JP5794426B2 - ニッケル微粒子粉末の製造法 - Google Patents

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本発明は、積層セラミックコンデンサ内部電極の原料用として好適な、平均粒子径100nm以上の結晶性の高いニッケル微粒子粉末及び該ニッケル微粒子粉末を300℃以下の加熱温度で得ることのできるニッケル微粒子粉末の製造法に関する。
ニッケル粉末は、携帯電話、デジタルカメラ等の小型携帯電子機器に実装されている積層セラミックコンデンサの内部電極、水素ニッケル二次電池の多孔性電極、燃料電池の中空多孔質電極をはじめ、種々の電極の形成用材料として用いられている。
積層セラミックコンデンサは、セラミック誘電体層と内部電極層とを交互に複数層積層し、高温で焼成して一体化させたものであり、一般的には、内部電極材料であるニッケル粉末をバインダー中に分散させてペースト化し、該ペーストをセラミック誘電体グリーンシート上に印刷し、該印刷した基材を複数層積層させて加熱圧着した後、還元性雰囲気中で加熱焼成を行うことによって内部電極層とセラミック誘電体層とを一体化させ、その後、銀等の外部電極を形成して作製されている。
しかしながら、ニッケル粉末からなる内部電極材料は、セラミック誘電体よりも焼結開始温度が低く、しかも、熱収縮率が大きいため、積層セラミックコンデンサの製造において、ニッケル粉末からなる導電性ペーストを印刷したセラミック誘電体グリーンシートを積層し、これを焼成する際に、デラミネーション(積層構造の剥離現象)やクラック等の内部構造欠陥が発生しやすいという問題がある。
また、ニッケル粉末は、液相還元法及び電解法等の湿式法、並びに、気相還元法及び噴霧熱分解法等の乾式法のいずれの方法によっても得ることができるが、湿式法の場合には、粒度分布がシャープなニッケル粉末が容易に得られるが、粒子が生成する温度が低いため、結晶性の高いニッケル粉末を得ることが困難である。ニッケル粉末の結晶性が低い場合は、内部エネルギーの増大によりニッケル粒子の異常粒成長を引き起こすことが知られており、積層セラミックコンデンサの内部電極材料用のニッケル粉末としては、結晶性の高いものが望まれている。
一方、1000℃前後の高温状態を経由して粒子が生成する気相還元法及び噴霧熱分解法の場合には、結晶性の高いニッケル粉末を得ることができるが、粒度分布がブロードとなることが知られており、ニッケル粉末をバインダー中に分散させてペーストを作製する場合に、分散性が低下すると共に、粗大粒子が存在することにより、内部電極層上に凹凸が生じたり、隣接する内部電極間で短絡が生じたりするという不具合が起きやすい。また、粒度分布を改善するために分級等の操作を必要とすることから、コスト面からも不利となる。
これまでに、ニッケル粉末の結晶性の改善方法及び結晶性が改善されたニッケル粉末として、熱処理がされていない金属粉末を温度240〜800℃においてジェットミルで粉砕しながら熱処理する金属粉末の熱処理方法(特許文献1)、液相還元法により得られた結晶性の低い金属粉末とカーボン粉末を不活性雰囲気下200℃以上で熱処理する金属粉末の改質方法(特許文献2)、液相還元法により得られたニッケル粉を500℃以上で加熱して得られる結晶子径が40nm以上であるニッケル粉(特許文献3)、硫黄化合物を含有する炭酸ニッケル粉末又は水酸化ニッケル粉末を融着防止剤の存在下400〜800℃で還元を行い、0.05〜1.0重量%の硫黄を含有するニッケル微粒子の製造法(特許文献4)等が知られている。
また、一次粒子径が100nm以下、BET比表面積値が6〜80m/g、凝集粒子径が5,000nm以下である金属超微粉の製造法として、酢酸金属塩を非酸化性雰囲気下又は減圧下、400℃以下で熱分解する方法(特許文献5)が知られている。
特開2008−261054号公報 特開2001−59107号公報 特開2007−197836号公報 特開2007−191772号公報 特開平5−65510号公報
前出特許文献1から特許文献4には、ニッケル粉末の結晶性の改善方法が開示されているが、いずれも実施例において400℃以上で加熱処理されており、粒度分布がシャープなニッケル粉末を得ることは困難である。
また、特許文献5には、酢酸金属塩を出発原料として金属超微粉を製造する方法が開示されているが、熱分解における雰囲気が非酸化性雰囲気又は減圧下で行なっており、また、原材料としての酢酸金属塩を予め粉砕・分級することについても考慮されておらず、平均粒子径が100nmを超える結晶性の高いニッケル粉末を得ることは困難である。また、高価な酢酸パラジウムを原材料として用いているため、工業的にも不利である。
