JP5794098B2 - サイレント障害自律検出機能を含む通信システム - Google Patents
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Description
を通して、クライアント・クライアント間通信及びサーバ・クライアント間通信を行わせる通信システムにおいては、伝送対象データをパケット形態で中継(転送)するネットワーク中継装置としての複数のルータがIPネットワーク上に配置される。
ない。RTPプロトコルは、ビデオやオーディオ配信などのリアルタイム性が要求されるデータストリーム転送のための通信プロトコルである。
に基づいて、前記パケットの通過状況をパステーブルに記録し、前記パステーブルに記録した前記通過状況に応じて、装置内の障害箇所を検出する判定手段とを備える。
一実施の形態におけるシステム構成を示す図6を参照すると、サイレント障害自律検出機能を含む通信システム1は、インターネットまたはイントラネットなどのIPネットワーク2上に配置され、伝送対象データをパケット形態で中継(転送)するネットワーク中継装置としての複数のルータR11,R12,R13,R14を備えている。
内の各部位においてパス識別子を監視し、各部位のパケット通過状況をパステーブルに格納する。各ルータR11〜R14は、このパステーブルの格納情報に基づいて、各部位のパケット転送の有無を判定し、異常発生時にルータ内部の障害箇所を自律的に特定する。
図6に示す通信システム1において、ネットワーク中継装置として機能するルータR11〜R14は、図7に示す詳細構成を採る。
含む。入力インターフェース部IFI1〜IFInの各入力パケットバッファPBIはパケット監視部15を含む。ここで、FIB14は入力ネットワークプロセッサNPIが有する図示省略のメモリに設けられる。また、宛先アドレス抽出部11、識別子付与部12、及びパケット監視部13,15は、入力ネットワークプロセッサNPIのメモリに展開されるプログラムの実行により、後に詳述する機能を果たす機能構成要素として実施可能である。
開されるプログラムの実行により、後に詳述する機能を果たす機能構成要素として実施可能である。
図7に詳細構成を例示するルータのn個目の入力インターフェース部IFInに伝送対象パケット(単に、パケットと記載することもある)が到着したとき、入力ネットワークプロセッサNPIの宛先アドレス抽出部11は、到着(受信)した伝送対象パケットのIPヘッダから宛先アドレス(IPアドレス)「a」を抽出し、識別子付与部12に通知する。
し、保守運用システム4に通知する。
上述したように、識別子付与部12は、出力インターフェース識別子とともに、ルータ内の通過(転送)ルートを一意に示すパス識別子を伝送対象パケットにルータ内ヘッダ(装置内ヘッダ)として付加する。ここで、図8を参照して、パス識別子の詳細について述べる。
〈第1監視形態〉
ルータ内の各監視箇所に存在するパケット監視部が、通過する伝送対象パケットのパス識別子PIDを通過ルート単位で監視し、パケット通過情報を通過判定部55に通知する第1監視形態を採る場合、ルータにおける動作例について関連図を併せ参照して説明する。
ても、全ての監視部位にパケット通過が記録されなければ、異常発生と判定し、特定した障害部位を保守運用システム4に通知する。
合、スイッチ41の入力までのパケット監視部13,15,43をパケットが通過するが、スイッチ41の出力以降のパケット監視部45,23,21をパケットが通過しないので、パステーブル56のスイッチ部SWの出力、出力パケットバッファPBO、及び出力ネットワークプロセッサNPOの監視部位欄には、パケットの通過は記録されない。
次に、ルータ内の各監視箇所に存在するパケット監視部が、通過する伝送対象パケットのパス識別子PIDを通過ルート毎にパケット単位で監視し、パケット通過情報を通過判定部55に通知する第2監視形態を採る場合、ルータにおける動作例について関連図を併せ参照して説明する。
図6に示す一実施の形態の通信システム1においては、IPネットワーク2上のルータR11〜R14間でルーティング情報を交換する場合がある。
パケット発信を示す情報と出力インターフェース番号とを示すパス識別子「M1」を作成して、伝送対象パケットにルータ内ヘッダとして更に付加した後に送出する。
上述した一実施の形態のサイレント障害自律検出機能を含む通信システム1においては、伝送対象パケットを転送する各ルータR11,R12,R13,R14に含まれている制御部CONTの通過判定部55が、パステーブル56及びパケット監視部13などと協働してルータ内部の異常発生を検出し、保守運用システム4にルータのIPアドレス及び障害箇所を含む障害部位通知を行う。
