JP5792641B2 - 針合わせ機構及びアナログ時計 - Google Patents

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Description

本発明は針合わせ機構及び該機構を備えたアナログ時計に係わる。
アナログ時計すなわち指針(時刻表示針)を備えた指針式時計において、時分針の位置を表示すべき時分位置に合わせる針合わせ(時刻修正)のために、分車と秒車との間にあって両車を連結している車(三番車)と分車との連結を絶つこと(特許文献1及び2等)、及び連結が絶たれた車(三番車)を規正することにより針合わせの間に外部衝撃によって秒針が振れるのを抑制すること(特許文献3及び4等)は、知られている。
しかしながら、これらの時計では、針合わせを終えて三番車と分車とを再度噛み合わせる際に二番歯車の歯と三番かなの歯の相対的な位置関係次第では分車が一歯分以上に回り、分針が針合わせした位置からずれてしまう虞れがある。
一方、針合わせを終えて三番車と分車とを再度噛み合わせる際に分車が回ってしまうのを避けるようにした時計も提案されている。
この提案の時計101の針合わせ機構102では、図6に示したように、地板111と輪列受112とにより支持され電池105で給電されたモータ106により駆動される運針輪列107や、巻真103のA1,A2方向の出し入れに応じて中心軸線BのまわりでB1,B2方向に回動される作動レバーないし規制レバー(規正レバー)130を備える。作動レバー130は、ばね受121にばね部131の先端で当接し、被係合部132で巻真103の先端部104に係合可能である。作動レバー130は、また、レバー本体部133で三番車140の真(三番真)141の一端側の軸受(図示せず)を保持し、本体部133の中間部から分岐した細い弾性腕部134の先端に二番車150の二番歯車151の外周に対面した押圧係合部135を備える。
巻真103がA1方向に押込まれた通常運針位置すなわち巻真ゼロ段目位置PA1を採る場合、図6に加えて図7に示したように、作動レバー130は、被係合部132が巻真103の先端部104に係合してB1方向に回動された通常運針許容位置QA1を採る。この通常運針許容位置QA1では、三番真141のほぞ部で作動レバー本体部133の軸受部に回転自在に支持された三番かな142が二番歯車151に係合し、三番歯車143が四番車160のかな(四番かな)161に係合して、秒車(四番車)160の回転が三番車140を介して二番車150に伝えられる。なお、作動レバー130の通常運針許容位置QA1では、弾性腕部134の先端の押圧係合部135が二番歯車151の外周縁から離れた位置にある。
一方、時計101においては、巻真103がA2方向に一段引き出された巻真一段目位置PA2を採る場合、図8に示したように、巻真103の先端部104がA2方向に逃げて被係合部132への押圧力がなくなるので、ばね部131のばね力の作用下で作動レバー130がB2方向に回動された針合わせ位置QA2を採る。この針合わせ位置QA2では、三番真141で作動レバー本体部133に回転自在に支持された三番かな142が二番歯車151から外れるので、二番車(分車)150と秒車(四番車)160との回転の伝達が断たれる。
時計101の針合わせ機構102においては、この巻真103についての巻真一段目位置ないし針合わせ位置PA2すなわち作動レバー130についての針合わせ位置QA2では、巻真103のE1,E2方向の回転に応じて図示しないつづみ車や小鉄車を介して日の裏車180が回転され、該日の裏車180の回転に応じて時車(筒車)170及び分車(二番車)150が回転されて、時針175及び分針155が所定位置に設定される。
なお、この巻真一段目位置ないし針合わせ位置PA2,QA2では、弾性腕部134の先端の押圧係合部135が二番歯車151の外周縁に押付けられて該二番歯車151と係合する。より詳しくは、作動レバー130の押圧係合部135は、作動レバー130の回動角度と弾性腕部134の変形に伴うばね力FAで多数の歯152からなる二番歯車151の少なくとも一つの歯152の先端に押付けられる。
