JP2017005917A - 電力管理システム、制御装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

電力管理システム、制御装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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聡 篠崎
成尾 公彦
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公彦 成尾
康司 笠嶋
Yasushi Kasashima
康司 笠嶋
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Abstract

【課題】電力需給の逼迫時に電力使用の抑制をする上で需要家(ユーザ)それぞれの状況に応じた機器の制御がなされるようにした電力管理システムを提供する。
【解決手段】電力管理システムにおけるサーバ装置200aは、複数の施設それぞれの制御装置(例えば制御装置100a等)に、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を送信する送信部220を備え、一施設の制御装置100aは、DR情報を受信する受信部110と、その一施設における機器の制御についてのユーザによる指示を受け付ける受付部120と、受信部110により受信されたDR情報及び指示に基づき制御対象の機器及びその機器の制御内容を特定する特定部141と、特定部141により特定された機器に、特定部141により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、DR期間において機器を制御する制御部143とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、需要家の施設における電力需要を調整するデマンドレスポンス(DR:Demand Response)に関し、施設の機器の制御を行うための電力管理システム、並びに、この電力管理システムで用いられる制御装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
住宅におけるエネルギー(電力等)の管理の技術として、HEMS(Home Energy Management System)が知られている。HEMSでは、例えば電力消費の抑制等のために、住宅におけるHEMS機器(例えば電気機器、蓄電装置等)を、HAN(Home Area Network)を介してHEMSコントローラが制御する。また、住宅その他の需要家における電力管理技術の発達を背景とし、電力需給の逼迫した時期に、電力料金低減その他の特典(報酬)と引き換えに需要家において電力使用(消費)を抑制するDRに関連した各種システムが開発されている。電力使用を抑制する制御に係るシステムとして、例えば、電力事業者等が運用する装置が、需要者宅の宅内機器に対する消費電力削減制御案を作成して需要者宅内制御装置に送信する電力需要制御システムが知られている(特許文献1参照)。この電力需要制御システムでは、需要者宅内制御装置は、消費電力削減制御案に基づいて宅内機器を制御する。
特開2014−99985号公報
特許文献1の電力需要制御システムでは需要者宅内制御装置は、電力事業者等が作成した消費電力削減制御案に基づいて宅内機器を制御するが、需要家それぞれの状況は同一とは限らないため、各需要家にとって必ずしも適切に機器の制御がなされるとは限らない。
そこで、本発明は、電力需給の逼迫時に電力使用の抑制をする上で需要家それぞれの状況に応じた機器の制御がなされるようにした電力管理システムを提供することを目的とする。また、本発明は、この電力管理システムで用いられる制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る電力管理システムは、サーバ装置と複数の施設それぞれの制御装置とを備える電力管理システムであって、前記サーバ装置は、前記複数の施設それぞれの前記制御装置に、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を送信する送信部を備え、前記施設の前記制御装置は、前記DR情報を受信する受信部と、当該施設における機器の制御についてのユーザによる指示を受け付ける受付部と、前記受信部により受信された前記DR情報及び前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定部と、前記特定部により特定された機器に、前記特定部により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御部とを備える。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御装置は、施設における機器を制御する制御装置であって、外部のサーバ装置から、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を受信する受信部と、前記施設における機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付部と、前記受信部により受信された前記DR情報及び前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定部と、前記特定部により特定された機器に、前記特定部により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御部とを備える。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御方法は、施設における機器を制御する制御装置において用いられる制御方法であって、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を受信する受信ステップと、前記施設における機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付ステップと、前記受信ステップで受信された前記DR情報及び前記受付ステップで受け付けられた前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定ステップと、前記特定ステップで特定された機器に、前記特定ステップで特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御ステップとを含む。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御プログラムは、プロセッサを有し、施設における機器を制御する制御装置に、所定制御処理を実行させるための制御プログラムであって、前記所定制御処理は、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を受信する受信ステップと、前記施設における機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付ステップと、前記受信ステップで受信された前記DR情報及び前記受付ステップで受け付けられた前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定ステップと、前記特定ステップで特定された機器に、前記特定ステップで特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御ステップとを含む。
本発明の一態様に係る電力管理システム及び制御装置並びに制御方法は、需要家それぞれの状況に応じた機器の制御を実現する。また、本発明の一態様に係る制御プログラムが実行されると、需要家の施設の制御装置によりその需要家の状況に応じた機器の制御がなされる。
実施の形態に係る電力管理システムの構成の一例を示す図である。 制御装置のハードウェア構成図である。 サーバ装置及び制御装置の機能ブロック図である。 上位サーバ装置が送信するデータの例を示す図である。 DR情報の構成及び内容例を示す図である。 制御装置が用いる機器登録情報の構成を例示する図である。 制御装置が用いる制御内容特定用情報の構成を例示する図である。 サーバ装置の動作を示すフローチャートである。 制御装置による制御処理を示すフローチャートである。 蓄電装置の制御の例としての蓄電装置制御処理を示すフローチャートである。 変形例に係る蓄電装置制御処理を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで示す実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本発明を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
以下、本発明の一実施形態に係る電力管理システムについて説明する。
(構成)
図1は、実施形態に係る電力管理システム10の構成の一例を示す図である。電力管理システム10は、デマンドレスポンス(DR)に係る情報の伝達及び制御を行うためのシステムである。同図に示すように、電力管理システム10は、上位サーバ装置20と、サーバ装置200a、200bと、ある地域における複数の施設11a〜11eそれぞれの制御装置(DRコントローラ)100a〜100eとを含んで構成される。
上位サーバ装置20は、例えば電力事業者、DRアグリゲータ或いは情報サービス事業者等により運用され、DR指令を伝達するためのDR情報を配信するコンピュータである。
サーバ装置200a、200bは、例えば複数の施設の集合体毎(例えばマンション等の建造物毎)に対応して設けられている。サーバ装置200a、200bは、上位サーバ装置20からのDR情報を受けて複数の施設(例えばマンション等の集合住宅における各住戸等)の各制御装置にDR情報を中継して配信するコンピュータ(例えばHEMSサーバ)である。各装置間でのDR情報の伝送は、有線又は無線の通信ネットワークを介して行われる。
電力管理システム10により、電力事業者、DRアグリゲータ等は、電力需要のピークとなる時期について、電力の需要家の集団としての複数の施設における電力使用(消費)を抑制する要請であるDR指令について、DR情報を用いて伝達することができる。DR指令は、電力使用の抑制を求めるデマンドレスポンス(DR)期間を指定してなされる。上位サーバ装置20は、例えば、電力事業者、DRアグリゲータ等による指示を受けて、DR期間を指定したDR指令を示すDR情報を、そのDR期間より先行して各サーバ装置200a、200bに配信する。DR期間は、電力需給の逼迫が予想される時期(電力需要のピーク時期等)である。なお、上位サーバ装置20は、例えば、電力事業者或いはDRアグリゲータの運用する外部装置と通信可能にして、外部装置を介してDR指令に係る送信の指示を受けることとしてもよいし、入力操作等によりその指示を受けることとしてもよい。
制御装置100a〜100eは、それぞれ、例えば電力事業者或いはDRアグリゲータと予め契約を結んだ者(住人等)の施設11a〜11e(例えば住戸、個別の住宅等)に設置されたコンピュータである。制御装置100a〜100eは、例えば、HEMSコントローラとしての機能を有し、HANにより施設内の各種機器30a、30b等(例えば空調機器)と通信可能であり、これらの機器を制御し得る。なお、各施設11a〜11eは、電力事業者等から系統電力(商用電力)の供給を受けて、施設内の各種機器により電力を消費する。
機器30a、30bは、説明の便宜上、施設11a内に設置されている機器を代表的に表したものであり、機器は、例えば空調機器(エアコン)、テレビジョン受信装置(テレビ)、照明装置、蓄電装置等である。なお、電力管理システム10でDR指令に対応するために、電力使用の削減量が比較的大きいと想定される機器を制御することが有用であるが、削減量があまり大きくないと想定される機器を制御してもよい。他の施設11b〜11e等にも施設11aと同様に各種機器が設置されている。
図1では、説明の便宜上、施設11a〜11eの5台の制御装置100a〜100eを示しているが、電力管理システム10の運用においてサーバ装置200a、200bが、より多くの施設の制御装置と通信し得る。また、上位サーバ装置20は、より多くのサーバ装置と通信し得る。
図2に、制御装置100aのハードウェア構成を示す。
制御装置100aは、図2に示すようにプロセッサ101、メモリ102、通信インタフェース(I/F)103及び入力装置104を備えるコンピュータである。メモリ102は、プログラム及びデータを予め保持しているROM、プログラムの実行に際してデータ等の記憶に利用するためのRAM等であり、例えば不揮発性メモリを含んでいてもよい。プロセッサ101は、メモリ102に格納された制御プログラム等を実行することにより例えば通信I/F103等を制御して各種処理を行う。通信I/F103は、無線又は有線で、HANを介して施設11a内の機器(機器30a、30b等)と通信し、また、広域ネットワーク或いは専用ネットワーク等を介してサーバ装置200aと通信するための通信回路である。入力装置104は、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等といったユーザインタフェースとなる装置であり、施設の人(管理者、住人等)であるユーザの操作を受け付ける。なお、入力装置104は、ユーザの接触操作を受け付ける他、音声での操作、リモコン等での遠隔操作を受け付ける構成であってもよい。また、制御装置100aは、ディスプレイ等の表示装置を備えていてもよい。また、制御装置100aは、コンテンツサーバ機能(例えばウェブサーバ機能)を有し、外部機器(例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等)のブラウザによるアクセスを受けて情報を送信することで、そのブラウザに情報を表示させ、またそのブラウザを介して入力された情報を受信してもよい。この場合にはその外部機器が制御装置100aについての表示装置及び入力装置104の代わりとなり得る。また、制御装置100aはメモリの他にデータの記憶に利用するためにハードディスク装置等の補助記憶装置を備えてもよい。制御装置100b〜100eも制御装置100aと同様の構成を備える。
サーバ装置200a、200bは、制御装置100aと同様のハードウェア構成を備えてもよいが、入力装置104を含まなくてもよい。
以下、図3を用いてサーバ装置200a、及び、施設11aに設置された制御装置100aの各機能構成要素について説明する。図3は、サーバ装置200a及び制御装置100aの機能ブロック図である。なお、同図には制御装置100aにより制御され得る機器も付記している。
サーバ装置200aは、機能構成要素として図3に示すように受信部210及び送信部220を備える。