上述した一実施の形態及び変形例においては、識別子付与部がパス識別子を伝送対象パケットに付加し、各パケット監視部が抽出したパス識別子と装置内の監視箇所を示す情報とを含む通過情報をそれぞれ通知することにより、通過判定部はパステーブルに記録したパケットの通過状況に応じて、装置内の障害箇所を検出しているが、識別子付与部を有しない中継装置においても障害箇所の特定が可能である。この場合、各パケット監視部では、パケット通過という事象のみをパステーブルに記録するように通知する。そして、通過判定部では、伝送対象パケットの通過ルート単位での通過判定は行わず、全ての通過ルートをまとめて通過判定を行う。これにより、通過ルート単位での障害箇所の特定はできないが、装置内の障害箇所の特定自体は可能である。また、パケット通過という事象を通過判定部に通知するパケット監視部を宛先アドレス抽出部の前段に物理的または論理的に配置する構成を上述した一実施の形態またはこのその他変形例と併用することにより、宛先アドレス抽出部の障害も検出できる等、より幅広い範囲での障害箇所特定が可能である。
上述した一実施の形態及び変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
装置内の通過ルートを一意に示すパス識別子を伝送対象パケットに付加する付加手段と;
通過する前記パケットから前記パス識別子を抽出したとき、抽出した前記パス識別子と装置内の監視箇所を示す情報とを含む通過情報をそれぞれ通知する複数の監視手段と;
前記複数の監視手段から通知される前記通過情報に基づいて、前記パケットの通過状況をパステーブルに記録し、前記パステーブルに記録した前記通過状況に応じて、装置内の障害箇所を検出する判定手段と;
を備える中継装置。
前記付加手段は、前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加し、
前記パス識別子は、装置内の各監視箇所に存在する前記監視手段が前記伝送対象パケットを通過ルート単位で監視するか、通過ルート毎にパケット単位で監視するかを示す情報を含む
付記1記載の中継装置。
前記付加手段は、前記装置内の通過ルートとして、入力インターフェース番号と出力インターフェース番号との組を示す前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加する
付記1または2記載の中継装置。
前記付加手段は、前記装置内の通過ルートとして、入力インターフェース番号と出力インターフェース番号との組を示す情報に加え、同一通過ルートを通る断片化パケットを示すための順序番号であるパケット番号を含む前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加する
付記1または2記載の中継装置。
前記判定手段は、予め定めた時間内に、前記パステーブルに前記装置内の全ての監視箇所の前記通過状況が記録されないときは、異常発生と判定する
付記1記載の中継装置。
前記複数の監視手段による前記装置内の監視箇所は、複数の入力インターフェース部、複数の出力インターフェース部、及び前記複数の入力インターフェース部と前記複数の出力インターフェース部とを相互接続するスイッチ部を含む
付記1記載の中継装置。
前記付加手段は、ルーティング情報を含む制御パケットを発信するときは、前記装置内の通過ルートとして、前記入力インターフェース番号に代替して制御パケット発信を示す情報と前記出力インターフェース番号とを示す前記パス識別子を前記伝送対象パケットに付加する
付記3または4記載の中継装置。
前記付加手段は、ルーティング情報を含む制御パケットが着信したときは、前記装置内の通過ルートとして、前記入力インターフェース番号と、前記出力インターフェース番号に代替して制御パケット着信を示す情報とを示す前記パス識別子を前記伝送対象パケットに付加する
付記1記載の中継装置。
前記判定手段及び前記パステーブルが、個別配置の制御部またはネットワークレベルの集中配置の制御部に設けられている
付記1記載の中継装置。
前記判定手段は、検出した装置内の障害箇所を保守運用システムに通知する
付記1記載の中継装置。
装置内の通過ルートを一意に示すパス識別子を伝送対象パケットに付加し;
通過する前記パケットから前記パス識別子を抽出したとき、抽出した前記パス識別子と装置内の監視箇所を示す情報とを含む通過情報を複数の監視箇所からそれぞれ通知し;
