JP5793443B2 - 携帯機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のユーザに所持される、車両に搭載された車載機と無線通信する携帯機に関する。
従来、車両と携帯機(電子キー)との間で無線通信を行い、その通信結果に基づいて車両ドアの施解錠を許可したり、エンジン始動を許可したりするスマートエントリーシステムが知られている。そして、従来、そのスマートエントリーシステム等に用いられる携帯機の電池切れを抑制するために、携帯機に加わる振動により発電する振動発電装置と、その振動発電装置が発電した電力を蓄電する蓄電装置とを備えた携帯機の提案がある(特許文献1参照)。これによれば、ユーザが携帯機を携帯して歩行している際に携帯機に加わる振動により、発電を行い、その発電電力を蓄電できるので、携帯機の電池切れを抑制できるとしている。
特開2011−132772号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、ユーザが携帯機を所持して歩行していなければ、発電、蓄電をできない。つまり、特許文献1の発明は、携帯機の電池切れの抑制という点では不十分であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電池切れをより一層抑制することができる携帯機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯機は、車両のユーザに所持される、前記車両に搭載された車載機と無線通信する通信手段を備えた携帯機であって、
前記携帯機が振動されることで発電を行う振動発電手段と、
電力を無線で送信する送電手段からの電力を受信する受電手段と、
前記振動発電手段と前記受電手段の両方に接続されて、前記振動発電手段が発電した電力と前記受電手段が受信した電力とを前記通信手段を駆動するための電力として蓄電する蓄電手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の携帯機によれば、携帯機が振動されると、振動発電手段が発電を行い、その発電電力が蓄電手段に蓄電されるので、携帯機の電池切れを抑制できる。加えて、本発明の携帯機は、送電手段から無線で送信された電力を受信する受電手段を備えているので、受電手段が受信した電力も蓄電手段に蓄電することができる。つまり、携帯機に振動が加わっていないときでも、蓄電手段に電力が蓄電される手段が確保されているので、携帯機の電池切れをより抑制することができる。
また、本発明において、前記振動発電手段の内部インピーダンスは、前記受電手段の内部インピーダンスよりも高くなっており、
前記振動発電手段と前記蓄電手段の間の第1経路の導通、切断の切り替えと、前記受電手段と前記蓄電手段の間の第2経路の導通、切断の切り替えとを行う切替手段と、
前記受電手段による受電の有無を判断する受電判断手段と、
前記受電判断手段が、前記受電手段による受電が無いと判断したときには、前記第1経路を導通させ、前記第2経路を切断するように前記切替手段を制御する切替制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、受電手段による受電が無いときには、内部インピーダンスが低い受電手段が接続された第2経路が切断されるので、蓄電手段に蓄えられた電力が第2経路側に漏れてしまうのを防止できる。このとき、振動発電手段が接続された第1経路が導通されるので、携帯機の振動による発電電力を蓄電手段に蓄電できる。
また、本発明において、前記振動発電手段による発電の有無を判断する発電判断手段を備え、
前記送電手段は前記車載機に備えられ、
前記通信手段は、前記発電判断手段が前記振動発電手段による発電が無いと判断したときには、前記送電手段による送電の実施を指示する指示信号を前記車載機に送信し、
前記切替制御手段は、前記発電判断手段が前記振動発電手段による発電が無いと判断したときには、前記第2経路を導通させるように前記切替手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、送電手段が車載機に備えられ、振動発電手段による発電が無いときには、携帯機(通信手段)から車載機に、送電手段による送電を指示する指示信号が送信されるので、車載機がその指示信号を受信すれば、送電手段による送電が実施される。また、振動発電手段による発電が無いときには、第2経路が導通されて、受電手段と蓄電手段とが接続されるので、受電手段が送電手段からの電力を受信できる位置に配置されていれば、受電手段が受信した電力を蓄電手段に蓄電することができる。このように、振動発電手段による発電が無いときには、送電手段、受電手段による蓄電を試みるので、携帯機の電池切れを抑制できる。
また、本発明において、前記振動発電手段は、前記携帯機が振動されることで交流発電を行い、
前記受電手段は、前記送電手段からの電力を交流電力として受信し、
前記振動発電手段と前記受電手段の両方に接続された入力部と、前記蓄電手段に接続された出力部とを有し、前記入力部に入力される交流電力を直流電力に変換して前記出力部に出力する共用変換手段を備え、
前記蓄電手段は、前記出力部から出力された直流電力を蓄電することを特徴とする。
本発明によれば、振動発電手段による交流電力を直流電力に変換する変換手段と、受電手段による交流電力を直流電力に変換する変換手段とを共用変換手段で共用しているので、変換手段を別々に設けた場合に比べて、携帯機を小型化できる。
また、本発明において、前記振動発電手段と前記共用変換手段の間に配置され、分圧用コンデンサを含み、その分圧用コンデンサで前記振動発電手段が発電した交流電力の電圧を分圧する分圧手段を備え、
前記共用変換手段は、前記分圧手段で分圧された電圧の交流電力を直流電力に変換し、
前記送電手段は、所定の給電周波数の電力発生用の電磁波を送信し、
前記受電手段は、前記電磁波を受信するアンテナコイルと、そのアンテナコイルと前記給電周波数で共振する共振回路を構成する共振用コンデンサとを備え、前記アンテナコイルが前記電磁波を受信したときに前記共振回路で前記給電周波数の交流電力を発生させ、
前記共振用コンデンサは前記分圧用コンデンサに兼用されていることを特徴とする。
本発明によれば、受電手段の共振用コンデンサが分圧手段の分圧用コンデンサに兼用されているので、共振用コンデンサと分圧用コンデンサを別々に設ける場合に比べて、携帯機を小型化できる。
