JP2010528505A - イーサネット保護スイッチングシステム - Google Patents

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イーサネットポート群を有する第1のトランシーバノードと、イーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートに通信可能に接続される送信/受信回線群と、を備えるイーサネット保護スイッチシステムである。イーサネットポート群は、1つのアクティブ受信イーサネットポートと、少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含む。各送信/受信回線は、通信可能に接続される第2のトランシーバノードから送信されるデータパケットの複製データパケット群を伝送する。送信/受信回線からアクティブ受信イーサネットポートに入力する複製データパケットは第1のトランシーバノードで受信される。送信/受信回線から、少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのそれぞれ1つのバックアップ受信イーサネットポートに入力する複製データパケットは第1のトランシーバノードで廃棄される。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2006年8月7日出願の「仮想ローカルエリアネットワークを用いて外部ポートをマッピングすること(MAPPING EXTERNAL PORT USING VIRTUAL LOCAL AREA NETWORK)」という表題を有する米国特許出願番号第1の1/462,782号(‘782出願)に関連する。当該‘782出願は、本明細書において参照されることにより本明細書に組み込まれる。
保護スイッチングは、SONETのようなキャリアクラスの電気通信ネットワークにおいて使用されて、通信を、リンクが故障した、又は遮断された場合でも維持することができる。基本的に、保護スイッチングを使用するシステムでは、冗長通信リンク、すなわちプライマリリンクとバックアップリンクをポイントAとBとの間に用いる。プライマリリンクが故障した場合、この故障が検出され、そしてポイントA及びBがバックアップリンクに切り替わる。
しかしながら、イーサネット(登録商標。以下省略する。)保護スイッチングは利用することができない。
第1の態様では、イーサネット保護スイッチシステムは、イーサネットポート群を有する第1のトランシーバノードと、そしてイーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートに通信可能に接続される送信/受信回線群と、を備える。イーサネットポート群は、1つのアクティブ受信イーサネットポートと、そして少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含む。各送信/受信回線は、通信可能に接続される第2のトランシーバノードから送信されるデータパケットの複製データパケット群を伝送する。送信/受信回線からアクティブ受信イーサネットポートに入力する複製データパケットは第1のトランシーバノードで受信される。送信/受信回線から少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのそれぞれ1つのバックアップ受信イーサネットポートに入力する複製データパケットは第1のトランシーバノードで廃棄される。複製データパケットをアクティブ受信イーサネットポートに入力する送信/受信回線が故障した場合に、少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのうちの1つのバックアップ受信イーサネットポートが、アクティブ受信イーサネットポートとして機能し始める。第1のトランシーバノードは、複製データパケット群を、イーサネットポート群の各イーサネットポートから出力して、送信/受信回線群の各送信/受信回線で伝送するように構成される。
第2の態様では、イーサネットポート群を保護切り替えする方法は、複製データパケットを、保護イーサネットスイッチのアクティブ受信イーサネットポートで受信するステップと、複製データパケットを、保護イーサネットスイッチのバックアップ受信イーサネットポートで受信するステップと、仮想ローカルエリアネットワークタグを、アクティブ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットに付加するステップと、仮想ローカルエリアネットワーク識別子を仮想ローカルエリアネットワークタグに、複製データパケットを受信したイーサネットポートに基づいて割り当てて、修正データパケットを形成するステップと、バックアップ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットを廃棄するステップと、そして修正データパケットをネットワークプロセッサポートに、仮想ローカルエリアネットワーク識別子に基づいて送信するステップと、を含む。
第3の態様では、イーサネットポート群を保護切り替えする方法は、複製データパケットを、保護イーサネットスイッチのアクティブ受信イーサネットポートで受信するステップと、複製データパケットを、保護イーサネットスイッチのバックアップ受信イーサネットポートで受信するステップと、バックアップ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットを廃棄するステップと、そしてアクティブ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットをネットワークプロセッサポートに送信するステップと、を含む。
第4の態様では、プログラム製品は、記憶媒体に記録されるプログラム命令を含み、プログラム命令は、プログラム命令によってプロセッサが、仮想ローカルエリアネットワークタグを、アクティブ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットに付加し、仮想ローカルエリアネットワーク識別子を仮想ローカルエリアネットワークタグに、アクティブデータパケットを受信したアクティブ受信イーサネットポートに基づいて割り当てて、修正データパケットを形成し、バックアップ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットを廃棄し、そして修正データパケットをイーサネットスイッチのネットワークプロセッサポートに、仮想ローカルエリアネットワーク識別子に基づいて送信するように作用することができる。
第5の態様では、プログラム製品は、記憶媒体に記録されるプログラム命令を含み、プログラム命令は、プログラム命令によってプロセッサが、保護イーサネットスイッチのバックアップ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットを廃棄し、そして保護イーサネットスイッチのアクティブ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットをネットワークプロセッサポートに送信するように作用することができる。
イーサネット保護スイッチシステムの種々の実施形態のブロック図を示す。 イーサネット保護スイッチシステムの種々の実施形態のブロック図を示す。 イーサネット保護スイッチシステムの種々の実施形態のブロック図を示す。 トランシーバノードに入力するときに修正される仮想ローカルエリアネットワークデータパケットの1つの実施形態のブロック図である。 未修正データパケットとしてトランシーバノードのイーサネットポートで受信する修正データパケットの内部経路群の1つの実施形態の説明図である。 未修正データパケットとしてトランシーバノードのイーサネットポート群から送信される修正データパケット群の内部経路群の1つの実施形態の説明図である。 トランシーバノードに入力するときに修正される仮想ローカルエリアネットワークデータパケットの1つの実施形態のブロック図である。 本発明による入力データパケット群を保護切り替えして入力する方法の1つの実施形態のフロー図である。 本発明による入力データパケット群を保護切り替えして入力する方法の1つの実施形態のフロー図である。 本発明による入力データパケット群を保護切り替えして入力する方法の1つの実施形態のフロー図である。 本発明による出力データパケット群を保護切り替えして出力する方法の1つの実施形態のフロー図である。
共通の実施形態に従って、記載される種々の特徴は寸法に比例して描かれておらず、本発明に係わる特徴を強調するように描かれている。参照記号は同様の構成要素を図及び文の全体を通じて指している。
以下の発明を実施するための形態では、記述の一部を構成する添付の図面が参照され、そしてこれらの図面には、例を通して、本発明を実施することができる特定の例示的な実施形態が示される。これらの実施形態を十分詳細に説明して、当業者が本発明を実施することができるようにしており、そして他の実施形態を利用することができ、そして論理的、機械的、及び電気的な変更を、本発明の範囲から逸脱しない限り加えることができることを理解されたい。従って、以下の詳細な記述は制限的な意味として捉えられるべきではない。
図1〜図3は、イーサネット保護スイッチシステム10〜12の種々の実施形態のブロック図をそれぞれ示している。イーサネット保護スイッチシステムは、イーサネットサービストランシーバノードの保護スイッチング機能を提供する。イーサネット保護スイッチシステム10〜12は第1のトランシーバノードを含み、第1のトランシーバノードは、1つのアクティブ受信イーサネットポートと、少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含む。1つの送信/受信回線がアクティブ受信イーサネットポートに通信可能に接続される。別の送信/受信回線が、バックアップ受信イーサネットポート群の各ポートに通信可能に接続される。各送信/受信回線は、通信可能に接続される第2のトランシーバノードから送信されるデータパケット群の複製データパケットを伝送する。
1つの送信/受信回線からアクティブ受信イーサネットポートに入力する複製データパケットは、第1のトランシーバノードで受信される。1つの送信/受信回線から、少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのそれぞれ1つのポートに入力する複製データパケットは、第1のトランシーバノードで廃棄される。複製データパケットをアクティブ受信イーサネットポートに入力する送信/受信回線が故障した場合、バックアップ受信イーサネットポート群のうちの1つのポートがアクティブ受信イーサネットポートとして機能し始める。第1のトランシーバノードは、複製データパケットをイーサネットポート群(アクティブ受信イーサネットポート及びバックアップ受信イーサネットポートの両方)の各ポートから出力して、送信/受信回線群の各回線で伝送するように構成される。
イーサネット保護スイッチシステム10〜12は更に、第2のトランシーバノードを含み、第2のトランシーバノードは、1つのアクティブ受信イーサネットポートと、少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含む。送信/受信回線群は、第2のトランシーバノードのイーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートに通信可能に接続されて、第2のトランシーバノードのイーサネットポート群が、第1のトランシーバノードのイーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートに、ポイントツーポイント構成で通信可能に接続されるようになる。本明細書に説明する保護スイッチングは、全2重ポイントツーポイントリンクで実行される。保護スイッチングは、半2重構成及びポイントツーマルチポイントバス構成では実行されない。
各送信/受信回線は、第1のトランシーバノードから送信される複製データパケットを伝送する。1つの送信/受信回線から第2のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートに入力する複製データパケットは第2のトランシーバノードで受信される。1つの送信/受信回線から第2のトランシーバノードのバックアップ受信イーサネットポート群のそれぞれ1つのポートに入力する複製データパケットは第2のトランシーバノードで廃棄される。複製データパケットを第2のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートに入力する送信/受信回線が故障した場合、第2のトランシーバノードの少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのうちの1つのポートがアクティブ受信イーサネットポートとして機能し始める。第2のトランシーバノードは、複製データパケットを、第2のトランシーバノードのイーサネットポート群の各ポートから出力して、送信/受信回線群の各回線で、第1のトランシーバノードに伝送するように構成される。
