JP7118307B1 - 通信システム、通信制御装置、通信制御方法およびプログラム - Google Patents

通信システム、通信制御装置、通信制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

通信システムは、クラウドサーバ(2)と、クラウドサーバ(2)および機器(3)と広域ネットワーク、局所ネットワークを介して接続され、機器(3)で生成される機器電文を、クラウドサーバ(2)へ送信する通信制御装置(1)と、を備える。通信制御装置(1)は、機器(3)から機器電文を取得する電文取得部(111)と、機器電文が送信不要条件を満たすか否かを判定する判定部(112)と、機器電文のクラウドサーバ(2)への送信を制御する送信制御部(113)と、を有する。そして、送信制御部(113)は、機器電文が送信不要条件を満たすと判定された場合、機器電文のクラウドサーバ(2)への送信を回避するために機器電文を破棄する。

Description

本開示は、通信システム、通信制御装置、通信制御方法およびプログラムに関する。
ネットワークからの電文を受信する受信部と、受信部から受け取った電文を検査して予め決められた条件に合致する電文を発見した場合、その電文を破棄する選択部と、選択部から受け取った電文を変換する変換部と、計算処理部と、を備える電文処理装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。ここで、計算処理部は、変換部から受け取った電文を予め指定されたアプリケーションプログラムによって処理する。
国際公開第2013/157582号公報
ところで、特許文献1に記載されたような電文処理装置が、ネットワークを介して機器に接続されており、機器から送信される電文を処理するものである場合、予め決められた条件に合致するため破棄されるべき電文を機器から送信させないようにすることで、ネットワークの通信量を低減することが要請されている。
本開示は、上記事由に鑑みてなされたものであり、ネットワークの通信量を低減することができる通信システム、通信制御装置、通信制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る通信システムは、
サーバと、
前記サーバおよび機器とネットワークを介して接続され、前記機器で生成される機器電文を、前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する通信制御装置と、を備え、
前記通信制御装置は、
前記機器から前記機器電文を取得する電文取得部と、
前記機器電文が前記サーバへの送信が不要な不要機器電文が満たす、少なくともアプリケーション層で規定される機器電文の送信先の属性と送信元の属性との組合せに基づいて規定された送信不要条件を満たすか否かを判定する判定部と、
前記機器電文の前記サーバへの送信を制御する送信制御部と、を有し、
前記送信制御部は、前記機器電文が前記送信不要条件を満たすと判定された場合、前記機器電文の前記サーバへの送信を回避するために前記機器電文を破棄する。
本開示によれば、判定部が、機器電文がサーバへの送信が不要な不要機器電文であるか否かを判定し、送信制御部が、機器電文が前述の送信不要条件を満たすと判定された場合、機器電文のサーバへの送信を回避するために機器電文を破棄する。これにより、不要機器電文がネットワークへ流出することが抑制されるので、その分、ネットワークの通信量を低減することができる。
本開示の実施の形態に係る通信システムの概略構成図 実施の形態に係る通信システムのハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態に係る通信システムの機能構成を示すブロック図 実施の形態に係る通信制御装置の条件記憶部が記憶する情報の一例を示す図 実施の形態に係るクラウドサーバの条件記憶部が記憶する情報の一例を示す図 実施の形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図 実施の形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図 実施の形態に係る通信制御装置が実行する通信制御処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態に係るクラウドサーバが実行する機器制御処理の流れの一例を示すフローチャート
上記目的を達成するため、本開示に係る通信システムは、
サーバと、
前記サーバおよび機器とネットワークを介して接続され、前記機器で生成される機器電文を、前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する通信制御装置と、を備え、
前記通信制御装置は、
前記機器から前記機器電文を取得する電文取得部と、
前記機器電文が前記サーバへの送信が不要な不要機器電文が満たす、前記不要機器電文に含まれるIPアドレス情報と、送信元クラス情報、内容情報および送信先クラス情報のうちの少なくとも1つと、の組合せに基づいて規定された送信不要条件を満たすか否かを判定する判定部と、
前記機器電文の前記サーバへの送信を制御する送信制御部と、を有し、
前記送信制御部は、前記機器電文が前記送信不要条件を満たすと判定された場合、前記機器電文の前記サーバへの送信を回避するために前記機器電文を破棄する。
本実施の形態に係る通信システムは、例えば図1に示すように、クラウドサーバ2と、住宅内に設置された機器3と、機器3で生成される機器電文をクラウドサーバ2へ送信する通信制御装置1と、を備える。ここで、機器3と通信制御装置1とは、無線LAN(Local Area Network)のような局所ネットワークNW2を介して通信可能となっている。また、クラウドサーバ2は、インターネットのような広域ネットワークNW1およびブロードバンドルータ(以下、「BBR」と称する。)8を介して通信可能となっている。更に、広域ネットワークNW1には、利用者が所持する端末装置7が接続されている。機器3は、例えば無線モジュールを備える空気調和機であり、局所ネットワークNW2を介してBBR8および通信制御装置1と通信する。
