JP5793599B1 - 水糸用リール - Google Patents
水糸用リール Download PDFInfo
- Publication number
- JP5793599B1 JP5793599B1 JP2014095151A JP2014095151A JP5793599B1 JP 5793599 B1 JP5793599 B1 JP 5793599B1 JP 2014095151 A JP2014095151 A JP 2014095151A JP 2014095151 A JP2014095151 A JP 2014095151A JP 5793599 B1 JP5793599 B1 JP 5793599B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- sleeve
- reel
- core
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 241001570513 Potamogeton diversifolius Species 0.000 title claims description 22
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 13
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 12
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 210000005182 tip of the tongue Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、水糸の使用頻度が高い場合や作業で手袋をしている場合や水糸を張る距離が長い場合には、水糸を繰り出す際、回転中のリール本体の端壁部が、保持軸両端のフランジ部を保持している手指等に頻繁に接触して、作業がスムーズに行えなかったり、リールを落下させたりするおそれがあった。そのため、従来の水糸用リールは、必ずしも使用感が良好とは言えず、作業効率の面でも問題があった。
このリールによれば、ハンドルを片手で持った状態で、水糸の繰り出し等をスムーズに行うことができ、また、水糸の繰り出し時に回転しているリール本体が手に接触するおそれがないので、使用感にも優れている。
しかしながら、上記の水糸用リールの場合、ハンドルがリール本体から出っ張っているので、その分だけ嵩張ってしまい、持ち運びや保管には不便であった。また、上記のリールでは、出っ張ったハンドルが破損しやすく、耐久性の面でも問題があった。
従って、この発明の水糸用リールによれば、引き出したハンドルを持ちながら、水糸の繰り出しや巻き取りをスムーズに行うことができ、使用感に優れている。また、この発明の水糸用リールによれば、ハンドルをスリーブに挿入してコンパクトな状態にすることができるので、持ち運びや保管に便利である上、破損し難く、耐久性にも優れている。
従って、ハンドル引き出しの操作性を確保しながら、スリーブにハンドルが挿入された状態において、ハンドルの第1端(フランジ部を含む)がリール本体の芯部の第1端から極力突出しないように構成することが可能となり、収納・持ち運びのし易さや耐久性がより一層高められる。
この実施形態において、「上下」および「左右」は、図1の上下および左右をいうものとし、また、「前」とは図2の右側をいい、「後」とは同左側をいうものとする。
図1〜図8に示すように、この発明の水糸用リール(1)は、水糸(2)が巻き付けられる筒状の芯部(3)ならびに芯部(3)の右端(第1端)および左端(第2端)にフランジ状に設けられた右端壁部(第1端壁部)(4)および左端壁部(第2端壁部)(5)を有するリール本体(6)と、リール本体(6)の芯部(3)内に回転可能かつ長さ方向移動不能に収容されたスリーブ(7)と、スリーブ(7)にその右端(第1端)の開口を通じて引き出し可能かつ脱落不能に挿入された筒状のハンドル(8)とにより構成されている。
芯部(3)の内周面の右端部には、垂直な環状段差(31)が形成されている。芯部(3)の内周面の左端部は、横断面六角形に形成されている。また、リール本体(6)の左端壁部(5)の外周縁部には、側面視で略L字状の切り込み(51)が周方向等間隔おきに3つ形成されており、また、各切り込み(51)によって区画された部分(52)が薄肉に形成されている。これらの切り込み(51)には水糸(2)の端部を挟み止めることができる。左右各端壁部(4)(5)の外面には、その外周縁部を除いたほぼ全面に亘って、ごく浅い平坦な凹所(43)(53)が形成されている。
水平筒部(71)には、その右端面から左右方向内方に向かって軸線と平行にのびる4つのスリット(713)が、周方向等間隔おきに形成されている。各スリット(713)は、水平筒部(71)の右端の径大部(711)を越えて長さ中間部分まで達する長さを有している。そして、これらのスリット(713)によって区画された弾性変形可能な4つの舌片部(714)のうち上下2つの舌片部(714)に、径方向外方に向かって突出しかつ芯部(3)の環状段差(31)に係り合わせられる係合爪(715)が形成されている。係合爪(715)は、スリーブ(7)の右端に向かって径方向内方に傾斜した傾斜面を有している。スリーブ(7)を、芯部(3)内にその左端開口から挿入していくと、係合爪(715)の傾斜面が芯部(3)の左端開口縁に圧接して、係合爪(715)を有する上下2つの舌片部(714)が径方向内方に弾性変形させられ、これによりスリーブ(7)を芯部(3)の更に奥まで挿入することが可能になる。そして、係合爪(715)が環状段差(31)よりも右方に位置するまでスリーブ(7)が芯部(3)に挿入されると、その時点で係合爪(715)を有する舌片部(714)が弾性復元し、係合爪(715)が環状段差(31)に係り合わせられる。但し、スリーブ(7)におけるフランジ部(72)と係合爪(715)との間の水平距離は、芯部(3)の左端と環状段差(31)との間の水平距離よりもやや長くなっているので、係合爪(715)と環状段差(31)との間およびフランジ部(72)と左端壁部(5)外面(凹所(53)の底面)との間には、それぞれ若干の遊びがある。以上の構成により、スリーブ(7)は、リール本体(6)の芯部(3)に回転可能かつ長さ方向移動不能に収容された状態となる。