前記複数の監視箇所から通知される前記通過情報に基づいて、前記パケットの通過状況をパステーブルに記録し、前記パステーブルに記録した前記通過状況に応じて、装置内の障害箇所を検出する;
ことを中継装置が処理するサイレント障害自律検出方法。
1B 通信システム
2 IPネットワーク
4 保守運用システム
5 通信端末装置
6 通信端末装置
7 制御システム
R11 ルータ
R12 ルータ
R13 ルータ
R14 ルータ
R11A ルータ
R12A ルータ
R13A ルータ
R14A ルータ
Claims (6)
- 装置内の通過ルートを一意に示すパス識別子を伝送対象パケットに付加する付加手段と;
通過する前記パケットから前記パス識別子を抽出したとき、抽出した前記パス識別子と装置内の監視箇所を示す情報とを含む通過情報をそれぞれ通知する複数の監視手段と;
前記複数の監視手段から通知される前記通過情報に基づいて、前記パケットの通過状況をパステーブルに記録し、前記パステーブルに記録した前記通過状況に応じて、装置内の障害箇所を検出する判定手段とを備え;
前記付加手段は、前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加し、
前記パス識別子は、装置内の各監視箇所に存在する前記監視手段が前記伝送対象パケットを通過ルート単位で監視するか、通過ルート毎にパケット単位で監視するかを示す情報を含む、
中継装置。 - 前記付加手段は、前記装置内の通過ルートとして、入力インターフェース番号と出力インターフェース番号との組を示す前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加する
請求項1記載の中継装置。 - 前記付加手段は、前記装置内の通過ルートとして、入力インターフェース番号と出力インターフェース番号との組を示す情報に加え、同一通過ルートを通る断片化パケットを示すための順序番号であるパケット番号を含む前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加する
請求項1記載の中継装置。 - 前記判定手段は、予め定めた時間内に、前記パステーブルに前記装置内の全ての監視箇所の前記通過状況が記録されないときは、異常発生と判定する
請求項1記載の中継装置。 - 前記監視手段は、自装置発または自装置宛の前記伝送対象パケットに含まれる前記パス識別子に基づき、前記判定手段に前記通過情報を通知する
請求項1記載の中継装置。 - 装置内の通過ルートを一意に示すパス識別子を伝送対象パケットに付加し;
通過する前記パケットから前記パス識別子を抽出したとき、抽出した前記パス識別子と装置内の監視箇所を示す情報とを含む通過情報を複数の監視箇所からそれぞれ通知し;
前記複数の監視箇所から通知される前記通過情報に基づいて、前記パケットの通過状況をパステーブルに記録し、前記パステーブルに記録した前記通過状況に応じて、装置内の障害箇所を検出する;
ことを中継装置が処理し、
前記付加することは、前記パス識別子を前記伝送対象パケットに装置内ヘッダとして付加し、
前記パス識別子は、装置内の各監視箇所において、前記伝送対象パケットを通過ルート単位で監視するか、通過ルート毎にパケット単位で監視するかを示す情報を含む、
サイレント障害自律検出方法。
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JP2011230123A JP5794098B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | サイレント障害自律検出機能を含む通信システム |
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JP2011230123A JP5794098B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | サイレント障害自律検出機能を含む通信システム |
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JP2011230123A Active JP5794098B2 (ja) | 2011-10-19 | 2011-10-19 | サイレント障害自律検出機能を含む通信システム |
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