせて、比較的に短い遠位40および近位30区分を備える。これは、質量中心32が、上述の実施形態のものと比較して、駆動シャフト20の回転軸21に比較的に近い、比較的に扁平な構成をもたらす。したがって、この例示的実施形態は、設計の有効性を最大限にするように操作され得る、変数のうちのいくつかを例証する。
さらに、上述の実施形態および本明細書の各変形例は、図9A−9Cおよび10A−10Cに示されるように、研削ヘッド28のさらに多くの代替実施形態に進展され得る。具体的には、図9A−9Cでは、溝29は、隣接する溝29間に規定される、非溝領域31における研削材24に対して、軸方向ではなく、円周方向である。
図10A−10Cでは、円周方向溝29Rおよび軸方向溝29Aの実施形態は、交差し、その上の研削材24と離散非溝領域31を形成する。これらの離散非溝領域31は、4つの縁31Eを備え、かつそれらによって規定され、狭窄組織の切断を促進し、鋭利縁31Eは、中間区分35上の軸方向溝29Aと円周方向溝29Rとの交差点によって、形成および規定される。他の実施形態と同様に、遠位40および/または近位30区分も、同様に、溝29を備え得る。
本発明の拡大研削要素28の公称直径よりも大きい直径まで、動脈内の狭窄を開口することができる程度は、拡大研削要素28の形状、偏心拡大研削要素28の質量、研削要素28内のその質量の分布、したがって、駆動シャフト20の回転軸21に対する研削要素28内の質量中心32の場所、ならびに駆動シャフト20およびその上に搭載される研削ヘッド28の回転速度を含む、いくつかのパラメータに依存する。
研削ヘッド28の回転速度は、拡大研削要素28の組織除去表面が狭窄組織に対して押圧される遠心力を判定する際の重要因子であり、それによって、操作者は、組織除去の割合を制御することが可能になる。回転速度の制御も、ある程度は、デバイスが狭窄を開口する最大直径の制御を可能にする。出願者らはまた、組織除去表面が狭窄組織に対して押圧される力を確実に制御する能力が、操作者が組織除去の割合をより良好に制御することを可能にするだけでなく、除去されている粒子のサイズのより良好な制御を提供することも発見している。
いずれの特定の動作の理論にも拘束されることを希望しないが、駆動シャフト20の回転軸21から質量中心32をオフセットすることにより、拡大研削ヘッド28の「軌道」運動を生じさせ、「軌道」の直径は、とりわけ、駆動シャフト20の回転速度を変化させることによって制御可能であると、出願者らは考える。遠心力は、以下の公式によって判定することができる。
=mΔx(πn/30)
式中、Fは、遠心力であり、mは、拡大研削ヘッド28の質量であり、Δxは、拡大研削ヘッド28の質量中心32と駆動シャフト20の回転軸21との間の距離であり、nは、毎分回転数(rpm)の回転速度である。この力Fを制御することによって、組織を切除する速度に対する制御、デバイスが狭窄を開口する最大直径に対する制御、および切除される組織の粒子サイズに対する改良された制御が提供される。
本発明の研削ヘッド28は、典型的従来技術の高速アテローム切除術用研削デバイスよりも多くの質量を備え得る。結果として、高速回転中に、より大きな軌道、すなわち、より大きな回転直径が達成され得、それは順に、従来技術のデバイスよりも小さい研削ヘッドの使用を可能にする。完全にまたは実質的に閉鎖された動脈およびその同等物におけるパイロット穴の形成を可能にすることに加え、より小さい研削ヘッドを使用することによって、挿入中のアクセスの容易さおよび外傷の少なさが大幅に可能になる。
動作的に、本発明の回転式アテローム切除術用デバイスを使用して、偏心拡大研削ヘッド28は、狭窄を通って遠位および近位に繰り返し移動される。デバイスの回転速度を変更することによって、組織除去表面が狭窄組織に対して押圧される力を制御することが可能であり、それによって、プラーク除去の速度ならびに除去された組織の粒径をより良好に制御することが可能である。狭窄は、拡大研削ヘッド28の公称直径よりも大きい直径まで開口することから、冷却用溶液および血液は、拡大研削ヘッドの周囲を絶えず流動することが可能になる。加えて、溝29、29R、および/または29Aは、研削ヘッド28の周囲の流体流動のためのチャネルを提供する。血液および冷却用溶液のそのような絶え間ない流動によって、除去組織粒子が絶えず押し流されるため、研削ヘッド28が病変を通過するたびに、除去粒子が均一に解放される。
偏心拡大研削ヘッド28は、約1.0mmから約3.0mmの間の最大断面直径を備え得る。したがって、偏心拡大研削ヘッドは、1.0mm、1.25mm、1.50mm、1.75mm、2.0mm、2.25mm、2.50mm、2.75mm、および3.0mmを含むが、それらに限定されない、断面直径を備え得る。当業者であれば、上記に列挙する断面直径内の0.25mmの増分は例示的にすぎず、本発明が、例示的列挙によって限定されず、結果として、断面直径における他の増分も可能であり、かつ本発明の範囲内にあることを容易に認識するであろう。
上述のように、拡大研削ヘッド28の偏心性がいくつかのパラメータに依存しているため、出願者らは、駆動シャフト20の回転軸21と、偏心研削ヘッドの最大断面直径の位置で得られた、横断面図の面の幾何学的中心との間の距離に関して、以下の設計パラメータが考慮され得ることを発見している。すなわち、約1.0mmから約1.5mmの間の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッド28を有するデバイスでは、望ましくは、幾何学中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.02mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.035mmの距離だけ離間するべきであり、約1.5mmから約1.75mmの間の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッド28を有するデバイスでは、望ましくは、幾何学中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.05mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.07mmの距離、最も好ましくは、少なくとも約0.09mmの距離だけ離間するべきであり、約1.75mmから約2.0mmの間の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッドを有するデバイスでは、望ましくは、幾何学中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.1mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.15mmの距離、最も好ましくは、少なくとも約0.2mmの距離だけ離間するべきであり、2.0mmを超える最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッドを有するデバイスでは、望ましくは、幾何学中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.15mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.25mmの距離、最も好ましくは、少なくとも約0.3mmの距離だけ離間するべきである。