また、スリーブ(7)の水平筒部(71)の長さは、リール本体(6)の芯部(3)の長さ(すなわち、左右端壁部(4)(5)における凹所(43)(53)底面どうしの間の水平距離)よりもやや長いものとなされており、水平筒部(71)の右端面はリール本体(6)の右端壁部(4)外面(凹所(43)の底面)とほぼ面一になっている。
また、スリーブ(7)の内周面には、その左端部の前後両側部分に、スリーブ(7)の軸線方向に沿ってのびる浅い溝状の凹部(718)が形成されている。凹部(718)の底面の右側部分は、スリーブ(7)の奥(右方)に向かって次第に浅くなる傾斜面よりなる。
なお、ハンドル(8)は、図示のような水平筒部(81)を有する筒状のものとする他、中実棒状のものとすることもできる。
一方、スリーブ(7)に挿入限界位置まで挿入されたハンドル(8)が、右方に向かって移動させられると、まずハンドル(8)の係合爪(813)がスリーブ(7)内周面の凹部(718)の右端まで来た時点で、係合爪(813)の先端がスリーブ(7)の内周面に圧接して摺動抵抗が大きくなり、舌片部(812)が径方向内方に向かって弾性変形させられる。ハンドル(8)が更に右方に移動させられてスリーブ(7)から大きく引き出されると、係合爪(813)がスリーブ(7)の係止孔(716)に来た時点で舌片部(812)が弾性復元し、係合爪(813)が係止孔(716)の右縁に係り止められる。これにより、ハンドル(8)がスリーブ(7)から抜け落ちるのが阻止される。
従って、ハンドル(8)の水平筒部(81)を、スリーブ(7)にその右端開口から挿入すると、ハンドル(8)のフランジ部(82)内面がスリーブ(7)の右端面に当接する位置(挿入限界位置)で停止し、この状態で、ハンドル(8)の水平筒部(81)の左端壁部(押圧部)(83)外面と、スリーブ(7)のフランジ部(72)の外面とがほぼ面一となる。
また、この状態で、ハンドル(8)のフランジ部(82)は、リール本体(6)の右端壁部(4)外面にほぼぴったり沿い、同様に、スリーブ(7)フランジ部(72)も、リール本体(6)の左端壁部(5)外面にほぼぴったり沿っており、いずれのフランジ部(72)(82)も左右各端壁部(4)(5)の外面からわずかに突出しているにすぎない。
さらに、ハンドル(8)がスリーブ(7)に挿入限界位置まで挿入された状態において、ハンドル(8)のフランジ部(82)内面とリール本体(6)の右端壁部(4)外面との間、およびスリーブ(7)のフランジ部(72)内面とリール本体(6)の左端壁部(5)外面との間には、それぞれ僅かな隙間が生じるようになっているので、ハンドル(8)およびスリーブ(7)に対してリール本体(6)が相対回転可能である。
すなわち、まず、図1〜図5に示す状態のリール(1)において、スリーブ(7)の左端開口を通じてハンドル(8)の左端壁部(押圧部)(83)を手指で右方に押すと、ハンドル(8)全体が右方に移動させられ、ハンドル(8)の右端側部分がスリーブ(7)から押し出されてリール本体(6)の芯部(3)の外に突出させられる。ここで、ハンドル(8)の左端壁部(押圧部)(83)を押す際、ハンドル(8)の係合爪(813)はスリーブ(7)内周面の凹部(718)内にあってスリーブ(7)内周面と接しないため、ハンドル(8)の押し出しに大きな力を必要とせず、押し出し操作がスムーズに行われる。
ハンドル(8)の右端側部分がスリーブ(7)から押し出されると、ハンドル(8)のフランジ部(82)がリール本体(6)の右端壁部(4)外面から離れるので、一方の手でリール本体(6)を保持しながら、他方の手でハンドル(8)のフランジ部(82)を持って右方に引っ張ると、ハンドル(8)がスリーブ(7)の右端開口から大きく引き出される。ハンドル(8)の係合爪(813)がスリーブ(7)の係止孔(716)の縁に係り止められたところで、ハンドル(8)は、それ以上スリーブ(7)から引き出されなくなり、それによってハンドル(8)の脱落が防止される。
そして、引き出されたハンドル(8)を片手で持ちながら、リール本体(6)の芯部(3)から水糸(2)を繰り出し、あるいは繰り出された水糸(2)をリール本体(6)の芯部(3)に巻き取ることができる。この際、ハンドル(8)を持っている手は、回転中のリール本体(6)から離れているので、リール本体(6)の一部が手指等に接触することがなく、水糸(2)の繰り出しや巻き取りをスムーズに行うことができ、使用感も良好となる。
(2):水糸
(3):芯部
(4):右端壁部(第1端壁部)
(5):左端壁部(第2端壁部)
(6):リール本体
(7):スリーブ
(72):フランジ部
(8):ハンドル
(82):フランジ部
(83):左端壁部(押圧部)
Claims (3)
- 水糸が巻き付けられる筒状の芯部ならびに芯部の第1端および第2端にフランジ状に設けられた第1端壁部および第2端壁部を有するリール本体と、リール本体の芯部内に回転可能かつ長さ方向移動不能に収容されたスリーブと、スリーブにその第1端の開口を通じて引き出し可能かつ脱落不能に挿入された筒状または棒状のハンドルとを備えてなることを特徴とする、水糸用リール。
- スリーブの第2端およびこれと反対側に位置するハンドルの第1端に、芯部の内径よりも大きい外径を有するフランジ部がそれぞれ形成されており、ハンドルがスリーブに挿入限界位置まで挿入された状態において、スリーブのフランジ部の内面と第2端壁部の外面との間およびハンドルのフランジ部の内面と第1端壁部の外面との間にそれぞれ隙間が生じるようになっていることを特徴とする、請求項1記載の水糸用リール。