機器3は、例えば無線モジュールを備える空気調和機であり、例えばECHONETLite(登録商標)のような通信ミドルウェアを用いて、局所ネットワークNW2を介して通信制御装置1と通信する。また、機器3は、例えば自機の状態が変化する毎に変化後の機器3の状態を示す状態パラメータ情報を含む機器状態情報を生成して通信制御装置1へ送信する。更に、機器3は、初めて局所ネットワークNW2に接続されると、局所ネットワークNW2に接続されたことを通知するネットワーク参加通知情報を生成して通信制御装置1へ送信する。ここで、ネットワーク参加通知情報は、機器3および機器3が接続された局所ネットワークNW2に接続された通信制御装置1それぞれのMACアドレス情報と、機器3のIPアドレス情報と、を含む。また、機器3は、通信制御装置1から送信される制御情報に基づいて自機の動作設定を更新する。更に、機器3は、動作設定を更新すると、自機において動作設定の更新が完了したことを通知する更新完了通知情報を通信制御装置1へ送信する。この更新完了通知情報には、動作設定更新後の機器3の状態を示す機器状態情報が含まれている。
端末装置7は、例えばパーソナルコンピュータであり、利用者が後述する条件情報を新たに登録するためのアプリケーションを起動させた状態で、条件情報を新たに登録するための操作を行うと、新たに登録しようとする条件情報をクラウドサーバ2へ送信する。また、端末装置7は、利用者の操作に応じて機器3の動作設定を変更することを指令する動作設定変更指令情報を生成してクラウドサーバ2へ送信する。なお、端末装置7は、パーソナルコンピュータ以外でも、例えばタブレット端末やスマートホン等の、ネットワークに接続可能でアプリケーションが起動できるような機器を用いてもよい。
通信制御装置1は、機器3で生成される機器電文を、ネットワークを介してサーバへ送信する。通信制御装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、通信部106と、各部を接続するバス109と、を備える。主記憶部102は、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリであり、CPU101の作業領域として使用される。補助記憶部103は、半導体メモリのような不揮発性メモリを有し、ROM(Read Only Memory)、ストレージとして機能し、通信制御装置1の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信部106は、例えば無線モジュールを有し、機器3、BBR8との間で無線通信を行う。
通信制御装置1では、CPU101が、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部102に読み込んで実行することにより、図3に示すように、電文取得部111、判定部112、送信制御部113、通知情報送信部114、制御情報取得部115、電文送信部116、条件取得部117および条件更新部118として機能する。また、図2に示す補助記憶部103は、図3に示すように、条件記憶部131を有する。条件記憶部131は、機器3から送信される機器電文が、クラウドサーバ2への送信が不要な不要機器電文が満たす送信不要条件を満たすか否かを判定するのに用いられる条件情報を記憶する第1条件記憶部である。条件記憶部131は、例えば図4に示すように、機器3から送信される機器電文に含まれるIPアドレス情報と送信元クラス情報と内容情報と送信先クラス情報との組合せからなる送信不要条件を示す条件情報を、各条件を識別する条件識別情報に対応づけて記憶する。ここで、送信元クラス情報は、機器電文の送信元である機器3が属するECHONETLite(登録商標)で規定されたクラスを示す。また、内容情報は、ECHONETLite(登録商標)で規定された機器電文の内容を示し、機器電文が送信先への要求に関する情報、送信先からの要求に対する送信先への応答に関する情報、或いは、送信先へ単に通知する情報のいずれかに設定される。送信先クラス情報は、機器電文の送信先である通信制御装置1が属するECHONETLite(登録商標)で規定されたクラスを示す。図4に示す例では、例えば条件識別情報IDC[3]で識別される送信不要条件は、宛先のIPアドレスが「192.168.11.2」であり、機器3の属するクラスが「0x013001」、即ち、空調関連機器クラスグループであり、機器電文の内容が「0x73」、即ち、機器3の状態を示すパラメータを通知する情報であり、通信制御装置1の属するクラスが「0x0EF001」または「0x05FF01」、即ち、プロファイルクラスグループまたは管理・操作関連機器クラスグループであることを示している。
図3に戻って、電文取得部111は、機器3から送信される機器電文を取得し、取得した機器電文を判定部112に通知する。この機器電文は、前述のネットワーク参加通知情報または機器状態情報である。判定部112は、電文取得部111から通知される機器電文が前述の送信不要条件を満たすか否かを判定する。具体的には、判定部112は、条件記憶部131が記憶する条件情報を参照して、電文取得部111から通知される機器電文が、条件情報が示す送信不要条件のいずれかを満たすか否かを判定する。そして、判定部112は、判定結果を示す判定結果情報を送信制御部113に通知する。
送信制御部113は、機器電文のクラウドサーバ2への送信を制御する。ここで、送信制御部113は、判定部112により機器電文が前述の送信不要条件のいずれも満たさないと判定された場合、機器電文を通知情報送信部114に通知する。一方、送信制御部113は、判定部112により機器電文が前述の送信不要条件のいずれかを満たすと判定された場合、機器電文のクラウドサーバへの送信を回避するために機器電文を破棄する。通知情報送信部114は、送信制御部113から通知される機器電文に通信制御装置1のMACアドレス情報を付加してからカプセル化してクラウドサーバ2を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより状態通知情報を生成する。ここで、ヘッダ情報は、例えばクラウドサーバ2のドメイン名情報を含む。そして、通知情報送信部114は、生成した状態通知情報をクラウドサーバ2へ送信する。