また、設計パラメータは、質量中心の位置に基づくことも可能である。約1.0mmから約1.5mmの間の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッド28を有するデバイスでは、望ましくは、質量中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.013mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.02mmの距離だけ離間するべきであり、約1.5mmから約1.75mmの間の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッド28を有するデバイスでは、望ましくは、質量中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.03mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.05mmの距離だけ離間するべきであり、約1.75mmから約2.0mmの間の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッドを有するデバイスでは、望ましくは、質量中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.06mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.1mmの距離だけ離間するべきであり、2.0mm以上の最大断面直径を含む偏心拡大研削ヘッドを有するデバイスでは、望ましくは、質量中心が、駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.1mmの距離、好ましくは、少なくとも約0.16mmの距離だけ離間するべきである。
好ましくは、設計パラメータは、拡大研削ヘッド28が、約20,000rpmよりも大きい回転速度において、静止ガイドワイヤ15(ガイドワイヤのいかなる実質的移動も妨げるよう十分張り詰めて保たれる)上で回転させられると、その組織除去表面37の少なくとも一部分が、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも大きい直径を有する経路(そのような経路が完全に規則的であるか円形であるか否かにかかわらず)を通って回転し得るほど、偏心研削ヘッド28が十分に偏心性であるように選択される。例えば、制限ではないが、約1.5mmから約1.75mmの間の最大直径を有する偏心拡大研削ヘッド28では、研削ヘッド28の少なくとも一部分は、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約10%大きい、好ましくは、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約15%大きい、最も好ましくは、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約20%大きい直径を有する、経路を通って回転し得る。約1.75mmから約2.0mmの間の最大直径を有する拡大研削ヘッド28では、研削ヘッド28の少なくとも一部分は、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約20%大きい、好ましくは、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約25%大きい、最も好ましくは、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約30%大きい直径を有する、経路を通って回転し得る。少なくとも約2.0mmの間の最大直径を有する拡大研削ヘッド28では、研削ヘッド28の少なくとも一部分は、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約30%大きい、好ましくは、偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約40%大きい最直径を有する、経路を通って回転し得る。
好ましくは、設計パラメータは、拡大研削ヘッド28が、約20,000rpmから200,000rpmの間の回転速度において、静止ガイドワイヤ15上で回転させられると、その研削ヘッド28の少なくとも一部分が、静止偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも実質的に大きい最大直径を伴う経路(そのような経路が完全に規則的であるか円形であるか否かにかかわらず)を通って回転するほど、拡大研削ヘッド28が十分に偏心性であるように選択される。種々の実施形態では、本発明は、静止偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約50%から約400%の間で増分的である最大直径を伴う、実質的軌道経路を規定することが可能である。望ましくは、そのような軌道経路は、静止偏心拡大研削ヘッド28の最大公称直径よりも少なくとも約200%から約400%大きい最大直径を備える。
本発明は、上述の特定の実施例に限定されると考えられるべきではなく、むしろ、本発明の全側面を対象とするように理解されるべきである。本発明が適用可能であり得る、種々の修正、同等のプロセス、ならびに多数の構造は、本明細書を考察することによって、本発明を対象とする当業者にとって容易に明白になるであろう。

Claims (17)

  1. 所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するための高速回転式アテローム切除術用デバイスであって、
    該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤと、
    該ガイドワイヤの上で前進可能である、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、回転軸を有する駆動シャフトと、