すなわち、時計101では、針合わせの際において、弾性腕部134の先端の押圧係合部135が二番歯車151の外周縁に押付けられるところ、実際には、押圧係合部135が二番歯車151を構成する多数の歯152のうちの単一の歯152に当接しただけでは二番歯車151との係合が安定性を欠き、二番歯車151を構成する二つの隣接歯152,152の両方の先端に当接して初めて安定な係合が確立されるので、押圧係合部135による二番車150の規制のタイミングが遅れたりずれたりする虞れがある。
また、時計101では、針合わせの際に弾性腕部134の先端の押圧係合部135が二番歯車151の外周縁に押付けられるところ、針合わせの際には二番歯車151が回る必要があるので、弾性腕部134による押圧係合部135の押付力FAは針合わせに支障をきたさないように小さく設定される必要があり、また、径のわりには薄い二番歯車151を変形させないように且つ二番車151の歯152を損傷させないように、押付力FAは十分に小さく設定される必要もある。
更に、時計101の針合わせ機構102では、例えば、図8の(b)からわかるように、作動レバー130の押圧係合部135は、作動レバー130の本体部133やばね部134が位置する面(地板111のうち輪列受112側を向いた面部分111aのある時計101の厚さ方向部位)から立ち上がった立ち上がり部で二番歯車の151の歯の外周に押付けられるので、押付力が二番歯車151の延在面に対して斜交する向きになる虞れがあったり、二番歯車151その他の二番車150の部品を変形させないように作動レバー130のばね力を制御する必要がある。また、作動レバー130が立ち上がり部135の如き曲げ部等を備える必要があることから、部品形状が複雑化するのを避けがたく、他の部品と干渉するのを確実に避け得るように部品の寸法管理をする必要があり、コスト高を招く虞れもある。
特開2001−349966号公報 特開平4−40396号公報 特開2006−234440号公報 特開2006−214927号公報
本発明は、前記諸点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、構造の複雑化を最低限に抑えつつ、分車の回転の規制を確実に行い得る針合わせ機構及び該機構を備えたアナログ時計を提供することにある。
本発明の針合わせ機構は、前記目的を達成すべく、二番真挿通孔のうち裏蓋側の周壁部が三番真のある領域における裏蓋側の主面部よりも突出している地板と、三番車の三番真を案内保持する三番真係合部を備え、針合わせの際に巻真の引出しに応じて三番車を二番車から外すべく地板の前記主面部に沿って回動される作動レバーとを有する針合わせ機構であって、地板の突出した前記周壁部が一側に二番真を露出させる切欠部を備え、作動レバーが、針合わせの際に巻真の引出しに応じて三番真係合部で三番車を二番車から外すときに地板の前記周壁部の前記切欠部から露出した二番真を押さえる二番真係合部を有する。
本発明の針合わせ機構では、「地板の突出した前記周壁部が一側に二番真を露出させる切欠部を備え、作動レバーが、針合わせの際に巻真の引出しに応じて三番真係合部で三番車を二番車から外すときに地板の前記周壁部の前記切欠部から露出した二番真を押さえる二番真係合部を有する」ので、作動レバーの二番真係合部が二番真の円筒状周面に対して押付けられることによって、二番真を確実に押さえ得るから、構造の複雑化を最低限に抑えつつ、分車の回転の規制を確実に行い得る。すなわち、二番真係合部が押さえるのは、二番歯車のような歯部が外周にある凹凸部ではなく円筒状周面であるから、押圧に際して当接した箇所で確実に二番車を押さえ得る。また、二番真係合部が押さえるのは、二番歯車のような薄い円板ではないので、比較的強い力で押さえ得るから、分車の回転の規制を確実に行い得る。更に、二番真係合部が地板の突出した前記周壁部が一側に二番真を露出させる切欠部から露出した二番真の部分を押さえればよいので、二番真係合部が三番真係合部と同様に地板の裏蓋側主面に沿って実際上平板状に構成され得るので、作動レバーの構造が簡単化され得る。
ここで、二番真のうち切欠部から露出されるべき部分は、三番かな部と噛合する二番歯車部及び日の裏歯車部と噛合する二番かな部として機能する歯部になっていない部分であれば、比較的滑らかな表面を備えていても、摩擦係合され易いように粗面化されていても、該粗面形状が比較的大きい凹凸によって実現されていてもよい。作動レバーの二番真係合部についても同様である。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、作動レバーは、三番真係合部及び二番真係合部が実質的に同一平面上に位置するように平板状である。
その場合、構造が簡単化され、分車の回転の規制を確実に行い易い。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、作動レバーは、巻真が押込まれた通常運針位置にある際に巻真と係合して巻真からの力を受ける入力側板ばね部と、入力側板ばね部が受ける力に起因するトルクと逆向きのトルクを常時作動レバーに付与すべくばね受けに係止された反力生成ばね部とを備える。
その場合、二番車の規制部分にばねを設けなくてもよいので、構造が簡単化され、分車の回転の規制を確実に行い易い。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、二番真係合部が針合わせのために二番真の回転を規制する十分な程剛性の高い腕部で支えられている。
その場合、二番車の規制部分に弱いばねを設けなくてもよいので、構造が簡単化され、分車の回転の規制を確実に行い易い。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、前記剛性の腕部が、L字状に曲がった腕部からなる。
その場合、二番車の規制部分にばねを設けなくてもよいので、構造が簡単化され、分車の回転の規制を確実に行い易い。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、二番真係合部と二番真との係合が発生していない状態では、三番かなと二番歯車とは、少なくとも部分的に係合されている。
その場合、針合わせの後、三番かなと二番歯車とが係合される際に、分針が振れるのを避け得る。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、巻真を針合わせ位置から通常運針位置に引出す際に、二番真係合部による二番真の押圧が解除される前に、三番かなが二番歯車の自由回転を規制するように構成されている。
その場合、針合わせの後、三番かなと二番歯車とが係合される際に、分針が振れるのを避け得る。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、三番真係合部が、三番真の端部を回転自在に支える軸受からなる。
その場合、作動レバーが三番真の一端を回転自在に確実に支え得る。
本発明の針合わせ機構では、典型的には、作動レバーが電池の一方の端子に電気的に接続されたリセット端子として働くように構成されている。
その場合、地板に沿って広い範囲に拡がる作動レバーが機械的及び電気的に時計の動作に寄与し得る。
本発明のアナログ時計は、前記目的を達成すべく、上述のような針合わせ機構を有する。
巻真が押込まれた通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)にある際における本発明の好ましい一実施例の針合わせ機構を備えたアナログ時計の一部を示した平面説明図。 図1のアナログ時計の一部を拡大して示したもので、(a)は図1と同様な平面説明図、(b)は(a)の断面部の端面説明図。 巻真が引出された針合わせ位置(巻真一段目位置)にある際における本発明の好ましい一実施例の針合わせ機構を備えたアナログ時計の一部を示した図1と同様な平面説明図。 図3のアナログ時計の一部を拡大して示したもので、(a)は図2の(a)と同様な平面説明図、(b)は図2の(b)と同様な断面部の端面説明図。 二番真の回転規制の作動/解除のタイミングと二番歯車部と三番かな部との係合の作動/解除のタイミングとの相対的な関係を示したもので、(a)は二番真の回転が強く規制され(二番真の回転規制が強く作動し)、二番歯車部と三番かな部との係合が解除されている(二番歯車部と三番かな部との係合の解除)状態を示した説明図、(b)は二番真の回転が弱く規制され(二番真の回転規制が弱く作動し)、二番歯車部と三番かな部との係合が解除されているけれども係合に近い状態(二番歯車部と三番かな部との係合の解除)状態を示した説明図、(c)は二番真の回転が極めて弱く規制され(二番真の回転規制が極めて弱く作動し)、二番歯車部と三番かな部とが軽く係合している(二番歯車部と三番かな部との係合の弱い作動)状態を示した説明図、(d)は二番真の回転の規制が解除され(二番真の回転規制が解除され)、二番歯車部と三番かな部とが強く係合されている(二番歯車部と三番かな部との係合の強い作動)状態を示した説明図。 従来の針合わせ機構を備えた従来のアナログ時計の一部を示したもので、(a)は平面説明図、(b)は断面説明図。 巻真が押込まれた通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)にある際における図6の従来の針合わせ機構を備えた従来のアナログ時計の一部を拡大して示したもので、(a)は平面説明図、(b)は断面説明図。 巻真が引出された針合わせ位置(巻真一段目位置)にある際における従来の針合わせ機構を備えた従来のアナログ時計の一部を拡大して示したもので、(a)は平面説明図、(b)は断面説明図。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明する。
図1並びに図2の(a)及び(b)には、通常運針状態S1にある本発明の好ましい一実施例の針合わせ機構1を備えるアナログ時計2の一部が示されている。この通常運針状態S1では、巻真3がA1方向に押込まれた位置すなわち巻真ゼロ段目位置P1を採る。なお、アナログ時計2の針合わせ機構1が、針合わせ状態S2にあって、巻真3がA2方向に引出された位置すなわち巻真一段目位置P2を採る場合については、図3並びに図4の(a)及び(b)に示されている。
アナログ時計2は、図1に加えてその一部を拡大した図2の(a)及びその断面の端面を表す図2の(b)に示したように、地板10及び輪列受17等に支えられた運針用輪列6を備える。電池5により給電された時計用モータ7で駆動される運針用輪列6は、時車(筒車)20と、分車(二番車)30と、秒車(四番車)23と、時車20と分車30とをつなぐ日の裏車27と、分車30と秒車23とをつなぐ三番車40と、時計用モータ7のロータ歯車部7aと秒車23とをつなぐ歯車部19a及びかな部19bを備えた五番車19とを含む。
概ね厚板状の地板10は、中央に二番真挿通孔としての貫通孔部11を備え、地板10の主面部としての裏蓋18側の平面状表面10aのうち中央孔部11の概ね円筒状の周壁部12が裏蓋18側に突出している。この円筒状凸部ないし円筒状周壁部12はL1程度の高さを有すると共に、その周方向の一部に扇形の切欠部13を有する。切欠部13は、円筒状周壁部12の径方向に見た場合、その内周面部12aから外周面部12bまでの全領域が切欠かれてなる横断面が扇形で高さがL1の空間Vからなる。
中心軸線Cのまわりで回転自在な筒車20は、地板10の文字板8側に位置する筒歯車部21と、先端に時針20aが取付けられた大径筒状部22とを含む。
中心軸線Cのまわりで回転自在な分車30は、地板10の裏蓋18側に位置する二番歯車部31と、その更に裏蓋18側に位置する二番かな部32と、二番歯車部31及び二番かな部32と一体的で且つ地板10の中央孔部11内を回転自在に貫通して文字板8側に突出した二番真としての中径筒状部33とを含む。中径筒状部33の突出端には、分針30aが取付けられている。中径筒状部33のうち地板10の円筒状周壁部12を貫通する長手方向部分34は、円筒状周壁部12の切欠部13に対面する周方向領域35で、露出している。この露出領域35となる部位ないし長手方向部分34は、三番かな部42と噛合する二番歯車部31及び日の裏歯車部28と噛合する二番かな部32として機能する歯部になっていない部分であれば、摩擦係合され易いように粗面化されていても、該粗面形状が比較的大きい凹凸によって実現されていてもよい。なお、露出される部位35が粗面化されることなく比較的滑らかな面になっていてもよい。いずれの場合であっても、部位34の横断面は実際上円形である。
中心軸線Cのまわりで回転自在な秒車23は、輪列受17に隣接する部位に位置する四番歯車部24と、その地板10側に位置する四番かな部25と、一端で輪列受17に回転自在に支持され四番歯車部24及びかな部25と一体的で筒状の二番真33を回転自在に貫通して文字板8側に突出している四番真26とを含む。四番真26の突出端には秒針23aが取付けられている。
日の裏車27は、日の裏歯車部28で二番かな部32に噛合され、日の裏かな部(図示せず)で筒歯車部21に噛合されている。
一方、三番車40は、三番歯車部41で四番かな部25に噛合されていて、三番かな部42で二番歯車部31に対して係脱可能ないし離脱可能に噛合される。三番歯車部41及び三番かな部42と一体的な三番真43は、文字板8側の端部44において可動な軸受部90で支持されている。三番真43の裏蓋18側の端部は輪列受18の軸受部18aで回転自在に支持されている。
針合わせ機構1は、巻真3によって作動される作動レバーとしての規正レバーないし規制レバー4を備える。なお、この規制レバー4は電池5の一方の端子に電気的に接続された金属製板状体からなり、リセットレバーとしても働く。
規制レバー4は、一端部51において中心軸線BのまわりでB1,B2方向に回動自在に支持された概ね剛性の規制レバー本体部50と、該規制レバー本体部50の他端部52にB2方向弾性偏倚力を与えている反力生成ばね部としての作動レバーばね部ないし規制レバーばね部60と、規制レバー本体部50に対してB1方向弾性偏倚力を与える入力側ばね部70と、規制レバー本体部50と一体的で二番車30に回転規制力を与えるべく規制レバー本体部50の中間の一部位53から分岐して延びた二番車回転規制部80と、規制レバー本体部50の中間の別の一部位54において三番真42の端部ないしほぞ部44を回転自在に支持する三番真係合部としての軸受部をなす三番真ほぞ受部90とを有する。二番車回転規制部80と三番真ほぞ受部90とは、中心軸線Cについて直径方向の概ね反対側に位置する。なお、規制レバー4の本体部50の部位54においてほぞ受部90よりも文字板8側に三番真43のほぞ部44が突出する虞れがある場合には、図2の(b)や図4の(b)に示したように、地板10のうちほぞ受部90に対面する可能性のある領域において、地板10の表面10aに逃げとなる凹部10bが形成される。
規制レバー4のばね部60は、規制レバー本体部50の端部52につながった基端部61から地板10のばね受14に係合する先端係合部62までU字状に延びたU字状ばね本体部63を備え、ばね受14からのB2方向弾性偏倚力を規制レバー本体部50の端部52に及ぼす。
規制レバー4の入力側ばね部70は、規制レバー本体部4の端部51につながった基端部71から巻真3の先端部3aの側縁部3bに先端73で係合する剛性の被係合部74の基端部75まで概ね直線状に延びた直線状ばね本体部76を備え、巻真3がA2方向に押込まれた巻真ゼロ段目位置P1にある際に巻真3の先端部3aの側縁部3bに被係合部74の先端73で係合してB1方向偏倚力を受け(図1及び図2の(a))、巻真3がA1方向に引出された巻真一段目位置P2を採ると、巻真3が被係合部74から離れるので、被係合部74が巻真3から受けるB1方向回動力が解除される(図3及び図4の(a))。
規制レバー4のうち入力側ばね部70の被係合部74以外の部分、即ち規制レバー本体部50、直線状ばね本体部76、及び規制レバーばね部60は、全体として、地板10の裏蓋18側平面10aに沿って延在する平板の形態である。但し、所望ならば部分的に非平板状であってもよい。
規制レバー4の二番真係合部としての二番車回転規制部80は、規制レバー本体部50の部位53から概ね直線状に延びる基部側腕部81と、基部側腕部81の先端部82から、地板10の円筒状周壁部ないし円筒状凸部12の切欠部13に露出した二番真33の(露出)部分35に向かって、概ね直角な方向に延びた先端側腕部83とを有する。この例では、先端側腕部83の方が基部側腕部81よりも幅が広く、より剛性が高い。また、この例では、基部側腕部81と先端側腕部83とのなす角度は、90度以下である。基部側腕部81のばね力は、二番歯車の外周歯部を押えていた従来の規制部(図6〜図8の腕部134)のばね力よりもはるかに大きいけれども、規制レバーばね部60のばね力よりも小さい。
巻真3がA1方向に押し込まれた通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)P1を採る場合、規制レバーばね部60よりもばね力の強い入力側ばね部70のばね力の作用下で規制レバー4がB1方向に回動された通常運針位置Q1に設定されるので、二番車回転規制部80もB1方向に回動され、先端側腕部83の先端部84の端面85は、円筒状凸部12の切欠部13内で二番真33の筒状部34の露出部位35から遠ざかった離間位置Q11を採る(図1並びに図2の(a)及び(b))。