制御情報取得部115は、クラウドサーバ2から通信制御装置1を送信先とする制御通知情報を取得すると、取得した制御通知情報からヘッダ情報を解除してから非カプセル化することにより、機器3のMACアドレス情報と通信制御装置1のMACアドレス情報とを含む制御情報を抽出する。そして、制御情報取得部115は、抽出した制御情報を電文送信部116に通知する。電文送信部116は、制御情報取得部115から通知される制御情報に含まれる機器3のMACアドレス情報に基づいて、抽出した制御情報を機器3へ送信する。
条件取得部117は、クラウドサーバ2から送信される条件通知情報を取得すると、取得した条件通知情報からヘッダ情報を解除してから非カプセル化することにより条件情報を抽出し、抽出した条件情報を条件更新部118に通知する。条件更新部118は、条件取得部117から条件情報が通知されると、条件記憶部131が記憶する条件情報を、通知された条件情報を用いて更新する。
図2に戻って、クラウドサーバ2は、CPU201と、主記憶部202と、補助記憶部203と、通信部206と、各部を接続するバス209と、を備える。CPU201は、例えばマルチコアプロセッサである。主記憶部202は、揮発性メモリであり、CPU201の作業領域として使用される。補助記憶部203は、不揮発性メモリを有し、ROM、ストレージとして機能し、クラウドサーバ2の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信部206は、広域ネットワークNW1およびBBR8を介して通信制御装置1と通信する。
クラウドサーバ2では、CPU201が、補助記憶部203が記憶するプログラムを主記憶部202に読み込んで実行することにより、図3に示すように、通知情報取得部211、電文種別判定部212、テーブル更新部213、状態更新部214、制御情報生成部215、制御情報送信部216、監視部217、条件選出部218、条件通知部219および条件設定部220として機能する。また、図2に示す補助記憶部203は、図3に示すように、機器情報記憶部231と、状態記憶部232と、条件記憶部233と、通信量記憶部234と、を有する。機器情報記憶部231は、機器3のMACアドレス情報を、機器3が属する局所ネットワークNW2に接続された通信制御装置1のMACアドレス情報に対応づける機器テーブル情報を記憶する。また、機器情報記憶部231は、複数の機器3それぞれに付与されたIPアドレス情報を、機器3のMACアドレス情報に対応づけて記憶している。
状態記憶部232は、機器3の状態を示す機器状態情報を、機器3のMACアドレス情報およびIPアドレス情報に対応づけて記憶する。条件記憶部233は、例えば図5に示すように、複数種類の条件情報を、各条件情報に対応する通信量条件情報と処理負荷条件情報との組合せに対応づけて記憶する第2条件記憶部である。ここで、通信量条件情報は、クラウドサーバ2と通信制御装置1との間での通信量に対する条件を示す情報であり、処理負荷条件情報は、クラウドサーバ2での処理負荷に対する条件を示す情報である。図5に示す例では、クラウドサーバ2と通信制御装置1との間での通信量Trが、通信量閾値Tr1以上且つ通信量閾値Tr2未満である場合、条件識別情報IDC[0]、IDC[1]、IDC[2]、IDC[3]それぞれに対応する条件情報が適用されることを示している。図3に戻って、通信量記憶部234は、クラウドサーバ2と通信制御装置1との間での通信量を示す通信量情報を、対応する通信制御装置1のIPアドレス情報に対応づけて記憶する。
図3に戻って、通知情報取得部211は、通信制御装置1から送信される状態通知情報を取得すると、取得した状態通知情報を非カプセル化してヘッダ情報を解除することにより機器3のMACアドレス情報を含む機器電文を抽出する。そして、通知情報取得部211は、抽出した機器電文を電文種別判定部212に通知する。また、通知情報取得部211は、予め設定された単位時間当たりに取得した状態通知情報それぞれのサイズおよび状態通知情報の数を監視部217に通知する。
電文種別判定部212は、通知情報取得部211から通知される機器電文が前述のネットワーク参加通知情報であるか否かを判定する。ここで、電文種別判定部212は、機器電文がネットワーク参加通知情報であると判定すると、当該ネットワーク参加通知情報をテーブル更新部213に通知する。一方、電文種別判定部212は、機器電文が機器状態情報であると判定すると、当該機器状態情報を状態更新部214に通知する。テーブル更新部213は、電文種別判定部212からネットワーク参加通知情報が通知されると、当該ネットワーク参加通知情報に含まれる機器3のMACアドレス情報とIPアドレス情報とを抽出して機器情報記憶部231に記憶させる。状態更新部214は、電文種別判定部212から機器状態情報が通知されると、通知された機器状態情報を用いて、状態記憶部232が記憶する機器状態情報を更新する。
制御情報生成部215は、状態記憶部232が記憶する機器状態情報を参照し、機器状態情報が示す機器3の状態に基づいて、機器3の動作設定の変更が必要か否かを判定する。そして、制御情報生成部215は、機器3の動作設定の変更が必要であると判定すると、機器3の動作設定を変更するための制御情報を生成し、生成した制御情報を制御情報送信部216に通知する。制御情報送信部216は、制御情報生成部215から通知された制御情報をカプセル化して通信制御装置1を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより制御通知情報を生成する。ここで、ヘッダ情報は、通信制御装置1のIPアドレス情報およびMACアドレス情報を含む。ここで、制御情報送信部216は、機器情報記憶部231が記憶する制御情報の送信先の機器3のMACアドレス情報およびIPアドレス情報の組合せに対応づけられた通信制御装置1のMACアドレス情報およびIPアドレス情報を特定し、特定したMACアドレス情報およびIPアドレス情報をヘッダ情報に含ませる。また、制御情報送信部216は、前述の単位時間当たりに通信制御装置1宛てに送信する制御通知情報それぞれのサイズおよび状態通知情報の数を監視部217に通知する。
