JP5012485B2 - 冗長方法及びスイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のスイッチ装置で構成されるパケットネットワークで現用系のパスと予備系のパスを設定し前記現用系のパスに障害が発生したときを前記予備系のパスに切り換える冗長方法及びそれに用いるスイッチ装置に関する。
Ethernet(登録商標)等のパケットネットワークにおけるリンク冗長方法として、従来は次の2つの方法が一般的に用いられている。
第1の方法は、通常時は送信側でMACアドレスやIPアドレスの情報を基に複数の物理インタフェースにフレームを振り分け、受信側で複数の物理インタフェースからの信号を合成し、各物理インタフェースの異常時には、異常が発生した物理インタフェースを振り分けから除外することによりプロテクションを行うリンクアグリゲーション(LinkAggregation:LAG)方式である。
第2の方法は、図1に示すように、送信側スイッチ装置1のイングレス(Ingress)部2で全てのフレームを2つにコピーして、同じフレームをスイッチ部3からイグレス(Egress)部4,5の物理インタフェース4a,5a(現用系又は予備系)を通して送信し、受信側スイッチ装置6の2つのイングレス部7,8の物理インタフェース7a,8aで受信し、この2つの受信フレームのうち、片側の現用系イングレス部7のみを選択して用い、予備系イングレス部8の受信フレームは破棄する。そして、現用系の異常時には予備系に選択を切り替える1+1切り替え方式である。
LAG方式はトラフィック振り分け方法を再計算することが必要であるのに比べ、1+1切り替え方式は、異常発生時の切り替え論理が単純な切り替えであることから高速な切り替え(<50ms等)が可能という利点がある。
一方、LAG方式又は1+1切り替え方式の切り替えトリガとしての受信トラフィック正常性の確認は、物理インタフェースのLinkDown,LoS(Loss of Light:光入力断)やフレームのFCS(Flame Check Sequence)のエラー検出が一般的に用いられている。
なお、特許文献1には、広域イーサネット(登録商標)網においてクライアント回線で検出された障害を通知するカプセルを具備し、このカプセルが正常か否かを示すFSC領域を持って送出され、一方、この情報を受けて伝送媒体網レイヤの異状を検出することが記載されている。
また、特許文献2には、現用系シーケンスナンバー付与部及び予備系シーケンスナンバー付与部において同数のシーケンスナンバーを付与することで、この番号の正常性を確認し、セルの損失又はセルの順序逆転を検出することが記載されている。
特開2004−320683号公報 特開平7−321810号公報
現状の1+1切り替え方式において、図2(A)に示す送信フレームのFCSは、各物理インタフェース4a,5aの前段のMAC処理部4b,5bにおいて再計算されて、図2(B)に示す装置内フレームに付与されている。なお、図2(A),(B)において、Pre/SFDはPreamble/SFD(Start of Frame Delimiter)であり、DAはDestination Address、SAはSource Address、VLANはIEEE802.1qで規定されるVLAN(Virtual LAN:仮想ネットワーク)タグであり、VLAN_ID(仮想ネットワーク識別子)を含む。T/LはType or Length、DataはLayer3 Data、 FCS=Flame Check Sequenceである。また、内部ヘッダは、スイッチ方路情報等の内部管理情報でありスイッチ装置内で付与される。
また、装置内の各ブロック区間は図2(C)に示すように、パリティ付与とパリティチェック等で監視されており、この区間の異常については装置故障として検出される。なお、Parityは、内部ヘッダからデータまでを範囲として計算している。
しかし、図3に示すように、例えばMAC処理部5bの前段の信号処理部5cに異常があった場合には、信号処理部5cの出口側で正常なパリティを付与され、また、MAC処理部5bで正常なFCSが付与され、装置自身ではエラー状態を検出することができず、1+1冗長系においては、対向するスイッチ装置6の受信側予備系についてのFCSチェックが正常となり、予備系の異常が発生しているにも関わらず保守者に通知されない状態、すなわちサイレントアラーム状態となる。
なお、LAG方式においては実トラフィックが物理インタフェースに振り分けられているため、完全なサイレントアラーム状態とはならない。