そこで、本発明は、300℃を超える高温での加熱処理を必要としない、平均粒子径100nm以上で結晶性の高いニッケル微粒子粉末の製造法並びに該製造法によって得られるニッケル微粒子粉末を提供することを技術的課題とする。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって達成できる。
即ち、本発明は、酢酸ニッケルを還元性雰囲気下、300℃以下で加熱処理を行うことを特徴とするニッケル微粒子粉末の製造法である(本発明1)。
また、本発明は、酢酸ニッケルが、予め微粉砕されたものであることを特徴とする発明1のニッケル微粒子粉末の製造法である(本発明2)。
また、本発明は、平均粒子径(DSEM)が100nmを超えると共に、単結晶化度[平均粒子径(DSEM)/結晶子径D(111)]が10以下である本発明1又は本発明2の製造法によって得られるニッケル微粒子粉末である(本発明3)。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の製造法は、300℃を超える高温での加熱処理を必要としないため、工業的に有利であると共に、粒子の融着等による粗粒の生成が少ないためシャープな粒度分布を有するニッケル微粒子粉末を得ることが可能である。
本発明の製造法により得られたニッケル微粒子粉末は、シャープな粒度分布を有すると共に、結晶性が高いため、積層セラミックコンデンサの内部電極用材料として好適である。
本発明の構成をより詳しく説明すれば、次の通りである。
まず、本発明に係るニッケル微粒子粉末の製造法について述べる。
本発明に係るニッケル微粒子粉末は、酢酸ニッケルを還元性雰囲気下、300℃以下で加熱焼成を行うことによって得ることができる。
原料の酢酸ニッケルとしては、酢酸ニッケル・4水和物を用いることができる。
また、原料の酢酸ニッケルは、予め微粉砕されたものを用いることが好ましい。酢酸ニッケルをジェットミル等の粉砕機により微粉砕し、予め粒度をそろえておくことにより、シャープな粒度分布を有するニッケル微粒子粉末が得られると共に、加熱焼成において、酢酸ニッケル水和物からの脱水及び反応が均一に起こることにより、結晶性の高いニッケル微粒子粉末を得ることができる。
還元性雰囲気を形成するためのガスとしては、Hガス、COガス、NHガス等の還元性ガス、もしくはこれら還元性ガスとNガス、Arガス等の不活性ガスとの混合系を用いることができるが、装置の腐食及び安全性等を考慮した場合、HガスとNガスの混合系が好ましい。
加熱焼成における昇温速度は0.5℃/min.〜6.0℃/min.が好ましく、より好ましくは1.0℃/min.〜3.0℃/min.である。昇温速度が速すぎる場合には、ニッケル粒子同士がシンタリングを起こし、粗大粒子が生成するため好ましくない。
加熱焼成温度は、300℃以下であり、好ましくは240〜300℃の範囲であり、より好ましくは250〜290℃である。加熱焼成温度が300℃を超える場合には、粒子径が大きくなると共に、粒度分布がブロードになる傾向があるため好ましくない。
加熱焼成における保持時間は、1〜12時間が好ましく、より好ましくは1.5〜10時間である。加熱焼成における保持時間が1時間未満の場合には、酢酸ニッケル水和物からの脱水及び反応が不充分であり、X線回折における結晶相にNi相以外の異相が生じるため好ましくない。
得られたニッケル微粒子粉末は、必要により粉砕を行ってもよい。
次に、本発明に係るニッケル微粒子粉末について述べる。
本発明に係るニッケル微粒子粉末は、平均粒子径(DSEM)が100nmを超えると共に、単結晶化度[平均粒子径(DSEM)/結晶子径D(111)]が10以下であることを特徴とする。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の平均粒子径(DSEM)は100nmを超えるものであり、好ましくは100nmを超えて1μm以下、より好ましくは100を超えて800nm以下である。ニッケル微粒子粉末の平均粒子径(DSEM)が100nm以下の場合には、これを用いて積層セラミックコンデンサの内部電極を作製した場合、デラミネーションやクラック等の内部構造欠陥が発生しやすくなるため好ましくない。