    該駆動シャフトに取り付けられた少なくとも1つの偏心研削ヘッドとを備え
    記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、質量を有し、前記質量は分布を有し、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、名目上の静止時直径を有し、前記少なくとも1つの研削ヘッドは、近位部分、中間部分、および遠位部分を備え、該近位部分は、近位外面を備え、該中間部分は、中間外面を備え、質量は前記中間部分に位置し、該遠位部分は、遠位外面を備え、該近位外面は、遠位に増加する直径を有し、該遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、該中間外面は、円筒状であり、少なくとも該中間外面は、少なくとも1つの軸方向溝および少なくとも1つの円周方向溝を備え、前記軸方向溝および前記円周方向溝は交差することによって少なくとも1つの非溝区分を形成し、該研削ヘッドは、該研削ヘッドを通る駆動シャフト管腔を規定し、該駆動シャフトは、少なくとも部分的に該駆動シャフト管腔を横断し、
    前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間した幾何学的中心位置をさらに備え、前記中間部分に中空空洞を備え、前記中空空洞は前記中間部分の内部で質量を減少させ、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドの質量の量および所在の分布に影響を及ぼし、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、幾何学中心位置と前記中間部分内の前記中空空洞のサイズおよび形状との両方の結果として前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間した質量中心を備え、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記偏心研削ヘッドの前記名目上の静止時直径より少なくとも200%大きい高速回転時直径を達成することができる、高速回転式アテローム切除術用デバイス。
  2. 前記少なくとも1つの非溝区分は、その上に塗膜される研削材を備える、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  3. 前記少なくとも1つの軸方向溝は、その上に塗膜される研削材を備える、請求項2に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  4. 前記駆動シャフト管腔を横断し、かつ該駆動シャフト管腔に取り付けられる前記駆動シャフトの部分は、単一の連続した駆動シャフトを備える、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  5. 前記駆動シャフト管腔を横断し、かつそこに取り付けられる前記駆動シャフトの部分は、少なくとも2つの区分を備え、各区分は、該少なくとも2つの駆動シャフト区分の間に間隙を伴って該駆動シャフト管腔に取り付けられる、請求項に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  6. 前記偏心研削ヘッドは、約1.0mmから約1.5mmの間の最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.013mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  7. 前記偏心研削ヘッドは、約1.5mmから約1.75mmの間の最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.03mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  8. 前記偏心研削ヘッドは、約1.75mmから約2.0mmの間の最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.06mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  9. 前記偏心研削ヘッドは、少なくとも約2.0mmの最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.1mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  10. 前記偏心研削ヘッドは、約1.0mmから約1.5mmの間の最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.02mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  11. 前記偏心研削ヘッドは、約1.5mmから約1.75mmの間の最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.05mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  12. 前記偏心研削ヘッドは、約1.75mmから約2.0mmの間の最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.1mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  13. 前記偏心研削ヘッドは、少なくとも約2.0mmの最大断面直径を有し、前記質量中心は、前記駆動シャフトの回転軸から、少なくとも約0.16mmの距離だけ離間される、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  14. 曲線外形を有する少なくとも1つの軸方向溝をさらに備える、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  15. 非曲線外形を有する少なくとも1つの軸方向溝をさらに備える、請求項1に記載の回転式アテローム切除術用デバイス。
  16. 所与の直径を有する動脈における狭窄を開口するためのシステムであって、
    該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤであって、該狭窄の近位の位置まで、該動脈の中へ前進させられるように構成されている、ガイドワイヤと、
    該ガイドワイヤの上で前進可能である、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、回転軸を有する、駆動シャフトと、
    該駆動シャフトに取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドとを備え
    記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、質量を有し、前記質量は分布を有し、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、名目上の静止時直径を有し、前記少なくとも1つの研削ヘッドは、近位部分、中間部分、および遠位部分を備え、該近位部分は、近位外面を備え、該中間部分は、中間外面を備え、質量は前記中間部分に位置し、該遠位部分は、遠位外面を備え、該近位外面は、遠位に増加する直径を有し、該遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、該中間外面は、円筒状であり、少なくとも該中間外面は、少なくとも1つの軸方向溝および少なくとも1つの円周方向溝を備え、前記軸方向溝および前記円周方向溝は交差することによって少なくとも1つの非溝区分を形成し、該研削ヘッドは、該研削ヘッドを通る駆動シャフト管腔を規定し、該駆動シャフトは、少なくとも部分的に該駆動シャフト管腔を横断し、
    前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間した幾何学的中心位置をさらに備え、前記中間部分に中空空洞を備え、前記中空空洞は前記中間部分の内部で質量を減少させ、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドの質量の量および所在の分布に影響を及ぼし、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、幾何学中心位置と前記中間部分内の前記中空空洞のサイズおよび形状との両方の結果として前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間した質量中心を備え、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記偏心研削ヘッドの前記名目上の静止時直径より少なくとも200%大きい高速回転時直径を達成することができ、
    該駆動シャフトは、該ガイドワイヤの上で前進させられるように構成されており、該少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、該狭窄に隣接し、
    該駆動シャフトおよび取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、20,000rpmから200,000rpmの間の速度で回転させられるように構成されており、
    該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが移動する軌道経路を形成するように該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが構成されており、
    該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが該狭窄を研削するように構成されている、
    システム。
  17. 所与の直径を有する動脈の中の軟狭窄組織を研削するためのシステムであって、
    該動脈の直径よりも小さい最大直径を有するガイドワイヤであって、該狭窄の近位の位置まで、該動脈の中へ前進させられるように構成されている、ガイドワイヤと、
    該ガイドワイヤ上で前進可能である、可撓性で細長い回転可能な駆動シャフトであって、回転軸を有する、駆動シャフトと、
    該駆動シャフトに取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドとを備え
    記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、質量を有し、前記質量は分布を有し、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、名目上の静止時直径を有し、前記少なくとも1つの研削ヘッドは、近位部分、中間部分、および遠位部分を備え、該近位部分は、近位外面を備え、該中間部分は、中間外面を備え、質量は前記中間部分に位置し、該遠位部分は、遠位外面を備え、該近位外面は、遠位に増加する直径を有し、該遠位外面は、遠位に減少する直径を有し、該中間外面は、円筒状であり、少なくとも該中間外面は、少なくとも1つの軸方向溝および少なくとも1つの円周方向溝を備え、前記軸方向溝および前記円周方向溝は交差することによって少なくとも1つの非溝区分を形成し、該研削ヘッドは、該研削ヘッドを通る駆動シャフト管腔を規定し、該駆動シャフトは、少なくとも部分的に該駆動シャフト管腔を横断し、
    前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間した幾何学的中心位置をさらに備え、前記中間部分に中空空洞を備え、前記中空空洞は前記中間部分の内部で質量を減少させ、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドの質量の量および所在の分布に影響を及ぼし、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、幾何学中心位置と前記中間部分内の前記中空空洞のサイズおよび形状との両方の結果として前記駆動シャフトの回転軸から半径方向に離間した質量中心を備え、前記少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、前記偏心研削ヘッドの前記名目上の静止時直径より少なくとも200%大きい高速回転時直径を達成することができ、
    該駆動シャフトは、該ガイドワイヤの上で前進させられるように構成されており、該少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、該狭窄に隣接し、
    該駆動シャフトおよび取り付けられる少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、20,000rpmから200,000rpmの間の速度で回転させられるように構成されており、
    該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが移動する軌道経路を形成するように該少なくとも1つの偏心研削ヘッドが構成されており、
    該少なくとも1つの偏心研削ヘッドは、該狭窄を研削するように構成されている、
    システム。
JP2012510806A 2009-05-12 2010-03-18 研削効率を改善する回転式アテローム切除術デバイスおよびシステム Active JP5654574B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/464,524 US8632557B2 (en) 2009-05-12 2009-05-12 Rotational atherectomy device and method to improve abrading efficiency
US12/464,524 2009-05-12
PCT/US2010/027829 WO2010132147A1 (en) 2009-05-12 2010-03-18 Rotational atherectomy device and method to improve abrading efficiency

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012526606A JP2012526606A (ja) 2012-11-01
JP2012526606A5 JP2012526606A5 (ja) 2013-03-28
JP5654574B2 true JP5654574B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=43069131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012510806A Active JP5654574B2 (ja) 2009-05-12 2010-03-18 研削効率を改善する回転式アテローム切除術デバイスおよびシステム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8632557B2 (ja)
EP (1) EP2429424B1 (ja)
JP (1) JP5654574B2 (ja)
CN (1) CN102438535B (ja)
AU (1) AU2010248097B2 (ja)
CA (1) CA2755424C (ja)
WO (1) WO2010132147A1 (ja)

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9125562B2 (en) 2009-07-01 2015-09-08 Avinger, Inc. Catheter-based off-axis optical coherence tomography imaging system
EP2424608B1 (en) 2009-04-28 2014-03-19 Avinger, Inc. Guidewire support catheter
JP6101078B2 (ja) 2009-05-28 2017-03-29 アビンガー・インコーポレイテッドAvinger, Inc. バイオイメージングのための光コヒーレンストモグラフィ
WO2011003006A2 (en) 2009-07-01 2011-01-06 Avinger, Inc. Atherectomy catheter with laterally-displaceable tip
US11382653B2 (en) 2010-07-01 2022-07-12 Avinger, Inc. Atherectomy catheter
JP2013531542A (ja) 2010-07-01 2013-08-08 アビンガー・インコーポレイテッド 長手方向に移動可能なドライブシャフトを有するアテローム切除カテーテル
US10548478B2 (en) 2010-07-01 2020-02-04 Avinger, Inc. Balloon atherectomy catheters with imaging
WO2014039096A1 (en) 2012-09-06 2014-03-13 Avinger, Inc. Re-entry stylet for catheter
CA2831306C (en) 2011-03-28 2018-11-20 Avinger, Inc. Occlusion-crossing devices, imaging, and atherectomy devices
US9949754B2 (en) 2011-03-28 2018-04-24 Avinger, Inc. Occlusion-crossing devices
ES2657019T3 (es) * 2011-08-17 2018-03-01 Samuel Shiber Catéter giratorio adaptativo para abrir vasos corporales obstruidos
WO2013059363A1 (en) 2011-10-17 2013-04-25 Avinger, Inc. Atherectomy catheters and non-contact actuation mechanism for catheters
US9345406B2 (en) 2011-11-11 2016-05-24 Avinger, Inc. Occlusion-crossing devices, atherectomy devices, and imaging
EP2849636B1 (en) 2012-05-14 2020-04-22 Avinger, Inc. Optical coherence tomography with graded index fiber for biological imaging
EP2849660B1 (en) 2012-05-14 2021-08-25 Avinger, Inc. Atherectomy catheter drive assemblies
US11406412B2 (en) 2012-05-14 2022-08-09 Avinger, Inc. Atherectomy catheters with imaging
US9498247B2 (en) 2014-02-06 2016-11-22 Avinger, Inc. Atherectomy catheters and occlusion crossing devices
US11284916B2 (en) 2012-09-06 2022-03-29 Avinger, Inc. Atherectomy catheters and occlusion crossing devices
EP2967507B1 (en) 2013-03-15 2018-09-05 Avinger, Inc. Tissue collection device for catheter
WO2014142958A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Avinger, Inc. Optical pressure sensor assembly