第1の及び第2のトランシーバノードを通信可能に接続する送信/受信回線群で送信及び受信されるデータパケットは、少なくとも1つの送信/受信回線で複製される。本明細書において使用される場合、「データパケット」、「複製されたデータパケット」、及び「複製データパケット」という用語は、同じ意味に使用される。1つの通信リンクは、2つのイーサネットポートを、1つの送信/受信回線を介して通信可能に接続される2つのそれぞれのトランシーバノードに含む。
この実施形態の1つの実装では、1つの通信リンクは、第1のトランシーバノードのバックアップ受信イーサネットポートと、第2のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートと、2つのイーサネットポートを通信可能に接続する送信/受信回線と、を含む。この場合、パラレル通信リンクは、第2のトランシーバノードのバックアップ受信イーサネットポートと、第1のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートと、これらの2つのイーサネットポートを通信可能に接続する送信/受信回線と、を含む。
この実施形態の別の実装では、1つの通信リンクは、第1のトランシーバノードのバックアップ受信イーサネットポートと、第2のトランシーバノードのバックアップ受信イーサネットポートと、2つのバックアップ受信イーサネットポートを通信可能に接続する送信/受信回線と、を含む。この場合、パラレル通信リンクは、第1のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートと、第2のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートと、これらの2つのアクティブ受信イーサネットポートを通信可能に接続する送信/受信回線と、を含む。1つのポートをアクティブポートとして、又はバックアップポートとして指定するのは、最初はユーザ構成オプションである。
故障が、データパケットをアクティブ受信イーサネットポートに送信する通信リンクのいずれかの部分に検出される場合には、イーサネット保護スイッチシステムが保護切り替えされる。本明細書において使用さえる場合、保護スイッチングは、アクティブ受信イーサネットポートの状態を、「アクティブ」から「バックアップ」に変更すると同時に、バックアップ受信イーサネットポートの状態を「バックアップ」から「アクティブ」に変更することにより実行される。イーサネット保護スイッチシステムが保護切り替えされる場合、データパケットを、新規に作動するイーサネットポートに転送する通信リンクが、プライマリ通信リンクの機能を引き継ぐ。データパケット群を一方のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートに送信する送信/受信回線は、当該トランシーバノードのプライマリ通信リンクに含めることができることに留意されたく、それとともに、データパケット群を他方のトランシーバノードのアクティブ受信イーサネットポートに送信する別の送信/受信回線は、反対方向の通信を受信する当該他方のトランシーバノードのプライマリ通信リンクであることに留意されたい。
この実施形態の1つの実装では、各送信/受信回線は2つの個別回線であり、すなわち、送信回線及び受信回線である。この場合、イーサネット保護スイッチシステムは、データパケット群をトランシーバノードから送信する送信回線と、データパケット群を同じトランシーバノードで受信する受信回線と、を含む。イーサネット保護スイッチシステム10〜12はそれぞれ、データパケット群をトランシーバノードに入力し、そしてトランシーバノードから出力する間に、VLAN識別子を使用して、又は使用することなく保護するように動作することができる。
図1は、イーサネット保護スイッチシステム10を表わすブロック図である。イーサネット保護スイッチシステム10は、第1のネットワークプロセッサ115と、第2のネットワークプロセッサ125と、送信/受信回線151と、送信/受信回線153と、を含む。第1のネットワークプロセッサ115は、本明細書では、「ネットワークプロセッサ115」及び「トランシーバノード101」とも表記される。第2のネットワークプロセッサ125は、本明細書では、「ネットワークプロセッサ125」及び「トランシーバノード102」とも表記される。送信/受信回線151及び153は、データパケット群をネットワークプロセッサ115と125との間で伝送する。ネットワークプロセッサ115は、イーサネットポート112及びイーサネットポート114を含む。ネットワークプロセッサ125は、イーサネットポート122及びイーサネットポート124を含む。
イーサネットポート112及び122は、送信/受信回線151を介して通信可能に接続されて、番号180で一括指示されるイーサネットポートペアを形成する。イーサネットポート114及び124は、番号181で一括指示されるイーサネットポートペアを形成する。このようにして、それぞれのイーサネットポートペア180及び181は、ポイントツーポイント構成で通信可能に接続される。
イーサネット保護スイッチシステム10は、複数のイーサネットポートを、単一の論理ポートとしてグルーピングすることにより、以下に更に詳細に説明するように、保護スイッチングを提供する。ネットワークプロセッサ115からは、イーサネットポート112及び114が単一の論理ポートとして見えるので、論理ポートは物理イーサネットポート群112及び114単位で保護される。イーサネットポート112及び114は、ネットワークプロセッサ115の1つの保護ポートペア188を形成する。同様に、ネットワークプロセッサ125の論理ポートは、物理イーサネットポート群122及び124単位で保護される。イーサネットポート122及び124は、ネットワークプロセッサ125の1つの保護ポートペア189を形成する。
この実施形態の1つの実装では、ネットワークプロセッサ115のコンフィグレーションテーブルで、どのポートが1つの保護ポートペアを形成するかを定義する。ネットワークプロセッサ115の場合、コンフィグレーションテーブルを表1に示す。ネットワークプロセッサ125のコンフィグレーションテーブルを表2に示す。
Figure 2010528505
Figure 2010528505
コンフィグレーションテーブルは、3つ以上の保護ポートペアがネットワークプロセッサに設けられる場合に重要となる。表3は、各論理ポートが1つの保護ポートペアを有する構成の2つの論理ポートを形成する4つのイーサネットポートを有する例示的なトランシーバノード又はネットワークプロセッサのコンフィグレーションテーブルの1つの実施形態を示している。
Figure 2010528505
表4は、2つの論理ポートを形成する4つのイーサネットポートを有する例示的なトランシーバノードの別のコンフィグレーションテーブルを示している。
Figure 2010528505
複製データパケット群は、送信/受信回線151で、そして送信/受信回線153で、第1のネットワークプロセッサ115から送信されるが、その理由は、ネットワークプロセッサ115が、データパケット群を送信/受信回線151及び153の両方から送信するように構成されるからである。同様に、ネットワークプロセッサ115は、複製データパケット群のうちの1つのデータパケットを、送信/受信回線151及び153のうちの一方の回線から受信するように構成される。アクティブ受信イーサネットポートだけでデータパケットを受信するのに対し、バックアップ受信イーサネットポートは、受信データパケットを廃棄する。
この実施形態の1つの実装では、イーサネットポート112が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート114がバックアップ受信イーサネットポートである。この場合、第1のネットワークプロセッサ115のプライマリ通信リンクは、アクティブ受信イーサネットポート112と、イーサネットポート122と、送信/受信回線151と、を含む。第1のネットワークプロセッサ115のバックアップ通信リンクは、バックアップ受信イーサネットポート114と、イーサネットポート124と、送信/受信回線153と、を含む。この同じ実装では、2つの可能なシナリオが第2のネットワークプロセッサ125に関して考えられる。第1のシナリオでは、イーサネットポート124が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート122が、バックアップ受信イーサネットポートである。この場合、第2のネットワークプロセッサ115のプライマリ通信リンクは、アクティブ受信イーサネットポート124と、イーサネットポート114と、送信/受信回線153と、を含む。第2のネットワークプロセッサ125のバックアップ通信リンクは、バックアップ受信イーサネットポート122と、イーサネットポート112と、そして送信/受信回線151と、を含む。
第2のシナリオでは、イーサネットポート122が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート124が、バックアップ受信イーサネットポートである。この場合、第2のネットワークプロセッサ125のプライマリ通信リンクは、アクティブ受信イーサネットポート122と、イーサネットポート112と、送信/受信回線151と、を含む。第2のネットワークプロセッサ125のバックアップ通信リンクは、バックアップ受信イーサネットポート124と、イーサネットポート114と、送信/受信回線153と、を含む。
第1のネットワークプロセッサ115のプライマリ通信リンクのいずれかの部分が故障すると、イーサネットポート114が、保護スイッチングプロセスの間、アクティブ受信イーサネットポートになる。例示的な場合では、送信/受信回線151が遮断される。この場合、第2のネットワークプロセッサ125のイーサネットポート124がアクティブ受信イーサネットポートのままである必要がある、又はアクティブ受信イーサネットポートになる必要があるが、その理由は、イーサネットポート112から送信されるデータパケット群をイーサネットポート122で、遮断された送信/受信回線151を介して受信することがないからである。
この実施形態の別の実装では、イーサネットポート114が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート112がバックアップ受信イーサネットポートである。この場合、第1のネットワークプロセッサ115のプライマリ通信リンクは、アクティブ受信イーサネットポート114と、イーサネットポート124と、送信/受信回線153と、を含む。ネットワークプロセッサ125のバックアップ通信リンクは、バックアップ受信イーサネットポート112と、イーサネットポート122と、送信/受信回線151と、を含む。第2のネットワークプロセッサ125の上述の第1の又は第2のシナリオのいずれかのシナリオをこの実施形態に適用することができる。
第1のネットワークプロセッサ115のプライマリ通信リンクのいずれかの部分が故障すると、送信/受信回線151がアクティブ回線になり、そしてイーサネットポート112が、保護スイッチングプロセスの間、第1のネットワークプロセッサのアクティブ受信イーサネットポートになる。
この実施形態の更に別の実装では、3つのイーサネットポートが各ネットワークプロセッサに設けられ、そして3つのイーサネットポートペアがポイントツーポイント構成で、これらのネットワークプロセッサの間に通信可能に接続される。このようなシステムを図2に示す。図2は、イーサネット保護スイッチシステム11を表わすブロック図である。この実施形態では、送信/受信回線群はそれぞれ、1つの送信回線及び1つの受信回線を含む。イーサネット保護スイッチシステム11は、第1のネットワークプロセッサ415と、第2のネットワークプロセッサ425と、第1のネットワークプロセッサ415の送信回線150,152,及び452と、第1のネットワークプロセッサ415の受信回線154,156,及び456と、を含む。第1のネットワークプロセッサ415の3つのイーサネットポート112,114,及び414が1つの保護ポートトライアド195を形成する。第2のネットワークプロセッサ425の3つのイーサネットポート122,124,及び424が1つの保護ポートトライアド196を形成する。
イーサネットポート414及びイーサネットポート424が番号197で一括指示される1つのイーサネットポートペアを形成する。イーサネットポート414及びイーサネットポート424、ならびに送信回線452及び受信回線456が、1つの通信リンクを形成する。
イーサネット保護スイッチシステム11は、複数のイーサネットポートを単一の論理ポートとしてグルーピングすることにより、以下に更に詳細に説明するように、保護スイッチングを提供する。第1のネットワークプロセッサ415からは、保護ポートトライアド195のイーサネットポート112,114,及び414が単一の論理ポートとして見えるので、論理ポートは物理イーサネットポート群112,114,及び414単位で保護される。同様に、第2のネットワークプロセッサ425からは、保護ポートトライアド196のイーサネットポート122,124,及び424が単一の論理ポートとして見えるので、論理ポートはイーサネットポート群122,124,及び424単位で保護される。表5は、このような保護ポートトライアド196の1つの実装のコンフィグレーションテーブルを示している。