上記サイレントアラーム状態において現用系に異常が発生した場合、切り替え動作の結果、予備系に切り替えが発生することで冗長が救済されずにトラフィックがダウンしてしまうという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、1+1切り替え方式における予備系のサイレントアラーム状態の発生を防止できる冗長方法及びスイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様による冗長方法は、複数のスイッチ装置で構成されるパケットネットワークで現用系のパスと予備系のパスを設定し前記現用系のパスに障害が発生したとき前記予備系のパスに切り換える冗長方法において、
送信側のスイッチ装置から、前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれに、同一のフレームを送信し、
受信側のスイッチ装置で、前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれから受信したフレームを用いて、前記現用系のパスと前記予備系のパスの疎通確認を行い、
前記同一のフレームは、現用系監視用フレームと予備系監視用フレームであり
前記疎通確認は、受信側のスイッチ装置で前記現用系のパスから受信した前記現用系監視用フレームを透過すると共に前記予備系監視用フレームを破棄し、前記予備系のパスから受信した前記予備系監視用フレームを透過すると共に前記現用系監視用フレームを破棄し、
透過された前記現用系監視用フレームと透過された前記予備系監視用フレームを用いることにより、予備系のサイレントアラーム状態の発生を防止できる。
本発明の一実施態様によるスイッチ装置は、現用系のパスと予備系のパスを設定し前記現用系のパスに障害が発生したとき前記予備系のパスに切り換えるパケットネットワークを構成するスイッチ装置において、
送信側のスイッチ装置から、前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれに、同一のフレームを送信する送信手段と、
前記現用系のパスから受信した前記現用系監視用フレームを透過すると共に前記予備系監視用フレームを破棄する現用系監視用フレームフィルタ手段と、
前記予備系のパスから受信した前記予備系監視用フレームを透過すると共に前記現用系監視用フレームを破棄する予備系監視用フレームフィルタ手段と、
前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれから受信したフレームを用いて、前記現用系のパスと前記予備系のパスの疎通確認を行う疎通確認手段と、を有し、
前記同一のフレームは、現用系監視用フレームと予備系監視用フレームであり、
前記疎通確認手段は、透過された前記現用系監視用フレームと透過された前記予備系監視用フレームを用いることにより、予備系のサイレントアラーム状態の発生を防止できる。
本発明によれば、1+1切り替え方式における予備系のサイレントアラーム状態の発生を防止できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<本発明の原理>
(1)1+1両系受信
現用系、予備系それぞれの監視用VLANフレームを設定する。具体的なVLAN_IDの値はオペレータから設定を行う。1+1送信側の構成は従来通りとし、受信側でこれまで予備系は全てのフレームを破棄処理していたのに対し、予備系監視用VLANを透過する構成として、透過した予備系監視用VLANを後段の処理部へ転送する。現用系、予備系それぞれに装置間で現用系、予備系それぞれの監視用VLAN_IDを持つピング(Ping)等を用いて疎通確認を行うことで、現用系、予備系それぞれの通信に異常が発生したことを検出し、サイレントアラーム状態を回避できる構成とする。
(2)フレーム比較
1+1送信側で、各フレームにシーケンス番号を付与して1+1フレームコピーを行う。1+1冗長の受信側において、現用系、予備系のそれぞれの受信フレームを抽出して、バッファリングする。現用系、予備系それぞれのバッファ内のシーケンス番号が同じフレームを比較することにより、現用系、予備系いずれかの通信に異常が発生したことを検出する。
上記(1),(2)の少なくともいずれか一方を用いることにより、1+1冗長区間での現用系、予備系それぞれの信号監視を行い、1+1冗長におけるサイレントアラーム状態を回避する。
以下、本発明をシャーシ型レイヤ2スイッチ装置に適用した場合を例にして説明する。シャーシ型レイヤ2スイッチは各物理インタフェースがLIU(Line Interface Unit)上で分割実装されている。
<第1実施形態:1+1両系受信>
図4と図5は、本発明方法の第1実施形態の構成図を示す。
図4は正常時について説明するための構成図である。同図中、送信側のスイッチ装置10におけるイングレス部11の信号処理部11aには、図2(B)に示すフォーマットのVLAN_ID=Aの現用系監視用の装置内フレームと、予備系監視用のVLAN_ID=Bの装置内フレームと、一般信号(主信号等)のVLAN_ID=x(xはA,B以外の値)の装置内フレームが供給される。なお、図4,図5、図6では「VLAN_ID」はVLAN内に含まれるので「VLAN」と記す。
