JP5800418B2 - 運動装置 - Google Patents

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本発明は、ボールを用いた運動ゲームを行うための運動装置に関する。
近年、高齢化に伴う医療費の増大が見込まれる中、健康増進・予防医学的な見地から、室内で手軽にトレーニングを行うことのできる運動器具が注目されている。室内用の運動器具としては、例えば、エクササイズバイクやランニングマシンが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)
特開2008−099727 特許3492610
しかし、エクササイズバイク等の運動器具を用いた運動は、各個人が単独で行うものであるため、運動の疲労を感じやすく、運動を行う意欲が減衰してしまうという問題があった。また、動作が単調であるために、運動の達成感が得られずトレーニングを継続できないという問題もあった。
そこで本発明は、複数人でチームを組み、かつ、ゲームとして楽しみながら運動をすることにより、トレーニングの継続性を維持することができる運動ゲームを行うための運動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の運動装置は、プレーヤーがボール供給部からボール回収部へ移動しようとするボールの位置を制御すると共に、当該ボールをピックアップして所定のゴールにシュートする運動ゲームを行うための運動装置であって、ボール集積部から前記ボール供給部へとボールを運搬するためのボール運搬手段と、前記ボール供給部から前記ボール回収部へボールを移動させるボール移動手段と、前記ボールを前記ボール回収部側から前記ボール供給部側へと移動させる方向に回転可能なボール移動用ベルトと、前記プレーヤーによって前記ボール移動用ベルトの回転速度を調節可能なボール移動用ベルト回転速度調節手段と、を具備することを特徴とする。
この場合、前記ボール運搬手段は、前記ボール供給部へボールを運搬するボール運搬用ベルトと、前記プレーヤーによって前記ボール運搬用ベルトの回転速度を調節可能なボール運搬用ベルト回転速度調節手段と、から構成されることが好ましい。
また、前記ボール移動手段は、前記ボール移動用ベルトの傾斜を調節するものであることを特徴とすることが好ましい。
また、前記ボール移動用ベルト回転速度調節手段は、ペダルを用いて前記回転を調節するものであり、前記ボール運搬用ベルト回転速度調節手段は、ペダルを用いて前記回転を調節するものであることを特徴とすることが好ましい。
また、本発明の運動装置は、前記ボール回収部のボール、前記ゴールに入ったボール、前記ゴールから外れたボールのいずれか1以上を前記ボール集積部へと移動させるボール回収手段を具備していることが好ましい。
また、本発明の運動装置において、前記ボールは、大きさの異なる複数種類のボールからなり、前記ゴールは、前記ボールの種類に対応する複数種類からなり、少なくとも当該対応するボールを識別可能なボール識別手段を有し、各ボールの種類につき、正規ゴールと識別され得るゴールを少なくとも1つ含む複数のゴールからなり、前記ボール識別手段によって識別されたボールの点数を計算して表示する得点表示手段を有していることが好ましい。
本発明の運動ゲーム用装置は、チーム全員が協力し合うことによりゲームにおける優位性を高めることができるものであるため、運動意欲を維持させることができる。また、トレーニングを積むことによりゲームスキルの向上を図れることから、トレーニングのモチベーションを高め、継続性を維持させる効果も期待できる。
本発明の運動装置を示す概略正面図である。 本発明の運動装置を示す概略平面図である。 本発明に係るボール分別レーンを示す概略斜視図である。 図1のI−I線矢印方向におけるゴールを示す断面図である。 図1のII−II線矢印方向におけるゴールを示す断面図である。 図1のIII−III線矢印方向におけるゴールを示す断面図である。 本発明の運動装置を示す概略正面図である。