Figure 2010528505
図2に示すように、図1の送信/受信回線151はこの場合は、2つの別々の回線:送信回線150及び受信回線154である。同様に、図1の送信/受信回線153は図2では、2つの別々の回線:送信回線152及び受信回線156として示される。イーサネットポート414及びイーサネットポート424は、送信回線452及び受信回線456を介して通信可能に接続される。送信回線150,152,及び452は、データパケット群を第1のネットワークプロセッサ415から第2のネットワークプロセッサ425に矢印の方向で示すように伝送する。同様に、受信回線154,156,及び456は、データパケット群を第1のネットワークプロセッサ415に第2のネットワークプロセッサ425から矢印の方向で示すように伝送する。
この実施形態の1つの実装では、イーサネットポート112はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート114及び414はバックアップ受信イーサネットポートである。この実装では、イーサネットポート122はデータパケット群をアクティブ受信イーサネットポート112に、第1のネットワークプロセッサ415のプライマリ受信回線である受信回線154を介して送信する。この同じ実装では、3つの可能なシナリオが第2のネットワークプロセッサ425に関して考えられる。第1のシナリオでは、イーサネットポート122が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート124及び424がバックアップ受信イーサネットポートである。第2のシナリオでは、イーサネットポート124が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート122及び424がバックアップ受信イーサネットポートである。第3のシナリオでは、イーサネットポート424が保護イーサネットポート又はアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート122及び124がバックアップ受信イーサネットポートである。通信リンク群は上に説明したように構成される。
この実施形態の1つの実装では、優先順位は、ユーザ構成可能なオプションである。例えば、この実施形態の第1の実装では、イーサネットポート122は、イーサネット保護スイッチシステム11のアクティブ受信イーサネットポートであり、イーサネットポート124は、イーサネット保護スイッチシステム11の第1のバックアップアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート424は、イーサネット保護スイッチシステム11の第2のバックアップアクティブ受信イーサネットポートである。例えば、この実施形態の第2の実装では、イーサネットポート122は、イーサネット保護スイッチシステム11のアクティブ受信イーサネットポートであり、イーサネットポート424は、イーサネット保護スイッチシステム11の第1のバックアップアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート124は、イーサネット保護スイッチシステム11の第2のバックアップアクティブ受信イーサネットポートである。
第2のネットワークプロセッサ425は、複製データパケット群を第1のネットワークプロセッサ415に、受信回線154,156,及び456の全てを介して送信するように構成される。第1のネットワークプロセッサ415の3つのイーサネットポート112,114,又は414のうちの1つのイーサネットポートのみが複製データパケットを受信するのに対し、イーサネットポート112,114,又は414のうちの他の2つのイーサネットポートは、受信したデータパケット群を廃棄する。
第1のネットワークプロセッサ415は、複製データパケット群を第2のネットワークプロセッサ425に、送信回線150,152,及び452の全てを介して送信するように構成される。第2のネットワークプロセッサ425の3つのイーサネットポート122,124,又は424のうちの1つのイーサネットポートのみが複製データパケットを受信するのに対し、イーサネットポート122,124,又は424のうちの他の2つのイーサネットポートは、受信したデータパケット群を廃棄する。
データの複製はOSIモデルのレイヤ2で行なわれるので、保護スイッチングの少なくとも一部がレイヤ2で実行される。先行技術による保護スイッチング手法では、データパケットの複製は物理レイヤ(レイヤ1)で行なわれ、そして各回線に乗った送信信号群は同じに見える。保護スイッチングの一部を本明細書で説明したように、レイヤ2で実行することにより、これらの物理レイヤ信号はもはや同じである必要はない。物理レイヤ複製及びマッチングが必要ではないので、イーサネット保護スイッチシステム11は物理レイヤの影響を受けることがない。従って、ポート群及び電線群は同じである必要はない。例えば、この実施形態の1つの実装では、アクティブポートは電気ポートであり、そしてバックアップポートは光ポートである。
この実施形態の1つの実装では、各バックアップ受信イーサネットの受信機能は無効化される。この実施形態の別の実装では、バックアップ受信イーサネットポートは、バックアップ回線に乗ったデータパケット群を受信し、そして次に、受信したデータパケット群に関する統計情報をネットワークプロセッサが取得した後に、受信したデータパケットを廃棄する。この場合、ネットワークプロセッサにおいて蓄積される統計情報を使用して、トランシーバノードのどの通信リンクが、データパケットを受信するために最も効率が高いかを判断する。
ネットワークプロセッサ415は、どの受信回線を使用してデータパケット群を所与の時点で受信すべきかについて判断する処理機能を含む。この実施形態の1つの実装では、非復帰型の保護スイッチングを実行する。この場合、トランシーバノードは、データパケット群を、アクティブ受信イーサネットポートに通信可能に接続される送信/受信回線から、アクティブ受信イーサネットポートを含む通信リンクに故障が生じるまで継続的に受け入れ、そして次に、トランシーバノードはデータパケット群を、バックアップ受信イーサネットポート群のうちの1つのポートに通信可能に接続される送信/受信回線群のうちの1つの回線から受け入れ始める。このような実施形態では、トランシーバノードはデータパケット群を、新規のアクティブ受信イーサネットポートから、新規のプライマリ通信リンクが故障するまで継続的に受け入れる。
この実施形態の別の実装では、復帰型の保護スイッチングを実装する。この場合、故障した通信リンクが復旧すると、イーサネット保護スイッチシステムは、当該リンクが復旧した後で、かつ設定可能なタイムアウト時間の後に、切り替えを行なって元に戻って元の通信リンクを利用する。このタイムアウト時間によって、システムが交互に切り替わるシステム不安定を防止する。
トランシーバノードのプライマリ通信リンクのいずれかの部分が故障した場合には必ず、バックアップ通信リンク群のうちの1つのバックアップリンクがプライマリ通信リンクになる。ネットワークプロセッサ415及び425は、現在のプライマリ通信リンクが故障した場合に、どのバックアップ通信リンクがプライマリ通信リンクになるかを判断する処理機能を有する。この実施形態の1つの実装では、どのバックアップ通信リンクがプライマリ通信リンクになるかについての判断は、ネットワークプロセッサが収集する統計情報に基づいて行なわれ、この統計情報はネットワークプロセッサ415及び425で受信するデータパケット群の品質に関する。この実施形態の別の実装では、どのバックアップ通信リンクがプライマリ通信リンクになるかについての判断は、物理レイヤ統計情報の品質に基づいて、又は単純なラウンドロビン方式に基づいて行なわれる。
システム11のこの実施形態の1つの実装では、送信回線150,152,及び452、及び対応する受信回線154,156,及び456は、図1に示すように、単一の双方向送信/受信回線である。システム11のこの実施形態の別の実装では、送信回線150,152,及び452、及び対応する受信回線154,156,及び456は、同じ経路に沿って配置されることがない。この実施形態の更に別の実装では、送信回線150,152,及び452、又は受信回線154,156,及び456のうちのどの回線も、同じ物理経路に沿って配置されることがない。これにより、送信回線及び/又は受信回線のうちの2つ以上の回線が、故障発生イベントに起因して同時に故障する可能性が低くなる。例えば、機械的故障は、パワーショベルで掘削していたときの送信回線及び/又は受信回線を含むケーブルの切断に起因する断線により起こり得る。この実施形態の別の実装では、送信回線150及び受信回線154は、送信回線152及び受信回線156で共有されるルートとは物理的に分離され、かつ送信回線452及び受信回線456で共有されるルートからも物理的に分離されるルートに沿って一括して設置される。これにより、ペアリングされた送信回線及び受信回線が、ペアリングされた他の送信回線及び受信回線と同時に機械的に故障する可能性が低くなる。
図3は、イーサネット保護スイッチシステム12を表わすブロック図である。イーサネット保護スイッチシステム12は、第1のトランシーバノード105及び第2のトランシーバノード106を含む。第1のトランシーバノード105は第1のイーサネットスイッチ200及び第1のデバイス320を含む。第1のデバイス320は、第1のネットワークプロセッサ300と、アプリケーション251と、アプリケーション252と、を含む。第1のネットワークプロセッサ300は第1の内部ポート305を有する。
第1のイーサネットスイッチ200は、第1のネットワークプロセッサ300の第1の内部ポート305に通信可能に接続される第1のネットワークプロセッサポート205を含む。第1のイーサネットスイッチ200は更に、2つのイーサネットポート112及び114を含む。イーサネットポート112及び114は、第1のイーサネットスイッチ200内の第1のネットワークプロセッサポート205に通信可能に接続される。
第1のプロセッサ226、第1のメモリ225、及びコンピュータにより実行可能な命令324を記憶する記憶媒体322は、第1のイーサネットスイッチ200内に配置される。この実施形態の1つの実装では、第1のメモリ225は出力VLANスイッチングテーブルと、入力VLANスイッチングテーブルと、VLANコンフィグレーションテーブルと、を記憶する。出力VLANスイッチングテーブル、入力VLANスイッチングテーブル、及びVLANコンフィグレーションテーブルについて、図5及び図6をそれぞれ参照しながら以下に説明する。第1のメモリ225は第1のプロセッサ226及び記憶媒体322に通信可能に接続される。第1のプロセッサ226は更に、記憶媒体322に通信可能に接続される。
第1のプロセッサ226は、図4〜7を参照しながら以下に詳細に説明するように、第1のイーサネットスイッチ200に入力するデータパケット群を、イーサネットポート112及び114と第1のネットワークプロセッサポート205との間で、データパケット内の仮想ローカルエリアネットワーク識別子に基づいて(そして、イーサネットポート112又は114のうちのどのポートがアクティブ受信イーサネットポートであるかに基づいて)誘導する。この誘導は更に、第1のメモリ225に記憶される入力及び出力VLANスイッチングテーブルに基づいて行なわれる。
第2のトランシーバノード106は、第2のイーサネットスイッチ210及び第2のデバイス330を含む。第2のデバイス330は、第2のネットワークプロセッサ310と、アプリケーション351と、アプリケーション352と、を含む。第2のネットワークプロセッサ310は第2の内部ポート315を有する。
第2のイーサネットスイッチ210は、第2のネットワークプロセッサ310の第2の内部ポート315に通信可能に接続される第2のネットワークプロセッサポート215を含む。第2のイーサネットスイッチ210は更に、2つのイーサネットポート122及び124を含む。イーサネットポート122及びイーサネットポート124は、第2のイーサネットスイッチ210内の第2のネットワークプロセッサポート215に通信可能に接続される。
第2のプロセッサ236、第2のメモリ235、及び記憶媒体332は、第2のイーサネットスイッチ210内に配置される。この記憶媒体332に、コンピュータにより実行可能な命令334を記憶する。この実施形態の1つの実装では、第2のメモリ235は出力VLANスイッチングテーブルと、入力VLANスイッチングテーブルと、VLANコンフィグレーションテーブルと、を記憶する。第2のメモリ235は第2のプロセッサ236及び記憶媒体332に通信可能に接続される。第2のプロセッサ236は更に、記憶媒体332に通信可能に接続される。