信号処理部11aはこれらのフレームをコピーしてスイッチ部13に供給する。このとき、コピー元の装置内フレームの内部ヘッダは現用系の方路を指示するスイッチ方路情報が付与されているが、コピー後の装置内フレームの内部ヘッダは予備系の方路を指示するスイッチ方路情報が付与される。
スイッチ部13は、装置内フレームに付与されている内部ヘッダにしたがってスイッチングを行って、コピー元の装置内フレーム(VLAN_ID=A,B,x)を現用系イグレス部14に供給し、コピー後の装置内フレーム(VLAN_ID=A,B,x)を予備系イグレス部15に供給する。
そして、現用系イグレス部14の物理インタフェース14aは上記現用系の装置内フレームを送信フレームに変換して回線(パス)16から受信側のスイッチ装置20の現用系イングレス部21に送信し、予備系イグレス部15の物理インタフェース15aは上記予備系の装置内フレームを送信フレームに変換して回線(パス)17から受信側のスイッチ装置20の予備系イングレス部22に送信する。
受信側のスイッチ装置20の現用系イングレス部21において、物理インタフェース21aは受信した現用系の送信フレームを現用系の装置内フレームに変換して信号処理部21bに供給する。信号処理部21bは、VLAN_ID=Aの現用系監視用の装置内フレームと、一般信号のVLAN_ID=xの装置内フレームを透過して後続回路に供給し、予備系監視用のVLAN_ID=Bの装置内フレームを破棄するフィルタ処理を行う。
一方、受信側のスイッチ装置20の予備系イングレス部22において、物理インタフェース22aは受信した予備系の送信フレームを予備系の装置内フレームに変換して信号処理部22bに供給する。信号処理部22bは予備系監視用のVLAN_ID=Bの装置内フレームを透過して後続回路に供給し、VLAN_ID=Aの現用系監視用の装置内フレームと、一般信号のVLAN_ID=xの装置内フレームを破棄するフィルタ処理を行う。
つまり、信号処理部21bではVLAN_ID=Aの装置内フレームを検出することで現用系の障害の有無を検出することができる。また、信号処理部22bではVLAN_ID=Bの装置内フレームを検出することで予備系の障害の有無を検出することができ、サイレントアラーム状態を回避できる。
図5は障害時について説明するためのものである。スイッチ装置10,20間の現用系の回線16に障害があった場合、信号処理部21b,22bのフィルタリング条件切り替えることによりプロテクション動作を行う。
これまで現用系であった信号処理部21bのフィルタリング条件が、これまで予備系であった信号処理部22bのフィルタリング条件(VLAN_ID=A,xの装置内フレームの透過)となり、これまで予備系であった信号処理部22bのフィルタリング条件がこれまで現用系であった信号処理部21bのフィルタリング条件(VLAN_ID=Bの装置内フレームの取り出し)で動作を行う。この場合、回線断によりVLAN_ID=Bの予備系監視用の装置内フレームについては断の状態となるが、スイッチ装置10,20間の回線復旧と共に、VLAN_ID=Bの装置内フレームが疎通することにより、予備系の復旧確認を行うことができる。
図6は、VLAN_ID=Aの現用系監視用の装置内フレーム及びVLAN_ID=Bの予備系監視用の装置内フレームを用い、ピングによる疎通確認を行う構成図を示す。
同図中、スイッチ装置10のCPU(監視制御部)18は、スイッチ装置のスイッチング制御及び監視制御を行うものであるが、主信号帯域にピングを挿入して送受信を行うフレーム送受信機能部18aを有しており、更に、図示しないイングレス部の信号処理部におけるフィルタ条件を設定するフィルタ条件設定機能部18bと、アラームを発生して監視ネットワーク50に送出するアラーム機能部18cを有している。
スイッチ装置20,30それぞれのCPU(監視制御部)28,38も、同様にフレーム送受信機能部28a,38a、フィルタ条件設定機能部28b,38b、アラーム機能部28c,38cを有しているが、この実施形態では少なくともフレーム送受信機能部18a,38a,フィルタ条件設定機能部28b,38b,アラーム機能部18cがあれば良い。
スイッチ装置10のフレーム送受信機能部18aはVLAN_ID=A,Bそれぞれのピングフレームを生成してスイッチ装置30のフレーム送受信機能部18aに送信し、スイッチ装置30のフレーム送受信機能部18aから送信されるVLAN_ID=A,Bそれぞれのピング応答フレームを受信することで現用系、予備系それぞれのピング疎通確認を行い、ピング疎通確認ができないときアラーム機能部18cにその旨を通知する。アラーム機能部18cは、現用系、予備系それぞれのピング疎通確認ができない旨の通知を受けると、現用系、予備系それぞれのアラームを生成して監視ネットワーク50を経由してNMS(Network Management System)51に通知する。これによって、保守者に対しアラームが通知される。