EP2967371B1 (en) 2013-03-15 2024-05-15 Avinger, Inc. Chronic total occlusion crossing devices with imaging
US20150005791A1 (en) * 2013-06-28 2015-01-01 Cardiovascular Systems, Inc. Atherectomy device having combined open/close drive shaft
WO2015006353A1 (en) 2013-07-08 2015-01-15 Avinger, Inc. Identification of elastic lamina to guide interventional therapy
US20150089785A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-02 Cardiovascular Systems, Inc. Method of attaching an element to a drive shaft
US9468457B2 (en) * 2013-09-30 2016-10-18 Cardiovascular Systems, Inc. Atherectomy device with eccentric crown
CN104750638B (zh) * 2013-12-30 2018-10-19 北京信息科技大学 一种接口适配器及与Wishbone兼容的裁剪方法
CN106102608B (zh) 2014-02-06 2020-03-24 阿维格公司 旋切术导管和闭塞穿越设备
US10271869B2 (en) 2014-03-01 2019-04-30 Rex Medical, L.P. Atherectomy device
EP3116417B1 (en) 2014-03-12 2021-09-08 Boston Scientific Limited Infusion lubricated atherectomy catheter
CN107106190B (zh) 2014-07-08 2020-02-28 阿维格公司 高速慢性全闭塞部横穿装置
US10405878B2 (en) 2014-07-25 2019-09-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Rotatable medical device
EP3206632B1 (en) * 2014-10-13 2023-01-04 Hlt, Inc. Inversion delivery device for a prosthesis
US10405879B2 (en) 2014-12-04 2019-09-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Rotatable medical device
US10463389B2 (en) 2014-12-27 2019-11-05 Rex Medical, L.P. Atherectomy device
US10433868B2 (en) 2014-12-27 2019-10-08 Rex Medical, L.P. Artherectomy device
EP3679878B1 (en) 2014-12-30 2023-08-30 Bard Peripheral Vascular, Inc. Abrasive elements for rotational atherectomy systems
EP3322338A4 (en) 2015-07-13 2019-03-13 Avinger, Inc. MICRO-MOLDED ANAMORPHOSING REFLECTIVE LENS FOR IMAGERY-GUIDED DIAGNOSTIC / THERAPEUTIC CATHETERS
US11253292B2 (en) 2015-09-13 2022-02-22 Rex Medical, L.P. Atherectomy device
JP6927986B2 (ja) 2016-01-25 2021-09-01 アビンガー・インコーポレイテッドAvinger, Inc. 遅延補正を備えたoctイメージングカテーテル
US10307175B2 (en) 2016-03-26 2019-06-04 Rex Medical, L.P Atherectomy device
EP3435892B1 (en) * 2016-04-01 2024-04-03 Avinger, Inc. Atherectomy catheter with serrated cutter
US10639062B2 (en) * 2016-04-06 2020-05-05 Cardio Flow, Inc. Atherectomy devices and methods
WO2017210466A1 (en) 2016-06-03 2017-12-07 Avinger, Inc. Catheter device with detachable distal end
EP3478190B1 (en) 2016-06-30 2023-03-15 Avinger, Inc. Atherectomy catheter with shapeable distal tip
CN109862838B (zh) * 2016-10-18 2023-01-31 密歇根大学董事会 以动脉粥样斑块切除术恢复动脉通畅的两阶段技术和导管温度控制系统
US11439417B2 (en) * 2017-01-23 2022-09-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Necrosectomy devices and procedures
US11690645B2 (en) 2017-05-03 2023-07-04 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter
CN110582242B (zh) 2017-05-03 2023-03-10 美敦力瓦斯科尔勒公司 组织移除导管
EP3880096B1 (en) 2018-11-16 2024-09-18 Medtronic Vascular Inc. Tissue-removing catheter
CN109483417B (zh) * 2018-12-28 2023-12-26 西安增材制造国家研究院有限公司 一种金属基微量润滑砂轮及制作方法
US11819236B2 (en) 2019-05-17 2023-11-21 Medtronic Vascular, Inc. Tissue-removing catheter