また、本発明において、前記振動発電手段から所定の振動発電周波数の交流電力が発電されると想定したとき、前記振動発電周波数における前記分圧手段のインピーダンスが前記振動発電手段の内部インピーダンスと同じになるように、前記分圧用コンデンサの容量が設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、振動発電手段による交流電力の周波数として想定される振動発電周波数における分圧手段のインピーダンスが、振動発電手段の内部インピーダンスと同じになっているので、振動発電手段からその振動発電周波数で交流電力が発電された場合には、その交流電力を効率良く、共用変換手段を介して蓄電手段に伝達できる。なお、ここでいう、「分圧手段のインピーダンスが振動発電手段の内部インピーダンスと同じになっている」とは、それらインピーダンスが完全同一になっている他に、多少の誤差(例えば0〜20%の誤差)を許容する概念である。
また、本発明において、前記振動発電手段に接続されて前記振動発電手段が発電した交流電流が流れる振動発電側経路と、前記受電手段に接続されて前記受電手段が受電した交流電流が流れるアンテナ側経路とが途中で合流して、その合流後の経路である合流経路が前記共用変換手段に接続されており、
前記振動発電周波数における前記共振用コンデンサのインピーダンスが前記共用変換手段の入力インピーダンスよりも高くなるように、前記共振用コンデンサの容量が設定されていることを特徴する。
本発明によれば、振動発電手段が発電した交流電流が流れる振動発電側経路と、受電手段が受電した交流電流が流れるアンテナ側経路とが途中で合流して、その合流後の合流経路が共用変換手段に接続されているので、振動発電手段が発電した交流電流と受電手段が受電した交流電流の両方を共用変換手段で直流電力に変換できる。このとき、(アンテナ側経路に接続された受電手段に含まれている)共振用コンデンサのインピーダンスが、共用変換手段の入力インピーダンスよりも高くなっているので、振動発電側経路からの振動発電周波数の交流電流が、振動発電側経路とアンテナ側経路との合流点からアンテナ側経路に流れてしまうのを抑制できる。よって、振動発電手段で発電された電力を効率良く蓄電手段に蓄電できる。
また、本発明において、前記振動発電手段の内部インピーダンスは、前記アンテナ側経路からの交流電流が前記振動発電側経路に流れ込まない高インピーダンス値となっていることを特徴とする。これによって、受電手段で受信された電力を効率良く蓄電手段に蓄電できる。
車載機5の構成を示したブロック図である。 車両10を上方から見た図である。 車室内の運転席103周辺を示した図である。 第1実施形態の携帯機4の構成を示したブロック図である。 第1実施形態の携帯機4の詳細な構成図である。 振動発電デバイス44の構造を示した図である。 振動発電デバイス44の出力波形図である。 制御部42が実行する経路切替処理のフローチャートである。 ECU54が実行する送電処理のフローチャートである。 振動発電デバイス44及びワイヤレス充電デバイス46で発生された電圧の時間変化を例示した図である。 第2実施形態の携帯機4の構成図である。 経路66を流れる電流の時間変化を例示した図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る携帯機の第1実施形態を説明する。本実施形態では、いわゆるスマートエントリーシステムの携帯機に本発明を適用した例を説明する。先ず、携帯機と無線通信を行う車載機の構成を説明する。図1は、車両に搭載された車載機5の構成を示したブロック図である。また、図2は、車両10を上方から見た図を示しており、発信機51、52の設置位置等を説明する図である。図1に示すように、車載機5は、車室外発信機51、車室内発信機52、受信機53、ワイヤレス送電装置55及びそれらと接続されたECU54を備えている。車室外発信機51は、図2に示すように、車両10のドア101やトランク部102に複数設けられ、それぞれ、車両10外側の自身の周辺エリア11(ドア101の周辺エリア、トランク部102の周辺エリア)に、LF帯(例えば134kHz)のリクエスト信号を送信する。周辺エリア11は、車室外発信機51の設置位置から1m程度のエリアとされている。
車室内発信機52は、車室内に設けられ、車室内に上記リクエスト信号を送信する。なお、本実施形態では、図2に示すように、車室内の前方エリア(前席付近のエリア)にリクエスト信号を送信するフロント側の車室内発信機521と、車室内の後方エリア(後席付近のエリア)にリクエスト信号を送信するリア側の車室内発信機522とが設けられている。
受信機53は、ユーザ20に所持される携帯機4(図2参照)から送信されるRF帯(例えば300〜400MHz)のレスポンス信号を受信する。その受信機53は、例えば車両10のCピラー内に設けられている。受信機53で受信された信号は、ECU54に入力される。
ワイヤレス送電装置55は、ワイヤレス送電装置55の周辺エリアに無線で電力を送信する装置である。詳細には、ワイヤレス送電装置55は、交流信号生成回路551と、アンテナコイル552と、アンテナコイル552と共振回路554(本実施形態では直列共振回路)を構成するコンデンサ553とを備えている。交流信号生成回路551は、共振回路554に接続されて、その共振回路554に、商用周波数13.56MHzの交流信号を発生させる回路である。交流信号生成回路551は、例えば特開2011−109810号公報に記載の電力送電部のようにスイッチング素子等から構成されている。共振回路554に13.56MHzの交流信号が流れると、アンテナコイル552には13.56MHzの交流磁束が発生する。その結果、アンテナコイル552から外部に13.56MHzの電力発生用の電磁波が送信される。その電磁波の送信エリア、つまりワイヤレス送電装置55から送信される電力の送信エリアは、例えばアンテナコイル552から十数センチ程度とされている。
ここで、図3は、車室内の運転席103周辺を示した図である。ワイヤレス送電装置55(厳密にはアンテナコイル552)は、運転席103と助手席(図示外)の間のコンソール104内に設けられている。詳細には、アンテナコイル552は、コンソール104の表面105の裏側において、その表面105と略平行になるように設けられている。つまり、アンテナコイル552は、表面105付近に上記電磁波が送信されるように、設けられている。
図1の説明に戻って、ECU54は、CPU、メモリ等から構成されて、CPUがメモリに記憶された制御プログラムにしたがった処理を実行することで、スマートエントリーシステムに関する処理を実行する。具体的には、ECU54は、上記リクエスト信号のベースバンド信号を生成するLEデータ生成部541、そのLFデータ生成部541で生成されたベースバンド信号を所定の変調方式(例えばASK変調)で変調するLF変調部542及び受信機53で受信されたアナログ信号をデジタル信号に復調するRF復調部543を備える。なお、LF変調部542で変調された信号は、車室外発信機51や車室内発信機52に入力されるようになっている。ECU54は、車両10が駐車されているときには、LFデータ生成部541及びLF変調部542でリクエスト信号を生成して、その生成したリクエスト信号を車室外発信機51や車室内発信機52に送信させる。なお、ECU54は、リクエスト信号の送信に先立って、スタンバイ状態(省電力状態)の携帯機4を通常状態に復帰させるウェイクアップ信号を、発信機51、52に送信させている。そして、ECU54は、ウェイクアップ信号の送信後に、携帯機4の存在を確認できたときに、上記リクエスト信号を送信させる。