第2のプロセッサ236は、図4〜7を参照しながら以下に詳細に説明するように、イーサネットスイッチ210に入力するデータパケット群を、第3の及び第4のイーサネットポート122及び124のそれぞれと第2のネットワークプロセッサポート215との間で、データパケット内の仮想ローカルエリアネットワーク識別子に基づいて(そして、イーサネットポート122又は124のうちのどのポートがアクティブ受信イーサネットポートであるかに基づいて)誘導する。この誘導は更に、第2のメモリ235に記憶される入力及び出力VLANスイッチングテーブルに基づいて行なわれる。
送信/受信回線151及び153は、図1を参照しながら上に説明したように、データパケット群をイーサネットスイッチ200と210との間で伝送する。この実施形態の1つの実装では、送信/受信回線151は、図2を参照しながら上に説明したように、送信回線150及び受信回線154に置き換えられる。この実施形態の別の実装では、送信/受信回線153は、図2を参照しながら上に説明したように、送信回線152及び受信回線156に置き換えられる。
第1のネットワークプロセッサ300の第1の内部ポート305から第1のイーサネットスイッチ200で受信するデータパケット群は、送信/受信回線151及び153を介して、第1のイーサネットスイッチ200から第2のイーサネットスイッチ210に送信される。第2のネットワークプロセッサ310の第2の内部ポート315から第2のイーサネットスイッチ210に送信されるデータパケット群は、送信/受信回線151及び153を介して、第2のイーサネットスイッチ210から第1のイーサネットスイッチ200に送信される。
この実施形態の1つの実装では、送信/受信回線151及び153を介して、第1のイーサネットスイッチ200から第2のイーサネットスイッチ210に送信されるデータパケット群は、第1のイーサネットスイッチ200の第1のメモリ225に記憶される出力VLANスイッチングテーブルに基づいて送信される。この場合、第2のイーサネットスイッチ210から第1のイーサネットスイッチ200に送信/受信回線151及び153を介して送信されるデータパケット群は、第2のイーサネットスイッチ210の第2のメモリ235に記憶される出力VLANスイッチングテーブルに基づいて送信される。
イーサネット保護スイッチシステム12は、通信リンクの状態をモニタリングする状態アプリケーション253及び353を含む。第1のイーサネットスイッチ200及び第2のイーサネットスイッチ210の状態アプリケーション253及び353はそれぞれ、通信リンクの状態をモニタリングする。例えば、第1のイーサネットスイッチ200は、通信リンクの故障状態を受信するように構成され、当該通信リンクは、アクティブ受信イーサネットポート(イーサネットポート112又はイーサネットポート114)と、通信可能に接続される送信/受信回線(それぞれ、送信/受信回線151又は153)と、第2のイーサネットスイッチ210のイーサネットポート(それぞれ、イーサネットポート122又はイーサネットポート124)と、を含む。通信リンクが故障した場合、及び故障したときに、イーサネットスイッチはデータパケット群を、バックアップ受信イーサネットポート群のうちの1つのポートに通信可能に接続される送信/受信回線から受け入れ、そして前にアクティブになっていた受信イーサネットポートに通信可能に接続される送信/受信回線からのデータパケット群を、当該故障状態を受信すると廃棄する。この実施形態の1つの実装では、第1のデバイス320及び第2のデバイス330のアプリケーション251及び351は、通信リンクの状態をモニタリングする状態アプリケーション251及び351である。
この実施形態の1つの実装においては、第1のイーサネットスイッチ200では、イーサネットポート112がアクティブ受信イーサネットポートであり、そしてイーサネットポート114がバックアップ受信イーサネットポートである。この場合、第1のイーサネットスイッチ200は、送信/受信回線151で受信するデータパケット群を受け入れ、そして送信/受信回線153で受信するデータパケット群を廃棄するように構成される。この場合、上の説明から理解できるように、イーサネットポート122又はイーサネットポート124のいずれかのポートを、第2のイーサネットスイッチ210のアクティブ受信イーサネットポートとすることができる。
例示的な場合では、第1のイーサネットスイッチ200は、第1のネットワークプロセッサ300が、送信/受信回線151を含む通信リンクの故障状態を受信する場合には、送信/受信回線151からのデータパケット群を受け入れている。送信/受信回線151の故障状態は、通信リンクの送信/受信回線151が故障した、又は遮断されたことを示している。送信/受信回線151を含む通信リンクの故障状態を受信すると、第1のイーサネットスイッチ200は、送信/受信回線153からのデータパケット群をイーサネットポート114で受け入れ始め、そして受け入れたこれらのデータパケットを第1のデバイス320に送信し始める。同時に、第1のイーサネットスイッチ200は、送信/受信回線151からのデータパケット群をイーサネットポート112で廃棄し始める。データパケット群は第1のイーサネットスイッチ200で廃棄される。
この例示的な場合の1つの実装では、送信/受信回線151が故障した後、イーサネット保護スイッチシステム12は、送信/受信回線153への切り替えを行ない、そして送信/受信回線151が正常動作に復旧した後、イーサネット保護スイッチシステム12は切り替えを行なって、第1のイーサネットスイッチ200が、送信/受信回線151からのデータパケット群を受け入れ、そして送信/受信回線153からのデータパケット群を廃棄するようにする。この場合、第1のイーサネットスイッチ200は、ノード動作を変更することにより、送信/受信回線153からのデータパケット群を、送信/受信回線151が故障モードになっている場合にのみ受け入れ、そして送信する。
この例示的な場合の別の実装では、送信/受信回線151が故障した後、イーサネット保護スイッチシステム12は、送信/受信回線153への切り替えを行ない、そして送信/受信回線151が正常動作に復旧した後でも、イーサネット保護スイッチシステム12は、切り替えを行なって元に戻ることがない。従って、第1のイーサネットスイッチ200は、送信/受信回線153からのデータパケット群を受け入れ続け、そして送信/受信回線151からのデータパケット群を廃棄し続ける。この場合、第1のイーサネットスイッチ200は単に、ノード動作を変更するだけでよく、これによって、送信/受信回線153からのデータパケット群を受け入れ、そして送信/受信回線153からのデータパケット群を、故障状態が送信/受信回線153に関して受信される場合に廃棄する。
第1のネットワークプロセッサ300からは、イーサネットポート112及びイーサネットポート114が単一の論理ポートとして見えるので、論理ポートはイーサネットポート群112及び114単位で保護される。同様に、第2のネットワークプロセッサ310からは、イーサネットポート122及び124が単一の論理ポートとして見えるので、論理ポートはイーサネットポート群122及び124単位で保護される。
コンピュータプログラム命令及びデータを明白に具体化するために適する記憶デバイスは、全ての方式の不揮発性メモリを含み、これらの不揮発性メモリとして、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイスのような半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクのような磁気ディスク、光磁気ディスク、ならびにDVDディスクを挙げることができる。上に挙げた要素のうちの幾つかは、特殊設計された特定用途向け集積回路(ASIC)によって補完する、又はASICに組み込むことができる。
第1のプロセッサ226は、ソフトウェア、ファームウェア、又は他のプログラムコードのようなコンピュータにより実行可能な命令324を実行し、命令324によって、第1のプロセッサ226は、図8〜11を参照しながら以下に説明する方法800〜1100が行なわれている間に実行されるように、ここに説明される処理のうちの少なくとも幾つかの部分処理を実行するようになる。第1のプロセッサ226が実行するこのようなコンピュータにより実行可能な命令324及び/又はファームウェアの少なくとも一部、及びあらゆる関連データ構造は、記憶媒体322に実行中に記録される。第1のメモリ225は、例えば第1のプロセッサ226内のランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、及び/又はレジスタのような現在公知の、又は後で開発されるいずれかの適切なメモリを含む。1つの実装では、第1のプロセッサ226はマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含む。更に、第1のプロセッサ226及び第1のメモリ225は別体の要素として図3に示されているが、1つの実装では、第1のプロセッサ226及び第1のメモリ225は、単一のデバイス(例えば、単一の集積回路デバイス)として動作する。第1のプロセッサ226は、ソフトウェア、ファームウェア、又は他のプログラムコードのようなコンピュータにより実行可能な命令324を実行し、図8〜12を参照しながら以下に説明する方法800〜1200を実行する。コンピュータにより実行可能な命令324は、記憶媒体322に記録される、又は記憶媒体322上で実施される複数のプログラム命令を含む。1つの実装では、第1のプロセッサ226は、ASICのようなプロセッササポートチップ及び/又はシステムサポートチップを含む。
同様に、第2のプロセッサ236は、ソフトウェア、ファームウェア、又は他のプログラムコードのようなコンピュータにより実行可能な命令334を実行し、図8〜12を参照しながら以下に説明する方法800〜1200を実行する。コンピュータにより実行可能な命令334は、記憶媒体332に記録される、又は記憶媒体332上で実施される複数のプログラム命令を含む。1つの実装では、第2のプロセッサ236は、ASICのようなプロセッササポートチップ及び/又はシステムサポートチップを含む。
第2のメモリ235は、例えば第2のプロセッサ236内のランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、及び/又はレジスタのような現在公知の、又は後で開発されるいずれかの適切なメモリを含む。1つの実装では、第2のプロセッサ236はマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含む。更に、第2のプロセッサ236及び第2のメモリ235は別体の要素として図3に示されているが、1つの実施では、第2のプロセッサ236及び第2のメモリ235は単一のデバイス(例えば、単一の集積回路デバイス)として動作する。第2のプロセッサ236が実行するコンピュータにより実行可能な命令334及び/又はファームウェアは、記憶媒体332に記録される、又は記憶媒体332上で実施される複数のプログラム命令を含み、この記憶媒体332から、このようなプログラム命令の少なくとも一部を読み出して、第2のプロセッサ236が実行する。1つの実装では、第2のプロセッサ236は、ASICのようなプロセッササポートチップ及び/又はシステムサポートチップを含む。
この実施形態の別の実装では、システム10,11,又は12は、システムユーザがアクティブポート及びバックアップポートを手動で切り替えることができるように構成される。例えば、ユーザがケーブルを、アクティブ受信イーサネットポートの1つ、例えばイーサネットポート112に切り替える場合、ユーザはユーザインターフェース(図示せず)のコマンドをタイプして、イーサネットポート112をアクティブポートにする。別の構成として、マニュアルコマンドによって保護スイッチングを無効化する。このようにして、イーサネットポート112に接続されるケーブルが取り外される場合、イーサネットポート114がデータパケット群を受信し続ける。ユーザは、当該ケーブルを切り替えた後に再度、保護スイッチングを有効化する。
システム10,11,又は12がVLAN識別子で動作する場合、データパケット群は仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)データパケット群であり、そしてVLANタグが入力データパケット群に付加され、そして出力データパケット群から、トランシーバノード101−102,103−104,及び105−106のそれぞれで除去される。図4は、イーサネットスイッチ201(図5)に入力するときに修正されるVLANデータパケット161の1つの実施形態のブロック図である。この場合、データパケット161を形成するために修正されるVLANデータパケット160は本明細書では、「i入力データパケット160」、「複製データパケット160」、又は「複製されたデータパケット160」とも表記される。図5は、トランシーバノード107のイーサネットポート117で複製データパケット160として受信する修正データパケット161の内部経路185及び187の1つの実施形態の説明図である。