監視部217は、通知情報取得部211から通知される前述の単位時間当たりに取得した状態通知情報それぞれのサイズおよび状態通知情報の数と、制御情報送信部216から通知される前述の単位時間当たりに通信制御装置1宛てに送信する制御通知情報それぞれのサイズおよび状態通知情報の数と、に基づいて、前述の単位時間当たりの通信量を算出する。ここで、監視部217は、状態通知情報の送信元のIPアドレス情報と制御通知情報の送信先のIPアドレス情報とが同一である場合、これらのサイズと数との積の総和をクラウドサーバ2と当該IPアドレス情報に対応する通信制御装置1との間での通信量として算出する。そして、監視部217は、算出した通信量を示す通信量情報を、対応する通信制御装置1のIPアドレス情報に対応づけて通信量記憶部234に記憶させる。また、監視部217は、クラウドサーバ2の前述の単位時間当たりの処理量を示す処理負荷を算出する。そして、監視部217は、算出した処理負荷を条件選出部218に通知する。
条件選出部218は、条件記憶部233が記憶する複数種類の条件情報の中から、通信量記憶部234が記憶する通信量情報が示す通信量と監視部217から通知される処理負荷とが満たす通信量条件および処理負荷条件に対応する条件情報を選出する。そして、条件選出部218は、選出した条件情報を条件通知部219に通知する。ここで、条件選出部218は、通信量条件のみに基づいて条件情報を選出した場合、対応する通信制御装置1のIPアドレス情報を条件情報とともに条件通知部219に通知する。条件通知部219は、条件選出部218から通知される条件情報をカプセル化して通信制御装置1を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより条件通知情報を生成し、生成した条件通知情報を通信制御装置1へ送信する。ここで、条件通知部219は、条件選出部218から条件情報のみが通知された場合、生成した条件通知情報をクラウドサーバ2と通信可能な通信制御装置1全てにマルチキャスト送信する。一方、条件通知部219は、条件選出部218から条件情報とともに通信制御装置1のIPアドレス情報が通知された場合、生成した条件通知情報を、通知されたIPアドレス情報に対応する通信制御装置1のみへユニキャスト送信する。
条件設定部220は、端末装置7から条件情報、通信条件情報、処理負荷条件情報のうちの少なくとも1つを取得すると、取得した情報で、条件記憶部233が記憶する条件情報、通信条件情報、処理負荷条件情報のうちの少なくとも1つを更新する。
次に、本実施の形態に係る通信システムの動作について図6および図7を参照しながら説明する。まず、利用者が機器3を新たに局所ネットワークNW2に接続させるための被制御機器接続操作を行ったとする。ここで、被制御機器接続操作は、例えば機器3がWPS釦を備える場合、WPS釦を押下する操作に相当する。この場合、図6に示すように、機器3が局所ネットワークNW2に新たに接続されたことを通知するための機器電文であるネットワーク参加通知情報が、機器3から通信制御装置1へ送信される(ステップS1)。
一方、通信制御装置1は、ネットワーク参加通知情報を取得すると、ネットワーク参加通知情報が前述の送信不要条件を満たさないと判定する(ステップS2)。この場合、通信制御装置1は、ネットワーク参加通知情報に通信制御装置1のMACアドレス情報を付加してカプセル化してクラウドサーバ2を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより、状態通知情報を生成する(ステップS3)。次に、生成された状態通知情報が、通信制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS4)。一方、クラウドサーバ2は、状態通知情報を受信すると、状態通知情報を非カプセル化して機器電文を抽出する。そして、クラウドサーバ2は、機器電文がネットワーク参加通知情報であると判定し(ステップS5)、ネットワーク参加通知情報に含まれる機器3のMACアドレス情報およびIPアドレス情報を用いて、機器情報記憶部231が記憶する機器テーブル情報を更新する(ステップS6)。
続いて、機器3が、局所ネットワークNW2に接続された後、機器3の状態を示す機器状態情報を生成すると(ステップS7)、生成された機器状態情報が、機器3から通信制御装置1へ送信される(ステップS8)。ここで、通信制御装置1が、取得した機器状態情報が送信不要条件を満たすと判定したとする(ステップS9)。この場合、通信制御装置1は、取得した機器状態情報を破棄する(ステップS10)。
また、前述のステップS7、S8の処理が実行された後、通信制御装置1が、取得した機器状態情報が送信不要条件を満さないと判定したとする(ステップS11)。この場合、通信制御装置1は、取得した機器状態情報をカプセル化してクラウドサーバ2を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより、状態通知情報を生成する(ステップS12)。その後、生成された状態通知情報が、通信制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS13)。一方、クラウドサーバ2は、通信制御装置1から送信された状態通知情報を取得すると、状態通知情報を非カプセル化することにより機器状態情報を抽出する。そして、クラウドサーバ2は、抽出した機器状態情報を用いて、状態記憶部232が記憶する機器状態情報を更新する(ステップS14)。次に、図7に示すように、クラウドサーバ2が、状態記憶部232が記憶する更新後の機器状態情報に基づいて、機器3の動作設定の変更が必要と判定したとする(ステップS15)。この場合、クラウドサーバ2は、設定変更が必要と判定した機器3の設定を変更するための制御情報を生成し、生成した制御情報をカプセル化して通信制御装置1を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより制御通知情報を生成する(ステップS16)。