スイッチ装置20,30のフィルタ条件設定機能部28b,38bは、イングレス部21,31,22,32それぞれのフィルタリング条件の設定と切り替えを制御する。
ここで、スイッチ装置10のCPU(監視制御部)18のフレーム送受信機能部18aで生成されてCPU(監視制御部)18から送信されたVLAN_ID=Aのピングフレームは、スイッチ部13,イグレス部14,回線16,スイッチ装置20のイングレス部21,スイッチ部23,イグレス部24,回線26,スイッチ装置30のイングレス部31,スイッチ部33の経路でCPU(監視制御部)38に至る。
スイッチ装置30のCPU(監視制御部)38のフレーム送受信機能部18aでは受信したVLAN_ID=Aのピングフレームに応答するVLAN_ID=Aのピング応答フレームを生成し、上記と逆の経路でスイッチ装置10のCPU(監視制御部)18のフレーム送受信機能部18aに送信される。このピング疎通確認を定期的に実行することで現用系の正常性の確認を行うことができる。
ここで、CPU(監視制御部)18から送信されたVLAN_ID=Aのピングフレームは、スイッチ部13,イグレス部15,回線17の経路でスイッチ装置20のイングレス部22に至り、このイングレス部22で破棄される。同様に、イングレス部21でコピーされたVLAN_ID=Aのピングフレームはスイッチ部23,イグレス部25,回線27,スイッチ装置30のイングレス部32に至り、このイングレス部32で破棄される。
一方、スイッチ装置10のCPU(監視制御部)18のフレーム送受信機能部18aで生成されてCPU(監視制御部)18から送信されたVLAN_ID=Bのピングフレームは、スイッチ部13,イグレス部15,回線17,スイッチ装置20のイングレス部22,スイッチ部23,イグレス部25,回線27,スイッチ装置30のイングレス部32,スイッチ部33の経路でCPU(監視制御部)38に至る。
スイッチ装置30のCPU(監視制御部)38のフレーム送受信機能部18aでは受信したVLAN_ID=Bのピングフレームに応答するVLAN_ID=Bのピング応答フレームを生成し、上記と逆の経路でスイッチ装置10のCPU(監視制御部)18のフレーム送受信機能部18aに送信される。このピング疎通確認を定期的に実行することで予備系の正常性の確認を行うことができる。
なお、CPU(監視制御部)18から送信されたVLAN_ID=Bのピングフレームは、スイッチ部13,イグレス部14,回線16の経路でスイッチ装置20のイングレス部21に至り、このイングレス部21で破棄される。同様に、イングレス部22でコピーされたVLAN_ID=Bのピングフレームはスイッチ部23,イグレス部24,スイッチ装置30のイングレス部31に至り、このイングレス部31で破棄される。
なお、一般信号(主信号等)のVLAN_ID=x(xはA,B以外の値)の装置内フレームの流れは、図4と同様である。
<第2実施形態:フレーム比較>
図7は、本発明方法の第2実施形態の構成図を示す。同図中、送信側のスイッチ装置10におけるイングレス部11の信号処理部11bには、一般信号(主信号等)のVLAN_ID=x(xはあらゆる値)の装置内フレームが供給される。
信号処理部11bは、このフレームにシーケンス番号(Seq#)を付与し、コピーしてスイッチ部13に供給する。信号処理部11bは、シーケンス番号を初期値0からフレームが供給される毎に1だけインクリメントして付与する。また、コピー元の装置内フレームの内部ヘッダには現用系の方路を指示するスイッチ方路情報が付与されているが、コピー後の装置内フレームの内部ヘッダには予備系の方路を指示するスイッチ方路情報が付与される。
図8(A),(B)を用いて装置内フレームへのシーケンス番号の付与を説明する。送信側のスイッチ装置10の起動、リセット、物理インタフェースのLinkDownからの復帰により、シーケンス番号の初期化(ゼロリセット)を行い、装置内フレームが供給される毎にインクリメントしたシーケンス番号を図8(A)に示す装置内フレームに付与して図8(B)に示す装置内フレームとする。シーケンス番号はカウンタオーバを回避するためのフィールド長を確保する。図8(B)では32ビット長で示されているが、必要に応じて64ビット長等に拡大しても良い。
スイッチ部13は、装置内フレームに付与されている内部ヘッダにしたがってスイッチングを行って、コピー元の装置内フレームを現用系イグレス部14に供給し、コピー後の装置内フレームを予備系イグレス部15に供給する。
そして、現用系イグレス部14の物理インタフェース14aは上記現用系の装置内フレームを送信フレームに変換して回線16から受信側のスイッチ装置20の現用系イングレス部21に送信し、予備系イグレス部15の物理インタフェース15aは上記予備系の装置内フレームを送信フレームに変換して回線17から受信側のスイッチ装置20の予備系イングレス部22に送信する。
受信側のスイッチ装置20の現用系イングレス部21において、物理インタフェース21aは受信した現用系の送信フレームを現用系の装置内フレームに変換して信号処理部21cに供給する。信号処理部21cは、受信した装置内フレームをフレームバッファ29に渡すと共に、受信した装置内フレームからシーケンス番号のみを削除してスイッチ部23に転送する。
一方、受信側のスイッチ装置20の予備系イングレス部21において、物理インタフェース22aは受信した予備系の送信フレームを予備系の装置内フレームに変換して信号処理部22cに供給する。信号処理部22cは、受信した装置内フレームをフレームバッファ29に渡し、スイッチ部23には転送することなく破棄する。
スイッチ装置20のCPU(監視制御部)28は、フレーム送受信機能部28a、アラーム機能部28c、比較機能部28dを有しており、スイッチ装置10のCPU(監視制御部)18も同様にフレーム送受信機能部18a、アラーム機能部18c、比較機能部18d及びフレームバッファ19を有しているが、この実施形態ではCPU(監視制御部)18は少なくともフレーム送受信機能部18aを有していれば良い。
図9(A),(B)にフレームバッファ29の構成を示す。フレームバッファ29は現用系フレームバッファ29aと予備系フレームバッファ29bから構成されている。図9(A)に示すフレームバッファ29aは現用系の装置内フレームを格納し、図9(B)に示すフレームバッファ29bは予備系の装置内フレームを格納する。
フレームバッファ29a,29bそれぞれは受信フレームデータをそのまま複数フレーム格納できるものであり、インデックスとしてバッファ番号及び受信したフレームに付与されているシーケンス番号を保持する。バッファの容量は1000フレームとして図示しているが、これは現用系と予備系における受信フレームの位相差(時間差)によって容量を決定する。
図10は、比較機能部28dが実行する異常検出処理のフローチャートを示す。この処理は、装置起動、リセット、物理インタフェースのLinkDownからの復帰のいずれかによってスタートされる。
同図中、ステップS1でLinkDown復旧からの信号安定のため所定時間(例えば数sec)の待機し、ステップS2で、その時点で現用系フレームバッファ29aに格納されているシーケンス番号の最大値と予備系フレームバッファ29bに格納されているシーケンス番号の最大値のうち大きい方を最新のシーケンス番号として変数MACTHWAIT#にセットする。
次に、ステップS3で現用系フレームバッファ29a内のシーケンス番号がMACTHWAIT#と一致する装置内フレームの全内容と、予備系フレームバッファ29b内のシーケンス番号がMACTHWAIT#と一致する装置内フレームの全内容とを比較する。なお、ステップS3では両装置内フレームの所定項目(例えばデータ部)を比較するようにしても良い。
上記比較で一致の場合、ステップS4でMATCHWAIT#を1だけインクリメントして次に比較するシーケンス番号とし、ステップS5でタイマを初期化し、ステップS3に進んで、次のシーケンス番号の装置内フレームを比較する。ここで、タイマは初期値Nから時間によりカウントダウンされるタイマ値であり、初期値Nは現用系と予備系の位相差(時間差)の許容値を超える値を設定する。
上記比較で不一致の場合、ステップS6でタイマがタイムアウトしているか否かを判別し、タイムアウトしていない場合は、ステップS3に進んで再度フレーム比較を継続する。一方、タイマがタイムアウトしている場合にはステップS7でアラーム機能部28cにその旨を通知する。
上記の同一シーケンス番号の装置内フレームの比較によって判別可能なのは、現用系、予備系のいずれかでエラーが生じていることである。しかし、スイッチ装置20のCPU(監視制御部)28のフレーム送受信機能部28aから例えば現用系の経路(スイッチ部23,イングレス部21、スイッチ装置10のイグレス部14,スイッチ部13の経路)でCPU(監視制御部)18にピングフレームを送信し、その逆の経路でピング応答フレームを受信することにより、現用系の経路のピング疎通確認を行う。勿論、予備系の経路にピングフレームを送信し、その逆の経路でピング応答フレームを受信する構成としても良い。
これによって、現用系の経路に異常がなく、フレーム比較によるアラームがある場合には予備系の経路の異常と判別することができ、予備系の経路の異常を判別することが可能となり、サイレントアラーム状態を回避できる。