本発明の運動装置は、プレーヤーがボール供給部1からボール回収部2へ移動しようとするボール200の位置を制御すると共に、当該ボール200をピックアップして所定のゴール300にシュートする運動ゲームを行うためのものであって、ボール集積部3からボール供給部1へボール200を運搬するためのボール運搬手段4と、ボール供給部1からボール回収部2へボール200を移動させるボール移動手段と、ボール200をボール回収部2側からボール供給部1側へと移動させる方向に回転可能なボール移動用ベルト6と、プレーヤーによってボール移動用ベルト6の回転速度を調節可能なボール移動用ベルト回転速度調節手段7と、で主に構成される。
ボール運搬手段4は、ボール集積部3からボール供給部1へボール200を運搬するものである。ここで、ボール集積部3とは、運動装置に使用されるボール200を集積しておく場所を指す。また、ボール供給部1とは、ボール移動手段へボール200を供給する場所を指す。
ボール運搬手段4は、ボール集積部3からボール供給部1へボール200を運搬するものであれば電動および手動を問わずどのようなものであっても良いが、例えば、ボール集積部3においてボール200を拾い上げるためのトレイ81を複数有する環状のボール運搬用ベルト8と、ボール運搬用ベルト8を覆うカバー82と、ボール運搬用ベルト8の回転速度を調節可能なボール運搬用ベルト回転速度調節手段9とで構成される。
トレイ81は、ボール200を載せることができる面を有するものであればどのようなものであっても良いが、ボール供給部1側からボール移動手段側に向かって傾斜させたものであることが好ましい。これにより、トレイ81に載ってボール供給部1まで運搬されたボール200を、ボール移動手段へと確実に供給することができる。
ボール運搬用ベルト8は、環状に形成され、ボール運搬用ベルト回転速度調節手段9によって、ボール集積部3からボール供給部1を介して再びボール集積部3に戻るように回転させることができる。ボール運搬用ベルト8は、単数であっても複数であっても良い。
カバー82は、図1に示すように、ボール供給部1を除いてトレイ81およびボール運搬用ベルト8の周囲を覆うように構成されるものであり、トレイ81端面との距離がボール200の直径より小さくなるように設置される。これにより、トレイ81に載って運搬されているボール200がボール供給部1以外の地点でトレイ81から落下することを防ぐことができる。なお、カバー82は、運搬されるボール200が見えるように透明であることが好ましい。
ボール運搬用ベルト回転速度調節手段9は、ボール運搬用ベルト8の回転速度を調節するものであれば電動および手動を問わずどのようなものであっても良いが、例えば、プレーヤーによって回転可能なペダル86と、ペダル86の回転をボール運搬用ベルト8に伝達可能なギアとで構成される。これにより、ペダル86を用いてギアを駆動させることによって、ボール運搬用ベルト8の回転を調節することができる。なお、ギア比を変える変速機を具備しても良い。これにより、各プレーヤーの体力に応じたペダル86の負荷を設定することが可能となる。また、ギアの駆動の一部又は全部を電動で行うためのモーターを具備しても良い。これにより、プレーヤーの体力や障害の程度に沿ったハンディキャップを設定することが可能となり、本発明運動装置を用いた運動ゲームを行う対象者層を拡げる効果が期待できる。また、ペダル86の代わりにハンドルの回転によりギアを駆動させるものであっても良い。これにより、足の不自由なプレーヤーであっても、手を使ってハンドルを回転させて、本発明運動装置を用いた運動ゲームを行うことができる。
ここで、本発明の運動装置は、プレーヤーがボール運搬用ベルト回転速度調節手段9を駆動させるための位置にシート88を有していても良い。この場合、当該シート88は、シートベルト、背もたれ、肘掛け等のシート付属具を備えることが好ましい。これにより、身体のバランスを崩さずに安全にゲームを行うことができるためである。
ボール移動手段は、ボール供給部1からボール回収部2へとボール200を移動させるものである。ここで、ボール回収部2とは、ボール移動手段によりボール移動用ベルト6上を移動したボール200が、ボール移動用ベルト6のライン末端から外れる場所を指す。
ボール移動手段は、ボール供給部1からボール回収部2へとボール200を移動させるものであればどのようなものであっても良いが、例えば、ボール移動用ベルト6の傾斜を調節するものとすることができる。ボール供給部1側からボール回収部2側へと下向きにボール移動用ベルト6を傾斜させると、その傾斜角度が大きいほど、ボール供給部1から投入されたボール200の移動速度は増加する。したがって、当該傾斜角度は、ゲームの難易度や、チームのハンディキャップを考慮して任意に設定すればよい。なお、傾斜角の調節は手動で行っても良いし、電動で行えるようにしても良い。
また、別のボール移動手段としては、ボール供給部1側からボール回収部2側に向かってボール移動用ベルト6を回転させるものであっても良い。なお、当該回転を電動で行えば、簡易かつ正確に、ボール供給部1から投入されたボール200の移動速度を調整することが可能となる。
また、更に別のボール移動手段としては、ボール供給部1とボール移動用ベルト6との間に、傾斜板65を用いるものであっても良い。前述同様、ボール供給部1側からボール移動用ベルト6側への下向きの傾斜角度が大きいほど、ボール供給部1から投入されたボール200の移動速度は増加する。したがって、当該傾斜板65の傾斜角度は、ゲームの難易度やチームのハンディキャップを考慮して任意に設定すればよい。なお、当該傾斜板65は、ボール移動用ベルト6の傾斜調節と併用して、本発明におけるボール移動手段として用いることができる。
ボール移動用ベルト6は、環状に形成され、ボール回収部2側からボール供給部1側へとボール200を移動させる方向に回転可能に構成されるものである。当該ベルトは、単数でも複数でも良いが、複数のベルトを直列に並べたものであることが好ましい。例えば、ボール移動用ベルト6を回転させるプレーヤーが3人いる場合には、図2に示すように、第1のボール移動用ベルト61、第2のボール移動用ベルト62、第3のボール移動用ベルト63を直列に並べることができる。これにより、プレーヤー毎に当該ベルトの回転速度を調節することとなり、各自の運動に対するモチベーションを高めることができる。また、ベルトの回転に必要な負荷を個別に設定することができるため、各自に最適な運動効果を得ることが期待できる。なお、ベルトとベルトの間は、使用するボール200より狭くするか、ベルトとベルトの間を埋める板を配置すれば良い。
ボール移動用ベルト6の材質は、本発明の運動装置を用いた運動ゲームにおいて想定されるベルトの回転に対し、耐久性を有し、ボールを移動するのに適切な摩擦力がボール200との間に生じるものを適宜選択することができる。
ボール移動用ベルト回転速度調節手段7は、プレーヤーによって回転可能なペダル66と、ペダル66の回転をボール移動用ベルト6に伝達可能なギアとからなり、ペダル66を用いてギアを駆動させることにより、当該ベルトの回転を調節するものとすることができる。なお、ギア比を変える変速機を具備しても良い。また、ギアの駆動の一部又は全部を電動で行うためのモーターを具備しても良い。また、ペダル66の代わりにハンドルの回転によりギアを駆動させるものであっても良い。
ここで、本発明の運動装置は、プレーヤーがボール移動用ベルト回転速度調節手段7を駆動させるための位置にシート68を有していても良い。この場合、当該シート68は、シートベルト、背もたれ、肘掛け等のシート付属具を備えることが好ましい。
また、本発明の運動装置は、ボール200をボール集積部3へと移動させるボール回収手段10を備えていても良い。
ボール回収手段10は、ボール回収部2のボール200、ゴール300に入ったボール200、ゴール300から外れたボール200をボール集積部3へと移動させるものである。ここで、ボール回収部2のボール200とは、ボール移動手段によりボール回収部2に移動したボール200を指す。また、ゴール300に入ったボール200とは、ゴール300の枠内に入ったボール200のことを指し、後述するボール識別手段によって正規ゴールとして識別されたボール200と、非正規ゴールとして識別されたボール200とを含む。また、ゴール300から外れたボール200とは、シュートしたもののゴール300の枠内に入らず、かつ、ボール移動用ベルト6に戻らなかったボール200を指す。
ボール回収手段10は、例えば、図1に示すように、ボール回収部2とボール集積部3との間に、ボール回収部2側からボール集積部3側へと下向きに傾斜したボール回収用レーン101を設けたものとすることができる。
ボール回収用レーン101は、ボール回収部2と、ゴール300に入ったボール200の落下部と、ボール集積部3とを結ぶように構成すれば良い。これにより、ボール回収部2のボール200、ゴール300に入ったボール200をボール集積部3へと移動させることができる。また、図7に示すように、ゴール300の奥一面にボール散乱防止用ネット102を配置し、当該ネット102で受けたボール200がボール回収用レーン101に流れるように、当該ネット102の下部をボール回収用レーン101につなげる。これにより、ゴール300から外れたボール200をボール集積部3へと移動させることができる。なお、当該ネット102は、ボール200の反発力を吸収しやすい材質または構造であると良い。
また、別のボール回収手段10としては、バキュームポンプやコンベアベルトを電動のモーターまたは手動で駆動させることにより、ボール集積部3にボールを移動させるものであっても良い。
さらに、本発明の運動装置は、大きさの異なる複数種類のボール200と、当該ボール200の種類に対応する複数種類からなり、少なくとも当該対応するボール200を識別可能なボール識別手段を有するゴールと、ボール識別手段によって識別されたボール200の点数を計算して表示する得点表示手段とを有していても良い。
ボール200は、ボール移動用ベルト6上を転がり得る形状および材質のものであればどのようなものであっても良いが、形状は、球形もしくはそれに近い形状が好ましく、材質は、運動ゲームにおいてボール200が接触し得る面に対する反発力が小さいもの、例えば、衝撃吸収ゴムやスポンジ等であることが好ましい。
ボール200の種類は、単数でも複数でも良いが、ゲームの競技性を高めるうえで、複数であることが好ましい。例えば、大きさ、重量、形状等によって分類したものとすることができ、さらに、当該種類別に色分けしたものとしても良い。なお、大きさの異なるボール200は、ボール識別手段によって容易に識別し得る点で好適である。
ボール識別手段は、ゴール300内に設けられ、複数種類のボール200のうち任意の種類のボール200と、それ以外の種類のボール200とに識別できるものであればどのようなものであっても良いが、例えば、ボール200の直径の違いによりボール200を分別することのできるボール分別レーン211と、ボール分別レーン211に入るボール200の流れを整理する整流板212と、ボール分別レーン211によって分別されたボール200を認識するボール認識センサー213とで構成される。
ボール分別レーン211は、図3に示すように、V字状に形成された溝の底部に分別したいボールの大きさに基づいた間隙211aを有しており、当該間隙211aより小さいボールは、この間隙211aから落下するように形成される。また、当該溝は一方側に傾斜しており、落下しなかったボールは、この溝の上を最下部側へ転がるように形成される。例えば、大・中・小の3種類のボール200A、200B、200Cを用いた場合には、次のように形成することができる。
まず、大ボール200Aと、中ボール200Bまたは小ボール200Cとを分別するボール分別レーン211Aは、中ボール200Bの直径よりも大きく、大ボール200Aの直径よりも小さい間隙を有するレーンとする。これにより、図4に示すように、大ボール200Aは間隙を落ちずにボール分別レーン211Aを転がり大ボール200A用の通路に流れる。一方、中ボール200Bまたは小ボール200Cは間隙に落ちて中ボール200Bおよび小ボール200C用の通路に流れる。
同様に、図5に示すように、中ボール200Bと、大ボール200Aまたは小ボール200Cとを分別するボール分別レーン211には、中ボール200Bの直径よりも大きく、大ボール200Aの直径よりも小さい間隙を有するボール分別レーン211Aを用意する。これにより、大ボール200Aは間隙を落ちずにレーンを転がり大ボール200A用の通路に流れる。一方、中ボール200Bまたは小ボール200Cは間隙に落ちて中ボール200Bおよび小ボール200C用の通路に流れる。次に、中ボール200Bおよび小ボール200C用の通路に、小ボール200Cの直径より大きく中ボール200Bの直径よりも小さい間隙を有するボール分別レーン211Bを用意する。これにより、中ボール200Bは間隙を落ちずにレーンを転がり中ボール200B用の通路に流れる。一方、小ボール200Cは間隙に落ちて小ボール200C用の通路に流れる。
また、小ボール200Cと、大ボール200Aまたは中ボール200Bとを分別する分別レーン211Cは、小ボール200Cの直径よりも大きく、中ボール200Bの直径よりも小さい間隙を有するレーンとする。これにより、図6に示すように、大ボール200Aまたは中ボール200Bは間隙を落ちずにレーンを転がり、大ボール200A用および中ボール200B用の通路に流れる。一方、小ボール200Cは間隙に落ちて小ボール200C用の通路に流れる。