続いて、生成された制御通知情報が、クラウドサーバ2から通信制御装置1へ送信される(ステップS17)。一方、通信制御装置1は、クラウドサーバ2から送信された制御通知情報を取得すると、取得した制御通知情報を非カプセル化することにより制御情報を抽出する(ステップS18)。その後、抽出された制御情報が、通信制御装置1から機器3へ送信される(ステップS19)。一方、機器3は、制御情報を取得すると、取得した制御情報に基づいて、動作設定を更新する(ステップS20)。次に、機器3において動作設定の更新が完了したことを通知する更新完了通知情報が、機器3から通信制御装置1へ送信される(ステップS21)。
一方、通信制御装置1は、更新完了通知情報を取得すると、前述の送信不要条件を満たさないと判定し(ステップS22)、更新完了通知情報に含まれる機器状態情報をカプセル化してクラウドサーバ2を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより状態通知情報を生成する(ステップS23)。次に、生成された状態通知情報が、通信制御装置1からクラウドサーバ2へ送信される(ステップS24)。一方、クラウドサーバ2は、状態通知情報を取得すると、取得した状態通知情報を非カプセル化することにより機器状態情報を抽出し、抽出した機器状態情報を用いて状態記憶部232が記憶する機器状態情報を更新する(ステップS25)。
また、クラウドサーバ2は、クラウドサーバ2と通信制御装置1との間での通信量とクラウドサーバ2での処理負荷との少なくとも一方に基づいて、条件情報の更新が必要であると判定したとする(ステップS26)。この場合、クラウドサーバ2は、条件記憶部233が記憶する複数種類の条件情報の中から、前述の通信量と処理負荷との少なくとも一方が満たす通信条件、処理負荷条件に対応する条件情報を選出する(ステップS27)。続いて、クラウドサーバ2は、選出した条件情報をカプセル化して通信制御装置1を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより条件通知情報を生成する(ステップS28)。その後、生成された条件通知情報が、クラウドサーバ2から通信制御装置1へ送信される(ステップS29)。一方、通信制御装置1は、クラウドサーバ2から送信される条件通知情報を取得すると、取得した条件通知情報を非カプセル化することにより条件情報を抽出し、抽出した条件情報を用いて条件記憶部131が記憶する条件情報を更新する(ステップS30)。
次に、本実施の形態に係る通信制御装置1が実行する通信制御処理について図8を参照しながら説明する。この通信制御処理は、例えば通信制御装置1へ電源が投入され、通信制御装置1が局所ネットワークNW2に接続可能な場所に配置されたことを契機として開始される。まず、電文取得部111は、機器3から送信された機器電文を取得したか否かを判定する(ステップS101)。機器電文としては、機器3から送信されたネットワーク参加通知情報、機器状態情報または更新完了通知情報に相当する。電文取得部111が、機器電文を取得していないと判定すると(ステップS101:No)、後述するステップS105の処理が実行される。一方、電文取得部111が、機器3から送信された機器電文を取得したと判定すると(ステップS101:Yes)、取得した機器電文を判定部112に通知する。そして、判定部112は、機器電文が前述の送信不要条件を満たすか否かを判定する(ステップS102)。ここで、判定部112が、機器電文が前述の送信不要条件を満たすと判定すると(ステップS102:Yes)、送信制御部113は、機器電文を破棄する(ステップS103)。続いて、後述のステップS105の処理が実行される。一方、判定部112が、機器電文が前述の送信不要条件を満たさないと判定すると(ステップS102:No)、送信制御部113は、機器電文を通知情報送信部114に通知する。そして、通知情報送信部114は、送信制御部113から通知される機器電文に通信制御装置1のMACアドレス情報を付加してからカプセル化してクラウドサーバ2を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより状態通知情報を生成し、生成した状態通知情報をクラウドサーバ2へ送信する(ステップS104)。
その後、制御情報取得部115は、クラウドサーバ2から通信制御装置1を送信先とする制御通知情報を取得したか否かを判定する(ステップS105)。制御情報取得部115が、クラウドサーバ2から送信された制御通知情報を取得していないと判定すると(ステップS105:No)、後述のステップS107の処理が実行される。一方、制御情報取得部115は、クラウドサーバ2から送信された制御通知情報を取得したと判定すると(ステップS105:Yes)、取得した制御通知情報を電文送信部116に通知する。そして、電文送信部116は、制御情報取得部115から通知される制御通知情報からヘッダ情報を解除して非カプセル化することにより制御情報を抽出し、抽出した制御情報を機器3へ送信する(ステップS106)。
次に、条件取得部117は、クラウドサーバ2から条件通知情報を取得したか否かを判定する(ステップS107)。条件取得部117が、クラウドサーバ2から送信された条件通知情報を取得していないと判定すると(ステップS107:No)、再びステップS101の処理が実行される。一方、条件取得部117は、クラウドサーバ2から送信された条件通知情報を取得したと判定すると(ステップS107:Yes)、取得した条件通知情報を条件更新部118に通知する。そして、条件更新部118は、条件取得部117から通知される条件通知情報からヘッダ情報を解除して非カプセル化することにより条件情報を抽出し、抽出した条件情報を用いて条件記憶部131が記憶する条件情報を更新する(ステップS108)。続いて、再びステップS101の処理が実行される。