WO2021076356A1 (en) 2019-10-18 2021-04-22 Avinger, Inc. Occlusion-crossing devices
JP7042861B2 (ja) * 2020-03-23 2022-03-28 バード・ペリフェラル・バスキュラー・インコーポレーテッド 回転式アテローム切除術用システムのための研磨要素
JP7326419B2 (ja) * 2020-03-23 2023-08-15 バード・ペリフェラル・バスキュラー・インコーポレーテッド 回転式アテローム切除術用システムのための研磨要素
CN115397298A (zh) * 2020-03-31 2022-11-25 巴德外周血管股份有限公司 血管装置插入系统和设备
US11523841B2 (en) * 2020-09-03 2022-12-13 Cardiovascular Systems, Inc. Systems, methods and devices for removal of thrombus and/or soft plaque with asymmetric mass distribution within working region of impeller
US20220133347A1 (en) * 2020-10-30 2022-05-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Atherectomy burrs with blood flow enhancements
JP7489546B2 (ja) * 2020-11-02 2024-05-23 バード・ペリフェラル・バスキュラー・インコーポレーテッド 研磨要素を有する軌道アテローム切除システム
CN114368161B (zh) * 2021-11-25 2024-03-26 广州博鑫医疗技术有限公司 一种偏心旋磨组件的制造方法及偏心旋磨组件

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1003A (en) * 1838-11-09 Windlass fob weighing anchors
US8030A (en) * 1851-04-08 Celia b
US2014A (en) * 1841-03-24 Machine ecu cutting square-joint dovetails
US3937222A (en) * 1973-11-09 1976-02-10 Surgical Design Corporation Surgical instrument employing cutter means
US4445509A (en) * 1982-02-04 1984-05-01 Auth David C Method and apparatus for removal of enclosed abnormal deposits
CA1293663C (en) * 1986-01-06 1991-12-31 David Christopher Auth Transluminal microdissection device
US5728129A (en) 1989-02-17 1998-03-17 American Biomed, Inc. Distal atherectomy catheter
US5100424A (en) * 1990-05-21 1992-03-31 Cardiovascular Imaging Systems, Inc. Intravascular catheter having combined imaging abrasion head
US5217474A (en) 1991-07-15 1993-06-08 Zacca Nadim M Expandable tip atherectomy method and apparatus
US5356418A (en) * 1992-10-28 1994-10-18 Shturman Cardiology Systems, Inc. Apparatus and method for rotational atherectomy
US5312427A (en) * 1992-10-16 1994-05-17 Shturman Cardiology Systems, Inc. Device and method for directional rotational atherectomy
US5571122A (en) * 1992-11-09 1996-11-05 Endovascular Instruments, Inc. Unitary removal of plaque
US5643297A (en) * 1992-11-09 1997-07-01 Endovascular Instruments, Inc. Intra-artery obstruction clearing apparatus and methods
CN2238619Y (zh) * 1995-03-29 1996-10-30 崔连群 旋切旋磨导管驱动器
US5681336A (en) 1995-09-07 1997-10-28 Boston Scientific Corporation Therapeutic device for treating vien graft lesions
US6183487B1 (en) * 1997-03-06 2001-02-06 Scimed Life Systems, Inc. Ablation device for reducing damage to vessels and/or in-vivo stents
US6132444A (en) * 1997-08-14 2000-10-17 Shturman Cardiology Systems, Inc. Eccentric drive shaft for atherectomy device and method for manufacture
US6494890B1 (en) * 1997-08-14 2002-12-17 Shturman Cardiology Systems, Inc. Eccentric rotational atherectomy device
US6146395A (en) * 1998-03-05 2000-11-14 Scimed Life Systems, Inc. Ablation burr
US6579299B2 (en) * 2000-01-31 2003-06-17 Rex Medical, L.P. Atherectomy device
ITVE20000017U1 (it) * 2000-01-31 2002-01-31 Rex Medical Lp Dispositivo per aterectomia.