トランシーバノード107は、トランシーバノード105(図3)と同じ物理構造を有する。トランシーバノード107は、ネットワークプロセッサ301及びイーサネットスイッチ201を含む。ネットワークプロセッサ301は、アクティブ受信イーサネットポート117及びバックアップ受信イーサネットポート116に、イーサネットスイッチ201のネットワークプロセッサポート206及びネットワークプロセッサ301の内部ポート306を介して通信可能に接続される。ネットワークプロセッサ301からは、イーサネットポート117及び116のような複数の外部ポートが単一の論理ポート190として見える。従って、ネットワークプロセッサ301の論理ポート190はイーサネットポート群117及び116単位で保護される。
同じデータパケット160及び163(図5)は、ローカル及びメトロポリタンエリアネットワーク仮想ブリッジローカルエリアネットワークのための規格を確立するために米国電気電子技術学会(IEEE)が策定した規格802.1Q VLAN仕様に従って送信される。従って、データパケット160及び163のフォーマットは、ローカル及びメトロポリタンエリアネットワーク仮想ブリッジローカルエリアネットワークのための規格を確立するために米国電気電子技術学会(IEEE)が策定した規格802.1Q VLAN仕様に準拠している。
複製データパケット160及び複製データパケット163(図4のデータパケット160として示される)は、図4に示すように、プリアンブルフィールド170と、宛先アドレスフィールド171と、送信元アドレスフィールド172と、802.1Q VLANタグ173と、タイプフィールド/レングス174と、データフィールド175と、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールド176と、を含む。802.1Q VLANタグ173は、タグプロトコル識別子と、当該識別子に続く2オクテットのタグ制御情報と、を含む。2オクテットのタグ制御情報は3つのフィールドから成る。第1のフィールドは、ユーザ優先度を示す3ビットを含む。第2のフィールドは、1ビットのカノニカルフォーマット識別子(canonical format identifier:CFI)を含む。残りの12ビットは、ネットワークを利用する仮想ローカルエリアネットワーク識別子であり、この識別子は、データパケット160を、通信ネットワークを介して送信するために必要とされる。
図5の例示的な実施形態では、データパケット160は、送信/受信回線151で送信され、そして複製データパケット163は、送信/受信回線153で送信される。データパケット160は、ネットワークプロセッサ301に送信される修正データパケット161として構成される。修正データパケット161をイーサネットスイッチ201のネットワークプロセッサポート206で受信する場合、修正データパケット161を、データパケット160のフォーマットで再形成して、ネットワークプロセッサ301に内部ポート306を介して供給する。バックアップ受信イーサネットポート116で受信する複製データパケット163は、修正を加えることなく廃棄されるが、その理由は、物理レイヤでのレシーバパス識別子の接続が解除されるからである。これは、イーサネットポート116とネットワークプロセッサポート206との間の内部経路186に位置するXで指示される。
送信/受信回線151が故障した場合、トランシーバノード107は保護切り替えを行なって、イーサネットポート116がアクティブ受信イーサネットポートになり、そして複製データパケット163をイーサネットスイッチ201で受信するようにする。保護スイッチングプロセス中に、物理レイヤでのイーサネットポート116との接続を確立して、データパケット163を修正し、そしてネットワークプロセッサポート301に送信するようにする。同時に、物理レイヤでのイーサネットポート117との接続を解除して、データパケット160を、当該パケットがイーサネットポート117に到着するときに廃棄するようにする。
プライマリデータパケット160を修正して、VLANタグ177を送信元アドレスフィールド172と802.1Q VLANタグ173との間にデータパケット161を入れることにより形成する(図4)。「VLANタグ」という用語は、本明細書においては「ポートVLANタグ」とも表記される。ポートVLANタグ177は、仮想ローカルエリアネットワーク識別子(VLAN ID)を示す情報を含み、そしてIEEE 802.1Q規格に従って構成される。詳細には、ポートVLANタグ177は、タグプロトコル識別子と、それに続く2オクテットのタグ制御情報と、を含む。ポートVLANタグ177は、802.1Q VLANタグ173と同じようにして構成され、そして上に説明したように、3つのフィールドから成る2オクテットのタグ制御情報を含む。
図5では、トランシーバノード107の各ポートは、括弧内に示すポート番号と一緒に示される。詳細には、ネットワークプロセッサ301の内部ポート306はポート識別子(ID)番号「1」を有する。イーサネットスイッチ201のネットワークプロセッサポート206は識別子番号「3」を有する。イーサネットスイッチ201のアクティブ受信イーサネットポート117及びバックアップ受信イーサネットポート116は識別子番号「1」及び「2」をそれぞれ有する。入力VLANスイッチングテーブルは、イーサネットスイッチ201のメモリ325に記憶される。メモリ325は、図3を参照しながら上に説明した第1のメモリ225と機能及び構造が類似する。図5において実装される入力VLANスイッチングテーブルを表6に示す。入力VLANスイッチングテーブルは、VLAN識別子(N)と、イーサネットスイッチ201における通信可能に接続されるポートとの相関を示している。MACアドレス学習は無効化される。
Figure 2010528505
表6に示す例示的な入力VLANスイッチングテーブルに表示されるように、ポート1(イーサネットポート117)で受信する複製データパケット160は、VLAN識別子2を含むポートVLANタグ177(図4)の付いた修正データパケット161になるように形成される。イーサネットスイッチ201は、修正データパケット161をポート1(イーサネットポート117)から内部経路185を介してポート3(ネットワークプロセッサポート206)に送信する。
同様に、表6に示す例示的な入力VLANスイッチングテーブルは、ポート2(イーサネットポート116)で受信する複製データパケット163が、送信/受信回線153がアクティブ送信/受信回線である場合に、VLAN識別子3を含むポートVLANタグ177(図4)の付いたデータパケット161になるように形成されることを示している。データパケット161はポート3(ネットワークプロセッサポート206)に送信される。
この実施形態の1つの実装では、例示的なデータパケット160は、図3に示すように、トランシーバノード105の第1のデバイス320及び第1のイーサネットスイッチ200を含む通信ネットワーク(図示せず)内で送信されている。この実施形態の別の実装では、例示的なデータパケット160は、図2に示すように、ネットワークプロセッサ415を含む通信ネットワーク(図示せず)内で送信されている。この実施形態の更に別の実装では、処理時間を短くするために、VLANタグ177を付加する場合には、イーサネットパケットの末尾のフレームチェックシーケンスは再計算されることがない。データパケットは、VLANタグ177を除去しても同じままであり、そしてフレームチェックシーケンスは有効になったままである。
更に別の実施形態では、トランシーバノードは、図3のトランシーバノード105であり、そして第1のデバイス320はプロバイダーブリッジ(図示せず)を含む。この場合、第1のデバイス320で受信するデータパケットはプロバイダーブリッジVLANタグを含み、このタグは、IEEE 802.1AD規格に従って構成される。プロバイダーブリッジVLANタグの挿入及び除去についての詳細は、‘782出願に記載されている。
この実施形態の更に別の実装では、複製データパケット163は、パケットレイヤ(レイヤ2)で処理され、そして受信した複製データパケット群163の全てが、廃棄される前に、ポート2(イーサネットポート116)でポート品質及び完全性に関してチェックされる。例えば、巡回冗長検査エラー、長さエラー、及び/又は廃棄データパケットに関する統計情報は、イーサネットポート117及び116の両方で収集することができる。蓄積した統計情報を使用して、イーサネットポート117及び116、及びこれらのポートにそれぞれ通信可能に接続される送信/受信回線151及び153の相対性能を判断する。この場合、性能のより良い方のイーサネットポート回線を選択してアクティブ受信イーサネットポートとする。統計情報が複製データパケット163に関して収集される場合、VLANタグ及びVLAN IDはデータパケット163に、当該パケットが廃棄される前に付加されることはない。
この実施形態の更に別の実装では、コンフィグレーションテーブルは、イーサネットスイッチ210に、入力スイッチングテーブル及び出力スイッチングテーブルと一緒に記録される。コンフィグレーションテーブルは、イーサネットスイッチ201が、1つの論理ポートに対応する保護ポートペア190を形成するポート群の構成を開始するときに実行される。イーサネットスイッチ201の場合、開始中に実行されるコンフィグレーションテーブルを表7に示す。表7は、イーサネットポート117及び116が、トランシーバノード107の単一の論理ポートに対応する保護ポートペア190であることを示している。
Figure 2010528505
VLANコンフィグレーションテーブルでは、デフォルトのVLAN IDを1つの所与のポートに対して指定する。この実施形態の1つの実装では、これらのポートは、これらのポートに関連する2つ以上のVLAN IDを有し、そして、ユーザが別のVLAN IDを指定しない限りデフォルトのVLANが使用される。データパケットがイーサネットポートに到着すると、デフォルトのVLANを指定するコンフィグレーションテーブルを使用して、どのVLANをデータパケットに割り当てるべきかを判断する。例示的なVLANコンフィグレーションテーブルを表8に示す。
Figure 2010528505
本明細書において説明するスイッチングは、ポート多重化が行なわれない場合には、VLANタグを用いることなく実行することができる。スイッチ群に明示的なタグが必要とされない場合、データパケットはタグ付けされないが、説明したプロセスの残りの部分は同じである。スイッチにVLANタグを使用することがない例示的な場合では、データパケットはポート1(イーサネットポート117)に到着し、デフォルトのVLAN IDはVLAN2であり、データパケットをVLAN2に従ってスイッチングテーブルエントリに基づいて切り替えるが、VLANタグはパケットに付加されることがない。
バックアップ受信イーサネットポート116の物理レイヤでのレシーバパス識別子との接続が解除されても、バックアップ受信イーサネットポート116はアクティブのままで、データパケット群をイーサネットスイッチ201から送信する。これを図6に示す。図6は、トランシーバノード107のイーサネットポート117及び116から未修正データパケット群160として送信される修正データパケット群161の内部経路182,183,及び184の1つの実施形態の説明図である。図6のトランシーバノード107は、図5のトランシーバノード105と同じであるが、出力中のデータパケット群161が取る内部経路182,183,及び184は、入力中のプライマリデータパケット群161が取る内部経路185,186,及び187とは異なる。出力方向及び入力方向は、個別のVLANスイッチングテーブルに書き込まれる。イーサネットスイッチ201の各ポートに関連付けられるVLAN識別子(ID)は、図5におけるものと同じである。
図6に示す例示的なデータパケット160及び161は、図4を参照しながら上に説明したデータパケットである。出力データパケット160を、トランシーバノード107からアクティブ受信イーサネットポート117及びバックアップ受信イーサネットポート116の両方を介して出力中に切り替えるために、データパケット160は、更に別のVLANタグを付けてネットワークプロセッサ301内で構成される。図6に示すように、データパケット160をネットワークプロセッサ301でアプリケーションから受信する場合に、VLANタグ177のVLAN識別子1をデータパケット160に付加して修正データパケット161を形成する。2つ以上のポートが、2つ以上のイーサネットスイッチ201に接続されるネットワークプロセッサ301に配設される場合、本明細書を一読して理解することができるように、スイッチングテーブルをネットワークプロセッサ301に常駐させる。データパケット161はイーサネットスイッチ201に、内部ポート306及びネットワークプロセッサポート206を介して供給される。
この実施形態の1つの実装では、VLAN IDは、ネットワークプロセッサ301の内部ポート306で付加される。この実施形態の別の実施では、VLAN IDは、イーサネットスイッチ201のネットワークプロセッサポート206で付加される。この実施形態の更に別の実装では、VLAN IDがデータパケット160に付加されることがなく、そしてデータパケット160は、経路183及び184を介してそれぞれのイーサネットポート117及び116に送信される。
イーサネットスイッチ201はデータパケット161をイーサネットポート117及び116に、VLAN識別子1に従って切り替える。出力VLANスイッチングテーブルは、イーサネットスイッチ201内のメモリ325に記憶される。図6において実行される出力VLANスイッチングテーブルを表9に示す。
MACアドレス学習は無効化される。
Figure 2010528505
表8に示す例示的な出力VLANスイッチングテーブルに示されるように、ポート3(ネットワークプロセッサポート206)で受信するデータパケット160にVLAN識別子1を付与し、そしてデータパケット160は保護ポートペア190の両方のポート、すなわちポート1(イーサネットポート117)及びポート2(イーサネットポート116)に送信される。
この実施形態の1つの実装では、トランシーバノード107で受信するデータパケットは、802.1Q VLANタグ173を含まない。図7は、イーサネットスイッチ201(図5)に入力するときに修正されるVLANデータパケット361の1つの実施形態のブロック図である。この場合、VLANデータパケット360は「入力データパケット360」又は「複製データパケット360」と表記される。データパケット360はデータパケット160と、802.1Q VLANタグ173が無いことを除き、同様である。詳細には、データパケット360は、イーサネットフレームのIEEE802.3−2002規格に従って、仮想ローカルエリアネットワークタグを付けることなく構成される。データパケット360は、VLANタグを付加することにより、トランシーバノード105における切り替えを可能にして、データパケット361が形成されるように構成される。データパケット361はイーサネットフレームであり、このイーサネットフレームを修正して、更に別のポートVLANタグ377を含むようにする。
データパケット160及び161を参照して行なわれる図5及び6に関する上の説明は、データパケット360及び361のそれぞれにも当てはめることができる。唯一の違いは、データパケット361をネットワークプロセッサ301とイーサネットスイッチ201のイーサネットポート117及び116との間で切り替える場合に、データパケット361が、ポートVLANタグ377を送信元アドレスフィールド172とタイプフィールド/レングス174との間に挿入した状態で構成されることである。
ポートVLANタグ377は、図4のポートVLANタグ177と等価である。従って、ポートVLANタグ377は、仮想ローカルエリアネットワーク識別子(VLAN ID)を示す情報を含み、そしてIEEE802.1Q規格に従って構成される。詳細には、ポートVLANタグ377は、タグプロトコル識別子と、当該識別子に続く2オクテットのタグ制御情報と、を含む。ポートVLANタグ377は、図4を参照しながら上に説明したように、3つのフィールドから成る2オクテットのタグ制御情報を含む。
VLANタグを付加し、そして除去する方法について、図9〜12の方法800〜1200をそれぞれ参照しながら以下に要約する。方法800〜1200について、図3のイーサネット保護スイッチシステム12を参照しながら、かつ図4〜6を参照しながら説明する。方法800〜1200についての説明は、1つのトランシーバノード105(図3)のみを参照しながら行なわれるので、「第1のイーサネットスイッチ200」は「イーサネットスイッチ200」と表記され、「第1のネットワークプロセッサポート205」は「ネットワークプロセッサポート205」と表記され、「第1のメモリ225」は「メモリ225」と表記され、「第1の内部ポート305」は「内部ポート305」と表記され、「第1のネットワークプロセッサ300」は「ネットワークプロセッサ300」と表記され、そして「第1のデバイス320」は「デバイス320」と表記される。
図8は、本発明による入力データパケット群を保護切り替えして入力する方法800の1つの実施形態のフロー図である。方法800では、入力データパケット160がアクティブ受信イーサネットポート112及びバックアップ受信イーサネットポート114からネットワークプロセッサポート205に入力するプロセス(図3)を記述する。ブロック802では、複製データパケット160を、保護イーサネットスイッチ200のアクティブ受信イーサネットポート112で、送信/受信回線151を介して受信する。「イーサネットスイッチ」及び「保護イーサネットスイッチ」という用語は、本明細書では同じ意味に使用される。ブロック804では、複製データパケット160を、保護イーサネットスイッチ200のバックアップ受信イーサネットポート114で、送信/受信回線153を介して受信する。ブロック806では、バックアップ受信イーサネットポート114で受信する複製データパケット160を、イーサネットスイッチ200で、仮想ローカルエリアネットワークタグ及び識別子を複製データパケット160に付加することなく廃棄する。従って、仮想ローカルエリアネットワーク識別子(VLAN ID)は、バックアップ受信イーサネットポート114で受信する複製データパケットの仮想ローカルエリアネットワークタグ177のデータ構造に挿入されることがない。
ブロック808では、仮想ローカルエリアネットワーク識別子(VLAN ID)のデフォルト値をアクティブ受信イーサネットポートに関して設定する。VLAN IDの値は、データパケットを受信したアクティブ受信イーサネットポートに基づいて設定される。
ブロック810では、VLANタグ付けがシステムにおいて行なわれているかどうかを判断する。VLANタグ付けが行なわれている場合、方法800のフローはブロック812に進む。ブロック812では、仮想ローカルエリアネットワークタグ177の4バイトのデータ構造を、アクティブ受信イーサネットポート112で受信する複製データパケット160に付加する。ブロック814では、VLAN識別子を、ブロック808で設定されるデフォルトVLANに基づいて割り当てる。従って、VLAN IDの値が仮想ローカルエリアネットワークタグ177のデータ構造に挿入されて、修正データパケット161を形成する(図4)。方法800のフローはブロック814からブロック816に進む。
ブロック810において、VLANタグ付けがシステムにおいて行なわれていないと判断された場合、方法800のフローはブロック816に進む。ブロック816では、データパケット160又は修正データパケットを、イーサネットスイッチ200のネットワークプロセッサポート205に、ブロック808で設定される仮想ローカルエリアネットワーク識別子VLAN IDに基づいて送信する。ネットワークプロセッサポート205に送信されるデータパケットは、VLANタグ付けが行なわれておらず、かつブロック812及び814が行なわれない場合のデータパケット160である。ネットワークプロセッサポート205に送信されるデータパケットは、VLANタグ付けが行なわれており、かつブロック812及び814が行なわれた場合のデータパケット161である。
図9は、本発明による入力データパケット群を保護切り替えして入力する方法900の1つの実施形態のフロー図である。方法900では、データパケット160又は修正データパケット161が、ネットワークプロセッサポート205からデバイス320のアプリケーション252に入力するプロセス(図3)を記述する。方法900のVLANタグ除去プロセスは、ネットワークプロセッサポート205、又はネットワークプロセッサ300の内部ポート305のいずれにおいても行なうことができる。このフローを以下に、方法900のVLANタグ除去プロセスがネットワークプロセッサポート205において行なわれる場合について説明する。しかしながら、方法900についての記述を一読する当業者であれば、どのようにして、方法900のVLANタグ除去プロセスを内部ポート305において行なうことができるかが分かるであろう。
ブロック902では、修正データパケット161又はデータパケット160をイーサネットスイッチ200のネットワークプロセッサポート205で受信する。ブロック904では、VLANタグ付けがシステムによって行なわれているかどうかを判断する。ネットワークプロセッサポート205で受信するデータパケットがデータパケット160である場合、VLANタグ付けは行なわれていない。ネットワークプロセッサポート205で受信するデータパケットが修正データパケット161である場合、VLANタグ付けが行なわれている。VLANタグ付けがシステムによって行なわれていると判断される場合、方法900のフローはブロック906に進む。
ブロック906では、仮想ローカルエリアネットワーク識別子を、修正データパケット161のポートVLANタグ177から抽出する。この実施形態の1つの実装では、イーサネットスイッチ200のプロセッサ226は、仮想ローカルエリアネットワーク識別子を、修正データパケット161のポートVLANタグ177から抽出する。ブロック908では、論理ポートを、アクティブ受信イーサネットポート、及び上に示す表7のようなVLANコンフィグレーションテーブルに基づいて設定する。ブロック910では、仮想ローカルエリアネットワークタグ177を修正データパケット161から除去して、複製データパケット160を再形成する。この実施形態の1つの実装では、イーサネットスイッチ200のプロセッサ226は、ポートVLANタグ177を修正データパケット161から除去して、複製データパケット160を再形成する。ブロック906〜910は、タグ除去プロセスに必要なステップである。
フローはブロック912に進み、そして再形成された複製データパケット160をネットワークプロセッサ300にネットワークプロセッサポート305を介して送信する。ブロック912では、複製データパケット160を、ネットワークプロセッサ300を含むデバイス320内のアプリケーション251又は252に渡す。再形成された複製データパケット160は、デバイス320のネットワークプロセッサ300の内部ポート305を介して渡される。
VLANタグ付け(及びタグ除去)がシステムによって行なわれていないと判断される場合、方法900のフローはブロック914に進む。ブロック914では、論理ポートを、データパケット160のアクティブ受信イーサネットポート、及び上に示す表7のようなコンフィグレーションテーブルに基づいて設定する。フローはブロック914からブロック912に進む。ブロック912では、複製データパケット160を、ネットワークプロセッサ300を含むデバイス320内のアプリケーション251又は252に渡す。形成された複製データパケット160は、デバイス320のネットワークプロセッサ300の内部ポート305を介して渡される。
方法900のプロセスが、ネットワークプロセッサ300の内部ポート305で行なわれる場合、データパケット160又は修正データパケット161を、ネットワークプロセッサポート205から内部ポート305に渡す。修正データパケット161を内部ポート305に渡す場合、VLANタグを修正データパケット161から内部ポート305で除去する。
図10は、本発明による入力データパケット160を保護切り替えして入力する方法1000の1つの実施形態のフロー図である。ブロック1002では、イーサネットポート群を含む通信リンク群の故障状態をモニタリングする。この実施形態の1つの実施では、イーサネットスイッチ200のプロセッサ226は、アクティブ受信イーサネットポート112、送信/受信回線151、及びイーサネットポート122を含む通信リンクを故障状態に関してモニタリングする。この実施形態の別の実装では、イーサネットスイッチ200のプロセッサ226は、アクティブ受信イーサネットポート112、送信/受信回線151、及びイーサネットポート122を含む通信リンク、ならびにバックアップ受信イーサネットポート114、送信/受信回線153、及びイーサネットポート124を含む通信リンクの両方を故障状態に関してモニタリングする。
ブロック1004では、これらの通信リンクのうちの1つの通信リンクの故障状態を受信する。この実施形態の1つの実装では、プロセッサ226は、アクティブ受信イーサネットポート112、送信/受信回線151、及びイーサネットポート122を含むアクティブ通信リンクの故障状態を受信する。
ブロック1006では、故障通信リンクから受信する入力データパケット160を、故障状態の受信に応じて廃棄する。プロセッサ226は、複製データパケット160を伝送し、かつアクティブ受信イーサネットポートを含む通信リンクが故障した場合に、アクティブ受信イーサネットポートを無効にする。
この実施形態の1つの実装では、故障状態を送信/受信回線151を含む通信リンクに関して受信したときに、複製データパケット160をアクティブ送信/受信回線151から受け入れている場合に、プロセッサ226は、イーサネットスイッチ200を再構成して、送信/受信回線151から受信したデータパケット160を廃棄する。この実施形態の別の実装では、故障状態を送信/受信回線153を含む通信リンクに関して受信したときに、複製データパケット160をアクティブ送信/受信回線153から受信している場合に、プロセッサ226は、イーサネットスイッチ200を再構成して、送信/受信回線153から受信したデータパケット160を廃棄する。この実施形態の更に別の実装では、故障状態を送信/受信回線151を含む通信リンクに関して受信したときに、複製データパケット160を送信/受信回線153から受信している場合、イーサネットスイッチ200は再構成されない。この実施形態の更に別の実装では、故障状態を送信/受信回線153を含む通信リンクに関して受信したときに、複製データパケット160を送信/受信回線151から受信している場合、イーサネットスイッチ200は再構成されない。