ECU54は、リクエスト信号に応答して携帯機4から送信されるレスポンス信号を受信機53が受信した場合には、そのレスポンス信号をRF復調部543で復調して、復調したレスポンス信号に含まれるIDコードを、予めメモリに記憶されたマスターコードと照合する。そして、照合可の場合には、ECU54は、車載LAN21に接続されたドアロックECU22に対してドア101やトランク部102(図2参照)のロックの施錠又は解錠をさせたり、エンジンECU(図示外)に対して、エンジン始動スイッチ(図示外)の操作を条件としてエンジン始動をさせたりする。
また、ECU54は、交流信号生成回路551を制御して、ワイヤレス送電装置55に電力(電力発生用の電磁波)を送信させる送電処理を実行する。その送電処理の詳細は後述する。
次に、携帯機4の構成を説明する。図4は、携帯機4の構成を示したブロック図である。なお、図1の車載機5と図4の携帯機4とで、スマートエントリーシステムが構成されている。図4に示すように、携帯機4は、LFアンテナ411と、LF受信部412と、制御部42と、RF送信部431と、RFアンテナ432と、操作部433と、電池434と、振動発電デバイス44と、ワイヤレス充電デバイス46と、整流回路45、47とを備える。なお、図4では図示していないが、携帯機4はさらにスイッチ48や分圧回路49(図5参照)も備えている。LFアンテナ411は、車載機5(発信機51、52)から送信されたリクエスト信号を受信するアンテナである。LF受信部412は、LFアンテナ411が接続され、そのLFアンテナ411で受信されたリクエスト信号に対して復調等の処理を行うICである。LF受信部412で処理された信号は、制御部42に入力される。
RF送信部431は、制御部42からのベースバンド信号を、所定の変調方式(例えばASK変調)のRF帯の信号に変調する。その変調された信号はRFアンテナ432に入力される。RFアンテナ432は、RF送信部431から入力されたレスポンス信号を外部に送信するアンテナである。レスポンス信号の送信エリアは、例えばRFアンテナ432から十メートル程度とされている。
操作部433は、車両10のドア101(図2参照)の施錠や解錠を指示する、ユーザによって操作される操作部(例えばプッシュスイッチ)である。操作部433が操作されたときには、操作されたことを示す信号が制御部42に入力される。電池434は、制御部42及びLF受信部412に接続されており、それら制御部42、LF受信部412に駆動用の電力(例えば2、3V程度)を供給する。電池434は充電可能な二次電池(コンデンサ、リチウムイオン電池等)とされている。
制御部42は、CPUやメモリ等から構成され、CPUがメモリに記憶された制御プログラムにしたがった処理を実行することで、スマートエントリーシステムに関する処理を実行する。具体的には、制御部42は、車載機5からのウェイクアップ信号を受信するまでは自身をスタンバイ状態(省電力状態)に移行させる。そして、制御部42は、車載機5からのウェイクアップ信号を受信した場合には(LF受信部412からウェイクアップ信号の入力があった場合には)、スタンバイ状態から通常状態に復帰するとともに、ウェイクアップ信号に対するレスポンス信号を、RF送信部431、RFアンテナ432に送信させる。その後、制御部42は、車載機5からのリクエスト信号を受信した場合には、メモリ(図示外)に記憶されたIDコードを含むレスポンス信号のベースバンド信号を生成して、そのベースバンド信号をRF送信部431に出力する。つまり、IDコードを含むレスポンス信号を、RF送信部431、RFアンテナ432に送信させる。
また、制御部42は、操作部433から信号の入力があった場合には、車両10のドア101の施錠又は解錠を指示する信号を、RF送信部431、RFアンテナ432に送信させる。このように、本実施形態では、車載機5と携帯機4の相互通信に基づいてドア101の施錠、解錠等を行うスマートエントリーシステムに加えて、操作部433の操作に基づいてドア101の施錠、解錠を行うワイヤレスキーシステムも適用されている。
さらに、制御部42は、振動発電デバイス44と電池434の間の経路63の導通、切断の切り替えと、ワイヤレス充電デバイス46と電池434の間の経路65の導通、切断の切り替えとを制御する経路切替処理を実行する。その経路切替処理は後述する。
電池434には、振動発電デバイス44及びワイヤレス充電デバイス46が整流回路45、47を介して接続されている。それら振動発電デバイス44、ワイヤレス充電デバイス46からの電力が電池434に充電可能となっている。振動発電デバイス44は、自身が振動されることで発電を行うデバイスとされ、ワイヤレス充電デバイス46は、ワイヤレス送電装置55(図1参照)から送信される電力を受信するデバイスとされる。各整流回路45、47は、振動発電デバイス44が発電した電力やワイヤレス充電デバイス46が受信した電力を整流する回路である。整流回路45、47で整流された電力が電池434に充電されるようになっている。それら振動発電デバイス44、ワイヤレス充電デバイス46を含んだ図4の破線部400の構成が本発明の特徴部分となっている。以下では、その破線部400の構成を詳細に説明する。
図5は、携帯機4の詳細な構成(特に図4の破線部400の詳細な構成)を示している。なお、図5では、図4のLFアンテナ411、LF受信部412、RF送信部431及びRFアンテナ432を「通信回路41」としている。また、図5では、図4の操作部433の図示を省略している。図5に示すように、振動発電デバイス44は、振動発電デバイス44が振動されることで交流電圧を発生する電圧源V1と、その電圧源V1と直列に接続された内部抵抗(内部インピーダンス)R1とを備えた等価回路で示される。本実施形態では、振動発電デバイス44として、エレクトレット材料(半永久的な電荷を持つ絶縁体)を使用して発電を行うエレクトレット発電方式のデバイスが採用されている。