受信部210は、上位サーバ装置20が配信先となる施設を特定するための識別情報(例えばマンション等の建造物毎に予め定められたコード、或いは制御装置毎に定められたコード等)を付して送信したDR情報を受信する機能を有する。受信部210は、プログラムを実行するプロセッサ及び通信I/Fにより実現される。電力事業者、DRアグリゲータ等が発令するDR指令に係るDR情報に付される識別情報は、そのDR指令の対象とすべき地域、建造物等に対応するように定められる。図4は、上位サーバ装置20が送信し受信部210が受信するデータの例を示す図である。
送信部220は、受信部210で受信された識別情報に基づいてDR情報の送信先となる、複数の施設それぞれの制御装置を特定し、特定した制御装置に対して、受信部210で受信されたDR情報を送信(配信)する機能を有する。送信部220は、プログラムを実行するプロセッサ及び通信I/Fにより実現される。なお、サーバ装置200aにおいて、例えば識別情報と施設の制御装置との対応関係を示す予め定められた対応表等に基づいて、送信先の制御装置(例えば制御装置の機器コード、或いはIPアドレス等)が特定される。電力管理システム10を構成する全ての制御装置のうち、識別情報に基づいて一部の制御装置にDR情報が配信できればよく、識別情報によって必ずしも制御装置が個別に特定される必要はない。例えば、サーバ装置200aは、識別情報で特定された集合住宅のLAN(Local Area Network)に接続された住戸毎の制御装置群にDR情報をブロードキャストしてもよい。
図5に、受信部210が受信し、送信部220が送信するDR情報の構成及び内容例を示す。DR期間は、電力事業者、DRアグリゲータ等が使用電力の削減(節電)を要請するDR指令を発令するときの節電の対象となる期間である。DR情報においてDR期間を示す形式は、複数日を対象とし得る時間帯のみ(日の指定なし)での期間の指定であってもよいが、図5では1回の日時(DR開始日時及びDR終了日時)による期間の指定の一例を示している。DR情報には、DR期間の他に、例えばDR情報の生成日時を含めてもよく、また、例えば、受信した制御装置においてファイルとして保持されることを想定して、ファイルの有効期限を含めてもよい。例えば複数日を対象とし得る時間帯のみでの期間の指定の場合にはこのファイルの有効期限により複数日に亘る期間の終了日が定まる。
なお、他のサーバ装置200bもサーバ装置200aと同様の構成を備える。また、上位サーバ装置20が外部装置を介してDR指令に係る送信の指示を受ける場合には上位サーバ装置20もサーバ装置200aと同様の構成を備え得る。
制御装置100aは、施設11aに設置された機器(エアコン)30a、30b、機器(蓄電装置)31a、31b等とHANで通信可能であり、機能構成要素として図3に示すように受信部110、受付部120、記憶部130及び制御処理部140を備える。
受信部110は、制御プログラムを実行するプロセッサ101、通信I/F103等で実現され、サーバ装置200aが送信するDR情報を受信して記憶部130に格納する機能を有する。
受付部120は、施設11aにおける各機器の制御についての、施設11aの管理者、住人等(ユーザ)による指示を受け付ける機能を有する。受付部120は、制御プログラムを実行するプロセッサ101、入力装置104等により実現される。各機器の制御についてのユーザによる指示は、例えば、機器のDR指令に応じた制御(電力使用の削減のための制御であり、以下DR制御と称する)についての指示であり、各機器について制御を許容する指示又は許容しない(禁止する)指示である。受付部120は、機器に対しての制御を許容する指示又は許容しない指示を受け付けた場合に、その指示に応じて、記憶部130が記憶する機器登録情報における許否情報を更新する機能を有する。
記憶部130は、メモリ102の一領域(例えば不揮発性メモリの一領域)等で実現され、受信部110で受信されたDR情報を記憶し、機器30a、30b、31a、31b等の機器についての機器登録情報を記憶する機能を有する。
図6は、機器登録情報の一例を示す図である。機器登録情報は、施設11aにおける機器のリストであり、同図に示すように、制御装置100aが制御し得る機器毎に、機器種別、識別コード、DR制御の許否情報等を含んで構成される。機器種別は、例えばエアコン、蓄電装置等の機器の種別を区別する情報である。識別コードは、機器の製造メーカ等が定めた機器を識別するためのコード(例えば製品コード、シリアル番号等)である。機器種別及び識別コードは、例えば制御装置100aの入力装置104を介して施設の管理者、住人等(ユーザ)が機器の説明書等に従って入力した情報であってもよい。また、例えば、制御装置100aがHANを介して各機器30a、30b、31a、31b等から通信して収集した情報であってもよい。制御装置100aと、施設11a内の各種機器(機器30a等)との間での通信は予め定められたプロトコルに従ってなされる。このプロトコルは、一例としては、ネットワーク層はIPv6(Internet Protocol version 6)、トランスポート層はUDP(User Datagram Protocol)、アプリケーション層はECHONET Lite(登録商標)等である。これは一例にすぎず、IPv4等であってもよい。
許否情報(DR制御の許否情報)は、機器に対してDR制御を許容するか否かを示す情報であり、初期値は例えばDR制御を禁止する(許容しない)旨を示す情報である。この許否情報は、ユーザによる指示に応じて受付部120により更新され得る。なお、許否情報の初期値を、DR制御を禁止する旨としておき、ユーザによるDR制御の許容の指示を受けて初めて機器の制御が可能になるように許否情報を構成することは、ユーザにとって有用である。許否情報により、施設の管理者、住人等であるユーザの状況に応じて、DR制御が行われる機器が選定され得る。図6では、機器登録情報のうちDR制御を許容すると指示された機器を示す部分を制御許容機器情報として示している。受付部120は、ユーザから機器についての制御を許容する指示又は許容しない指示を受け付ける代わりに、ユーザから、制御を許容する機器のみを示す制御許容機器情報の入力を受け付けて記憶部130に格納してもよい。また、記憶部130は、機器に対しての制御を許容する指示が受付部120により受け付けられた機器を示す制御許容機器情報を記憶すれば、必ずしも機器登録情報の全てを記憶していなくても機器に対するDR制御が可能となる。なお、制御装置100aが一時的に電源断となった場合に消失しないようにDR情報及び機器登録情報を不揮発性メモリ等の不揮発な記憶媒体に記憶することは有用である。また、受信部110により受信されたDR情報が記憶部130に記憶されることで、DR期間において制御装置100aとサーバ装置200aとが通信できない状態となっても施設11aの機器のDR制御が実現され得る。DR情報は例えばファイルとして記憶部130に記憶される。DR情報をファイルとして記憶した場合において、制御装置100aではDR情報が不要となった場合にそのファイルを削除し得る。DR情報が不要となった場合は、例えばDR情報が示すDR期間が終了した場合、DR指令の撤回に係る情報を受信した場合、DR情報にファイルの有効期限が示されているときにおいて有効期限が到来した場合等である。
制御処理部140は、DR情報が示すDR期間において機器のDR制御を実行するための処理を行う機能を有し、この機能を実現するための機能分担の一例として図3に示すように、特定部141、判定部142及び制御部143を含む。
特定部141は、受信部110により受信されたDR情報及び受付部120により受け付けられたユーザの指示に基づき、DR制御での制御対象の機器及びその機器の制御内容を特定する機能を有する。特定部141は、制御プログラムを実行するプロセッサ101等により実現される。特定部141は、制御許容機器情報が示す機器(例えば機器登録情報において許否情報がDR制御を許容する旨を示す機器)を、制御対象として特定する。
図7に、特定部141が機器の制御内容等を特定するために用い得る制御内容特定用情報の一例を示す。制御内容特定用情報は、図7の例でエアコンを制御対象とする場合には、DR期間の開始時であるDR開始時に、冷房動作時は一定条件下で所定値(28℃)に設定し、暖房動作時は一定条件下で所定値(20℃)に設定することを示している。図7の例では、冷房及び暖房以外の送風、除湿等の動作時は特に制御せず、また、DR期間の終了時であるDR終了時には特に制御しないことを示している。なお、一定条件が成立するか否かについては判定部142により機器から情報を収集することで判定し得る。また、図7の例で蓄電装置を制御対象とする場合には、DR開始時に、専ら放電を行う強制放電モードに移行するよう蓄電装置を制御し、DR期間の終了時であるDR終了時に、強制放電モードから自動モードに移行するよう蓄電装置を制御することを示している。強制放電モードは、例えば蓄電量が一定量より多く残っている限り、施設11aにおける電力使用機器(例えばテレビ、照明装置といった家電機器等)の電力使用に供すべく放電するよう制御される状態である。一定量は、例えばユーザが設定する量であっても予め定められている量であってもよく、量の値はゼロであってもよい。自動モードは、例えば、所定アルゴリズムに基づいて、電力料金の時間帯毎の変動と関連して蓄電装置において蓄電する状態と放電する状態とが切り替えられる経済優先モード、停電に備えるために蓄電を優先する蓄電優先モード等を含む。このDR開始時において制御内容特定用情報を参照して特定部141は、例えば、識別コードがB001の蓄電装置(図6参照)である機器31aをDR制御の制御対象として特定する。そして、特定部141は、DR開始時において機器31aを強制放電モードに移行させることをDR制御の制御内容として特定する。また、特定部141は、DR終了時において機器31aを自動モードに移行させることを制御内容として特定する。
判定部142は、制御プログラムを実行するプロセッサ101、通信I/F103等により実現される。判定部142は、特定部141によりDR制御の制御対象と特定された機器について、DR制御を行うための条件がある場合にその条件が満たされるかを確認(判定)する機能を有する。条件が満たされないと判定された場合においてはその機器は、制御対象から外され、特定部141において制御対象と特定されなかったものと扱われるようになる。このため、DR制御を行うための条件がある機器については、条件が満たされたと判定部142に判定された場合に限って最終的に制御対象と特定され得ることになる。判定部142は、例えば、エアコンがDR制御の制御対象とされた場合において、DR開始時にエアコンの設定温度と所定基準値とを比較した結果が所定条件を満たすか否かを判定する。一例としては、冷房動作時は、所定基準値は28℃であり、所定条件はエアコンの設定温度が所定基準値より低いことであり、暖房動作時は、所定基準値は20℃であり、所定条件はエアコンの設定温度が所定基準値より高いことである(図7参照)。判定部142は、エアコンの動作状態を示す情報及び設定温度を示す設定温度情報を、DR開始時にエアコンと通信することにより取得することで、所定条件が満たされるか否かの判定を行う。判定部142がエアコンについて所定条件が満たされると判定した場合に、特定部141は、冷房動作時はエアコンの設定温度を所定値(28℃)にし、暖房動作時はエアコンの設定温度を所定値(20℃)にすることを制御内容として特定する(図7参照)。なお、所定基準値と所定値とは同じ値であっても、互いに異なる値であってもよい。例えば冷房動作時において所定基準値が28℃であり、所定条件が、設定温度が所定基準値より低いという条件である場合には、例えば所定値は28℃、或いは、28℃より高い値であればよい。
制御部143は、特定部141により特定された機器に、特定部141により特定された制御内容に対応して予め定められた制御信号を送信することにより、DR期間においてその機器を制御する機能を有する。制御部143は、制御プログラムを実行するプロセッサ101、通信I/F103等により実現される。
例えば、制御部143は、特定部141により制御対象として特定された、識別コードがB001の蓄電装置(図6参照)である機器31aに対して、DR開始時に、強制放電モードに移行させる制御信号を送信することで、DR期間において機器31aを制御する。なお、機器31aは、強制放電モードに移行させるための制御信号を受信すると強制放電モードに移行し、施設11aにおける電力使用機器に対して電力を供給するようになる。機器31aは、強制放電モードにおいて、蓄電量が一定量(例えばゼロ)に低下した場合に強制放電モード以外のモード(例えば自動モード)に自動的に切り替わる機能を有していてもよい。制御部143は、DR開始時に強制放電モードに移行させるように蓄電装置である機器31aを制御した場合において、更に、DR終了時に、機器31aに、強制放電モードから自動モードに移行させるための制御信号を送信する。この場合において機器31aから所定期間(例えば1分)内に所定応答を受信しないときには、制御部143は、その自動モードに移行させるための制御信号を少なくとも1度再送することとしてもよい。所定応答は、例えば肯定応答(ACK)等、蓄電装置が自動モードに移行する制御信号に正常に対応したことを示すものとして予め定められている応答信号である。また、制御部143は、DR開始時の後においてDR期間中に、記憶部130が記憶する機器登録情報における許否情報が機器について制御を禁止する旨を示すように更新された場合でもそのDR期間における機器に対する制御を変化させないこととしてもよい。
なお、制御装置100b〜100eの機能構成も上述した制御装置100aと同様である。
(動作)
以下、上述の構成を備える電力管理システム10の動作例について説明する。ここでは、図1に示した施設11aの制御装置100aに特に注目して説明する。
図8は、サーバ装置200aが実行するDR情報配信処理を示すフローチャートである。以下、同図に即してサーバ装置200aの動作を説明する。
上位サーバ装置20が、電力事業者或いはDRアグリゲータが節電の要請を行いたい施設を特定するための識別情報を付して、DR指令に対応した将来のDR期間を示すDR情報をサーバ装置200aに配信する(図4、図5参照)。
サーバ装置200aは、施設特定用の識別情報が付されたDR情報を受信する(ステップS11)。
続いてサーバ装置200aは、識別情報に応じて送信先を特定してDR情報を送信する(ステップS12)。これにより、例えば施設11aの制御装置100a等に、DR期間より前にDR情報が送信されることになる。
図9は、制御装置100aの実行する制御処理を示すフローチャートである。以下、同図に即して制御装置100aの動作(つまり制御装置100aに用いられる制御方法)を説明する。施設11aの制御装置100aが、記憶部130に、施設11aに設置された各種機器の情報である機器登録情報(図6参照)を記憶している状態を前提として説明する。
制御装置100aは、機器のDR制御の許否に係るユーザによる指示(入力)がなされた場合には(ステップS21)、その指示に応じて機器登録情報における許否情報を更新する(ステップS22)。各機器(機器30a、30b、31a、31b等)についてのDR制御を許容するか禁止するかを制御装置100aにユーザは随時入力し得る。許否情報は、ユーザが特段の入力を行っていない状態では初期値(例えば、各機器のDR制御が禁止される旨を示す値)のままであり、ユーザの入力に応じて、受付部120により、DR制御が許容される旨を示す値か禁止される旨を示す値かに更新され得る。
受信部110は、サーバ装置200aからDR情報を受信した場合には(ステップS23)、記憶部130にDR情報を記憶させる(ステップS24)。
制御処理部140における特定部141は、記憶部130に記憶されたDR情報が示すDR期間及び機器登録情報における許否情報を参照し、DR制御の条件が成立したかを判別する(ステップS25)。例えば、特定部141は、DR開始時においてDR制御が許容される機器(許否情報が許容の旨を示す機器、つまり制御許容機器情報が示す機器)が存在するか否かを判別する。DR制御の条件が成立した場合には、特定部141は、DR制御が許容される機器を制御対象として特定し、制御内容特定用情報(図7参照)等に基づいて制御内容を特定する(ステップS26)。特定部141は、DR制御の条件が成立して制御対象となる機器(制御許容機器情報が示す機器)が2台以上存在する場合には、その機器毎に制御内容を特定する。この制御対象の特定及び制御内容の特定において、一定の条件がある場合(例えば制御内容特定用情報の制御内容候補に条件が付されている場合)には、判定部142が各機器と通信して、条件が具備されているかを確認する。
続いて制御部143が、ステップS26で特定された制御対象の機器に、制御内容に対応する制御信号を送信することでその機器を制御する(ステップS27)。この制御信号によるDR制御によって、機器は、電力使用量が抑制される状態になる。なお、DR開始時に制御対象として特定された機器に対する制御内容によっては、制御部143は、DR開始時に制御信号を送信する場合の他にDR終了時に制御信号を送信する場合もある。
(蓄電装置の制御)
以下、上述した制御装置100aによる機器の制御の具体例として、DR開始時に制御許容機器情報が示す蓄電装置「B001」(図6参照)である機器31aの制御(蓄電装置制御処理)について図10を用いて説明する。
図10は、制御装置100aによる蓄電装置制御処理を示すフローチャートである。
制御装置100aの制御部143は、DR開始時が到来した場合には(ステップS31)、DR開始時に特定部141により制御対象として特定された機器31a(蓄電装置)に強制放電モードへの移行に係る制御信号を送信することで、機器31aを強制放電モードに移行させるよう制御する(ステップS32)。
また、制御装置100aの制御部143は、DR終了時が到来した場合には(ステップS33)、強制放電モードへの移行を制御した蓄電装置に自動モードへの移行に係る制御信号を送信することで、自動モードに移行させるよう制御する(ステップS34)。
この蓄電装置制御処理によれば、DR開始時においてDR制御が許容されている場合に制御対象として特定される機器31aは、強制放電モードに移行させられる。機器31aについてDR開始時にDR制御が禁止されていて、DR期間の途中においてユーザの指示によってDR制御が許容された場合(許否情報が更新された場合)には、機器31aはそのDR期間におけるDR制御の対象とならない。また、機器31aについてDR開始時にDR制御が許容されていて、DR期間の途中にユーザの指示でDR制御が禁止された場合(許否情報が更新された場合)には、機器31aはDR開始時に強制放電モードに移行した後にDR期間の途中では特に制御を受けない。
次に、上述した蓄電装置制御処理の変形例について説明する。
図11は、制御装置100aによる蓄電装置制御処理の変形例を示すフローチャートである。この変形例は、DR期間の途中においてユーザの指示によってDR制御が許容された蓄電装置に対してDR制御を実行するように変形した例である。この変形例においては、DR開始時の後のDR期間(DR期間の途中)においても、特定部141は、許否情報が機器についてDR制御を許容する旨を示すように更新された場合にはその許容された機器を制御対象として特定する。そして、制御部143は、特定された機器を制御する。
制御装置100aの制御部143は、DR開始時が到来した場合には(ステップS41)、DR開始時に特定部141により制御対象として特定された機器31a(蓄電装置)に強制放電モードへの移行に係る制御信号を送信する(ステップS42)。これにより制御部143は、機器31aを強制放電モードに移行させるよう制御する。
DR開始時の後において、ユーザの指示に応じて機器登録情報の許否情報が更新されて、ある機器(蓄電装置)のDR制御が許容された場合には(ステップS43)、特定部141は、その機器を制御対象として特定する。ここでは、DR開始時の後において、ユーザの指示に応じて機器登録情報(図6参照)の機器31b(蓄電装置「B002」)の許否情報が更新されて、DR制御が許容されたと想定して説明を続ける。制御部143は、その特定された蓄電装置(機器31b)に、強制放電モードへの移行に係る制御信号を送信することで、その蓄電装置を強制放電モードに移行させるよう制御する(ステップS44)。このように、制御部143は、DR期間の途中に機器についてユーザの指示に応じて、DR制御が禁止されるよう許否情報が更新された場合には、特に何もせず、DR制御が許容されるように許否情報が更新された場合には、その機器についてDR制御を行う。
また、制御部143は、DR終了時が到来した場合には(ステップS45)、強制放電モードへの移行を制御した蓄電装置(機器31a、31b)に自動モードへの移行に係る制御信号を送信する(ステップS46)。また、制御部143は、機器31a、31bのそれぞれから一定期間内に肯定応答を受信しなかった場合には(ステップS47)、肯定応答を受信しなかった蓄電装置に再び自動モードへの移行に係る制御信号を送信する(ステップS48)。自動モードへの移行に失敗した状態を放置せず、ステップS48で自動モードへの移行を再度試みることにより、蓄電装置において自動モードへの移行が遂行される可能性が高まる。なお、制御装置100aは、自動モードへの移行に失敗した場合等といった、機器の制御に失敗した場合において、ディスプレイその他の出力装置により、エラーを示す情報を報知(表示等)することとしてもよい。
(他の実施の形態等)
以上、実施の形態1により電力管理システム10について説明したが、上述した実施の形態は一例にすぎず、各種の変更、付加、省略等が可能であることは言うまでもない。
上述の実施の形態では、施設(制御装置によるDR制御の対象となる各種機器を設置した施設11a等)の一例として集合住宅の住戸を挙げたが、施設はこれに限られず、個別の建造物である住宅、事務所、工場、競技場、ビル、駅等であってもよい。また、集合住宅を一施設と扱うこととし1台の制御装置により集合住宅内の各種機器が制御されることとしてもよい。また、施設の制御装置(制御装置100a等)は、施設の機器が制御できればよく、施設に設置される装置(据え置き型の装置)の他に、施設の管理者、住人等に保有され可搬性を有する装置(例えば携帯端末等)であってもよい。また、電力管理システム10(図1参照)を小規模化し、サーバ装置群のうち上位サーバ装置20を削除し、サーバ装置200aが電力事業者、DRアグリゲータ等によるDR指令に係るDR情報を取得して上位サーバ装置20の代わりに送信する構成としてもよい。
また、DR情報(図5参照)においてDR制御に係る制御内容を示す情報が含まれていてもよい。但し、DR情報に制御内容を示す情報が含まれている場合であっても、制御装置100a等は、ユーザによる指示(許否情報等)に応じてその制御内容での制御を行うか行わないかを決定する。即ち、DR情報に制御内容を示す情報が含まれていてもユーザの指示次第では、制御装置100a等はその制御内容による制御を実行しない。
また、上述の実施の形態では蓄電装置制御処理の変形例として、DR開始時の後のDR期間中(つまりDR期間の途中)に、機器へのDR制御を許容する指示をユーザが行った場合に対応してDR制御を行う例を示した。これと同様に、DR制御を禁止するのではなくDR制御を許容する旨のユーザ指示に対しては、制御装置100aは、蓄電装置のみならず、例えばエアコン等といった他の機器のDR制御を、DR期間の途中においても行うこととしてもよい。
また、上述した制御部143は更に、特定部141がDR開始時に機器31a(蓄電装置)を強制放電モードに移行させるという制御内容を特定した場合に、DR期間に先行する一定期間内にその蓄電装置に放電を行わせないように制御することとしてもよい。このDR期間に先行する一定期間は、例えばDR期間の直前の12時間等であり、制御部143は、例えば直前の12時間は蓄電装置が蓄電優先モードと同様になるように制御し、DR開始時に蓄電装置を強制放電モードに移行させることとしてもよい。これは、DR期間において効果的に蓄電装置から放電が行えるようにするための一方法である。
また、制御処理部140において、DR開始時に、制御対象及び制御内容の特定、エアコンの設定温度等の条件の判定、機器の制御等を行う代わりに、DR期間の開始の際に、その制御対象及び制御内容の特定、条件の判定、機器の制御等を行うこととしてもよい。ここで、DR期間の開始の際は、DR開始時の5分前、5分後等といったDR開始時の前後の比較的短い一定期間内を意味し、例えばDR開始時の前後にDR期間の20%以下の長さの期間内である。また、DR終了時に機器を制御(例えば蓄電装置の自動モードへの移行等)する代わりにDR期間の終了の際(つまりDR終了時の前後の比較的短い一定期間内)に機器を制御することとしてもよい。これにより、制御装置100a等は、例えばDR期間の開始の際を始期としてDR終了時或いはDR期間の終了の際を終期とする制御期間において、機器についてのDR制御を実行し得るようになる。
また、上述した制御処理部140における特定部141及び判定部142の機能分担は任意であり、一方の機能の一部又は全部を他方が包含し得る。
また、上述した判定部142が、DR期間の開始の際に限りエアコンの設定温度等の条件の判定を行うこととしてもよい。即ち、DR期間の開始の際に限ってDR制御(設定温度の変更)を行うこととして、それ以外のDR期間中においては、特段のDR制御を行わないこととしてもよい。これにより、DR期間中において、設定温度が強制的に変更されるようなDR制御がなされず、ユーザがエアコンの設定温度を自由に変更可能となる。
また、制御部143は、DR期間において機器を制御するために、DR開始時に先行して制御信号を機器に送信することでDR期間における機器の動作を予約してもよい。
また、上述のサーバ装置200a及び制御装置100aの動作手順(図8〜図11参照)の実行順序は、必ずしも、上述した通りの順序に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えたりその一部を省略したりすることができる。また、上述の動作手順の全部又は一部は、制御装置100a、サーバ装置200a等のハードウェアにより実現されても、ソフトウェアを用いて実現されてもよい。なお、ソフトウェアによる処理は、制御装置100a及びサーバ装置200aに含まれるプロセッサがメモリに記憶された制御プログラムを実行することにより実現されるものである。また、その制御プログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させてもよい。例えば、頒布された制御プログラムを装置にインストールして、装置のプロセッサに実行させることで、その装置に、例えば上述した制御装置100aの動作(制御処理)の全部又は一部を行わせることが可能となる。
また、上述した実施の形態で示した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明の包括的又は具体的な各種態様には、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体等の1つ又は複数の組み合わせが含まれる。
以下、本発明の一態様に係る電力管理システム、及び、この電力管理システムに関連する制御装置及び制御プログラムの構成、変形態様、効果等について示す。
(1)本発明の一態様に係る電力管理システムは、サーバ装置200aと複数の施設11a〜11cそれぞれの制御装置100a〜100cとを備える電力管理システム10であって、サーバ装置200aは、複数の施設11a〜11cそれぞれの制御装置100a〜100cに、使用電力の削減を要請するDR期間(電力事業者、DRアグリゲータ等が節電要請であるDR指令を発令するときの節電要請の対象となる期間)を示すDR情報を送信する送信部220を備え、施設11a〜11cの各制御装置100a〜100cのうち例えば制御装置100aは、DR情報を受信する受信部110と、施設11aにおける機器の制御についてのユーザによる指示を受け付ける受付部120と、受信部110により受信されたDR情報及び指示(例えば機器に対してのDR制御を許容するユーザによる指示、DR制御の許否に係るユーザによる指示等)に基づき制御対象の機器及びその機器の制御内容を特定する特定部141と、特定部141により特定された機器に、特定部141により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、DR期間において機器を制御する制御部143とを備える。
これにより、ユーザ(需要家)による指示が制御に反映され、電力需給の逼迫時に電力使用の抑制をする上でユーザそれぞれの状況に応じた機器の制御がなされるようになる。
(2)例えば、制御装置100aは、機器に対しての制御を許容する指示が受付部120により受け付けられたところの、その機器を示す制御許容機器情報を記憶する記憶部130を備え、特定部141は、記憶部130に記憶されている制御許容機器情報が示す機器を、制御対象として特定することとしてもよい。制御許容機器情報は、例えば機器登録情報における許否情報が許容の旨を示す機器についての情報であり(図6参照)、また、ユーザにより入力された、DR制御が許容された機器だけを列挙したリスト等であってもよい。
これにより、ユーザが制御を許容する指示をしたところの機器だけが制御されるようになる。例えば、住宅において要介護者が居る部屋のエアコンはDR指令に応じた制御を行わず、その他の部屋のエアコンはDR指令に応じた制御を行う等といった、ユーザ(需要家)の状況に応じた制御が実現可能となる。