CA2403925C (en) * 2000-04-05 2008-09-16 Stx Medical, Inc. Intralumenal material removal systems and methods
US6565588B1 (en) * 2000-04-05 2003-05-20 Pathway Medical Technologies, Inc. Intralumenal material removal using an expandable cutting device
US7344546B2 (en) * 2000-04-05 2008-03-18 Pathway Medical Technologies Intralumenal material removal using a cutting device for differential cutting
AU2002225680A1 (en) * 2000-12-18 2002-07-01 Scimed Life Systems, Inc. Atherectomy burr with micro-engineered cutting surfaces
US6503261B1 (en) * 2001-01-17 2003-01-07 Scimed Life Systems, Inc. Bi-directional atherectomy burr
US7507245B2 (en) * 2001-10-19 2009-03-24 Cardiovascular Systems, Inc. Rotational angioplasty device with abrasive crown
US7090442B2 (en) 2003-12-09 2006-08-15 The Boeing Company Shaper router and method
US20050149083A1 (en) * 2004-01-07 2005-07-07 Dmitriy Prudnikov Terminal guide for rotational atherectomy device and method of using same
US20080132929A1 (en) * 2005-07-19 2008-06-05 O'sullivan Denis F Surgical bur with anti-chatter flute geometry
US8852219B2 (en) * 2006-10-04 2014-10-07 Bayer Medical Care Inc. Interventional catheters having cutter assemblies and differential cutting surfaces for use in such assemblies
US8961551B2 (en) * 2006-12-22 2015-02-24 The Spectranetics Corporation Retractable separating systems and methods
US8597313B2 (en) * 2007-06-11 2013-12-03 Cardiovascular Systems, Inc. Eccentric abrading head for high-speed rotational atherectomy devices
US8348965B2 (en) 2007-10-23 2013-01-08 Cardiovascular Systems, Inc. Rotational atherectomy device with counterweighting

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012526606A (ja) 2012-11-01
WO2010132147A1 (en) 2010-11-18
EP2429424B1 (en) 2021-12-08
CN102438535A (zh) 2012-05-02
AU2010248097B2 (en) 2015-01-22
CN102438535B (zh) 2015-11-25
CA2755424C (en) 2017-07-18
EP2429424A1 (en) 2012-03-21
CA2755424A1 (en) 2010-11-18
AU2010248097A1 (en) 2011-09-29
EP2429424A4 (en) 2015-03-04
US8632557B2 (en) 2014-01-21
US20100292720A1 (en) 2010-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5654574B2 (ja) 研削効率を改善する回転式アテローム切除術デバイスおよびシステム
JP5653347B2 (ja) 高速回転式アテレクトミーデバイスのための偏心研磨および切断ヘッド
JP5680559B2 (ja) 高速回転式アテローム切除術用区分型研磨ヘッド、および研磨効率を改善する方法
US10888351B2 (en) Eccentric system of abrasive elements with equal mass for rotational atherectomy
JP5307127B2 (ja) 高速回転式アテレクトミー装置のための偏心研磨ヘッド
JP5337872B2 (ja) 高速回転式アテローム切除術用デバイスのための偏心研磨要素
JP5695064B2 (ja) 高速回転式アテレクトミーデバイスのための偏心研磨切除ヘッド
JP2010528817A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131125

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20131125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140303

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140425

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5654574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250