ここで、図6は、振動発電デバイス44の構造を示した図である。図6に示すように、振動発電デバイス44は、エレクトレット電極基板441と、そのエレクトレット電極基板441と対向したメタル電極基板444とを備えている。それら電極基板441、444間には一定の間隔(ギャップ)を有している。エレクトレット電極基板441は、本体基板442と、その本体基板442上に一定間隔おきに形成された複数のエレクトレット電極443とから構成される。各エレクトレット電極443はエレクトレット材料で形成されている。本実施形態では、本体基板442には、7つのエレクトレット電極443が形成されている。一方、メタル電極基板444は、本体基板445と、その本体基板445上に形成された複数のメタル電極446とから構成されている。各メタル電極446は金属で形成されている。メタル電極446は、エレクトレット電極443と同じ数だけ、すなわち7つ形成されている。各メタル電極446は、各エレクトレット電極443と対向する位置に形成されている。
各エレクトレット電極443は電荷(図6では負電荷)を有している。そのため、各メタル電極446には、エレクトレット電極443の電荷と同じ個数の、エレクトレット電極443の電荷と正負が反対の電荷(図6では正電荷)が誘導される。メタル電極基板444は、振動発電デバイス44(携帯機4)に振動が加わることで、水平方向P(図6参照)に移動可能となっている。メタル電極基板444が移動すると、エレクトレット電極443、メタル電極446間の静電容量が変化するため、その変化分の電気が取り出される(発電する)。振動発電デバイス44から発電される電力波形(電圧波形、電流波形)は、振動発電デバイス44に加えられた振動に応じた交流波形となる。具体的には、振動発電デバイス44から発電される電力の周波数は、振動発電デバイス44に加えられた振動の周波数と同等とされる。また、振動発電デバイス44から発電される電力の大きさは、振動発電デバイス44に加えられた振動の大きさ(振動加速度)に応じて変化する。
ここで、図7は、振動発電デバイス44に加わる振動の有無で、振動発電デバイス44の出力波形がどのように変わるかを示した図であり、具体的には、図7(A)は、振動発電デバイス44に周波数30Hz、0.5Gの振動を加えたときの振動発電デバイス44の出力波形を示しており、図7(B)は、振動発電デバイス44に加わる振動が無いときの振動発電デバイス44の出力波形を示している。なお、図7(A)、(B)の縦軸は電圧(V)を示しており、横軸は時間(sec)を示している。振動発電デバイス44に加えた振動(30Hz、0.5G)は、携帯機4に実際に加わる振動(例えば、ユーザが携帯機4を所持して歩行するときに携帯機4に加わる振動や、携帯機4が車室内にあるときに携帯機4に加わる振動)を想定している。
図7(A)に示すように、振動発電デバイス44に振動が加わると、振動発電デバイス44からは交流電圧が出力されることが分かる。その交流電圧の波形121の周期は約0.03secとなっている。つまり、波形121の周波数は約30Hzとなっており、振動発電デバイス44に加えられた振動の周波数30Hzと同等となっている。なお、実際は、波形121よりも周期が短い交流電圧(波形122)が発生し、その波形122の頂点間を繋いだ波形が波形121となっている。波形122の周波数は、振動発電デバイス44に加えられた振動の周波数(=30Hz)及びエレクトレット電極443の個数(=7)に応じた周波数とされ、具体的には、30Hz×7=210Hz程度とされている。一方、振動発電デバイス44に加わる振動が無いときには、図7(B)に示すように、振動発電デバイス44からは電圧が出力されないことが分かる。
エレクトレット電極基板441及びメタル電極基板444は互いに離れて設けられているので、エレクトレット電極基板441、メタル電極基板444間の抵抗、つまり振動発電デバイス44の内部インピーダンスR1は高くなっている。具体的には、内部インピーダンスR1は約15MΩとなっている。そのため、振動発電デバイス44からは比較的大きな電圧(=電流×内部インピーダンス)が出力され、具体的には例えば十数ボルトの電圧が出力される。
図5の説明に戻り、振動発電デバイス44に接続された経路61には、振動発電デバイス44から出力された交流電圧を、その交流電圧と比例した電圧に分圧する分圧回路49が設けられている。分圧回路49の一端が振動発電デバイス44の出力側に接続され、他端がグランドに接続されている。分圧回路49は、2つの抵抗491、492が直列に接続された直列抵抗回路とされている。振動発電デバイス44からの交流電圧は、それら抵抗491、492の比に応じた大きさの電圧に分圧される。具体的には、振動発電デバイス44からの交流電圧(例えば十数ボルト)は、分圧回路49によって、制御部42や通信回路41の駆動電圧レベル(例えば2、3ボルト程度)の交流電圧に分圧される。
分圧回路49のインピーダンス、つまり抵抗491、492の合成抵抗値(抵抗491+抵抗492)は、振動発電デバイス44の内部インピーダンスR1(=15MΩ程度)と同等に設定されている。なお、その「同等に設定されている」とは、分圧回路49のインピーダンスが、振動発電デバイス44の内部インピーダンスR1と完全同一となるように設定されていることだけでなく、内部インピーダンスR1から多少の誤差(例えば、R1の20%の誤差)を有する形で設定されていることも含む概念である。これによって、振動発電デバイス44で発電された電力を効率良く分圧回路49以降の回路に伝達できる。
分圧回路49の抵抗491、492間には、経路62の一端が接続されている。その経路62には、分圧回路49で分圧された電圧に基づく交流電流が流れる。経路62は途中から2つの経路621、622に分岐している。一方の経路622は、経路622に流れる電流を制限する電流制限抵抗421を介して制御部42に接続されている。つまり、制御部42には経路622の電圧が入力されるようになっている。他方の経路621は、4つのダイオード450をブリッジ接続した全波整流回路45の正側の入力部451に接続されている。なお、整流回路45の、正側の入力部451と対向する負側の入力部452はグランドに接続されている。経路62を流れる電流は、電流制限抵抗421が接続された経路622にはほとんど流れず、経路621を介して整流回路45に流れるようになっている。その整流回路45は、入力された交流電流を全波整流して正側の出力部453に出力する回路である。その出力部453には、整流後の直流電流が流れる経路63が接続されている。その経路63はスイッチ48を介して電池434の正側に接続されている。なお、整流回路45の、正側の出力部453と対向する負側の出力部454は、電池434の負側(グランド)に接続されている。