次に、本実施の形態に係るクラウドサーバ2が実行する機器制御処理について図9を参照しながら説明する。この機器制御処理は、例えばクラウドサーバ2において、機器制御処理を実行するためのアプリケーションが起動したことを契機として開始される。なお、監視部217は、この機器制御処理と並行して、予め設定された単位時間毎に、単位時間当たりの状態通知情報それぞれのサイズおよび状態通知情報の数と制御通知情報それぞれのサイズおよび制御通知情報の数に基づいて、前述の単位時間当たりの通信量を算出し、算出した通信量を示す通信量情報を、対応する通信制御装置1のIPアドレス情報に対応づけて通信量記憶部234に記憶させる処理を実行しているものとする。また、監視部217は、予め設定された単位時間毎に、クラウドサーバ2の前述の単位時間当たりの処理量を示す処理負荷を算出し、算出した処理負荷を条件選出部218に通知する処理を実行しているものとする。まず、通知情報取得部211は、通信制御装置1から送信された状態通知情報を取得したか否かを判定する(ステップS201)。通知情報取得部211が、状態通知情報を取得していないと判定すると(ステップS201:No)、後述するステップS205の処理が実行される。一方、通知情報取得部211は、状態通知情報を取得したと判定すると(ステップS201:Yes)、取得した状態通知情報を非カプセル化することにより抽出した機器電文を電文種別判定部212に通知する。そして、電文種別判定部212は、通知される機器電文がネットワーク参加通知状態であるか否かを判定する(ステップS202)。ここで、電文種別判定部212が、機器電文がネットワーク参加通知情報であると判定すると(ステップS202:Yes)、そのネットワーク参加通知情報をテーブル更新部213に通知する。そして、テーブル更新部213は、ネットワーク参加通知情報に含まれる機器3のMACアドレス情報およびIPアドレス情報を機器情報記憶部231が記憶する機器テーブル情報に追加する形で機器テーブル情報を更新する(ステップS203)。次に、後述のステップS205の処理が実行される。
一方、電文種別判定部212が、機器電文が機器状態情報であると判定すると(ステップS202:No)、その機器状態情報を状態更新部214に通知する。そして、状態更新部214は、通知される機器状態情報を用いて状態記憶部232が記憶する機器状態情報を更新する(ステップS204)。続いて、制御情報生成部215は、状態記憶部232が記憶する更新後の機器状態情報または端末装置7から動作設定変更指令情報を取得したか否かに基づいて、その機器状態情報に対応する機器3について動作設定の変更が必要か否かを判定する(ステップS205)。ここで、制御情報生成部215は、状態記憶部232が記憶する更新後の機器状態情報が示す機器3の状態を改善する必要があると判定した場合、或いは、動作設定変更指令情報を取得した場合、機器3の動作設定を変更する必要があると判定する。制御情報生成部215が、機器3の動作設定の変更が不要と判定すると(ステップS205:No)、後述のステップS207の処理が実行される。一方、制御情報生成部215は、機器3の動作設定の変更が必要と判定すると(ステップS205:Yes)、機器3の動作設定を変更するための制御情報を生成し、生成した制御情報を制御情報送信部216に通知する。そして、制御情報送信部216は、制御情報生成部215から通知された制御情報をカプセル化して通信制御装置1を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより制御通知情報を生成し、生成した制御通知情報を通信制御装置1へ送信する(ステップS206)。
その後、条件選出部218は、通信量記憶部234が記憶する通信量情報と監視部217から通知されるクラウドサーバ2の処理負荷とに基づいて、条件情報の変更が必要か否かを判定する(ステップS207)。ここで、条件選出部218は、通信量情報が示す通信量と処理負荷とが、条件記憶部233が記憶する通信量条件および処理負荷条件のうち、通信制御装置1で採用されている条件情報に対応する通信量条件および処理負荷条件から外れている場合、条件情報の変更が必要と判定する。条件選出部218が、条件情報の変更が不要であると判定すると(ステップS207:No)、後述のステップS210の処理が実行される。一方、条件選出部218は、条件情報の変更が必要であると判定すると(ステップS207:Yes)、条件記憶部233が記憶する条件情報の中から、通信量情報が示す通信量と処理負荷とが満たす通信量条件、処理負荷条件に対応する条件情報を選出する(ステップS208)。ここで、条件選出部218は、選出した条件情報を条件通知部219に通知する。そして、条件通知部219は、通知された条件情報をカプセル化して通信制御装置1を送信先に指定するためのヘッダ情報を付加することにより条件通知情報を生成し、生成した条件通知情報を通信制御装置1へ送信する(ステップS209)。
次に、条件設定部220は、端末装置7から送信された条件情報を取得したか否かを判定する(ステップS210)。ここで、条件設定部220が、端末装置7から条件情報を取得していないと判定すると(ステップS210:No)、再びステップS201の処理が実行される。一方、条件設定部220は、端末装置7から送信された条件情報を取得したと判定すると(ステップS210:Yes)、取得した条件情報を用いて条件記憶部233が記憶する条件情報を更新する(ステップS211)。続いて、再びステップS201の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る通信システムによれば、判定部112が、機器電文がクラウドサーバ2への送信が不要な不要機器電文であるか否かを判定し、送信制御部113が、機器電文が前述の送信不要条件を満たすと判定された場合、機器電文のサーバへの送信を回避するために機器電文を破棄する。これにより、不要機器電文を含む状態通知情報が広域ネットワークNW1へ流出することが抑制されるので、その分、広域ネットワークNW1の通信量を低減することができる。また、広域ネットワークNW1の通信量を低減することにより、広域ネットワークNW1の使用コストを低減することもできる。
また、本実施の形態に係る通信システムによれば、クラウドサーバ2の条件通知部219が、条件設定部220により設定された条件情報を通信制御装置1へ送信し、通信制御装置1の条件更新部118が、条件記憶部131が記憶する条件情報を、条件取得部117が取得した条件情報に更新する。これにより、例えばクラウドサーバ2を管理する利用者が端末装置7からクラウドサーバ2へ送信した条件情報を通信制御装置1の条件記憶部131が記憶する条件情報に反映させることができるので、利用者が広域ネットワークNW1へ流出する状態通知情報を調整し易くなるという利点がある。
更に、本実施の形態に係るクラウドサーバ2の条件記憶部233は、複数種類の条件情報を記憶し、条件選出部218が、条件記憶部233が記憶する複数種類の条件情報の中から条件情報を選出する。これにより、条件情報を変更する必要が生じたときにその都度条件情報を生成する必要が無くなるので、その分、クラウドサーバ2での処理が効率化される。
また、本実施の形態に係るクラウドサーバ2の監視部217は、広域ネットワークNW1を介したクラウドサーバ2と通信制御装置1との間での通信量とクラウドサーバ2の処理負荷とを監視し、条件選出部218は、通信量とクラウドサーバ2の処理負荷とに基づいて、条件情報を選出する。これにより、広域ネットワークNW1を介したクラウドサーバ2と通信制御装置1との間での通信量とクラウドサーバ2の処理負荷に応じて適応的に採用する条件情報が選択されるので、適切な送信不要条件を用いて機器電文をスクリーニングすることができる。
更に、本実施の形態に係る機器3から送信される機器電文の送信先は、通信制御装置1に設定されている。これにより、機器3から直接クラウドサーバ2へ送信される情報が無くなり、機器3から送信される機器電文が全て通信制御装置1でスクリーニングされるので、その分、広域ネットワークNW1へ流出する状態通知情報の量を低減することができる。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は前述の実施の形態によって限定されるものではない。例えば、通信制御装置1が、BBR8の機能を備えるゲートウェイ装置であって、広域ネットワークNW1に接続されたものであってもよい。或いは、通信システムが、局所ネットワークNW2に接続され且つ実施の形態で説明した通信制御装置1の機能の一部を有する通信制御装置と、実施の形態で説明した通信制御装置1の残りの機能を有するゲートウェイ装置と、を備えるものであってもよい。また、通信制御装置1は、局所ネットワークNW2に複数台接続されていてもよい。これにより、各通信制御装置1における処理負荷が軽減されるという利点がある。
実施の形態では、利用者が、広域ネットワークNW1に接続された端末装置7を用いてクラウドサーバ2の条件記憶部233が記憶する条件情報を更新できる例について説明した。但し、これに限らず、例えば、通信システムが、局所ネットワークNW2に接続され、利用者により入力された条件情報をクラウドサーバ2へ送信する機能を有する端末装置を備えるものであってもよい。この場合、端末装置は、条件情報を通信制御装置1へ送信し、通信制御装置1が、端末装置から送信される条件情報をカプセル化した状態通知情報をクラウドサーバ2へ送信するようにすればよい。そして、クラウドサーバ2において、電文種別判定部212が、通信制御装置1から取得した状態通知情報が条件情報であると判定すると、その条件情報を条件設定部220に通知するようにすればよい。
実施の形態では、利用者が端末装置7を用いて条件記憶部233が記憶する条件情報を更新する例について説明したが、これに限らず、例えばクラウドサーバ2が入力部を備えており、利用者が当該入力部を介して条件情報を更新するものであってもよい。
また、本開示に係る通信制御装置1、クラウドサーバ2の各種機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。この場合、ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、プログラムを、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、フラッシュメモリ等コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、前述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協働により実現する場合には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS,Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前述の処理を実行できるようにしてもよい。
本開示は、住宅内に設置されたHEMSの制御装置として好適である。
1 通信制御装置、2 クラウドサーバ、3 機器、7 端末装置、8 BBR、101,201 CPU、102,202 主記憶部、103,203 補助記憶部、106,206 通信部、109,209 バス、111 電文取得部、112 判定部、113 送信制御部、114 通知情報送信部、115 制御情報取得部、116 電文送信部、117 条件取得部、118 条件更新部、131、233 条件記憶部、211 通知情報取得部、212 電文種別判定部、213 テーブル更新部、214 状態更新部、215 制御情報生成部、216 制御情報送信部、217 監視部、218 条件選出部、219 条件通知部、220 条件設定部、231 機器情報記憶部、232 状態記憶部、234 通信量記憶部、NW1 広域ネットワーク、NW2 局所ネットワーク