また、近年、積層セラミックコンデンサ等は小型化・高容量化が望まれており、それに伴いセラミック誘電体層及び内部電極層の薄層化・多層化が進んでいることから、ニッケル微粒子粉末の平均粒子径(DSEM)が1μmを超える場合には、内部電極膜厚より大きい粒径の粒子を含むこととなるため、内部電極膜の薄膜化が困難となる。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の単結晶化度は、[平均粒子径(DSEM)/結晶子径D(111)]が10以下であり、好ましくは9以下、更に好ましくは8以下である。単結晶化度が1に近いほど結晶性が高いことを意味し、殊に、積層セラミックコンデンサの内部電極材料用のニッケル粉末としては、結晶性の高いもの、即ち単結晶化度が1に近いものほど好ましい。単結晶化度が10を超える場合には、ニッケル粉末の結晶性が低く、内部エネルギーの増大によりニッケル粒子の異常粒成長を引き起こすため好ましくない。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の粗大粒子の存在割合は、後述する評価方法において、20%以下であることが好ましく、より好ましくは15%以下、更により好ましくは10%以下である。粗大粒子の存在割合が20%を超える場合には、粗大なニッケル粒子の存在割合が多いため、導電性ペースト中での分散性が阻害されるため好ましくない。
本発明に係るニッケル微粒子粉末のBET比表面積値は、0.5〜8.0m/gであることが好ましい。BET比表面積値が8m/gを超える場合、これを用いて得られる導電性ペーストの粘度が高くなるため好ましくない。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の熱収縮開始温度は、430℃以上であることが好ましく、より好ましくは450℃以上である。熱収縮開始温度が430℃未満の場合には、誘電体材料との焼結開始温度との差が大きくなり、積層セラミックコンデンサを作製する際にデラミネーションやクラック等の内部構造欠陥が発生しやすくなるため好ましくない。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の分散性は、後述する評価方法において、表面粗度Raが4.0μm以下であることが好ましく、より好ましくは3.8μm以下、更により好ましくは3.6μm以下である。表面粗度Raが4.0μmを超える場合、内部電極となるニッケル塗膜における表面平滑性が劣るため、内部電極間でショート不良が発生しやすくなるため好ましくない。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の純度は、90%以上であることが好ましく、より好ましくは92%以上、更により好ましくは94%以上である。
<作用>
本発明において重要な点は、酢酸ニッケルを還元性雰囲気下、300℃以下で加熱還元を行うことにより得られたニッケル微粒子粉末は、結晶性が高いと共に、導電性ペースト中での分散性に優れるという事実である。
本発明に係るニッケル微粒子粉末の結晶性が高いと共に、導電性ペースト中での分散性に優れている理由として、本発明者は、次のように考えている。
従来知られているニッケル粉末の製造法は、液相還元法及び電解法等の湿式法と気相還元法及び噴霧熱分解法等の乾式法に大別され、湿式法の場合には、粒度分布がシャープなニッケル粉末が容易に得られるが、粒子が生成する温度が低いため、結晶性の高いニッケル粉末を得ることが困難である。一方、気相還元法及び噴霧熱分解法の場合には、1000℃前後の高温状態を経由することから、結晶性の高いニッケル粉末を得ることができるが、粒度分布がブロードとなることが知られており、粒度分布の改善と高い結晶性を両立することはトレードオフの関係にある。本発明においては、酢酸ニッケル粉末を300℃以下の低い温度で加熱還元するため、ニッケル粒子間でのシンタリング等が発生しにくく、且つ、酢酸ニッケルの粒度を予めそろえておくことにより、粒度分布のシャープなニッケル微粒子粉末を得ることが可能になったと考えている。また、粒度を予めそろえておくことにより、酢酸ニッケル水和物からの脱水が均一に起こることにより、より結晶性の高いものが得られたものと考えている。
以下に、本発明における実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
ニッケル微粒子粉末の平均粒子径は、走査型電子顕微鏡写真「S−4800」(HITACHI製)を用いて粒子の写真を撮影し、該写真を用いて粒子500個以上について粒子径を測定し、その平均値を算出し、平均粒子径(DSEM)とした。