ワイヤレス充電デバイス46は、ワイヤレス送電装置55(図1参照)から送信された13.56MHzの電磁波を受信するアンテナコイル461と、そのアンテナコイル461と直列に接続された共振用コンデンサ462とを備えている。それらアンテナコイル461、共振用コンデンサ462で、13.56MHzで共振する共振回路が構成されている。つまり、アンテナコイル461のインダクタンス及び共振用コンデンサ462の容量は、共振周波数が13.56MHzとなるように設定されている。したがって、アンテナコイル461がワイヤレス送電装置55からの電磁波を受信したときに、共振回路461、462に、13.56MHzの交流電流が流れるようになっている。なお、アンテナコイル461は、例えば同一平面内にて四角形のスパイラル状に形成されている。アンテナコイル461の大きさは例えば口3cm程度とされている。ワイヤレス充電デバイス46はインピーダンスが低いアンテナコイル461や共振用コンデンサ462で構成されているので、ワイヤレス充電デバイス46の内部インピーダンスは、振動発電デバイス44の内部インピーダンスR1(=15MΩ程度)より大分低い値(例えば、1MΩ以下)となっている。
ワイヤレス充電デバイス46には、ワイヤレス充電デバイス46で発生された交流電流が流れる経路64が接続されている。その経路64は、4つのダイオード470をブリッジ接続した全波整流回路47の入力部471、472に接続されている。その整流回路47は、入力された交流電流を全波整流して正側の出力部473に出力する回路である。その出力部473には、整流後の直流電流が流れる経路65が接続されている。その経路65はスイッチ48を介して電池434の正側に接続されている。整流回路47の、正側の出力部473と対向する負側の出力部474は、電池434の負側(グランド)に接続されている。
スイッチ48は、入力側に2つの接点481、482(以下、入力側接点という)を有し、出力側に一つの接点483(以下、出力側接点という)を有している。スイッチ48の一方の入力側接点481には、振動発電デバイス44側の経路63が接続されている。他方の入力側接点482には、ワイヤレス充電デバイス46側の経路65が接続されている。出力側接点483には、電池434の正側が接続されている。スイッチ48は、制御部42の指示に基づいて、出力側接点483に導通させる入力側接点を、入力側接点481、482間で切り替えるスイッチとされる。つまり、スイッチ48は、電池434、経路63間の導通、切断の切り替えと、電池434、経路65間の導通、切断の切り替えを行うスイッチとされる。スイッチ48として、例えばトランジスタ等から構成された高周波スイッチを採用することができる。
以上で説明した構成を備えた携帯機4によれば、スイッチ48が振動発電デバイス44側に切り替えられていることを条件として、振動発電デバイス44で発電された電力が分圧回路49、整流回路45を介して電池434に充電される。また、携帯機4によれば、スイッチ48がワイヤレス充電デバイス46側に切り替えられていることを条件として、ワイヤレス充電デバイス46で発生された電力が整流回路47を介して電池434に充電される。なお、携帯機4にワイヤレス給電を行う場面として、図3に示す場面を想定している。すなわち、ユーザが運転中に、ワイヤレス送電装置55が設けられたコンソール104の表面105に携帯機4が置かれる場面を想定している。その表面105の、ワイヤレス送電装置55(アンテナコイル552)の直上部分には、例えば、ワイヤレス給電が行われる給電箇所を示したマークを設けておくと良い。又は、その直上部分に、携帯機4を載置するための載置部(例えば携帯機4の筐体の形状に凹まれた凹部)を設けても良い。これによって、ユーザは、給電箇所を容易に把握することができる。
上述したように、制御部42は、状況に応じて、各経路63、65の導通、切断を切り替える経路切替処理を実行している。次に、その経路切替処理の詳細を説明する。また、経路切替処理の説明と同時に、車載機5のECU54が実行する、交流信号生成回路551を制御して、ワイヤレス送電装置55に電力(電力発生用の電磁波)を送信させる送電処理も説明する。
ここで、図8は、制御部42が実行する経路切替処理のフローチャートを示している。なお、図8のフローチャートの処理は、例えば携帯機4の起動時(例えば携帯機4の出荷時)に開始され、以降一定間隔で繰り返し実行される。図9は、ECU54が実行する送電処理のフローチャートを示している。なお、図9のフローチャートの処理は、例えばECU54の起動時(例えばECU54の出荷時)に開始され、以降一定間隔で繰り返し実行される。先ず、制御部42は、スイッチ48を接点481(図5参照)の側に切り替えて、振動発電デバイス44側の経路(経路61、62、621、63)を導通させる(S11)。つまり、振動発電デバイス44側の経路を予め導通させておくことで、振動発電デバイス44の発電が有ったときにその発電電力が効率良く電池434に充電されるようにしている。なお、このとき、ワイヤレス充電デバイス46側の経路(経路64、65)は切断されている。
次いで、電流制限抵抗421(図5参照)を介して制御部42に入力される電圧が所定の閾値未満か否かに基づいて、振動発電デバイス44の発電量が不十分であるか否かを判断する(S12)。不十分でないとき、つまり振動発電デバイス44の発電量が十分のときには(S12:No)、図8のフローチャートの処理を終了する。この場合には、振動発電デバイス44側の経路の導通が維持されることになるので、振動発電デバイス44で発電された電力が電池434に充電されることになる。
S12において、振動発電デバイス44の発電量が不十分のとき(携帯機4に振動が加わっていないとき)には(S12:Yes)、S13に処理を進める。S13では、スイッチ48を接点482(図5参照)の側に切り替えて、ワイヤレス充電デバイス46側の経路(経路64、65)を導通させる(S13)。次いで、RF送信部431、RFアンテナ432(図4参照)を使用して、ワイヤレス送電装置55による給電の実施を指示する指示信号を車載機5に送信する(S14)。RFアンテナ432の送信エリア(例えばRFアンテナ432から十メートル程度のエリア)に車載機5が位置しておれば、S14で送信された指示信号は車載機5の受信機53で受信される。なお、S13、S14の処理は、どちらが先に実行されたとしても良い。
車載機5(ECU54)は、その指示信号を受信したか否かを判断する(図9のS21)。指示信号を受信した場合には(S21:Yes)、交流信号生成回路551(図1参照)を制御して、ワイヤレス送電装置55(アンテナコイル552)に電力発生用の電磁波を送信させる(S22)。これによって、携帯機4が所定の給電箇所(図3参照)に位置していること条件として、携帯機4にワイヤレス給電を行うことができる。その後、図9のフローチャートの処理を終了する。これに対して、指示信号の受信が無い場合には(S21:No)、何も行わないで図9のフローチャートの処理を終了する。この場合には、携帯機4から指示信号か送信されたにもかかわらず、車載機5が指示信号の送信エリア外に位置している状況や、携帯機4からの指示信号の送信が無い状況が想定される。このように、ワイヤレス送電装置55は必要に応じて給電を行うことになるので、車載機5の電力消費を抑えることができる。