一方、巻真3がA2方向に引き出された針合わせ位置(巻真一段目位置)P2を採る場合、規制レバーばね部60のばね力の作用下で規制レバー4がB2方向に回動された針合わせ位置Q2に設定されるので、二番車回転規制部80もB2方向に回動され、先端側腕部83の先端部84の端面85が円筒状凸部12の切欠部13内で二番真33の筒状部34の露出部位35に押付けられる二番真規制位置Q21を採る(図3並びに図4の(a)及び(b))。ここで、厳密には、二番車回転規制部80のうち先端側腕部83の先端部84の端面85が二番真係合部として働く。
なお、作動レバー4のうち三番真ほぞ受部90についていえば、巻真3が通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)P1を採り規制レバー4がB1方向に回動された通常運針位置Q1を採る場合、規制レバー4の本体部50の部位54にある軸受部すなわち三番真ほぞ受部90で三番真43の端部44が支持された三番車40の三番かな部42は、二番歯車31に噛合された通常運針噛合位置Q12を採る(図1並びに図2の(a)及び(b))。ここで、三番かな部42が二番歯車31と噛合する部位は、二番真係合部として働く二番車回転規制部80の先端側腕部83の先端面85に対して概ね直径方向の反対側の部位である。
一方、巻真3が引出された針合わせ位置(巻真一段目位置)P2を採り規制レバー4がB2方向に回動された針合わせ位置Q2を採る場合、三番車40の三番かな部42は、二番歯車31から離れて該二番歯車31との噛合が解除された噛合解除針合わせ位置Q22を採る(図3並びに図4の(a)及び(b))。
以上の如く構成された本発明の好ましい一実施例の針合わせ機構1を備えた本発明の好ましい一実施例のアナログ時計2の針合わせ動作について、図1〜図4に加えて図5を参照して、より詳しく説明する。
巻真3がA1方向に押し込まれた通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)P1を採る場合、規制レバーばね部60よりもばね力の強い入力側ばね部70のばね力の作用下で規制レバー4がB1方向に回動された通常運針位置Q1に設定されるので、規制レバー4の本体部50の部位54にある軸受部90で三番真43の端部44が支持された三番かな部42が二番歯車31と深く噛合した通常運針噛合位置Q12を採り、二番車回転規制部80の先端側腕部83の先端部84の端面85が、円筒状凸部12の切欠部13内で二番真33の筒状部34の露出部位35から遠ざかった離間位置Q11を採る(図1、図2の(a)及び(b)、並びに図5の(d))。
一方、巻真3がA2方向に引き出された針合わせ位置(巻真一段目位置)P2を採る場合、規制レバーばね部60のばね力の作用下で規制レバー4がB2方向に回動された針合わせ位置Q2に設定されるので、規制レバー4の本体部50の部位54にある軸受部90で三番真43の端部44が支持された三番かな部42が二番歯車31からB2方向に離れて該二番歯車31との噛合が解除された噛合解除針合わせ位置Q22を採る。このとき、二番車回転規制部80もB2方向に回動され、先端側腕部83の先端部84の端面85が円筒状凸部12の切欠部13内で二番真33の筒状部34の露出部位35に比較的強い力Fで押付けられる二番真規制位置Q21を採る(図3、図4の(a)及び(b)、並びに図5の(a))。
時計2の針合わせ機構1においては、巻真3についての巻真一段目位置ないし針合わせ位置P2すなわち規制レバー4についての針合わせ位置Q2では、巻真3の中心軸線EのまわりでのE1,E2方向の回転に応じて図示しないつづみ車や小鉄車を介して日の裏車27が回転され、該日の裏車27の回転に応じて時車(筒車)20及び分車(二番車)30が回転されて、時針20a及び分針30aが所定位置に設定される。
より詳しくは、この状態S2では、規制レバーばね60の作用下で規制レバー4の本体部50が最大限B2方向に回動偏倚された位置Q23を採るので、二番車回転規制部80の弾性変形(実際上、基端側腕部81の弾性変形)がないとすると、先端側腕部83は、図5の(a)において想像線83iで示したように、二番真33に対して深く入り込む位置を採るところ、基端側腕部81が押付力Fの反作用Fを受けて多少弾性変形された状態で、先端側腕部83の先端部84の端面85が二番真33の露出部35の円筒状周面36に強く押付けられる。ここで、二番真33の露出部35の周面36は、二番歯車31と一体的な二番真33の一部であるので、先端側腕部83の先端部84の端面85が一旦二番真33の露出部35の円筒状周面36に押付けられると、図8に示したような平歯車の形態の二番歯車の外周歯部に押付けられる場合とは異なり、当該押付部において確実に二番真33の回転を規制し得る。