ブロック1008では、動作状態の送信/受信回線で受信するデータパケット160をネットワークプロセッサ300に送信する。この実施形態の1つの実装では、動作状態の送信/受信回線で受信する複製データパケット160をイーサネットスイッチ201で修正し、そして修正データパケット161をネットワークプロセッサ301に送信する(図5)。
図11は、本発明による出力データパケット160を保護切り替えして出力する方法1100の1つの実施形態のフロー図である。方法1100では、データパケット160がアプリケーションからイーサネットポート112及び114に出力するプロセス(図3)を記述する。方法1100のVLANタグ付けプロセスは、イーサネットスイッチ200のネットワークプロセッサポート205、又はネットワークプロセッサ300の内部ポート305のいずれにおいても行なうことができる。このフローを以下に、方法1100のVLANタグ付けプロセスがネットワークプロセッサポート205において行なわれる場合について説明する。しかしながら、方法1100についての記述を一読する当業者であれば、どのようにして、方法1100のプロセスをネットワークプロセッサ300の内部ポート305において行なうことができるかが分かるであろう。
ブロック1102では、出力データパケット160をデバイス320のアプリケーション251からネットワークプロセッサ300で受信する(図3)。ブロック1104では、データパケット160をイーサネットスイッチ200で受信する。出力データパケット160は、ネットワークプロセッサ300の内部ポート305から、イーサネットスイッチ200のネットワークプロセッサポート205で受信する。ブロック1106では、VLANタグ付けが行なわれているかどうかを判断する。VLANタグ付けがシステムによって行なわれていると判断される場合、方法1100のフローはブロック1108に進む。ブロック1108では、仮想ローカルエリアネットワークタグ177を、出力データパケット160に付加してデータパケット161を形成する。ブロック1110では、VLAN1のような仮想ローカルエリアネットワーク識別子を仮想ローカルエリアネットワークタグ177に割り当てる。ブロック1112では、データパケット161を、アクティブ受信イーサネットポート112及びバックアップ受信イーサネットポート114で受信する。
VLANタグ付けがシステムにより行なわれていないと判断される場合、方法1100のフローはブロック1106からブロック1112に進み、そしてデータパケット160を、アクティブ受信イーサネットポート112及びバックアップ受信イーサネットポート114で受信する。
ブロック1114では、VLANタグ付けが行なわれているかどうかを判断する。VLANタグ付けがシステムにより行なわれていると判断される場合、方法1100のフローはブロック1116に進む。ブロック1116では、VLANタグをデータパケット161から除去する。詳細には、VLAN ID1のような仮想ローカルエリアネットワーク識別子を、アクティブ受信イーサネットポート112及びバックアップ受信イーサネットポート114で受信するデータパケット群161のVLANタグ177から抽出し、そして仮想ローカルエリアネットワークタグ177を、アクティブ受信イーサネットポート112及びバックアップ受信イーサネットポート114で受信するデータパケット群161から除去して出力データパケット160を形成する。フローはブロック1118に進む。
VLANタグ付けがシステムにより行なわれていないと判断される場合、方法1100のフローはブロック1114からブロック1118に進む。ブロック1118では、出力データパケット160を(複製データパケットとして)、アクティブ受信イーサネットポート112及びバックアップ受信イーサネットポート114の両方から送信する。
ここに説明する方法及び手法は、デジタル電子回路で実行する、又はプログラマブルプロセッサ(例えば、特定用途向けプロセッサ、又はコンピュータのような汎用プロセッサ)、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実行することができる。これらの手法を具体化する装置は、適切な入力デバイス及び出力デバイス、プログラマブルプロセッサ、及びプログラマブルプロセッサが実行するプログラム命令を明白に具体化する記憶媒体を含むことができる。これらの手法を具体化するプロセスは、プログラマブルプロセッサが命令プログラムを実行して、所望の機能を、入力データを操作し、そして適切な出力を生成することにより実行することができる。これらの手法は、プログラマブルシステムで実行することができる1つ以上のプログラムで実行すると有利であり、当該プログラマブルシステムは、データ及び命令をデータストレージシステムから受信し、そしてデータ及び命令をデータストレージシステムに送信するように接続される少なくとも1つのプログラマブルプロセッサと、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスと、を含む。一般的に、プロセッサは命令及びデータをリードオンリメモリ及び/又はランダムアクセスメモリから受信する。
特定の実施形態を本明細書において示し、そして説明してきたが、当業者であれば、同じ目的を達成すると考えられるどのような構造も、提示した特定の実施形態の代わりに用いることができることが理解できるであろう。本出願は、本発明のあらゆる適応形態及び変形形態を含むものである。従って、本発明が請求項及び請求項の等価物によってのみ制限されるものであることは明白である。

Claims (24)

  1. イーサネットポート群を有する第1のトランシーバノードであって、前記イーサネットポート群が1つのアクティブ受信イーサネットポートと、そして少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含む、前記第1のトランシーバノードと、
    前記イーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートに通信可能に接続される送信/受信回線群であって、各送信/受信回線が、通信可能に接続される第2のトランシーバノードから送信されるデータパケットの複製データパケット群を伝送する、前記送信/受信回線群と、を備え、
    送信/受信回線から前記アクティブ受信イーサネットポートに入力する前記複製データパケットは前記第1のトランシーバノードで受信され、
    送信/受信回線から前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのそれぞれ1つのバックアップ受信イーサネットポートに入力する前記複製データパケットは前記第1のトランシーバノードで廃棄され、かつ、
    前記複製データパケットを前記アクティブ受信イーサネットポートに入力する前記送信/受信回線が故障した場合に、前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのうちの1つのバックアップ受信イーサネットポートが前記アクティブ受信イーサネットポートとして機能し始め、前記第1のトランシーバノードは、複製データパケット群を、前記イーサネットポート群の各イーサネットポートから出力して、前記送信/受信回線群の各送信/受信回線で伝送するように構成される、イーサネット保護スイッチシステム。
  2. 前記システムは、
    イーサネットポート群を有する第2のトランシーバノードであって、前記イーサネットポート群が1つのアクティブ受信イーサネットポートと、そして少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含む、第2のトランシーバノードを備え、
    前記送信/受信回線群は、前記第2のトランシーバノードの前記イーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートに通信可能に接続され、
    前記第2のトランシーバノードの前記イーサネットポート群は、前記第1のトランシーバノードの前記イーサネットポート群のそれぞれ1つのイーサネットポートにポイントツーポイント構成で通信可能に接続され、
    各送信/受信回線は、前記第1のトランシーバノードから送信される複製データパケットを伝送し、
    送信/受信回線から前記第2のトランシーバノードの前記アクティブ受信イーサネットポートに入力する前記複製データパケットは前記第2のトランシーバノードで受信され、
    送信/受信回線から前記第2のトランシーバノードの前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのそれぞれ1つのバックアップ受信イーサネットポートに入力する前記複製データパケットは前記第2のトランシーバノードで廃棄され、かつ、
    前記複製データパケットを前記第2のトランシーバノードの前記アクティブ受信イーサネットポートに入力する前記送信/受信回線が故障した場合に、前記第2のトランシーバノードの前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのうちの1つのバックアップ受信イーサネットポートが前記アクティブ受信イーサネットポートとして機能し始め、前記第2のトランシーバノードは、複製データパケット群を、前記第2のトランシーバノードの前記イーサネットポート群の各イーサネットポートから出力して、前記送信/受信回線群の各送信/受信回線で前記第1のトランシーバノードに伝送するように構成される、請求項1記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  3. 各トランシーバノードは、前記1つのアクティブ受信イーサネットポートと、そして前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を有するネットワークプロセッサを含み、前記ネットワークプロセッサは、前記アクティブ受信イーサネットポートに通信可能に接続される前記送信/受信回線から入力する前記データパケットを受け入れ、そして前記送信/受信回線群のうちの他の送信/受信回線から入力する前記複製データパケットを廃棄するように構成され、前記ネットワークプロセッサは更に、複製データパケット群を前記ネットワークプロセッサの前記イーサネットポート群の各イーサネットポートから出力して、前記送信/受信回線群の各送信/受信回線で伝送するように構成される、請求項2記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  4. 第1のネットワークプロセッサのイーサネットポートを第2のネットワークプロセッサのイーサネットポートに通信可能に接続する各送信/受信回線は、
    前記第1のネットワークプロセッサの前記イーサネットポートから前記第2のネットワークプロセッサの通信可能に接続される前記イーサネットポートに出力するデータパケット群を伝送する送信回線と、
    前記第2のネットワークプロセッサの前記イーサネットポートから前記第1のネットワークプロセッサの通信可能に接続される前記イーサネットポートに出力するデータパケット群を伝送する受信回線と、を含む、請求項3記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  5. 各トランシーバノードは、
    内部ポートを有するネットワークプロセッサと、
    イーサネットスイッチと、を含み、
    該イーサネットスイッチは、
    前記ネットワークプロセッサの前記内部ポートに通信可能に接続されるネットワークプロセッサポートと、
    前記ネットワークプロセッサポートに通信可能に接続されるイーサネットポート群と、
    前記イーサネットスイッチ内に配置され、かつスイッチングテーブルを記憶するメモリと、
    を含む、請求項2記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  6. 各トランシーバノードの前記イーサネットスイッチは、前記アクティブ受信イーサネットポートと、そして前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートと、を含み、
    第1のネットワークプロセッサの第1の内部ポートから第1のイーサネットスイッチで受信するデータパケット群は、前記第1のイーサネットスイッチの前記アクティブ受信イーサネットポート、及び前記第1のイーサネットスイッチの前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートの各バックアップ受信イーサネットポートから出力されて、前記送信/受信回線群を介して前記第2のイーサネットスイッチに送信され、かつ
    第2のネットワークプロセッサの第2の内部ポートから第2のイーサネットスイッチで受信するデータパケット群は、前記第2のイーサネットスイッチの前記アクティブ受信イーサネットポート、及び前記第2のイーサネットスイッチの前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートの各バックアップ受信イーサネットポートから出力されて、前記送信/受信回線群を介して前記第2のイーサネットスイッチに送信される、請求項5記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  7. 更に、
    前記第1のイーサネットスイッチの第1のメモリに記憶される出力VLANスイッチングテーブルと、
    前記第2のイーサネットスイッチの第2のメモリに記憶される出力VLANスイッチングテーブルと、を備え、前記送信/受信回線群を介して前記第1のイーサネットスイッチから前記第2のイーサネットスイッチに送信される複製データパケット群は、前記第1のメモリに記憶される前記出力VLANスイッチングテーブルに基づいて送信され、そして前記送信/受信回線群を介して前記第2のイーサネットスイッチから前記第1のイーサネットスイッチに送信される複製データパケット群は、前記第2のメモリに記憶される前記出力VLANスイッチングテーブルに基づいて送信される、請求項6記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  8. 前記ネットワークプロセッサは、データパケット群を前記イーサネットスイッチから入力VLANスイッチングテーブルに基づいて受信するように構成され、前記システムは更に、
    前記アクティブ受信イーサネットポートを含む前記通信リンクの状態をモニタリングする状態アプリケーションを備え、前記イーサネットスイッチは、前記アクティブ受信イーサネットポートを含む前記通信リンクの故障状態を、前記アクティブ受信イーサネットポートを含む前記通信リンクが故障したときに受信するように構成され、前記イーサネットスイッチはデータパケット群を、前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのうちの1つのバックアップ受信イーサネットポートに通信可能に接続される前記送信/受信回線から受け入れ、かつ前記故障状態を受信すると、前記アクティブ受信イーサネットポートに通信可能に接続される前記送信/受信回線からのデータパケット群を廃棄する、請求項7記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  9. 更に、
    前記第1のネットワークプロセッサと、少なくとも1つのアプリケーションと、を含む第1のデバイスと、
    前記第2のネットワークプロセッサと、少なくとも1つのアプリケーションと、を含む第2のデバイスと、
    を備える、請求項6記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  10. 更に、
    前記アクティブ受信イーサネットポートを含む前記通信リンクの状態をモニタリングする状態アプリケーションを備え、前記イーサネットスイッチは、前記アクティブ受信イーサネットポートを含む前記通信リンクの故障状態を、前記アクティブ受信イーサネットポートを含む前記通信リンクが故障したときに受信するように構成され、前記イーサネットスイッチはデータパケット群を、前記少なくとも1つのバックアップ受信イーサネットポートのうちの1つのバックアップ受信イーサネットポートに通信可能に接続される前記送信/受信回線から受け入れ、そして前記故障状態を受信すると、前記アクティブ受信イーサネットポートに通信可能に接続される前記送信/受信回線からのデータパケット群を廃棄する、請求項6記載のイーサネット保護スイッチシステム。
  11. イーサネットポート群を保護切り替えする方法であって、該方法は、
    複製データパケットを、保護イーサネットスイッチのアクティブ受信イーサネットポートで受信するステップと、
    複製データパケットを、前記保護イーサネットスイッチのバックアップ受信イーサネットポートで受信するステップと、
    仮想ローカルエリアネットワークタグを、前記アクティブ受信イーサネットポートで受信する前記複製データパケットに付加するステップと、
    仮想ローカルエリアネットワーク識別子を前記仮想ローカルエリアネットワークタグに、前記複製データパケットを受信した前記イーサネットポートに基づいて割り当てて、修正データパケットを形成するステップと、
    前記バックアップ受信イーサネットポートで受信する前記複製データパケットを廃棄するステップと、
    前記修正データパケットをネットワークプロセッサポートに、前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子に基づいて送信するステップと、
    を含む、方法。
  12. 入力データパケット群を保護切り替えして入力するステップは更に、
    前記修正データパケットを前記イーサネットスイッチの前記ネットワークプロセッサポートで受信するステップと、
    前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子を抽出するステップと、
    前記仮想ローカルエリアネットワークタグを除去して、前記複製データパケットを再形成するステップと、
    再形成された前記複製データパケットをネットワークプロセッサにネットワークプロセッサポートを介して送信するステップと;
    再形成された前記複製データパケットを前記ネットワークプロセッサで内部ポートを介して受信するステップと、
    再形成された前記複製データパケットを、前記ネットワークプロセッサを含むデバイス内のアプリケーションに渡すステップと、
    を含む、請求項11記載の方法。
  13. 更に、
    前記イーサネットポート群を含む通信リンク群の故障状態をモニタリングするステップを含む、請求項12記載の方法。
  14. 更に、
    前記通信リンク群のうちの1つの通信リンクの故障状態を受信するステップと、
    故障状態の前記通信リンクの前記送信/受信回線から受信する前記データパケット群を、前記故障状態の受信に応じて廃棄するステップと、
    動作状態の前記通信リンクの前記送信/受信回線から受信する前記データパケットを送信するステップと、
    を含む、請求項13記載の方法。
  15. 更に、
    出力データパケットをデバイス内のアプリケーションから前記デバイスのネットワークプロセッサの内部ポートで受信するステップと、
    仮想ローカルエリアネットワークタグを、前記出力データパケットに付加するステップと、
    前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子を前記仮想ローカルエリアネットワークタグに、前記内部ポートに基づいて割り当てるステップと、
    を含む、請求項12記載の方法。
  16. 更に、
    前記出力データパケットを前記イーサネットスイッチのネットワークプロセッサポートで受信するステップと、
    前記出力データパケットを、アクティブ受信イーサネットポート及び前記バックアップ受信イーサネットポートで受信するステップと、
    前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子を抽出するステップと、
    前記仮想ローカルエリアネットワークタグを除去するステップと、
    前記出力データパケットを前記アクティブ受信イーサネットポート及び前記バックアップ受信イーサネットポートから送信するステップと、
    を含む、請求項15記載の方法。
  17. イーサネットポート群を保護切り替えする方法であって、該方法は、
    複製データパケットを、保護イーサネットスイッチのアクティブ受信イーサネットポートで受信するステップと、
    複製データパケットを、前記保護イーサネットスイッチのバックアップ受信イーサネットポートで受信するステップと、
    前記バックアップ受信イーサネットポートで受信する前記複製データパケットを廃棄するステップと、
    前記アクティブ受信イーサネットポートで受信する前記複製データパケットをネットワークプロセッサポートに送信するステップと、
    を含む、方法。
  18. 更に、
    前記複製データパケットをネットワークプロセッサで受信するステップと、
    前記複製データパケットを、前記ネットワークプロセッサを含むデバイス内のアプリケーションに渡すステップと、
    を含む、請求項17記載の方法。
  19. 更に、
    前記出力データパケットを、ネットワークプロセッサを含むデバイス内のアプリケーションから受信するステップと、
    前記出力データパケットを前記イーサネットスイッチで受信するステップと、
    前記出力データパケットを前記アクティブ受信イーサネットポート及び前記バックアップ受信イーサネットポートで受信するステップと、
    前記出力データパケットを前記アクティブ受信イーサネットポート及び前記バックアップ受信イーサネットポートから送信するステップと、
    を含む、請求項17記載の方法。
  20. 記憶媒体に記録されるプログラム命令を含むプログラム製品であって、該プログラム命令は、該プログラム命令によってプロセッサが、
    仮想ローカルエリアネットワークタグを、アクティブ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットに付加し、
    仮想ローカルエリアネットワーク識別子を前記仮想ローカルエリアネットワークタグに、前記アクティブデータパケットを受信した前記アクティブ受信イーサネットポートに基づいて割り当てて、修正データパケットを形成し、
    バックアップ受信イーサネットポートで受信する前記複製データパケットを廃棄し、かつ
    前記修正データパケットを前記イーサネットスイッチのネットワークプロセッサポートに、前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子に基づいて送信するように作用することができる、プログラム製品。
  21. 記憶媒体に記録されるプログラム命令を含むプログラム製品であって、該プログラム命令は更に、該プログラム命令によってプロセッサが、
    前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子を、前記イーサネットスイッチの前記ネットワークプロセッサポートで受信する前記修正データパケットから抽出し、
    前記仮想ローカルエリアネットワークタグを除去して、前記複製データパケットを再形成し、かつ
    再形成された前記複製データパケットをネットワークプロセッサにネットワークプロセッサポートを介して送信するように作用することができる、請求項20記載のプログラム製品。
  22. 記憶媒体に記録されるプログラム命令を含むプログラム製品であって、該プログラム命令は更に、該プログラム命令によってプロセッサが、
    仮想ローカルエリアネットワークタグを、デバイス内のアプリケーションから前記デバイス内のネットワークプロセッサの内部ポートで受信する出力データパケットに付加し、かつ
    前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子を、前記仮想ローカルエリアネットワークタグに前記内部ポートに基づいて割り当てるように作用することができる、請求項20記載のプログラム製品。
  23. 記憶媒体に記録されるプログラム命令を含むプログラム製品であって、該プログラム命令は更に、該プログラム命令によってプロセッサが、
    前記仮想ローカルエリアネットワーク識別子を、前記アクティブ受信イーサネットポート及び前記バックアップ受信イーサネットポートで前記ネットワークプロセッサポートから受信する前記出力データパケットから抽出し、
    前記仮想ローカルエリアネットワークタグを除去し、かつ
    前記出力データパケットを前記アクティブ受信イーサネットポート及び前記バックアップ受信イーサネットポートから送信するように作用することができる、請求項22記載のプログラム製品。
  24. 記憶媒体に記録されるプログラム命令を含むプログラム製品であって、該プログラム命令は、該プログラム命令によってプロセッサが、
    保護イーサネットスイッチのバックアップ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットを廃棄し、かつ
    前記保護イーサネットスイッチのアクティブ受信イーサネットポートで受信する複製データパケットをネットワークプロセッサポートに送信するように作用することができる、プログラム製品。
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