図8の説明に戻って、S14の処理の後、ワイヤレス充電デバイス46から電池434への充電の有無を判断する(S15)。具体的には、制御部42は、電池434の端子電圧がS14の処理後に増加したか否かを判断する(S15)。電池434の端子電圧が増加した場合には(S15:Yes)、ワイヤレス充電デバイス46による充電が有るとして、図8のフローチャートの処理を終了する。この場合には、ワイヤレス充電デバイス46側の経路の導通(S13)が維持されることになるので、ワイヤレス充電デバイス46で発生された電力が電池434に充電されていく。
これに対して、電池434の端子電圧の増加を確認できない場合には(S15:No)、ワイヤレス充電デバイス46による充電が無いとして、処理をS16に進める。この場合には、ワイヤレス送電装置55からの給電があるにもかかわらず、その給電に対して携帯機4の位置が不適格(携帯機4が図3の所定の給電箇所に置かれていない)という状況が想定される。また、S14で送信された指示信号を車載機5が受信していないことで、ワイヤレス送電装置55からの給電が行われていない状況も想定される。そして、S16では、制御部42は、スイッチ48を接点481側に切り替えて、振動発電デバイス44側の経路を導通させ、ワイヤレス充電デバイス46側の経路を切断する(S16)。このように、電池434を、内部インピーダンスが低いワイヤレス充電デバイス46から切断し、内部インピーダンスが高い振動発電デバイス44と接続しておくことで、電池434に充電された電力の漏れを抑えることができる。S16の処理の後、図8のフローチャートの処理を終了する。
ここで、図10は、振動発電デバイス44及びワイヤレス充電デバイス46で発生された電圧の時間変化を例示している。図10において、縦軸は電圧(V)、横軸は時間(sec)を示している。なお、図10では、整流回路45、47で直流に変換後の電圧を示している。また、図10において、波形131、133は振動発電デバイス44による電圧波形を示しており、波形132はワイヤレス充電デバイス46による電圧波形を示している。また、図10では、振動発電デバイス44による充電から、ワイヤレス充電デバイス46による充電への切り替え状態を分かりやすくするために、振動発電デバイス44による電圧(波形131)とワイヤレス充電デバイス46による電圧(波形132)との間に電圧差を与えている。
振動発電デバイス44及びワイヤレス充電デバイス46から図10の電圧が生じた場合、振動発電デバイス44からの発電がある間は、波形131で示される電圧(厳密には波形131で囲まれた面積に相当する電力)が電池434に充電されていく。その後、振動発電デバイス44による発電が無くなった場合には(点線133)、ワイヤレス充電デバイス46による充電に切り替えられる(図8のS13、S14が実行される)。そして、波形132で示される電圧(厳密には波形132で囲まれた面積に相当する電力)が電池434に充電されていく。結局、電池434には、波形131で示される電圧と波形132で示される電圧の両方が充電されることになる。
以上説明したように、本実施形態の携帯機4によれば、携帯機4の振動によって発電する振動発電デバイス44を備えているので、ユーザが携帯機4を所持して歩行等する間に電池434に電力を充電することができる。また、携帯機4は、ワイヤレス充電デバイス46を備えているので、携帯機4に振動が加わっていないときであっても、電池434に電力を充電することができる。よって、電池切れを抑制できる。また、携帯機4は、スイッチ48を備えているので、電池434に充電された電力が、振動発電デバイス44、ワイヤレス充電デバイス46側に漏れてしまうのを抑制できる。
なお、上記実施形態において、スイッチ48を省略しても良い。これによっても、振動発電デバイス44及びワイヤレス充電デバイス46の両方の電力を電池434に充電できる。また、スイッチ48を省略することで、携帯機4の構成や処理を簡素にできる。この場合、図8において、S11、S13、S15、S16の処理を省略できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る携帯機の第2実施形態を第1実施形態と異なる部分を中心にして説明する。図11は、本実施形態の携帯機4の構成を示している。図11において、第1実施形態と同一、類似の構成には同一の符号を付している。また、図11では、図5の通信回路41、制御部42を一つの負荷として図示している。なお、本実施形態の車載機は、第1実施形態の車載機5(図1参照)と同じである。図11に示すように、携帯機4は、振動発電デバイス44と分圧回路49とワイヤレス充電デバイス46と整流回路7と電池434と負荷41、42とを備えている。振動発電デバイス44、電池434、負荷41、42は、第1実施形態から変更が無い。
本実施形態では、分圧回路49がコンデンサ493、494で構成されていること、コンデンサ494がワイヤレス充電デバイス46の共振用コンデンサに兼用されていること、整流回路7が、振動発電デバイス44からの電力の整流とワイヤレス充電デバイス46からの電力の整流の両方を行うことに特徴を有している。
詳細には、振動発電デバイス44に接続された経路61と、アンテナコイル461の一端に接続された経路641とが合流点67で合流して、その合流後の経路66が、整流回路7の正側の入力部451に接続されている。また、アンテナコイル461の他端に接続された経路642はグランドに接続されたグランド線68に接続され、そのグランド線68は、整流回路7の負側の入力部72に接続されている。分圧回路49は、経路61に配置された第1コンデンサ493と、経路642に配置された第2コンデンサ494(共振用コンデンサ)とから構成されている。つまり、分圧回路49は、アンテナコイル461を介して2つのコンデンサ493、494が直列に接続された回路とされている。なお、アンテナコイル461及び第2コンデンサ494でワイヤレス充電デバイス46が構成されている。
振動発電デバイス44の発電電圧は交流電圧であるので(図7(A)参照)、コンデンサ493、494によってもその交流電圧を分圧することができる。具体的には、コンデンサのインピーダンスは1/ωCで表される。なお、ωは角速度でω=2πfであり、Cはコンデンサの容量である。よって、30Hz程度の周波数f1を有した振動発電デバイス44からの交流電圧は、第1コンデンサ493のインピーダンスZ1(=1/2πf1C1、C1は第1コンデンサ493の容量)と、第2コンデンサ494のインピーダンスZ2(=1/2πf1C2、C2は第2コンデンサ494の容量)の比に応じた電圧に分圧される。