(3)例えば、特定部141は、制御対象の機器として蓄電装置(機器31a等)を特定する場合に、制御内容として、DR期間の開始の際にその蓄電装置(機器31a等)を、放電を行う強制放電モードに移行させることを特定し、制御部143は、特定部141により特定された蓄電装置(機器31a等)にDR期間の開始の際(概ねDR開始時)に強制放電モードに移行させるための制御信号を送信することによりDR期間においてその蓄電装置(機器31a等)を制御することとしてもよい。例えば施設11aにおける機器31a(蓄電装置)がDR期間の開始の際に強制放電モードに移行するとDR期間において放電を行ってその電力を、施設11aにおける電力使用機器の電力使用に供することになるため、電力使用の削減が実現される。
これにより、制御装置100aの特定部141が、電力使用の削減のための制御内容を特定するため、DR指令に係るDR情報の送信元において機器の制御内容を定めなくてもよく、例えばサーバ装置200a等がDR指令の伝達のために送信するデータの量を抑えることができる。
(4)例えば、制御部143は、DR期間において蓄電装置(機器31a等)を強制放電モードに移行させるように制御した場合において、更に、そのDR期間の終了に際してその蓄電装置(機器31a等)に、強制放電モードから他のモード(例えば自動モード)に移行させるための制御信号を送信することとしてもよい。
これにより、DR期間の終了後において蓄電装置が放電を継続しないようにし得る。
(5)例えば、制御部143は、強制放電モードから他のモードに移行させるための制御信号を蓄電装置(機器31a等)に送信した場合においてその蓄電装置(機器31a等)から所定期間内に所定応答を受信しないときには、その制御信号を少なくとも1度再送することとしてもよい。
これにより、DR期間の終了の際に蓄電装置を強制放電モードから他のモードへ変更することに失敗したときに、強制放電モードのまま放置するのではなく再びそのモードの変更を試みるため、モードを変更できる可能性が高まる。
(6)例えば、制御部143は更に、特定部141が制御内容としてDR期間の開始の際に蓄電装置(機器31a等)を強制放電モードに移行させることを特定した場合において、DR期間に先行する一定期間内にその蓄電装置に放電を行わせないようにその蓄電装置を制御することとしてもよい。
これにより、DR期間の前に放電が抑止されることでDR開始時に蓄電装置の蓄電量がゼロとなっている可能性が抑えられ、DR期間において適切に蓄電装置から放電できるようになる。
(7)例えば、施設11aの制御装置100aは、施設11aの1以上の機器それぞれについて制御を許容するか否かを示す許否情報(DR制御の許否情報、図6参照)を記憶する記憶部130を備え、受付部120は、機器に対しての制御を許容する指示又は許容しない指示を受け付けた場合に、その指示に応じて許否情報を更新し、特定部141は、受信部110により受信されたDR情報が示すDR期間の開始に際して、許否情報を参照することでその許否情報に応じてDR期間における制御対象となる機器を特定することとしてもよい。
これにより、DR期間の開始に際して許否情報が、ユーザが制御を許容した旨を示すのであれば、機器が制御されるようになり、ユーザの状況を反映した制御が実現される。
(8)例えば、特定部141は、DR期間中に許否情報(DR制御の許否情報、図6参照)が機器について制御を許容する旨を示すように更新された場合には、その機器を更に制御対象として特定し、制御部143は、DR期間中に許否情報が機器について制御を禁止する旨を示すように更新された場合でもそのDR期間におけるその機器に対する制御を変化させないこととしてもよい。
これにより、DR指令に対応して各施設において電力使用の削減が実現される可能性を高める方向へのユーザの状況の変化(DR制御の許容への変化)に対応し得るようになる。
(9)例えば、サーバ装置200aは更に、外部装置(例えば上位サーバ装置20)から、使用電力の削減の要請の対象となる施設の特定に用いるための識別情報(例えばマンション等の建造物毎に予め定められたコード、或いは制御装置毎に定められたコード等)が付されたDR情報を受信する受信部210を備え、送信部220は、その識別情報に基づいてDR情報の送信先の制御装置を特定し、特定した制御装置にDR情報を送信することとしてもよい。
これにより、DR指令に係るDR情報の送信元においては識別情報により、DR指令の対象となる施設の範囲を限定することが可能となる。
(10)本発明の一態様に係る制御装置は、施設11aにおける機器を制御する制御装置100aであって、外部のサーバ装置200aから、使用電力の削減を要請するDR期間を示すDR情報を受信する受信部110と、施設11aにおける機器30a、30b、31a、31b等の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付部120と、受信部110により受信されたDR情報及び指示(例えば機器に対してのDR制御を許容するユーザによる指示、DR制御の許否に係るユーザによる指示等)に基づき制御対象の機器及びその機器の制御内容を特定する特定部141と、特定部141により特定された機器に、特定部141により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、DR期間においてその機器を制御する制御部143とを備える。
これにより、ユーザによる指示が制御に反映され、電力需給の逼迫時に電力使用の抑制をする上でユーザそれぞれの状況に応じた機器の制御がなされるようになる。
(11)本発明の一態様に係る制御方法は、施設11aにおける機器を制御する制御装置100aにおいて用いられる制御方法であって、使用電力の削減を要請するDR期間を示すDR情報を受信する受信ステップ(例えばステップS23)と、施設11aにおける機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付ステップ(例えばステップS21)と、受信ステップで受信されたDR情報及び受付ステップで受け付けられた指示に基づき制御対象の機器及びその機器の制御内容を特定する特定ステップ(例えばステップS26)と、特定ステップで特定された機器に、特定ステップで特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、DR期間においてその機器を制御する制御ステップ(例えばステップS27)とを含む。
この制御方法により、制御装置100aで、ユーザの状況に応じた機器の制御がなされるようになる。
(12)本発明の一態様に係る制御プログラムは、プロセッサ101を有し、施設11aにおける機器を制御する制御装置100aに、所定制御処理を実行させるための制御プログラムであって、所定制御処理(例えば図9に示す制御処理)は、使用電力の削減を要請するDR期間を示すDR情報を受信する受信ステップ(例えばステップS23)と、施設11aにおける機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付ステップ(例えばステップS21)と、受信ステップで受信されたDR情報及び受付ステップで受け付けられた指示に基づき制御対象の機器及びその機器の制御内容を特定する特定ステップ(例えばステップS26)と、特定ステップで特定された機器に、特定ステップで特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、DR期間においてその機器を制御する制御ステップ(例えばステップS27)とを含む。