- ハンドルの第2端に、スリーブの第2端の開口を通じて手指で押圧することによりハンドルの第1端側部分をリール本体の芯部の外に突出させうる押圧部が形成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の水糸用リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014095151A JP5793599B1 (ja) | 2014-05-02 | 2014-05-02 | 水糸用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014095151A JP5793599B1 (ja) | 2014-05-02 | 2014-05-02 | 水糸用リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5793599B1 true JP5793599B1 (ja) | 2015-10-14 |
JP2015212191A JP2015212191A (ja) | 2015-11-26 |
Family
ID=54330158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014095151A Active JP5793599B1 (ja) | 2014-05-02 | 2014-05-02 | 水糸用リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5793599B1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5664739A (en) * | 1996-02-28 | 1997-09-09 | Black; Wesley F. | Rotatable handle for disposal spool |
JP2994385B1 (ja) * | 1999-03-10 | 1999-12-27 | 株式会社小林鉄工所 | 糸巻きリ―ル |
JP2001180872A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-07-03 | Tajima Tool Corp | 糸巻装体 |
JP2004010298A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Kyowa Kentetsu Kk | 水糸用糸巻き |
-
2014
- 2014-05-02 JP JP2014095151A patent/JP5793599B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015212191A (ja) | 2015-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9296250B2 (en) | Retractable tip writing instrument with a protective sleeve | |
JP3171841U (ja) | 塗装用ローラハンドルの長柄連結具 | |
JP5137650B2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
GB2171651A (en) | Flexible pen | |
US20110163216A1 (en) | Highly Extensible and Easily Operable Telescopic Device | |
JP4796168B2 (ja) | 伸縮ペン | |
JP2010178865A (ja) | 縄跳び | |
KR20150031214A (ko) | 작은 볼펜 | |
JP5793599B1 (ja) | 水糸用リール | |
WO2002092359A1 (en) | Convertible writing instrument | |
US6736666B2 (en) | Electrical plug having a pull ring | |
JP2018099158A (ja) | 伸縮式スプーン | |
USD887509S1 (en) | Baseball bat with symmetrical rounded knob | |
JP6436662B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
TWM528755U (zh) | 具有安全套管之注射器 | |
JP2011143156A (ja) | 化粧材繰出容器 | |
US20130015098A1 (en) | Boxing with opening device | |
US20180263842A1 (en) | Massaging device having storable handle | |
KR101137223B1 (ko) | 조각도구 | |
JP3191876U (ja) | コンパス | |
JP6345941B2 (ja) | 複式筆記具 | |
JP2014181093A (ja) | テープカッター | |
JP6718909B2 (ja) | 鋏 | |
JP2014021519A (ja) | 静電容量型入力ペン | |
JP5936814B2 (ja) | 注射器の針カバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150810 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5793599 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |