JP5797247B2 - 空調管理システム、サブ空調管理装置及びプログラム - Google Patents

空調管理システム、サブ空調管理装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、施設内の複数の空調機を管理可能な空調管理システム、サブ空調管理装置及びプログラムに関する。
一般的に、多数の空調機が設置されている大規模ビル等の建物内には、各空調機を管理(運転状態の監視や制御等)する空調管理装置が設置されている。なお、空調機用の専用通信線の仕様により、1台の空調管理装置は、最大で50台程度の空調機と接続可能な場合が多い。また、50台の空調機毎に通信アダプタを接続し、各通信アダプタと通信することにより、より多くの空調機の管理を可能とした空調管理装置も知られている。
空調管理装置は、一般的には組み込み機器であり、このような機器では、コストや生産継続性の観点から、PC(Personal Computer)などに比べて処理性能の低いマイコンが利用されている場合が多い。従って、上述したような通信アダプタを用いて多くの空調機を管理可能とした構成の場合であっても、処理が集中して多大な負荷がかかるため、処理性能の低い空調管理装置では、多くの空調機を管理することは困難である。
また、ビル内に複数の空調管理装置を設置して各空調機を管理することも考えられる。しかしながら、この場合、設置スペースの確保の面で課題がある。また、情報の一元管理の面からも課題がある。例えば、この場合、管理者は、空調管理装置毎に監視画面を確認する必要があるため監視作業が煩雑になってしまい、空調機の異状等を見落としてしまう虞がある。
また、このような課題を解決するために、特許文献1に記載されているような分散処理システムの技術を適用することも検討されている。即ち、各空調機のスケジュール管理や、省エネ制御等の各種処理を通信アダプタ側に実行させることで空調管理装置の負荷を軽減し、より多くの空調機を管理することが可能な分散処理型の空調管理システムも検討されている。
具体的には、このような分散処理型の空調管理システムは、接続されている各空調機に対して各種処理を実行可能なサブ空調管理装置(通信アダプタ)と、サブ空調管理装置を介して全ての空調機を管理することが可能なメイン空調管理装置と、を備える。なお、サブ空調管理装置は、接続されている各空調機の運転状態を保持する必要がある。一方、メイン空調管理装置は、全ての空調機の運転状態を保持する必要がある。さらに、メイン空調管理装置とサブ空調管理装置との間では、空調機の運転状態が変更される毎に、両者で保持している空調機の運転状態を一致させるための同期処理を実施する必要がある。
特開2006−030796号公報
ここで、例えば、メイン空調管理装置が、全ての空調機を対象に、複数の操作を連続して実行させる操作を行った場合を考える。この場合、メイン空調管理装置が保持している各空調機の運転状態は一斉に更新される。そのため、サブ空調管理装置との間で大量の同期処理が発生してメイン空調管理装置に負荷が集中してしまう。よって、監視画面の画面切り替え処理や空調機の制御処理などのレスポンスが低下したり、バッファ溢れによる操作コマンドの送信漏れ等が発生する虞がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、従来よりも負荷がかからない空調管理システム、サブ空調管理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の空調管理システムは、
メイン空調管理装置とサブ空調管理装置とを備え、該サブ空調管理装置に接続されている空調機を管理するための空調管理システムであって、
前記メイン空調管理装置は、
前記空調機の運転状態を示す運転状態データを記憶する運転状態記憶手段と、
前記空調機に対する操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段が受け付けた操作に基づいて、前記運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新する運転状態更新手段と、
予め定めた第1の時間毎に、前記操作受付手段が受け付けた操作を指示する操作要求コマンドを前記サブ空調管理装置に送信するメイン同期手段と、を備え、
前記サブ空調管理装置は、
接続されている空調機の運転状態を示す運転状態データを記憶するサブ運転状態記憶手段と、
予め定めた第2の時間毎に、前記メイン空調管理装置から操作要求コマンドを受信しているか否かを判別し、受信している場合は、該操作要求コマンドに基づいて、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新するとともに前記空調機を制御するサブ同期手段と、
前記接続されている空調機の運転状態が変化した際に、該変化の内容に基づいて、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新するサブ運転状態更新手段と、を備え、
