JP5796301B2 - モータ及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents
モータ及び電動パワーステアリング装置Info
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Description
上記構成によれば、ロータ孔の内周面の面積が増大するため、ロータの冷却効率をより向上させることができる。
上記構成によれば、モータの小型化が可能になるため、容易にモータを搭載することができ、組み付け性に優れた電動パワーステアリング装置を提供することができる。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラム軸8、中間軸9、及びピニオン軸10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
図2に示すように、モータ14は、筒状のハウジング21と、ハウジング21内に収容されたステータ22と、ステータ22の径方向内側において回転自在に支承されたロータ23とを備えたブラシレスモータとして構成されている。また、ハウジング21の一端側(図2における上側)には、駆動電力の供給を通じてモータ14の作動を制御する制御装置24が一体的に設けられている。
次に、本実施形態のモータを構成する各部材を空気により冷却するための冷却構造について説明する。
詳述すると、ロータコア42は、磁性鋼板81を複数枚積層することにより構成されている。この磁性鋼板81は、円環状に形成されるとともに、複数の貫通孔82が周方向に等角度間隔で形成されている。そして、図6に示すように、隣接する磁性鋼板81の貫通孔82が所定角度ずつ回転した位置(周方向にずれた位置)に配置されるように各磁性鋼板81が積層されることにより、ロータ孔73が形成されている。なお、図6では、紙面奥側に配置される磁性鋼板81の貫通孔82を破線で示し、紙面手前側に配置される磁性鋼板81の貫通孔82を二点鎖線で示している。
(1)ハウジング21の軸方向両端部に第1及び第2ハウジング孔71,72をそれぞれ形成するとともに、ロータ23を構成するロータコア42に第1及び第2ハウジング孔71,72のいずれか一方から吸入された空気をいずれか他方側に排出可能なロータ孔73を形成した。そして、ロータ孔73をロータ23の回転軸41に対して傾斜するように形成した。
(4)モータ14は、カバー部材32に設けられ、モータコイル38への駆動電力の供給を制御する制御装置24を備えた。そして、制御装置24のケース63に、空気を吸入・排出可能なケース孔78を形成するとともに、ヒートシンク61及び回路基板62a,62bに、第2ハウジング孔72及びケース孔78のいずれか一方から吸入された空気をいずれか他方側に排出可能なシンク孔75及び基板孔76,77をそれぞれ形成した。
・上記実施形態では、センサロータ49を固定するナット55にそれぞれ送風羽根79,80を設けたが、これに限らず、例えばプロテクトチューブ45等、ロータ23とともに回転する他の部材に送風羽根を設けてもよい。また、ナット55及びエンドカバー44に送風羽根79,80を設けなくともよい。この場合であっても、ロータ孔73において発生する空気流により、モータ14を構成する各部材を冷却可能である。
・上記実施形態では、ロータ孔73を螺旋状に形成したが、これに限らず、回転軸41に対して傾斜していれば、ロータ孔73を直線状や曲線状に形成してもよい。
(イ)請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータにおいて、前記ロータとともに回転する回転部材には、該ロータの回転により空気流を発生させる送風羽根が設けられたことを特徴とするモータ。上記構成によれば、送風羽根により空気流が発生するため、モータ内に流れる空気の流量を増大させることができ、より一層、冷却効率の向上を図ることができる。
Claims (5)
- 筒状のハウジングと、
前記ハウジング内に収容され、ステータコアのティースにモータコイルが巻回されてなるステータと、
回転軸に外嵌されたロータコアにマグネットが設けられてなるロータと、
前記ロータの回転角を検出する回転角検出部とを備え、
前記ハウジングの軸方向両端部には、空気を吸入・排出可能なハウジング孔がそれぞれ形成されるとともに、前記ロータには、前記各ハウジング孔のいずれか一方から吸入された空気をいずれか他方側に排出可能なロータ孔が形成されたモータであって、
前記ロータ孔は、前記ロータの回転軸に対して傾斜するように形成され、
前記ハウジングは、軸方向における一方側の端部を形成するとともに前記回転軸を軸支するカバーを備え、
前記カバーは、軸方向における前記ロータと反対側において前記回転角検出部を収容する収容凹部と、前記収容凹部の周縁に位置する周縁部とを備え、
前記周縁部には、前記ハウジング孔が形成されるとともに、前記収容凹部には、前記収容凹部の内側と前記ロータ側とを連通する収容凹部孔が形成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記ロータコアは、貫通孔を有する鋼板が複数枚積層されてなるものであって、
前記ロータ孔は、隣接する前記鋼板に形成された貫通孔が所定角度ずつ回転した位置に配置されることにより形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
前記ロータ孔の内周面には、突起が形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータにおいて、
前記ハウジングの一端部に設けられ、前記モータコイルへの駆動電力の供給を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記ハウジングの一端部に固定されるヒートシンクと、前記ヒートシンク上に配置される回路基板と、前記回路基板を収容するケースとを備え、
前記ケースには、空気を吸入・排出可能なケース孔が形成され、
前記ヒートシンク及び前記回路基板には、前記ハウジングの一端部に形成されたハウジング孔及び前記ケース孔のいずれか一方から吸入された空気をいずれか他方側に排出可能なシンク孔及び基板孔がそれぞれ形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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