また、先端側腕部83の先端部84の端面85が押付けられるのが、二番歯車部の如き薄くて大径の歯車部の外周縁と異なり円筒状ないし棒状の二番真33の外周部であるので、比較的大きな押付力Fで二番車30を規制し得るから、回転規制が確実に行われ得る。更に、この時計2の針合わせ機構1では、規制レバー4の本体部50の全体が二番車回転規制部80の腕部81,83を含めて同一平面上に位置する板状体の形態であるので、図8のように二番真規制部が時計の厚さ方向に立ち上がった形状を有する場合と異なり、折曲部等の干渉を避けるための余分のスペースを要しないだけでなく、規制レバー4の力Fが該平面に沿って確実に二番真33に加えられ得るから、回転規制が確実に行われ得る。
なお、図5の(a)の通常運針状態S1から図5の(d)の針合わせ状態S2に至る過程については、次の通りである。
即ち、巻真3がA1方向に押し込まれた通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)P1を採る通常運針状態S1(図1、図2の(a)及び(b)、並びに図5の(d))から巻真3がA2方向に引出されるにつれて、巻真3の先端部3aの側縁3bと規制レバー4の入力側ばね部70との係合が浅くなって規制レバー4の本体部50が徐々にB2方向に回動されるから、該本体部50の部位53につながった二番車回転規制部80も少しずつB2方向に回動されて該二番車回転規制部80の先端側腕部83の先端部84の端面85が三番真33の露出部35に徐々に近付き、ついには、先端側腕部83の先端部84の端面85が三番真33の露出部35に当接する(図5の(c))。一方、規制レバー4の本体部50のB2方向回動につれて、該本体部50の部位54の軸受部90で支持された三番真43の三番かな部42も少しずつB2方向に回動されて、三番かな部42と二番歯車部31との噛合いが徐々に浅くなるけれども、図5の(c)に示したように、先端側腕部83の先端部84の端面85が三番真33の露出部35に当接した状態S3では、三番かな部42の歯46と二番歯車部31の歯37との係合ないし噛合いが僅かではあるけれども残っている。従って、二番車30の回転は、三番かな部42によって実際上規制されたままである。
図5の(c)に示した状態S3からから巻真3が更にA2方向に引出されると、巻真3の先端部3aの側縁3bと規制レバー4の入力側ばね部70との係合が更に浅くなって規制レバー4の本体部50が更にB2方向に回動されるから、該本体部50の部位54の軸受部90で支持された三番真43の三番かな部42も少しずつB2方向に回動されて、三番かな部42の歯46と二番歯車部31の歯37との噛合いが徐々に浅くなって、ついには、図5の(b)に示したように、歯46,37間の係合が実際上なくなる状態(歯46,37の頂点が当接する状態)S4に達する。図5の(c)に示した状態S3から図5の(b)に示した状態S4に至る間に、規制レバー4の本体部50が多少B2方向に回動され、二番車回転規制部80が剛体であればこの回動により二番車回転規制部80の先端側腕部83が図5の(b)において想像線83iで示す位置に達すべきところ基端側腕部81の弾性変形により、先端側腕部83の先端部84の端面85が三番真33の露出部35の周面36に当接した状態に保たれる。なお、ここで生じた基端側腕部81の弾性変形に伴う押付力によって先端側腕部83の先端部84がその端面85で三番真33の露出部35の周面36に押付けられるので、歯車部42,31の噛合による規制はなくなっても、二番真33の回転は、それなりに規制され得る。
この後、図5の(b)の状態S4から図5の(a)の状態S2に至るまで、歯車部42,31の噛合による規制はなく、先端側腕部83の先端部84の端面85が三番真33の露出部35の周面36に押付けられる押付力が増大することになる。
以上のとおり、このアナログ時計2の針合わせ機構1では、図5の(a)の針合わせ状態S2で針合わせを行った後、図5の(c)のように係合が進んで二番車30の不測の自由回転が三番車自体により規制されるようになる(そのまま通常運針状態S1に入る直前)まで、二番車30の回転が作動レバー4の二番車回転規制部80によって規制されるので、針合わせの後通常運針が開始される前に分針の不測の振れが生じる虞れが最低限に抑えられ得る。