Claims (8)

  1. サーバと、
    前記サーバおよび機器とネットワークを介して接続され、前記機器で生成される機器電文を、前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する通信制御装置と、を備え、
    前記通信制御装置は、
    前記機器から前記機器電文を取得する電文取得部と、
    前記機器電文が前記サーバへの送信が不要な不要機器電文が満たす、前記不要機器電文に含まれるIPアドレス情報と、送信元クラス情報、内容情報および送信先クラス情報のうちの少なくとも1つと、の組合せに基づいて規定された送信不要条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記機器電文の前記サーバへの送信を制御する送信制御部と、を有し、
    前記送信制御部は、前記機器電文が前記不要機器電文であると判定された場合、前記機器電文を破棄する、
    通信システム。
  2. 前記サーバは、
    前記送信不要条件を示す条件情報を前記通信制御装置へ送信する条件通知部を有し、
    前記通信制御装置は、
    前記機器電文が前記送信不要条件を満たすか否かを判定するのに用いられる条件情報を記憶する第1条件記憶部と、
    前記条件通知部から送信される条件情報を取得する条件取得部と、
    前記条件取得部が前記条件情報を取得すると、前記第1条件記憶部が記憶する条件情報を、前記条件取得部が取得した条件情報に更新する条件更新部と、を更に有する、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記サーバは、
    複数種類の条件情報を記憶する第2条件記憶部と、
    前記第2条件記憶部が記憶する複数種類の条件情報の中から少なくとも1つの条件情報を選出する条件選出部と、を更に有し、
    前記条件通知部は、前記条件選出部により選出された少なくとも1つの条件情報を前記通信制御装置へ送信する、
    請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記サーバは、更に、
    前記ネットワークの通信量と前記サーバの処理負荷との少なくとも一方を監視する監視部を有し、
    前記条件選出部は、前記ネットワークの通信量と前記サーバの処理負荷との少なくとも一方に基づいて、前記少なくとも1つの条件情報を選出する、
    請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記機器電文は、送信先が前記通信制御装置に設定されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. サーバおよび機器とネットワークを介して接続され、前記機器で生成される機器電文を、前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する通信制御装置であって、
    前記機器から前記機器電文を取得する電文取得部と、
    前記機器電文が前記サーバへの送信が不要な不要機器電文が満たす、前記不要機器電文に含まれるIPアドレス情報と、送信元クラス情報、内容情報および送信先クラス情報のうちの少なくとも1つと、の組合せに基づいて規定された送信不要条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記機器電文の前記サーバへの送信を制御する送信制御部と、を備え、
    前記送信制御部は、前記機器電文が前記送信不要条件を満たすと判定された場合、前記機器電文を破棄する、
    通信制御装置。
  7. サーバおよび機器とネットワークを介して接続され、前記機器で生成される機器電文を、前記ネットワークを介して前記サーバへ送信する通信制御装置が実行する前記機器電文の通信制御方法であって、
    前記通信制御装置が、前記機器から前記機器電文を取得するステップと、
    前記通信制御装置が、前記機器電文が前記サーバへの送信が不要な不要機器電文が満たす、前記不要機器電文に含まれるIPアドレス情報と、送信元クラス情報、内容情報および送信先クラス情報のうちの少なくとも1つと、の組合せに基づいて規定された送信不要条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記通信制御装置が、前記機器電文が前記送信不要条件を満たすと判定した場合、前記機器電文を破棄するステップと、を含む、
    通信制御方法。
  8. コンピュータを、
    機器から、前記機器で生成される機器電文を取得する電文取得部、
    前記機器電文がサーバへの送信が不要な不要機器電文が満たす、前記不要機器電文に含まれるIPアドレス情報と、送信元クラス情報、内容情報および送信先クラス情報のうちの少なくとも1つと、の組合せに基づいて規定された送信不要条件を満たすか否かを判定する判定部、
    前記機器電文の前記サーバへの送信を制御する送信制御部、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記送信制御部は、前記機器電文が前記送信不要条件を満たすと判定された場合、前記機器電文を破棄する、
    プログラム。
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青山秀紀・山岡勝・坂田毅・大嶋光昭: "スマートフォン・クラウド連携スマート家電による新しいユーザ価値提供", 電子情報通信学会技術研究報告 CNR2013-20, vol. 113, no. 248, JPN6022027016, 10 October 2013 (2013-10-10), JP, pages 49 - 52, ISSN: 0004820263 *

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