この制御プログラムをコンピュータにインストールすれば、コンピュータが制御装置100aとして機能し、制御装置100aにより、ユーザの状況に応じた機器の制御がなされる。
10 電力管理システム
11a〜11e 施設
100a〜100e 制御装置
101 プロセッサ
110 受信部
120 受付部
130 記憶部
141 特定部
143 制御部
200a、200b サーバ装置
210 受信部
220 送信部
30a、30b 機器(エアコン)
31a、31b 機器(蓄電装置)

Claims (12)

  1. サーバ装置と複数の施設それぞれの制御装置とを備える電力管理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記複数の施設それぞれの前記制御装置に、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を送信する送信部を備え、
    前記施設の前記制御装置は、
    前記DR情報を受信する受信部と、
    当該施設における機器の制御についてのユーザによる指示を受け付ける受付部と、
    前記受信部により受信された前記DR情報及び前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された機器に、前記特定部により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御部とを備える
    電力管理システム。
  2. 前記制御装置は、機器に対しての制御を許容する指示が前記受付部により受け付けられたところの当該機器を示す制御許容機器情報を記憶する記憶部を備え、
    前記特定部は、前記記憶部に記憶されている制御許容機器情報が示す機器を、前記制御対象として特定する
    請求項1記載の電力管理システム。
  3. 前記特定部は、前記制御対象の機器として蓄電装置を特定する場合に、前記制御内容として、前記DR期間の開始の際に当該蓄電装置を、放電を行う強制放電モードに移行させることを特定し、
    前記制御部は、前記特定部により特定された前記蓄電装置に前記DR期間の開始の際に前記強制放電モードに移行させるための制御信号を送信することにより前記DR期間において当該蓄電装置を制御する
    請求項1又は2記載の電力管理システム。
  4. 前記制御部は、前記DR期間において前記蓄電装置を前記強制放電モードに移行させるように制御した場合において、更に、当該DR期間の終了に際して当該蓄電装置に、前記強制放電モードから他のモードに移行させるための制御信号を送信する
    請求項3記載の電力管理システム。
  5. 前記制御部は、前記強制放電モードから他のモードに移行させるための制御信号を前記蓄電装置に送信した場合において当該蓄電装置から所定期間内に所定応答を受信しないときには、当該制御信号を少なくとも1度再送する
    請求項4記載の電力管理システム。
  6. 前記制御部は更に、前記特定部が前記制御内容として前記DR期間の開始の際に前記蓄電装置を前記強制放電モードに移行させることを特定した場合において、前記DR期間に先行する一定期間内に当該蓄電装置に放電を行わせないように当該蓄電装置を制御する
    請求項3〜5のいずれか一項に記載の電力管理システム。
  7. 前記施設の前記制御装置は、当該施設の1以上の機器それぞれについて制御を許容するか否かを示す許否情報を記憶する記憶部を備え、
    前記受付部は、機器に対しての制御を許容する指示又は許容しない指示を受け付けた場合に、当該指示に応じて前記許否情報を更新し、
    前記特定部は、前記受信部により受信された前記DR情報が示す前記DR期間の開始に際して、前記許否情報を参照することで当該許否情報に応じて当該DR期間における前記制御対象となる機器を特定する
    請求項1記載の電力管理システム。
  8. 前記特定部は、前記DR期間中に前記許否情報が機器について制御を許容する旨を示すように更新された場合には、当該機器を更に前記制御対象として特定し、
    前記制御部は、前記DR期間中に前記許否情報が機器について制御を禁止する旨を示すように更新された場合でも当該DR期間における当該機器に対する制御を変化させない
    請求項7記載の電力管理システム。
  9. 前記サーバ装置は更に、外部装置から、使用電力の削減の要請の対象となる施設の特定に用いるための識別情報が付された前記DR情報を受信する受信部を備え、
    前記送信部は、前記識別情報に基づいて前記DR情報の送信先の制御装置を特定し、特定した当該制御装置に前記DR情報を送信する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の電力管理システム。
  10. 施設における機器を制御する制御装置であって、
    外部のサーバ装置から、使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を受信する受信部と、
    前記施設における機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付部と、
    前記受信部により受信された前記DR情報及び前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された機器に、前記特定部により特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御部とを備える
    制御装置。
  11. 施設における機器を制御する制御装置において用いられる制御方法であって、
    使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を受信する受信ステップと、
    前記施設における機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記DR情報及び前記受付ステップで受け付けられた前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された機器に、前記特定ステップで特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御ステップとを含む
    制御方法。
  12. プロセッサを有し、施設における機器を制御する制御装置に、所定制御処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記所定制御処理は、
    使用電力の削減を要請するDR(デマンドレスポンス)期間を示すDR情報を受信する受信ステップと、
    前記施設における機器の、使用電力の削減に係る制御を許容することについてのユーザによる指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記DR情報及び前記受付ステップで受け付けられた前記指示に基づき制御対象の機器及び当該機器の制御内容を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された機器に、前記特定ステップで特定された制御内容に係る制御信号を送信することにより、前記DR期間において当該機器を制御する制御ステップとを含む
    制御プログラム。
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