前記サブ同期手段は、前記第2の時間毎に、前記空調機の運転状態が変化しているか否かを判別し、変化している場合は、その旨を通知するための状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信し、
前記メイン同期手段は、前記サブ空調管理装置から受信した状態変化通知コマンドに基づいて、前記運転状態記憶手段を更新し、
前記サブ同期手段は、前記変化した運転状態の運転項目と、当該変化した際に受信した操作要求コマンドが操作対象とする運転項目とが同一である場合、前記状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信しない、
ことを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも空調管理装置に負荷がかからない。
本発明の実施形態に係る空調管理システムの構成を示す図である。 メイン空調管理装置の構成を示すブロック図である。 運転状態テーブルの構成例を示す図である。 サブ空調管理装置の構成を示すブロック図である。 サブ運転状態テーブルの構成例を示す図である。 接続処理の手順を示すフローチャートである。 空調操作処理の手順を示すフローチャートである。 メイン同期処理の手順を示すフローチャートである。 (A)は、操作要求コマンドの構成を示す図である。(B)は、操作完了コマンドの構成を示す図である。(C)は、状態変化通知コマンドの構成を示す図である。 状態変化処理の手順を示すフローチャートである。 サブ同期処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る空調管理システム1は、ビル等の施設内に設置された複数の空調機4を管理するためのシステムである。空調管理システム1は、図1に示すように、メイン空調管理装置2と、複数のサブ空調管理装置3と、を備える。
なお、メイン空調管理装置2と各サブ空調管理装置3とは、汎用通信線5を介して、互いに通信可能に接続されている。汎用通信線5は、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネット等の汎用的なネットワークである。また、サブ空調管理装置3は、専用通信線6を介して、各空調機4と接続されている。
各空調機4は、施設内の指定場所にそれぞれ設置されており、指定場所の周囲を空調する。各空調機4は、専用通信線6を介して、1つのサブ空調管理装置3に接続されており、このサブ空調管理装置3、および、このサブ空調管理装置3に接続するメイン空調管理装置2の管理下で動作する。
例えば、各空調機4は、サブ空調管理装置3を経由して、メイン空調管理装置2からの操作指示を受信し、指示された操作を実行する。また、各空調機4は、運転状態が変化する毎に、接続されているサブ空調管理装置3に自身の運転状態を通知する。なお、各空調機4には、識別用の空調機IDが付与されている。また、各サブ空調管理装置3に接続されている全ての空調機4を、以下では空調機群7とも呼ぶ。
メイン空調管理装置2は、空調コントローラ等のコンピュータであり、各サブ空調管理装置3を介して、各サブ空調管理装置3に接続されている空調機群7を統括的に管理(監視、制御)する。図2に示すように、メイン空調管理装置2は、汎用通信部21と、表示部22と、入力部23と、制御部24と、データ記憶部25と、を備えている。
汎用通信部21は、汎用通信線5のインタフェースとして機能する。この汎用通信部21を介して、メイン空調管理装置2は、サブ空調管理装置3と各種のデータを送受信する。
表示部22は、液晶ディスプレイ等を備え、制御部24の制御のもと、空調機群7を管理するための監視画面等を表示する。
入力部23は、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力用デバイスである。なお、入力部23がタッチパネルである場合、表示部22上に入力部23が配置される。管理者が入力部23を操作すると、その操作内容に応じた信号が制御部24に出力され、制御部24は、操作内容に応じた処理(画面の切り換えや空調機4に対する操作等)を実行する。
制御部24は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ(いずれも不図示)を備え、CPUがメモリに格納されたプログラムを実行することにより、メイン空調管理装置2の各部を制御する。また、制御部24は、自身が管理している空調機4の運転状態をサブ空調管理装置3と同期させるための各種の処理を実行する。制御部24が実行する処理の詳細については後述する。なお、制御部は、本発明の操作受付手段、運転状態更新手段およびメイン同期手段に対応する。
データ記憶部25は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の記憶装置であり、空調機群7を管理するために必要な各種のデータを記憶する。また、データ記憶部25は、空調機4毎に対応して設けられた複数の空調管理テーブルD1と、表示用データD2と、システム構成データD3とを記憶する。