アラーム機能部28cは現用系、予備系それぞれのアラームを生成して監視ネットワーク50を経由してNMS51に通知する。これによって、保守者に対しアラームが通知される。
上記実施形態によれば、1+1切り替え方式における予備系の障害を確実に検出してサイレントアラーム状態の発生を防止することができる。
なお、上記実施形態では、ピングフレームを用いて疎通確認を行っているが、ピングフレームの代りに、例えばOAM(Operation, Administration,and Management)フレーム等の別のフレームを用いても良い。
なお、上記実施形態では、監視用フレーム送信手段の一例としてフレーム送受信機能部18aを用い、現用系監視用フレームフィルタ手段の一例としてイングレス部31,スイッチ部33を用い、予備系監視用フレームフィルタ手段の一例としてイングレス部32,スイッチ部33を用い、疎通確認手段の一例としてフレーム送受信機能部18aを用い、シーケンス番号付与手段の一例として信号処理部11bを用い、格納手段の一例としてフレームバッファ29を用い、比較手段の一例として比較機能部28dを用い、監視用フレーム送受信手段の一例としてフレーム送受信機能部18a,28aを用いている。
従来の1+1切り替え方式を説明するための図である。 送信フレームと装置内フレーム及びパリティチェックを説明するための図である。 サイレントアラームを説明するための図である。 本発明方法の第1実施形態の正常時の構成図である。 本発明方法の第1実施形態の異常時の構成図である。 本発明方法の第1実施形態のピングによる疎通確認を行う構成図である。 本発明方法の第2実施形態の構成図である。 本発明方法の第2実施形態を説明するための構成図である。 フレームバッファ29の構成を示す図である。 異常検出処理のフローチャートである。
符号の説明
10,20,30 スイッチ装置
11,21,22 イングレス部
11a,11b,21b,22b,21c,22c 信号処理部
13,23,33 スイッチ部
14,15,24,25 イグレス部
16,17,26,27 回線
18,28,38 CPU(監視制御)
18a,28a,38a フレーム送受信機能部
18b,28b,38b フィルタ条件設定機能部
18c,28c,38c アラーム機能部
28d 比較機能部
29 フレームバッファ
50 監視ネットワーク
51 NMS

Claims (2)

  1. 複数のスイッチ装置で構成されるパケットネットワークで現用系のパスと予備系のパスを設定し前記現用系のパスに障害が発生したとき前記予備系のパスに切り換える冗長方法において、
    送信側のスイッチ装置から、前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれに、同一のフレームを送信し、
    受信側のスイッチ装置で、前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれから受信したフレームを用いて、前記現用系のパスと前記予備系のパスの疎通確認を行い、
    前記同一のフレームは、現用系監視用フレームと予備系監視用フレームであり、
    前記疎通確認は、受信側のスイッチ装置で前記現用系のパスから受信した前記現用系監視用フレームを透過すると共に前記予備系監視用フレームを破棄し、前記予備系のパスから受信した前記予備系監視用フレームを透過すると共に前記現用系監視用フレームを破棄し、
    透過された前記現用系監視用フレームと透過された前記予備系監視用フレームを用いることを特徴とする冗長方法。
  2. 現用系のパスと予備系のパスを設定し前記現用系のパスに障害が発生したとき前記予備系のパスに切り換えるパケットネットワークを構成するスイッチ装置において、
    送信側のスイッチ装置から、前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれに、同一のフレームを送信する送信手段と、
    前記現用系のパスから受信した前記現用系監視用フレームを透過すると共に前記予備系監視用フレームを破棄する現用系監視用フレームフィルタ手段と、
    前記予備系のパスから受信した前記予備系監視用フレームを透過すると共に前記現用系監視用フレームを破棄する予備系監視用フレームフィルタ手段と、
    前記現用系のパスと前記予備系のパスそれぞれから受信したフレームを用いて、前記現用系のパスと前記予備系のパスの疎通確認を行う疎通確認手段と、を有し、
    前記同一のフレームは、現用系監視用フレームと予備系監視用フレームであり、
    前記疎通確認手段は、透過された前記現用系監視用フレームと透過された前記予備系監視用フレームを用いる
    ことを特徴とするスイッチ装置。
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