ニッケル微粒子粉末の粗大粒子の存在割合は、前述の走査型電子顕微鏡を用いて撮影した複数の視野の写真から、粒子約500個分以上の視野を選び、視野中の全粒子の個数を測定し、次いで、粒子径が上述の平均粒子径(DSEM)の1.5倍以上の粗大粒子の数を測定し、全粒子の個数に対する割合(%)で示した。
ニッケル微粒子粉末の結晶子径D(111)は、X線回折装置「RINT2500」(株式会社リガク製)を用いて、CuのKα線を線源とした面指数(1,1,1)面のピークの半値幅を求め、Scherrerの式より結晶子径を計算した。
ニッケル微粒子の単結晶化度は、平均粒子径(DSEM)と結晶子径(D)の比[平均粒子径(DSEM)/結晶子径D(111)]で示した。
ニッケル微粒子粉末の比表面積は、「モノソーブMS−11」(カンタクロム株式会社製)を用いて、BET法により測定した値で示した。
ニッケル微粒子粉末の熱収縮開始温度は、ニッケル微粒子粉末2gとペレット形成成分(エチルセルロースを10wt%含有するトルエン:テルピネオール=50:40溶液)0.13gを均一に混合したものを金型に入れて0.1225Paの圧力で圧縮成形し、直径4mm、高さ約5mmに成型したニッケル粉末円柱状ペレットを作製し、熱機械分析装置「Thermo plus TMA8310」(株式会社リガク製)によって測定した。熱機械分析装置の測定条件は、Nが98%、Hが2%の混合ガス気流中で昇温速度10℃/minで室温から250℃まで昇温し、250℃で10分間保持した後、更に10℃/minで1000℃まで試料温度を昇温させ、その間で10%収縮した時の温度を収縮開始温度とした。
ニッケル微粒子粉末の純度は、「振動試料型磁力計VSM−3S−15」(東英工業株式会社製)を使用し、外部磁場397.9kA/m(5KOe)までかけて測定し、Ni−Disk標準品を100%とした時の相対値で示した。
ニッケル微粒子粉末の分散性は、ニッケル微粒子粉末1gとエチルセルロースを溶解させたテルピネオール溶液(エチルセルロース:テルピネオール=1.94:98.06)2.3g及び分散剤0.2gとをフーバー式マーラーで練ってペースト状とし、得られたペーストを、バーコーターを用いてPETフィルム上に塗布(塗膜厚み:6μm)することで塗布片を作製し、「Surfcom−575A」(東京精密株式会社製)を用いて測定し、塗膜の中心線平均粗さRaで示した。
<実施例1−1:ニッケル微粒子の製造>
ジェット式粉砕機により予め微粉砕された酢酸ニッケル・4水和物30gをレトルト炉に入れ、N:H=1:8の還元性ガスを45L/min.で導入しながら1.5℃/min.の速度で280℃まで昇温し、240分保持した後、室温まで冷却して実施例1のニッケル微粒子粉末を得た。
得られたニッケル微粒子の粒子形状は粒状、平均粒子径(DSEM)は450nm、結晶子径D(111)は61.5nm、DSEM/D(111)は7.3、結晶相はNi相(単相)であり、粗大粒子の存在割合は6.9%、BET比表面積値は1.7m/g、熱収縮開始温度は470℃、ニッケル純度は96.0%、分散性Raは3.2μmであった。
前記実施例1に従ってニッケル微粒子粉末を作製した。各製造条件及び得られたニッケル微粒子粉末の諸特性を示す。
実施例2〜4及び比較例1〜2:
ニッケル微粒子粉末の生成条件を種々変更することにより、ニッケル微粒子粉末を得た。
このときの製造条件を表1に、得られたニッケル微粒子粉末の諸特性を表2に示す。
Figure 0005794426
Figure 0005794426
本発明の製造法により得られたニッケル微粒子粉末は、シャープな粒度分布を有すると共に、結晶性が高いため、積層セラミックコンデンサの内部電極用材料として好適である。

Claims (3)

  1. 酢酸ニッケル粉末を還元性雰囲気下、300℃以下で加熱処理を行うことを特徴とするニッケル微粒子粉末の製造法。
  2. 酢酸ニッケル粉末が、予め微粉砕されたものであることを特徴とする請求項1記載のニッケル微粒子粉末の製造法。
  3. 得られるニッケル微粒子粉末が、平均粒子径(DSEM)が100nmを超えると共に、単結晶化度[平均粒子径(DSEM)/結晶子径D(111)]が10以下である請求項1又は請求項2に記載のニッケル微粒子粉末の製造法
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