それらコンデンサ493、494の容量C1、C2は、振動発電デバイス44の内部インピーダンスR1や整流回路7の入力インピーダンス等を考慮して設定されている。容量C1、C2及びアンテナコイル461のインダクタンスLの設定手順を具体的に説明すると、先ず、第2コンデンサ494の周波数f1(振動発電デバイス44が発電する電流の周波数)におけるインピーダンスZ2が、整流回路7のオン抵抗R2(入力インピーダンス)よりも充分大きくなるように、第2コンデンサ494の容量C2を設定する。具体的には、整流回路7のオン抵抗R2が例えば30Ωとすると、インピーダンスZ2は例えば0.8MΩ(オン抵抗30Ωより20〜30倍大きい)に設定する。そして、Z2=1/ωC=1/2πf1C2=0.8Mを満たすように、容量C2を設定する。この場合には、容量C2=1000pFに設定される。
これによって、振動発電デバイス44で発電された交流電流I1は、合流点67からインピーダンスが低い整流回路7側に流れるようになる。別の言い方をすると、合流点67からアンテナコイル461側の経路641、642に流れる交流電流I1の漏れ電流I2を抑制できる。よって、交流電流I1を効率良く電池434に充電できる。なお、アンテナコイル461は、13.56MHzの高周波用とされているので、約30Hzの交流電流I1に対しては、アンテナコイル461はただの導線として機能する(コイルとして機能しない)。よって、第2コンデンサ494のインピーダンスZ2によって、漏れ電流I2の大小が決定される。また、ワイヤレス充電デバイス46で発生された交流電流I3も、内部インピーダンスR1(=15MΩ)が高い振動発電デバイス44側の経路61に流れないで(経路61に流れてしまう漏れ電流I4は極めて小さい)、合流点67から整流回路7側の経路66に流れる。よって、交流電流I3を効率良く電池434に充電できる。
次に、アンテナコイル461及び第2コンデンサ494から構成された共振回路が、ワイヤレス給電に使用する周波数f2、つまり13.56MHzで共振するように、設定された容量C2(=1000pF)に対してアンテナコイル461のインダクタンスLを設定する。具体的には、LC共振回路の共振周波数の式:f=1/2π√LCに基づいて、インダクタンスLを設定する。この場合、上記式にf=13.56MHz、C=1000pFを代入してLを求めると、L=0.15μHとなる。そのL=0.15μHを満たすように、アンテナコイル461の形状(巻数等)を決定する。これによって、ワイヤレス送電装置55からの電磁波をアンテナコイル461が受信したときに、アンテナコイル461に、13.56MHzの交流電流を発生させることができる。
容量C2の設定後、次に、分圧回路49のインピーダンス、つまりコンデンサ493、494の合成インピーダンス(Z1+Z2)が、振動発電デバイス44の内部インピーダンスR1と同じになるように、容量C1を設定する。具体的には、内部インピーダンスR1=15MΩ、インピーダンスZ2=0.8MΩとすると、第1コンデンサ493のインピーダンスZ1は14.2MΩとなる。よって、Z1=1/ωC=1/2πf1C1=14.2MΩを満たすように容量C1を設定すると、容量C1=53pFとなる。これによって、振動発電デバイス44で発電された電力を効率良く分圧回路49以降の回路(整流回路7、電池434)に伝達できる。
整流回路7は、4つのダイオード70をブリッジ接続した全波整流回路であり、入力された交流電流を直流に整流する。整流回路7の正側の出力部73は電池434や負荷41、42の正側に接続されている。整流回路7の負側の出力部74は、電池434や負荷41、42の負側(グランド)に接続されている。正側の入力部71に接続された経路66には、振動発電デバイス44で発電された電流I1及びワイヤレス充電デバイス46で発生した電流I3が流れる。ここで、図12は、経路66を流れる電流の時間変化を例示している。図12において、縦軸は電流、横軸は時間を示している。また図12において、波形141は交流電流I1の時間変化を示しており、波形142は交流電流I3の時間変化を示しており、波形145は波形141、142を合成した波形を示している。
振動発電デバイス44の発電があり、ワイヤレス給電が無い場合には、経路66には、波形141で示される電流I1が流れる。その電流I1は整流回路7で整流されて、整流後の電力が電池434に充電される。一方、振動発電デバイス44の発電が無く、ワイヤレス給電が有る場合には、経路66には波形142で示される電流I3が流れる。その電流I3は整流回路7で整流されて、整流後の電力が電池434に充電される。一方、振動発電デバイス44の発電とワイヤレス給電の両方有る場合には、経路66には波形145で示される電流(I1+I3)が流れる。その電流(I1+I3)は整流回路7で整流されて、整流後の電力が電池434に充電される。このように、本実施形態では、振動発電デバイス44による充電と、ワイヤレス充電デバイス46による充電とを同時に行うことができる。
なお、制御部42は、例えば図8において、S11、S13、S15、S16を省略した処理を実行する。すなわち、振動発電デバイス44による発電が不十分のときには(S12:Yes)、車載機5に、ワイヤレス給電の実施を指示する指示信号を送信する(S14)。これによって、携帯機4に振動が加わっていないときでも、電池434に電力を充電できる。
以上説明したように、本実施形態の携帯機4によれば、一つの整流回路7で振動発電デバイス44の電流とワイヤレス充電デバイス46の電流の両方を整流しているので、整流回路を別々に設ける場合に比べて、携帯機4を小型化できる(携帯機4の構成を簡素にできる)。また、分圧回路49の第2コンデンサ494を、ワイヤレス充電デバイス46の共振用コンデンサに兼用しているので、分圧用コンデンサと共振用コンデンサを別々に設ける場合に比べて、携帯機4を小型化できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、エレクトレット材料を使用した振動発電デバイスを採用した例を説明したが、他の方式(例えば振動による圧力を圧電素子で電力に変換する方式)の振動発電デバイスを採用しても良い。また、上記実施形態では、車載機は携帯機からの指示信号に基づいてワイヤレス給電を行っていたが、所定の給電箇所に携帯機が置かれていることを検知するセンサ(例えば、携帯機の重量を検知する重量センサ)を給電箇所に設けて、そのセンサの検知信号に基づいて、ワイヤレス給電を行うようにしても良い。また、ワイヤレス給電の実施を指示するスイッチを車両に設け、そのスイッチがユーザによって操作されたことに基づいて、ワイヤレス給電を行うようにしても良い。また、ワイヤレス送電装置は車両以外の場所(例えば、ユーザの自宅)に設けられたとしても良い。この場合、ワイヤレス送電装置は、例えば自身が設置された場所に携帯機が位置していることをセンサやスイッチ操作で検知して、ワイヤレス給電を行うようにする。