空調管理テーブルD1には、対応する空調機4の運転状態等を表す運転状態データが登録される。具体的には、図3に示すように、空調管理テーブルD1には、対応する空調機4の運転項目毎に、項目IDと、運転項目名と、運転状態と、操作指令フラグと、送信中フラグと、操作番号と、シーケンス番号とが対応付けられた運転状態データが登録されている。なお、空調管理テーブルD1は、本発明の運転状態記憶手段に対応する。
項目IDは、この運転項目を識別するための識別情報である。運転項目名は、この運転項目の名称を示す情報である。
運転状態は、この運転項目に対応する空調機4の運転状態を示す情報であり、運転項目毎に異なる形式(単位)の情報である。
操作指令フラグは、入力部23を介してこの運転項目に対する操作を受け付けた際にONにセットされるフラグである。また、受け付けた操作が実行されると、操作指令フラグはOFFにセットされる。
送信中フラグは、この運転項目に対する操作を指示する操作指令コマンドをサブ空調管理装置3に送信している間ONとなるフラグである。また、サブ空調管理装置3から操作完了コマンドを受信すると、送信中フラグはOFFにセットされる。
操作番号は、操作指令コマンドをサブ空調管理装置3に送信する順序を規定する番号である。1つの空調管理テーブルD1内に操作指令フラグがONの運転状態データが複数ある場合、操作番号の小さい順の昇順に、対応する操作指令コマンドがサブ空調管理装置3に送信される。
シーケンス番号は、サブ空調管理装置3に送信した操作指令コマンドが正しく受信されたかを確認するための番号である。操作指令コマンドを送信したサブ空調管理装置3から返信された操作完了コマンドに、この操作指令コマンドに含まれているシーケンス番号と同じシーケンス番号が含まれている場合、制御部24は、操作指令が正しく伝達されたと判別する。
図2に戻り、表示用データD2は、施設内に設置されている各空調機4をアイコンで表示する監視画面等の各種の画面を表示するために必要なデータである。表示用データD2には、フロア平面図データD21や表示位置データD22が含まれる。
フロア平面図データD21は、施設内の空調機4の設置位置が明確になるよう、監視画面の背景として表示する画像の画像データである。なお、表示用データD2には、施設のフロア毎に、対応する各フロア平面図データD21を含む。
表示位置データD22は、各空調機4が設置されたフロア番号およびフロア平面図上の位置(X座標、Y座標)等を示すデータであり、監視画面のフロア平面図上に空調機4を示すアイコンを配置する際に用いられる。なお、複数の施設を管理することを考慮し、フロア番号の他、建物番号などの付加情報を表示位置データに含ませてもよい。また、X座標、Y座標は平面図の縦横サイズに対する割合(0〜100%)で示し、平面図が拡大、縮小されても空調機4を示すアイコンを表示する位置が追随するようにしても良い。
システム構成データD3は、メイン空調管理装置2が各サブ空調管理装置3と通信を行うために必要なアドレスリストD31や空調機構成情報D32を含む。
アドレスリストD31は、各サブ空調管理装置3のIPアドレス等が記録されたリストであり、メイン空調管理装置2は、アドレスリストD31を参照して、各サブ空調管理装置3と通信することが可能となる。
空調機構成情報D32は、サブ空調管理装置3がどの空調機4と接続しているかを示す情報である。
図1に戻り、各サブ空調管理装置3は、例えば、通信アダプタであり、メイン空調管理装置2と空調機4との間で送受信されるデータを中継する。図4に示すように、サブ空調管理装置3は、汎用通信部31と、空調機通信部32と、制御部33と、データ記憶部34と、を備えている。
汎用通信部31は、汎用通信線5のインタフェースとして機能する。この汎用通信部31を介して、サブ空調管理装置3は、メイン空調管理装置2と各種データを送受信する。
空調機通信部32は、専用通信線6のインタフェースとして機能する。この空調機通信部32を介して、サブ空調管理装置3は、各空調機4と各種データを送受信する。
制御部33は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ(いずれも不図示)を備え、CPUがメモリに格納されたプログラムを実行することにより、サブ空調管理装置3の各部を制御する。また、制御部33は、自身が管理している空調機4の運転情報をメイン空調管理装置2と同期させるための各種の処理を実行する。制御部33が実行する処理の詳細については後述する。なお、制御部33は、本発明のサブ同期手段及びサブ運転状態更新手段に対応する。
データ記憶部34は、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の記憶装置であり、空調機群7を管理するために必要な各種のデータを記憶する。また、データ記憶部34は、接続されている空調機4毎に対応して設けられたサブ空調管理テーブルD4を備える。なお、サブ空調管理テーブルD4は、本発明のサブ運転状態記憶手段に対応する。
サブ空調管理テーブルD4には、対応する空調機4の運転状態等を表す運転状態データが登録される。具体的には、図5に示すように、サブ空調管理テーブルD4には、対応する空調機4の運転項目毎に、項目IDと、運転項目名と、運転状態と、操作指令フラグと、シーケンス番号と、状態変化フラグと、が対応付けられた運転状態データが登録されている。
なお、サブ空調管理テーブルD4に登録されている運転状態データの状態変化フラグ以外の項目(項目ID、運転項目名、運転状態、操作指令フラグ、シーケンス番号)は、メイン空調管理装置2の空調管理テーブルD1に登録されている運転状態データにも含まれており、後述する同期処理により、両項目の内容は同期がとれている。
また、状態変化フラグは、メイン空調管理装置2からの操作以外で空調機4の運転状態が変化した際にONにセットされ、その旨がメイン空調管理装置2に通知された際にOFFにセットされるフラグである。例えば、ユーザのリモコンからの操作や予めスケジューリングされている処理、デマンド制御等によって空調機4の運転状態が変化した場合に、対応する運転状態データの状態変化フラグはONにセットされる。
続いて、空調管理システム1によって実施される処理の動作について説明する。
(接続処理)
始めに、メイン空調管理装置2が、各サブ空調管理装置3との通信を確立させる接続処理について説明する。メイン空調管理装置2は、起動時(電源ON時)に、図6のフローチャートに示す接続処理を実行する。
まず、メイン空調管理装置2の制御部24は、システム構成データD3のアドレスリストD31内に記載されているサブ空調管理装置3のIPアドレスを1つ選択する(ステップS101)。そして、制御部24は、選択したIPアドレス先に接続する(ステップS102)。これにより、以後、メイン空調管理装置2は、このIPアドレスを有するサブ空調管理装置3と通信することが可能となる。
続いて、接続が完了すると、制御部24は、アドレスリストD31内に記載されている全てのサブ空調管理装置3のIPアドレスを選択したか否かを判別する(ステップS103)。全てのIPリストを選択していない場合(ステップS103;No)、制御部24は、アドレスリストD31から未選択のIPアドレスを取得して、そのIPアドレス先と接続する処理を繰り返す(ステップS101〜ステップS102)。全てのIPリストを選択した場合(ステップS103;Yes)、接続処理は終了する。
この接続処理により、メイン空調管理装置2は、全てのサブ空調管理装置3と各種データの送受信を行うことが可能となる。また、本実施形態では、1度の接続で常時接続が可能となるWebSocket方式での接続を想定しており、この接続処理により、起動時に各サブ空調管理装置3と常に接続しておくため、以後、操作または状態変化による通信が発生した場合でも、通信相手との接続処理が不要となる。
(空調操作処理)
続いて、メイン空調管理装置2で実施される空調操作処理について説明する。管理者は、メイン空調管理装置2の入力部23を介して、表示部22に表示されている監視画面等から空調機4を選択し、この空調機4に対する操作を指示する。この指示に応答して、メイン空調管理装置2の制御部24は、図7のフローチャートに示す空調操作処理を実行する。
まず、制御部24は、管理者から指示された操作の内容に基づいて、空調管理テーブルD1内の運転状態データを更新する(ステップS201)。例えば、ある空調機4の運転開始が指示された場合、制御部24は、この空調機4の空調管理テーブルD1に登録されている運転項目名が「停止・運転」である運転状態データの運転状態を「運転」に更新する。なお、以下の説明では、ステップS201で更新した運転状態データを更新データとも呼ぶ。
続いて、制御部24は、更新データの操作指令フラグをONにセットする(ステップS202)。
続いて、制御部24は、更新データの操作番号を採番する(ステップS203)。具体的には、制御部24は、更新データが登録されている空調管理テーブルD1内の操作指令フラグがONである運転状態データのなかから、操作番号の最大値を検出する。そして、制御部24は、検出した最大値に1を加えた値に、更新データの操作番号を更新(採番)する。以上で空調操作処理は終了する。
このように、空調操作処理により、空調機4に対する操作を受けた際に、メイン空調管理装置2が管理する運転状態データの内容が更新される。また、この際、更新された運転状態データには、操作を受け付けた順番を示す情報(操作番号)が保持される。なお、この段階では、空調機4に対する操作は実行されていない。
(メイン同期処理)
続いて、メイン空調管理装置2で実施される同期処理について説明する。なお、後述するサブ空調管理装置3で実施される同期処理と区別するため、以下の説明では、メイン空調管理装置2で実施される同期処理をメイン同期処理とも呼ぶ。メイン空調管理装置2では、予め定められた時間(第1の時間)毎に、図8のフローチャートに示すメイン同期処理を繰り返し実行する。
まず、制御部24は、データ記憶部25から、未選択の空調管理テーブルD1を1つ選択する(ステップS301)。
続いて、制御部24は、選択した空調管理テーブルD1内に、操作指令フラグがONであり、且つ、送信中フラグがOFFである運転状態データが登録されているか否かを判別する(ステップS302)。なお、1つの空調機4に対して連続的に複数の操作が受け付けられた場合には、このようなフラグを有する運転状態データが複数登録されている場合も考えられる。
選択した空調管理テーブルD1内にそのような運転状態データが登録されていないと判別した場合(ステップS302;No)、空調機4に対する操作は受け付けられていないこととなり、ステップS305に処理は移る。
一方、選択した空調管理テーブルD1内にそのような運転状態データが登録されていると判別した場合(ステップS302;Yes)、受け付けた操作の実行待の状態であり、ステップS303に処理は移る。なお、以下の説明を容易にするため、ステップS302で登録されていると判別された運転状態データを操作待運転状態データとも呼ぶ。
ステップS303において、制御部24は、各操作待運転状態データに含まれるシーケンス番号を、操作番号の昇順に、全運転状態データでのシーケンス番号の最大値に連番で1ずつ加算した値に更新する。
そして、制御部24は、操作番号の昇順に、各操作待運転状態データが示す操作内容に対応した操作要求コマンドを作成し、操作対象となる空調機4が接続されているサブ空調管理装置3に送信する(ステップS304)。
ここで、操作要求コマンドの構成を図9(A)に示す。操作要求コマンドは、ヘッダ情報と、空調機IDと、運転状態と、項目IDと、シーケンス番号とを含んで構成される。ヘッダ情報は、当該コマンドが操作要求コマンドであることを示す。空調機IDは、この操作要求コマンドによる操作の対象となる空調機4を特定するための情報であり、例えば、各空調機4に割り当てられている固有の番号である。また、項目ID、運転状態、シーケンス番号は、対応する操作待運転状態データに含まれているものと同じである。
図8に戻り、続いて制御部24は、未選択の空調管理テーブルD1があるか否かを判別する(ステップS305)。未選択の空調管理テーブルD1がある場合(ステップS305;Yes)、制御部24は、空調管理テーブルD1を選択して、操作指令フラグがON且つ送信中フラグがOFFの運転状態データがある場合、操作番号順に操作要求コマンドを作成してサブ空調管理装置3に送信する処理(ステップS301〜ステップS304)を繰り返す。
一方、未選択の空調管理テーブルD1が無い場合(ステップS305;No)、全ての空調機4に対する操作がサブ空調管理装置3に指示されたこととなる。続いて、制御部24は、サブ空調管理装置3から、操作完了コマンドを受信しているか否かを判別する(ステップS306)。
操作完了コマンドは、メイン空調管理装置2から指示した操作が完了したことを通知するためのコマンドである。具体的には、図9(B)に示すように、操作完了コマンドは、コマンドが操作完了コマンドであることを示すヘッダ情報と、シーケンス番号とを含む。
図8に戻り、操作完了コマンドを受信していないと判別した場合(ステップS306;No)、ステップS309に処理は移る。一方、操作完了コマンドを受信していると判別した場合(ステップS306;Yes)、制御部24は、各空調管理テーブルD1を参照して、この操作完了コマンドに含まれるシーケンス番号を有する運転状態データを特定する(ステップS307)。なお、操作完了コマンドを複数受信している場合、制御部24は、その数だけ、対応する運転状態データを複数特定する。続いて、制御部24は、特定した運転状態データの操作指令フラグと送信中フラグとをOFFにセットする(ステップS308)。
続いて、制御部24は、サブ空調管理装置3から状態変化通知コマンドを受信しているか否かを判別する(ステップS309)。
状態変化通知コマンドは、空調機4の運転状態が変化したことを通知するコマンドである。具体的には、図9(C)に示すように、状態変化通知コマンドは、コマンドが状態変化通知コマンドであることを示すヘッダ情報と、運転状態が変化した空調機4の空調機IDと、項目IDと、運転状態とを含む。
図8に戻り、状態変化通知コマンドを受信していない場合(ステップS309;No)、ステップS311に処理は移る。
一方、状態変化通知コマンドを受信している場合(ステップS309;Yes)、制御部24は、当該状態変化通知コマンドに基づいて、運転状態データを更新する(ステップS310)。具体的には、制御部24は、受信した状態変化通知コマンドに含まれる空調機IDが示す空調機4に対応する空調管理テーブルD1から、状態変化通知コマンドに含まれる項目IDを有する運転状態データを抽出する。そして、制御部24は、抽出した運転状態データの運転状態を、状態変化通知コマンドに含まれる運転状態に更新する。
続いて、制御部24は、各空調管理テーブルD1に登録されている全ての運転状態データの操作番号の値を「0」にリセットし(ステップS311)、メイン同期処理は終了する。
(状態変化処理)
続いて、サブ空調管理装置3で実施される状態変化処理について説明する。ユーザからリモコンを介した操作がなされた場合やスケジューリングされている処理等が実行された場合に、空調機4は、その操作や処理に応じて運転状態を変化させる。また、その際、空調機4は、専用通信線6を介して、運転状態が変化したことをサブ空調管理装置3に通知する。空調機4から運転状態の変化が通知されると、サブ空調管理装置3は、図10のフローチャートに示す状態変化処理を実行する。
まず、サブ空調管理装置3の制御部33は、空調機4から通知された内容に基づいて、対応する空調管理テーブルD1の運転状態データを更新する(ステップS401)。例えば、ある空調機4から、運転モードを冷房に変更したことが通知された場合、制御部33は、この空調機4のサブ空調管理テーブルD4に登録されているデータ項目名が「運転モード」である運転状態データの運転状態を「冷房」に更新する。
続いて、制御部33は、更新した運転状態データの状態変化フラグをONにセットする(ステップS402)。以上で状態変化処理は終了する。
このように、サブ空調管理装置3では、接続されている空調機4の状態の変化が通知された際に、その状態変化の内容が運転状態データに反映される。なお、この時点では、メイン空調管理装置2内の対応する運転状態データは更新されない。
(サブ同期処理)
続いて、サブ空調管理装置3で実施される同期処理について説明する。なお、先述したメイン空調管理装置2で実施される同期処理(メイン同期処理)と区別するため、以下の説明では、サブ空調管理装置3で実施される同期処理をサブ同期処理とも呼ぶ。サブ空調管理装置3の制御部33は、予め定められた時間(第2の時間)毎に、図11のフローチャートに示すサブ同期処理を繰り返し実行する。
まず、制御部33は、メイン空調管理装置2から、操作要求コマンドを受信しているか否かを判別する(ステップS501)。
操作要求コマンドを受信していない場合(ステップS501;No)、ステップS508に処理は移る。一方、操作要求コマンドを受信している場合(ステップS501;Yes)、制御部33は、受信した未選択の操作要求コマンドのうちで、最初に受信した操作要求コマンドを1つ選択する(ステップS502)。
そして、制御部33は、選択した操作要求コマンドで要求された操作の内容に基づいて、サブ空調管理テーブルD4の対応する運転状態データを更新する(ステップS503)。具体的には、制御部33は、まず、選択した操作要求コマンドに含まれる空調機IDが示す空調機4に対応するサブ空調管理テーブルD4を取得する。そして、制御部33は、取得したサブ空調管理テーブルD4から、選択した操作要求コマンドに含まれる項目IDを有する運転状態データを抽出する。そして、制御部は、抽出した運転状態データの運転状態を、選択した操作要求コマンドに含まれる運転状態に更新する。
続いて、制御部33は、更新した運転状態データの状態変化フラグをOFF、操作指令フラグをONにセットする(ステップS504)。この処理で状態変化OFFにセットされるため、同タイミングでなされた同じ運転項目に対する空調機4からの操作がある場合、その操作は実行されず、メイン空調管理装置2からの操作が優先されることとなる。
続いて、制御部33は、更新した運転状態データのシーケンス番号を、選択した操作要求コマンドに含まれるシーケンス番号に更新する(ステップS505)。
続いて、制御部33は、選択した操作要求コマンドで要求された操作を実行させるための制御コマンドを作成し、空調機4に送信する(ステップS506)。具体的には、制御部33は、操作要求コマンドに含まれる項目IDが示す運転項目が、操作要求コマンドに含まれる運転状態となることを指示する制御コマンドを作成し、操作要求コマンドに含まれる空調機IDを有する空調機4に送信する。制御コマンドを受信した空調機4では、制御コマンドで指示された操作が実行される。
続いて、制御部33は、メイン空調管理装置2から受信した操作要求コマンドのうち、未選択のものがあるか否かを判別する(ステップS507)。
未選択の操作要求コマンドがある場合(ステップS507;Yes)、制御部33は、ステップS501〜ステップS506の処理を繰り返す。
一方、未選択の操作要求コマンドが無い場合(ステップS507;No)、メイン空調管理装置2から要求された全ての操作が空調機4で実行されたことになる。そして、制御部33は、データ記憶部内の全てのサブ空調管理テーブルD4を参照して、操作指令フラグがONである運転状態データの有無を判別する(ステップS508)。
操作指令フラグがONの運転データが無い場合(ステップS508;No)、ステップS511に処理は移る。一方、操作指令フラグがONの運転状態データがある場合(ステップS508;Yes)、制御部33は、この運転状態データに含まれるシーケンス番号を含んだ操作完了コマンドをメイン空調管理装置2に送信する(ステップS509)そして、制御部33は、この運転状態データの操作指令フラグをOFFにセットし(ステップS510)、ステップS511に処理は移る。なお、操作指令フラグがONの運転状態データが複数ある場合、制御部33は、その数だけ対応する操作完了コマンドをメイン空調管理装置2に送信し、これらの運転状態データの操作指令フラグをOFFにセットする。
ステップS511において、制御部33は、各サブ空調管理テーブルD4を参照して、状態変化フラグがONである運転データの有無を判別する。
状態変化フラグがONの運転データが無い場合(ステップS511;No)、サブ同期処理は終了する。
一方、状態変化フラグがONの運転データがある場合(ステップS511;Yes)、制御部33は、この運転データが登録されているサブ空調管理テーブルD4に対応する空調機4の空調機IDと、この運転データに含まれる項目ID及び運転状態と、を含んだ状態変化通知コマンドをメイン空調管理装置2に送信する(ステップS512)。そして、制御部33は、この運転データの状態変化フラグをOFFにセットし(ステップS513)、サブ同期処理は終了する。
このように、本実施形態に係る空調管理システム1によれば、メイン空調管理装置2とサブ空調管理装置3との間で、メイン空調管理装置2からなされた操作内容や空調機4で変化した状態を同期させる処理を、予め定められた時間毎に実行する。そのため、操作がなされたり状態変化が発生する度に同期処理を行う従来のシステムよりも、空調管理システム1(メイン空調管理装置2、サブ空調管理装置3)にかかる負荷を低減させることが可能となる。これにより、低負荷なマイコン等を用いたメイン空調管理装置2、サブ空調管理装置3においても、監視画面の画面切り替え処理や空調機4の制御処理などへの影響や、バッファ溢れによる操作コマンドの送信漏れを防ぐことが可能となる。
特に、本実施形態に係る空調管理システム1によれば、同一の運転項目に対する操作や状態変化が連続して発生した場合、データの同期は一回の処理で済むことが想定され、同期処理における各空調管理装置2,3の制御部24,33の処理負荷を抑えることが可能となる。従って、いたずら等によって極端な連続が操作なされた場合の負荷も低減させることができる。
また、例えば、冷房運転中の空調機4に対して、管理者がメイン空調管理装置2から、設定モード「暖房」、設定温度「18℃」の順に連続的に操作を指示した場合を考える。この場合、操作順が考慮されない従来のシステムでは、操作順とは逆の設定温度「18℃」、設定モード「暖房」の順番で空調機4を制御してしまう場合も考えられる。そして、この場合、冷房モード中の設定温度の下限値は「19℃」であるため、最初の設定温度「18℃」の指示が正しく実行されない可能性がある。これに対し、本実施形態に係る空調管理システム1によれば、メイン空調管理装置2が指定した操作順序で空調機4への指示(操作要求コマンド)をサブ空調管理装置3に送信するため、上記の例では、設定モード「暖房」、設定温度「18℃」の順で正しく空調機4を制御することができ、従来のエラーを防ぐことが可能となる。
また、本実施形態に係る空調管理システム1によれば、メイン空調管理装置2からの操作と、空調機4での状態変化とが同時に発生した場合、メイン空調管理装置2からの操作が優先されて実行される。従って、空調機4に対して、管理者の意図しない操作が実行されてしまうことを防ぐことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での種々の修正は勿論可能である。
例えば、本実施形態では、空調機4の運転状態をテーブル(空調管理テーブルD1,サブ空調管理テーブルD4)に記憶した。しかしながら、どのようなデータ形式で運転状態を記憶するかは自由であり、データベースに運転状態を記憶してもよい。
また、例えば、本実施形態に係るメイン空調管理装置2及びサブ空調管理装置3の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係るメイン空調管理装置2及びサブ空調管理装置3として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
1 空調管理システム、2 メイン空調管理装置、3 サブ空調管理装置、4 空調機、5 汎用通信線、6 専用通信線、7 空調機群、21 汎用通信部、22 表示部、23 入力部、24 制御部、25 データ記憶部、31 汎用通信部、32 空調機通信部、33 制御部、34 データ記憶部、D1 空調管理テーブル、D2 表示用データ、D3 システム構成データ、D4 サブ空調管理テーブル

Claims (4)

  1. メイン空調管理装置とサブ空調管理装置とを備え、該サブ空調管理装置に接続されている空調機を管理するための空調管理システムであって、
    前記メイン空調管理装置は、
    前記空調機の運転状態を示す運転状態データを記憶する運転状態記憶手段と、
    前記空調機に対する操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段が受け付けた操作に基づいて、前記運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新する運転状態更新手段と、
    予め定めた第1の時間毎に、前記操作受付手段が受け付けた操作を指示する操作要求コマンドを前記サブ空調管理装置に送信するメイン同期手段と、を備え、
    前記サブ空調管理装置は、
    接続されている空調機の運転状態を示す運転状態データを記憶するサブ運転状態記憶手段と、
    予め定めた第2の時間毎に、前記メイン空調管理装置から操作要求コマンドを受信しているか否かを判別し、受信している場合は、該操作要求コマンドに基づいて、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新するとともに前記空調機を制御するサブ同期手段と、
    前記接続されている空調機の運転状態が変化した際に、該変化の内容に基づいて、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新するサブ運転状態更新手段と、を備え、
    前記サブ同期手段は、前記第2の時間毎に、前記空調機の運転状態が変化しているか否かを判別し、変化している場合は、その旨を通知するための状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信し、
    前記メイン同期手段は、前記サブ空調管理装置から受信した状態変化通知コマンドに基づいて、前記運転状態記憶手段を更新し、
    前記サブ同期手段は、前記変化した運転状態の運転項目と、当該変化した際に受信した操作要求コマンドが操作対象とする運転項目とが同一である場合、前記状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信しない、
    ことを特徴とする空調管理システム。
  2. 前記メイン同期手段は、前記操作受付手段が操作を受け付けた順に、対応する前記操作要求コマンドを前記サブ空調管理装置に送信し、
    前記サブ同期手段は、前記操作要求コマンドを受信した順に、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データの更新と前記空調機の制御とを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調管理システム。
  3. 空調機およびメイン空調管理装置に接続するサブ空調管理装置であって、
    接続されている空調機の運転状態を示す運転状態データを記憶するサブ運転状態記憶手段と、
    予め定めた時間毎に、前記メイン空調管理装置から操作要求コマンドを受信しているか否かを判別し、受信している場合は、該操作要求コマンドに基づいて、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新するとともに前記空調機を制御するサブ同期手段と、
    前記接続されている空調機の運転状態が変化した際に、該変化の内容に基づいて、前記サブ運転状態記憶手段に記憶されている運転状態データを更新するサブ運転状態更新手段と、を備え、
    前記サブ同期手段は、
    前記予め定めた時間毎に、前記空調機の運転状態が変化しているか否かを判別し、変化している場合は、その旨を通知するための状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信し、
    前記変化した運転状態の運転項目と、当該変化した際に受信した操作要求コマンドが操作対象とする運転項目とが同一である場合、前記状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信しない、
    ことを特徴とするサブ空調管理装置。
  4. 空調機およびメイン空調管理装置に接続するコンピュータを、
    予め定めた時間毎に、前記メイン空調管理装置から操作要求コマンドを受信しているか否かを判別し、受信している場合は、該操作要求コマンドに基づいて、前記コンピュータが保持している前記空調機の運転状態を示す運転状態データを更新するとともに前記空調機を制御するサブ同期手段、
    前記接続されている空調機の運転状態が変化した際に、該変化の内容に基づいて、前記運転状態データを更新するサブ運転状態更新手段、
    として機能させ
    前記サブ同期手段は、
    前記予め定めた時間毎に、前記空調機の運転状態が変化しているか否かを判別し、変化している場合は、その旨を通知するための状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信し、
    前記変化した運転状態の運転項目と、当該変化した際に受信した操作要求コマンドが操作対象とする運転項目とが同一である場合、前記状態変化通知コマンドを前記メイン空調管理装置に送信しない、
    プログラム。
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