A1,A2 方向
B,C 中心軸線
B1,B2 回動方向
F 押付方向力(及び反作用)
P1 通常運針位置(巻真ゼロ段目位置)
P2 針合わせ位置(巻真一段目位置)
L1 高さ
Q1 通常運針位置
Q11 離間位置
Q12 通常運針噛合位置
Q2 針合わせ位置
Q21 二番真規制位置
Q22 噛合解除針合わせ位置
Q23 作動レバー本体部の最大回動偏倚位置
S1 通常運針状態
S2 針合わせ状態
S3,S4 状態
V 空間
1 針合わせ機構
2 アナログ時計
3 巻真
3a 先端部
3b 側縁部
4 規制レバー(作動レバー)
5 電池
6 運針用輪列
7 時計用モータ
7a ロータ歯車部
8 文字板
10 地板
10a 表面(主面部)
10b 凹部
11 (中央)孔部(二番真挿通孔)
12 (円筒状)周壁部(凸部)
12a 内周面部
12b 外周面部
13 切欠部
14 ばね受
17 輪列受
18 裏蓋
19 五番車
19a 五番歯車部
19b 五番かな部
20 時車(筒車)
20a 時針
21 筒歯車部
22 大径筒状部
23 秒車(四番車)
23a 秒針
24 四番歯車部
25 四番かな部
26 四番真
27 日の裏車
28 日の裏歯車部
30 分車(二番車)
30a 分針
31 二番歯車部
32 二番かな部
33 中径筒状部(二番真)
34 長手方向部分
35 (露出)周方向領域(露出部位)
36 円筒状周面
40 三番車
41 三番歯車部
42 三番かな部
43 三番真
44 端部
50 規制レバー本体部(作動レバー本体部)
51,52 端部
53,54 部位
60 規制レバーばね部(反力生成ばね部)
70 入力側ばね部
80 二番車回転規制部
81 基部側腕部
82 先端部
83 先端側腕部
83i 先端側腕部の仮想変位位置(状態)
84 先端部
85 端面
90 軸受部(三番真係合部)

Claims (10)

  1. 二番車の二番真挿通孔のうち裏蓋側の周壁部が三番車の三番真のある領域における裏蓋側の主面部よりも突出している地板と、前記三番真を案内保持する三番真係合部を備え、針合わせの際に巻真の引出しに応じて前記三番車を前記二番車から外すべく前記地板の前記主面部に沿って回動される作動レバーとを有する針合わせ機構であって、
    前記地板の突出した前記周壁部が一側に二番真を露出させる切欠部を備え、
    前記作動レバーが、針合わせの際に前記巻真の引出しに応じて前記三番真係合部で前記三番車を前記二番車から外すときに前記地板の前記周壁部の前記切欠部から露出した前記二番真を押さえる二番真係合部を有する針合わせ機構。
  2. 前記作動レバーは、前記三番真係合部及び前記二番真係合部が実質的に同一平面上に位置するように平板状である請求項1に記載の針合わせ機構。
  3. 前記作動レバーは、前記巻真が押込まれた通常運針位置にある際に前記巻真と係合して前記巻真からの力を受ける入力側板ばね部と、前記入力側板ばね部が受ける力に起因するトルクと逆向きのトルクを常時作動レバーに付与すべくばね受けに係止された反力生成ばね部とを備える請求項1又は2に記載の針合わせ機構。
  4. 前記二番真係合部が針合わせのために前記二番真の回転を規制する十分な程剛性の高い腕部で支えられている請求項3に記載の針合わせ機構。
  5. 前記剛性の腕部が、L字状に曲がった腕部からなる請求項4に記載の針合わせ機構。
  6. 前記二番真係合部と前記二番真との係合が発生していない状態では、三番かなと二番歯車とは、少なくとも部分的に係合されている請求項1から5までのいずれか一つの項に記載の針合わせ機構。
  7. 前記巻真を針合わせ位置から通常運針位置に引出す際に、前記二番真係合部による前記二番真の押圧が解除される前に、前記三番かなが前記二番歯車の自由回転を規制するように構成されている請求項6に記載の針合わせ機構。
  8. 前記三番真係合部が、前記三番真の端部を回転自在に支える軸受からなる請求項1から7までのいずれか一つの項に記載の針合わせ機構。
  9. 前記作動レバーが電池の一方の端子に電気的に接続されたリセット端子として働くように構成されている請求項1から8までのいずれか一つの項に記載の針合わせ機構。
  10. 請求項1から9までのいずれか一つの項に記載の針合わせ機構を有するアナログ時計。
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