なお、ボール分別レーン211における溝の傾斜は、勾配を緩やかに形成する方が好ましい。ボール200が正確に分別される前に分別レーンを通過してしまうことを防ぐためである。
整流板212は、ボール200をボール分別レーン211の上端側に流れるように整理できるものであればどのようなもので有っても良いが、例えば、ボール200がボール分別レーン211に入る手前の位置に設けられ、分別レーンに対して緩やかな角度を有すると共に下向きに傾斜する板とすることができる。この場合、整流板212の材質および形状は、ボールが跳ねるのを防止するために、ボール200の反発力を吸収することのできるものであると良い。
ボール認識センサー213は、ボール200の通過を感知可能なものであればどのようなものでも良く、例えば、光センサー等を用いることができる。この場合、光センサーは、ボール分別レーン211によって分別されたボール200が通過する任意の場所に設ければ良い。
ゴール300は、単数でも複数でも良いが、複数種類のボール200を用いる場合には、当該ボール200の種類のうち少なくとも1種のボール200を識別可能なボール識別手段を有し、各ボール200の種類につき、正規ゴールと識別され得るゴール300を少なくとも1つ含む複数のゴール300とすることが好ましい。
得点表示手段は、ボール識別手段によって識別されたボール200の数から、得点を自動計算して表示するものであればどのようなものであっても良い。例えば、光センサー(ボール識別手段)に接続され、光センサーから出力された信号を受け取って計算するCPUと、当該CPUから出力された信号を受け取って得点を表示する電光掲示板を用いることができる。ここで、ボール識別手段によって識別されたボール200とは、正規ゴールのボール200または非正規ゴールのボール200を指す。例えば、正規ゴールのボール200がボール認識センサー213で認識された時に、予め当該ボール200の点数として設定した得点を加算して表示するものとすることができる。また、非正規ゴールとなるボール200がセンサーで認識された時には、予めペナルティとして設定した点数を、それまでの合計得点から減算して表示するものとすることができる。
次に、本発明の運動装置を用いた運動ゲームの実施例とそのルールの一例を以下に説明する。
実施例では、運動ゲームは4人で1つのチームを組んで行うものとし、ボール移動用ベルト6は3つ、ボール運搬用ベルト8は1つとした。
ボール200は、空気の充填されたプラスチック製のものを使用した。また、直径6cm、5cm、4cmの3種類のボール200を、それぞれ直径の大きさ別に赤色、緑色、黄色に色分けしたものとした。なお、各種のボール200につき100個ずつ、合計300個をゲームに用いた。
ボール200の点数は、直径6cmのボール200Aが3点、直径5cmのボール200Bが2点、直径4cmのボール200Cが1点とした。なお、正規ゴールと識別された場合に、各ボール200に設定された点数が得点として加算されることとし、逆に、非正規ゴールであると識別された場合には、ボール1個につき一律2点が減点されることとした。
ゴール300は、直径6cmのボール200Aが正規ゴールであると識別されるゴール300a、直径5cmのボール200Bが正規ゴールであると識別されるゴール300b、直径4cmのボール200Cが正規ゴールであると識別されるゴール300cの3つとした。
得点は、ゴール300a、300b、300cにおいて正規ゴールのボール数と非正規ゴールのボール数から自動集計し、各ゴール300a〜300cの枠上部に設置された得点板にリアルタイムでデジタル表示した。
運動ゲームは以下の流れで進める。
まず、各プレーヤーは、自分の担当するベルトの回転速度調節手段を操作する位置にスタンバイする。ここで、3人がボール移動用ベルト回転速度調節手段7を操作し、残りの1人がボール運搬用ベルト回転速度調節手段9を操作するものとする。
次に、ゲーム開始の合図と共に、ボール運搬用ベルト回転速度調節手段9を担当するプレーヤーがペダル86を漕いで、ボール集積部3にあるボール200をボール移動用ベルト6に供給する。
ボール移動用ベルト回転速度調節手段7を担当するプレーヤーは、ボール移動ベルトにボール200が供給された後、ペダル66を漕いで、ボール200がボール回収部2に移動するのを防ぐと同時に、ボール移動用ベルト6上のボール200をピックアップして、各種のボール200について正規ゴールと識別され得るゴール300にシュートする。
ゲーム開始から3分間経過後、各プレーヤーは、他のプレーヤーが担当していたベルト回転速度調節手段へと担当をシフトする。最終的には、全てのプレーヤーが全てのベルトの回転速度調節手段を担当すべく、3分経過毎に、ローテーションシフトを行うこととする。
本運動ゲームにおいては、ペダル66の回転速度を上げるほど、ボール移動用ベルト6の回転速度が上がり、当該ベルト上に留まるボール200の量が増加するので、シュートできる回数が多くなる。しかし、ゴール300に入るボール数が多くても、その中の非正規ゴール数が増えると、減点によって得点が伸び悩む。それゆえ、正規ゴールの決定率を上げることがゲームの勝敗を分ける鍵となる。したがって、高得点を目指すには、ゲームの進行中に、高いシュート決定率を維持できるだけの体力を保てるよう、自らの体力・持久力に合わせてペダル66の回転速度をコントロールする戦略も重要となる。
ゲームは、プレーヤーのローテーションが1周した時点で終了とし、ゲーム終了時の合計得点で勝敗を決めることとする。
1 ボール供給部
2 ボール回収部
3 ボール集積部
4 ボール運搬手段
6 ボール移動用ベルト
7 ボール移動用ベルト回転速度調節手段
8 ボール運搬用ベルト
9 ボール運搬用ベルト回転速度調節手段
10 ボール回収手段
65 傾斜板
66 ペダル
86 ペダル
200 ボール
211 ボール分別レーン
212 整流板
213 ボール認識センサー
300 ゴール

Claims (6)

  1. プレーヤーが、ボール移動用ベルト上のボール供給部からボール回収部へ移動しようとするボールの位置を制御すると共に、当該ボールをピックアップして所定のゴールにシュートする運動ゲームを行うための運動装置であって、
    ボール集積部から前記ボール供給部へとボールを運搬するためのボール運搬手段と、
    前記ボール移動用ベルト上の前記ボール供給部から前記ボール回収部へボールを移動させるためのボール移動手段と、
    前記ボールを前記ボール回収部側から前記ボール供給部側へと移動させる方向に回転可能な前記ボール移動用ベルトと、
    前記プレーヤーによって前記ボール移動用ベルトの回転速度を調節可能なボール移動用ベルト回転速度調節手段と、
    を具備することを特徴とする運動装置。
  2. 前記ボール運搬手段は、
    前記ボール供給部へボールを運搬するボール運搬用ベルトと、
    前記プレーヤーによって前記ボール運搬用ベルトの回転速度を調節可能なボール運搬用ベルト回転速度調節手段と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の運動装置。
  3. 前記ボール移動手段は、前記ボール移動用ベルトの傾斜を調節するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の運動装置。
  4. 前記ボール移動用ベルト回転速度調節手段は、ペダルを用いて前記回転を調節するものであり、
    前記ボール運搬用ベルト回転速度調節手段は、ペダルを用いて前記回転を調節するものであることを特徴とする請求項2記載の運動装置。
  5. 前記ボール回収部のボール、前記ゴールに入ったボール、前記ゴールから外れたボールのいずれか1以上を前記ボール集積部へと移動させるボール回収手段を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の運動装置。
  6. 前記ボールは、大きさの異なる複数種類のボールからなり、
    前記ゴールは、前記ボールの種類に対応する複数種類からなり、少なくとも当該対応するボールを識別可能なボール識別手段を有し、
    前記ボール識別手段によって識別されたボールの点数を計算して表示する得点表示手段を具備することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の装置。
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