なお、上記実施形態において、制御部42及び通信回路41が本発明の「通信手段」に相当する。振動発電デバイス44が本発明の「振動発電手段」に相当する。ワイヤレス充電デバイス46が本発明の「受電手段」に相当する。ワイヤレス送電装置55が本発明の「送電手段」に相当する。電池434が本発明の「蓄電手段」に相当する。図5の経路61、62、621、63が本発明の「第1経路」に相当する。図5の経路64、65が本発明の「第2経路」に相当する。スイッチ48が本発明の「切替手段」に相当する。図8のS15の処理を実行する制御部42が本発明の「受電判断手段」に相当する。図8のS11、S13、S16の処理を実行する制御部42が本発明の「切替制御手段」に相当する。図8のS12の処理を実行する制御部42が本発明の「発電判断手段」に相当する。図11の整流回路7が本発明の「共用変換手段」に相当する。コンデンサ493、494が本発明の「分圧用コンデンサ」に相当する。分圧回路49が本発明の「分圧手段」に相当する。図11の経路61が本発明の「振動発電側経路」に相当する。図11の経路641が本発明の「アンテナ側経路」に相当する。図11の経路66が本発明の「合流経路」に相当する。
4 携帯機
41 通信回路
42 制御部
434 電池
44 振動発電デバイス
46 ワイヤレス充電デバイス
461 アンテナコイル
462 共振用コンデンサ
45、47、7 整流回路
48 スイッチ
49 分圧回路
493、494 コンデンサ
5 車載機
55 ワイヤレス送電装置

Claims (7)

  1. 車両のユーザに所持される、前記車両に搭載された車載機と無線通信する通信手段を備えた携帯機であって、
    前記携帯機が振動されることで発電を行う振動発電手段と、
    電力を無線で送信する送電手段からの電力を受信する受電手段と、
    前記振動発電手段と前記受電手段の両方に接続されて、前記振動発電手段が発電した電力と前記受電手段が受信した電力とを前記通信手段を駆動するための電力として蓄電する蓄電手段と、
    前記振動発電手段と前記蓄電手段の間の第1経路の導通、切断の切り替えと、前記受電手段と前記蓄電手段の間の第2経路の導通、切断の切り替えとを行う切替手段と、
    前記受電手段による受電の有無を判断する受電判断手段と、
    前記受電判断手段が、前記受電手段による受電が無いと判断したときには、前記第1経路を導通させ、前記第2経路を切断するように前記切替手段を制御する切替制御手段と、
    前記振動発電手段による発電の有無を判断する発電判断手段とを備え、
    前記振動発電手段の内部インピーダンスは、前記受電手段の内部インピーダンスよりも高くなっており、
    前記送電手段は前記車載機に備えられ、
    前記通信手段は、前記発電判断手段が前記振動発電手段による発電が無いと判断したときには、前記送電手段による送電の実施を指示する指示信号を前記車載機に送信し、
    前記切替制御手段は、前記発電判断手段が前記振動発電手段による発電が無いと判断したときには、前記第2経路を導通させるように前記切替手段を制御することを特徴とする携帯機。
  2. 車両のユーザに所持される、前記車両に搭載された車載機と無線通信する通信手段を備えた携帯機であって、
    前記携帯機が振動されることで発電を行う振動発電手段と、
    電力を無線で送信する送電手段からの電力を受信する受電手段と、
    前記振動発電手段と前記受電手段の両方に接続されて、前記振動発電手段が発電した電力と前記受電手段が受信した電力とを前記通信手段を駆動するための電力として蓄電する蓄電手段と、備え、
    前記振動発電手段は、前記携帯機が振動されることで交流発電を行い、
    前記受電手段は、前記送電手段からの電力を交流電力として受信し、
    前記振動発電手段と前記受電手段の両方に接続された入力部と、前記蓄電手段に接続された出力部とを有し、前記入力部に入力される交流電力を直流電力に変換して前記出力部に出力する共用変換手段を備え、
    前記蓄電手段は、前記出力部から出力された直流電力を蓄電することを特徴とする携帯機。
  3. 前記振動発電手段は、前記携帯機が振動されることで交流発電を行い、
    前記受電手段は、前記送電手段からの電力を交流電力として受信し、
    前記振動発電手段と前記受電手段の両方に接続された入力部と、前記蓄電手段に接続された出力部とを有し、前記入力部に入力される交流電力を直流電力に変換して前記出力部に出力する共用変換手段を備え、
    前記蓄電手段は、前記出力部から出力された直流電力を蓄電することを特徴とする請求項1に記載の携帯機。
  4. 前記振動発電手段と前記共用変換手段の間に配置され、分圧用コンデンサを含み、その分圧用コンデンサで前記振動発電手段が発電した交流電力の電圧を分圧する分圧手段を備え、
    前記共用変換手段は、前記分圧手段で分圧された電圧の交流電力を直流電力に変換し、
    前記送電手段は、所定の給電周波数の電力発生用の電磁波を送信し、
    前記受電手段は、前記電磁波を受信するアンテナコイルと、そのアンテナコイルと前記給電周波数で共振する共振回路を構成する共振用コンデンサとを備え、前記アンテナコイルが前記電磁波を受信したときに前記共振回路で前記給電周波数の交流電力を発生させ、
    前記共振用コンデンサは前記分圧用コンデンサに兼用されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯機。
  5. 前記振動発電手段から所定の振動発電周波数の交流電力が発電されると想定したとき、前記振動発電周波数における前記分圧手段のインピーダンスが前記振動発電手段の内部インピーダンスと同じになるように、前記分圧用コンデンサの容量が設定されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯機。
  6. 前記振動発電手段に接続されて前記振動発電手段が発電した交流電流が流れる振動発電側経路と、前記受電手段に接続されて前記受電手段が受電した交流電流が流れるアンテナ側経路とが途中で合流して、その合流後の経路である合流経路が前記共用変換手段に接続されており、
    前記振動発電周波数における前記共振用コンデンサのインピーダンスが前記共用変換手段の入力インピーダンスよりも高くなるように、前記共振用コンデンサの容量が設定されていることを特徴する請求項5に記載の携帯機。
  7. 前記振動発電手段の内部インピーダンスは、前記アンテナ側経路からの交流電流が前記振動発電側経路に流れ込まない高インピーダンス値となっていることを特徴とする請求項6に記載の携帯機。
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